JP2007118333A - レーザーカッター装置、レーザーカッター付き印刷装置及びレーザー加工方法 - Google Patents

レーザーカッター装置、レーザーカッター付き印刷装置及びレーザー加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザー光源の形が大きく、且つ重いため、レーザー光源と光学系とを分離して
設置せざるを得ない。このため、光学系を始めとする装置構造が複雑になり、装置コスト
も高くなってしまう問題があった。
【解決手段】媒体に画像の印刷を行う印刷ヘッド27と、媒体にレーザー光を照射するレ
ーザーカッター28と、印刷ヘッド27及びレーザーカッター28を搭載して、媒体の搬
送方向に交差する方向に往復移動するキャリッジと、を備え、レーザー部25は、半導体
レーザー素子を有し、当該半導体レーザー素子からの出射光の波面を補正して集光したレ
ーザー光を照射することにより、媒体を加工する。
【選択図】図2

Description

本発明は、紙類、ビニール類及び布類等の素材からなる媒体をレーザーにより所望の形
状に加工するレーザーカッター装置、媒体に印刷を行い当該媒体を所望の形状にレーザー
により加工するレーザーカッター付き印刷装置、及び当該レーザーカッター装置を用いた
レーザー加工方法に関する。
下記の特許文献1に記載された従来のレーザーカッター付き印刷装置では、図10に示
すように、媒体91を搬送する搬送機構及びキャリッジ93を往復移動する移動機構から
外れた位置に設置されたレーザー光源92からの出射光95を、キャリッジ93に搭載さ
れた光学系94を用いて集光することで高出力化したレーザー光を生成し、このレーザー
光により媒体91を加工する。ここで、レーザー光源92を、前記搬送機構及び移動機構
から外れた位置に設置する理由は、レーザー光源92の形が大きく、且つ重いため、キャ
リッジ93などの移動機構に搭載するのに適していないことによる。
また、下記の非特許文献1では、上記した大きく且つ重いレーザー光源92とは対照的
に、小型で軽量なレーザー光源として半導体レーザー素子を用いている。しかしながら、
半導体レーザー素子では、媒体を加工するには照射強度が不足するため、予め媒体側に吸
収材をパターニングしてレーザー光の吸収率を上げることにより、半導体レーザー素子を
用いた加工を可能にしている。
特表2003−535713号公報 Hubert Pages et.al.,OPTICS EXPRESS,Vol.13,No.7,2351(2005).
しかしながら、上記特許文献1に記載されているような従来装置にあっては、レーザー
光源の形が大きく、且つ重いため、レーザー光源と光学系とを分離して設置せざるを得な
い。このため、光学系を始めとする装置構造が複雑になり、装置コストも高くなってしま
う問題があった。また、上記非特許文献1に記載されている小型で軽量な半導体レーザー
素子を用いる方法では、媒体の加工箇所に吸収剤を塗布することから、加工に掛かる作業
に手間が掛かり過ぎる問題があった。
本発明の目的は、上記した2つの問題に鑑み、装置コストを高くすることなく、しかも
、作業に手間が掛かることなく、シート媒体を加工することが可能なレーザーカッター装
置、レーザーカッター付き印刷装置及びレーザー加工方法を提供することにある。
上記した問題を解決するために、本発明に係るレーザーカッター装置は、媒体にレーザ
ー光を照射するレーザー部と、前記レーザー部を搭載して、前記媒体の搬送方向に交差す
る方向に往復移動するレーザーキャリッジと、を備え、前記レーザー部は、半導体レーザ
ー素子を有し、当該半導体レーザー素子からの出射光の波面を補正して集光した前記レー
ザー光を前記媒体に照射することにより、前記媒体を加工する。
本発明に係るレーザーカッター装置によれば、レーザーキャリッジに搭載されたレーザ
ー部が、半導体レーザー素子からの出射光の波面を補正して集光したレーザー光を生成し
て、このレーザー光を媒体に照射する。半導体レーザー素子からの出射光の波面を補正す
ることによって集光特性を高めることができ、その結果、集光したレーザー光の照射強度
が向上する。これにより、加工箇所に吸収剤を塗布する等の手間を掛けずに、シート媒体
