JP2007117467A - 読影支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】読影専門医が効率的に読影を行って、読影情報を医療機関に送信することができる読影支援システムの提供にある。
【解決手段】被検者の所定部位を撮影した断層画像を記憶し、医療機関の認識コードと被検者情報とを付してDICOMファイルに変換し送信する通信手段1dを備えたデジタル画像診断装置1と、該画像診断装置と専用ネットワーク6を介して接続される読影センタ内のネットワーク5に接続された読影支援装置3と画像保管装置4とを備え、前記画像診断装置から専用ネットワークを介し送信されるDICOMファイルを画像保管装置に取込んで記録し、記録された該ファイルを読影支援装置で読取って表示し、該支援装置で作成した読影レポートを専用ネットワークを介し、被検者の部位、所見、判定等の読影情報のみを、医療機関の認識コードと被検者情報とともにデジタル画像診断装置に送信する読影支援システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、熟練した読影専門医が遠隔地や読影専門医の不足する医療機関からの医療画像を受信し、その医療画像の所見を医療機関に提供することができる読影支援システムに関するものである。
従来、CT、MR、PET等の医用撮像装置により撮影された医療画像を基づいて、患部を診断する読影が行われている。しかし、読影には、高度な専門知識と技術を必要とするために、読影専門医が不足しているのが現状であり、このようなことから医療画像を病院から読影センタに送信し、読影センタの読影専門医が読影し、読影結果を病院に送信する遠隔読影システムがある。このような遠隔読影システムでは、多くの病院での医用撮像装置にて撮影された医療画像を読影センタにて集中し読影するもので、読影専門医は大量の医療画像を的確かつ効率的に読影することが求められている。(例えば、特許文献1参照)
特開2004−57592号公報
しかしながら、従来の遠隔読影システムでは、読影専門医が読影にあたり医療画像のコントラスト調整をすることが必要であったり、読影専門医が短時間で患者の症状に応じた的確なコントラストに調整するのは困難であり、調整操作に多くの無駄な時間を費やすことになり、煩わしい。また、医療画像が診断に適した順番に配列されていない場合があり、読影の際に必要な医療画像がどこにあるかを確認した上でファイルをアクセスすることが必要となり、読影専門医の負担が大きいのが実情である。さらに、病院の医用撮像装置では、所定の立体画像を生成するために最終的には不要となる複数の医療画像を作成することもあり、このような医療画像は読影にはあまり重要ではなく、これらの医療画像まで送信すると送信負荷が大きくなり、送信負荷の増大は、回線占有率を上げ、読影センタの利用効率を低下させることにもなる。このような煩わしさが、読影専門医による高度の医療サービスの効率的を阻害要因となっている。
本発明は、上述のような課題に鑑みなされたものであり、読影専門医が効率的に読影を行って、読影情報を医療機関に送信することができる読影支援システムを提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を達成したものであり、請求項1の発明は、被検者の所定部位を撮影した断層画像を記憶し、医療機関の認識コードと被検者情報とを付与してDICOMファイルに変換して送信する通信手段を備えたデジタル画像診断装置と、前記デジタル画像診断装置と専用ネットワークを介して接続される読影センタ内のネットワークに接続された読影支援装置と画像保管装置とを備え、
前記デジタル画像診断装置から前記専用ネットワークを介して送信される前記DICOMファイルを前記画像保管装置に取り込んで記録し、該画像保管装置に記録された前記DICOMファイルを前記読影支援装置で読み取って表示し、前記読影支援装置により作成した読影レポートを前記専用ネットワークを介して、前記被検者の部位、所見、判定等の読影情報のみを、前記医療機関の認識コードとともに前記デジタル画像診断装置に送信することを特徴とする読影支援システムである。
