JP2007115500A - 電気部品用ソケット - Google Patents

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圭 市川
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Abstract

【課題】コンタクトピンが配設されるピンプレートの撓みを抑制して、電気部品端子に対するコンタクトピンの接触荷重(反力)を確保する電気部品用ソケットを提供する。
【解決手段】 収容される電気部品の端子に電気的に接続されるコンタクトピン15を有するICソケット11において、コンタクトピン15がピンプレート21に取り付けられ、ピンプレート21の周縁部21eが、略枠形状のベース部材20上に載置されると共に、ピンプレート21の周縁部21e上にサポートプレート22が載置され、ピンプレート21の周縁部21eを、ベース部材20とサポートプレート22とで挟持するようにした。
【選択図】図4

Description

この発明は、半導体装置(以下「ICパッケージ」という)等の電気部品を収容する電気部品用ソケットに関するものである。
従来から、この種の「電気部品用ソケット」としては、例えば特許文献1に記載されたようなICソケットがある。このICソケットは、配線基板上に配設されたソケット本体に、棒状の多数のコンタクトピンが配設され、これらコンタクトピンが、ソケット本体上に収容されたICパッケージの端子に接触されることにより、配線基板側とICパッケージ側とを電気的に接続するようにしている。
しかし、一体成形されたソケット本体に、多数のコンタクトピンを配設するための圧入孔を形成すると、コンタクトピンの配置やピン数等が変化した場合に、異なる種類のソケット本体を成形しなければならず、コスト高を招く。また、コンタクトピンが損傷又は経時変化した場合等において、交換作業等が大変であった。
そこで、ソケット本体を、ベース部材とコンタクトピンプレートとに分割し、このコンタクトピンプレートに多数のコンタクトピンを取り付けるようにし、このコンタクトピンプレートの周縁部をベース部材上に載置して支持するようにすることが考えられる。
これによれば、コンタクトピンプレートに多数のコンタクトピンを配置するようにしているため、コンタクトピンの配置やピン数等が変化した場合でも、ベース部材は共通で、コンタクトピンプレート側のみ異なる種類のものを成形すれば良いことから、安価にできる。また、コンタクトピンが損傷又は経時変化した場合等においても、コンタクトピンプレート側のみ交換すればよいため、交換作業等を容易にできる。
特開2004−327264号公報。
しかしながら、このようにコンタクトピンプレートが設けられたものにあっては、このコンタクトピンプレートの周縁部が、枠形状のベース部材に載置され、このコンタクトピンプレートとこの下側に位置する配線基板との間に、隙間が発生しているため、多数のコンタクトピンに、上方から下方に向けて力が作用し、これらの力がコンタクトピンプレートに作用すると、この負荷によってコンタクトピンプレートが撓んでしまい、特に中央部分に配置されたコンタクトピンの、電気部品端子に対する接触荷重(反力)が低下してしまう虞がある。
そこで、この発明は、コンタクトピンプレートの撓みを抑制して、電気部品端子に対するコンタクトピンの接触荷重(反力)を確保する電気部品用ソケットを提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、収容される電気部品の端子に電気的に接続されるコンタクトピンを有する電気部品用ソケットにおいて、前記コンタクトピンがピンプレートに取り付けられ、該ピンプレートの周縁部が、略枠形状のベース部材上に載置されると共に、前記ピンプレートの周縁部上にサポートプレートが載置され、前記ピンプレートの周縁部を、前記ベース部材と前記サポートプレートとで挟持するようにした電気部品用ソケットとしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記ピンプレートは、前記複数のコンタクトピンが配設される四角形のプレート本体と、該プレート本体の四角形の各辺から外方に向けて突設され、前記ベース部材に取り付けられるピンプレート取付部とを有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の構成に加え、前記サポートプレートは、枠形状を呈し、該サポートプレートには、前記ピンプレート取付部と共に前記ベース部材にネジ止めされるサポートプレート取付部が突設されたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、前記サポートプレート取付部には、前記ベース部材側から挿入された取付ねじが螺合される雌ねじ部が形成されたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一つに記載の構成に加え、前記コンタクトピンは、1本の細長い導電性を有する弾性材料から形成され、上下方向の力が作用したときに、弾性変形するばね部が形成されたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ピンプレートをベース部材とサポートプレートにて挟むことでピンプレートとベース部材を一体化することにより、ピンプレートの取付強度を向上させることができるため、ピンプレートの変形を低減し、コンタクトピンの接触荷重(反力)の低下を抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ピンプレートは、プレート本体から外方に向けてピンプレート取付部が突設され、このピンプレート取付部がベース部材に取り付けられるようになっているため、よりピンプレートの強度を向上させることができ、ピンプレートの変形を一層抑制できる。
