JP2007115161A - 想定問答支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】熟知していない者でも、株主の質問に対する想定問答データをシステムから引き出すことのできる技術を提供する。
【解決手段】質問受付端末2は株主質問を受付けて想定問答管理装置1に送信する。検索操作端末3は株主質問を受信し表示すると共に、検索キーを受付けて想定問答管理装置1に送信する。また、想定問答管理装置1から想定問答を受信し表示すると共に該想定問答の中から想定回答の指定を受付け、指定された想定回答を想定問答管理装置1に送信する。回答出力端末4は想定問答管理装置1から想定回答を株主質問と共に受信し表示する。想定問答管理装置1は想定問答を複数記憶する。質問受付端末2から株主質問を受信し検索操作端末3に送信する。また、検索操作端末3から受信した検索キーで想定問答を検索し検索操作端末3に送信する。検索操作端末3から想定回答を受信し、これを株主質問と共に回答出力端末4に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】質問受付端末2は株主質問を受付けて想定問答管理装置1に送信する。検索操作端末3は株主質問を受信し表示すると共に、検索キーを受付けて想定問答管理装置1に送信する。また、想定問答管理装置1から想定問答を受信し表示すると共に該想定問答の中から想定回答の指定を受付け、指定された想定回答を想定問答管理装置1に送信する。回答出力端末4は想定問答管理装置1から想定回答を株主質問と共に受信し表示する。想定問答管理装置1は想定問答を複数記憶する。質問受付端末2から株主質問を受信し検索操作端末3に送信する。また、検索操作端末3から受信した検索キーで想定問答を検索し検索操作端末3に送信する。検索操作端末3から想定回答を受信し、これを株主質問と共に回答出力端末4に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、株主総会での株主との問答を支援する技術に関する。
特許文献1には、株主総会における問答を支援するための株主総会想定問答支援システムが開示されている。該システムは、パソコンから想定質問データおよび想定回答データを含む想定問答データを受け付けて、この想定問答データに部門名および想定問答番号を付与し、蓄積データとしてメインコンピュータに蓄積する。パソコンに部門名および想定問答番号が入力されると、メインコンピュータがこの部門名および想定問答番号をキーに蓄積データを検索し、検索した想定問答データを該パソコンから出力する。
特許文献1記載の技術では、株主の質問に対して、当該質問に対応する回答をシステムから引き出すためには、該システムの操作者が当該質問を想定質問データとする想定問答データに付与された部門名および想定問答番号を知らなければならない。つまり、特許文献1記載の技術は、システムの操作者が該システムに蓄積されている想定問答データと、該想定問答データに付与されている部門名および想定問答番号を熟知していることが前提となっている。
また、特許文献1記載の技術は、想定問答データをパソコンから受け付けて、蓄積データとしてメインコンピュータに蓄積する。つまり、特許文献1記載の技術では、質問と当該質問に対する回答の両方を想定できる者しかメインコンピュータにデータを蓄積することができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、システムに蓄積されている想定問答データを熟知していない者でも、株主の質問に対する想定問答データをシステムから引き出すことのできる技術を提供することにある。また、本発明の他の目的は、より多くの者から想定問答データを蓄積することのできる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、キーワード検索により株主の質問に対応する想定問答データを検索する。
例えば、本発明の第1の態様は、株主総会における想定問答データを管理する管理装置と、前記管理装置にネットワークを介して接続された複数の端末と、を有する想定問答支援システムであって、
前記複数の端末は、
質問受付端末と、検索操作端末と、回答出力端末と、を含み、
前記質問受付端末は、
株主質問データの入力を受付けて前記管理装置に送信する株主質問受付手段を有し、
前記検索操作端末は、
前記管理装置から株主質問データを受信して表示する株主質問表示手段と、
検索キーの入力を受付けて前記管理装置に送信し、前記管理装置から想定質問データおよび当該想定質問に対する想定回答データを含む想定問答データを受信し表示すると共に、表示されている想定問答データの中から想定回答データの指定を受付けて、指定された想定回答データを前記管理装置に送信する想定問答検索依頼手段と、を有し、
前記回答出力端末は、
前記管理装置から想定回答データを株主質問データと共に受信して表示する株主質問・想定回答表示手段を有し、
前記管理装置は、
想定質問データおよび当該想定質問に対する想定回答データを含む想定問答データを複数記憶する想定問答記憶手段と、
前記質問受付端末から株主質問データを受信して当該株主質問データを前記検索操作端末に送信する株主質問転送手段と、
前記検索操作端末から検索キーを受信して、該検索キーを含む想定質問データを前記想定問答記憶手段から検索し、検索した想定質問データを含む想定問答データを前記想定問答記憶手段から読み出して、を前記検索操作端末に送信する想定問答検索手段と、
前記検索操作端末から想定回答データを受信して、該想定回答データを、前記株主質問転送手段により前記検索操作端末に転送した株主質問データと共に、前記回答出力端末に送信する想定回答転送手段と、を有する。
前記複数の端末は、
質問受付端末と、検索操作端末と、回答出力端末と、を含み、
前記質問受付端末は、
株主質問データの入力を受付けて前記管理装置に送信する株主質問受付手段を有し、
前記検索操作端末は、
前記管理装置から株主質問データを受信して表示する株主質問表示手段と、
検索キーの入力を受付けて前記管理装置に送信し、前記管理装置から想定質問データおよび当該想定質問に対する想定回答データを含む想定問答データを受信し表示すると共に、表示されている想定問答データの中から想定回答データの指定を受付けて、指定された想定回答データを前記管理装置に送信する想定問答検索依頼手段と、を有し、
前記回答出力端末は、
前記管理装置から想定回答データを株主質問データと共に受信して表示する株主質問・想定回答表示手段を有し、
前記管理装置は、
想定質問データおよび当該想定質問に対する想定回答データを含む想定問答データを複数記憶する想定問答記憶手段と、
前記質問受付端末から株主質問データを受信して当該株主質問データを前記検索操作端末に送信する株主質問転送手段と、
前記検索操作端末から検索キーを受信して、該検索キーを含む想定質問データを前記想定問答記憶手段から検索し、検索した想定質問データを含む想定問答データを前記想定問答記憶手段から読み出して、を前記検索操作端末に送信する想定問答検索手段と、
前記検索操作端末から想定回答データを受信して、該想定回答データを、前記株主質問転送手段により前記検索操作端末に転送した株主質問データと共に、前記回答出力端末に送信する想定回答転送手段と、を有する。
また、本発明の第2の態様は、想定質問データと当該想定質問に対する想定回答データとを別々のユーザが登録できるようにする。
例えば、本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、
