JP2007114908A - 磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システム - Google Patents

磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007114908A
JP2007114908A JP2005303826A JP2005303826A JP2007114908A JP 2007114908 A JP2007114908 A JP 2007114908A JP 2005303826 A JP2005303826 A JP 2005303826A JP 2005303826 A JP2005303826 A JP 2005303826A JP 2007114908 A JP2007114908 A JP 2007114908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backup
management information
tape
monitoring system
operation management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005303826A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4744263B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Usami
和弘 宇佐美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Information and Telecommunication Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Computer Peripherals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Computer Peripherals Co Ltd filed Critical Hitachi Computer Peripherals Co Ltd
Priority to JP2005303826A priority Critical patent/JP4744263B2/ja
Publication of JP2007114908A publication Critical patent/JP2007114908A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4744263B2 publication Critical patent/JP4744263B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】 磁気テープを利用したバックアップシステムの障害予測、および障害の解析を行いタイムリーに保守サービスおよび営業活動を行うための情報を提供する運用監視システムを提供する。
【解決手段】 バックアップシステム100が該バックアップシステムの障害予測,保守サービス,営業に必要な稼動管理情報を収集し、一定期間毎に運用監視システム107に前記稼動管理情報を電子メールによって送信し、運用監視システム107が受信した前記稼動管理情報が記載された電子メールを解析するとともに、保守員および営業マンにタイムリーに必要な情報を電子メールによって通知するもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システムに係り、特に顧客が使用するバックアップシステムから該バックアップシステムの稼動管理情報を収集し、一定期間毎に該情報を電子メールによって前記バックアップシステムの運用を監視する運用監視システムに送信し、前記運用監視システムが顧客の使用する前記バックアップシステムを保守及びサービスするための情報を運用監視担当者に通知するバックアップシステムの運用監視システムに関する。
磁気テープを用いたバックアップシステムは、ビット単位のコストが安価であり、また遠隔地保管が可能なため、災害対策等のために従来から広く採用されている。しかし、磁気テープを用いたバックアップシステムは、障害が発生した場合、障害要素としては磁気テープ又はドライブ並びにこれらの組み合わせが考えられるために、障害原因の判定が困難であるという不具合があった。また、磁気ディスク装置と比較して障害発生率が高いため、障害発生の予防を的確に行う必要があった。
また、従来の磁気テープを用いたバックアップシステムは、ドライブの警告を表示する機能としてはバックアップ作業での一定時間内でのエラー発生頻度が予め定めた閾値を越えた場合に表示されるものであったため、他の要因による障害の発生の予防を講じることができないと言う不具合もあった。
尚、前記磁気テープを用いたバックアップシステムに関する技術が記載された文献としては、下記の特許文献が挙げられ、特許文献1にはホストコンピュータ及びまたは関連設備の稼動状態を電子メールによって監視者に通報する技術が記載され、また、特許文献2にはストレージの容量に関する情報をホストコンピュータではなく、ストレージ内に設けた管理モジュールで管理する技術が記載されている。
特開平6−222956号公報 特開2003−303054号公報
従来技術による磁気テープを用いたバックアップシステムは、ドライブの警告表示が過去のエラーレートを利用して警告表示していないために、警告表示が出ていないにもかかわらず突然障害が発生する可能性があると言う不具合があった。また、警告表示としてはエラーレートだけしか監視していないため、警告表示がされても障害の原因がテープにあるのか、ドライブにあるのかの判断ができず、障害への対処法方が警告表示からは決定できないと言う不具合があった。