請求項3に記載の発明によれば、サポートプレートにサポートプレート取付部を突設し、このサポートプレート取付部とピンプレート取付部とを取り付けるようにしているため、ピンプレートの取付強度をより向上させることができることから、ピンプレートの変形を一層抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、サポートプレート取付部に雌ねじ部を一体に成形することにより、別途、ナットを用意する必要なく、部品点数を減少できると共に、取付ねじの頭部が上面側に露出しないことから外観品質を確保できる。
請求項5に記載の発明によれば、コンタクトピンは、1本の細長い導電性を有する弾性材料から形成され、上下方向の力が作用したときに、弾性変形するばね部が形成されたため、平面視において1本のコンタクトピンが占有する面積が狭いため、狭いスペースに多数のコンタクトピンを配置でき、電気部品の端子が狭ピッチで配設されたものにも対応できる。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図19には、この発明の実施の形態を示す。
まず構成を説明すると、図中符号11は「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、このICソケット11に「電気部品」であるICパッケージ12を収容し、このICパッケージ12と配線基板14とをこのICソケット11を介して電気的に接続することにより、ICパッケージ12の性能試験が行われるようになっている。
このICパッケージ12は、図19に示すように、いわゆるLGA(Land Grid Array)タイプと称されるもので、方形状のパッケージ本体12bの下面に多数の端子12aが配列されている。
一方、ICソケット11は、大略すると、配線基板14上に装着される合成樹脂製のソケット本体13を有し、このソケット本体13には、ICパッケージ12の各端子12bに接触されるコンタクトピン15が配設されると共に、収容されたICパッケージ12を押さえるラッチ部材17及びヒートシンク18が回動自在に設けられ、更に、これらラッチ部材17及びヒートシンク18を回動させる操作部材19が上下動自在に配設されている。
詳しくは、そのソケット本体13は、略枠形状のベース部材20と、このベース部材20の枠形状の内側に配置されて複数のコンタクトピン15が配設されるピンプレート21と、このピンプレート21を押さえるサポートプレート22とを有している。
そのベース部材20は、合成樹脂製で、図10に示すように、四角形の枠形状に形成され、各辺の中央部分に、取付ねじ24が挿通される挿通孔20aが形成されると共に、そのピンプレート21を載置する載置部20bが形成されている。
また、ピンプレート21は、合成樹脂製で、図11に示すように、四角形状のプレート本体21aの周囲に4片、ピンプレート取付部21bが外方に向けて突設され、そのプレート本体21aには、多数のコンタクトピン15が圧入される圧入孔21cが形成されている。また、そのピンプレート取付部21bには、ベース部材20の挿通孔20aと対応した位置に、取付ねじ24が挿通される挿通孔21dが形成されている。そして、このピンプレート21の、ピンプレート取付部21bを含む周縁部21eが、ベース部材20の載置部20bに載置されるようになっている。
さらに、サポートプレート22は、金属製で、図12及び図13に示すように、略四角形の枠形状を呈し、ピンプレート21のピンプレート取付部21b上に載置されるサポートプレート取付部22aが形成されると共に、このサポートプレート取付部22aの、ピンプレート21の挿通孔21dに対応した位置に、ベース部材20側(配線基板14側)から挿入された取付ねじ24が螺合される雌ねじ部22bが形成されている(図4等参照)。また、このサポートプレート22には、ベース部材20への取付用のねじ(図示省略)が挿通される挿通孔22cが計8個所形成されている。
さらにまた、コンタクトピン15は、図14に示すように、導電性及び弾力性を有する板材が打ち抜かれて細長く形成され、ピンプレート21の圧入孔21cに圧入される圧入部15aが形成されると共に、この圧入部15aの上側にピンプレート21の上面に当接して、下方への移動を阻止するストッパ部15bが形成され、更に、このストッパ部15bの上側に湾曲したばね部15cが形成されている。さらに、このばね部15cの上側には、ICパッケージ12の端子12aに接触する接触部15dが形成され、この接触部15dが、フローティングプレート28の挿通孔28aに挿入されている。このフローティングプレート28は、上下動自在に配設されて、図示省略のスプリングにより上方に付勢されている。
