JP2006350659A - 人材検索システム、人材検索装置、人材検索端末、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】人材検索において複数の検索条件に対する検索結果の被検索者と各検索条件との関連度を同時に閲覧することができる人材検索システムを提供する。
【解決手段】予め人材のプロファイル情報が格納されたプロファイルデータベース11と、入力された検索語によって人材の検索要求を行う検索要求手段21と、検索要求手段21からの検索語によってプロファイルデータベース11を検索し、検索結果として人材を出力する検索手段12とを有する人材検索システムにおいて、前記検索語と前記検索結果の人材とを指定して、検索語と人材との関連を要求する関連度要求手段22と、関連度要求手段22で指定された検索語と人材の関連を計算する位置計算手段13とを備え、位置計算手段13で計算された人材の位置を用いて、検索語と人材との関連を二次元表示するようにしたものである。
【選択図】図2
【解決手段】予め人材のプロファイル情報が格納されたプロファイルデータベース11と、入力された検索語によって人材の検索要求を行う検索要求手段21と、検索要求手段21からの検索語によってプロファイルデータベース11を検索し、検索結果として人材を出力する検索手段12とを有する人材検索システムにおいて、前記検索語と前記検索結果の人材とを指定して、検索語と人材との関連を要求する関連度要求手段22と、関連度要求手段22で指定された検索語と人材の関連を計算する位置計算手段13とを備え、位置計算手段13で計算された人材の位置を用いて、検索語と人材との関連を二次元表示するようにしたものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、人材検索システム、人材検索装置、人材検索端末、プログラムおよび記録媒体に関し、特に、コンピュータネットワーク環境にて人材を検索するときに、検索者が指定したスキルに近い人材を検索する人材検索技術に関し、共同作業を行うグループウェアシステムに適用して好適である。
従来、新規事業を立ち上げる際には、その事業に有用な人材を社内や社外から探す必要がある。このような場合、予め検索対象となる人物の氏名、所属、電話番号、過去の仕事内容、得意分野、技能などのスキル情報からなる個人情報を蓄積したデータベースを用意しておき、その蓄積された個人情報に対して検索することで必要な人材を探していた。
例えば、特許文献1の技術では、インターネットWWWによる人材情報サービス機構において、技術者スキル・条件情報が入った技術者データベースと事業者実績データが入った実績データベース等からなる技術者の情報を登録しておき、ユーザ担当者自ら検索することによって、リアルタイムで所望の技術者情報を得ることができ、検索該当者に対して面談から契約までの一貫した管理を行うことができる。これによりユーザと技術者の双方ともに満足できる人材検索システムを構築している。
しかし、特許文献1のような技術では、氏名、所属、電話番号などといった静的で定まった情報の取り扱いには向いているが、得意分野や過去の仕事内容などという不定形で個人的な特徴を示す情報の取り扱いに対して、対象となる各人物の協力が不可欠であり、本人の負担ともなり、また、情報の蓄積と情報の変化に対する保守・更新のコストが非常に大きくなるものである。
これを解決するために、特許文献2の技術では、コンピュータネットワークにおける情報発信・受信を行う環境において、情報検索を行うサーバシステムが、各種文書リソースから著者情報を含む文書情報へ変換し、クライアントシステムから送信された検索条件に対して文書を全文検索し、検索された文書から著者情報を取り出し、個人情報データベースシステムと連携して著者ごとに情報をまとめ、検索結果として著者の一覧をクライアントシステムヘ送信する。また、検索条件に特定の人物情報が含まれている場合は、当該人物のより詳細な情報をクライアントシステムヘ送信する。これにより、各人物に新たな負担を強いることなく、不定形で個人的な情報に対応し、従来の静的な情報に対しては従来の個人情報データベースシステムと連携することで、より利便性の高い人物検索システムを提供している。
