JP2007117849A - オゾン処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】臭気物質濃度が高い処理水が流入したとき、あるいは渇水などにより原水水質が悪化したときなどに、被処理水のアンモニア濃度に対応するようにオゾン注入率を高くして、臭素酸濃度を規定値以内に抑制しながら、高いオゾン注入効果を確保し、良好な水質の水道水を生成する。
【解決手段】オゾン注入設備3aに導かれる被処理水のアンモニア濃度に応じて、溶存オゾン濃度設定値補正部6cに補正値を算出して、溶存オゾン濃度設定値部15に設定されている溶存オゾン濃度設定値を補正し、オゾン発生設備2で生成されるオゾンの濃度を制御し、被処理水中の臭素酸を抑制する。
【選択図】図1
【解決手段】オゾン注入設備3aに導かれる被処理水のアンモニア濃度に応じて、溶存オゾン濃度設定値補正部6cに補正値を算出して、溶存オゾン濃度設定値部15に設定されている溶存オゾン濃度設定値を補正し、オゾン発生設備2で生成されるオゾンの濃度を制御し、被処理水中の臭素酸を抑制する。
【選択図】図1
Description
本発明は、上水道設備などで使用されるオゾン処理システムに関する。
近年、水源水質が著しく悪化している。上水道設備などでは、沈殿水(凝集沈殿後の水)、濾過水(濾過後の水)に対し、溶存オゾン濃度、排オゾン濃度、紫外線吸光度などを指標にしたオゾン処理を施して、臭気物質、有機物(消毒副生成物の前駆物質)などを分解し、水道水の臭い、味などを改善するようにしている。
この際、原水に臭化物イオンが混入していると、オゾン処理過程で、発ガン性が疑われている臭素酸が生成される。このため、我が国の水質基準では、臭素酸濃度を“0.01mg/l”以下に規制し、オゾン処理過程で、規定以上の臭素酸が発生しないようにしている。
特開2004−223357号公報
ところで、このような従来のオゾン処理システムでは、臭素酸濃度に対する水質基準を守るために、規定されている濃度以上のオゾンを注入しないようにしているので、臭気物質濃度が高い原水が流入したとき、あるいは渇水などにより原水水質が悪化したとき、臭気物質、有機物を十分に分解できず、水道水の水質が悪化してしまうという問題があった。
本発明は上記の事情に鑑み、臭気物質濃度が高い処理水が流入したとき、あるいは渇水などにより原水水質が悪化したときでも臭素酸濃度を規定値以内に抑制しつつ、高いオゾン注入効果を確保し、良好な水質の水道水を生成することができるオゾン処理システムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明は、請求項1では、オゾン注入手段を構成するオゾン反応槽にオゾンを供給して、オゾン反応槽の被処理水に含まれる有機物を分解するオゾン処理システムにおいて、前記オゾン反応槽に供給される被処理水のアンモニア濃度を測定するアンモニア濃度測定手段と、このアンモニア濃度測定手段で得られたアンモニア濃度測定値に基づき、溶存オゾン濃度設定値を補正するとともに、補正済みの溶存オゾン濃度設定値と前記オゾン反応槽内にある被処理水の溶存オゾン濃度とに基づき、オゾン発生量指示信号を生成する制御手段と、この制御手段で得られたオゾン発生量指示信号に応じたオゾンを生成して、前記オゾン反応槽内に供給するオゾン発生手段とを備えたことを特徴としている。
また、請求項2では、オゾン注入設備を構成するオゾン反応槽にオゾンを供給して、オゾン反応槽の被処理水に含まれる有機物を分解するオゾン処理システムにおいて、前記オゾン反応槽に供給される被処理水のアンモニア濃度を測定するアンモニア濃度測定手段と、前記オゾン反応槽に供給される被処理水のpH値、または前記オゾン反応槽内にある被処理水のpH値を測定するpH測定手段と、このpH測定手段で得られたpH値、前記アンモニア濃度測定手段で得られたアンモニア濃度測定値のうち、少なくともいずれかに基づき、溶存オゾン濃度設定値を補正するとともに、補正済みの溶存オゾン濃度設定値と前記オゾン反応槽内にある被処理水の溶存オゾン濃度とに基づき、オゾン発生量指示信号を生成する制御手段と、この制御手段で得られたオゾン発生量指示信号に応じたオゾンを生成して、前記オゾン反応槽内に供給するオゾン発生手段とを備えたことを特徴としている。