また、請求項2の発明は、前記読影支援装置が、胸部の断層部位を選択する断層画像手段と、選択した断層画像を表示する断層画像表示手段と、表示された該断層画像に基づく読影結果の所見を選択する所見選択手段と、読影結果の判定を選択する判定選択手段と、これらの情報を登録して表示する登録表示手段とを有し、前記医療機関の認識コードとともに、前記登録表示手段に基づく所見情報と判定情報とを所定フォーマットで前記デジタル画像診断装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の読影支援システムである。
また、請求項3の発明は、前記デジタル画像診断装置から送信される断層画像のスライス部位がコード化されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の読影支援システムである。
請求項1の発明では、被検者の所定部位を撮影した断層画像を記憶し、医療機関の認識コードと被検者情報とを付与してDICOMファイルに変換して送信する通信手段を備えたデジタル画像診断装置と、前記デジタル画像診断装置と専用ネットワークを介して接続される読影センタ内のネットワークに接続された読影支援装置と画像保管装置とを備え、
前記デジタル画像診断装置から前記専用ネットワークを介して送信される前記DICOMファイルを前記画像保管装置に取り込んで記録し、該画像保管装置に記録された前記DICOMファイルを前記読影支援装置で読み取って表示し、前記読影支援装置により作成した読影レポートを前記専用ネットワークを介して、前記被検者の部位、所見、判定等の読影情報のみを、前記医療機関の認識コードとともに前記デジタル画像診断装置に送信することを特徴とする読影支援システムであるので、CT装置等の断層画像をDICOMファイルとして画像保管装置に転送して一時記憶し、一時記憶したDICOMファイルの断層画像を読影支援装置に呼び出して被検者の所定部位(所定スライス部位)の断層画像を表示し、断層画像の部位に対する所見と判定等の読影情報を入力して表示し、断層画像を除く読影情報のみをデジタル画像診断装置に送信することによって、医療機関のデジタル画像診断装置に被検者の医療画像に受信した読影情報が表示され、読影レポート情報として活用することができる。
また、読影支援装置は読影情報(所見コード,判定コード等)のみを送信するようにし、読影情報はコード番号であり、送信に負荷を与えることがない利点があり、送信に要す回線占有率が少なくて済み、データの送信に要する送信時間を短縮することができ、大量の断層画像の読影が可能となる利点がある。なお、断層画像がDICOMファイルとして送信されるので、読影支援装置では同一条件で断層画像を読影することができる。また、デジタル画像診断装置は、断層画像と送信されたコード番号による読影情報(所見コード,判定コード等)と医療機関側の断層画像とを組み合わせて表示することができ、医療機関側の医師は読影レポートとして診断に活用することができる。
また、請求項2の発明では、前記読影支援装置が、胸部の断層部位を選択する断層画像選択手段と、選択した断層画像を表示する断層画像表示手段と、表示された該断層画像に基づく読影結果の所見を選択する所見選択手段と、読影結果の判定を選択する判定選択手段と、これらの情報を登録して表示する登録表示手段とを有し、前記医療機関の認識コードとともに、前記登録表示手段に基づく所見情報と判定情報とを所定フォーマットで前記デジタル画像診断装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の読影支援システムであるので、断層画像選択手段により被検者の胸部の断層部位(スライス部位)をマウスなどによるクリック操作により選択し、断層画像表示手段により断層画像を表示し、所見選択手段により読影結果の所見をマウスなどによるクリック操作により選択し、登録表示手段により登録した情報を表示することができ、登録表示手段により表示された所見情報(所見コード番号)と判定情報(判定コード番号)とは、所定フォーマットで前記デジタル画像診断装置に送信することができ、断層画像は送信されることなく、デジタル画像診断装置側で保管されて断層画像が利用されるので、通信速度に負荷を掛けることなく送信することができる利点がある。デジタル画像診断装置では、被検者の胸部の断層画像に所見情報と判定情報とが組み合わされた画像を表示して、読影レポートとして利用することができる利点がある。
なお、デジタル画像診断装置では、断層画像にもコード番号が付与され、この断層コード番号を読影支援装置で利用することによって、的確に必要な断層画像を読影支援装置側で読み出して表示することが可能である。