さらに、営業担当者が事業に関連するアイデアを考え付いたときに、研究者に相談したり、そのアイデアに関する文書を調べることにより、その事業の効率化が図られている。このために、特許文献3の技術では、自社事業や他社事業に関する情報を保持する第1データベースを有する第1検索サーバと、技術者が作成した研究報告・技術報告のような複数の技術論文を技術文書群として保持する第2データベースを有する第2検索サーバとをネットワーク上に設け、事業に関連するアイデアについてのキーワードや検索条件を第1キーワードとして第1検索サーバに送信する利用者端末をネットワークを介して接続しておく。第1検索サーバでは、利用者端末から受信した第1キーワードに従って第1データベースをアクセスして第1キーワードに相関する第2キーワードを自動的に決定して、第2検索サーバに送信する。第2検索サーバでは、受信した第2キーワードに従って第2データベースをアクセスして文書及び文書の著者のうちの少なくとも一方を検索情報として利用者端末に送信する。これにより、利用者が文書又は文書の著者を容易に検索することができる属人ノウハウ流通促進システムを提供している。
特開2001−236364号公報
特開2001−256224号公報
特開2002−269137号公報
しかしながら、上述したような人材検索技術では、複数の条件を見比べながら検索者の観点に対して適切な人材を検索できるものではなく、また、その検索結果は一次元的なものであり、同時に複数の検索条件に対して各人材を見比べることはできない。
例えば、人材の要件として、「Java、XML、XP開発に関する知識を持っている人」という条件で人材を検索する場合、これまでの人材検索手法では検索語として「Java、XML、XP開発」という3つの検索語で検索し、検索結果として出てきた人材に対して「Java」の観点で見比べた後、「XML」の観点で見比べ、次に「XP開発」の観点で見比べるなどと、検索者自身のコストがかかるばかりでなく、その手順の多さから判断を見誤るものであった。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、人材検索において複数の検索条件に対する検索結果の被検索者と各検索条件との関連度を同時に閲覧することができる人材検索システム、人材検索装置、人材検索端末、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
また、本発明は、検索後に検索者が検索条件を調節することにより様々な角度から検討できる人材検索システム、人材検索装置、人材検索端末、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
また、本発明は、検索後に検索者が検索条件を調節することにより様々な角度から検討できる人材検索システム、人材検索装置、人材検索端末、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、予め人材のプロファイル情報が格納されたプロファイルデータベースと、入力された検索語によって人材の検索要求を行う検索要求手段と、前記検索要求手段からの検索語によって前記プロファイルデータベースを検索し、検索結果として人材を出力する検索手段とを有し、検索者が入力した検索語と前記検索手段より出力された人材を同時に表示する人材検索システムにおいて、前記検索語と前記検索結果の人材とを指定して、検索語と人材との関連度を要求する関連度要求手段と、前記関連度要求手段で指定された検索語と人材の関連度を計算する位置計算手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の人材検索システムにおいて、前記検索語と検索結果とを保存する検索結果保存手段を備え、前記検索手段は、前記検索要求手段により指定された新たな検索語と、前記検索結果保存手段に保存されている検索結果を入力として絞り込み検索を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の人材検索システムにおいて、前記位置計算手段は、前記検索要求手段により指定された検索語と人材との関連度を、該検索語の画面上の位置に対する人材の画面上での配置位置として計算することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の人材検索システムにおいて、前記位置計算手段により計算された位置に人材を表示することにより、検索語と人材との関連を二次元的に表示することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の人材検索システムにおいて、前記位置計算手段は、前記検索要求手段により指定された検索語と人材との関連度を、該検索語の画面上の位置に対する人材の画面上での配置位置として計算することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の人材検索システムにおいて、前記位置計算手段により計算された位置に人材を表示することにより、検索語と人材との関連を二次元的に表示することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の人材検索システムにおいて、前記関連度要求手段で指定した検索語を削除できるようにしたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の人材検索システムにおいて、前記関連度要求手段で指定した人材を削除できるようにしたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の人材検索システムにおいて、前記関連度要求手段で指定した人材を削除できるようにしたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、検索要求の入力と検索結果を表示する人材検索端末と、指定された検索語によって人材検索する人材検索装置とをネットワークで接続した人材検索システムにおいて、前記人材検索端末は、入力された検索語によって、前記人材検索装置に人材の検索要求を行う検索要求手段と、前記検索語と前記検索結果の人材とを指定して、前記人材検索装置に検索語と人材との関連度を要求する関連度要求手段と、前記人材検索装置からの検索結果と検索語、および、検索結果と検索語との関連度を二次元表示する表示手段とを備え、前記人材検索装置は、予め人材のプロファイル情報が格納されたプロファイルデータベースと、前記人材検索端末からの検索語によって前記プロファイルデータベースを検索し、検索結果として人材を出力する検索手段と、前記人材検索端末で指定された検索語と人材の関連度を計算して出力する位置計算手段とを備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、予め人材のプロファイル情報が格納されたプロファイルデータベースと、指定された検索語によって前記プロファイルデータベースを検索し、検索結果として人材を出力する検索手段とを有する人材検索装置において、指定された検索語と検索結果の中の人材の関連度を計算して出力する位置計算手段を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、特定の条件を持つ人材を探す人材検索装置とネットワークで接続する人材検索端末であって、入力された検索語を入力して、前記人材検索装置に人材の検索要求を行う検索要求手段と、前記検索語と前記検索結果の人材とを指定して、前記人材検索装置に検索語と人材との関連度を要求する関連度要求手段とを備え、前記関連度要求手段で要求した関連度を、検索者が入力した検索語と検索結果の人材との関連距離として二次元表示することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、特定の条件を持つ人材を探す人材検索装置とネットワークで接続する人材検索端末であって、入力された検索語を入力して、前記人材検索装置に人材の検索要求を行う検索要求手段と、前記検索語と前記検索結果の人材とを指定して、前記人材検索装置に検索語と人材との関連度を要求する関連度要求手段と、前記関連度要求手段で指定された検索語と人材の関連度を計算する位置計算手段と、を備え、前記位置計算手段で計算された関連度を、検索者が入力した検索語と検索結果の人材との関連距離として二次元表示することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、コンピュータに、請求項1乃至7のいずれかに記載の人材検索システムの機能、または、請求項8に記載の人材検索装置の機能、または、請求項9または10に記載の人材検索端末の機能を実現させるためのプログラムである。
請求項12に記載の発明は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項11に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体である。
請求項12に記載の発明は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項11に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体である。
本発明によれば、人材検索において複数の検索条件に対する検索結果の被検索者と各検索条件との関連度を同時に、二次元的に閲覧することができる。
また、検索後に、検索者が自ら選択した人材や検索語に関する結果だけを閲覧したり、検索結果からそれらを削除したりして、検索条件を調節することにより様々な角度から検索結果を検討できる。
また、検索後に、検索者が自ら選択した人材や検索語に関する結果だけを閲覧したり、検索結果からそれらを削除したりして、検索条件を調節することにより様々な角度から検索結果を検討できる。
以下、図面を参照して本発明の人材検索システム、人材検索装置および人材検索端末に係る好適な実施形態を説明する。