また、請求項3では、オゾン注入設備を構成するオゾン反応槽にオゾンを供給して、オゾン反応槽の被処理水に含まれる有機物を分解するオゾン処理システムにおいて、前記オゾン反応槽に供給される被処理水のアンモニア濃度を測定するアンモニア濃度測定手段と、前記オゾン反応槽に供給される被処理水のpH値、または前記オゾン反応槽内にある被処理水のpH値を測定するpH測定手段と、前記オゾン反応槽に供給される被処理水の臭化物イオン濃度を測定する臭化物イオン濃度測定手段と、この臭化物イオン濃度測定手段で得られた臭化物イオン濃度、前記pH測定手段で得られたpH値、前記アンモニア濃度測定手段で得られたアンモニア濃度測定値のうち、少なくともいずれかに基づき、溶存オゾン濃度設定値を補正するとともに、補正済みの溶存オゾン濃度設定値と前記オゾン反応槽内にある被処理水の溶存オゾン濃度とに基づき、オゾン発生量指示信号を生成する制御手段と、この制御手段で得られたオゾン発生量指示信号に応じたオゾンを生成して、前記オゾン反応槽内に供給するオゾン発生手段とを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、臭気物質濃度が高い処理水が流入したとき、あるいは渇水などにより原水水質が悪化したときなど、臭素酸濃度を規定値以内に抑制しつつ、高いオゾン注入効果を確保し、良好な水質の水道水を生成することができる。
《第1実施形態》
図1は本発明によるオゾン処理システムの第1実施形態を示すブロック図である。
図1は本発明によるオゾン処理システムの第1実施形態を示すブロック図である。
この図に示すオゾン処理システム1aは、オゾン発生設備2と、オゾン注入設備3aと、制御設備4aとを備えている。このオゾン処理システム1aでは、沈殿水(凝集沈殿後の水)、濾過水(濾過後の水)などの被処理水を取り込み、アンモニア濃度に対応した最適な注入量(臭素酸の発生量を規定値以内に抑えながら、被処理水に含まれている臭気物質、有機物などを十分に分解することができる注入量)のオゾンを注入して、有機物を分解した後、活性炭吸着池に供給する。
オゾン発生設備2は、制御設備4aから出力されるオゾン発生量指示信号に応じて、周囲の空気を取り込みながら、指定された量のオゾンを発生し、オゾン注入設備3aにオゾンを含む空気(オゾン化空気)を供給するオゾン発生器6と、オゾン発生器6に取り込まれた空気の流量を測定するガス流量計5と、オゾン発生器6によって生成されるオゾン化空気中のオゾン濃度を測定する発生オゾン濃度計7とを備えている。
そして、ガス流量計5は、空気の取り込み量を測定して制御設備4aに空気流量測定値を供給する。また、この動作と並行し、制御設備4aから出力されるオゾン発生量指示信号に応じて、オゾン発生器6は、空気をオゾン化してオゾン化空気を生成し、このオゾン化空気をオゾン注入設備3aに供給する。また、発生オゾン濃度計7は、オゾン発生器6から出力されるオゾン化空気中のオゾン濃度を測定し、このオゾン濃度測定値を制御設備4aに供給する。
オゾン注入設備3aは、凝集沈殿池、濾過池などに連結された流入管8と、流入管8に取り付けられ、凝集沈殿池、濾過池などから被処理水を取り込むポンプ9と、流入管8に取り付けられ、ポンプ9によって取り込まれる被処理水の流量を測定する処理水流量計10と、流入管8に取り付けられ、ポンプ9によって取り込まれる被処理水中のアンモニア濃度を測定するアンモニア濃度計11と、ポンプ9によって取り込まれた被処理水にオゾン化空気を注入して、被処理水中の臭気物質、有機物などを分解するオゾン反応槽12と、オゾン反応槽12内に取り付けられ、被処理水のオゾン濃度を測定する溶存オゾン濃度計13と、オゾン反応槽12から排出される被処理水を活性炭吸着池に導く流出管14とを備えている。
そして、ポンプ9を駆動して、凝集沈殿池、濾過池などから被処理水を取り込みながら、処理水流量計10、アンモニア濃度計11によって、被処理水の流量、アンモニア濃度を測定し、測定結果を制御設備4aに供給する。また、この動作と並行し、ポンプ9によって取り込まれた被処理水をオゾン反応槽12に導いて、オゾン発生設備2から供給されるオゾン化空気を注入し、被処理水中の臭気物質、有機物などを分解した後、流出管14を介して、活性炭吸着池に供給するとともに、溶存オゾン濃度計13によって、処理水のオゾン濃度を測定して、測定結果を制御設備4aに供給する。