前記複数の端末は、
複数の想定問答受付端末をさらに含み、
前記想定問答受付端末は、
想定質問データの入力を受付けて前記管理装置に送信すると共に、前記管理装置から想定問答データを受信して表示し、さらに、表示されている想定問答データに対する想定回答データの入力を受付けて、前記管理装置に送信する想定回答作成手段を有し、
前記管理装置は、
前記想定問答受付端末より想定質問データを受信し、当該想定質問データを他の想定問答受付端末へ送信する想定質問転送手段と、
前記他の想定問答受付端末より受信した想定回答データを、当該他の想定問答受付端末へ送信した想定質問データに対応付けて前記想定問答記憶手段に記憶する想定問答記憶制御手段と、をさらに有する。
前記複数の端末は、
複数の想定問答受付端末をさらに含み、
前記想定問答受付端末は、
想定質問データの入力を受付けて前記管理装置に送信すると共に、前記管理装置から想定問答データを受信して表示し、さらに、表示されている想定問答データに対する想定回答データの入力を受付けて、前記管理装置に送信する想定回答作成手段を有し、
前記管理装置は、
前記想定問答受付端末より想定質問データを受信し、当該想定質問データを他の想定問答受付端末へ送信する想定質問転送手段と、
前記他の想定問答受付端末より受信した想定回答データを、当該他の想定問答受付端末へ送信した想定質問データに対応付けて前記想定問答記憶手段に記憶する想定問答記憶制御手段と、をさらに有する。
本発明は、キーワード検索により株主の質問に対応する想定問答データを検索するので、システムに蓄積されている想定問答データを熟知していない者でも、株主の質問に対する想定問答データをシステムから引き出すことができる。また、想定質問データと当該想定質問に対する想定回答データとを別々のユーザが登録できるので、より多くの者から想定問答データを蓄積することができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態が適用された想定問答支援システムの概略構成図である。図示するように、本実施形態の想定問答支援システムは、想定問答管理装置1と、質問受付端末2と、検索操作端末3と、回答出力端末4と、少なくとも1つの想定問答受付端末5と、少なくとも1つの想定問答編集端末6と、これらの各装置1〜6間を相互接続するネットワーク7と、を有する。
質問受付端末2は、株主総会における株主の質問の入力を受付ける。図2は質問受付端末2の概略図である。図示するように、質問受付端末2は、ネットワーク7に接続するためのネットワークIF部201と、株主質問受付部202と、ユーザに情報を表示したり、ユーザから情報の入力を受付けたりするためのGUI(Graphical User Interface)部203と、を有する。
株主質問受付部202は、GUI部203を介して図3に示すような株主質問入力画面を表示する。図3に示す例では、株主質問(テキストデータ)を入力する入力フォーム2021と、株主質問を後述する検索操作端末3や回答出力端末4に表示する際のフォントサイズを選択するためのフォントサイズ選択メニュー2022と、株主質問を後述する検索操作端末3や回答出力端末4に表示する際に強調する部分の選択および解除を行うための強調・解除ボタン2023と、株主質問を後述する検索操作端末3や回答出力端末4に表示する際のプレビューを表示するためのプレビューボタン2024と、設定ボタン2025と、入力フォーム2021に入力された株主質問をクリアするためのクリアボタン2026と、を有する。
GUI部203を介して入力フォーム2021に株主質問が入力され、プレビューボタン2024が押されると、表示画面が株主質問受付画面から図4に示すような株主質問プレビュー画面に切り替わり、入力フォーム2021に入力された株主質問2027がフォントサイズ選択メニュー2022で選択されたフォントサイズで表示される。この際、強調・解除ボタン2023により株主質問の一部(例えばキーワードとなる文字列)が選択されている場合には、該選択された部分2028が強調表示される。例えば、強調部分が他の部分と異なるフォントサイズ、色で表示される。また、株主質問プレビュー画面に設けられた切替ボタン等2029が選択されると、プレビュー画面から元の株主質問受付画面に戻る。また、株主質問受付画面において、設定ボタン2025が選択されると、株主質問受付部202は、入力フォーム2021に入力された株主質問と、フォントサイズ選択メニュー2022で選択されたフォントサイズと、強調・解除ボタン2023により選択された株主質問の強調部分と、を有する株主質問データを生成し、これをネットワークIF部201を介して、想定問答管理装置1に送信する。
図1に戻って説明を続ける。検索操作端末3は、想定問答管理装置1から株主質問データを受信し表示して、ユーザから想定問答データの検索キーを受付ける。そして、検索キーを想定問答管理装置1に送信して想定問答管理装置1から想定問答データの検索結果を受信し表示する。図5は検索操作端末3の概略図である。図示するように、検索操作端末3は、ネットワーク7に接続するためのネットワークIF部301と、株主質問表示部302と、想定問答検索依頼部303と、ユーザに情報を表示したり、ユーザから情報の入力を受付けたりするためのGUI部304と、を有する。
株主質問表示部302は、質問受付端末2から株主質問データを受信すると、該データに含まれている株主質問、フォントサイズ、強調部分に従って、図4に示すような株主質問プレビュー画面をGUI部304を介して表示する。
想定問答検索依頼部303は、GUI部304を介して図6に示すような想定回答検索画面を表示する。図6に示す例では、検索キーワードを入力する検索キーワード入力フォーム3031と、想定問答データに付与された識別情報である想定問答IDを入力するID入力フォーム3032と、想定問答データに含まれている想定回答データの登録部門を選択するための部門選択メニュー3033と、カテゴリを選択するためのカテゴリ選択メニュー3034と、検索ボタン3035と、想定問答データの検索結果を表示する検索結果表示ウインドウ3036と、検索結果表示ウインドウ3036で選択されている想定問答データの想定回答データを表示すると共に、該想定回答データの編集を受付ける回答入力フォーム3037と、検索結果表示ウインドウ3036で選択されている想定問答データの優先順位を操作する優先順位操作ボタン3038と、想定回答データを後述する回答出力端末4に表示する際のフォントサイズを選択するためのフォントサイズ選択メニュー3039と、想定回答データを後述する回答出力端末4に表示する際に強調する部分の選択および解除を行うための強調・解除ボタン3040と、想定回答データを後述する回答出力端末4に表示する際のプレビューを表示するためのプレビューボタン3041と、設定ボタン3042と、を有する。なお、部門選択メニュー3033、カテゴリ選択メニュー3034に例えばプルダウン表示する部門、カテゴリは、想定問答検索依頼部303に予め登録されているものとする。