図1は、本発明の人材検索システムの全体の構成を示すブロック図であり、同図において、人材検索システムは、検索者の条件に合致する人材情報を検索して検索者へ提供する人材検索サーバ10、人材情報を検索する検索者が使用する人材検索端末20およびネットワーク30とから構成されている。
図1は、本発明の人材検索システムの全体の構成を示すブロック図であり、同図において、人材検索システムは、検索者の条件に合致する人材情報を検索して検索者へ提供する人材検索サーバ10、人材情報を検索する検索者が使用する人材検索端末20およびネットワーク30とから構成されている。
人材検索サーバ10は、人材に関するプロファイルデータベースを維持管理するとともに、人材検索端末20から人材情報の検索指示を受けて、プロファイルデータベースから検索した結果を人材検索端末20へ返信するコンピュータである。
人材検索端末20は、一般には人材検索アプリケーションが動作可能なパーソナルコンピュータであって、この人材検索アプリケーションでネットワーク30を介してアクセスし、人材検索サーバ10へ人材情報の検索指示を送信でき、その検索結果を受信して表示できるものであればよい。上記の条件を満足するものであれば、人材検索端末20は、パーソナルコンピュータでなくとも、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末または携帯電話機等であってもよい。
ネットワーク30は、人材検索サーバ10および人材検索端末20を結合するための伝送路であって、一般には、ケーブルで実現され、通信プロトコルにはTCP/IP、HTTP(Hyper Text transfer Protocol)が使われる。但し、伝送路としてはケーブルだけではなく、それらの間の通信プロトコルが一致するものであれば無線および有線のいずれであってもよく、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどを用いることができる。
図2は、本実施形態における機能構成を示すブロック図であり、同図において、人材検索サーバ10は、プロファイルデータベース(プロファイルDB)11、検索手段12、位置計算手段13、検索結果保存手段14、制御手段15とを含んでなり、また、人材検索端末20は、検索要求手段21、関連度要求手段22、制御手段23とを含んでなっている。
まず、人材検索サーバ10について説明する。
プロファイルDB11は、人材のスキル情報が格納されているデータベースであり、図3に例示したように、少なくとも人材名、この人材が持つスキル名とそのスキルレベル(レベルは人材のスキルに関する技能力であり、1〜5で表現される)とを対応付けて記憶している。この他には、人材の連絡先アドレスを示すメールアドレスや電話番号、自己紹介等がある。
プロファイルDB11は、人材のスキル情報が格納されているデータベースであり、図3に例示したように、少なくとも人材名、この人材が持つスキル名とそのスキルレベル(レベルは人材のスキルに関する技能力であり、1〜5で表現される)とを対応付けて記憶している。この他には、人材の連絡先アドレスを示すメールアドレスや電話番号、自己紹介等がある。
制御手段15は、人材検索サーバ10の全体を制御するとともに、人材検索端末20からの要求を識別して、その識別結果によって検索手段12あるいは位置計算手段13を起動させ、人材検索端末20からの要求を渡す。
検索手段12は、制御手段15から人材検索端末20の検索要求が渡されると、検索要求に付されている検索語のリストを検索条件として、プロファイルDB11のスキル名の列と文字列一致でマッチングし、マッチした行が見つかると、3つ組み(人材名、スキル名、スキルレベル)のリストを人材検索端末20へ返信する。また、マッチした行の人材名を唯一化した人材名リストと検索条件とを検索結果保存手段14に記録する。
また、検索手段12は、制御手段15から人材検索端末20の絞込検索要求が渡されると、検索結果保存手段14に記憶されている人材名リストと、前回の検索語のリストを取り出す。この前回の検索語のリストに、絞込検索要求に付されている検索語のリストとをあわせて今回の検索条件とする。
次に、検索手段12は、プロファイルDB11のうちの人材名に関するデータについて、スキル名と検索条件とを文字列一致でマッチングし、マッチした行が見つかると、3つ組み(人材名、スキル名、スキルレベル)のリストを取り出して、人材検索端末20へ返信する。また、ここでマッチした人材名を唯一化し、検索条件と共に検索結果保存手段14に記録する。