また、テープの寿命に関しては、目安となるバックアップ回数がメーカーから公表されているが、テープの寿命は装置の環境(塵埃、温度等)やドライブ側の磁気ヘッドの状態によっても大きく変動するため、公表されている回数よりも前に障害が発生する可能性があった。
また、前述の特許文献1に開示されている技術は、ホストコンピュータおよびその周辺機器のジョブの管理しか考慮されておらず、障害発生の予防ができないという不具合があり、特許文献2に開示されている技術は、ストレージの記憶領域の使用状況しか管理しておらず、障害発生の予防ができないという不具合があった。
本願発明は、上記のような不具合を鑑み、磁気テープを利用したバックアップシステムの障害予測、および障害の解析を行いタイムリーに保守サービスおよび営業活動を行うための情報を提供する運用監視システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、前記請求項1記載の発明は、磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システムにおいて、
該バックアップシステムが、該バックアップシステムの稼動状態を示すバックアップ監視項目を含む稼動管理情報を収集する稼動管理情報収集機能と、前記稼動管理情報をメール送信するメール送信機能と、前記稼動管理情報を記録する稼動管理情報記録機能を備え、
前記バックアップシステムの運用を監視する運用監視システムが、前記バックアップシステムからのメールを受信するメール送受信機能と、前記受信したメールに記載された稼動管理情報を分析する稼動管理情報分析機能と、前記分析結果の報告を作成する運用レポート作成機能とを備え、
前記バックアップシステムが、稼動管理情報収集機能によってバックアップの度に稼動管理情報を収集し、稼動管理情報記録機能によって前記稼動管理情報を蓄積し、一定期間毎に運用監視システムに前記稼動管理情報をメール送信機能によって電子メールによって送信し、
前記運用監視システムが前記メール送受信機能によって前記バックアップシステムのメール送信機能から送信された前記稼動管理情報を受信し、前記受信した稼動管理情報を稼動管理情報分析機能によって解析し、運用レポート作成機能によって運用レポートを作成することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システムにおいて、バックアップ監視項目が、
(1)ジョブ管理情報である、
バックアップ又はリストアの種別を示すジョブ種別,ジョブ開始時刻,ジョブ終了時刻,データ転送開始時刻,データ転送終了時刻,ジョブ終了結果と、
(2)ドライブ情報である、
ドライブメーカー,ドライブ型名,ドライブ製造番号と、
(3)テープ情報である、
テープメーカー,テープ製造番号,テープタイプ,テープ製造日と、
(4)バックアップ情報である、
バックアップ回数,データ圧縮率,テープ容量,テープ残容量と、
(5)エラー関連情報およびドライブ情報である、
テープロードカウント,ライトエラーレート,リードエラーレート,スレッド回数,ドライブ温度,ドライブ動作状態と、
を含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システムにおいて、前記バックアップ監視項目を、バックアップシステムが運用監視システムに送信するとともに、運用監視システムが使用するバックアップシステムのデータ量増加状況から、装置増設時期を探知することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システムにおいて、バックアップ監視項目の内少なくとも、ドライブ情報であるドライブ製造番号と、テープ情報であるテープ製造番号と、バックアップ情報であるバックアップ回数と、エラー関連情報であるライトエラーレートおよびリードエラーレートとを、一定期間毎に運用監視システムに電子メールによって通知することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システムにおいて、バックアップ監視項目の内少なくとも、テープ情報であるテープ製造番号と、バックアップ情報であるバックアップ回数およびテープ容量およびテープ残量を一定期間毎に運用監視システムに電子メールによって通知することを特徴とする。
本発明の、磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システムによれば、バックアップシステムが、ドライブ製造番号/テープ製造番号/リードライトのエラーレートを含む稼動管理情報を収集し、該稼動管理情報を一定期間毎に保守センタの運用監視システムに電子メールによって送信し、運用監視システムが受信した前記稼動管理情報が記載された電子メールを解析することにより、障害発生前に障害発生を予測することができ、更に解析結果を保守員及び営業マンに電子メールで通知することにより、タイムリーに適切な保守サービスと営業活動を行うことができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システムの一実施形態を添付図面を参照して説明する。
<図の説明>
図1は、本発明を実施するためのシステムの一実施例の詳細を模式的に表した図であり、図2は、本発明を実施するためのシステムの一実施例を模式的に表した図であり、図3は、バックアップシステムの運用監視システムの動作手順例を表したフローチャートであり、図4は、本実施形態による運用レポート例を説明するための図である。
<構成の説明>
本実施形態による磁気テープを用いたバックアップシステム及び運用監視システムを含むコンピュータシステムは、図1に示す如く、顧客における磁気テープを使用したバックアップシステム100と、前記バックアップシステムに接続したメールサーバ103と、保守センタにおけるバックアップシステムの運用監視システム107と、運用監視システム107に接続したメールサーバ114と、バックアップシステムのメールサーバと運用監視システムのメールサーバを接続する公衆回線網であるインターネット105とを備える。