さて、想定問答検索依頼部303は、GUI部304を介して検索キーワード入力フォーム3031に検索キーワードが入力され、検索ボタン3035が選択されると、入力された検索キーワードを含む検索依頼を、ネットワークIF部301を介して想定問答管理装置1に送信する。また、ID入力フォーム3032にIDが入力され、検索ボタン3035が選択されると、入力されたIDを含む検索依頼を、ネットワークIF部301を介して想定問答管理装置1に送信する。また、部門選択メニュー3033により想定回答データの登録部門が選択され、検索ボタン3035が選択されると、選択された登録部門を含む検索依頼を、ネットワークIF部301を介して想定問答管理装置1に送信する。また、カテゴリ選択メニュー3034により想定回答データのカテゴリが少なくとも1つ選択され、検索ボタン3035が選択されると、選択されたカテゴリを含む検索依頼を、ネットワークIF部301を介して想定問答管理装置1に送信する。なお、検索キーワード入力フォーム3031、ID入力フォーム3032、部門選択メニュー3033およびカテゴリ選択メニュー3034の少なくとも2つにデータが入力または選択され、検索ボタン3035が選択されると、これ等の入力または選択されたデータを含む検索依頼を、ネットワークIF部301を介して想定問答管理装置1に送信する。
そして、想定問答検索依頼部303は、ネットワークIF部301を介して想定問答管理装置1から想定問答データを受信すると、想定問答データ毎に、当該想定問答データに含まれているID、部門、カテゴリ、想定質問データ等を検索結果表示ウインドウ3036に表示する。そして、検索結果表示ウインドウ3036に表示されている何れかの想定問答データが選択されると、選択された想定問答データに含まれている想定回答データを回答入力フォーム3037に表示する。ユーザは、GUI部304を介して、回答入力フォーム3037に入力された想定回答データを編集することができる。また、優先順位操作ボタン3038を操作することで、選択された想定問答データの優先順位を変更(上下)することができる。
さて、回答入力フォーム3037に想定回答データが表示されている状態で、プレビューボタン3041が押されると、表示画面が想定回答検索画面から図7に示すような回答プレビュー画面に切り替わり、回答入力フォーム3037に入力された想定回答3051がフォントサイズ選択メニュー3039で選択されたフォントサイズで表示される。この際、強調・解除ボタン3040により株主質問の一部(例えばキーワードとなる文字列)が選択されている場合には、該選択された部分3052が強調表示される。例えば、強調部分が他の部分と異なるフォントサイズ、色で表示される。また、想定回答検索画面の検索結果表示ウインドウ3036で選択されている想定問答データに含まれている表データ(想定回答を説明するために有用な表データ)3053が表示される。回答プレビュー画面に設けられた切替ボタン等3054が選択されると、回答プレビュー画面から元の想定回答検索画面に戻る。
また、想定回答検索画面において、設定ボタン3042が選択されると、株主問答検索依頼部303は、検索結果表示ウインドウ3036に表示されている想定問答データの検索結果毎に、優先順位と、当該想定問答データのIDと、当該想定問答データに含まれている想定回答データ(回答入力フォーム3037で修正されている場合は修正されたデータ)と、当該想定問答データに含まれている表データ3053とを有する想定回答データを生成し、これをネットワークIF部301を介して、想定問答管理装置1に送信する。なお、想定問答データは、想定問答(テキストデータ)と、当該想定問答のフォントサイズ(当該想定問答データについてフォントサイズ選択メニュー3039でフォントサイズが選択されている場合はそのフォントサイズ)と、必要に応じて当該想定問答の強調部分(強調・解除ボタン3040により想定回答の強調部分が選択されている場合はその選択された強調部分)と、を含む。
図1に戻って説明を続ける。回答出力端末4は、想定問答管理装置1から株主質問データおよび想定回答データを受信し表示する。図8は回答出力端末4の概略図である。図示するように、回答出力端末4は、ネットワーク7に接続するためのネットワークIF部401と、株主質問・想定回答表示部402と、ログ記録部403と、ユーザに情報を表示したり、ユーザから情報の入力を受付けたりするためのGUI部404と、を有する。
株主質問・想定回答表示部402は、ネットワークIF部401を介して想定問答管理装置1から株主質問データおよび想定回答データを受信すると、株主質問データに含まれている株主質問、フォントサイズ、強調部分に従って、図9に示すような株主質問画面4021をGUI部405を介して表示する。また、図10に示すような想定回答画面4022をGUI部405を介して表示する。想定回答画面4022は、想定回答データに含まれている想定回答を、当該想定回答データに含まれているフォントサイズ、強調部分に従って表示するための想定回答表示ウインドウ4023と、当該想定回答データに表データ4024が含まれている場合に当該表データ4024を表示するための表データ表示ウインドウ4024と、切替えボタン4025と、切替えボタン4026と、採用ボタン4027と、を有する。なお、株主質問画面4021および想定回答画面4022は、1つの表示装置の表示画面に、画面分割表示又はマルチウインドウ表示されるものでもよい。あるいは、別々の表示装置にそれぞれ表示されるものでもよい。
株主質問・想定回答表示部402は、1つの株主質問データにつき複数の想定回答データを想定問答管理装置1から受信している場合において、GUI部404を介して想定回答画面4022の切替えボタン4025が選択されると、表示中の想定回答データに含まれている優先順位より1つ前の優先順位を持つ想定回答データに表示を切替える。また、切替えボタン4026が選択されると、表示中の想定回答データに含まれている優先順位より1つ後の優先順位を持つ想定回答データに表示を切替える。
ログ記録部403は、GUI部404を介して想定回答画面4022の採用ボタン4027が選択されると、該想定回答画面4022に表示されている想定回答データと、株主質問画面4021に表示されている当該想定回答データと対の株主質問データとを含むログデータを生成し、これをネットワークIF部401を介して想定問答管理装置1に送信する。
図1に戻って説明を続ける。想定問答受付端末5は、ユーザより想定質問データを含む想定問答問合せを生成し、想定問答管理装置1に送信する。また、想定問答管理装置1から想定問答問合せを受信し表示して、該問合せに含まれている想定質問データに対する想定回答データの入力を受付ける。そして、入力された想定回答データを含む想定問答問合せ応答を生成し、想定問答管理装置1に送信する。また、想定問答受付端末5は、ユーザより想定質問データおよび当該想定質問データに対する想定回答データを含む想定問答データを生成し、想定問答管理装置1に送信する。図11は想定問答受付端末5の概略図である。図示するように、想定問答受付端末5は、ネットワーク7に接続するためのネットワークIF部501と、想定問答作成部502と、ユーザに情報を表示したり、ユーザから情報の入力を受付けたりするためのGUI部503と、を有する。
想定問答作成部502は、GUI部503を介してユーザから受付けた指示に従い、図12に示すような想定問答作成画面を表示する。図12に示す想定問答作成画面は、想定質問ウインドウ5031と、想定回答ウインドウ5036と、登録ボタン5042と、を有する。想定質問ウインドウ5031は、質問者の名前を入力するための名前入力フォーム5032と、質問者の在籍部門を選択するための部門選択メニュー5033と、質問が属するカテゴリを少なくとも1つ選択するためのカテゴリ選択メニュー5034と、想定質問(テキストデータ)を入力するための想定質問入力フォーム5035と、を有する。また、想定回答ウインドウ5036は、質問者自身が想定回答を記入する場合にチェックするチェックボックス5037と、回答者の名前を入力するための名前入力フォーム5038と、回答者の在籍部門を選択するための部門選択メニュー5039と、想定回答(テキストデータ)を入力するための想定回答入力フォーム5040と、想定回答に添付する表データのファイルネームを入力するための表入力フォーム5041と、を有する。