を加工することが可能になる。また、レーザーキャリッジに搭載することができなかった
従来のレーザー光源に比して小型かつ軽量な半導体レーザー素子を前記レーザーキャリッ
ジに搭載することから、従来のレーザー光源を用いた装置に比して、装置構造が簡素化さ
れ、大幅な装置コストの低減が可能になる。
上記した本発明に係るレーザーカッター装置では、前記レーザー部は、前記半導体レー
ザー素子からの出射光の波面を補正する補正部材を備える。
上記した問題を解決するために、本発明に係るレーザーカッター付き印刷装置は、媒体
に画像の印刷を行う印刷ヘッドと、前記媒体にレーザー光を照射するレーザー部と、前記
印刷ヘッドを搭載して、前記媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動するヘッドキャリ
ッジと、前記レーザー部を搭載して、前記媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動する
レーザーキャリッジと、を備え、前記レーザー部は、半導体レーザー素子を有し、当該半
導体レーザー素子からの出射光の波面を補正して集光した前記レーザー光を前記媒体に照
射することにより、前記媒体を加工する。
本発明に係るレーザーカッター付き印刷装置によれば、ヘッドキャリッジに搭載された
印刷ヘッドが媒体に画像を印刷し、レーザーキャリッジに搭載されたレーザー部が、半導
体レーザー素子からの出射光の波面を補正して集光したレーザー光を生成して、このレー
ザー光を媒体に照射する。半導体レーザー素子からの出射光の波面を補正することによっ
て集光特性を高めることができ、その結果、集光したレーザー光の照射強度が向上する。
これにより、加工箇所に吸収剤を塗布する等の手間を掛けずに、媒体に印刷された画像の
輪郭線等に沿って加工することが可能になる。また、レーザーキャリッジに搭載すること
ができなかった従来のレーザー光源に比して小型かつ軽量な半導体レーザー素子を前記レ
ーザーキャリッジに搭載することから、従来のレーザー光源を用いた装置に比して、装置
構造が簡素化され、大幅な装置コストの低減が可能になる。
上記した本発明に係るレーザーカッター付き印刷装置では、前記媒体の加工は、前記媒
体の全体を切り離すように加工する。
上記した本発明に係るレーザーカッター付き印刷装置では、前記媒体の加工は、前記媒
体をミシン目状にも加工する。
上記した本発明に係るレーザーカッター付き印刷装置では、前記レーザー部は、前記半
導体レーザー素子からの出射光の波面を補正する補正部材を備える。
上記した本発明に係るレーザーカッター付き印刷装置では、前記ヘッドキャリッジと前
記レーザーキャリッジとは一体に形成される。
上記した本発明に係るレーザーカッター付き印刷装置では、前記ヘッドキャリッジと前
記レーザーキャリッジとは別体にも形成される。
上記した問題を解決するために、本発明に係るレーザーカッター付き印刷装置は、シー
ト状の媒体に画像の印刷を行う印刷ヘッドと、前記シート状の媒体にレーザー光を照射す
るレーザー部と、前記印刷ヘッドを搭載して、前記シート状の媒体の搬送方向に交差する
方向に往復移動するヘッドキャリッジと、前記レーザー部を搭載して、前記シート状の媒
体の搬送方向に交差する方向に往復移動するレーザーキャリッジと、を備え、前記レーザ
ー部は、前記シート状の媒体の一の面に対向して位置する第1のサブレーザー部と、前記
シート状の媒体の他の面に対向して位置する第2のサブレーザー部とを有し、前記第1の
サブレーザー部は、前記画像により規定される山折り線となる部分に前記レーザー光を照
射して前記媒体を山折りするための加工を施し、及び前記第2のサブレーザー部は、前記
画像により規定される谷折り線となる部分に前記レーザー光を照射して前記媒体を谷折り
するための加工を施す。
本発明に係るレーザーカッター付き印刷装置によれば、ヘッドキャリッジに搭載された
印刷ヘッドがシート状の媒体に画像を印刷する。また、レーザーキャリッジに搭載された
前記媒体の一の面に対向する第1のサブレーザー部が、半導体レーザー素子からの出射光
の波面を補正して集光したレーザー光を、前記画像に規定された山折り線となる部分に照
射して山折りするための加工を施す。さらに、前記媒体の他の面に対向する第2のサブレ