次に、検索手段12は、プロファイルDB11のうちの人材名に関するデータについて、スキル名と検索条件とを文字列一致でマッチングし、マッチした行が見つかると、3つ組み(人材名、スキル名、スキルレベル)のリストを取り出して、人材検索端末20へ返信する。また、ここでマッチした人材名を唯一化し、検索条件と共に検索結果保存手段14に記録する。
位置計算手段13は、制御手段15から人材検索端末20の関連度算出要求が渡されると、検索語リスト(この検索語リストには、各検索語と検索語の画面上での位置情報(2次元座標)とを対比したリストである。)および3つ組み(人材名、スキル名、スキルレベル)のリストを取り出し、検索語と人材の間の距離を計算し、2つ組み(人材名、その位置)のリストを要求元に返信する。
位置計算手段13は、人材名とスキル名で特定されるスキルのレベルを用いて、次のように人材の位置を計算する。
例えば、人材検索端末20から受信したスキル名A,B,Cの位置がそれぞれ(Ax,Ay)、(Bx,By)、(Cx,Cy)であるときに、人材Mがそれらのスキル名A,B,Cについて各々a,b,cのスキルレベルを持っている場合、人材Mの配置後の位置を(Mx,My)とすると、以下の3つの式を解くことによって求めることができる(図4参照)。但し、レベルを距離に変換する際にはレベルの逆数を用いることにする。
例えば、人材検索端末20から受信したスキル名A,B,Cの位置がそれぞれ(Ax,Ay)、(Bx,By)、(Cx,Cy)であるときに、人材Mがそれらのスキル名A,B,Cについて各々a,b,cのスキルレベルを持っている場合、人材Mの配置後の位置を(Mx,My)とすると、以下の3つの式を解くことによって求めることができる(図4参照)。但し、レベルを距離に変換する際にはレベルの逆数を用いることにする。
スキルA: (1/a)2=(Mx−Ax)2+(My−Ay)2
スキルB: (1/b)2=(Mx−Bx)2+(My−By)2
スキルC: (1/c)2=(Mx−Cx)2+(My−Cy)2
スキルB: (1/b)2=(Mx−Bx)2+(My−By)2
スキルC: (1/c)2=(Mx−Cx)2+(My−Cy)2
当該人材に対する検索語が3つ以上の場合にも同様の式を立てて、すべての式を満足する(Mx,My)の位置を求める。しかし、検索語が少なく位置を求めることができない場合には、式を満たすランダムな点でよい。
次に、人材検索端末20について説明する。
制御手段23は、キーボードやマウスによる入力制御や、画面表示に関する一般的な表示制御機能に加え、検索要求手段21や関連度要求手段22の起動管理を行う。
制御手段23は、キーボードやマウスによる入力制御や、画面表示に関する一般的な表示制御機能に加え、検索要求手段21や関連度要求手段22の起動管理を行う。
検索要求手段21は、人材検索端末20で人材検索アプリケーションを実行させると、制御手段23から起動され、図5に例示したような検索画面を表示させる。
図5によると、検索画面1の左側には、検索語や検索結果である人材を表示する検索結果表示画面2、検索結果表示画面2に表示された検索語と人材の関連度を表示させる関連度ボタン6、また、検索画面1の右側には、上から順に、押下することにより検索を実行する検索開始ボタン3、検索のための検索語を入力する検索キーワード設定リスト4、検索実行直後に検索結果である人材を表示する検索結果人物表示欄5が配置されている。
図5によると、検索画面1の左側には、検索語や検索結果である人材を表示する検索結果表示画面2、検索結果表示画面2に表示された検索語と人材の関連度を表示させる関連度ボタン6、また、検索画面1の右側には、上から順に、押下することにより検索を実行する検索開始ボタン3、検索のための検索語を入力する検索キーワード設定リスト4、検索実行直後に検索結果である人材を表示する検索結果人物表示欄5が配置されている。
検索者は、検索画面の検索キーワード設定リスト4に所望の検索語を入力して、検索開始ボタン3を押下する。例えば、検索キーワード「Java」、「XML」、「XP開発」を入力する。
検索要求手段21は、検索開始ボタン3が押下されると、入力された検索語を付加した検索要求を人材検索サーバ10へ送信して、結果が返信されるのを待つ。
検索要求手段21は、検索開始ボタン3が押下されると、入力された検索語を付加した検索要求を人材検索サーバ10へ送信して、結果が返信されるのを待つ。
検索要求手段21は、人材検索サーバ10から検索結果の3つ組み(人材名、スキル名、スキルレベル)のリストを受信すると、一時的に記憶装置に書き出しておく。
例えば、上記の例では、次のような3つ組みのリストが送られてくる。
例えば、上記の例では、次のような3つ組みのリストが送られてくる。
(A,Java,5)、(A,XML,4)、(A,XP開発,1)、
(B,Java,4)、(B,XML,5)、(B,XP開発,1)、