さらに、このコンタクトピン15の圧入部15aの下側には、図4等に示すように、リード部15eが延長されて、このリード部15eがロケートボード29の挿通孔29aに挿入され、このリード部15eが図示省略の配線基板に半田付けされるようになっている。このロケートボード29は、アレンジメントピン30により上下動自在に配設され、リード部15eを配線基板に取り付ける場合には、下降位置に配置され、取付後は、上昇位置に配置されるようになっている。
一方、ラッチ部材17は、ベース部材20の4辺に設けられ、図4乃至図7に示すように、ラッチ用シャフト33を介して回動自在に設けられると共に、ヒートシンク18は、ラッチ部材17と略同一位置に回動自在に設けられている。
そのラッチ用シャフト33は、ソケット本体13のベース部材20の上下方向に沿う溝部20c(図10参照)に案内されて上下動及び回動自在に設けられ、ICパッケージ12を押さえるときには、上方から下方に向けて移動させられるように構成されている。
そのラッチ部材17は、図15に示すように、ICパッケージ12のある程度の幅を押さえることができるように所定の幅Hに形成され、断面が図4等に示すように,略直角に折曲げられた形状を呈している。このラッチ部材17は、一端部側に、ICパッケージ12を押圧する押圧部17aが形成され、他端部側に形成された基部17bにラッチ用シャフト33が設けられている。このラッチ部材17は、図示省略のスプリング(第1付勢手段)により開く方向に付勢されると共に、そのラッチ用シャフト33が他のスプリング34(第2付勢手段)により上方に付勢されている。
そして、このラッチ部材17は後述する操作部材19により開閉されるように構成されている。
また、ソケット本体13には、ICパッケージ12収容範囲の周囲4辺の内の、相対向する2辺に一対のレバー部材35が、又、他の相対向する2辺に他の一対のレバー部材36がそれぞれレバー用シャフト37を介して回動自在に設けられている。
これら一対のレバー部材35は、図16に示すように、相対向する対向壁35a,35aが中間壁35bを介して連結されると共に、この対向壁35aには、それぞれラッチ用シャフト33が挿入される長孔35cが形成され、このレバー部材35を、閉じる方向に回動させた時に、長孔35cの上縁部35dが、ラッチ用シャフト33に当接して、ラッチ用シャフト33を下方に押圧して、ラッチ部材17を下降させるように構成されている。
また、他の一対のレバー部材36は、図17に示すように、そのレバー部材35と同様に、対向壁36a,中間壁36を有し、その対向壁36aに長孔36cが形成され、この長孔36cの上縁部36dがラッチ用シャフト33に当接して、ラッチ用シャフト33を下方に押圧するように構成されている。
さらに、これらレバー部材36には、対向壁36aから延長片36eが延長され、これら延長片36eにヒートシンク18が取り付けられている。
このヒートシンク18は、図2等に示すように、複数片形成された放熱部18aと、ICパッケージ12に当接して放熱を行う当接部18bとを有している。このヒートシンク18が軸39を介してレバー部材36に取り付けられ、この延長片36cと、ヒートシンク18との間に、図4に示す状態で、スプリング40,41が設けられている。
そのレバー部材36は回動されることにより、ラッチ部材17を下降させるようにしているが、このラッチ部材17でICパッケージ12を押圧する時点より、ヒートシンク18でICパッケージ12を押圧する時点を遅らせるように、長孔36cの形状等やレバー部材36の回動量等が設定されている。
また、そのラッチ用シャフト33と、「固定部位」としてのレバー用シャフト37との各々に回動自在に連結され、そのラッチ用シャフト33の上昇位置を規制する略長円の板形状のリンク部材44が設けられている。
一方、操作部材19は、枠形状を呈し、ソケット本体13に対して上下動自在に配設され、この操作部材19の上下動により、ラッチ部材17及びレバー部材35,36が回動されるように構成されている。
詳しくは、その操作部材19は、ベース部材20から上方に突設されたガイドポスト46により、上下方向に案内されて上下動自在に配設されると共に、スプリング47により、上方に付勢され、所定の上昇位置で停止されるようになっている。
この操作部材19には、図4及び図5等に示すように、ラッチ部材17の被押圧部17cを押圧するラッチ押圧部19aが形成され、この操作部材19が上昇させられることにより、その被押圧部17cがラッチ押圧部19aにて押圧されてラッチ部材17が閉じる方向に回動させられ、又、下降させられることにより、ラッチ部材17に対する押圧力が解除されて、ラッチ部材17が開く方向に回動させられる。