ーザー部が、前記レーザー光を、前記画像に規定された谷折り線となる部分に照射して谷
折りするための加工を施す。前記レーザー光は、半導体レーザー素子からの出射光の波面
を補正することによって集光特性が高まり、その結果、照射強度が向上する。これにより
、照射箇所に吸収剤を塗布する等の手間を掛けずに、媒体を山折り及び谷折りするのを容
易にするための加工が可能になる。また、レーザーキャリッジに搭載することができなか
った従来のレーザー光源に比して小型かつ軽量な半導体レーザー素子を前記レーザーキャ
リッジに搭載することから、従来のレーザー光源を用いた装置に比して、装置構造が簡素
化され、大幅な装置コストの低減が可能になる。
上記した問題を解決するために、本発明に係るレーザー加工方法は、媒体にレーザー光
を照射するレーザー部を搭載したレーザーキャリッジが、前記媒体の搬送方向に交差する
方向に往復移動する工程と、前記レーザー部が有する半導体レーザー素子からの出射光の
波面を補正して集光した前記レーザー光を前記媒体に照射して前記媒体を加工する工程と
、を備える。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係るレーザーカッター付き印刷装置(以下、「カッター
プリンタ」と略称する。)について、図面を参照して説明する。なお、本発明のレーザー
カッター装置は、以下のカッタープリンタの説明から印刷に係る部分を除外した内容とな
る。
<カッタープリンタの構成>
まず、カッタープリンタの構成について説明する。
図1は、第1実施形態のカッタープリンタの一例を示す概略斜視図である。図1に示す
ように、カッタープリンタ1は、ヘッド3、インクカートリッジ7、ヘッド3とインクカ
ートリッジ7とが搭載されているキャリッジ4、タイミングベルト8とキャリッジモータ
9とを有するキャリッジ移動部5、プラテンローラ11等を有するシート搬送部6及びガ
イドロッド10を備えている。
ヘッド3は、シート状の媒体としての用紙2の表面にインクを吐出して画像を印刷する
印刷ヘッド27(図2参照)と、印刷された画像の輪郭線等に沿って用紙2を加工するレ
ーザーカッター28(図2参照)とを備えている。シート搬送部6は、用紙2をY軸方向
に正逆搬送する。キャリッジ移動部5は、DCモータ等のキャリッジモータ9を回転駆動
してタイミングベルト8を駆動させ、これにより、キャリッジ4が、ガイドロッド10に
案内されて用紙2の搬送方向に交差する方向(X軸方向)に往復移動する。
<ヘッドの構成>
次に、図2を参照して、ヘッドの構成について説明する。
図2は、ヘッドの概略斜視図である。図2に示すように、ヘッド3は、その外観として
、硬質樹脂等で形成された基体部材20、ノズル開口23が形成された印刷ヘッド27、
印刷ヘッド27に隣接して、レーザー部25を有するレーザーカッター28、カバー部材
21、リベット22及び接続端子部24を備えている。
印刷ヘッド27は、用紙2の表面に対向し、X軸方向への往復移動とともにノズル開口
23からインクを適宜吐出することにより、用紙2上の所望の位置にインク滴を着弾させ
て印刷する画像を形成する。レーザーカッター28は、用紙2の表面に対向し、X軸方向
への往復移動とともにレーザー部25からレーザー光を照射することにより、用紙2の所
望の位置を加工する。リベット22は、カバー部材21を基体部材20に取り付けるため
に用いる。接続端子部24は、プリンタ本体とフレキシブルケーブルを介して電気的接続
を行う。また、ヘッド3の背面側(図示無し)には、インク導入部(図示無し)を備え、
インクカートリッジ7からインクの供給を受ける。
<レーザー部の構成>
次に、図3を参照して、レーザー部の構成について説明する。
図3は、レーザー部の概略図である。図3に示すように、レーザー部25は、半導体レ
ーザー素子31ならびに光学素子30として、コリメータレンズ32、補正部材としての
補正板33及び集光レンズ34を備えている。
半導体レーザー素子31には、より微小な集光スポットを得るために単一モード発振の
半導体レーザー素子を使用する。半導体レーザー素子31からの出射光としてのレーザー
光35は、コリメータレンズ32により平行光化される。平行光化されたレーザー光35
は、補正板33を透過することにより波面が補正されて集光性能が向上する。補正板33