(C,Java,2)、(C,XML,2)、(C,XP開発,5)。
(B,Java,4)、(B,XML,5)、(B,XP開発,1)、
(C,Java,2)、(C,XML,2)、(C,XP開発,5)。
検索要求手段21は、送られてきた3つ組みから人材名を取り出して、検索画面1の検索結果人物表示欄5へ人材名を付した人材アイコンとして表示する。
また、検索要求手段21は、検索画面1の検索キーワード設定リスト4に絞込み検索の検索キーワードが追加されて、検索開始ボタン3が押下されると、追加された検索キーワードを付加した絞込検索要求を人材検索サーバ10へ送信する。
例えば、図6のように、検索キーワード設定リスト4に「Java」、「XML」、「XP開発」が指定されて検索された後、さらに絞込み検索として検索キーワードに「UML」を追加し、検索開始ボタン3を押下すると、追加された検索キーワード「UML」を付加した絞込検索要求が人材検索サーバ10へ送信され、次のような検索結果が返信されてくる。
(C,Java,2)、(C,XML,2)、(C,XP開発,5)、
(C,UML,5)。
(C,UML,5)。
この結果、検索要求手段21は、検索結果人物表示欄5には人材Cの人材アイコンだけが表示されるようになる。
検索者は、検索語と人材との関連度を見るためには、次のような操作を行う。この操作は、制御手段23によって管理されている。
図7や図8に例示したように、マウスに連動しているカーソル7を用いて、検索キーワード設定リスト4のうちから検索語を選択して、検索結果表示画面2に移動させて、画面中の適当な位置へドラッグアンドドロップする(図7参照)。
同様に、人材に関しても検索結果表示画面2に移動させて、画面中の適当な位置へドラッグアンドドロップする(図8参照)。
このように、関連度を知りたい検索語と人材を検索結果表示画面2の適当な位置に配置し、関連度ボタン6を押下する。
図7や図8に例示したように、マウスに連動しているカーソル7を用いて、検索キーワード設定リスト4のうちから検索語を選択して、検索結果表示画面2に移動させて、画面中の適当な位置へドラッグアンドドロップする(図7参照)。
同様に、人材に関しても検索結果表示画面2に移動させて、画面中の適当な位置へドラッグアンドドロップする(図8参照)。
このように、関連度を知りたい検索語と人材を検索結果表示画面2の適当な位置に配置し、関連度ボタン6を押下する。
関連度ボタン6が押下されると、制御手段23は、関連度要求手段22を起動させる。
関連度要求手段22は、検索結果表示画面2に移動させた検索語とその画面上での位置を取得する。また、検索結果表示画面2に移動させた人材名を取得して、各人材名に対する検索語と同じ名前のスキル名とそのスキルレベルとを一時的に記憶した記憶装置から抽出する。
関連度要求手段22は、これらの作業が終了すると、検索語のリストと人材名のリストとを付加した関連度算出要求を人材検索サーバ10へ送信して、計算結果が返信されるまで待つ。
ここで、検索語リストは、各検索語に対して、検索語とその位置とを2つ組みにし、その2つ組みをリストにしたものである。
また、人材名リストは、各人材に対して、人材名、スキル名、スキルレベルとを3つ組みにし、その3つ組みをリストにしたものである。
関連度要求手段22は、検索結果表示画面2に移動させた検索語とその画面上での位置を取得する。また、検索結果表示画面2に移動させた人材名を取得して、各人材名に対する検索語と同じ名前のスキル名とそのスキルレベルとを一時的に記憶した記憶装置から抽出する。
関連度要求手段22は、これらの作業が終了すると、検索語のリストと人材名のリストとを付加した関連度算出要求を人材検索サーバ10へ送信して、計算結果が返信されるまで待つ。
ここで、検索語リストは、各検索語に対して、検索語とその位置とを2つ組みにし、その2つ組みをリストにしたものである。
また、人材名リストは、各人材に対して、人材名、スキル名、スキルレベルとを3つ組みにし、その3つ組みをリストにしたものである。
関連度要求手段22は、位置計算手段13から人材名とその位置からなる2つ組みのリストを受信すると、人材名を計算された位置へ再配置した表示にする。
例えば、検索語「Java」、「XML」、「XP開発」をそれぞれ配置し、人材A、B、Cを指定して関連度を計算すると、図9に例示したような位置関係に各人材の位置が再配置される。
これにより、人材Aさんはスキル「Java」に強く、人材Bさんはスキル「XML」に強いが人材Aさんとそれほどの違いはない、また、人材Cさんはスキル「XP開発」に強いことが一目で分かる。
例えば、検索語「Java」、「XML」、「XP開発」をそれぞれ配置し、人材A、B、Cを指定して関連度を計算すると、図9に例示したような位置関係に各人材の位置が再配置される。