なお、部門選択メニュー5033、5039、カテゴリ選択メニュー5034に例えばプルダウン表示する部門、カテゴリは、想定問答作成部502に予め登録されているものとする。
さて、GUI部503を介して、想定質問ウインドウ5031の名前入力フォーム5032に質問者の名前が入力され、部門選択メニュー5033で所属部門が選択され、カテゴリ選択メニュー5034で少なくとも1つのカテゴリが選択され、そして、想定質問入力フォーム5035に想定質問が入力された状態で、登録ボタン5042が選択されると、想定問答作成部502は、フォームまたはメニュー5032〜5035に入力等された質問者の名前、在籍部門、カテゴリ、および、想定質問を含む想定質問データを生成し、該想定質問データを含む想定問答問合せを、ネットワークIF部501を介して、想定問答管理装置1に送信する。
また、GUI部503を介して、想定質問ウインドウ5031の名前入力フォーム5032に質問者の名前が入力され、部門選択メニュー5033で所属部門が選択され、カテゴリ選択メニュー5034で少なくとも1つのカテゴリが選択され、そして、想定質問入力フォーム5035に想定質問が入力された状態で、想定回答ウインドウ5036のチェックボックス5037にチェックが入れられると、想定問答作成部502は、想定質問ウインドウ5031のフォーム5032、メニュー5033に入力等された質問者の名前、在籍部門を、想定回答ウインドウ5036のフォーム5038、メニュー5039にコピーする。そして、さらに、想定回答入力フォーム5040に想定回答が入力され、必要に応じて表入力フォーム5035に表データのファイル名が入力された状態で、登録ボタン5042が選択されると、想定問答作成部502は、フォームおよびメニュー5032〜5035に入力等された質問者の名前、在籍部門、カテゴリ、および、想定質問を含む想定質問データと、フォームおよびメニュー5038〜5041に入力等された回答者の名前、在籍部門、カテゴリ、想定回答、および、必要に応じて表データを含む想定回答データと、を有する想定問答データを生成し、これをネットワークIF部501を介して、想定問答管理装置1に送信する。
また、想定問答作成部502は、ネットワークIF部501を介して想定問答管理装置1から想定問答問合せを受信すると、図12に示すような想定問答作成画面(但し、チェックボックス5037は設けられていない)を表示し、該想定問答作成画面の想定質問ウインドウ5031に、当該想定問答問合せに含まれている想定質問データを表示する。この際、想定質問ウインドウ5031の各フォーム、メニュー5032〜5035は修正不可な状態で表示する。そして、GUI部503を介して、想定回答ウインドウ5036の名前入力フォーム5038に回答者の名前が入力され、部門選択メニュー5039で部門が選択され、想定回答入力フォーム5040に想定回答が入力され、必要に応じて表入力フォーム5035に表データのファイル名が入力された状態で、登録ボタン5042が選択されると、想定問答作成部502は、フォームおよびメニュー5038〜5041に入力等された回答者の名前、在籍部門、想定回答、および、必要に応じて表データを含む想定回答データを生成し、この想定回答データおよび該想定問答問合せに含まれているIDを含む想定問答問合せ応答を、ネットワークIF部501を介して、想定問答管理装置1に送信する。
図1に戻って説明を続ける。想定問答編集端末6は、想定問答管理装置1に登録されている想定問答データの編集、および、想定問答問合せの宛先の決定を行う。図13は想定問答編集端末6の概略図である。図示するように、想定問答編集端末6は、ネットワーク7に接続するためのネットワークIF部601と、想定問答編集部602と、問合せ先決定部603と、ユーザに情報を表示したり、ユーザから情報の入力を受付けたりするためのGUI部604と、を有する。
想定問答編集部602は、GUI部604を介してユーザより受付けた指示に従い、図14に示すような想定問答編集画面を表示する。図14に示す想定問答編集画面は、質問作成者の在籍部門を選択するための質問部門選択メニュー6021と、回答作成者の在籍部門を選択するための回答部門選択メニュー6022と、質問部門選択メニュー6021で選択された質問作成者の在籍部門または回答部門選択メニュー6022で選択された回答作成者の在籍部門を有する想定問答データをリスト表示するための想定問答表示ウインドウ6023と、想定問答表示ウインドウ6023で選択された想定問答データの想定質問データの修正を受付けるための想定質問入力フォーム6024と、当該想定問答データの想定回答データの修正を受付けるための想定回答入力フォーム6025と、当該想定問答データに添付する表データのファイル名を受付けるための表入力フォーム6026と、更新ボタン6027と、検索ボタン6028と、を有する。
想定問答編集部602は、質問部門選択メニュー6021により質問者の在籍部門が選択されている状態で検索ボタン6028が選択されると、当該在籍部門を含む検索依頼を生成し、ネットワークIF部601を介して想定問答管理装置1に送信する。また、回答部門選択メニュー6022により回答者の在籍部門が選択されている状態で検索ボタン6028が選択されると、当該在籍部門を含む検索依頼を生成し、ネットワークIF部601を介して想定問答管理装置1に送信する。そして、想定問答管理装置1より想定問答データの検索結果を受信すると、これらを想定問答表示ウインドウ6023にリスト表示する。そして、GUI部604を介してユーザが想定問答表示ウインドウ6023にリスト表示されているいずれかの想定問答データを選択すると、該想定問答データの想定質問データ、想定回答データがそれぞれ想定質問入力フォーム6024、想定回答入力フォーム6025に表示される。
更新ボタン6027が選択されると、想定問答編集部602は、想定問答表示ウインドウ6023で選択された想定問答データの想定質問データを想定質問入力フォーム6024に入力されている想定質問データに、当該想定問答データの想定回答データを想定回答入力フォーム6025に入力されている想定回答データに、そして、想定回答データに添付する表データを表入力フォーム6026に入力されているファイル名を持つ表データに更新する。そして、更新された想定問答データを、ネットワークIF部601を介して想定問答管理装置1に送信する。
問合せ先決定部603は、GUI部604を介してユーザより受付けた指示に従い、図15に示すような問合せ先指定画面を表示する。図15に示す問合せ先指定画面は、質問作成者の在籍部門を選択するための質問部門選択メニュー6031と、質問部門選択メニュー6021で選択された質問作成者の在籍部門を有する想定問答問合せの想定質問データをリスト表示するための問合せ表示ウインドウ6032と、問合せ表示ウインドウ6032で選択された想定問答問合せの想定質問データを表示するための想定質問表示ウインドウ6033と、想定問答問合せ先のユーザの在籍部門を選択するための部門選択メニュー6034と、想定回答データの入力を依頼する回答依頼者の名前を入力するための依頼者情報入力フォーム6035と、登録ボタン6036と、検索ボタン6037と、を有する。