また、請求項3の発明では、前記デジタル画像診断装置から送信される断層画像のスライス部位がコード化されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の読影支援システムであり、デジタル画像診断装置と読影支援装置とで共通のコードが使用されており、読影に当たり、従来のように全ての断層画像を読み出し、必要な断層画像を選択する操作を行うことなく、断層画像のコード番号(断層部位コード)と断層部位(スライス部位)とが対応しているので、診断に必要な断層画像を画面上のスライス部位をクリックすることによって、必要な断層画像を簡単に表示して読影することができる利点がある。
以下、本発明の読影支援システムの実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図1は、本実施形態の読影支援システムのブロック図である。図2は本実施形態のデジタル画像診断装置のブロック図であり、図3(a),(b)は本実施形態の読影支援装置のブロック図であり、図4は読影レポート作成画面である。
本実施形態において、医療機関にはデジタル画像診断装置1が設けられ、CT装置(Computed Tomography:コンピュータ断層装置)2が接続され、読影センタには読影支援装置3と画像保管装置4とがLAN(Local Area Network)を構成している。CT装置からのデジタル断層画像は、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格に基づいて作成された精細医療画像であり、DICOMファイルと称する。読影支援装置3と画像保管装置4はLAN5を介してセキュリティが高められたIP−VPN(Internet Protocol-Virtual Private Network)などの専用ネットワーク6によりデジタル画像診断装置1と接続されている。また、デジタル画像診断装置1は各医療機関毎に設けられるので、多数のデジタル画像診断装置1が専用ネットワーク6を介して読影センタと接続されている。なお、デジタル画像診断装置1は、遠隔地に設置されたものはもとより、読影専門医が不足する医療機関に設置されたもの全てが対象である。
デジタル画像診断装置1は、CT装置2からの医療画像である断層画像が順次記憶される画像ファイル取得手段1aと、画像ファイル取得手段1aに記憶された断層画像を画像処理する画像処理装置1bと、断層画像をDICOMファイルとする画像圧縮手段1cと、DICOMファイルを送信したり、読影情報を受信するための通信手段1dと、断層画像等を表示する表示部1eと、画像処理装置1bを操作するための入力部1fとが備えられている。DICOMファイルには、医療機関の識別コードと、コード化された被検者情報と、断層画像とが所定フォーマットに書き込まれている。被検者情報とは、住所、名前、性別、生年月日、カルテ番号、受診日等である。また、断層画像はコード化されており、スライス部位と断層画像(断層部位)とが対応するように、各断層画像に所定断層部位コードが付与されており、この断層部位コードは、デジタル画像診断装置1と読影支援装置3と共通のコードである。
読影センタには、LAN5で接続された読影支援装置3と画像保管装置4とが設けられており、画像保管装置4には、各医療機関から送信されたDICOMファイルが時系列に記憶されている。読影支援装置3は、画像表示制御手段3aと、所見表示記憶手段3dと、判定表示記憶手段3eとを備え、画像表示制御手段3aには、表示部3bと操作を行うためのキーボード、マウス等の入力部3cとが接続されている。画像表示制御手段3aは、胸部の断層部位(スライス部位)を選択する断層画像選択手段3と、選択した断層画像を表示する断層画像表示手段3と、表示された該断層画像に基づく読影結果の所見表示を選択する所見選択手段3と、読影結果の判定を選択する判定選択手段3と、これらの情報を登録して表示する登録表示手段3とを有している。読影支援装置3では、スライス部位が断層部位コードに対応しているので、画面上でスライス部位を指示すれば、所定の断層画像を選択することができる。これらのコードは、デジタル画像診断装置1及び読影支援装置3で共通のものである。