これにより、人材Aさんはスキル「Java」に強く、人材Bさんはスキル「XML」に強いが人材Aさんとそれほどの違いはない、また、人材Cさんはスキル「XP開発」に強いことが一目で分かる。
上述の実施形態では、位置計算手段13を人材検索サーバ10に置くようにしていたが、人材検索端末20へ置くようにしてもよい。この場合、関連度要求手段22は、人材検索端末20上の位置計算手段を起動して、指定された検索語のリストと人材名リストを渡して、計算された人材の位置を受け取って、検索画面1の検索結果表示画面2へ表示するようにする。
また、検索者が検索語や人材を検索結果表示画面2にドラッグアンドドロップして一旦関連度を表示させた後、他の検索語や人材に対しての関連度を見たいときがある。
このような場合には、図5を図10のような検索画面に変えて、ゴミ箱アイコン8を追加し、不要になった検索語や人材アイコンを削除する。
検索者は、検索結果表示画面2に表示されている不要な検索語あるいは人材アイコンをマウスで選択し、このゴミ箱アイコン8にドラッグアンドドロップすることにより、不要な検索語あるいは人材アイコンを削除することができる。
このような場合には、図5を図10のような検索画面に変えて、ゴミ箱アイコン8を追加し、不要になった検索語や人材アイコンを削除する。
検索者は、検索結果表示画面2に表示されている不要な検索語あるいは人材アイコンをマウスで選択し、このゴミ箱アイコン8にドラッグアンドドロップすることにより、不要な検索語あるいは人材アイコンを削除することができる。
また、上記の実施形態では、人材検索サーバと人材検索端末とを備えるようにしていたが、同一のコンピュータに人材検索サーバと人材検索端末の機能を持たせるようにしてもよいし、あるいは、それぞれの機能をまとめて1つの融合した人材検索装置としてもよい。
さらに、本発明は、上述した実施形態のみに限定されたものではなく、上述した実施形態の人材検索サーバおよび人材検索端末の機能をそれぞれプログラム化し、あらかじめCD−ROM等の記録媒体に書き込んでおき、コンピュータに搭載したCD−ROMドライブのような媒体駆動装置にこのCD−ROM等を装着し、これらのプログラムをそれぞれのコンピュータにインストールして、実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読出されたプログラム自体が上述した実施形態を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体も本発明を構成することになる。
なお、記録媒体としては半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD−R等)、磁気媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)のいずれであってもよい。あるいは、インターネット等の通信網を介して記憶装置に格納されたプログラムをサーバコンピュータから直接供給を受けるようにしてもよい。この場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
また、ロードしたプログラムを実行することにより上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
以上のように、プログラムおよび記録媒体で流通させることにより、コスト、可搬性、汎用性を向上させることができる。
以上のように、プログラムおよび記録媒体で流通させることにより、コスト、可搬性、汎用性を向上させることができる。
1…検索画面、2…検索結果表示画面、3…検索開始ボタン、4…検索キーワード設定リスト、5…検索結果人物表示欄、6…関連度ボタン、7…カーソル、8…ゴミ箱アイコン、10…人材検索サーバ、11…プロファイルDB、12…検索手段、13…位置計算手段、14…検索結果保存手段、15…制御手段、20…人材検索端末、21…検索要求手段、22…関連度要求手段、23…制御手段、30…ネットワーク。
Claims (12)
- 予め人材のプロファイル情報が格納されたプロファイルデータベースと、入力された検索語によって人材の検索要求を行う検索要求手段と、前記検索要求手段からの検索語によって前記プロファイルデータベースを検索し、検索結果として人材を出力する検索手段とを有し、検索者が入力した検索語と前記検索手段より出力された人材を同時に表示する人材検索システムにおいて、前記検索語と前記検索結果の人材とを指定して、検索語と人材との関連を要求する関連度要求手段と、前記関連度要求手段で指定された検索語と人材の関連を計算する位置計算手段とを備えることを特徴とする人材検索システム。
