JP2007114285A - 表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】黒色画像の明るさが表示装置間でばらつくのを抑制する。
【解決手段】ダミー画素PX’の各々に対して、電圧源VSとダミー画素PX’の駆動回路とを接続してその駆動回路にプリチャージ信号を書き込むダミー書込動作と、ダミー画素PX’の駆動回路と表示素子OLEDとを接続して駆動電流をその表示素子OLEDに流すダミー表示動作とを実施し、電源端子ND3とダミー画素PX’の駆動回路との間に流れる電流の全ダミー画素PX’についての和に基づいてプリチャージ信号の大きさを変更するフィードバック制御を行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、表示装置及びその駆動方法に係り、特には、画素に映像信号として電流信号を供給するアクティブマトリクス型表示装置及びその駆動方法に関する。
特許文献1には、カレントコピー型の回路を画素回路に採用したアクティブマトリクス型有機EL表示装置が記載されている。この表示装置では、各画素に映像信号として電流信号を供給し、有機EL素子を映像信号の大きさに対応した輝度で発光させる。
この表示装置を駆動する場合、通常、有効走査期間とブランキング期間(垂直ブランキング期間)とを交互に繰り返す。有効走査期間では、例えば、画素を行毎に順次選択し、選択した画素に映像信号を書き込む。各画素の有機EL素子は、有効走査期間のうち選択されていない期間とブランキング期間とにおいて、先の映像信号の大きさに対応した輝度で発光する筈である。
ところが、実際には、映像信号が小さい場合,特には最も低い階調を表示する場合,に、階調の再現性が不十分となることがある。そのため、黒色画像の明るさが表示装置間でばらつくことがある。
米国特許第6373454号明細書
本発明の目的は、黒色画像の明るさが表示装置間でばらつくのを抑制することにある。
本発明の第1側面によると、映像信号を出力する電流源と、プリチャージ信号を出力する電圧源と、第1電源端子に接続されると共に第1入力信号に対応した大きさの第1駆動電流を出力する第1駆動回路と、第2電源端子に接続されると共に前記第1駆動電流の大きさに応じて表示状態が変化する第1表示素子とを含んだ有効画素と、第3電源端子に接続されると共に第2入力信号に対応した大きさの第2駆動電流を出力する第2駆動回路と、前記第2電源端子に接続されると共に前記第2駆動電流の大きさに応じて表示状態が変化する第2表示素子とを各々が含んだ複数のダミー画素とを具備し、前記有効画素で第1階調を表示する場合には、選択期間において前記電流源と前記第1駆動回路とを接続して前記第1駆動回路に前記第1入力信号として前記映像信号を書き込む第1書込動作を行い、前記選択期間に続く非選択期間において前記第1駆動回路と前記第1表示素子とを接続して前記第1駆動電流を前記第1表示素子に流す有効表示動作を行い、前記有効画素で前記第1階調と比較してより低い第2階調を表示する場合には、前記選択期間において前記電圧源と前記第1駆動回路とを接続して前記第1駆動回路に前記第1入力信号として前記プリチャージ信号を書き込む第2書込動作を行い、前記非選択期間において前記有効表示動作を行い、前記複数のダミー画素の各々に対して、前記電圧源と前記第2駆動回路とを接続して前記第2駆動回路に前記第2入力信号として前記プリチャージ信号を書き込むダミー書込動作と、前記第2駆動回路と前記第2表示素子とを接続して前記第2駆動電流を前記第2表示素子に流すダミー表示動作とを実施し、前記第3電源端子と前記第2駆動回路との間に流れる電流の前記複数のダミー画素についての和に基づいて前記プリチャージ信号の大きさを変更するフィードバック制御を行うことを特徴とする表示装置が提供される。
本発明の第2側面によると、映像信号を出力する電流源と、プリチャージ信号を出力する電圧源と、第1電源端子に接続されると共に第1入力信号に対応した大きさの第1駆動電流を出力する第1駆動回路と、第2電源端子に接続されると共に前記第1駆動電流の大きさに応じて表示状態が変化する第1表示素子とを含んだ有効画素と、第3電源端子に接続されると共に第2入力信号に対応した大きさの第2駆動電流を出力する第2駆動回路と、前記第2電源端子に接続されると共に前記第2駆動電流の大きさに応じて表示状態が変化する第2表示素子とを各々が含んだ複数のダミー画素とを具備した表示装置の駆動方法であって、前記有効画素で第1階調を表示する場合には、選択期間において前記電流源と前記第1駆動回路とを接続して前記第1駆動回路に前記第1入力信号として前記映像信号を書き込む第1書込動作を行い、前記選択期間に続く非選択期間において前記第1駆動回路と前記第1表示素子とを接続して前記第1駆動電流を前記第1表示素子に流す有効表示動作を行い、前記有効画素で前記第1階調と比較してより低い第2階調を表示する場合には、前記選択期間において前記電圧源と前記第1駆動回路とを接続して前記第1駆動回路に前記第1入力信号として前記プリチャージ信号を書き込む第2書込動作を行い、前記非選択期間において前記有効表示動作を行い、前記複数のダミー画素の各々に対して、前記電圧源と前記第2駆動回路とを接続して前記第2駆動回路に前記第2入力信号として前記プリチャージ信号を書き込むダミー書込動作と、前記第2駆動回路と前記第2表示素子とを接続して前記第2駆動電流を前記第2表示素子に流すダミー表示動作とを実施し、前記第3電源端子と前記第2駆動回路との間に流れる電流の前記複数のダミー画素についての和に基づいて前記プリチャージ信号の大きさを変更するフィードバック制御を行うことを特徴とする駆動方法が提供される。