前記バックアップシステム100は、バックアップシステム全体を制御する制御部101と、バックアップ装置であるテープライブラリ装置204とを備える。
前記制御部101では、図示しないホストコンピュータ等のデータバックアップを制御するバックアップソフト201が作動しており、このバックアップソフト201は、バックアップシステムの稼動管理情報を収集する稼動管理情報収集機能102と、バックアップ監視項目を始めとする稼動管理情報をメールで送信するメール送信機能203とを備え、また、制御部101は、前記稼動管理情報収集機能102が収集した稼動管理情報を記録する稼動管理情報記録機能104を備える。尚、前記稼動管理情報とは、稼動管理情報収集機能102が収集したバックアップシステム101の稼動状況に関するデータであり、後述するバックアップ監視項目を含むものとする。
前記テープライブラリ装置204は、記録媒体である複数の磁気テープ206と、該磁気テープ206に対して選択的にデータのリードライトを行うテープドライブ205とを備える。
運用監視システム107は、本実施形態の特徴である運用監視ソフト207と、稼動管理情報を始めとする種々の情報を格納するデータベース108を備え、前記運用監視ソフト207は、メールの送受信を行うメール送受信機能208と、メールによって送信された稼動管理情報を分析する稼動管理情報分析機能209と、バックアップシステム101の運用状況を報告するレポートを作成する運用レポート作成機能210を備え、前記データベース108は磁気テープのバックアップ回数のしきい値、エラーレートのしきい値を記憶している。
本実施形態によるバックアップシステムの概要構成は、図2に示す如く、メールサーバ103と接続されたバックアップシステム101と、該メールサーバ103と公衆通信回線網であるインターネット105と、メールサーバ114と接続した運用監視システム107を含む保守センタとから成るコンピュータシステムにおいて、バックアップシステム101が磁気テープを用いてデータのリードライトを行った際のバックアップ監視項目(後述)を収集しており、このバックアップ監視項目をメールとしてメールサーバ103乃至インターネット105を介して保守センタのメールサーバ114に送信し、このメールを受けた運用監視システム107が、当該バックアップ監視項目を解析し、運用監視担当者109の監視下において保守員113又は営業マン114に保守指示112又は顧客訪問指示110を行うものであり、詳細動作は後述する。
また、前記稼動管理情報メール106は、バックアップシステムの稼動管理情報が記載されており、記載方法は各項目名の後にその項目名に対応する数値や文字が記載されている。
<バックアップ監視項目の説明>
前述の稼動管理情報収集機能102で収集され、稼動管理情報記録機能104に格納され、運用監視システム107に送信されるバックアップ監視項目には次のようなものが挙げられるが、これらに限られるものではない。
(1)ジョブ管理情報:
具体的には、例えばジョブ種別(バックアップ又はリストア等の種別),ジョブ開始時刻,ジョブ終了時刻,データ転送開始時刻,データ転送終了時刻,ジョブ終了結果が挙げられる。
(2)ドライブ情報:
例えば、ドライブメーカー,ドライブ型名,ドライブ製造番号が挙げられる。
(3)テープ情報:
例えば、テープメーカー,テープ製造番号,テープタイプ,テープ製造日が挙げられる。
(4)バックアップ情報:
具体的には、バックアップ回数,データ圧縮率,テープ容量,テープ残容量が挙げられる。
(5)エラー関連情報およびドライブ情報:
例えば、テープロードカウント,ライトエラーレート,リードエラーレート,スレッド回数,ドライブ温度,ドライブ動作状態が挙げられる。
(6)その他の障害情報:
例えば、ドライブ・テープ以外のバックアップシステムの障害情報が挙げられる。
本実施形態による運用監視システム107は、以上のような項目を、バックアップシステム101が稼動管理情報収集機能102によって収集し、前記バックアップ監視項目を含む稼動管理情報を一定期間毎にメール送信機能が運用監視システム107にメール送信し、運用監視システム107のメール受信機能208が前記稼動管理情報メール106を受信し、稼動管理情報分析機能209が解析することにより、障害の発生を予測することができ、更に障害の原因が磁気テープによるものであるのか、ドライブにあるものなのかを判定することができ、これらによってタイムリーな保守や営業活動の指示を出すことができる。
<動作の説明>
次に図3を参照して、本実施形態による磁気テープを用いたバックアップシステムに好適な運用監視システムの動作例を説明する。
本実施形態によるバックアップシステム101は、前処理として、稼動管理情報収集機能102が前述の稼動管理情報を収集し、稼動管理情報記録機能104に一時的に格納してから、該格納した稼動管理情報を一定期間毎にメール送信機能203が運用監視システム107にメール送信し、運用監視システム107のメール受信機能208が前記メールを受信[ステップ300]する処理を実行する。前記稼動管理情報にはバックアップシステムのデータ量の増加状況に関するデータも含まれているものとする。
次いで運用監視システム107は、前記受信したメールを読み込み、バックアップ回数がテープのバックアップ回数のしきい値を超えているかどうかを判定[ステップ301]し、この判定の結果、バックアップ回数のしきい値を超えていない場合にはステップ304に進み、バックアップ回数のしきい値を超えていた場合には、運用レポート作成機能210を用いて運用レポートにテープ交換指示を追加[ステップ302]し、営業マン111にテープ売り込み指示メールを送信[ステップ303]し、ステップ304に進む。
更に運用監視システム107は、前記受信したメールを読み込み、エラーレートがエラーレートのしきい値を超えているかどうか判定[ステップ304]し、判定の結果、エラーレートのしきい値を超えていない場合にはステップ315に進み、エラーレートのしきい値を超えている場合には、エラーの原因がテープにあるのかドライブにあるのかを判定[ステップ305]を実行する。
