JP2007117264A - 遊技機の回路基板収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板に電気を供給する部品をケースカバーの内外に貫通する部分の封鎖の適切化を図る。
【解決手段】配線コネクタ6がケースカバー2の内外に貫通してケースカバー2に密封状に設けられ、回路基板3がケースベース1とケースカバー2との間の閉鎖空間27に内包され、ケースベース1とケースカバー2とが互いに組み合わされると、基板コネクタ4と配線コネクタ6とが互いに嵌め合わされ、ケースベース1とケースカバー2とが互いに止ねじで結合されると、配線5や配線コネクタ6がケースベース1とケースカバー2とからなる収納箱の外側から引き抜かれることを防止でき、不正操作部材70が収納箱の外側からケースカバー2と配線コネクタ6との合わせ部分を経由して閉鎖空間27に挿入されることがなく、回路基板3に対する不正行為が防止でき、配線5や配線コネクタ6は回路基板3に電気を供給する部品を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板に電気を供給する部品をケースカバーの内外に貫通する部分の封鎖が適切な遊技機の回路基板収納箱に関する。
遊技機の回路基板収納箱は、回路を構成する電気部品の実装された回路基板が収納箱の一方を形成するケースベースの上に配置され、収納箱の他方を形成するケースカバーが回路基板における外部から接続または操作の必要な電気部品を除いた電気部品を覆うように被せられ、ケースベースと回路基板およびケースカバーが止ねじで締結され、被覆部材がケースカバーから外部に露出された回路基板の実装領域に取り付けられ、被覆部材がケースカバーより外部に露出された回路基板における印刷配線と呼ばれる箔状の導体を心無い人からの不正行為から保護している。しかしながら、図7に示すように、回路基板61の裏面はケースベース60で全体的に覆われるものの、回路基板61の電気部品63;64の実装された表面の一部がケースカバー62で覆われることなく外部に露出している。そして、被覆部材65には部品挿入孔66が形成されており、被覆部材65がケースカバー62から露出した部分における電気部品63の上方から被せられる場合に、当該電気部品63の上部が部品挿入孔66を貫通して被覆部材65より上方に突出し、被覆部材65がケースカバー62から露出した電気部品63とケースカバー62で覆われた電気部品64とを接続する導体67を覆う構造である(特許文献1の図3参照)。しかし、電気部品63の回路基板61の表面から上方に延びる外側面は、回路基板61の表面に対し垂直な平坦面でなく、回路基板61の表面と平行な方向に凹凸68になっているのが一般的である。このため、ケースカバー62で覆われていない電気部品63が被覆部材65の部品挿入孔66に挿入され、被覆部材65が回路基板61に被せられた場合、部品挿入孔66の周縁部と電気部品63との間には隙間69が存在する。よって、心無い人が、上記隙間69から棒状の不正操作部材70をケースカバー62で覆われた内部空間71に挿入し、内部空間71における電気部品64や被覆部材65で覆われていない導体67に不正操作部材70で不正を行うという欠点があった。また、図8に示すように、ケースカバー62から露出した電気部品63に被覆部72を設け、被覆部72がケースカバー62から露出した電気部品63とケースカバー62で覆われた電気部品64とを接続する導体67を覆う構造である(特許文献1の図7参照)。このため、心無い人が、ケースカバー62から露出した回路基板61とケースカバー62との間に形成された隙間73から棒状の不正操作部材70をケースカバー62で覆われた内部空間71に挿入し、内部空間71における電気部品64や導体67に不正操作部材70で不正を行う行為が行われるという欠点があった。図7および図8に示した構造は、回路基板61の電気部品63;64の実装された表面の一部がケースカバー62から外部に露出し、被覆部材65または被覆部72がケースカバー62から露出した電気部品63とケースカバー62で覆われた電気部品64とを接続する導体67を覆うだけで、回路基板61の電気部品63;64の実装された表面がケースカバー62で全体的に覆われていないため、ケースカバー62で覆われた内部空間における電気部品64や導体67が不正行為を受けるという欠点があった。また、特許文献2で開示されたように、回路基板に実装されたコネクタと当該コネクタに嵌め込まれたコネクタをカバー部材で覆い、回路基板に実装されたコネクタに嵌め込まれたコネクタに結線された配線をカバー部材の内部からカバー部材の外側に引き出した構造も知られているが、不正操作部材が配線を引き出したカバー部材の孔を経由して内部空間に挿入され、不正行為を受けるという欠点がある。