本発明によると、黒色画像の明るさが表示装置間でばらつくのを抑制できる。
以下、本発明の態様について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同様又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一態様に係る表示装置を概略的に示す平面図である。図2は、図1の表示装置に採用可能な構造の一例を概略的に示す部分断面図である。図3は、図1の表示装置の一部を示す等価回路図である。なお、図2では、表示装置を、その表示面,すなわち前面又は光出射面,が下方を向き、背面が上方を向くように描いている。
この表示装置は、アクティブマトリクス型駆動方式を採用した下面発光型の有機EL表示装置である。この有機EL表示装置は、表示パネルDPと、映像信号線ドライバXDRと、走査信号線ドライバYDRと、コントローラCNTとを含んでいる。
表示パネルDPは、例えば、ガラス基板などの絶縁基板SUBを含んでいる。基板SUB上には、図2に示すように、アンダーコート層UCとして、例えば、SiNx層とSiOx層とが順次積層されている。
アンダーコート層UC上には、例えばソース及びドレインが形成されたポリシリコン層である半導体層SC、例えばTEOS(tetraethyl orthosilicate)などを用いて形成され得るゲート絶縁膜GI、及び例えばMoWなどからなるゲートGが順次積層されており、それらはトップゲート型の薄膜トランジスタを構成している。この例では、これら薄膜トランジスタは、pチャネル薄膜トランジスタであり、図1及び図3に示す駆動制御素子DR及びスイッチSWa乃至SWcとして利用している。
ゲート絶縁膜GI上には、図1及び図3に示すキャパシタCの一方の電極と走査信号線SL1及びSL2と制御線CL1及びCL2とがさらに配置されている。これらは、ゲートGと同一の工程で形成可能である。
走査信号線SL1及びSL2は、図1に示すように、各々が後述する有効画素PXの行方向(X方向)に延びており、有効画素PXの列方向(Y方向)に交互に配列している。これら走査信号線SL1及びSL2は、走査信号線ドライバYDRに接続されている。
制御線CL1及びCL2は、X方向に延びており、Y方向に配列している。これら制御線CL1及びCL2は、走査信号線ドライバYDRに接続されている。
ゲート絶縁膜GI、ゲートG、走査信号線SL1及びSL2、制御線CL1及びCL2、並びにキャパシタCの一方の電極は、図2に示す層間絶縁膜IIで被覆されている。層間絶縁膜IIは、例えばプラズマCVD法などにより成膜されたSiOxなどからなる。この層間絶縁膜IIの一部は、キャパシタCの誘電体層として利用する。
層間絶縁膜II上には、キャパシタCの他方の電極、示すソース電極SE、ドレイン電極DE、映像信号線DL、プリチャージ信号線BL、並びに電源線PSL1及びPSL1’が配置されている。これらは、同一工程で形成可能であり、例えば、Mo/Al/Moの三層構造を有している。
ソース電極SE及びドレイン電極DEは、層間絶縁膜IIに設けられたコンタクトホールを介して薄膜トランジスタのソース及びドレインに電気的に接続されている。
映像信号線DLは、図1に示すように、各々がY方向に延びており、X方向に配列している。これら映像信号線DLは、映像信号線ドライバXDRに接続されている。
プリチャージ信号線BLは、この例では、X方向に延びた部分を含んでいる。また、この例では、プリチャージ信号線BLは、映像信号線ドライバXDRに接続されている。
電源線PSL1は、この例では、各々がY方向に延びており、X方向に配列している。電源線PSL1’は、この例では、X方向に延びた部分を含んでいる。この例では、電源線PSL1及びPSL1’は、映像信号線ドライバXDRに接続されている。
ソース電極SE、ドレイン電極DE、映像信号線DL、プリチャージ信号線BL、電源線PSL1及びPSL1’、並びにキャパシタCの他方の電極は、図2に示すパッシベーション膜PSで被覆されている。パッシベーション膜PSは、例えばSiNxなどからなる。
パッシベーション膜PS上には、図2に示すように、前面電極として、光透過性の第1電極PEが互いから離間して並置されている。各第1電極PEは、画素電極であり、パッシベーション膜PSに設けた貫通孔を介して、スイッチSWaのドレイン電極DEに接続されている。
第1電極PEは、この例では陽極である。第1電極PEの材料としては、例えば、ITO(indium tin oxide)のような透明導電性酸化物を使用することができる。
パッシベーション膜PS上には、さらに、図2に示す隔壁絶縁層PIが配置されている。隔壁絶縁層PIには、第1電極PEに対応した位置に貫通孔が設けられているか、或いは、第1電極PEが形成する列又は行に対応した位置にスリットが設けられている。ここでは、一例として、隔壁絶縁層PIには、第1電極PEに対応した位置に貫通孔が設けられていることとする。