を透過したレーザー光35は、集光レンズ34によって集光されて用紙2上に加工点とな
るスポットを形成する。
半導体レーザー素子31は、小型軽量、長寿命、動作安定、エネルギー変換効率が高い
等の優れた特徴を有している。ここで、レーザー光35を上記の補正板33を透過させる
ことにより、波面の歪みを示す波面収差が抑制された集光性能の高いレーザー光35に補
正される。これにより、集光レンズ34によって集光されたレーザー光35は、スポット
径が極小に絞り込まれ、紙類、ビニール類及び布類等の素材からなる媒体の加工が可能な
レベルとなる。
<カッタープリンタの電気的構成>
次に、図4を参照して、カッタープリンタの電気的構成について説明する。
図4は、カッタープリンタの電気的構成を示すブロック図である。図4に示すように、
カッタープリンタ1は、制御部1C、インクカートリッジ7、印刷ヘッド27、レーザー
カッター28、キャリッジ移動部5及びシート搬送部6を備えている。レーザーカッター
28は、レーザー部25を有し、レーザー部25には、半導体レーザー素子31及び補正
部材としての補正板33を含む光学素子30を有している。キャリッジ移動部5には、ヘ
ッドキャリッジとレーザーキャリッジとを一体に形成したキャリッジ4を有している。
ホストコンピュータ50は、印刷に関する動作を制御するソフトウェアであるプリンタ
ドライバ52及び加工に関する動作を制御するソフトウェアであるカッタードライバ53
を備えている。
制御部1Cは、用紙2への印刷動作時、ホストコンピュータ50のプリンタドライバ5
2から印刷動作を行うための印刷データを受信し、この受信データに基づいて、インクカ
ートリッジ7、印刷ヘッド27、キャリッジ移動部5及びシート搬送部6等を制御するこ
とにより印刷動作を実行する。また、制御部1Cは、用紙2の加工動作時、ホストコンピ
ュータ50のカッタードライバ53から加工動作を行うための加工データを受信し、この
受信データに基づいて、レーザーカッター28、キャリッジ移動部5及びシート搬送部6
等を制御することにより印刷動作を実行する。
<印刷及び加工動作>
次に、図5を参照して、用紙に画像を印刷した後に、当該用紙を加工する動作について
説明する。
図5は、用紙に画像を印刷した後に、当該用紙を加工する動作を示すフローチャートで
ある。
まず、ステップS10では、制御部1Cが、ホストコンピュータ50のプリンタドライ
バ52から印刷データを受信する。印刷データには、印刷対象となるデータと共に、イン
クカートリッジ7、印刷ヘッド27、キャリッジ移動部5及びシート搬送部6等の各部を
制御するコマンドが含まれる。
ステップS11では、制御部1Cが、印刷データに含まれるコマンドの内容を解析し、
上記の印刷に係る各部を制御して用紙2に画像を印刷する。具体的には、最初に、シート
搬送部6が用紙2をカッタープリンタ1内に供給して印刷開始位置に位置決めする。次に
、キャリッジ移動部5がキャリッジ4をX軸方向に往復移動させて、移動中にキャリッジ
4に搭載された印刷ヘッド27がインクを断続的に吐出し、シート搬送部6が用紙2をY
軸方向へ正搬送するのに伴い、用紙2に複数のドットからなる画像を形成する。
ステップS12では、制御部1Cが、ホストコンピュータ50のカッタードライバ53
から加工データを受信する。加工データには、加工する形状をベクトル形式で表したベク
トルデータと共に、レーザーカッター28、キャリッジ移動部5及びシート搬送部6等の
各部を制御するコマンドが含まれる。ここで、画像の印刷動作において用いた印刷データ
を変換することにより、例えば加工すべき当該画像の輪郭線等の形状を表すベクトルデー
タを生成しても良い。
ステップS13では、制御部1Cが、加工データに含まれるべクトルデータ及びコマン
ドの内容を解析し、上記の加工に係る各部を制御し、ベクトルデータに基づいて用紙2を
加工する。用紙2に印刷された画像を切り抜く場合には、上記のベクトルデータに基づい
て用紙2を切断していく。具体的には、最初に、シート搬送部6がステップS11におい
てY軸方向に正搬送された用紙2を逆搬送して切断開始位置に位置決めする。次に、キャ
リッジ移動部5によるレーザーカッター28のX軸方向への往復移動と、シート搬送部6