制御設備4aは、溶存オゾン濃度設定値が設定される溶存オゾン濃度設定値部15と、図2に示す補正表、あるいは予め設定されている補正式(アンモニア濃度測定値から補正値を導く関数)などを用いて、アンモニア濃度計11からのアンモニア濃度測定値に対応した補正値を求めるとともに、溶存オゾン濃度設定値部15から溶存オゾン濃度設定値を読み出し、補正値で補正する溶存オゾン濃度設定値補正演算部16aと、溶存オゾン濃度設定値補正演算部16aで補正された溶存オゾン濃度設定値と溶存オゾン濃度計13から出力される溶存オゾン濃度測定値とに基づき、オゾン注入率を演算するオゾン注入率演算部17と、オゾン注入率演算部17から出力されるオゾン注入率、オゾン発生設備2から出力される空気流量測定値、オゾン濃度測定値、オゾン注入設備3aの処理水流量計10から出力される被処理水流量測定値に基づき、オゾンの発生量を調整する発生オゾン濃度調整部18とを備えている。
そして、制御設備4aは、図2に示す補正表、あるいは予め設定されている補正式(アンモニア濃度測定値から補正値を導く関数)などと、アンモニア濃度計11から出力されるアンモニア濃度測定値とに基づき、溶存オゾン濃度設定値の補正値を求めて、溶存オゾン濃度設定値に加算し、溶存オゾン濃度設定値を補正する。次いで、補正済みの溶存オゾン濃度設定値と、溶存オゾン濃度計13から出力される溶存オゾン濃度測定値とを比較して、オゾン注入率を演算する。そして、このオゾン注入率と、オゾン発生設備2から出力される空気流量測定値と、オゾン濃度測定値と、処理水流量計10から出力される被処理水流量測定値とに基づき、オゾン発生量指示信号を生成し、オゾン発生設備2に供給する。
これにより、オゾン発生設備2からオゾン注入設備3aに供給されるオゾン化空気によって、オゾン反応槽12内にある被処理水中の臭化物イオンが酸化されて次亜臭素酸イオンが生成される。この次亜臭素酸イオンと被処理水中に含まれているアンモニアとが反応することによって、臭素酸の生成を抑制する。
この結果、被処理水中に存在するアンモニアの濃度が高いときは、オゾン注入率を高くしても、その分だけ、被処理水中の臭化物イオンがアンモニアと反応するので、臭素酸の生成を抑制することができる。
このように、第1実施形態によれば、臭気物質濃度が高い処理水が流入したとき、あるいは渇水などにより原水水質が悪化したときなど、被処理水のアンモニア濃度に対応するようにオゾン注入率を高くして、臭素酸濃度を規定値以内に抑制するとともに、高いオゾン注入効果を確保して、良好な水質の水道水を生成することが可能になる。
《第2実施形態》
図3は本発明によるオゾン処理システムの第2実施形態を示すブロック図である。なお、この図において、図1の各部と対応する部分には、同じ符号が付してある。
図3は本発明によるオゾン処理システムの第2実施形態を示すブロック図である。なお、この図において、図1の各部と対応する部分には、同じ符号が付してある。
この図に示すオゾン処理システム1bが図1に示すオゾン処理システム1aと異なる点は、流入管8に取り付けたpH計21によって、オゾン反応槽12に供給される被処理水のpH値を測定するようにしたことである。
さらに、アンモニア濃度測定値に応じて、溶存オゾン濃度設定値部15に設定されている溶存オゾン濃度設定値を補正する溶存オゾン濃度設定値補正演算部16aに代えて、アンモニア濃度測定値と、pH値とに応じて、溶存オゾン濃度設定値部15に設定されている溶存オゾン濃度設定値を補正する溶存オゾン濃度設定値補正演算部16bを設け、オゾン反応槽12に供給される被処理水のアンモニア濃度と、pH値とに応じて、溶存オゾン濃度設定値部15に設定されている溶存オゾン濃度設定値を補正するようにしたことである。
この際、pH計21によって測定された被処理水のpH値と、図4に示す補正表、あるいは予め設定されている補正式(pH値から重み付け係数を導く関数)などとを用いて、比較結果に応じた重み付け係数(補正比率)を演算するとともに、アンモニア濃度測定値に対応した補正値を求め、両者の値によって溶存オゾン濃度設定値を補正する。
これにより、被処理水中の溶存オゾン濃度が同じときでも、通常の凝集沈殿処理水のpH範囲内では被処理水のpH値が低いほど、臭素酸イオンの生成量が少なくなるという特性を利用し、基準pH値に対し、被処理水のpH値が高くなっているとき、オゾン注入率を低くして、臭素酸の抑制効果をさらに高くすることができる。
このように、第2実施形態によれば、臭気物質濃度が高い処理水が流入したとき、あるいは渇水などにより原水水質が悪化したときなど、被処理水のpH値に反比例するようにオゾン注入率を高くして、臭素酸濃度を規定値以内に抑制しながら、より高いオゾン注入効果を確保し、良好な水質の水道水を生成することができる。
《第3実施形態》
図5は本発明によるオゾン処理システムの第3実施形態を示すブロック図である。なお、この図において、図1の各部と対応する部分には、同じ符号が付してある。