隔壁絶縁層PIは、例えば、有機絶縁層である。隔壁絶縁層PIは、例えば、フォトリソグラフィ技術を用いて形成することができる。
第1電極PE上には、活性層として発光層を含んだ有機物層ORGが配置されている。発光層は、例えば、発光色が赤色、緑色、又は青色のルミネセンス性有機化合物を含んだ薄膜である。この有機物層ORGは、発光層に加え、正孔注入層、正孔輸送層、ブロッキング層、電子輸送層、電子注入層などもさらに含むことができる。
隔壁絶縁層PI及び有機物層ORGは、第1電極と向き合うように配置された対向電極としての第2電極CEで被覆されている。第2電極CEは、有効画素PXと後述するダミー画素PX’との全てに共通の共通電極であり、この例では背面電極として設けられた光反射性の陰極である。第2電極CEは、例えば、パッシベーション膜PSと隔壁絶縁層PIとに設けられたコンタクトホールを介して、映像信号線DLと同一の層上に形成された電極配線(図示せず)に電気的に接続されている。各々の有機EL素子OLEDは、第1電極PE、有機物層ORG及び第2電極CEで構成されている。
絶縁基板SUB上では、複数の有効画素PXがマトリクス状に配列している。さらに、絶縁基板SUB上では、複数のダミー画素PX’がX方向に配列している。
有効画素PXは、画像の表示に利用する画素である。有効画素PXは、映像信号線DLと走査信号線SL1との交差部近傍に配置されている。
ダミー画素PX’は、プリチャージ信号の大きさを制御するのに使用するダ画素であって、典型的には画像の表示には利用しない。ダミー画素PX’は、制御線CL1に沿って配列している。
画素PX及びPX’の各々は、表示素子である有機EL素子OLEDと、駆動回路と、出力制御スイッチSWaと、信号供給制御スイッチSWbと、ダイオード接続スイッチSWcとを含んでいる。この例では、駆動回路は、駆動制御素子DRとキャパシタCとを含んでいる。上記の通り、この例では、駆動制御素子DR及びスイッチSWa乃至SWcは、pチャネル薄膜トランジスタである。
典型的には、有効画素PXとダミー画素PX’とは、有機EL素子OLEDの構造が互いに等しい。また、典型的には、有効画素PXとダミー画素PX’とは、駆動回路の構造が互いに等しい。
有効画素PXでは、スイッチSWb及びSWcは、駆動制御素子DRのドレインとゲートと映像信号線DLとの接続を、それらが互いに接続された第1状態と、それらが互いから切断された第2状態との間で切り替えるスイッチ群を構成している。ダミー画素PX’では、スイッチSWb及びSWcは、駆動制御素子DRのドレインとゲートとプリチャージ信号線BLとの接続を、それらが互いに接続された第1状態と、それらが互いから切断された第2状態との間で切り替えるスイッチ群を構成している。
有効画素PXでは、駆動制御素子DRと出力制御スイッチSWaと有機EL素子OLEDとは、第1電源端子ND1と第2電源端子ND2との間で、この順に直列に接続されている。この例では、第1電源端子ND1は電源線PSLに接続された高電位電源端子であり、第2電源端子ND2は第1電源端子ND1と比較してより低い電位に設定された低電位電源端子である。
他方、ダミー画素PX’では、駆動制御素子DRと出力制御スイッチSWaと有機EL素子OLEDとは、電源線PSL1’と第2電源端子ND2との間で、この順に直列に接続されている。電源線PSL1’と第3電源端子ND3との間には、抵抗素子R2と電圧計VOLとが並列に接続されている。この例では、第3電源端子ND3は、第2電源端子ND2と比較してより高い電位に設定された高電位電源端子であり、典型的には、第1電源端子ND1と同電位である。
有効画素PXでは、出力制御スイッチSWaのゲートは、走査信号線SL1に接続されている。信号供給制御スイッチSWbは映像信号線DLと駆動制御素子DRのドレインとの間に接続されており、そのゲートは走査信号線SL2に接続されている。ダイオード接続スイッチSWcは駆動制御素子DRのドレインとゲートとの間に接続されており、そのゲートは走査信号線SL2に接続されている。
ダミー画素PX’では、出力制御スイッチSWaのゲートは、制御線CL1に接続されている。信号供給制御スイッチSWbはプリチャージ信号線BLと駆動制御素子DRのドレインとの間に接続されており、そのゲートは制御線CL2に接続されている。ダイオード接続スイッチSWcは駆動制御素子DRのドレインとゲートとの間に接続されており、そのゲートは制御線CL2に接続されている。
キャパシタCは、定電位端子と駆動制御素子DRのゲートとの間に接続されている。この例では、有効画素PXのキャパシタCは第1電源端子ND1と駆動制御素子DRのゲートとの間に接続されており、ダミー画素PX’のキャパシタCは電源線PSL1’と駆動制御素子DRのゲートとの間に接続されている。
表示パネルDP上には、映像信号線ドライバXDRが配置されている。映像信号線ドライバXDRは、図3に示すように、映像信号線DL毎に、電流源CSとスイッチSWvsとを含んでいる。さらに、映像信号線ドライバXDRは、マルチプレクサMLTと電圧源VSと基準トランジスタTRrefと抵抗素子R1及びR2と可変抵抗器Rvarと電圧計VOLとを含んでいる。