による用紙2のY軸方向への正逆搬送と、レーザーカッター28に備えたレーザー部25
からのレーザー光の照射とを、ベクトルデータに基づいて制御することにより、用紙2に
印刷された画像を輪郭線等に沿って順々に切断し、その結果、用紙2から画像を切り抜く
。なお、用紙2に印刷された画像を切り抜かずにミシン目状に加工する場合は、レーザー
光の照射条件をミシン目状の条件に変更するように制御する。
なお、本発明のレーザーキャリッジが媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動する工
程は、上記ステップS13において、キャリッジ移動部5によりレーザーカッター28が
X軸方向へ往復移動する動作に相当する。また、本発明のレーザー光を照射して媒体を加
工する工程は、上記ステップS13において、レーザー部25からレーザー光を照射して
用紙2を加工する動作に相当する。
上述したように、本実施形態のカッタープリンタ1では、X軸方向に往復移動するキャ
リッジ4に、画像を印刷する印刷ヘッド27と、用紙2を加工するレーザーカッター28
とを備え、レーザーカッター28は、半導体レーザー素子31から補正板33を透過して
集光したレーザー光35を照射することにより用紙2を加工する。半導体レーザー素子3
1を光源としたレーザー光35を補正板33を透過して集光することにより照射強度を向
上させることになり、レーザー光35を加工の用途に用いることが可能になる。また、半
導体レーザー素子31は、小型軽量であり、照射強度を高めるための光学素子30も複雑
な装置構造を必要としない簡易な装置構造であるため、レーザーカッター28をキャリッ
ジ4に搭載することが可能になる。さらに、キャリッジ4に印刷ヘッド27とレーザーカ
ッター28とを一体に形成して搭載することにより、レーザーカッター28の制御方法は
、画像を印刷する印刷ヘッド27の制御方法と同様の制御方法を採用できる利点がある。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態に係るカッタープリンタについて、図面を参照して説明す
る。
<第2実施形態に係るカッタープリンタの構成>
まず、第2実施形態に係るカッタープリンタの構成について説明する。
図6は、第2実施形態に係るカッタープリンタの一例を示す概観図である。図6に示す
ように、カッタープリンタ60は、図1に例示した第1実施形態のカッタープリンタ1と
は、用紙2の下側となる位置に第2のサブレーザー部としてのレーザーカッター62と、
レーザーカッター62が搭載されるキャリッジ63と、キャリッジ移動部64と、ガイド
ロッド61とが備えられている点が異なる。
図6に示す用紙2の上側に位置するヘッド3は、図2に図示のヘッド3の構成と同様な
構成を有し、即ち、印刷ヘッド27と、第1のサブレーザー部としてのレーザーカッター
28とを備え、キャリッジ4は、キャリッジ移動部5の駆動によりガイドロッド10に案
内されてX軸方向に往復移動し、キャリッジ4に搭載されているレーザーカッター28は
、用紙2の表面に向けてレーザー光を照射する。
一方、用紙2の下側に位置するキャリッジ63は、キャリッジ移動部64の駆動により
ガイドロッド61に案内されてキャリッジ4と同様にX軸方向に往復移動し、キャリッジ
63に搭載されているレーザーカッター62は、移動しながら、用紙2の裏面に向けてレ
ーザー光を照射する。
<第2実施形態に係る印刷、加工及び切断動作>
次に、図7、図8及び図9を参照して、用紙に画像を印刷した後に、当該画像の折り線
に加工を施し、当該用紙を切断する動作について説明する。
図7は、用紙に画像を印刷した後に、当該画像の折り線に加工を施し、当該用紙を切断
する動作を示すフローチャートである。図8及び図9は、印刷、折り線加工及び切断動作
の例を示す説明図であり、図8(a)は、切断した型紙を用いて組み立てた箱の例を示す
図であり、図8(b)は、印刷される前の用紙を示す図であり、図8(c)は、用紙に印
刷された画像を示す図であり、図9(a)は、画像の山折り線に加工を施した図であり、
図9(b)は、画像の谷折り線と対応する裏面に加工を施した図であり、図9(c)は、
切断した型紙を示す図である。図7に示すS20〜S26の各動作により、図8(a)に
示す箱を組み立てる元となる型紙を作成する。
図7のフローチャートに示すステップS20及びS21では、図5に示すフローチャー
トS10及びS11と同様に、制御部1Cが、ホストコンピュータ50のプリンタドライ
バ52から印刷データを受信して、印刷に係る各部を制御して用紙2に画像を印刷する。
図8の例では、図8(b)に示される白紙をカッタープリンタ1にセットして、ステップ
S20及びS21の動作によって図8(c)に示される画像が印刷される。図8(c)に
は、画像の輪郭線に沿って切断する線を実線にて示す切断線71と、型紙を山折りに折り
曲げる線を破線にて示す山折り線73と、型紙を谷折りに折り曲げる線を一点鎖線にて示
す谷折り線74とが、画像中に規定されている。符号72の部分は、糊代面72を表して
いる。
ステップS22では、制御部1Cが、ホストコンピュータ50のカッタードライバ53
から折り線データを受信する。折り線データには、図8(c)に示す山折り線73と谷折
り線74の形状をベクトル形式で表したベクトルデータ及び山折り線であるか谷折り線で
あるかの識別ならびにレーザーカッター28,62、キャリッジ移動部5,64及びシー
ト搬送部6等の折り線への加工に係る各部を制御するコマンドが含まれる。
ステップS23では、制御部1Cが、折り線データに含まれるベクトルデータ及びコマ
ンドの内容を解析し、用紙2の上側に位置するレーザーカッター28及びキャリッジ移動
部5ならびにシート搬送部6等の各部を制御することにより、用紙2の上側から、印刷さ
れた画像の山折り線73に沿ってレーザー光を照射して用紙2の表面に切り欠きを入れる
加工を施す。このとき、少なくとも照射されるレーザー光の光量を小さく調整すること及
びレーザー光と用紙2との相対的な走査速度を早くすることのどちらかを行うことにより
、用紙2の表面に切り欠きを入れる程度の光量となる。図9(a)には、用紙2の上側か
らレーザー光を照射して山折り線73へ加工を施した結果、切り欠き線75が刻まれてい
る。
ステップS24では、ステップS23の場合と同様に、制御部1Cが、折り線データに
含まれるベクトルデータ及びコマンドの内容を解析し、用紙2の下側に位置するレーザー
カッター62及びキャリッジ移動部64ならびにシート搬送部6等の各部を制御すること
により、用紙2の下側から、表面に印刷された画像の谷折り線74と対応する裏面の位置
に沿ってレーザー光を照射して用紙2の裏面に切り欠きを入れる加工を施す。このときも
、ステップS23の場合と同様に、照射されるレーザー光は、光量を小さく調整すること
により、用紙2の裏面に切り欠きを入れる程度の光量となる。図9(b)は、用紙2を裏
側から示した図であり、ここには、用紙2の下側からレーザー光を照射して谷折り線74
と対応する裏面へ加工を施した結果、切り欠き線76が刻まれている。
ステップS25及びS26では、図5に示すフローチャートS12及びS13と同様に
、制御部1Cが、ホストコンピュータ50のカッタードライバ53から切断データを受信
して、印刷された画像の切断線71に沿って用紙2を切断して型紙として切り抜く。この
とき、照射されるレーザー光は、用紙2を切断する程度の光量に調整される。図9(c)
は、用紙2から切り抜いた型紙70aを示しており、同図には、画像として印刷されない
が、山折り線に沿って折り曲げる方向と、谷折り線に沿って折り曲げる方向とを矢印にて
示してある。これらの矢印に従って型紙70aを折り曲げ、糊代面72に糊等の接着剤を
塗布して当該面と対応する面とを接合することにより、図8(a)に示した箱70が完成
する。なお、糊代面72の接着剤を塗布する面を、予めレーザー光で加工することもでき
る。例えば、レーザー光を照射して糊代面72の表面を粗くすることにより、接着力を向
上させるようにすることができる。
上述したように、第2実施形態のカッタープリンタ1では、用紙2の上側となる位置に
、印刷ヘッド27、レーザーカッター28及びキャリッジ移動部5等を設けて、用紙2の
下側となる位置に、レーザーカッター62及びキャリッジ移動部64等を設けている。こ
れにより、用紙2の上側から用紙2の表面に向けて、光量が小さくなるように調整された
レーザー光を山折り線73に沿って照射し、用紙2の表面に型紙70aを山折りに折り曲
げるのを容易にするための切り欠きを入れることができる。また、用紙2の下側から用紙
2の裏面に向けて、同じく光量が小さくなるように調整されたレーザー光を谷折り線74
と対応する裏面に沿って照射し、用紙2の裏面に型紙70aを谷折りに折り曲げるのを容
易にするための切り欠きを入れることができる。このため、山折り線73及び谷折り線7
4に沿って型紙70aを折り曲げる作業が容易になり、箱の組み立て等に要する作業効率
が大きく向上する。さらに、用紙に型紙となる画像を印刷し、レーザー光の照射により画
像の山折り線及び谷折り線に沿って切り欠きを入れ、最後に、用紙から型紙を切り抜くと
いう型紙製作のための一連の処理が実施できる。これにより、例えばペーパクラフトのよ
うな紙を素材とする模型の型紙の製作を始め、多くの用途への適用が可能となる。
(変形例1)上記した実施形態のように、ヘッド27を搭載するヘッドキャリッジ部分
と、レーザーカッター28を搭載するレーザーキャリッジ部分とを一体に形成することに
代えて、別体に形成することにより、それぞれを独立して制御し、X軸方向に往復移動さ
せることによっても、上記したと同様な効果を得ることができ、加えて、従来の印字ヘッ
ド等の印刷機構をそのまま利用してカッター機能を付加することができることから、カッ
ター機能の追加に伴うコストの増加を実施例の装置に比して抑えることができる。
(変形例2)上記した実施形態では、レーザーカッター28に1つのレーザー部25を
備えたが、これに限られずレーザーカッター28に2つのレーザー部を備えても良い。具
体的には図2に示すヘッド3において、図2に向かって印刷ヘッド27の右側にレーザー
部25を設置するのに加えて、印刷ヘッド27の左側にもレーザー部の設置領域を確保し
てレーザー部を設置する。レーザー部を印刷ヘッド27の両側に設置することにより、例
えば、左右対称の図形を加工するにあたって、左右のレーザー部を同時に照射することが
でき、加工に要する時間を半分近くに低減することができる。
(変形例3)上記した実施形態では、インクジェットプリンタに適用する場合を例にあ
げて説明したが、ドットプリンタ及びサーマルプリンタ等の他のシリアルプリンタにも適
用することができる。また、印刷機構とは別位置に、レーザーカッター機構及びレーザー
カッター機構を搭載するキャリッジ移動機構等を設けることにより、ページプリンタ及び
ラインプリンタにも適用することができる。
本発明に係るカッタープリンタの一例を示す概略斜視図。 ヘッドの概略斜視図。 レーザー部の概略図。 カッタープリンタの電気的構成を示すブロック図。 用紙に画像を印刷した後に、当該用紙を加工する動作を示すフローチャート。 第2実施形態に係るカッタープリンタの一例を示す概観図。 用紙に画像を印刷した後に、当該画像の折り線に加工を施し、当該用紙を切断する動作を示すフローチャート。 印刷、折り線加工及び切断動作の例を示す説明図であり、(a)は、切断した型紙を用いて組み立てた箱の例を示す図であり、(b)は、印刷される前の用紙を示す図であり、(c)は、用紙に印刷された画像を示す図。 印刷、折り線加工及び切断動作の例を示す説明図であり、(a)は、画像の山折り線に加工を施した図であり、(b)は、画像の谷折り線と対応する裏面に加工を施した図であり、(c)は、切断した型紙を示す図。 従来のレーザーカッター付き印刷装置の一例を示す概略図。
符号の説明
1,60…カッタープリンタ、1C…制御部、2…用紙、3…ヘッド、4,63…キャ
リッジ、5,64…キャリッジ移動部、6…シート搬送部、7…インクカートリッジ、8
…タイミングベルト、9…キャリッジモータ、10,61…ガイドロッド、11…プラテ
ンローラ、20…基体部材、21…カバー部材、22…リベット、23…ノズル開口、2
4…接続端子部、25…レーザー部、27…印刷ヘッド、28,62…レーザーカッター
、30…光学素子、31…半導体レーザー素子、32…コリメータレンズ、33…補正板
、34…集光レンズ、35…レーザー光、50…ホストコンピュータ、52…プリンタド
ライバ、53…カッタードライバ、70…箱、70a…型紙、71…切断線、72…糊代
面、73…山折り線、74…谷折り線、75,76…切り欠き線、91…媒体、92…レ
ーザー光源、93…キャリッジ、94…光学系、95…出射光。

Claims (10)