- 請求項1に記載の人材検索システムにおいて、前記検索語と検索結果とを保存する検索結果保存手段を備え、前記検索手段は、前記検索要求手段により指定された新たな検索語と、前記検索結果保存手段に保存されている検索結果を入力として絞り込み検索を行うことを特徴とする人材検索システム。
- 請求項1または2に記載の人材検索システムにおいて、前記位置計算手段は、前記検索要求手段により指定された検索語と人材との関連を、該検索語の画面上の位置に対する人材の画面上での配置位置として計算することを特徴とする人材検索システム。
- 請求項3に記載の人材検索システムにおいて、前記位置計算手段により計算された位置に人材を表示することにより、検索語と人材との関連を二次元的に表示することを特徴とする人材検索システム。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の人材検索システムにおいて、前記関連度要求手段で指定した検索語を削除できるようにしたことを特徴とする人材検索システム。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の人材検索システムにおいて、前記関連度要求手段で指定した人材を削除できるようにしたことを特徴とする人材検索システム。
- 検索要求の入力と検索結果を表示する人材検索端末と、指定された検索語によって人材検索する人材検索装置とをネットワークで接続した人材検索システムにおいて、
前記人材検索端末は、入力された検索語によって、前記人材検索装置に人材の検索要求を行う検索要求手段と、前記検索語と前記検索結果の人材とを指定して、前記人材検索装置に検索語と人材との関連を要求する関連度要求手段と、前記人材検索装置からの検索結果と検索語、および、検索結果と検索語との関連を二次元表示する表示手段とを備え、
前記人材検索装置は、予め人材のプロファイル情報が格納されたプロファイルデータベースと、前記人材検索端末からの検索語によって前記プロファイルデータベースを検索し、検索結果として人材を出力する検索手段と、前記人材検索端末で指定された検索語と人材の関連を計算して出力する位置計算手段とを備えることを特徴とする人材検索システム。 - 予め人材のプロファイル情報が格納されたプロファイルデータベースと、指定された検索語によって前記プロファイルデータベースを検索し、検索結果として人材を出力する検索手段とを有する人材検索装置において、指定された検索語と検索結果の中の人材の関連を計算して出力する位置計算手段を備えることを特徴とする人材検索装置。
- 特定の条件を持つ人材を探す人材検索装置とネットワークで接続する人材検索端末であって、入力された検索語を入力して、前記人材検索装置に人材の検索要求を行う検索要求手段と、前記検索語と前記検索結果の人材とを指定して、前記人材検索装置に検索語と人材との関連を要求する関連度要求手段とを備え、前記関連度要求手段で要求した関連を、検索者が入力した検索語と検索結果の人材との関連距離として二次元表示することを特徴とする人材検索端末。
- 特定の条件を持つ人材を探す人材検索装置とネットワークで接続する人材検索端末であって、入力された検索語を入力して、前記人材検索装置に人材の検索要求を行う検索要求手段と、前記検索語と前記検索結果の人材とを指定して、前記人材検索装置に検索語と人材との関連を要求する関連度要求手段と、前記関連度要求手段で指定された検索語と人材の関連を計算する位置計算手段と、を備え、前記位置計算手段で計算された関連を、検索者が入力した検索語と検索結果の人材との関連距離として二次元表示することを特徴とする人材検索端末。
- コンピュータに、請求項1乃至7のいずれかに記載の人材検索システムの機能、または、請求項8に記載の人材検索装置の機能、または、請求項9または10に記載の人材検索端末の機能を実現させるためのプログラム。
- コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項11に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005175587A JP2006350659A (ja) | 2005-06-15 | 2005-06-15 | 人材検索システム、人材検索装置、人材検索端末、プログラムおよび記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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- 2005-06-15 JP JP2005175587A patent/JP2006350659A/ja active Pending
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