マルチプレクサMLTは、クロック信号CLK、スタート信号START、シリアル信号としての映像信号DATAが入力される入力端子を含んでいる。さらに、マルチプレクサMLTは、電流源CS毎に複数の出力端子を含んでいる。マルチプレクサMLTは、クロック信号CLKとスタート信号STARTとに基づいて、シリアル信号としての映像信号DATAをパラレル信号に変換し、これを各電流源CSへと出力する。この例では、マルチプレクサMLTは、映像信号を6ビットのディジタル信号として、各電流源CSに出力する。
基準トランジスタTRrefは、この例ではpチャネル電界効果トランジスタである。基準トランジスタTRrefのソースは抵抗素子R1を介して定電位端子ND1’に接続されており、そのドレインは接地線に接続されている。この表示装置の駆動時には、基準トランジスタTRrefのソース−ドレイン間に基準電流Irefを流す。
電流源CSは、映像信号線ドライバXDRの出力端子,すなわち映像信号線DLに接続された端子,と接地線との間に接続されている。電流源CSは、マルチプレクサMLTがパラレル信号として出力するディジタル信号をアナログ信号へと変換する。この例では、電流源CSは、マルチプレクサMLTが出力する6ビットのディジタル映像信号から、電流信号としてのアナログ映像信号を生成する。
電流源CSは、複数の定電流源TRdgtと複数のスイッチSWdgtとを含んでいる。定電流源TRdgtとスイッチSWdgtとは、それぞれ、映像信号線ドライバXDRの出力端子と接地線との間で直列に接続されている。この例では、電流源CSは、6つの定電流源TRdgtと6つのスイッチSWdgtとを含んでいる。また、この例では、定電流源TRdgt及びスイッチSWdgtは、pチャネル電界効果トランジスタである。
定電流源TRdgtのゲートは、それぞれ、基準トランジスタTRrefのゲートに接続されている。スイッチSWdgtのゲートは、それぞれ、マルチプレクサMLTの出力端子に接続されている。
定電流源TRdgtは、例えば、それらの1つが基準トランジスタTRrefと同一の構造を有しており、残りの5つがチャネル幅が異なること以外は基準トランジスタTRrefと同一の構造を有している。6つの定電流源TRdgtは、それらに接続されているスイッチSWdgtが閉じている間、例えば、基準電流Irefの1倍、2倍、4倍、8倍、16倍、32倍の大きさの定電流をそれぞれ出力する。
スイッチSWvsと可変抵抗器Rvarと定電圧源VSとは、映像信号線DLと接地線との間で、この順に直列に接続されている。また、可変抵抗器Rvarと定電圧源VSとは、プリチャージ信号線BLと接地線との間で、この順に直列に接続されている。
定電圧源VSは、定電圧を出力する。例えば、定電圧源VSの出力電圧は、映像信号が最低階調である場合に書込動作によって設定されるべき映像信号線DLの電圧とほぼ等しいか又はそれよりも高い定電圧である。また、可変抵抗器Rvarは、制御信号Dinによって抵抗値が変化する。すなわち、定電圧源VSと可変抵抗器Rvarとは、制御信号Dinによって出力電圧の大きさが変化する電圧源を構成している。
スイッチSWvsは、この例では、pチャネル電界効果トランジスタである。スイッチSWvsのゲートには、例えば、最低階調に対応した映像信号を有効画素PXに書き込むときにのみスイッチSWvsを閉じる制御信号BLKが入力される。
抵抗素子R2と電圧計VOLとは、電源端子ND3と電源線PSL1’との間で並列に接続されている。電圧計VOLは、抵抗素子R2の両端子間の電圧に対応した信号Doutを出力する。
表示パネルDP上には、走査信号線ドライバYDRがさらに配置されている。上記の通り、走査信号線ドライバYDRには、走査信号線SL1及びSL2並びに制御線CL1及びCL2が接続されている。
映像信号線ドライバXDRと走査信号線ドライバYDRとは、コントローラCNTに接続されている。コントローラCNTは、映像信号線ドライバXDRにクロック信号CLKとスタート信号STARTと映像信号DATAとを出力する。また、コントローラCNTは、走査信号線ドライバYDRにクロック信号とスタート信号とを出力する。
さらに、コントローラCNTは、映像信号線ドライバXDRが出力する信号Doutから制御信号Dinを生成し、これを映像信号線ドライバXDRに出力する。具体的には、コントローラCNTは、抵抗素子R2を流れる電流値が第1基準値と比較してより大きい場合には、プリチャージ信号,すなわち、映像信号線ドライバXDRがプリチャージ信号線BLに出力する信号,と第1電源端子ND1の電位との差の絶対値をより小さくする制御信号Dinを映像信号線ドライバXDRに出力する。また、コントローラCNTは、抵抗素子R2を流れる電流値が第2基準値と比較してより小さい場合には、プリチャージ信号と第1電源端子ND1の電位との差の絶対値をより大きくする制御信号Dinを映像信号線ドライバXDRに出力する。そして、コントローラCNTは、抵抗素子R2を流れる電流値が第1基準値から第2基準値までの範囲内にある場合には、プリチャージ信号の大きさを維持する制御信号Dinを映像信号線ドライバXDRに出力する。なお、第2基準値は、第1基準値と等しいか又はそれよりも小さな値である。
この有機EL表示装置は、例えば、以下の方法により駆動する。
図4は、図1乃至図3に示す表示装置の駆動方法の一例を概略的に示すタイミングチャートである。図4には、有効画素PXがM個の行を形成している場合の駆動方法を描いており、横軸は時間を示し、縦軸は電位を示している。