また、この操作部材19には、図8及び図9等に示すように、レバー部材35,36の被押圧部35f,36fを押圧するレバー押圧部19bが形成され、この操作部材19が上昇させられることにより、その被押圧部35f,36fがそのレバー押圧部19bにて押圧されてレバー部材35,36が閉じる方向に回動させられ、又、下降させられることにより、レバー部材35,36に対する押圧力が解除されて、レバー部材35,36が開く方向に回動させられる。
次に、かかるICソケット11の使用方法について説明する。
ICパッケージ12をICソケット11に収容するには、まず、操作部材19をスプリング47の付勢力に抗して下方に押し下げる。すると、この操作部材19のレバー押圧部19bによる、レバー部材35,36の被押圧部35f,36fに対する押圧が解除され、このレバー部材35,36がスプリングの付勢力により開く方向に回動させられる。
これにより、このレバー部材36に取り付けられているヒートシンク18は、図2及び図5等に示すように開かれ、ICパッケージ12の収容・取出し軌跡から退避される。
また、レバー部材35が開かれて行くと、図18に示すように、ラッチ部材17は上昇させられた後、開く方向に回動させられる。なお、他のレバー部材36もそのレバー部材35と動作が同様であるため説明を省略する。
すなわち、レバー部材35が図18の(a)に示す状態から(b)に示す状態まで開かれて行くと、ラッチ用シャフト33に対するレバー部材35の長孔35cの上縁部35dによる押圧が解除されて行き、スプリング34の付勢力によりラッチ用シャフト33が上昇させられて、レバー部材35が上方に平行移動して行く。
この状態から、更に、操作部材19を下降させると、レバー部材35が更に回動させられ、図18の(c)から(d)に示すように、開かれて行く。この際には、リンク部材44がラッチ用シャフト33とレバー用シャフト37との間に設けられているため、図18の(b)に示す位置まで回動させられた状態で、そのリンク部材44によりラッチ用シャフト33の上昇が規制され、図18の(c),(d)に示すように、更にレバー部材35が回動させられると、レバー部材35の長孔35cの上縁部35dが、ラッチ用シャフト33から離間することとなる。
従って、そのように離間することにより、長孔35cの内周縁部が、ラッチ用シャフト33を摺動することがないため、このラッチ用シャフト33の摩耗を防止することができる。
また、その操作部材19の下降により、図18の(c),(d)に示す位置では、この操作部材19のラッチ押圧部19aによる、ラッチ部材17に対する押圧力も解除されることから、スプリングの付勢力により、開く方向にラッチ部材17が回動させられる。
これにより、ラッチ部材17は、図2及び図5等に示すように開かれ、ICパッケージ12の収容・取出し軌跡から退避される。
この状態で、自動機により搬送されたICパッケージ12をフローティングプレート28の所定位置に収容する。
その後、操作部材19の下方への押圧力を解除すると、この操作部材19がスプリング47等の付勢力で上昇させられることにより、この操作部材19のラッチ押圧部19aにてラッチ部材17がスプリングの付勢力に抗して閉じる方向に回動させられる。
これと同時に、レバー部材36も操作部材19のレバー押圧部19bにて押圧されて閉じる方向に、図18中(d),(c),(b),(a)の順で回動させられる。図18中、(b)まで回動させられると、レバー部材36の長孔36aの上縁部36bが、ラッチ用シャフト33に当接し、更に、このレバー部材36が回動されることにより、その上縁部36bに、ラッチ用シャフト33が押されてスプリング34の付勢力に抗して下降される。
この際には、ラッチ用シャフト33は、ソケット本体13に形成された上下方向に沿う溝部20cに沿って下降されることにより、ラッチ部材17は、図18(b)に示す状態から(a)に示す状態まで、同じ姿勢で下方に平行移動させられることにより、ICパッケージ12上面が擦られることなく、押圧されて浮き上がりが防止されることとなる。
この状態で、ICパッケージ12の端子12aにコンタクトピン15の接触部15dが所定の圧力で接触されて電気的に接続され、バーンイン試験等が行われることとなる。
このようなものにあっては、ピンプレート21の周縁部21eをベース部材20とサポートプレート22とで挟持するようにしたため、これらを一体化することにより、ピンプレート21の周縁部21eの取付強度を向上させることができて、ピンプレート21の変形が低減でき、コンタクトピン21の接触荷重(反力)の低下を抑えることができる。しかも、ピンプレート21をその分薄くでき、軽量化を図ることもできる。
また、ピンプレート21は、複数のコンタクトピン21が配設される四角形のプレート本体21aの四角形の各辺から外方に向けてピンプレート取付部21bが突設され、このピンプレート取付部21bをベース部材20に取り付けられるようにしたため、ピンプレート21の変形を一層抑制できる。
さらに、サポートプレート22には、サポートプレート取付部22aが形成され、このサポートプレート取付部22aを、ピンプレート取付部21bと共にベース部材20に取付ねじ24により取り付けるようにしているため、ピンプレート21の取付強度をより向上させることができ、ピンプレート21の変形を一層抑制することができる。