  1. 媒体にレーザー光を照射するレーザー部と、
    前記レーザー部を搭載して、前記媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動するレーザ
    ーキャリッジと、を備え、
    前記レーザー部は、半導体レーザー素子を有し、当該半導体レーザー素子からの出射光
    の波面を補正して集光した前記レーザー光を前記媒体に照射することにより、前記媒体を
    加工することを特徴とするレーザーカッター装置。
  2. 前記レーザー部は、前記半導体レーザー素子からの出射光の波面を補正する補正部材を
    備えることを特徴とする請求項1に記載のレーザーカッター装置。
  3. 媒体に画像の印刷を行う印刷ヘッドと、
    前記媒体にレーザー光を照射するレーザー部と、
    前記印刷ヘッドを搭載して、前記媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動するヘッド
    キャリッジと、
    前記レーザー部を搭載して、前記媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動するレーザ
    ーキャリッジと、を備え、
    前記レーザー部は、半導体レーザー素子を有し、当該半導体レーザー素子からの出射光
    の波面を補正して集光した前記レーザー光を前記媒体に照射することにより、前記媒体を
    加工することを特徴とするレーザーカッター付き印刷装置。
  4. 前記媒体の加工は、前記媒体の全体を切り離すように加工することを特徴とする請求項
    3に記載のレーザーカッター付き印刷装置。
  5. 前記媒体の加工は、前記媒体をミシン目状に加工することを特徴とする請求項3に記載
    のレーザーカッター付き印刷装置。
  6. 前記レーザー部は、前記半導体レーザー素子からの出射光の波面を補正する補正部材を
    備えることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載のレーザーカッター付き印
    刷装置。
  7. 前記ヘッドキャリッジと前記レーザーキャリッジとは一体に形成されることを特徴とす
    る請求項3から6のいずれか一項に記載のレーザーカッター付き印刷装置。
  8. 前記ヘッドキャリッジと前記レーザーキャリッジとは別体に形成されることを特徴とす
    る請求項3から6のいずれか一項に記載のレーザーカッター付き印刷装置。
  9. シート状の媒体に画像の印刷を行う印刷ヘッドと、
    前記シート状の媒体にレーザー光を照射するレーザー部と、
    前記印刷ヘッドを搭載して、前記シート状の媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動
    するヘッドキャリッジと、
    前記レーザー部を搭載して、前記シート状の媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動
    するレーザーキャリッジと、を備え、
    前記レーザー部は、前記シート状の媒体の一の面に対向して位置する第1のサブレーザ
    ー部と、前記シート状の媒体の他の面に対向して位置する第2のサブレーザー部とを有し

    前記第1のサブレーザー部は、前記画像により規定される山折り線となる部分に前記レ
    ーザー光を照射して前記媒体を山折りするための加工を施し、
    及び前記第2のサブレーザー部は、前記画像により規定される谷折り線となる部分に前記
    レーザー光を照射して前記媒体を谷折りするための加工を施すことを特徴とするレーザー
    カッター付き印刷装置。
  10. 媒体にレーザー光を照射するレーザー部を搭載したレーザーキャリッジが、前記媒体の
    搬送方向に交差する方向に往復移動する工程と、
    前記レーザー部が有する半導体レーザー素子からの出射光の波面を補正して集光した前
    記レーザー光を前記媒体に照射して前記媒体を加工する工程と、を備えたことを特徴とす
    るレーザー加工方法。
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