図4において、「XDR出力」のうち、「Isigm」と表記した期間は映像信号線ドライバXDRが映像信号線DLに映像信号Isigmを出力する期間を示し、「Vprc」と表記した期間は映像信号線ドライバXDRが映像信号線DLにプリチャージ信号Vprcを出力する期間を示している。また、図4において、「SL1電位」及び「SL2電位」で示す波形は走査信号線SL1及びSL2の電位をそれぞれ示し、「CL1電位」及び「CL2電位」で示す波形は制御線CL1及びCL2の電位をそれぞれ示している。
この駆動方法では、有効走査期間とブランキング期間とを交互に繰り返す。有効走査期間では、有効画素PXを行毎に選択する。有効画素PXを選択している選択期間では、その有効画素PXに対して、第1又は第2書込動作を行う。また、有効画素PXを選択していない非選択期間では、その有効画素PXで有効表示動作を行う。
例えば、1行目の或る有効画素PXで最低階調よりも高い第1階調を表示する場合、1行目の有効画素を選択している期間(以下、1行目選択期間という)において、この有効画素PXに対して第1書込動作を実施する。すなわち、まず、1行目の有効画素PXのスイッチSWaを開く。次いで、マルチプレクサMLTから電流源CSに第1階調に対応した6ビットのディジタル映像信号を出力すると共に、1行目の有効画素PXのスイッチSWb及びSWcを閉じる。
電流源CSは、ディジタル映像信号をアナログ映像信号としての書込電流Isig1に変換する。この書込電流Isig1は、第1電源端子ND1から電流源CSへと流れる。これにより、先の有効画素PXの駆動制御素子DRのゲート電位を、駆動制御素子DRのソース−ドレイン間に書込電流Isig1が流れるときの値に設定する。
その後、1行目の有効画素PXのスイッチSWb及びSWcを開く。さらに、それら有効画素PXのスイッチSWaを閉じることにより、1行目選択期間を終了する。
スイッチSWaを閉じると、有機EL素子OLEDには、書込電流Isig1に対応した大きさの駆動電流Idrv1が流れる。非選択期間では、スイッチSWaは閉じたままとする。したがって、先の有効画素PXの有機EL素子OLEDは、その有効画素PXが次に選択されるまで、駆動電流Idrv1の大きさに対応した輝度で発光し続ける。
1行目選択期間を終了した後、2行目選択期間を開始する。
例えば、2行目の或る有効画素PXで第1階調よりも低い第2階調,ここでは最低階調,を表示する場合、2行目選択期間において、この有効画素PXに対して第2書込動作を実施する。すなわち、まず、2行目の有効画素PXのスイッチSWaを開く。次いで、2行目の有効画素PXのスイッチSWb及びSWcを閉じると共に、スイッチSWvsを閉じる。なお、電流源CSが含む全てのスイッチSWdgtは開いたままとしておく。
定電圧源VSの出力電圧は、例えば、映像信号が最低階調である場合に書込動作によって設定されるべき映像信号線DLの電圧よりも高い定電圧である。したがって、可変抵抗器Rvarの抵抗値が適切に設定されていれば、先の有効画素PXの駆動制御素子DRのゲート−ソース間電圧Vgsは、その閾値電圧Vthよりも高くなる。
その後、2行目の有効画素PXのスイッチSWb及びSWcを開く。さらに、それら有効画素PXのスイッチSWaを閉じることにより、2行目選択期間を終了する。
上記の通り、先の有効画素PXでは、駆動制御素子DRのゲート−ソース間電圧Vgsはその閾値電圧Vthよりも高い値に設定されている。したがって、この有効画素PXの有機EL素子OLEDは、非選択期間において発光しない。
このように、有効走査期間では、有効画素PXを行毎に選択する。そして、各選択期間では、選択した各々の有効画素PXに対し、その有効画素PXで表示すべき階調に応じて第1又は第2書込動作を実施する。
この駆動方法では、さらに、以下に説明するフィードバック制御を繰り返す。例えば、ブランキング期間において、以下のフィードバック制御を行う。
まず、ダミー書込動作を実施する。すなわち、ダミー画素PX’のスイッチSWaを開き、続いて、ダミー画素PX’のスイッチSWb及びSWcを閉じる。可変抵抗器Rvarの抵抗値が適切に設定されていれば、これらダミー画素PX’の駆動制御素子DRのゲート−ソース間電圧Vgsは、その閾値電圧Vthよりも高くなる。その後、ダミー画素PX’のスイッチSWb及びSWcを開く。これにより、ダミー書込動作を終了する。
次に、ダミー表示動作を実施する。すなわち、ダミー画素PX’のスイッチSWaを閉じる。上記の通り、各ダミー画素PX’の駆動制御素子DRのゲート−ソース間電圧Vgsはその閾値電圧Vthよりも高い値に設定されている。そのため、各ダミー画素PX’の駆動制御素子DRに流れる電流値は極めて小さい。
しかしながら、抵抗素子R2に流れる電流値は、駆動制御素子DRに流れる電流値の全ダミー画素PX’についての和に相当する。したがって、電圧計VOLは、抵抗素子R2に流れる電流値(或いは、抵抗素子R2の両端子間の電圧)を十分に高い精度で検出する。