先ず、所見表示記憶手段3dでは、読影による所見がコード化されて所見コードとして記憶されている。例えば、胸部断層画像の陰影に基づく所見は、「粒状影」,「小結節影」,「結節影」,「腫瘤影」,「無気肺」,「リンパ節腫大」,「気管支炎/細気管支炎」,「気管支拡張」,「胸水/胸膜肥厚」,「その他」に分類されている。また、判定表示記憶手段3eには、「胸部に異常所見を認める」,「胸部に異常所見を認めない」等の判定結果が記憶されており、これらもコード化されて判定コードとして記憶されている。また、胸部の断層部位(スライス部位)もコード化されており、断層コードを特定することによって、断層部位を特定することができる。
続いて、画像表示制御手段3aにおける機能について、図4の画面を参照して説明する。先ず、図4の読影レポート作成画面について説明すると、読影レポート作成画面には、断層画像選択画面7a、断層画像表示画面7b、所見選択画面7c、判定選択画面7d、登録表示画面7e等が設けられている。
断層画像選択手段3は、断層画像選択画面7aに胸部の断層写真が6段階にスライスされて示され、読影対称の断層画像であるスライス部位をマウスでクリックして選択すると、選択されたスライス部位に△印で示され、選択されたスライス部位に対応する肺尖の断層画像が画像保管装置4から選択する。
断層画像表示手段3は、断層画像選択手段3により断層画像選択画面7aから選択したスライス部位の断層画像を断層画像表示画面7bに表示する。断層画像は画像保管装置4に圧縮された断層画像として記憶されており、解凍し断層画像表示画面7bに表示されるが、解凍操作は表示する段階で自動的になされる。無論、被検者の断層画像は、画像保管装置4から予め選択して所定の記憶領域に圧縮された断層画像を解凍して読み込んだ後、その記憶領域から選択するようにしてもよい。なお、図4では、胸部が図示されているが、読影対称を胃部等であってもよい。
所見選択手段3は、断層画像表示画面7bに表示された胸尖の断層画像の陰影に基づく所見を、所見選択画面7cからマウスによるクリック操作により選択する機能を有する。なお、所見は、所見表示記憶手段3dに記憶されている所見、即ち、「粒状影」,「小結節影」,「結節影」,「腫瘤影」,「無気肺」,「リンパ節腫大」,「気管支炎/細気管支炎」,「気管支拡張」,「胸水/胸膜肥厚」,「その他」の何れかから選択する。
なお、図4は、胸部陰影の読影の例を示しているが、検査部位が胃部であれば、その所見の内容も自ずから所見の内容は異なる。このようなに胸部及び胃部等の所見がグループ化され、各読影対称部位に基づいて、自動的に選択されて表示されるようになされている。胸部のみならず他のスライス部位の所見も所見コードとしてコード化されている。従って、読影対称が胃部であれば、所見項目はそれに対応した所見が選択できるようになされている。
判定選択手段3は、断層写真に陰影があり、所見にて病巣があると判断された場合、「胸部に異常所見を認める」,「胸部に異常所見を認めない」等から選択して判定選択画面7dに表示する。これらの表示もコード化されており、判定選択手段3では、判定コードに基づいて、「胸部に異常所見を認める」等の表示を行う。判定コードは、所見コードと同様にデジタル画像診断装置1及び読影支援装置3で共通のものである。
登録表示手段3は、所見選択手段3及び判定選択手段3で選択されて確定した事項が登録表示画面7eに部位所見部に「右上葉粒状影」、判定部に「胸部に異常所見を認める」の表示がなされる。さらに、特記事項として、「1年後再検査」等の表示ができるようになされている。特記事項もコード化され、マウスによるクリック操作により、必要事項を選択することができるように構成されている。この特記事項のコードも所見コードと同様にデジタル画像診断装置1及び読影支援装置3で共通のものである。
この登録表示画面7eに表示された読影結果は、所見コード及び判定コードが医療機関と被検者のコードとともにデジタル画像診断装置1に送信される。デジタル画像診断装置1の表示部に表示される。読影センタの表示部と同一の画面を表示することができ、医療機関において、この読影レポートを診断に利用することができる。