特開平10−286365号公報 特開2000−140354号公報
発明が解決しようとする問題点は、回路基板に対する不正行為が行われるという点である。
本発明に係る遊技機の回路基板収納箱は、基板コネクタの実装された回路基板と、回路基板における基板コネクタの位置する面の反対側に位置する反対側面を覆い隠すケースベースと、回路基板における基板コネクタの位置する面および基板コネクタを覆い隠すケースカバーと、ケースベースとケースカバーとが互いに組み合わせられて形成された収納箱の内部における閉鎖空間と、収納箱の外側から回路基板に電気を供給するために基板コネクタと対応する位置で収納箱の内部における閉鎖空間とケースカバーの外側とに貫通するようにケースカバーに密封状に設けられた配線コネクタとを備え、ケースベースとケースカバーとが互いに組み合わされることによって、基板コネクタと配線コネクタとが互いに嵌め合わされたことを最も主要な特徴とする。配線コネクタの合成樹脂からなるコネクタボディがケースカバーの一部として構成され、電気接続端子が閉鎖空間とケースカバーの外側とに貫通するように上記コネクタボディとして構成されたケースカバーの一部に埋め込まれてもよい。
本発明に係る遊技機の回路基板収納箱は、収納箱の外側から回路基板に電気を供給する配線コネクタが基板コネクタと対応する位置で収納箱の内部における閉鎖空間とケースカバーの外側とに貫通するようにケースカバーに密封状に設けられたことによって、収納箱の外側から配線コネクタが人によって引っ張られても、配線コネクタがケースベースや基板コネクタから取り外されることがないという利点があるうえ、不正操作部材が収納箱の外側からケースカバーと配線コネクタとの合わせ部分から閉鎖空間に挿入されるのを阻止し、回路基板に対する不正行為が防止できるという利点がある。配線コネクタの合成樹脂からなるコネクタボディがケースカバーの一部として構成され、電気接続端子が閉鎖空間とケースカバーの外側とに貫通するように上記コネクタボディとして構成されたケースカバーの一部に埋め込まれれば、配線コネクタのコネクタボディをケースカバーに嵌め込むことによって装着する必要がないという利点がある。
図1乃至図3は、発明を実施するための最良の形態である。図1は、遊技機の回路基板収納箱における主要部の断面を示す。図2は、回路基板収納箱を分解して示す。図3は、回路基板収納箱を組み立てる工程を示す。
図2を参照し、遊技機の回路基板収納箱について説明する。回路基板収納箱は、収納箱の一方を形成するケースベース1、収納箱の他方を形成するケースカバー2、方形な回路基板3、回路基板3に実装された基板コネクタ4、回路基板3に電気を供給するための配線5、配線5の一端に結合された配線コネクタ6、タッピングスクリューのような止ねじ7などの構成部品を備え、配線コネクタ6が基板コネクタ4と対応する位置で収納箱の内部における閉鎖空間27(図1参照)とケースカバー2の外側とに貫通するようにケースカバー2に密封状に設けられ、そして、回路基板3がケースベース1とケースカバー2との間に挟まれる格好で内包され、ケースベース1とケースカバー2とが互いに組み合わされることによって、基板コネクタ4と配線コネクタ6とが互いに嵌め合わされ、ケースベース1とケースカバー2とが互いに止ねじ7で結合されることによって、配線5や配線コネクタ6がケースベース1とケースカバー2とからなる収納箱の外側から引き抜かれることを防止できるという利点があるうえ、不正操作部材70(図1参照)が収納箱の外側からケースカバー2と配線コネクタ6との合わせ部分を経由して閉鎖空間に挿入されることがないように、不正操作部材70の収納箱の外側から閉鎖空間への挿入を阻止し、回路基板3に対する不正行為が防止できるという利点がある。配線5は、回路基板3に遊技機に設けられた回路基板3以外の制御装置の回路基板または検出器または電気的なアクチュエータまたは電源装置などの電気部品を接続するための配線である。配線5および配線コネクタ6は、収納箱の外側から回路基板3に電気を供給する部品を構成する。
回路基板収納箱の各構成部品の構造について詳述する。ケースベース1は、回路基板3における基板コネクタ4の位置する面の反対側に位置する反対側面を覆い隠すものであって、光を透過する性質の有る無色の合成樹脂により、ベース基盤11、側壁12、支持台13、ねじ取付孔14を備えた、一体の形状に形成された構造である。ベース基盤11は、回路基板3より大きな方形である。側壁12は、ベース基盤11の周縁からケースカバー2と向き合う方向としての一方向にベース基盤11のケースカバー2と向き合う方向の内側面と直角となるように突出し、ベース基盤11の周方向で、互いに連接される。この互いに連接された側壁12で囲まれた方形な開口は、回路基板3より大きな方形である。支持台13は、ベース基盤11の四隅に個別に突出する。支持台13におけるケースカバー2と向き合う方向の表面は、ベース基盤11におけるケースカバー2と向き合う方向の内側面と平行な1つの平面内に位置する。支持台13の表面とベース基盤11の内側面との間の寸法である高さH1は、側壁12におけるベース基盤11の内側面からの高さH2よりも低いので、回路基板3の四隅が支持台13の表面に個別に載せられた場合、回路基板3の周縁部における端面が、側壁12に、ベース基盤11の内側面と平行な方向で対向するように、回路基板3が側壁12で囲まれた方形な開口の内部に収納される。
ケースカバー2は、回路基板3における基板コネクタ4の位置する面と基板コネクタ4および電気部品22を覆い隠すものであって、光を透過する性質の有る無色の合成樹脂により、配線コネクタ6、カバー基盤16、側壁17、受止部18、ねじ挿入孔19、コネクタ取付孔20を備えた、一体の形状に形成された構造である。配線コネクタ6は、カバー基盤16の一側部に、カバー基盤16の内外側面への貫通孔として設けられ、ケースベース1とケースカバー2とが回路基板3を内包するように組み合わされる場合、基板コネクタ4に結合された配線コネクタ6の配線5および配線コネクタ24をケースベース1とケースカバー2とからなる収納箱の内部から外部に引き出すための開口であって、複数の基板コネクタ4と個別に対応するように位置する。
カバー基盤16は、ケースベース1における側壁12の外側縁で形成される方形な外形より大きな方形である。側壁17は、カバー基盤16の周縁からケースベース1と向き合う方向としての一方向にカバー基盤16のケースベース1と向き合う方向の内側面と直角となるように突出し、カバー基盤16の周方向で、互いに連接される。この互いに連接された側壁17で囲まれた方形な開口は、ケースベース1における側壁12の外側縁で形成される方形な外形より大きな方形である。受止部18は、ケースベース1とケースカバー2とが回路基板3を内包するように組み合わされた場合、支持台13と協同して回路基板3を押さえる部分であって、カバー基盤16の四隅に個別に位置し、カバー基盤16におけるケースベース1と向き合う方向の内側面の方向に突出する。ねじ挿入孔19は、受止部18の内外側面への貫通孔として形成され、ケースベース1とケースカバー2とが回路基板3を内包するように組み合わされた場合、ケースベース1のねじ取付孔14と回路基板3のねじ挿入孔23と対応するように位置する。
回路基板3は、プリント配線板により構成され、基板コネクタ4以外に、CPU、ROM、RAM、入力インターフェース、出力インターフェース、抵抗器、コンデンサ、コイル、ダイオード、トランジスタなど種々の電気部品22も実装される。基板コネクタ4や電気部品22は、回路基板3に、挿入実装または面実装により実装され、基板コネクタ4の電気接続端子や電気部品22の電気接続端子が回路基板3に設けられたプリント配線のような箔状の配線に半田付けされて回路基板3に固定される。回路基板3の四隅には、ねじ挿入孔23が、回路基板3におけるケースベース1とケースカバー2との双方に向き合う方向の表裏面への貫通孔として形成される。
配線5は、直線的に棒状の可撓性を有する導体に絶縁被覆を施した被覆電線により構成される。配線5の一端には配線コネクタ6が結合され、配線の他端には配線コネクタ24が結合される。具体的には、配線5における絶縁被覆が剥がされた導体の一端が、配線コネクタ6における合成樹脂からなるコネクタボディで支持された電気接続端子の一端に接続され、配線コネクタ6が配線5の一端に結合される。配線5における絶縁被覆が剥がされた導体の他端が、配線コネクタ24における合成樹脂からなるコネクタボディで支持された電気接続端子の一端に接続され、配線コネクタ24が配線5の他端に結合される。配線コネクタ24は、配線コネクタ6と雌雄の違いがあっても無くてもよい。配線コネクタ24のコネクタボディと配線コネクタ6のコネクタボディとは同じ大きさであっても異なる大きさでもよい。
図3を参照し、回路基板収納箱の組み立て方について説明する。先ず、図3のa図に示すように、配線コネクタ6がケースカバー2に密封状に設けられる。それには、ケースカバー2には、コネクタ取付孔20が、カバー基盤16の内外側面への貫通孔として設けられる。そして、配線コネクタ6が矢印X1で示すようにケースカバー2の外側からコネクタ取付孔20に挿入される。その場合、配線コネクタ6がケースカバー2に接着剤21で結合される(図3のb図参照)。このように配線コネクタ6がケースカバー2に結合されることによって、配線コネクタ6の基板コネクタ4と嵌め合わされる先端部は、カバー基盤16の内側面よりも内側に突出する。次に、図3のb図に示すように、カバー基盤16の内側面が回路基板3の側に向けられ、ケースカバー2が矢印X2で示すように回路基板3およびケースベース1に被せられる。
そして、図3のc図に示すように、ケースカバー2の側壁17がケースベース1における側壁12の外側に嵌め込まれるのに伴い、基板コネクタ4と配線コネクタ6とが互いに機械的に嵌め込まれ、基板コネクタ4の電気接続端子28と配線コネクタ6の電気接続端子とが互いに通電可能に接続され、ケースカバー2のカバー基盤16および側壁17とで囲まれた空間が回路基板3と基板コネクタ4と電気部品22と配線コネクタ6の先端部を覆い隠す。図3において、29は回路基板3のバンプ、30は回路基板3およびバンプ29に形成され電気接続端子28を挿入した貫通孔、31は電気接続端子28とバンプ29とを結合した半田を示す。バンプ29は、回路基板3に印刷配線のような導体と同じ材料からなる箔状の導体により半田31を付けるために設けられた部分である。
その後、図2における止ねじ7が、ケースカバー2の外側からねじ挿入孔19と回路基板3のねじ挿入孔23とを順に通過してケースベース1のねじ取付孔14に締結され、回路基板収納箱が完成する。この完成した回路基板収納箱では、回路基板3と基板コネクタ4と電気部品22と配線コネクタ6が、ケースベース1とケースカバー2とからなる収納箱で囲まれた内部の閉鎖空間27(図1参照)に格納され、配線5および配線コネクタ24が配線孔8を貫通してケースベース1とケースカバー2とからなる収納箱の外側に配置される。
最良の形態における回路基板収納箱によれば、図1に示すように、収納箱の外側から回路基板3に電気を供給する配線コネクタ6が基板コネクタ4と対応する位置で収納箱の内部における閉鎖空間27とケースカバー2の外側とに貫通するようにケースカバー2に密封状に設けられたので、ケースベース1とケースカバー2とが互いに組み合わされることによって、基板コネクタ4と配線コネクタ6とが互いに機械的に嵌め込まれ、基板コネクタ4の電気接続端子28と配線コネクタ6の電気接続端子とが互いに通電可能に接続され、ケースベース1とケースカバー2とが互いに止ねじ7で結合されることによって、収納箱の外側から配線コネクタ6が人によって引っ張られても、配線コネクタ6がケースカバー2や基板コネクタ4から取り外されることがないという利点があるうえ、不正操作部材70が収納箱の外側からケースカバー2と配線コネクタ6との合わせ部分(配線コネクタ6とコネクタ取付孔20との間の部分;接着剤21の部分)から閉鎖空間27に挿入されるのを阻止し、小数の心無い遊技者による不正操作を防止することができるという利点がある。
図4a図およびb図は、配線コネクタ6をケースカバー2のコネクタ取付孔20に係合する異なる形態である。図4のa図に示すように、ケースカバー2には、係合部35が、コネクタ取付孔20からケースカバー2の内部に窪む角形の凹部として設けられる。配線コネクタ6のコネクタボディには、係合部36がコネクタボディから外側に突出する角形の凸部として設けられる。そして、配線コネクタ6がケースカバー2のコネクタ取付孔20に嵌め込まれる場合、係合部35と係合部36とが互いに嵌め合わされることによって、配線コネクタ6が、矢印X3で示すようにケースカバー2の外側に引っ張られたり、矢印X4で示すようにケースカバー2の内側に引っ張られたりしても、配線コネクタ6が抜けづらくなる。図4のb図に示すように、係合部35が三角形の凹部として設けられ、係合部36が三角形の凸部として設けられる。そして、係合部35と係合部36とが互いに嵌め合わされることによって、とりわけ、配線コネクタ6が、矢印X4で示すようにケースカバー2の内側に引っ張られたりしても、係合部35と係合部36との嵌合が外れない限り、配線コネクタ6がケースカバー2から抜けることはない。図4において、接着剤21を使用しなくてもよい。
図5は、配線コネクタ6をケースカバー2に設ける構造の異なる形態である。配線コネクタ6の合成樹脂からなるコネクタボディがケースカバー2の一部として構成され、配線コネクタ6の電気接続端子37が閉鎖空間27とケースカバー2の外側とに貫通するように上記コネクタボディとして構成されたケースカバー2の一部に埋め込まれる。電気接続端子37には、配線5の導体の一端が、機械的に嵌め込まれることによって通電可能に接続される。これによって、配線コネクタ6のコネクタボディをケースカバー2の図1に示すコネクタ取付孔20に嵌め込むことによって装着する必要がないという利点がある。
図6は、ケースベース1とケースカバー2とを結合する固着具の異なる形態である。最良の形態ではケースベース1とケースカバー2とを固着具としての止ねじ7で結合したのに対し、この異なる形態ではケースベース1とケースカバー2とを固着具としての掛止機構41で結合する。掛止機構41は、支持構造体42、操作レバー43、掛止具44、受止具45を備える。支持構造体42は、ケースベース1の側壁12の外側面に、タッピングスクリューのような止ねじ46で側壁12の外側から取り付けられる。操作レバー43は、支持構造体42に、レバー軸47によって、レバー軸47を中心として回転可能となるように連結される。掛止具44は、環状であって、環状の一部が操作レバー43に回転可能に連結される。受止具45は、ケースカバー2の側壁17の外側面に、タッピングスクリューのような止ねじ48で側壁17の外側から取り付けられる。受止具45には、フック部49が、受止具45から外側に折り曲げられた横部と、横部から上方に折り曲げられた縦部とから構成される。
そして、操作者が、操作レバー43を図6の仮想線示位置に停止し、掛止具44を図6の仮想線示位置より一点鎖線示位置に移動し、掛止具44の自由端部を受止具45のフック部49の真上に配置した状態において、操作レバー43を図6の仮想線示位置から実線示位置に移動するように操作する。これによって、操作レバー43のレバー軸47を回転中心とする回転運動により、掛止具44が下方に移動する。この掛止具44の下方に移動する過程において、掛止具44の自由端部が受止具45のフック部49に上方より下方へと係合した後に受止具45を支持構造体42の側に引下げる。この掛止具44による掛止機構41の引下げにより、ケースベース1の側壁12とケースカバー2の側壁17とが互いに向き合って接触し、ケースベース1とケースカバー2とが互いに結合する。支持構造体42がケースカバー2に取り付けられ、受止具45がケースベース1に取り付けられてもよい。
ケースベース1とケースカバー2とを結合する固着具は、止ねじ7や掛止機構41以外の嵌め込み構造体でも適用できる。
回路基板収納箱の主要部を示す断面図(最良の形態)。 回路基板収納箱を示す分解斜視図(最良の形態)。 回路基板収納箱の組み立て方を示す工程図(最良の形態)。 配線コネクタをケースカバーに設ける構造の断面図(異なる形態)。 配線コネクタをケースカバーに設ける構造の断面図(異なる形態)。 ケースベースとケースカバーとを結合する固着具の断面図(異なる形態)。 回路基板収納箱の要部を示す断面図(従来)。 回路基板収納箱の異なる要部を示す断面図(従来)。
符号の説明
1 ケースベース
2 ケースカバー
3 回路基板
4 基板コネクタ
6 配線コネクタ
27 閉鎖空間

Claims (2)

  1. 基板コネクタの実装された回路基板と、回路基板における基板コネクタの位置する面の反対側に位置する反対側面を覆い隠すケースベースと、回路基板における基板コネクタの位置する面および基板コネクタを覆い隠すケースカバーと、ケースベースとケースカバーとが互いに組み合わせられて形成された収納箱の内部における閉鎖空間と、収納箱の外側から回路基板に電気を供給するために基板コネクタと対応する位置で収納箱の内部における閉鎖空間とケースカバーの外側とに貫通するようにケースカバーに密封状に設けられた配線コネクタとを備え、ケースベースとケースカバーとが互いに組み合わされることによって、基板コネクタと配線コネクタとが互いに嵌め合わされたことを特徴とする遊技機の回路基板収納箱。
  2. 配線コネクタの合成樹脂からなるコネクタボディがケースカバーの一部として構成され、電気接続端子が閉鎖空間とケースカバーの外側とに貫通するように上記コネクタボディとして構成されたケースカバーの一部に埋め込まれたことを特徴とする請求項1記載の遊技機の回路基板収納箱。
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