その後、コントローラCNTにおいて、映像信号線ドライバXDRが出力する信号Doutから制御信号Dinを生成し、これをコントローラCNTから映像信号線ドライバXDRへと出力する。具体的には、抵抗素子R2を流れる電流値が第1基準値と比較してより大きい場合には、プリチャージ信号をより小さくする制御信号Dinを映像信号線ドライバXDRに出力する。また、抵抗素子R2を流れる電流値が第2基準値と比較してより小さい場合には、プリチャージ信号をより大きくする制御信号Dinを映像信号線ドライバXDRに出力する。そして、コントローラCNTは、抵抗素子R2を流れる電流値が第1又は第2基準値と等しか或いはそれらの間にある場合には、プリチャージ信号の大きさを維持する制御信号Dinを映像信号線ドライバXDRに出力する。なお、上記の通り、第2基準値は、第1基準値と等しいか又はそれよりも小さな値である。
このフィードバック制御を繰り返すと、抵抗素子R2を流れる電流値は所定の範囲内に設定される。
ここで、抵抗素子R2を流れる電流値は、全てのダミー画素PX’が最低階調を表示しているときに有機EL素子OLEDに流れる電流値の全ダミー画素PX’についての和である。この和を所定の範囲内に設定することは、最低階調を表示しているダミー画素PX’の輝度の平均を目標範囲内に設定することに相当する。
また、有効画素PXとダミー画素PX’とで有機EL素子OLED及び駆動回路の構造がほぼ等しい場合、それらの特性も有効画素PXとダミー画素PX’とでほぼ等しくなる。加えて、ダミー書込動作によってダミー画素PX’に書き込むプリチャージ信号は、第2書込動作によって有効画素PXに書き込むプリチャージ信号と等しい。それゆえ、最低階調を表示しているダミー画素PX’の輝度の平均を目標範囲内に設定することは、最低階調を表示している有効画素PXの輝度の平均を目標範囲内に設定することに相当する。
したがって、この駆動方法によれば、先のフィードバック制御を繰り返すことにより、最低階調を表示している有効画素PXの輝度の平均を目標範囲内に設定することができる。それゆえ、この駆動方法によれば、例えば、表示パネルDP間で駆動制御素子DRの閾値電圧などがばらついた場合であっても、黒色画像の明るさが表示装置間でばらつくのを抑制することができる。
加えて、この駆動方法によれば、表示パネルDPの温度が変化することに伴って駆動制御素子DRの閾値電圧などが変化した場合であっても、黒色画像の明るさが変化するのを抑制することができる。
また、図1乃至図3の表示装置は、抵抗素子R2による電力消費が小さく、製造への負荷が小さい。これについて、図5及び図6を参照しながら説明する。
図5は、比較例に係る表示装置を概略的に示す平面図である。図6は、図5の表示装置の一部を示す等価回路図である。
図5及び図6に示す表示装置は、アクティブマトリクス型駆動方式を採用した下面発光型の有機EL表示装置である。この有機EL表示装置は、以下の構成を採用したこと以外は、図1乃至図3に示した有機EL表示装置と同様である。
図5及び図6の表示装置において、表示パネルDPは、ダミー画素PX’と電源線PSL1’とプリチャージ信号線BLと制御線CL1及びCL2とを含んでいない。また、この表示装置では、抵抗素子R2と電圧計VOLとは、電源線PSL2と接地線との間で並列に接続されている。さらに、この表示装置では、コントローラCNTは、信号Doutから制御信号BLKを生成する機能は有していない。すなわち、この表示装置では、先のフィードバック制御は行わず、製造の最終段階において以下の初期設定工程を実施する。
まず、有効走査期間において、全ての有効画素PXに対して、上述した第2書込動作を実施する。次に、表示装置とは別体の外部装置を用いて、ブランキング期間において電圧計VOLが出力する信号Doutから抵抗素子R2を流れる電流値を求め、この電流値を第1及び第2基準値と比較する。抵抗素子R2を流れる電流値が第1基準値と比較してより大きい場合には、プリチャージ信号をより小さくする制御信号Dinを映像信号線ドライバXDRに出力するように、コントローラCNTが記憶している情報を書き換える。また、抵抗素子R2を流れる電流値が第2基準値と比較してより小さい場合には、プリチャージ信号をより大きくする制御信号Dinを映像信号線ドライバXDRに出力するように、コントローラCNTが記憶している情報を書き換える。
この第2書込動作から情報の書き換えまでのシーケンスを、抵抗素子R2を流れる電流値が第1基準値から第2基準値までの範囲内になるまで繰り返す。これにより、初期設定工程を終了する。
このように、図5及び図6の表示装置では、初期設定工程が必要である。これに対し、図1乃至図3の表示装置では、初期設定工程は不要である。すなわち、図1乃至図3の表示装置は、図5及び図6の表示装置と比較して、製造への負荷が小さい。
また、図5及び図6の表示装置では、上記の通り、抵抗素子R2を電源線PSL2と接地線との間に接続している。そのため、抵抗素子R2を流れる電流値は、駆動制御素子DRを流れる電流値の全有効画素PXについての和に相当する。有効画素PXは表示に利用するため、抵抗素子R2を流れる電流値は比較的大きい。したがって、図5及び図6の表示装置では、抵抗素子R2の電力消費が大きい。
これに対し、図1乃至図3の表示装置では、抵抗素子R2は電源線PSL1’と電源端子ND3との間に接続している。電源線PSL1’は、有効画素PXには接続されておらず、ダミー画素PX’にのみ接続されている。通常、ダミー画素PX’の数は、有効画素PXの数と比較してより少ない。しかも、ダミー画素PX’では最低階調を表示するため、ダミー画素PX’の駆動制御素子DRを流れる電流値は小さい。そのため、抵抗素子R2を流れる電流値は比較的小さい。したがって、図1乃至図3の表示装置は、図5及び図6の表示装置と比較して、抵抗素子R2の電力消費が小さい。
上述した駆動方法では、各選択期間において第1及び第2書込動作の何れか一方を実施したが、少なくとも一部の選択期間において、第2書込動作と第1書込動作とをこの順に実施してもよい。例えば、或る有効画素PXで最低階調よりも高い第1階調を表示する場合には、その有効画素PXの選択期間で第1書込動作のみを行い、他の有効画素PXで第1階調よりも低い第2階調を表示する場合には、その有効画素PXの選択期間で第2書込動作と第1書込動作とをこの順に行ってもよい。
図4の駆動方法では、ブランキング期間においてダミー書込動作を行っているが、ダミー書込動作は有効走査期間において行ってもよい。また、先のフィードバック制御は、1フレーム毎に行わなくてもよい。例えば、先のフィードバック制御は、数フレーム毎に行ってもよく、或いは、一定時間毎に行ってもよい。
図1の表示パネルDPでは、ダミー画素PX’を、ダミー画素PX’が形成する行と映像信号線ドライバXDRとが有効画素PXによって規定される表示領域を挟んで向き合うように配置している。ダミー画素PX’の配置には様々な変形が可能である。
図7乃至図11は、ダミー画素の配置の例を概略的に示す平面図である。図中、参照符号A1は有効画素PXが配置された有効画素領域を示し、参照符号A2はダミー画素PXが配置されたダミー画素領域を示している。
図7の構造では、ダミー画素PX’を、ダミー画素領域A2と映像信号線ドライバXDRとが有効画素領域A1を挟んで向き合うように配置している。すなわち、図7では、ダミー画素PX’を図1と同様に配置している。ダミー画素PX’をX方向に配列させる場合、図1及び図7の構造を採用することができる。
ダミー画素PX’をX方向に配列させる場合、ダミー画素PX’は、有効画素領域A1と映像信号線ドライバXDRとがダミー画素領域A2を挟んで向き合うように配置してもよい。或いは、ダミー画素PX’をX方向に配列させる場合、図8に示すように、ダミー画素PX’は、一対のダミー画素領域A2が有効画素領域A1を挟んで向き合うように配置してもよい。
図9の構造では、ダミー画素PX’を、有効画素領域A1と走査信号線ドライバYDRとがダミー画素領域A2を挟んで向き合うように配置している。すなわち、図9では、ダミー画素PX’をY方向に配列させている。
ダミー画素PX’をY方向に配列させる場合、ダミー画素PX’は、ダミー画素領域A2と映像信号線ドライバXDRとが有効画素領域A1を挟んで向き合うように配置してもよい。或いは、ダミー画素PX’をY方向に配列させる場合、図10に示すように、ダミー画素PX’は、一対のダミー画素領域A2が有効画素領域A1を挟んで向き合うように配置してもよい。
図11の構造では、ダミー画素PX’を、ダミー画素領域A2が有効画素領域A1を取り囲むように配置している。すなわち、図11の構造は、図8の構造と図10の構造との組み合わせに相当する。このように、ダミー画素PX’の配置には、様々な変形が可能である。
本態様では、有効画素PX及びダミー画素PX’に図1及び図3の構造を採用したが、画素PX及びPX’には他の構造を採用することも可能である。例えば、画素PX及びPX’において、ダイオード接続スイッチSWcを駆動制御素子DRのドレインとゲートとの間に接続する代わりに、有効画素PXにおいて、ダイオード接続スイッチSWcを駆動制御素子DRのゲートと映像信号線DLとの間に接続し、ダミー画素PX’において、ダイオード接続スイッチSWcを駆動制御素子DRのゲートとプリチャージ信号線BLとの間に接続してもよい。或いは、有効画素PXにおいて、信号供給制御スイッチSWbを駆動制御素子DRのドレインと映像信号線DLとの間に接続する代わりに、駆動制御素子DRのゲートと映像信号線DLとの間に接続し、ダミー画素PX’において、信号供給制御スイッチSWbを駆動制御素子DRのドレインとプリチャージ信号線BLとの間に接続する代わりに、駆動制御素子DRのゲートとプリチャージ信号線BLとの間に接続してもよい。
本発明の一態様に係る表示装置を概略的に示す平面図。 図1の表示装置に採用可能な構造の一例を概略的に示す部分断面図。 図1の表示装置の一部を示す等価回路図。 図1乃至図3に示す表示装置の駆動方法の一例を概略的に示すタイミングチャート。 比較例に係る表示装置を概略的に示す平面図。 図5の表示装置の一部を示す等価回路図。 ダミー画素の配置の例を概略的に示す平面図。 ダミー画素の配置の例を概略的に示す平面図。 ダミー画素の配置の例を概略的に示す平面図。 ダミー画素の配置の例を概略的に示す平面図。 ダミー画素の配置の例を概略的に示す平面図。
符号の説明
