JP2007118853A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 以下の請求項２，３，４，５の装置を有するエスカレータカート。
2. カートがエスカレータの上り入り口に進入したときカートの位置がいかなる場所にあっても、先頭の車輪の位置が後ろのステップ角部に近いときは後退させる装置で、先頭の車輪より前方で上方の位置で荷台から延長された部分の回転軸に回転自在に取付けられる概ねL形の回転体で、回転軸から吊り下げられるアーム先端から前方直角方向にステップとの接触面が延長され、接触面の前部に摩擦面が、後部に車輪が取り付き、
   接触面の前部の摩擦面に前方のステップ角部が乗り上げるとき、上昇するステップ角部を中心に回転体の回転軸が公転して、車体を後退させる方向に回転体が回転し、先頭の車輪の位置が前方の蹴込みに密着する位置にカートを移動してエスカレータに固定するようにし
   接触面の後部の車輪にステップ面が乗り上げるとき、後部の車輪が上昇するステップ面上を前進するだけで車体を後退させずにその場に留める装置。
3. カートがエスカレータの上り入り口に進入したときカートの位置がいかなる場所にあっても、先頭の車輪の位置が前方の蹴込みに近いときは前進させて先頭の車輪の位置が前方の蹴込みに密着する位置にカートを移動してエスカレータに固定するようにする装置で、
   先頭の車輪より前方で上方の位置で荷台から延長された部分の回転軸に回転自在に取付けられる概ねL形の回転体で、回転軸から吊り下げられるアーム先端から斜め後方にステップに接地する接触面が延長され、接触面にステップ面が乗り上げるとき、接触面がステップ面に接地する接地点は接触面先端から回転軸に近づく接触面内部に移り、車体を前進させる方向に回転体が回転し、車体を前進させる装置
4. 頂点がエスカレータカートの後尾の回転支点に回転自在に取付き、底辺に車輪を先頭にして摩擦部が後続して取り付く概ね三角形形状の平板上の回転体が、エスカレータ内で回転して、回転体の底辺に取り付く車輪と摩擦部が同時に着地して、エスカレータカートの最後尾の車輪を地面から浮き上がらせてエスカレータカートの最後尾の車輪に代わって車体を支持し、
   回転体の頂点を通る鉛直線すなわち車体重量の作用線が着地した底辺の先頭の車輪と後続の摩擦部との間を通過するようにして、エスカレータの出口において車体を押さないときでエスカレータカートがエスカレータ出口の手前で停止したとき、上記回転体がステップの収納方向の流れに載って後転し上記摩擦部が接地して車体の後退を防ぎ、エスカレータカートをステップの収納方向の流れに載せてエスカレータ内から外へ排出し、
   エスカレータの出口において車体を押したとき、回転体が前転しても摩擦部が地面から離れて先頭の車輪だけが接地した状態で回転し、回転体が前方に転倒することなく自立した状態で最後尾の車輪を地面から浮き上がらせたままエスカレータカートを前進せしめ、
   先頭の車輪がエスカレータ出口のエンディングプレートに乗り上げたとき、先頭の車輪の前部にカバーを取り付けることにより、回転体車輪より先に回転体車輪のカバーがエンドプレートに当たるようにして回転体を前転せしめてエスカレータからエスカレータカートを脱出させると同時に平地走行状態に戻す装置。
5. 先端に車輪が取り付くアームで請求項４の装置の回転体の後部の回転支点に回転自在に取付けられ、アームと請求項４の装置の回転体を連結棒でつなぐことで、上りエスカレータ入り口で車体が傾くとき請求項４の装置の回転体より先に接地して後方に回転した回転を請求項４の装置の回転体に伝えて自立させ、請求項４の装置の回転体のエスカレータカートを脱出するときの回転が伝わって平地走行状態に戻る先端に車輪が取り付くアーム。