JP2007120635A - ハイブリッド型磁気軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御性に優れ、より一層の高剛性化・高効率化・小型化が実現できるハイブリッド型磁気軸受を提供する。
【解決手段】
複数の電磁石と永久磁石の磁気力を制御することで非接触状態で支持され回転するロータを有するハイブリッド型磁気軸受において、電磁石は、主極と補極用永久磁石を有する補極を所定の間隔で略平行にロータの径方向あるいは軸方向に突設したコアに制御コイルを巻着し、径方向の磁気軸受においては、2つの電磁石は、ロータを挟んで略水平に対向して配置するとともに、ロータと、主極および補極が、所定のギャップを有するように配設し、隣り合う電磁石の主極との間に永久磁石を設ける、軸方向の磁気軸受においては、2つの電磁石は、略水平に平行して配置するとともに、ロータと、主極および補極が、所定のギャップを有するように配設し、隣り合う電磁石の主極との間に永久磁石を設けるハイブリッド型磁気軸受である。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気力によってロータを非接触で支持するハイブリッド型磁気軸受に係わり、特に永久磁石によるバイアス磁束を用いて電磁石の消費電力の低減、制御応答性向上の技術に関する。
近年、回転体を非接触で支持する磁気軸受の技術発展に伴って、磁気軸受が各種軸受に利用されている。磁気軸受は電磁石を使用するものが、電磁石を使用する場合、ロータを浮上させるために大きな電流を必要とするため消費電力が大きくなる。そのため、少ない電流で磁気力を大きくするためには、ロータとステータとの間隙が狭いことが要求される。さらに、高い工作精度が必要である。そこで、永久磁石のバイアス磁束を利用したハイブリッド型磁気軸受けが使用されている。
ハイブリッド型磁気軸受けの基本構成は、ロータの回転軸方向に隔てて配置された2つのラジアル磁気軸受けの間に軸方向に着磁された永久磁石を挟み、一方のラジアル軸受けをN極にする。また、他方のラジアル軸受けをS極にバイアス磁化する。このようにして発生したバイアス磁束を励磁コイルによってラジアル方向の一方では強め、他方では弱めることによってラジアル吸引力を制御するものである。
また、小型化を図るため単一のラジアル磁気軸受をハイブリッド型としたものも知られている。特許文献1に開示された磁気軸受は、軸方向に着磁された永久磁石を軸方向から磁性材で挟み込むようにして構成されたリング状のロータの前記磁性材の1つの外周面を第1磁極面としている。また、もう一方の磁性材の外周面を第2磁極面としている。そして、ロータの外周に4つの電磁石からなるステータを備え、4つの電磁石の各々は前記ロータの磁極面に対向配置される構造とする。このようにすることで、ロータとステータ間を強い磁気力で結合し、ロータの軸方向及び傾きを受動的に磁気支持する提案がされている。
また、特許文献2には、中心のロータをコの字状の電磁石を周方向に等間隔に配置し、前記電磁石を周方向に着磁された永久磁石で磁化方向を互い違いに配置し結合した磁気軸受の構造の磁気軸受が提案されている。
また、特許文献3には、複数の突極を有するステータの先端を覆うようにして径方向に着磁された永久磁石を設置してバイアス磁束を与える構造の磁気軸受が提案されている。
特開2005−121157号公報 特開2001−41238号公報 特開平11−10234号公報
しかしながら、特許文献1、3に開示された磁気軸受は、制御コイルの磁束が通る磁路中に永久磁石を配置した構造であり、制御磁束にとって永久磁石はギャップとなるため、永久磁石の厚さを増加させてバイアス磁束を増加させ制御力を増加させるためには限界がある。
また、特許文献2に開示された磁気軸受では、X軸またはY軸方向単独の制御であれば強い制御力を発生できるが、X軸とY軸の制御を同時に行うと、制御磁束が干渉してしまい強い制御力は発生できないという問題がある。
また、磁気軸受は回転体を非接触で支持するため、磁気浮上は本来不安定であり、浮上量を検出し、フィードバック制御によって安定化する必要がある。そこで浮上量を検出するセンサとして、渦電流センサ、インダクタンスセンサ等を用いているが、一般に高価である。さらに、磁気軸受とセンサとを離して設置する必要がある場合、フィードバック系の安定領域が狭く、安定化に苦労するなどの問題もある。特に、最近では超小型回転体用の磁気軸受が要望されており、センサの設置スペースが限定されることは、小型化をする上での障害となる。
そこで、磁気軸受の電磁石をセンサとして利用するセルフセンシング技術を利用した磁気軸受の位置検出がある。ロータの位置が変化すると、磁気軸受の磁極からロータまでの距離(ギャップ)が変化することによって磁極のインダクタンスが変化する。このインダクタンスの変化を何らかの方法で検出することにより、ギャップを推定する。電磁石の励磁コイルに高周波の信号を重畳させ、高周波成分の電流および電圧からロータの変位を推定する方法や、ロータ磁気軸受系の数学モデルを構築し、これにより変位推定のオブザーバを作成する方法等が試みられている。ところが、セルフセンシングによる磁気軸受は、変位センサを別途使用する方法に比べると、位置の推定精度が悪いという問題がある。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、制御性に優れ、より一層の高剛性化・高効率化・小型化が実現できるハイブリッド型磁気軸受を提供することを目的とする。
本発明の一態様では、複数の電磁石と永久磁石の磁気力を制御することで非接触状態で支持され回転するロータを有するハイブリッド型磁気軸受において、上記電磁石は、主極と補極用永久磁石を有する補極を所定の間隔で略平行に上記ロータの径方向に突設し、上記主極と上記補極からなるコアに制御コイルを巻着し、2つの上記電磁石は、上記ロータを挟んで略水平に対向して配置するとともに、上記ロータと、上記主極および上記補極が、所定のギャップを有するように配設し、隣り合う上記電磁石との間に上記永久磁石を設ける構成とする。