問合せ先決定部603は、質問部門選択メニュー6031により質問者の在籍部門が選択されている状態で検索ボタン6037が選択されると、当該在籍部門を含む検索依頼を生成し、ネットワークIF部601を介して想定問答管理装置1に送信する。そして、想定問答管理装置1より想定問答データの検索結果を受信すると、これらの想定質問データを問合せ表示ウインドウ6032にリスト表示する。そして、GUI部604を介してユーザが問合せ表示ウインドウ6032にリスト表示されているいずれかの想定質問データを選択すると、該想定質問データが想定質問表示ウインドウ6033に表示される。
さて、問合せ表示ウインドウ6032で選択された想定問答問合せの想定質問データが想定質問表示ウインドウ6033に表示され、回答部門選択メニュー6034により在籍部門が選択され、そして、依頼者情報入力フォーム6035に回答依頼者の情報が入力された状態で、登録ボタン6036が選択されると、問合せ先決定部602は、問合せ表示ウインドウ6032で選択された想定問答問合せの問合せ先を、部門選択メニュー6034で選択された部門に在籍する、依頼者情報入力フォーム6035に情報が入力された回答依頼者に決定する。そして、在籍部門および回答依頼者の名前を、選択された想定問答問合せの想定問答データのIDと共に、ネットワークIF部601を介して想定問答管理装置1に送信する。
図1に戻って説明を続ける。想定問答管理装置1は、想定問答データを管理する。図16は想定問答管理装置1の概略図である。図示するように、想定問答管理装置1は、ネットワーク7に接続するためのネットワークIF部101と、想定問答データ記憶部102と、ユーザ情報記憶部103と、当日機能支援処理部104と、想定問答管理処理部105と、ログデータ記憶部106と、を有する。
想定問答データ記憶部102には、想定問答データが記憶される。図17は想定問答データ記憶部102の登録内容例を示す図である。図示するように、想定問答データのIDを登録するフィールド1021と、想定質問データを登録するフィールド1022と、想定回答データを登録するフィールド1023と、を備えて1つのレコードが形成されている。フィールド1022は、質問者の名前を登録するサブフィールド10221と、質問者が在籍する部門を登録するサブフィールド10222と、想定質問のカテゴリを登録するサブフィールド10223と、想定質問(テキストデータ)を登録するサブフィールド10224と、を有する。ここで、サブフィールド10223は複数あってもよい。また、フィールド1023は、回答者の名前を登録するサブフィールド10231と、回答者が在籍する部門を登録するサブフィールド10232と、想定回答(テキストデータ)を登録するサブフィールド10233と、想定回答の説明に用いる表データ(あるいはその格納先)を登録するサブフィールド10234と、を有する。
ユーザ情報記憶部103は、想定問答データの作成に携わるユーザの情報が記憶される。図18はユーザ情報記憶部103の登録内容例を示す図である。図示するように、ユーザIDを登録するフィールド1031と、ユーザ名を登録するフィールド1032と、ユーザの在籍部門を登録するフィールド1033と、ユーザ端末アドレスを登録するフィールド1034と、を有する。
当日機能支援処理部104は、質問受付端末2、検索操作端末3および回答出力端末4と連携して、株主総会当日における株主との問答を支援する。図示するように、当日機能支援処理部104は、株主質問転送部1041と、想定問答検索部1042と、想定回答転送部1043と、ログ管理部1044と、を有する。
株主質問転送部1041は、ネットワークIF部101を介して質問受付端末2より受付けた株主質問データを、検索操作端末3へ転送する。
想定問答検索部1042は、ネットワークIF部101を介して検索操作端末3より受付けた検索依頼に従い、想定問答データ記憶部102から検索依頼に含まれている検索条件に合致する想定問答データを検索する。例えば、検索条件が検索キーワードの場合は、当該検索キーワードを含む想定質問がサブフィールド10224に登録されている想定問答データのレコードを検索する。検索条件がIDの場合は、当該IDがフィールド1021に登録されている想定問答データのレコードを検索する。検索条件が部門の場合は、当該部門がサブフィールド10222に登録されている想定問答データのレコードを検索する。検索条件がカテゴリの場合は、当該カテゴリがサブフィールド10223に登録されている想定問答データのレコードを検索する。そして、検索条件が検索キーワード、ID、部門、およびカテゴリのうちの少なくとも2つの組合せである場合は、これらの検索条件を全て満足する想定問答データのレコードを検索する。そして、検索結果である想定問答データを、ネットワークIF部101を介して検索操作端末3に送信する。
想定回答転送部1043は、ネットワークIF部101を介して検索操作端末3より受付けた、優先順位が付与された想定回答データを、株主質門転送部1043が検索操作端末3に転送した株主質問データと共に、回答出力端末4に転送する。
ログ管理部1044は、ネットワークIF部101を介して回答出力端末4からログデータを受信すると、これをログデータ記憶部106に記憶する。
想定問答管理処理部105は、想定問答データの登録・更新を管理する。図示するように、想定問答管理処理部105は、想定問答登録処理部1051と、想定問答編集受付部1052と、問合せ先受付部1053と、を有する。
想定問答登録処理部1051は、ネットワークIF部101を介して想定問答受付端末5より想定問答問合せを受信すると、想定問答データ記憶部102に新たな想定問答データのレコードを追加し、該レコードのフィールド1021にユニークなIDを登録し、フィールド1022に該想定問答問合せに含まれている想定質問データ(質問者の名前、在籍部門、カテゴリ、想定質問(テキストデータ))を登録する。なお、フィールド10233はヌルデータのままとしておく。
また、想定問答登録処理部1051は、ネットワークIF部101を介して想定問答受付端末5より想定問答問合せ応答を受信すると、当該想定問題問合せ応答に含まれているIDがフィールド1021に登録されている想定問答データのレコードを想定問答データ記憶部102から検索する。そして、検索したレコードのフィールド1023に、当該想定問題問合せ応答に含まれている想定回答データを登録する。
また、想定問答登録処理部1051は、ネットワークIF部101を介して想定問答受付端末5より想定回答データを受信すると、想定問答データ記憶部102に新たな想定問答データのレコードを追加し、該レコードのフィールド1021にユニークなIDを登録し、フィールド1022に該想定問答問合せに含まれている想定質問データ(質問者の名前、在籍部門、カテゴリ、想定質問(テキストデータ))を登録し、そして、フィールド10233に該想定問答問合せに含まれている想定回答データ(回答者の名前、在籍部門、カテゴリ、想定回答(テキストデータ)、表データ)を登録する。
また、想定問答登録処理部1051は、例えば定期的に、想定問答データ記憶部102に記憶されている想定問答データのレコードであって、フィールド1023のサブフィールド10231、10232にデータ(回答者の名前、部門)が登録され、サブフィールド10233、10234がヌルである想定問答データのレコードを検索する。そして、検索したレコードのサブフィールド10231、10232に登録されている回答者の名前、部門がフィールド1032、1033に登録されているユーザ情報のレコードをユーザ情報記憶部103から検索する。そして、検索したユーザ情報のレコードのフィールド1034に登録されている端末アドレスを宛先として、検索した想定問答データのフィールド1021、1022に登録されているID、想定質問データを含む想定問答問合せを、ネットワークIF部101を介してネットワーク7に送信する。
想定問答編集受付部1052は、ネットワークIF部101を介して想定問答編集端末6より受付けた検索依頼に従い、想定問答データ記憶部102から検索依頼に含まれている検索条件に合致する想定問答データを検索する。例えば、検索条件が質問者の在籍部門の場合は、当該部門がサブフィールド10222に登録されている想定問答データのレコードを検索する。検索条件が回答者の在籍部門の場合は、当該部門がサブフィールド10232に登録されている想定問答データのレコードを検索する。そして、検索結果である想定問答データを、想定問答問合せとして、ネットワークIF部101を介して想定問答編集端末6に送信する。
また、想定問答編集受付部1052は、ネットワークIF部101を介して想定問答編集端末6より受付けた想定問答データのIDがフィールド1021に登録されているレコードを想定問答データ記憶部102から検索する。そして、検索したレコードのフィールド1022、1023を、想定問答編集端末6より受付けた想定問答データの想定質問データ、想定回答データに更新する。
問合せ先受付部1053は、ネットワークIF部101を介して想定問答編集端末6より受付けた検索依頼に従い、検索依頼に含まれている部門がサブフィールド10222に登録されており、且つ、フィールド1023がヌルデータである想定問答データのレコードを、想定問答データ記憶部102から検索する。そして、検索結果である想定問答データを、ネットワークIF部101を介して想定問答編集端末6に送信する。
また、問合せ先受付部1053は、ネットワークIF部101を介して想定問答編集端末6より、回答依頼者の名前および在籍部門を想定問答データのIDと共に受信すると、当該IDがフィールド1021に登録されている想定問答データのレコードを、想定問答データ記憶部102から検索する。そして、検索したレコードのサブフィールド10231、10232に、該回答依頼者の名前、在籍部門を登録する。
上記構成の想定問答支援システムを構成する各装置1〜6は、例えば図19に示すような、CPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、CD-ROMやDVD-ROM等の可搬性を有する記憶媒体904から情報を読み出す読取装置905と、キーボードやマウスなどの入力装置906と、ディスプレイなどの出力装置907と、通信ネットワークに接続するためのNIC908と、を備えた一般的なコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することで実現できる。
この所定のプログラムは、読取装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908を介してネットワークから、外部記憶装置903にダウンロードされ、それから、メモリ902上にロードされてCPU901により実行されるようにしてもよい。また、読取装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908を介してネットワークから、メモリ902上に直接ロードされ、CPU901により実行されるようにしてもよい。なお、この場合において、記憶部にはメモリ902や外部記憶装置903や記憶媒体904が利用され、ネットワークIF部には通信装置908が利用される。
次に、上記構成の想定問答支援システムの動作の概要を説明する。
1.想定問答管理(想定問題の作成フェーズ)
図20は想定問答支援システムの想定問答管理処理を説明するための図である。
図20は想定問答支援システムの想定問答管理処理を説明するための図である。
先ず、想定問答受付端末5において、想定問答作成部502は、GUI部503に表示された図12に示すような想定問答作成画面を介して、想定質問データを受付けると、該想定質問データを含む想定問答問合せを、ネットワークIF部501を介して、想定問答管理装置1に送信する(S501)。
想定問答管理装置1において、想定問答登録処理部1051は、ネットワークIF部101を介して想定問答受付端末5から想定問答問合せを受信すると、想定問答データ記憶部102に新たなレコードを追加し、該レコードのフィールド1021にユニークなIDを、そして、フィールド1022に該想定問答問合せに含まれている想定質問データを登録する(S101)。
また、想定問答編集端末6において、問合せ先決定部603は、図15に示すような問合せ先指定画面において、質問部門の選択を受付けると、該選択された質問部門を検索条件とする検索依頼を、ネットワークIF部601を介して想定問答管理装置1に送信する(S601)。
想定問答管理装置1において、問合せ先受付部1053は、ネットワークIF部101を介して想定問答編集端末6から検索依頼を受信すると、該検索依頼に含まれている質問部門がサブフィールド10222に登録されている想定問答データのレコードを検索する。そして、検索結果を検索依頼送信元の想定問答編集端末6に送信する(S102)。
想定問答編集端末6において、問合せ先決定部603は、ネットワークIF部601を介して想定問答管理装置1より想定問答データの検索結果を受信すると、これらをリスト表示する。
次に、想定問答編集端末6において、問合せ先決定部603は、図15に示すような問合せ先指定画面において、いずれかの想定問答データが選択されると、該選択された想定問答データの想定質問データの詳細が表示される。そして、在籍部門が選択され、且つ回答依頼者の名前が入力されると、これらを該選択された想定問答データの想定質問データを含む想定問答問合せの問合せ先として、該想定問答データのIDと共に、ネットワークIF部601を介して想定問答管理装置1に送信する(S602)。
想定問答管理装置1において、問合せ先受付部1053は、ネットワークIF部101を介して、想定問答編集端末6から想定問答データのID、想定問答問合せの問合せ先を受信すると、該IDがフィールド1021に登録されている想定問答データのレコードを検索する。そして、検索したレコードのサブフィールド10231、1023に、該想定問答問合せの問合せ先に含まれている回答依頼者の名前、部門を登録する(S103)。
さて、想定問答管理装置1において、想定問答登録処理部1051は、想定問答データ記憶部102に記憶されている想定問答データのレコードであって、回答者の名前、部門が登録され、想定回答が登録されていない想定問答データのレコードを検索する。そして、検索したレコードの回答者の名前、部門が登録されているユーザ情報のレコードをユーザ情報記憶部103から検索する。そして、検索したユーザ情報の端末アドレスを宛先として、検索した想定問答データのID、想定質問データを含む想定問答問合せを、ネットワークIF部101を介してネットワーク7に送信する(S104)。
想定問答受付端末5において、想定問答作成部502は、ネットワークIF部501を介して、想定問答管理装置1から想定問答問合せを受信すると、該想定問答問合せに含まれている想定質問データが表示された図12に示すような想定問答作成画面を介して、想定回答データを受付ける。そして、該想定回答データを含む想定問答問合せ応答を、ネットワークIF部501を介して、想定問答管理装置1に送信する(S511)。