図5は本発明によるオゾン処理システムの第3実施形態を示すブロック図である。なお、この図において、図1の各部と対応する部分には、同じ符号が付してある。
この図に示すオゾン処理システム1cが図1に示すオゾン処理システム1aと異なる点は、流入管8に取り付けたpH計21と、臭化物イオン濃度計31とによって、オゾン反応槽12に供給される被処理水のpH値と、臭化物イオン濃度とを測定するようにしたことである。
さらに、アンモニア濃度測定値に応じて、溶存オゾン濃度設定値部15に設定されている溶存オゾン濃度設定値を補正する溶存オゾン濃度設定値補正演算部16aに代えて、アンモニア濃度測定値と、pH値と、臭化物イオン濃度測定値とに応じて、溶存オゾン濃度設定値部15に設定されている溶存オゾン濃度設定値を補正する溶存オゾン濃度設定値補正演算部16cを設け、オゾン反応槽12に供給される被処理水のアンモニア濃度と、pH値と、臭化物イオン濃度とに応じて、溶存オゾン濃度設定値部15に設定されている溶存オゾン濃度設定値を補正するようにしたことである。
この際、アンモニア濃度計11によって測定された被処理水のアンモニア濃度と、臭化物イオン濃度計31によって測定された被処理水の臭化物イオン濃度と、図6に示す補正表、あるいは予め設定されている補正式(アンモニア濃度、臭化イオン物濃度、pH値から重み付け係数を導く関数)などとに基づき、被処理水のアンモニア濃度、臭化物イオン濃度、pH値に対応した重み付け係数を演算するとともに、この重み付け係数を用いて、溶存オゾン濃度設定値部15に設定されている溶存オゾン濃度設定値を補正した後、被処理水のアンモニア濃度、臭化物イオン濃度、pH値に応じた最適なオゾン注入率で、オゾン発生設備2からオゾン注入設備3cにオゾン化空気を供給することができる。
このように、第3実施形態によれば、臭気物質濃度が高い処理水が流入したとき、あるいは渇水などにより原水水質が悪化したときなどに、被処理水の臭化物イオン濃度と、アンモニア濃度とに対応してオゾン注入率を最適化し、臭素酸濃度を規定値以内に抑制しながら、より高いオゾン注入効果を確保して、良好な水質の水道水を生成することができる。
1a〜1c:オゾン処理システム
2:オゾン発生設備
3a〜3c:オゾン注入設備
4a〜4c:制御設備
5:ガス流量計
6:オゾン発生器
7:発生オゾン濃度計
8:流入管
9:ポンプ
10:処理水流量計
11:アンモニア濃度計
12:オゾン反応槽
13:溶存オゾン濃度計
14:流出管
15:溶存オゾン濃度設定値部
16a〜16c:溶存オゾン濃度設定値補正演算部
17:オゾン注入率演算部
18:発生オゾン濃度調整部
21:pH計
31:臭化物イオン濃度計
2:オゾン発生設備
3a〜3c:オゾン注入設備
4a〜4c:制御設備
5:ガス流量計
6:オゾン発生器
7:発生オゾン濃度計
8:流入管
9:ポンプ
10:処理水流量計
11:アンモニア濃度計
12:オゾン反応槽
13:溶存オゾン濃度計
14:流出管
15:溶存オゾン濃度設定値部
16a〜16c:溶存オゾン濃度設定値補正演算部
17:オゾン注入率演算部
18:発生オゾン濃度調整部
21:pH計
31:臭化物イオン濃度計
Claims (3)
- オゾン注入設備を構成するオゾン反応槽にオゾンを供給して、オゾン反応槽の被処理水に含まれる有機物を分解するオゾン処理システムにおいて、
前記オゾン反応槽に供給される被処理水のアンモニア濃度を測定するアンモニア濃度測定手段と、
このアンモニア濃度測定手段で得られたアンモニア濃度測定値に基づき、溶存オゾン濃度設定値を補正するとともに、補正済みの溶存オゾン濃度設定値と前記オゾン反応槽内にある被処理水の溶存オゾン濃度とに基づき、オゾン発生量指示信号を生成する制御手段と、
この制御手段で得られたオゾン発生量指示信号に応じたオゾンを生成して、前記オゾン反応槽内に供給するオゾン発生手段と、
を備えたことを特徴とするオゾン処理システム。 - オゾン注入設備を構成するオゾン反応槽にオゾンを供給して、オゾン反応槽の被処理水に含まれる有機物を分解するオゾン処理システムにおいて、
前記オゾン反応槽に供給される被処理水のアンモニア濃度を測定するアンモニア濃度測定手段と、
前記オゾン反応槽に供給される被処理水のpH値、または前記オゾン反応槽内にある被処理水のpH値を測定するpH測定手段と、
このpH測定手段で得られたpH値、前記アンモニア濃度測定手段で得られたアンモニア濃度測定値のうち、少なくともいずれかに基づき、溶存オゾン濃度設定値を補正するとともに、補正済みの溶存オゾン濃度設定値と前記オゾン反応槽内にある被処理水の溶存オゾン濃度とに基づき、オゾン発生量指示信号を生成する制御手段と、