好適には、上記補極用永久磁石は、対向して配置された上記電磁石の上記補極の極性が同じ極性になるように配設し、隣り合う上記電磁石の上記補極の極性は異なるように配設し、上記電磁石を挟むように配設された上記永久磁石の極性は、上記補極用永久磁石の先端の極性と異なる極性を、該電磁石の方向に向けて配置する構成としてもよい。
また好適には、上記制御コイルは、上記補極用永久磁石が発生する第1のバイアス磁束と上記永久磁石が発生する第2のバイアス磁束と、同方向または逆方向に制御磁束を発生し、上記ロータ位置を制御するようにしてもよい。
また、上記制御磁束は、上記第2のバイアス磁束の変化を磁束センサで検知し、上記検知した結果により上記制御コイルの電流を調整してもよい。
また、上記制御磁束は、上記ロータ位置の変化を変位センサで検知し、上記検知した結果により上記制御コイルの電流を調整してもよい。
好適には、上記補極用永久磁石は、上記補極の先端から上記主極と上記補極の間のコア部分までの間に配設してもよい。
また、上記補極と上記ロータ間の距離は、上記主極と上記ロータ間の距離より長い構成としてもよい。
本発明の他の態様では、複数の電磁石と永久磁石の磁気力を制御することで非接触状態で支持され回転するロータを有するハイブリッド型磁気軸受において、上記ハイブリッド型磁気軸受は、上下に上側磁気軸受と下側磁気軸受を、上記ロータを挟むように所定のギャップを有するように配設し、上記上側磁気軸受と上記下側磁気軸受は、複数個の上記電磁石を有し、上記電磁石は主極と補極用永久磁石を有する補極を所定の間隔で略平行に突設し、上記主極と上記補極からなるコアに制御コイルを巻着し、上記上側磁気軸受に設けられた電磁石の間に上記永久磁石を設けるとともに、上記下側磁気軸受に設けられた電磁石の間にも上記永久磁石を設け、上記上側磁気軸受の上記主極の端部平面と下側磁気軸受の上記主極の端部平面が、上記ロータを挟んで対向するように配設する構成である。
好適には、隣り合う上記電磁石の上記補極先端の極性は異なるように配設し、上記電磁石の上記主極を挟むように配設された上記永久磁石の極性は、上記補極用永久磁石の先端の極性と異なる極性を、該電磁石の上記主極方向に向けて配置してもよい。
また、上記制御コイルは、上記補極用永久磁石が発生する第1のバイアス磁束と上記永久磁石が発生する第2のバイアス磁束と、同方向または逆方向に制御磁束を発生し、上記ロータ位置を制御してもよい。
上記構成により、各電磁石に巻き回された励磁コイルによって制御磁束を制御してアキシャル方向の磁気力を制御する。
また、バイアス磁束によりさらに制御力を高めることができ、僅かな電流で強い制御力を発生させることができるので高効率化が図れる。
また、磁束センサが設置された空間の磁束の変化を検出することでロータ位置を推定することができ、ハイブリッド型磁気軸受の小型化が図れる。
好適には、上記ロータは、上記主極および上記補極と向い合う側面に、上記主極および上記補極に対向するように上記ロータの上記側面に2つの突起部を設けてもよい。
本発明の他の態様では、複数の電磁石と永久磁石の磁気力を制御することで非接触状態で支持され回転するロータを有する磁気浮上ポンプ用ハイブリッド型磁気軸受において、上記電磁石は、主極と補極用永久磁石を有する補極を所定の間隔で略平行に上記ロータの径方向に突設し、上記主極と上記補極からなるコア(鉄心)に制御コイルを巻着し、2つの上記電磁石は、上記ロータを挟んで略水平に対向して配置するとともに、上記ロータと、上記主極および上記補極が、所定のギャップを有するように配設し、隣り合う上記電磁石との間に上記永久磁石を設ける構成である。
本発明によれば、バイアス磁束の強度を制御磁束で制御することにより、一層の高剛性化・高効率化・小型化が実現できる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細を説明する。
(実施例1)
図1に本発明のハイブリッド型磁気軸受の展開図を示す。同図(a)は補極3a〜3d側からみた図である。同図(b)は補極3c側からの側面図である。同図(c)は補極3b側からの側面図である。同図(d)は主極7a〜7d側からみた図である。
図1(a)〜(d)に示す本発明のハイブリッド型磁気軸受は、ステータ1、ロータ2から構成される。ステータ1は、ロータ2に向けて突設される第1の補極3a、第2の補極3b、第3の補極3c、第4の補極3dと、第1の制御コイル4a、第2の制御コイル4b、第3の制御コイル4c、第4の制御コイル4dと、第1の永久磁石5a、第2の永久磁石5b、第3の永久磁石5c、第4の永久磁石5dと、第1のセンサ6a、第2のセンサ6b、第3のセンサ6c、第4のセンサ6dと、ロータ2に向けて突設される第1の主極7a、第2の主極7b、第3の主極7c、第4の主極7dと、第1の補極用永久磁石8a、第2の補極用永久磁石8b、第3の補極用永久磁石8c、第4の補極用永久磁石8dから構成される。
上記補極3a〜3dは、それぞれが補極用永久磁石8a〜8dを備えている。第1の補極3aには第1の補極用永久磁石8aを有し、第2の補極3bには第2の補極用永久磁石8bを有し、第3の補極3cには第3の補極用永久磁石8cを有し、第4の補極3dには第4の補極用永久磁石8dを有している。
上記制御コイル4a〜4dは、補極3a〜3dと略平行に対向する主極7a〜7dの間に巻かれている。第1の制御コイル4aは、第1の補極3aと第1の主極7aの間に設けられ、第2の制御コイル4bは、第1の補極3bと第1の主極7bの間に設けられ、第3の制御コイル4cは、第1の補極3cと第1の主極7cの間に設けられ、第4の制御コイル4dは、第1の補極3dと第1の主極7dの間に設けられている。なお、上記に説明した部位に巻着することに限定されるものではない。
上記永久磁石5a〜5dは、ステータ1を構成する第1〜4の主極7a〜7dの間に設けられ、主極7a〜7dの両側に延びるコア部により固定される。第1の永久磁石5aは、主極7aと主極7bの間に設けられ、第2の永久磁石5bは、主極7bと主極7cの間に設けられ、第3の永久磁石5cは、主極7cと主極7dの間に設けられ、第4の永久磁石5dは、主極7dと主極7aの間に設けられる。
ここで、上記説明した第1の永久磁石5a〜5d、補極用永久磁石8a〜8dの材質は、例えば、ネオジウム-鉄-ボロン、サマリューム−コバルト、サマリューム−鉄−窒素などの(希土類磁石)を使用する。ステータ1やロータ2等の材質は、磁性軟鉄、磁性ステンレス、圧粉磁心などの(軟磁性材料)を使用する。なお、上記説明した材料に限定されるものではない。
図2(a)〜(c)は本発明のハイブリッド磁気軸受1に発生する磁束を示した図である。同図(b)(c)に示すように第1〜4の補極3a〜3dの先端の第1〜4の補極用永久磁石8a〜8dは、複数の電磁石対して、第1のバイアス磁束b1−1〜b1−4を提供する。また、第1〜4の永久磁石5a〜5dは電磁石を構成する第1〜4の主極7a〜7dに第2のバイアス磁束b2−1〜b2−4を提供する。
同図(c)に示す第1の補極3aと第3の補極3cの先端を第1極性(S極)とする。また、同図(b)に示す第2の補極3bと第4の補極3dの先端を第2極性(N極)とする。また、主極7aと補極3aからなるコアと主極7bと補極3bからなるコアの間の第1の永久磁石5aは、第1極性(S極)が主極7bと補極3bからなるコア向きに配置され、第2極性(N極)が主極7aと補極3aからなるコアを向くように構成する。同様に、主極7bと補極3bからなるコアと主極7cと補極3cからなるコアの間の第2の永久磁石5bは、第1極性(S極)が主極7bと補極3bからなるコア向きに配置され、第2極性(N極)が主極7cと補極3cからなるコアを向くように構成する。主極7cと補極3cからなるコアと主極7dと補極3dからなるコアの間の第3の永久磁石5cは、第1極性(S極)が主極7dと補極3dからなるコア向きに配置され、第2極性(N極)が主極7cと補極3cからなるコアを向くように構成する。主極7dと補極3dからなるコアと主極7aと補極3aからなるコアの間の第4の永久磁石5dは、第1極性(S極)が主極7dと補極3dからなるコア向きに配置され、第2極性(N極)が主極7aと補極3a
からなるコアを向くように構成する。そして、各主極7a〜7dと補極3a〜3dがそれぞれ対となり構成されるコアに、制御コイル4a〜4d(励磁コイル)巻くことにより制御磁束c1−1〜c1−4を制御してラジアル方向の磁気力を制御する。
制御磁束c1−1〜c1−4と補極用永久磁石8a〜8dによる第1のバイアス磁束b1−1〜b1−4は、主極7a〜7dと補極3a〜3dとロータ2で構成される磁路を通る。ここで、補極側のギャップ(補極−ロータ間)は補極用永久磁石8a〜8dがあるため主極側のギャップ(主極−ロータ間)に比べて長いギャップとなる。そのため、主に第2のバイアス磁束b2−1〜b2−4は隣り合う主極7a〜7dとロータ2で構成される磁路を通る。このことにより、補極3a〜3dにおいて、補極用永久磁石8a〜8dによる第1のバイアス磁束b1−1〜b1−4により制御力を高めることができる。
また、主極7a〜7dにおいて、補極用永久磁石8a〜8dによる第1のバイアス磁束b1−1〜b1−4と、永久磁石5a〜5dにより第2のバイアス磁束c1−1〜c1−4により、さらに制御力を高めることができる。また、上記構成により僅かな電流で強い制御力を発生させることができるので高効率化を図ることができる。
図2(a)(b)(c)および図3の磁気軸受の斜視断面図を用いて制御方法を説明する。図2(b)および図3は、図2(a)に示すイ−イ´線における断面図と斜視断面図である。同図に示すように補極用永久磁石8b、8dにより第1のバイアス磁束b1−2とb1−4が発生している。また、永久磁石5a〜5dにより第2のバイアス磁束b2−1とb2−2が合成された第2のバイアス磁束と、第2のバイアス磁束b2−3とb2−4が合成された第2のバイアス磁束が発生する。ここで、本例において、制御コイル4b、4dに図3に示す方向に電流を供給することにより、制御磁束c1−2、c1−4を発生させる。このとき、主極7dおよび補極3dのギャップでは、制御磁束c1−4が第1のバイアス磁束b1−4と第2のバイアス磁束b2−3とb2−4の合成された磁束と反対方向に発生する。その結果、磁束が打ち消し合い磁束密度が減少する。
一方、主極7bおよび補極3bのギャップでは、制御磁束c1−2が第1のバイアス磁束b1−2と第2のバイアス磁束b2−1とb2−2の合成された磁束と同方向に発生する。その結果、磁束密度が増加し、X方向(矢印方向)への磁気吸引力が発生する。
逆に、電磁石に図2(b)とは逆方向の制御磁束を発生させると矢印と逆方向への磁気吸引力が発生する。
図2(c)は図2(a)に示すロ−ロ´線における断面図である。同図に示すように補極用永久磁石8a、8cにより第1のバイアス磁束b1−1とb1−3が発生している。また、永久磁石5a〜5dにより第2のバイアス磁束b2−1とb2−4が合成された第2のバイアス磁束と、第2のバイアス磁束b2−2とb2−3が合成された第2のバイアス磁束が発生する。ここで、本例において、制御磁束c1−1、c1−3を発生させる。このとき、主極7aおよび補極3aのギャップでは、制御磁束c1−1が第1のバイアス磁束b1−1と第2のバイアス磁束b2−1とb2−4の合成された磁束と反対方向に発生する。その結果、磁束が打ち消し合い磁束密度が減少する。
一方、主極7cおよび補極3cのロータ2とのギャップには、制御磁束c1−3が第1のバイアス磁束b1−3と第2のバイアス磁束b2−2とb2−3の合成された磁束と同方向に発生する。その結果、磁束密度が増加し、Y方向(矢印方向)への磁気吸引力が発生する。逆に、電磁石に図2(b)とは逆方向の制御磁束を発生させると矢印と逆方向への磁気吸引力が発生する。
以上のX方向制御とY方向制御により径方向の磁気浮上を実現することができる。
次に、図4(a)(b)に図2(b)の概略断面図により、軸方向および傾きに関して説明する。補極用永久磁石8a〜8dと永久磁石5a〜5dによる径方向の強い磁気吸引力により受動的に磁気支持する。ロータ2が軸方向に変位したときは図4(a)に示すように補極用永久磁石8b、8dと永久磁石5a〜5dのバイアス吸引力により変位を戻す方向に復元力が発生し変位がなくなる。また、傾いたときは図4(b)に示すように、補極用永久磁石8b、8dと永久磁石5a〜5dのバイアス吸引力により傾きとは反対方向に復元トルクが発生し傾きがなくなる。
図5、図6に本磁気軸受の制御システムを示す。図5は、ホール素子等の磁束センサを用いた位置検出方法による本磁気軸受の制御システムを示したものである。それぞれの対向する電磁石(主極−補極から構成される)の制御コイルは制御磁束を異なる方向に発生させるように結線されている。センサ6a〜6dを第1〜4の永久磁石5a〜5d以外の部分(ステータ1のコア)の電磁石間に設置する。センサ6a〜6dは、ロータ2の変位により永久磁石5a〜5dによるバイアス磁束が変化する量を検出し磁束の変化量より変位を推定する。センサ6a〜6dにより検出した信号は、非線形となるため、センサアンプ55〜58に示すセンサアンプ1〜4により増幅された各センサの値の計算(例えば、和・差)をとることによりX・Y方向の位置検出の線形性を得ること、X軸Y軸相互の干渉を除去することができる。
本実施例では、センサ6aとセンサ6cから得られた信号を、センサ6aはセンサアンプ1_55により増幅し、センサ6cはセンサアンプ3_56により増幅し出力差をとる。また、センサ6bとセンサ6dから得られた信号を、センサ6bはセンサアンプ2_57により増幅し、センサ6dはセンサアンプ4_58により増幅し出力差をとる。その後、上記計算の結果を利用して差をとることでX方向の変位の出力、和をとることでY方向の変位の出力とし変位量を算出する。その変位量はA/Dコンバータ等(図示しない)でディジタル信号に変換され、X方向コントローラ51、Y方向コントローラ52に受け渡される。X方向コントローラ51、Y方向コントローラ52で制御電流値を算出し、パワーアンプ53、54により制御電流を磁気軸受の電磁石の各コイル4a〜4dに流すとこでロータ2の位置制御を行う。コントローラにはPID制御等を用いることが考えられる。
また、上記の制御システムに比べて装置は大きくなるが、渦電流センサ等の変位センサを使用しても本磁気軸受の制御は可能である。渦電流センサ等の変位センサを使用した場合の制御システムを図6に示す。それぞれの対向する電磁石のコイル4a〜4dは制御磁束を異なる方向に発生させるように結線されている。ロータ2に取り付けたターゲット(図示しない)との距離を検出するために径方向X・Y方向にそれぞれセンサ61、62を配置する。X・Y軸のセンサ61、62によりロータ2の位置を検出し、検出した信号はセンサアンプ63、64により増幅され、A/Dコンバータ等(図示しない)でX方向コントローラ67、Y方向コントローラ68に信号が受け渡される。その後、各コントローラ67、68で制御電流値を算出し、パワーアンプ65、66により制御電流を磁気軸受の電磁石の各コイル4a〜4dに流すとこでロータ2の位置制御を行う。また、X方向コントローラ67、Y方向コントローラ68にはPID制御等を用いることが考えられる。
なお、図7(a)(b)に記載したように、補極用永久磁石8a〜8dを各補極の突極の途中に配置の形状においても、各バイアス磁束、制御磁束は上記説明したのと同様の磁路となり、実施例1と同様の制御が可能である。
また、実施例1では補極と主極を対向するように4つの電磁石を設けたが、特に4つに限定するものではなく、複数個設けてもかまわない。上記構成により、補極用永久磁石の厚さを増加させずに、バイアス磁束を増加させ、制御を効率よくでき、ロータの位置制御の推定精度を向上することができる。
(実施例2)
図8は、主極71b、71d、71f、71h、補極71a、71c、71e、71gとも同一平面上に配置し、制御コイル72a〜72dに制御磁束を発生させて制御をする場合について説明する。また、同図は便宜上X方向への制御をする場合のみ説明する。図7に示すバイアス磁束b75aは、補極71aの先端の補極用永久磁石74dのN極からロータ75を介して主極71bを通る磁路を形成する。また、バイアス磁束b75bは、補極71cの先端の補極用永久磁石74aのN極からコアをとおり主極71dそしてロータ75を通る磁路を形成する。バイアス磁束b75cは、補極71eの先端の補極用永久磁石74bのN極からロータ75を介して主極71fを通る磁路を形成する。バイアス磁束b75dは、補極71gの先端の補極用永久磁石74cのN極からコアをとおり主極71hそしてロータ75を通る磁路を形成する。
図8に示すバイアス磁束b76aは、主極71bと補極71cの間の永久磁石73aのN極から主極71dをとおりロータ75を介して主極71bを通る磁路を形成する。また、バイアス磁束b76bは、主極71dと補極71eの間の永久磁石73bのN極から主極71dをとおりロータ75を介して主極71fを通る磁路を形成する。バイアス磁束b76cは、主極71fと補極71gの間の永久磁石73cのN極から主極71hをとおりロータ75を介して主極71fを通る磁路を形成する。バイアス磁束b76dは、主極71hと補極71aの間の永久磁石73dのN極から主極71hをとおりロータ75を介して主極71bを通る磁路を形成する。
制御磁束c77bは、制御コイル72bにより発生し、補極71cをとおり主極71dからロータ75を介して磁路を形成する。また、制御磁束c77dは、制御コイル72dにより発生し、補極71cをとおり主極71hからロータ75を介して磁路を形成する。ここでは、同図は便宜上X方向への制御をする場合についてのみ説明したが、同様に制御コイル72aと72cにより、制御磁束が実際は発生している。Y方向に制御する場合は制御コイル72aおよび72cを用いて制御する。
X方向(矢印方向)にロータ75を変移させる場合、上記実施例で説明したように磁束センサにより磁束を検知あるいは変位センサにより変位を検知し、制御コイル72a〜72dの電流を制御することで制御磁束の強度を変化させる。本実施例では72b側の主極71dにバイアス磁束b75b、b76a、b76bが同方向に発生し、制御磁束c77bもバイアス磁束と同じ方向に発生している。補極71cにもバイアス磁束b75bと同方向に制御磁束c77bが発生する。