次に運用監視システム107は、前記受信したメールを読み込み、エラーの原因がテープにあるのかドライブにあるのかの判定に人手が必要かどうかの判定[ステップ306]を行い、この判定の結果、人手が必要でない場合にはステップ308に進み、人手が必要な場合には、専門家がエラーの原因がテープにあるのかドライブにあるのかを判定して、結果を運用監視システム107に入力[ステップ307]する。
更に本システムは、前記受信したメールを読み込み、エラーの原因がテープ障害によるものかどうかを判定[ステップ308]し、判定の結果、エラーの原因がテープ障害でない場合にはステップ311に進み、エラーの原因がテープ障害である場合には、運用監視システム107は運用レポートにテープ交換指示を追加[ステップ309]し、営業マン111へのテープの売り込み指示のメール送信[ステップ310]を行って次のテップ311へ進む。
次に、運用監視システム107は、前記受信したメールを読み込み、エラーの原因がドライブの障害であって、その障害が回復可能かどうかの判定[ステップ311]を行い、この判定の結果、回復可能でないと判定した場合、ステップ313に進み、回復可能である場合には、運用監視システム107は運用レポートにヘッドクリーニングの指示を追加[ステップ312]してからステップ313に進む。
次に、運用監視システム107は、前記受信したメールを読み込み、エラーの原因がドライブの障害であって、その障害が回復不能かどうかの判定[ステップ313]を行い、回復不能である場合以外のときはステップ313に進み、回復不能である場合には、運用監視システム107は保守員にドライブ交換指示のメールを送信[ステップ314]し、次のステップ315に進む。
次に本システムは、前記受信したメールを読み込み、バックアップシステムに機器障害が発生しているかどうかの判定[ステップ315]を行い、判定の結果、機器障害が発生していなければステップ317に進み、機器障害が発生していれば、運用監視システム107は保守員113に障害部位の交換指示のメールを送信[ステップ316]してからステップ317に進む。
次に、運用監視システム107は、運用レポートにバックアップシステム101の運用状況を追加[ステップ317]した後、バックアップシステム101の運用全体に問題が発生しているかどうかの判定[ステップ318]を行い、判定の結果、問題が発生していない場合は、ステップ320に進み、問題が発生している場合は、ソリューション部門に対応指示のメールを送信[ステップ319]し、ステップ320に進み、最後に、運用監視システム107は、図4に示す如く、装置番号対応のジョブ実行回数/正常・異常回数や、ジョブ種別毎の開始・終了時刻/テープ使用率等の詳細レポートや、運用アドバイスを含むバックアップシステム101の運用状況を記載した運用レポートを顧客にメール送信する。
本実施形態における運用監視システム107は、前述のようにメール送受信機能208が前記稼動管理情報メール106を受信し、稼動管理情報分析機能209が解析するものであり、この解析は、まず稼動管理情報メール106に記載してある文字を順に読み出し、稼動管理情報の各項目名と、その後に記載してある数値や文字を識別し、各しきい値を超えている項目があるか、あるいは障害の状況はどのようになっているか、機器障害が発生していないか、運用に問題はないか、などの判定が行われる。
また、運用監視システム107は、稼動管理情報メール106にはバックアップシステムのデータ量の増加状況に関するデータも含まれていることにより、装置増設時期を探知することができる。
さらに、稼動管理情報メール106には、エラーの発生原因がテープにあるのかドライブにあるのかの判定をするための情報、例えば、バックアップ回数,テープロードカウント,ライトエラーレート,リードエラーレート,ドライブ温度,ドライブ動作状態,テープ状態なども含まれているため、運用監視システム107はエラーの発生原因がテープにあるのかドライブにあるのかの判定を行うことができる。
さらに、稼動管理情報メール106には、顧客のバックアップシステムが使用中のテープの寿命を判断するために必要かつ充分な監視項目、例えばテープメーカー,テープタイプ,テープ製造日,バックアップ回数,ドライブ温度,テープ状態などが含まれているため、営業マン111はタイムリーにテープの営業に必要な情報を提供することができる。
このように本実施形態においては事前に障害発生を予測することができる。
以上述べた如く、本実施形態においては、バックアップシステムが稼動管理情報を収集し、一定期間毎に保守センタの運用監視システムに前記稼動管理情報を電子メールによって送信し、運用監視システムが受信した前記稼動管理情報が記載された電子メールを解析することにより、障害発生前に障害発生を予測することができ、さらに、解析結果を保守員及び営業マンに電子メールで通知することにより、タイムリーに適切な保守サービスと営業活動を行うことが可能となる、という優れた効果を奏することができる。
本発明を実施するためのシステムを模式的に表した図である。 本発明を実施するためのシステムの詳細を表した図である。 バックアップシステムの運用監視システムの動作手順を表したフローチャートである。 本実施形態による運用レポートを説明するための図である。
符号の説明
100:バックアップシステム、101:制御部、201:バックアップソフト、103:顧客メールサーバ、104:稼動管理情報記録機能、105:インターネット、106:稼動管理情報メール、114:保守センタメールサーバ、107:運用監視システム。

Claims (5)

  1. 磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システムにおいて、