この制御手段で得られたオゾン発生量指示信号に応じたオゾンを生成して、前記オゾン反応槽内に供給するオゾン発生手段と、
を備えたことを特徴とするオゾン処理システム。 - オゾン注入設備を構成するオゾン反応槽にオゾンを供給して、オゾン反応槽の被処理水に含まれる有機物を分解するオゾン処理システムにおいて、
前記オゾン反応槽に供給される被処理水のアンモニア濃度を測定するアンモニア濃度測定手段と、
前記オゾン反応槽に供給される被処理水のpH値、または前記オゾン反応槽内にある被処理水のpH値を測定するpH測定手段と、
前記オゾン反応槽に供給される被処理水の臭化物イオン濃度を測定する臭化物イオン濃度測定手段と、
この臭化物イオン濃度測定手段で得られた臭化物イオン濃度、前記pH測定手段で得られたpH値、前記アンモニア濃度測定手段で得られたアンモニア濃度測定値のうち、少なくともいずれかに基づき、溶存オゾン濃度設定値を補正するとともに、補正済みの溶存オゾン濃度設定値と前記オゾン反応槽内にある被処理水の溶存オゾン濃度とに基づき、オゾン発生量指示信号を生成する制御手段と、
この制御手段で得られたオゾン発生量指示信号に応じたオゾンを生成して、前記オゾン反応槽内に供給するオゾン発生手段と、
を備えたことを特徴とするオゾン処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005311637A JP2007117849A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | オゾン処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005311637A JP2007117849A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | オゾン処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007117849A true JP2007117849A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38142274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005311637A Pending JP2007117849A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | オゾン処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007117849A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1986070A2 (en) | 2007-04-27 | 2008-10-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Clock signal generation circuit and semiconductor device |
JP2009078238A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Metawater Co Ltd | オゾン注入制御方法及び水処理装置 |
KR101125318B1 (ko) * | 2011-10-28 | 2012-03-27 | 한국수자원공사 | 수처리공정에 이용되는 오존주입률 결정장치 및 방법 |
KR101125353B1 (ko) | 2011-10-28 | 2012-03-27 | 한국수자원공사 | 수처리공정에 이용되는 오존발생기의 최적운전 결정장치 및 방법 |
-
2005
- 2005-10-26 JP JP2005311637A patent/JP2007117849A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1986070A2 (en) | 2007-04-27 | 2008-10-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Clock signal generation circuit and semiconductor device |
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