一方、72d側の主極71hにバイアス磁束b75d、b76c、b76dが同方向に発生し、制御磁束c77dはバイアス磁束と逆方向に発生している。補極71gにもバイアス磁束b75dと逆方向に制御磁束c77dが発生する。このことによりロータ75の制御コイル72b側では吸引力が強まり、制御コイル72d側では吸引力が弱まり、X方向(矢印方向)にロータ75は変移する。
上記構成により、ロータ75の位置をX方向とY方向に制御することが可能になる。
また、補極用永久磁石74a〜74dを補極71a、71c、71e、71gの突極の途中に配置しても、各バイアス磁束、制御磁束は実施例2と同様の磁路となり、実施例2と同様の制御が可能である。
また、実施例2では補極と主極による4つの電磁石を設けたが、特に4つに限定するものではなく、複数個設けてもかまわない。
上記構成により、補極用永久磁石の厚さを増加させずに、バイアス磁束を増加させ、制御を効率よくでき、ロータの位置制御の推定精度を向上することができる。
(実施例3)
図9に実施例3の構成を示す展開図を示す。図9(a)上部からの図である。同図(b)は制御コイル82c、82g側からの側面図である。同図(c)は補極82b、82f側からの側面図である。同図(d)は下部からの図である。
図1(a)〜(d)に示す本発明のハイブリッド型磁気軸受は、ロータ81の上下にロータ81を制御する磁気軸受を有する構成である。
上部磁気軸受は、制御コイル82a〜82dと第1〜4のコア83a〜83dと第1〜4の永久磁石84a〜84dを有する。第1〜4のコア83a〜83dは、ロータ81に向けて突設するように、第1〜4の主極85a〜85dと第1〜4の補極87a〜87dを対向して設ける。ここで、第1〜4の主極85a〜85dと第1〜4の補極87a〜87dは、コア上部平面または下部平面から略垂直方向にロータ81(平面)方向に突設することが望ましい。
次に、第1のコア83aは、第1の制御コイル82aを第1の主極85aに設け、第2のコア83bは、第2の制御コイル82bを第2の主極85bに設け、第3のコア83cは、第3の制御コイル82cを第3の主極85cに設け、第4のコア83dは、第4の制御コイル82dを第4の主極85dに設ける。
上記補極87a〜87dは、それぞれが補極用永久磁石86a〜86dを備えている。第1の補極87aには第1の補極用永久磁石86aを有し、第2の補極87bには第2の補極用永久磁石86bを有し、第3の補極87cには第3の補極用永久磁石86cを有し、第4の補極87dには第4の補極用永久磁石86dを有している。
第1〜4の永久磁石84a〜84dは、第1〜4のコア83a〜83dの間に設けられ、第1〜4のコア83a〜83dの両側に延びる部分により固定される。第1の永久磁石84aは、第1のコア83aと第2のコア83bの間に設けられ、第2の永久磁石84bは、第2のコア83bと第3のコア83cの間に設けられ、第3の永久磁石84cは、第3のコア83cと第4のコア83dの間に設けられ、第4の永久磁石84dは、第4のコア83dと第1のコア83aの間に設けられる。
下部磁気軸受は、制御コイル82e〜82hと第5〜8のコア83e〜83hと第5〜8の永久磁石84e〜84hを有する。第5〜8のコア83e〜83hは、ロータ81に向けて突設するように、第5〜8の主極85e〜85hと第5〜8の補極87e〜87hを対向して設ける。ここで、第5〜8の主極85e〜85hと第5〜8の補極87e〜87hは、コア上部平面または下部平面から略垂直方向にロータ81(平面)方向に突設することが望ましい。
次に、第5のコア83eは、第5の制御コイル82eを第5の主極85eに設け、第6のコア83fは、第6の制御コイル82fを第6の主極85fに設け、第7のコア83gは、第7の制御コイル82gを第7の主極85gに設け、第8のコア83hは、第8の制御コイル82hを第8の主極85hに設ける。
上記補極87e〜87hは、それぞれが補極用永久磁石86e〜86hを備えている。第5の補極87eには第5の補極用永久磁石86eを有し、第6の補極87fには第6の補極用永久磁石86fを有し、第7の補極87gには第7の補極用永久磁石86gを有し、第8の補極87hには第8の補極用永久磁石86hを有している。
第5〜8の永久磁石84e〜84hは、第5〜8のコア83e〜83hの間に設けられ、第5〜8のコア83a〜83dの両側に延びる部分により固定される。第5の永久磁石84eは、第5のコア83eと第6のコア83fの間に設けられ、第6の永久磁石84fは、第6のコア83fと第7のコア83gの間に設けられ、第7の永久磁石84gは、第7のコア83gと第8のコア83hの間に設けられ、第8の永久磁石84hは、第8のコア83hと第9のコア83eの間に設けられる。
ここで、上記説明した永久磁石84a〜84h、補極用永久磁石86a〜86hの材質は、例えば、ネオジウム-鉄-ボロン、サマリューム−コバルト、サマリューム−鉄−窒素などの(希土類磁石)を使用する。上、下磁気軸受やロータ81の材質は、磁性軟鉄、磁性ステンレス、圧粉磁心などの(軟磁性材料)を使用する。なお、上記説明した材料に限定されるものではない。
次に、図10(a)(b)、図11により、上記図9で説明した磁気軸受の制御について説明する。図10(a)(b)、図11は、Z軸正方向に制御力を発生させる場合の制御磁束の方向を示した図である。図10(a)はハ−ハ´線における断面図である。図10(b)と図9(b)は第3のコア83c側からの側面図である。図11は図10(a)の斜視断面図である。ここで、図11では第1の永久磁石84aと第4の永久磁石84dのバイアス磁束b810aとb810dの通るY軸正方向にある主極85a、補極87a、制御コイル82a等を便宜上一部削って図示した磁気軸受の断面を示している。また、図10(a)(b)、図11は、磁束線に関して便宜上、後述する部分以外は図示さない磁束線図となっている。実際には、後述する構造と同様の構造であれば、後述する構造場所以外でも同じように、補極用永久磁石により発生する第1のバイアス磁束と、永久磁石による第2のバイアス磁束を発生させ、制御コイルにより制御磁束の強度を変化させて、磁束を制御をすることができる。
本実施例では制御磁束(Z軸正方向に制御力を発生させる場合の制御磁束の発生方向)は、第1〜8の制御磁束はコイルから発生し、主極−ロータ−補極の磁路を形成する。第1〜8の補極用永久磁石86a〜86hによるバイアス磁束(第1のバイアス磁束)は、主極−ロータ−補極の磁路を形成する。第2の永久磁石によるバイアス磁束(第2のバイアス磁束)は、永久磁石84a〜84hから発生し、N極側主極−ロータ−S極側主極の磁路を形成する。
図10(a)に示すZ軸正方向の上側に配設される磁気軸受とロータ81との間隙を通る制御磁束c88bは、制御コイル82bにより磁束強度を制御する。
ここで、ロータ81は、図10(a)に示されているように81aと81bのようなH型の溝を有する構造となっている。例えば、溝幅は対向する主極と補極の間隔と等しい幅であることが望ましい。
第1のバイアス磁束b89bは、第2の補極用永久磁石86bにより発生する。その結果、制御磁束c88bに対して第1のバイアス磁束b89bは同方向に磁束が発生するため強め合うことができる。さらに、第2のバイアス磁束b810aとb810bは、第1の永久磁石84aと第2の永久磁石84bによりそれぞれ発生し、制御磁束c88bを強める方向に発生する。また、制御磁束c88dは、制御コイル82dにより磁束強度を制御する。第1のバイアス磁束b89dは、第4の補極用永久磁石86dにより発生する。その結果、制御磁束c88dに対して第1のバイアス磁束b89dは同方向に磁束が発生するため強め合うことができる。さらに、第2のバイアス磁束b810dとb810cは、第4の永久磁石84dと第3の永久磁石84cによりそれぞれ発生し、制御磁束c88bを強める方向に発生する。
ここでは図示しないが、制御コイル82aにより制御磁束c88aが発生し、磁束強度を制御する。第1の補極用永久磁石86aにより第1のバイアス磁束b89aが発生する。その結果、制御磁束c88aに対して第1のバイアス磁束b89aは同方向に磁束が発生するため強め合うことができる。さらに、第2のバイアス磁束b810aとb810dは、第1の永久磁石84aと第4の永久磁石84dによりそれぞれ発生し、制御磁束c88aを強める方向に発生する。また、制御コイル82cにより制御磁束c88cが発生し、磁束強度を制御する。第3の補極用永久磁石86cにより第1のバイアス磁束b89cは、発生する。その結果、制御磁束c88cに対して第1のバイアス磁束b89cは同方向に磁束が発生するため強め合うことができる。さらに、第2のバイアス磁束b810bとb810cは、第2の永久磁石84bと第3の永久磁石84cによりそれぞれ発生し、制御磁束c88cを強める方向に発生する。
また、図10(a)に示すZ軸負方向の下側に配設される磁気軸受とロータ81との間隙を通る制御磁束においてはバイアス磁束に対して弱め合う方向に発生させる。制御磁束c88fは、制御コイル82fにより磁束強度を制御する。第1のバイアス磁束b89fは、第6の補極用永久磁石86fにより発生する。その結果、制御磁束c88fに対して第1のバイアス磁束b89fは逆方向に磁束が発生するため弱め合うことができる。さらに、第2のバイアス磁束b810eとb810fは、第5の永久磁石84eと第6の永久磁石84fによりそれぞれ発生し、制御磁束c88fを弱める方向に発生する。また、制御磁束c88hは、制御コイル82hにより磁束強度を制御する。第1のバイアス磁束b89hは、第8の補極用永久磁石86hにより発生する。その結果、制御磁束c88hに対して第1のバイアス磁束b89hは逆方向に磁束が発生するため弱め合うことができる。さらに、第2のバイアス磁束b810gとb810hは、第8の永久磁石84hと第7の永久磁石84gによりそれぞれ発生し、制御磁束c88hを弱める方向に発生する。
ここでは図示しないが、制御コイル82eにより制御磁束c88eが発生し、磁束強度を制御する。第5の補極用永久磁石86eにより第1のバイアス磁束b89eは、発生する。その結果、制御磁束c88eに対して第1のバイアス磁束b89eは逆方向に磁束が発生するため弱め合うことができる。さらに、第2のバイアス磁束b810eとb810hは、第5の永久磁石84eと第8の永久磁石84hによりそれぞれ発生し、制御磁束c88eを弱める方向に発生する。また、制御コイル82gにより制御磁束c88gが発生し、磁束強度を制御する。第7の補極用永久磁石86gにより第1のバイアス磁束b89gは、発生する。その結果、制御磁束c88gに対して第1のバイアス磁束b89gは逆方向に磁束が発生するため弱め合うことができる。さらに、第2のバイアス磁束b810gとb810fは、第7の永久磁石84gと第6の永久磁石84fによりそれぞれ発生し、制御磁束c88gを弱める方向に発生する。このようにすることで、Z軸正方向に制御することができる。
これとは逆に、それぞれの制御磁束を同図と反対方向に発生させれば、Z軸負方向に制御することができる。制御磁束は、制御コイルから発生し、主極を通りロータを介して補極を通る磁路を形成する。補極用永久磁石によるバイアス磁束(第1のバイアス磁束)は、補極用永久磁石から発生し、主極を通りロータを介し補極を通る磁路を形成する。永久磁石によるバイアス磁束(第2のバイアス磁束)は、永久磁石から発生し、N極側主極からロータを介してS極側主極を通る磁路を形成する。
また、図10(a)に示すZ軸正方向の磁気軸受の81a側電磁石とロータ81との間隙を通る制御磁束をバイアス磁束に対して強め合う方向に発生させ、81b側電磁石とロータ81との間隙を通る制御磁束をバイアス磁束に対して弱め合う方向に発生させる。さらに、Z軸負方向の磁気軸受の81a側電磁石とロータ81との間隙を通る制御磁束においてはバイアス磁束に対して弱め合う方向に発生させ、81b側電磁石とロータ81との間隙を通る制御磁束をバイアス磁束に対して強め合う方向に発生させることで、Y軸反時計回り(図10(a)時計回り)に傾きトルクを発生させることができる。これとは逆に、それぞれの制御磁束を先の説明と反対方向に発生させれば、Y軸時計回り(図10(a)反時計回り)に傾きトルクを発生させることができる。同様にX軸回りの傾きトルクも発生させることができる。このようにして、Z軸方向、X軸回り、Y軸回りの制御ができる。また、径方向に関しては、永久磁石による軸方向の強い磁気吸引力により受動的に磁気支持する。ロータが径方向に変位したときは永久磁石の吸引力により変位を戻す方向に復元力が発生し変位がなくなる。
上記構成により、上下の磁気軸受の向かい合う電磁石の制御コイルを連結し、間隙の磁束密度を片方では高め、もう片方では低く調整することで軸方向制御、傾き制御が可能である。
なお、ここでは説明はしないが、制御コイル82a〜82hは実施例1で示したように制御することが可能である。
また、ロータの自重もしくは永久磁石などの偏った力を利用して、片側だけの磁気軸受としても磁気浮上の制御が可能である。
さらに、実施例3の片側だけを利用し、もう片側をモータとすることで磁気浮上モータを構成することも可能である。モータ側は、ステータを配置したダイレクト駆動、マグネットカップリングとした駆動してもよい。
なお、図13(a)(b)に示す第1〜8の補極用永久磁石86a〜86hの配置は突極先端に限定せず、コアの補極の先端部からコイルを巻いているところまでの範囲に配置可能である。
上記構成により、補極用永久磁石の厚さを増加させずに、バイアス磁束を増加させ、制御を効率よくでき、ロータの位置制御の推定精度を向上することができる。
(実施例4)
上記説明した実施例1〜3の磁気軸受を応用したポンプについて説明する。ロータ上面にインペラを構成し、インレット・アウトレットを有したポンプヘッド部をかぶせ、反対の面またはロータ内面に永久磁石を設置し、ポンプケーシングの外のモータの軸に設置した永久磁石によるマグネットドライブとした遠心ポンプについて説明する。
(磁気浮上ポンプ)
径方向磁気軸受の構成について説明する(実施例1、2を利用)。例えば、ロータ2上面にインペラを形成する。そして、ロータ2の内面ないしは下面に2×Nの極数からなる永久磁石を設置する。このように構成されたロータ・インペラをポンプケーシングに封入する。ケーシングの外側に磁気軸受1、ロータ2に設置した駆動用永久磁石と同極数の駆動用電磁石もしくはロータ2に設置した駆動用永久磁石と同極数のマグネットカップリングを備えたモータを設置し、磁気浮上回転を実現する。
次に、軸方向磁気軸受の構成について説明する(実施例3を変形利用)。例えば、磁気軸受の片側(軸方向正方向の磁気軸受もしくは負方向の磁気軸受)だけ用いて、その反対側に駆動用電磁石を設置し、回転磁界を発生させてダイレクトドライブ駆動とする。もしくはマグネットカップリングを備えたモータを設置し、マグネットカップリングを回転させて駆動させる。ロータ81のモータ側には、駆動用の永久磁石をもったヨークを設置する。ロータ81の磁気軸受側のヨークと駆動用磁石のヨークの間にインペラを形成する。このように構成されたロータ81・インペラをポンプケーシングに封入する。ケーシングの外側に磁気軸受、ロータに設置した駆動用永久磁石と同極数の駆動用電磁石もしくはロータ81に設置した駆動用永久磁石と同極数のマグネットカップリングを備えたモータを設置し、磁気浮上回転を実現する。
これにより、従来のポンプにおける摺動部から磨耗粉が発生する問題や軸受部で固着するといった問題が解決できる。さらに、磁気浮上ポンプとすることでメンテナンスフリーが実現できることから、ポンプの長寿命化、耐久性の向上ができる。なお、回転方法は上記に説明した方法に限定されるものではない。
上記に説明した構造とすることで、永久磁石と補極用永久磁石による第1のバイアス磁束と第2のバイアス磁束により僅かの電流で強い径方向の制御力が発生でき、さらに軸方向・傾きを前記永久磁石と前記補極用永久磁石の強い磁気吸引力による受動安定性で支持することで、制御性に優れ、より一層の高剛性化・高効率化・小型化さらに制御設備の簡素化を図ることができる。
また、モータの磁気軸受として利用することで、従来のモータの軸受けには転がり軸受けやすべり軸受けといった接触型の軸受けに代わり、本発明の軸受を磁気軸受を利用することができる。その結果、メンテナンスフリーが実現でき、回転時に生じる振動、騒音等の低減に効果的である。
なお、径方向磁気軸受と軸方向磁気軸受の複合することで、径方向磁気軸受と軸方向磁気軸受を同時に用いることで5軸以上制御が可能である。
上記実施例1〜4で説明したロータの形状はドーナツ状に限定するものではなく、円盤型等にしてもかまわない。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
実施例1の展開図である。(a)補極側からみた図である。(b)制御コイル4c側からの側面図、(c)制御コイル4b側からの側面図、(d)主極側からみた図である。 (a)実施例1の主極側からみた図である。(b)イ−イ´線における断面図である。(c)ロ−ロ´線における断面図である。 図2のイ−イ´線における斜視断面図に磁束線を示した図である。 (a)(b)は実施例1の軸方向、傾きに対する受動安定性を示す図である。 実施例1の制御ブロックを示した図である。 実施例1の制御ブロックを示した図である。 (a)(b)実施例1の永久磁石の位置を示す図である。 実施例2の構成を示す図である。 実施例3の展開図である。(a)上部からみた図である。(b)制御コイル82c側からの側面図、(c)制御コイル82b側からの側面図、(d)下部からみた図である。 (a)ハ−ハ´線における断面図に磁束線を示した図である。(b)制御コイル82c側からの側面図に磁束線を示した図である。 図2のハ−ハ´線における斜視断面図に磁束線を示した図である。 実施例2の径方向の受動安定性を示した図である。 (a)(b)実施例3の永久磁石の位置を示す図である。
符号の説明
1 ・・・ ステータ、2 ・・・ ロータ、
3a〜3d ・・・ 第1〜4の補極、
4a〜4d ・・・ 第1〜4の制御コイル、
5a〜5d ・・・ 第1〜4の永久磁石、
6a〜6d ・・・ 第1〜4のセンサ、
7a〜7d ・・・ 第1〜4の主極、
8a〜8d ・・・ 第1〜4の補極用永久磁石、
b1−1〜b1−4 ・・・ 第1のバイアス磁束、
b2−1〜b2−4 ・・・ 第2のバイアス磁束、
c1−1〜c1−4 ・・・ 第1〜4の制御磁束、
51 ・・・ X方向コントローラ、52 ・・・ Y方向コントローラ、