    該バックアップシステムが、該バックアップシステムの稼動状態を示すバックアップ監視項目を含む稼動管理情報を収集する稼動管理情報収集機能と、前記稼動管理情報をメール送信するメール送信機能と、前記稼動管理情報を記録する稼動管理情報記録機能を備え、
    前記バックアップシステムの運用を監視する運用監視システムが、前記バックアップシステムからのメールを受信するメール送受信機能と、前記受信したメールに記載された稼動管理情報を分析する稼動管理情報分析機能と、前記分析結果の報告を作成する運用レポート作成機能とを備え、
    前記バックアップシステムが、稼動管理情報収集機能によってバックアップの度に稼動管理情報を収集し、稼動管理情報記録機能によって前記稼動管理情報を蓄積し、一定期間毎に運用監視システムに前記稼動管理情報をメール送信機能によって電子メールによって送信し、
    前記運用監視システムが、前記メール送受信機能によって前記バックアップシステムのメール送信機能から送信された前記稼動管理情報を受信し、前記受信した稼動管理情報を稼動管理情報分析機能によって解析し、運用レポート作成機能によって運用レポートを作成することを特徴とするバックアップシステムの運用監視システム。
  2. バックアップ監視項目が、
    (1)ジョブ管理情報である、
    バックアップ又はリストアの種別を示すジョブ種別,ジョブ開始時刻,ジョブ終了時刻,データ転送開始時刻,データ転送終了時刻,ジョブ終了結果と、
    (2)ドライブ情報である、
    ドライブメーカー,ドライブ型名,ドライブ製造番号と、
    (3)テープ情報である、
    テープメーカー,テープ製造番号,テープタイプ,テープ製造日と、
    (4)バックアップ情報である、
    バックアップ回数,データ圧縮率,テープ容量,テープ残容量と、
    (5)エラー関連情報およびドライブ情報である、
    テープロードカウント,ライトエラーレート,リードエラーレート,スレッド回数,ドライブ温度,ドライブ動作状態と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載のバックアップシステムの運用監視システム。
  3. 請求項2記載のバックアップ監視項目を、バックアップシステムが運用監視システムに送信するとともに、運用監視システムが使用するバックアップシステムのデータ量増加状況から、装置増設時期を探知する請求項1または請求項2に記載のバックアップシステムの運用監視システム。
  4. バックアップ監視項目の内少なくとも、ドライブ情報であるドライブ製造番号と、テープ情報であるテープ製造番号と、バックアップ情報であるバックアップ回数と、エラー関連情報であるライトエラーレートおよびリードエラーレートとを、一定期間毎に運用監視システムに電子メールによって通知する請求項1から請求項3いずれかに記載のバックアップシステムの運用監視システム。
  5. バックアップ監視項目の内少なくとも、テープ情報であるテープ製造番号と、バックアップ情報であるバックアップ回数およびテープ容量およびテープ残量を一定期間毎に運用監視システムに電子メールによって通知する請求項1から請求項4いずれかに記載のバックアップシステムの運用監視システム。
JP2005303826A 2005-10-19 2005-10-19 磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システム Expired - Fee Related JP4744263B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005303826A JP4744263B2 (ja) 2005-10-19 2005-10-19 磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005303826A JP4744263B2 (ja) 2005-10-19 2005-10-19 磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007114908A true JP2007114908A (ja) 2007-05-10
JP4744263B2 JP4744263B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=38097040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005303826A Expired - Fee Related JP4744263B2 (ja) 2005-10-19 2005-10-19 磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4744263B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7487055B2 (ja) 2020-09-07 2024-05-20 株式会社日立ソリューションズ ジョブ運用管理システム、およびジョブ運用管理方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09274596A (ja) * 1996-04-08 1997-10-21 Nri & Ncc Co Ltd 分散処理システムにおける稼働情報自動取得通知方法
JP2001043187A (ja) * 1999-07-29 2001-02-16 Hitachi Telecom Technol Ltd 稼働情報送信装置
JP2003157616A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データ記録方法、データ記録システムおよびプログラム
JP2003345637A (ja) * 2002-05-24 2003-12-05 Nec Corp バックアップ装置及びバックアップ方法並びにバックアップ評価プログラム