さらにまた、サポートプレート取付部22aには、ベース部材20側から挿入された取付ねじ24が螺合される雌ねじ部22bが形成されたため、サポートプレート取付部22aに雌ねじ部22bを一体に成形することにより、別途、ナットを用意する必要なく、部品点数を減少できる。
また、コンタクトピン15は、1本の細長い導電性を有する弾性材料から形成され、上下方向の力が作用したときに、弾性変形するばね部15cが形成されたため、平面視において1本のコンタクトピン15が占有する面積が狭いことから、狭いスペースに多数のコンタクトピン15を配置でき、ICパッケージ12の端子12aが狭ピッチで配設されたものにも対応できる。
なお、上記実施の形態では、「電気部品用ソケット」としてICソケット11に、この発明を適用したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは勿論である。
この発明の実施の形態に係るICソケットのヒートシンクを閉じた状態を示す斜視図である。 同実施の形態に係るICソケットのヒートシンクを開いた状態を示す斜視図である。 同実施の形態に係るICソケットを示す平面図で、上半分がヒートシンクを開いた状態、下半分がヒートシンクを閉じた状態を示す図である。 同実施の形態に係る図3のA−A線に沿う断面図である。 同実施の形態に係る図3のB−B線に沿う断面図である。 同実施の形態に係るラッチ部材等を閉じた状態を示す断面図である。 同実施の形態に係るラッチ部材等を開いた状態を示す断面図である。 同実施の形態に係るICソケットのヒートシンクを閉じた状態を示す、半断面図である。 同実施の形態に係るICソケットのヒートシンクを開いた状態を示す、半断面図である。 同実施の形態に係るベース部材の斜視図である。 同実施の形態に係るピンプレートを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。 同実施の形態に係るサポートプレートの斜視図である。 同実施の形態に係るサポートプレートの半分を断面した正面図である。 同実施の形態に係るコンタクトピンを示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 同実施の形態に係るラッチ部材を示す斜視図である。 同実施の形態に係るレバー部材を示す斜視図である。 同実施の形態に係る他のレバー部材を示す斜視図である。 同実施の形態に係るレバー部材とラッチ部材の動きを示す図である。 同実施の形態に係るICパッケージを示す図で、(a)はヒートシンクを開いた状態を示す、半断面図である。
符号の説明
11 ICソケット(電気部品用ソケット)
12 ICパッケージ(電気部品)
12a 端子
12b パッケージ本体
13 ソケット本体
15 コンタクトピン
15d 接触部
17 ラッチ部材
17a 押圧部
17c 被押圧部
18 ヒートシンク
19 操作部材
19a ラッチ押圧部
19b レバー押圧部
20 ベース部材
20b 載置部
21 ピンプレート
21a プレート本体
21b ピンプレート取付部
21e 周縁部
22 サポートプレート
22a サポートプレート取付部
28 フローティングプレート
33 ラッチ用シャフト
34 スプリング(第2付勢手段)
35,36 レバー部材
35c,36c 長孔
35d,36d 上縁部
35f,36f 被押圧部
37 レバー用シャフト
44 リンク部材

Claims (5)

  1. 収容される電気部品の端子に電気的に接続されるコンタクトピンを有する電気部品用ソケットにおいて、
    前記コンタクトピンがピンプレートに取り付けられ、該ピンプレートの周縁部が、略枠形状のベース部材上に載置されると共に、前記ピンプレートの周縁部上にサポートプレートが載置され、
    前記ピンプレートの周縁部を、前記ベース部材と前記サポートプレートとで挟持するようにしたことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 前記ピンプレートは、前記複数のコンタクトピンが配設される四角形のプレート本体と、該プレート本体の四角形の各辺から外方に向けて突設され、前記ベース部材に取り付けられるピンプレート取付部とを有することを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
  3. 前記サポートプレートは、枠形状を呈し、該サポートプレートには、前記ピンプレート取付部と共に前記ベース部材にネジ止めされるサポートプレート取付部が突設されたことを特徴とする請求項2に記載の電気部品用ソケット。
  4. 前記サポートプレート取付部には、前記ベース部材側から挿入された取付ねじが螺合される雌ねじ部が形成されたことを特徴とする請求項3に記載の電気部品用ソケット。
  5. 前記コンタクトピンは、1本の細長い導電性を有する弾性材料から形成され、上下方向の力が作用したときに、弾性変形するばね部が形成されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の電気部品用ソケット。
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