53、54 ・・・ パワーアンプ、55〜58 ・・・ センサアンプ1〜4、
61、62 ・・・ センサ、63、64 ・・・ パワーアンプ、
65、66 ・・・ センサアンプ、
66 ・・・ X方向コントローラ、67 ・・・ Y方向コントローラ、
71a、71c、71e、71g ・・・ 第1〜4の補極、
71b、71d、71f、71h ・・・ 第1〜4の主極、
72a〜72d ・・・ 第1〜4の制御コイル、
73a〜73d ・・・ 第1〜4の永久磁石、
74a〜74d ・・・ 第1〜4の補極用永久磁石、
75 ・・・ ロータ、
b75a〜b75d ・・・ 第1のバイアス磁束、
b76a〜b76d ・・・ 第2のバイアス磁束、
c77a〜b77d ・・・ 第1〜4の制御磁束、
81 ・・・ ロータ、
82a〜82h ・・・ 第1〜8の制御コイル、
83a〜83h ・・・ 第1〜8のコア、
84a〜84h ・・・ 第1〜8の永久磁石、
85a〜85h ・・・ 第1〜8の主極、
86a〜86h ・・・ 第1〜8の補極用永久磁石、
87a〜87h ・・・ 第1〜8の補極、
b89a〜b89h ・・・ 第1のバイアス磁束、
b810a〜b810h ・・・ 第2のバイアス磁束、
c88a〜b88h ・・・ 第1〜4の制御磁束、

Claims (11)

  1. 複数の電磁石と永久磁石の磁気力を制御することで非接触状態で支持され回転するロータを有するハイブリッド型磁気軸受において、
    前記電磁石は、主極と補極用永久磁石を有する補極を所定の間隔で略平行に前記ロータの径方向に突設し、前記主極と前記補極からなるコア(鉄心)に制御コイルを巻着し、
    2つの前記電磁石は、前記ロータを挟んで略水平に対向して配置するとともに、前記ロータと、前記主極および前記補極が、所定のギャップを有するように配設し、
    隣り合う前記電磁石との間に前記永久磁石を設ける、
    ことを特徴とするハイブリッド型磁気軸受。
  2. 前記補極用永久磁石は、対向して配置された前記電磁石の前記補極の極性が同じ極性になるように配設し、隣り合う前記電磁石の前記補極の極性は異なるように配設し、
    前記電磁石を挟むように配設された前記永久磁石の極性は、前記補極用永久磁石の先端の極性と異なる極性を、該電磁石の方向に向けて配置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド型磁気軸受。
  3. 前記制御コイルは、前記補極用永久磁石が発生する第1のバイアス磁束と前記永久磁石が発生する第2のバイアス磁束と、同方向または逆方向に制御磁束を発生し、前記ロータ位置を制御することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド型磁気軸受。
  4. 前記制御磁束は、前記第2のバイアス磁束の変化を磁束センサで検知し、前記検知した結果により前記制御コイルの電流を調整することを特徴とする請求項3に記載のハイブリッド型磁気軸受。
  5. 前記制御磁束は、前記ロータ位置の変化を変位センサで検知し、前記検知した結果により前記制御コイルの電流を調整することを特徴とする請求項3に記載のハイブリッド型磁気軸受。
  6. 前記補極用永久磁石は、前記補極の先端から前記主極と前記補極の間のコア部までの間に配設することを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド型磁気軸受。
  7. 複数の電磁石と永久磁石の磁気力を制御することで非接触状態で支持され回転するロータを有するハイブリッド型磁気軸受において、
    前記ハイブリッド型磁気軸受は、上下に上側磁気軸受と下側磁気軸受を、前記ロータを挟むように所定のギャップを有するように配設し、
    前記上側磁気軸受と前記下側磁気軸受は、複数個の前記電磁石を有し、前記電磁石は主極と補極用永久磁石を有する補極を所定の間隔で略平行に突設し、前記主極と前記補極からなるコア(鉄心)に制御コイルを巻着し、
    前記上側磁気軸受に設けられた電磁石の間に前記永久磁石を設けるとともに、前記下側磁気軸受に設けられた電磁石の間にも前記永久磁石を設け、
    前記上側磁気軸受の前記主極の端部平面と下側磁気軸受の前記主極の端部平面が、前記ロータを挟んで対向するように配設する、
    ことを特徴とするハイブリッド型磁気軸受。
  8. 隣り合う前記電磁石の前記補極先端の極性は異なるように配設し、
    前記電磁石の前記主極を挟むように配設された前記永久磁石の極性は、前記補極用永久磁石の先端の極性と異なる極性を、該電磁石の前記主極方向に向けて配置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド型磁気軸受。
  9. 前記制御コイルは、前記補極用永久磁石が発生する第1のバイアス磁束と前記永久磁石が発生する第2のバイアス磁束と、同方向または逆方向に制御磁束を発生し、前記ロータ位置を制御することを特徴とする請求項7に記載のハイブリッド型磁気軸受。
  10. 前記ロータは、前記主極および前記補極と向い合う側面に、前記主極および前記補極に対向するように前記ロータの前記側面に2つの突起部を設けることを特徴とする請求項1または請求項7に記載のハイブリッド型磁気軸受。
  11. 複数の電磁石と永久磁石の磁気力を制御することで非接触状態で支持され回転するロータを有する磁気浮上ポンプ用ハイブリッド型磁気軸受において、
    前記電磁石は、主極と補極用永久磁石を有する補極を所定の間隔で略平行に前記ロータの径方向に突設し、前記主極と前記補極からなるコア(鉄心)に制御コイルを巻着し、
    2つの前記電磁石は、前記ロータを挟んで略水平に対向して配置するとともに、前記ロータと、前記主極および前記補極が、所定のギャップを有するように配設し、
    隣り合う前記電磁石との間に前記永久磁石を設ける、
    ことを特徴とする磁気浮上ポンプ用ハイブリッド型磁気軸受。
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