JP2004139500A (ja) * 2002-10-21 2004-05-13 Iyo Engineering:Kk ソフトウェア障害解決支援プログラム及びシステム並びにコンピュータ
JP2005038152A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Sony Corp アプリケーションソフトウエアの稼働情報提供方法、情報端末装置およびアプリケーションソフトウエアの稼働情報処理方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09274596A (ja) * 1996-04-08 1997-10-21 Nri & Ncc Co Ltd 分散処理システムにおける稼働情報自動取得通知方法
JP2001043187A (ja) * 1999-07-29 2001-02-16 Hitachi Telecom Technol Ltd 稼働情報送信装置
JP2003157616A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データ記録方法、データ記録システムおよびプログラム
JP2003345637A (ja) * 2002-05-24 2003-12-05 Nec Corp バックアップ装置及びバックアップ方法並びにバックアップ評価プログラム
JP2004139500A (ja) * 2002-10-21 2004-05-13 Iyo Engineering:Kk ソフトウェア障害解決支援プログラム及びシステム並びにコンピュータ
JP2005038152A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Sony Corp アプリケーションソフトウエアの稼働情報提供方法、情報端末装置およびアプリケーションソフトウエアの稼働情報処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7487055B2 (ja) 2020-09-07 2024-05-20 株式会社日立ソリューションズ ジョブ運用管理システム、およびジョブ運用管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4744263B2 (ja) 2011-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5088411B2 (ja) システム運用管理支援プログラム,方法及び装置
US7694188B2 (en) Disk failure prevention and error correction
US6986075B2 (en) Storage-device activation control for a high-availability storage system
US20050091369A1 (en) Method and apparatus for monitoring data storage devices
JP2010526352A (ja) 統計的な分析を利用した性能障害管理システム及びその方法
JP4648961B2 (ja) 装置メンテナンスシステム、方法および情報処理装置
US20200278668A1 (en) Methods and systems for infrastructure-monitoring control
Tsai et al. A study of soft error consequences in hard disk drives
JP4744263B2 (ja) 磁気テープを用いたバックアップシステムの運用監視システム
JP2010147804A (ja) 伝送装置と伝送装置に実装されるユニット
JP4479959B2 (ja) 診断システムおよび診断方法
JP6317074B2 (ja) 障害通知装置、障害通知プログラムならびに障害通知方法
JPH11353819A (ja) ディスク装置およびディスク装置の予防保守方法
JP2004227449A (ja) ディスクアレイ装置における障害の診断装置
JP2004094701A (ja) 監視情報表示システムと監視情報表示方法およびプログラムならびに監視装置
JP2004086278A (ja) 装置障害監視方法および装置障害監視システム
JP4081258B2 (ja) 管理サーバシステム
JP2004253035A (ja) ディスクドライブ品質監視システム、方法、プログラム
JP2005293345A (ja) Icタグを用いた故障診断システムおよび故障診断方法
JP3596744B2 (ja) 資源利用状況監視制御方法およびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2008134691A (ja) 保守管理システム
JPH04127247A (ja) 予防保守支援システム
JP4593301B2 (ja) エレベータの故障解析装置
JP7158365B2 (ja) 部品手配システムおよび部品手配方法
JP2010102548A (ja) 障害予測管理方法及び該障害予測管理方法を適用したコンピュータシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081016

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110312

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110425

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110510

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees