JP2007117993A - 基板乾燥装置、基板乾燥方法、及び基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板を高速で移動しながら、基板をむらなく均一に乾燥させる。
【解決手段】ノズル21は、洗浄液を基板1の表面へ供給し、エアナイフ22a,22bは、エアを基板1の表面又は裏面へ吹き付ける。エアナイフ22aから吹き付けたエアにより、ノズル21から供給した洗浄液が、基板1の表面で基板移動方向と反対側に移動する。ノズル21から供給する洗浄液の量、並びにエアナイフ22aから吹き付けるエアの流量及び速度を調整して、洗浄液の移動速度が基板移動速度より遅くなる様にする。これにより、エアナイフ22aの下方を通過した基板1の表面全体に、洗浄液の連続した薄い液膜が形成される。基板1の表面に形成された液膜は、ハロゲンランプ31の下方を通過する際に加熱されて蒸発し、基板1の端から順番に連続して除去される。
【選択図】図1

Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ装置用のパネル基板等を乾燥させる基板乾燥装置、基板乾燥方法、及びそれらを用いた基板の製造方法に係り、特に基板を高速で移動しながら基板を乾燥させるのに好適な基板乾燥装置、基板乾燥方法、及びそれらを用いた基板の製造方法に関する。
液晶ディスプレイ装置やプラズマディスプレイ装置等の様なフラットパネルディスプレイ装置用のパネル基板の製造工程では、基板上に回路パターンやカラーフィルタ等を形成するため、現像やエッチング等の薬液処理が行われる。そして、薬液処理の前又は後には、純水等の洗浄液を用いた基板の洗浄、及び洗浄後の基板の乾燥が必要である。基板の洗浄及び乾燥を含むこれらの一連の処理は、ローラコンベア等の移動手段を用いて基板を移動しながら行われることが多く、基板の乾燥は、エアナイフを用いて基板へエアを吹き付けることにより、洗浄液を基板の表面から押し流して除去するのが一般的である。
エアナイフを用いた基板の乾燥は、基板を乾燥させる能力が高い反面、エアナイフからのエアによって基板の表面から吹き飛ばされた洗浄液の水滴が基板の表面に再付着し、基板の表面にウォーターマークと呼ばれる痕が残ることがある。これに対して、特許文献1には、エアナイフを用いない基板の乾燥方法が開示されている。
特開平10−321583号公報
基板を移動しながら基板に対して一連の処理を行う場合、タクトタイムを短縮するためには、基板の移動を高速で行う必要がある。特に、近年のフラットパネルディスプレイ装置の大画面化に伴って基板が大型化する程、タクトタイムを従来以下に抑えるためには、基板を従来よりも高速で移動しながら、基板に対して一連の処理を行わなければならない。
従来のエアナイフを用いた基板の乾燥では、基板の移動を高速で行うと、洗浄液の一部が基板の表面から除去しきれずに点在して残り、洗浄液の残存した部分が乾燥後にしみとなって、乾燥むらが発生することがあった。特に、基板の表面にパターン等の凹凸が形成されている場合、基板の表面の凹凸によって洗浄液の移動が阻害されるので、洗浄液の残存による乾燥むらが発生する可能性が高い。この様な乾燥むらを抑制するためには、基板の移動を高速で行う程、大量のエアを高速で吹き付ける必要があった。
一方、特許文献1に記載の技術は、エアナイフを用いた場合に比べて基板を乾燥させる能力が低く、基板を高速で移動する用途には不向きであった。
本発明の課題は、基板を高速で移動しながら、基板をむらなく均一に乾燥させることである。また、本発明の課題は、基板を高速で移動しながら、エアナイフのエア使用量を低減することである。さらに、本発明の課題は、品質の高い基板を短いタクトタイムで製造することである。
本発明の基板乾燥装置は、基板を移動する基板移動手段と、基板移動手段により移動される基板の表面へ洗浄液を供給する洗浄液供給手段及びエアを吹き付けるエアナイフを有し、エアナイフから吹き付けたエアにより、洗浄液供給手段から供給した洗浄液を基板の表面で基板移動方向と反対側に基板移動速度より遅い速度で移動して、基板の表面全体に連続した液膜を形成する液膜形成手段と、液膜形成手段が形成した液膜を基板の端から順番に連続して除去する液膜除去手段とを備えたものである。
また、本発明の基板乾燥方法は、基板を移動しながら、基板の表面へ洗浄液を供給しかつエアを吹き付け、吹き付けたエアにより、供給した洗浄液を基板の表面で基板移動方向と反対側に基板移動速度より遅い速度で移動して、基板の表面全体に連続した液膜を形成し、形成した液膜を基板の端から順番に連続して除去するものである。
エアナイフは、基板の表面へエアを吹き付けることにより、基板の表面の洗浄液を基板移動方向と反対側に移動する。このとき、従来は、洗浄液を基板の表面から完全に除去するため、洗浄液の移動速度が基板移動速度と同じかそれより速くなる様に(洗浄液の移動速度≧基板移動速度)、エアナイフから吹き付けるエアの流量及び速度を調整していた。このため、基板移動速度が速くなる程、エアナイフから大量のエアを高速で吹き付ける必要があった。
本発明では、従来と異なり、洗浄液の移動速度を基板移動速度より遅くして(洗浄液の移動速度<基板移動速度)、基板の表面全体に連続した液膜を形成する。即ち、エアナイフを、従来の単なる洗浄液除去手段としてではなく、液膜形成手段の一部として用いる。エアナイフにより洗浄液を基板の表面から完全に除去する必要がないので、基板を高速で移動する場合にも適用することができ、またエアナイフのエア使用量が少なく済む。そして、エアナイフと別に設けた液膜除去手段により、形成した液膜を基板の端から順番に連続して除去するので、洗浄液の一部が基板の表面に点在して残ることがない。
さらに、本発明の基板乾燥装置は、液膜形成手段が形成する液膜の厚さが約7〜20μmであるものである。また、本発明の基板乾燥方法は、約7〜20μmの厚さの液膜を形成するものである。液膜の厚さが約7〜20μmの場合、液膜の液の分子が基板の表面に1層乃至数層しか存在しないため、液膜の表面で反射した光と基板の表面で反射した光とが干渉して、液膜の厚さに応じた干渉縞が現れる。液膜の厚さをこの干渉縞が現れる約7〜20μmにすると、液膜の液量が非常に少なくなって、液膜の除去が容易になる。
さらに、本発明の基板乾燥装置は、液膜除去手段がハロゲンランプヒータを有するものである。また、本発明の基板乾燥方法は、ハロゲンランプヒータから赤外線を基板の表面へ照射し、液膜を加熱して蒸発させるものである。ハロゲンランプヒータは、近赤外から中赤外の赤外線を発生し、発生した赤外線を局所的に集中して照射させることができるので、基板の表面の特定の領域のみを加熱することができる。従って、基板を移動しながら基板の表面の液膜を順番に連続して除去する際、除去しようとしている領域の周囲が不必要に加熱されて洗浄液が断片的に蒸発することがない。
本発明の基板の製造方法は、上記のいずれかの基板乾燥装置又は基板乾燥方法を用いて基板を乾燥させるものである。基板を高速で移動しながら、基板の乾燥がむらなく均一に行われ、品質の高い基板が短いタクトタイムで製造される。
本発明の基板乾燥装置及び基板乾燥方法によれば、基板を高速で移動しながら、基板をむらなく均一に乾燥させることができる。特に、表面にパターン等の凹凸が形成された基板をむらなく均一に乾燥させることができる。また、基板を高速で移動しながら、エアナイフのエア使用量を低減することができる。
さらに、本発明の基板乾燥装置及び基板乾燥方法によれば、約7〜20μmの厚さの液膜を形成することにより、液膜の液量を非常に少なくすることができ、液膜の除去を容易にすることができる。
さらに、本発明の基板乾燥装置及び基板乾燥方法によれば、ハロゲンランプヒータを用いることにより、基板の表面の特定の領域のみを加熱することができるので、基板を移動しながら基板の表面の液膜を順番に連続して除去することが容易となる。
本発明の基板の製造方法によれば、基板を高速で移動しながら、基板をむらなく均一に乾燥させることができるので、品質の高い基板を短いタクトタイムで製造することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による基板乾燥装置の概略構成を示す図である。基板乾燥装置は、液膜形成室20と液膜除去室30とを含んで構成されている。液膜形成室20及び液膜除去室30には複数のローラ10が所定の間隔で設置されており、ローラ10に搭載された基板1が、ローラ10の回転により矢印で示す基板移動方向へ移動する。
なお、本実施の形態では基板1を水平な状態で移動しているが、本発明はこれに限らず、基板1を水平に対して基板移動方向と直交する方向又は基板移動方向に所定の角度傾斜した状態で移動してもよい。
液膜形成室20の前段には、例えば洗浄室が配置されており、洗浄室で洗浄された基板1が、ローラ10により液膜形成室20へ搬入される。液膜形成室20には、ローラ10に搭載された基板1の上方に、基板1の基板移動方向と直交する方向(図面奥行き方向)の幅に渡って、ノズル21が基板1と平行に設置されている。ノズル21は、例えば、長尺の管にノズル口を所定の間隔で、または長手方向にスリット状に設けて構成されている。図示しない洗浄液供給源からノズル21へ、純水等の洗浄液が供給される。ノズル21は、ノズル口から、洗浄液を基板1の表面へ長手方向に渡って均一に供給する。
さらに、液膜形成室20には、ローラ10に搭載された基板1の上方及び下方に、基板1の基板移動方向と直交する方向(図面奥行き方向)の幅に渡って、エアナイフ22a,22bが基板1と平行に設置されている。エアナイフ22a,22bは、例えば、長尺のケーシングの内部に加圧室を形成し、加圧室に通じるエア通路を長手方向にスリット状に設けて構成されている。図示しないエア供給源からエアナイフ22a,22bへ、エアが供給される。エアナイフ22a,22bは、エア通路の先端から、エアを基板1の表面又は裏面へ基板移動方向と反対側の向きに所定の入射角度で長手方向に渡って均一に吹き付ける。
なお、本実施の形態では、液膜形成室20にノズル21及びエアナイフ22a,22bをそれぞれ1つだけ設けているが、ノズル21又はエアナイフ22a,22bを基板移動方向に2つ以上設けてもよい。
エアナイフ22aから吹き付けたエアにより、ノズル21から供給した洗浄液が、基板1の表面で基板移動方向と反対側に移動する。本発明では、ノズル21から供給する洗浄液の量、並びにエアナイフ22aから吹き付けるエアの流量及び速度を調整して、洗浄液の移動速度が基板移動速度より遅くなる(洗浄液の移動速度<基板移動速度)様にする。これにより、エアナイフ22aの下方を通過した基板1の表面全体に、洗浄液の連続した薄い液膜が形成される。
図2は、液膜形成後の基板の表面を示す図である。図2は、基板1の表面付近の一部を拡大して示したものであって、基板1の表面全体に、連続した薄い液膜2が形成されている。
本実施の形態では、特に、形成される液膜の厚さが約7〜20μmとなる様に、ノズル21から供給する洗浄液の量、並びにエアナイフ22aから吹き付けるエアの流量及び速度を調整する。液膜2の厚さが約7〜20μmの場合、液膜2の液の分子が基板1の表面に1層乃至数層しか存在しないため、液膜2の表面で反射した光と基板1の表面で反射した光とが干渉して、液膜2の厚さに応じた干渉縞が現れる。液膜2の厚さをこの干渉縞が現れる約7〜20μmにすると、液膜2の液量が非常に少なくなって、後述する液膜除去室30における液膜2の除去が容易になる。
液膜形成後、基板1は、ローラ10により液膜除去室30へ送られる。液膜除去室30には、ハロゲンランプヒータが設置されている。ハロゲンランプヒータは、ハロゲンランプ31、反射板32a,32b、遮光板33、及び冷却板34を含んで構成されている。ハロゲンランプ31、反射板32a及び遮光板33は、基板1の上方に、基板1の基板移動方向と直交する方向(図面奥行き方向)の幅に渡って、基板1と平行に配置されている。反射板32bは、基板1の下方に、同様に配置されている。冷却板34は、反射板32a,32bにそれぞれ取り付けられている。
なお、本実施の形態では、液膜除去室30にハロゲンランプヒータを1つだけ設けているが、ハロゲンランプヒータを基板移動方向に2つ以上設けてもよい。
ハロゲンランプ31は、ハロゲンガスを円柱状の細長いチューブ内に密封したランプであって、近赤外から中赤外の赤外線を長手方向に渡って均一に発生する。反射板32aは、図1にその断面が示された反射面を有し、ハロゲンランプ31が発生した赤外線を長手方向に渡って均一に反射する。ハロゲンランプ31で発生した赤外線及び反射板32aで反射された赤外線は、基板1の表面へ照射される。
遮光板33は、ハロゲンランプ31からの赤外線及び反射板32aからの赤外線の一部を遮断し、赤外線の基板移動方向への広がりを防止する。これにより、赤外線は、基板1の表面に対し、基板移動方向において所定の領域のみへ照射される。反射板32bは、反射板32aと同様の構造であって、基板1を透過した赤外線を長手方向に渡って均一に反射する。冷却板34は、その内部に冷却水の通路を有し、冷却水へ熱を伝えて反射板32a,32bを冷却する。
基板1が液膜除去室30内を基板移動方向へ移動するに従って、基板1の表面が順次ハロゲンランプ31の下方を通過し、赤外線が基板1の表面へ端から順番に連続して照射される。これにより、基板1の表面に形成された液膜が、ハロゲンランプ31の下方を通過する際に加熱されて蒸発し、基板1の端から順番に連続して除去される。
図3は、液膜除去中の基板の表面を示す図である。図3は、図2と同様に基板1の表面付近の一部を拡大して示したものであって、基板1の表面に形成された液膜2が、基板1の端から順番に連続して除去されている。
基板1の表面に形成された液膜が、基板1の表面全体に渡って除去されると、基板1は、ローラ10により液膜除去室30から搬出される。
以上説明した実施の形態では、エアナイフにより洗浄液を基板の表面から完全に除去する必要がないので、基板を高速で移動する場合にも適用することができ、またエアナイフのエア使用量が少なく済む。そして、形成した液膜を基板の端から順番に連続して除去するので、洗浄液の一部が基板の表面に点在して残ることがない。従って、以上説明した実施の形態によれば、基板を高速で移動しながら、基板をむらなく均一に乾燥させることができる。特に、表面にパターン等の凹凸が形成された基板をむらなく均一に乾燥させることができる。また、基板を高速で移動しながら、エアナイフのエア使用量を低減することができる。
さらに、以上説明した実施の形態によれば、ハロゲンランプヒータを用いることにより、基板の表面の特定の領域のみを加熱することができる。従って、基板を移動しながら基板の表面の液膜を順番に連続して除去する際、除去しようとしている領域の周囲が不必要に加熱されて洗浄液が断片的に蒸発することがなく、基板の表面の液膜を順番に連続して除去することが容易となる。
図4は、液晶ディスプレイ装置のTFT基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。薄膜形成工程(ステップ101)では、スパッタ法やプラズマ化学気相成長(CVC)法等により、ガラス基板上に液晶駆動用の透明電極となる導電体膜や絶縁体膜等の薄膜を形成する。レジスト塗布工程(ステップ102)では、ロール塗布法等により感光樹脂材料(フォトレジスト)を塗布して、薄膜形成工程(ステップ101)で形成した薄膜上にフォトレジスト膜を形成する。露光工程(ステップ103)では、プロキシミティ露光装置や投影露光装置等を用いて、マスクのパターンをフォトレジスト膜に転写する。現像工程(ステップ104)では、シャワー現像法等により現像液をフォトレジスト膜上に供給して、フォトレジスト膜の不要部分を除去する。エッチング工程(ステップ105)では、ウエットエッチングにより、薄膜形成工程(ステップ101)で形成した薄膜の内、フォトレジスト膜でマスクされていない部分を除去する。剥離工程(ステップ106)では、エッチング工程(ステップ105)でのマスクの役目を終えたフォトレジスト膜を、剥離液によって剥離する。これらの各工程の前又は後には、必要に応じて、基板の洗浄工程及び乾燥工程が実施される。これらの工程を数回繰り返して、ガラス基板上にTFTアレイが形成される。
また、図5は、液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。ブラックマトリクス形成工程(ステップ201)では、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、剥離等の処理により、ガラス基板上にブラックマトリクスを形成する。着色パターン形成工程(ステップ202)では、染色法、顔料分散法、印刷法、電着法等により、ガラス基板上に着色パターンを形成する。この工程を、R、G、Bの着色パターンについて繰り返す。保護膜形成工程(ステップ203)では、着色パターンの上に保護膜を形成し、透明電極膜形成工程(ステップ204)では、保護膜の上に透明電極膜を形成する。これらの各工程の前、途中又は後には、必要に応じて、基板の洗浄工程及び乾燥工程が実施される。
本発明の基板乾燥装置又は基板乾燥方法を用いて基板を乾燥させることにより、基板を高速で移動しながら、基板をむらなく均一に乾燥させることができる。従って、品質の高い基板を短いタクトタイムで製造することができる。
本発明の一実施の形態による基板乾燥装置の概略構成を示す図である。 液膜形成後の基板の表面を示す図である。 液膜除去中の基板の表面を示す図である。 液晶ディスプレイ装置のTFT基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。 液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 基板
2 液膜
10 ローラ
20 液膜形成室
21 ノズル
22a,22b エアナイフ
30 液膜除去室
31 ハロゲンランプ
32a,32b 反射板
33 遮光板
34 冷却板

Claims (8)

  1. 基板を移動する基板移動手段と、
    前記基板移動手段により移動される基板の表面へ洗浄液を供給する洗浄液供給手段及びエアを吹き付けるエアナイフを有し、該エアナイフから吹き付けたエアにより、前記洗浄液供給手段から供給した洗浄液を基板の表面で基板移動方向と反対側に基板移動速度より遅い速度で移動して、基板の表面全体に連続した液膜を形成する液膜形成手段と、
    前記液膜形成手段が形成した液膜を基板の端から順番に連続して除去する液膜除去手段とを備えたことを特徴とする基板乾燥装置。
  2. 前記液膜形成手段が形成する液膜の厚さが約7〜20μmであることを特徴とする請求項1に記載の基板乾燥装置。
  3. 前記液膜除去手段がハロゲンランプヒータを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板乾燥装置。
  4. 基板を移動しながら、
    基板の表面へ洗浄液を供給しかつエアを吹き付け、吹き付けたエアにより、供給した洗浄液を基板の表面で基板移動方向と反対側に基板移動速度より遅い速度で移動して、基板の表面全体に連続した液膜を形成し、
    形成した液膜を基板の端から順番に連続して除去することを特徴とする基板乾燥方法。
  5. 約7〜20μmの厚さの液膜を形成することを特徴とする請求項4に記載の基板乾燥方法。
  6. ハロゲンランプヒータから赤外線を基板の表面へ照射し、液膜を加熱して蒸発させることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の基板乾燥方法。
  7. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の基板乾燥装置を用いて基板を乾燥させることを特徴とする基板の製造方法。
  8. 請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載の基板乾燥方法を用いて基板を乾燥させることを特徴とする基板の製造方法。
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