本実施形態では、読影センタから医療機関に読影結果を送信する際に、医療機関のコード、被検者のコード、所見コード、判定コード等が所定フォーマットで送信することができる。このフォーマットは、ヘッダ部とデータ部とからなり、ヘッダ部はDICOMファイルを特定するための情報が書き込まれ、データ部には、医療機関のコード、被検者のコード、所見コード、判定コードが書き込まれる。なお、送信時には、医療画像情報であるDICOMファイルが書き込まれて読影センタに送信され、読影レポートとしてはDICOMファイルを除く、医療機関のコード、被検者のコード、所見コード、判定コード等が書き込まれて送信される。医療機関ではこの読影情報を被検者の断層画像とを組み合わせることによって、読影専門医が作成して読影レポートを表示することができ、この読影レポートを診断に利用することができる。このように読影センタから医療機関に対して、断層画像を除くデータを所定フォーマットで送信するので通信速度が向上し、通信速度が短縮されることで、読影専門医は本来の読影業務に専念して多くの断層画像の読影が可能である利点がある。
なお、本実施形態では、CT装置を例示して説明したが、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron Emission Tomography)等にも応用することができる。
また、本実施形態では、胸部を例示して説明したが、他の部位の所見及び判定であっても同様な手段により、種々の陰影の所見をコード化し、クリック操作で読影レポートが作成できるようにし、断層画像を除く所見コード等を送信するようにして、回線に負担を与えることなく、多量の断層画像の読影レポートが作成可能になる。
本発明の活用例としては、医療機関からの断層画像を読影センタに送信し、読影センタで読影レポートを作成し、依頼する医療機関に読影レポート情報を送信することによって、医療現場での高度に専門知識を要する医療機器による診断に要する負担を軽減することができる。
本実施形態の読影支援システムのブロック図である。 図2は本実施形態のデジタル画像診断装置のブロック図である。 (a),(b)は本実施形態の読影支援装置のブロック図である。 図4は本実施形態における読影支援装置の読影レポート作成画面である。
符号の説明
1 デジタル画像診断装置
1a 画像ファイル取得手段
1b 画像処理装置
1c 画像圧縮手段
1d 通信手段
1e 表示部
1f 入力部
2 CT装置
3 読影支援装置
3a 画像表示制御手段
3b 表示部
3c 入力部
3d 所見表示記憶手段
3e 判定表示記憶手段
断層画像選択手段
断層画像表示手段
所見選択手段
判定選択手段
登録表示手段
4 画像保管装置
5 LAN
6 専用ネットワーク
7a 断層画像選択画面
7b 断層画像表示画面
7c 所見選択画面
7d 判定選択画面
7e 登録表示画面

Claims (3)

  1. 被検者の所定部位を撮影した断層画像を記憶し、医療機関の認識コードと被検者情報とを付与してDICOMファイルに変換して送信する通信手段を備えたデジタル画像診断装置と、前記デジタル画像診断装置と専用ネットワークを介して接続される読影センタ内のネットワークに接続された読影支援装置と画像保管装置とを備え、
    前記デジタル画像診断装置から前記専用ネットワークを介して送信される前記DICOMファイルを前記画像保管装置に取り込んで記録し、該画像保管装置に記録された前記DICOMファイルを前記読影支援装置で読み取って表示し、前記読影支援装置により作成した読影レポートを前記専用ネットワークを介して、前記被検者の部位、所見、判定等の読影情報のみを、前記医療機関の認識コードとともに前記デジタル画像診断装置に送信することを特徴とする読影支援システム。
  2. 前記読影支援装置が、胸部の断層部位を選択する断層画像選択手段と、選択した断層画像を表示する断層画像表示手段と、表示された該断層画像に基づく読影結果の所見を選択する所見選択手段と、読影結果の判定を選択する判定選択手段と、これらの情報を登録して表示する登録表示手段とを有し、前記医療機関の認識コードとともに、前記登録表示手段に基づく所見情報と判定情報とを所定フォーマットで前記デジタル画像診断装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の読影支援システム。
  3. 前記デジタル画像診断装置から送信される断層画像のスライス部位がコード化されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の読影支援システム。
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