想定問答管理装置1において、想定問答登録処理部1051は、ネットワークIF部101を介して想定問答受付端末5より想定問答問合せ応答を受信すると、当該想定問答問合せ応答に含まれているIDを持つ想定問答データのレコードを想定問答データ記憶部102から検索する。そして、検索したレコードに、当該想定問題問合せ応答に含まれている想定回答データを登録する(S105)。
次に、想定問答編集端末6において、想定問答編集部602は、図14に示すような想定問答編集画面において、質問部門または回答部門の選択を受付けると、該選択された部門を検索条件とする検索依頼を、ネットワークIF部601を介して想定問答管理装置1に送信する(S603)。
想定問答管理装置1において、想定問答編集受付部1052は、ネットワークIF部101を介して想定問答編集端末6から検索依頼を受信すると、該検索依頼に含まれている質問部門がサブフィールド10222に登録されている想定問答データ、あるいは、該検索依頼に含まれている回答部門がサブフィールド10232に登録されている想定問答データのレコードを検索する。そして、検索結果を検索依頼送信元の想定問答編集端末6に送信する(S106)。
想定問答編集端末6において、想定問答編集部602は、ネットワークIF部601を介して想定問答管理装置1より想定問答データの検索結果を受信すると、これらをリスト表示する。
次に、想定問答編集端末6において、想定問答編集部602は、図14に示すような想定問答編集画面において、いずれかの想定問答データが選択されると、該選択された想定問答データの想定質問データおよび想定回答データの詳細が表示される。そして、これらが編集されると、編集後の想定質問データおよび想定回答データを含む想定問答データを、ネットワークIF部601を介して想定問答管理装置1に送信する(S604)。
想定問答管理装置1において、想定問答編集受付部1052は、ネットワークIF部101を介して想定問答編集端末6から編集された想定問答データを受信すると、想定問答データ記憶部102に登録されている当該想定問答データを、新たに受信したものに更新する(S107)。
2.当日機能支援処理(株主総会での使用フェーズ)
図21は想定問答支援システムの当日機能支援処理を説明するための図である。
図21は想定問答支援システムの当日機能支援処理を説明するための図である。
質問受付端末2において、株主質問受付部202は、図3に示すような株主質問入力画面を介して入力された株主質問データを、ネットワークIF部201を介して想定問答管理装置1に送信する(S201)。
想定問答管理装置1において、株主質問転送部1041は、ネットワークIF部101を介して質問受付端末2から株主質問データを受信すると、これを検索操作端末3に転送する(S121)。
検索操作端末3において、株主質問表示部302は、ネットワークIF部301を介して想定問答管理装置1から株主質問データを受信すると、図4に示すような株主質問プレビュー画面を表示する。また、想定問答検索依頼部303は、図6に示すような想定回答検索画面を表示して、検索条件を受付け、該検索条件を含む検索依頼を作成し、ネットワークIF部301を介して想定問答管理装置1に送信する(S301)。
想定問答管理装置1において、想定問答検索部1042は、ネットワークIF部101を介して検索操作受付端末3から検索依頼を受信すると、該検索依頼に含まれている検索条件を満足する想定問答データのレコードを想定問答データ記憶部102から読み出す。そして、検索結果である想定問答データのレコードを、ネットワークIF部101を介して検索操作端末3に送信する(S122)。
検索操作端末3において、想定問答検索依頼部303は、ネットワークIF部301を介して想定問答管理装置1から、検索結果の想定問答データを受信すると、これを図6に示すような想定回答検索画面を表示する。そして、ユーザの指示に従い、各想定問答データに含まれる想定回答データに優先順位を付与すると共に、必要に応じて修正する。それから、想定回答データを、ネットワークIF部301を介して想定問答管理装置1に送信する(S302)。
想定問答管理装置1において、想定回答転送部1043は、ネットワークIF部101を介して検索操作受付端末3から、優先順位が付与された想定回答データを受信すると、株主質門転送部1043が検索操作端末3に転送した株主質問データと共に、回答出力端末4に転送する(S123)。
回答出力端末4において、株主質問・想定回答表示部402は、ネットワークIF部401を介して、想定問答管理装置1から株主質問データおよび想定回答データを受信し表示する(S401)。また、ログ記録部403は、採用された想定回答データと、当該想定回答データと対の株主質問データとを含むログデータを生成し、これをネットワークIF部401を介して想定問答管理装置1に送信する(S402)。
想定問答管理装置1において、ログ管理部1044は、ネットワークIF部101を介して回答出力端末4からログデータを受信すると、これをログデータ記憶部106に記憶する(S124)。
以上、本発明の一実施形態について説明した。
本実施形態では、キーワード検索により株主質問に対応する想定問答データを検索するので、システムに蓄積されている想定問答データを熟知していない者でも、株主質問に対する想定問答データをシステムから容易に引き出すことができる。また、想定質問データと当該想定質問に対する想定回答データとを別々のユーザが登録できるので、より多くの者から想定問答データを蓄積することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、想定回答データに添付するデータとして表データを用いる場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されない。例えばドローデータあるいはイメージデータであってもよい。
また、上記の実施形態では、想定問答支援システムを構成する各装置1〜6をそれぞれ別のコンピュータを用いて構築しているが、本発明はこれに限定さればい。部品管理システム1を構成する2以上の装置を1つのコンピュータを用いて構築してもよいし、あるいは、部品管理システム1を構成する1つの装置を複数のコンピュータを用いて構築するようにしても構わない。
1:想定問答管理装置、2:質問受付端末、3:検索操作端末、4:回答出力端末、5:想定問答受付端末、6:想定問答編集端末、7:ネットワーク、101:ネットワークIF部、102:想定問答データ記憶部、103:ユーザ情報記憶部、104:当日機能支援処理部、105:想定問答管理処理部、201:ネットワークIF部、202:株主質問受付部、203:GUI部、301:ネットワークIF部、302:株主質問表示部、303:想定問答検索依頼部、304:GUI部、401:ネットワークIF部、402:株主質問・想定回答表示部、403:ログ記憶部、404:GUI部
Claims (8)
- 株主総会における想定問答データを管理する管理装置と、前記管理装置にネットワークを介して接続された複数の端末と、を有する想定問答支援システムであって、
前記複数の端末は、
質問受付端末と、検索操作端末と、回答出力端末と、を含み、
前記質問受付端末は、
株主質問データの入力を受付けて前記管理装置に送信する株主質問受付手段を有し、
前記検索操作端末は、
前記管理装置から株主質問データを受信して表示する株主質問表示手段と、
検索キーの入力を受付けて前記管理装置に送信し、前記管理装置から想定質問データおよび当該想定質問に対する想定回答データを含む想定問答データを受信し表示すると共に、表示されている想定問答データの中から想定回答データの指定を受付けて、指定された想定回答データを前記管理装置に送信する想定問答検索依頼手段と、を有し、
前記回答出力端末は、
前記管理装置から想定回答データを株主質問データと共に受信して表示する株主質問・想定回答表示手段を有し、
前記管理装置は、
想定質問データおよび当該想定質問に対する想定回答データを含む想定問答データを複数記憶する想定問答記憶手段と、
前記質問受付端末から株主質問データを受信して当該株主質問データを前記検索操作端末に送信する株主質問転送手段と、
前記検索操作端末から検索キーを受信して、該検索キーを含む想定質問データを前記想定問答記憶手段から検索し、検索した想定質問データを含む想定問答データを前記想定問答記憶手段から読み出して、を前記検索操作端末に送信する想定問答検索手段と、
前記検索操作端末から想定回答データを受信して、該想定回答データを、前記株主質問転送手段により前記検索操作端末に転送した株主質問データと共に、前記回答出力端末に送信する想定回答転送手段と、を有すること
を特徴とする想定問答支援システム。 - 請求項1に記載の想定問答支援システムであって、
前記検索操作端末において、
前記想定問答検索依頼手段は、
カテゴリの指定と共に検索キーの入力を受付けて前記管理装置に送信し、
前記管理装置において、
前記想定問答記憶手段は、
前記想定問答データをカテゴリに対応付けて記憶しており、
前記想定問答検索手段は、
前記検索操作端末から検索キーおよびカテゴリの指定を受信し、該カテゴリに対応付けられた想定問答データであって、該検索キーを含む想定質問データを、前記想定問答検索手段から検索すること
を特徴とする想定問答支援システム。 - 請求項1に記載の想定問答支援システムであって、
前記検索操作端末において、
前記想定問答検索依頼手段は、
表示されている想定問答データの中から、想定回答データの指定を、当該想定回答データ中の強調部分の指定と共に受付けて、指定された想定回答データであって且つ指定された協調部分の表示形態を他の部分の表示形態と異ならせた相対回答データを前記管理装置に送信すること
を特徴とする想定問答支援システム。 - 請求項1に記載の想定問答支援システムであって、
前記検索操作端末において、
前記想定問答検索依頼手段は、
表示されている想定問答データの中から、想定回答データの指定を受付け、指定された想定回答データの修正をさらに受付け、修正された相対回答データを前記管理装置に送信すること
を特徴とする想定問答支援システム。 - 請求項1に記載の想定問答支援システムであって、
前記検索操作端末において、
前記想定問答検索依頼手段は、
表示されている想定問答データの中から想定回答データの指定を優先順位と共に複数受付けて、指定された複数の想定回答データを、優先順位と共に前記管理装置に送信し、
前記管理装置において、
前記結果送信手段は、
前記検索操作端末から複数の想定回答データを優先順位と共に受信して、該複数の想定回答データおよび優先順位を、前記株主質問転送手段により前記検索操作端末に転送した株主質問データと共に、前記回答出力端末に送信し、
前記回答出力端末において、
前記結果表示手段は、
前記管理装置から株主質問データと共に受信した複数の想定回答データを、当該株主質問データと共に受信した優先順位に従って表示すること
を特徴とする想定問答支援システム。 - 請求項1に記載の想定問答支援システムであって、
前記回答出力端末は、
前記株主質問・想定回答表示手段で表示されている想定回答データの選択を受付け、選択された想定回答データを当該想定回答データに対応付けられている株主質問データと共に、前記管理装置に送信するログ記録手段をさらに有し、
前記管理装置は、
前記回答出力端末より想定回答データを株主質問データと共に受信して、両者を株主総会履歴データとして記憶するログ管理手段をさらに有すること
を特徴とする想定問答支援システム。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の想定問答支援システムであって、
前記複数の端末は、
複数の想定問答受付端末をさらに含み、
前記想定問答受付端末は、
想定質問データの入力を受付けて前記管理装置に送信すると共に、前記管理装置から想定問答データを受信して表示し、さらに、表示されている想定問答データに対する想定回答データの入力を受付けて、前記管理装置に送信する想定回答作成手段を有し、
前記管理装置は、
前記想定問答受付端末より想定質問データを受信し、当該想定質問データを他の想定問答受付端末へ送信する想定質問転送手段と、
前記他の想定問答受付端末より受信した想定回答データを、当該他の想定問答受付端末へ送信した想定質問データに対応付けて前記想定問答記憶手段に記憶する想定問答記憶制御手段と、をさらに有すること
を特徴とする想定問答支援システム。 - 請求項7に記載の想定問答支援システムであって、
前記想定回答データは表データを含むこと
を特徴とする想定問答支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005308225A JP2007115161A (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 想定問答支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005308225A JP2007115161A (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 想定問答支援システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007115161A true JP2007115161A (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=38097249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005308225A Pending JP2007115161A (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 想定問答支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007115161A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9984127B2 (en) | 2014-01-09 | 2018-05-29 | International Business Machines Corporation | Using typestyles to prioritize and rank search results |
-
2005
- 2005-10-24 JP JP2005308225A patent/JP2007115161A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9984127B2 (en) | 2014-01-09 | 2018-05-29 | International Business Machines Corporation | Using typestyles to prioritize and rank search results |
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