A1…有効画素領域、A2…ダミー画素領域、BL…プリチャージ信号線、C…キャパシタ、CE…対向電極、CL1…制御線、CL2…制御線、CNT…コントローラ、CS…電流源、DE…ドレイン電極、DL…映像信号線、DP…表示パネル、DR…駆動制御素子、G…ゲート、GI…ゲート絶縁膜、II…層間絶縁膜、MLT…マルチプレクサ、ND1…電源端子、ND1’…定電位端子、ND2…電源端子、ND3…電源端子、OLED…有機EL素子、ORG…有機物層、PE…画素電極、PI…隔壁絶縁層、PS…パッシベーション膜、PSL1…電源線、PSL1’…電源線、PX…有効画素、PX’…ダミー画素、R1…抵抗素子、R2…抵抗素子、Rvar…可変抵抗器、SC…半導体層、SE…ソース電極、SL1…走査信号線、SL2…走査信号線、SUB…絶縁基板、SWa…スイッチ、SWb…スイッチ、SWc…スイッチ、SWdgt…スイッチ、SWvs…スイッチ、TRdgt…定電流源、TRref…基準トランジスタ、UC…アンダーコート層、VOL…電圧計、VS…定電圧源、XDR…映像信号線ドライバ、YDR…走査信号線ドライバ。

Claims (7)

  1. 映像信号を出力する電流源と、
    プリチャージ信号を出力する電圧源と、
    第1電源端子に接続されると共に第1入力信号に対応した大きさの第1駆動電流を出力する第1駆動回路と、第2電源端子に接続されると共に前記第1駆動電流の大きさに応じて表示状態が変化する第1表示素子とを含んだ有効画素と、
    第3電源端子に接続されると共に第2入力信号に対応した大きさの第2駆動電流を出力する第2駆動回路と、前記第2電源端子に接続されると共に前記第2駆動電流の大きさに応じて表示状態が変化する第2表示素子とを各々が含んだ複数のダミー画素とを具備し、
    前記有効画素で第1階調を表示する場合には、選択期間において前記電流源と前記第1駆動回路とを接続して前記第1駆動回路に前記第1入力信号として前記映像信号を書き込む第1書込動作を行い、前記選択期間に続く非選択期間において前記第1駆動回路と前記第1表示素子とを接続して前記第1駆動電流を前記第1表示素子に流す有効表示動作を行い、
    前記有効画素で前記第1階調と比較してより低い第2階調を表示する場合には、前記選択期間において前記電圧源と前記第1駆動回路とを接続して前記第1駆動回路に前記第1入力信号として前記プリチャージ信号を書き込む第2書込動作を行い、前記非選択期間において前記有効表示動作を行い、
    前記複数のダミー画素の各々に対して、前記電圧源と前記第2駆動回路とを接続して前記第2駆動回路に前記第2入力信号として前記プリチャージ信号を書き込むダミー書込動作と、前記第2駆動回路と前記第2表示素子とを接続して前記第2駆動電流を前記第2表示素子に流すダミー表示動作とを実施し、前記第3電源端子と前記第2駆動回路との間に流れる電流の前記複数のダミー画素についての和に基づいて前記プリチャージ信号の大きさを変更するフィードバック制御を行うことを特徴とする表示装置。
  2. 前記和が基準値と比較してより大きい場合には前記プリチャージ信号と前記第1電源端子の電位との差の絶対値がより小さくなるように前記プリチャージ信号の大きさを変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記和が基準値と比較してより小さい場合には前記プリチャージ信号と前記第1電源端子の電位との差の絶対値がより大きくなるように前記プリチャージ信号の大きさを変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記和が第1基準値と比較してより大きい場合には前記プリチャージ信号と前記第1電源端子の電位との差の絶対値がより小さくなるように前記プリチャージ信号の大きさを変更し、前記和が前記第1基準値と等しいか又はそれよりも小さな第2基準値と比較してより小さい場合には、前記プリチャージ信号と前記第1電源端子の電位との差の絶対値がより大きくなるように前記プリチャージ信号の大きさを変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記第1駆動回路と前記第2駆動回路とは構造が同一であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記第1表示素子と前記第2表示素子とは構造が同一であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 映像信号を出力する電流源と、プリチャージ信号を出力する電圧源と、第1電源端子に接続されると共に第1入力信号に対応した大きさの第1駆動電流を出力する第1駆動回路と、第2電源端子に接続されると共に前記第1駆動電流の大きさに応じて表示状態が変化する第1表示素子とを含んだ有効画素と、第3電源端子に接続されると共に第2入力信号に対応した大きさの第2駆動電流を出力する第2駆動回路と、前記第2電源端子に接続されると共に前記第2駆動電流の大きさに応じて表示状態が変化する第2表示素子とを各々が含んだ複数のダミー画素とを具備した表示装置の駆動方法であって、
    前記有効画素で第1階調を表示する場合には、選択期間において前記電流源と前記第1駆動回路とを接続して前記第1駆動回路に前記第1入力信号として前記映像信号を書き込む第1書込動作を行い、前記選択期間に続く非選択期間において前記第1駆動回路と前記第1表示素子とを接続して前記第1駆動電流を前記第1表示素子に流す有効表示動作を行い、
    前記有効画素で前記第1階調と比較してより低い第2階調を表示する場合には、前記選択期間において前記電圧源と前記第1駆動回路とを接続して前記第1駆動回路に前記第1入力信号として前記プリチャージ信号を書き込む第2書込動作を行い、前記非選択期間において前記有効表示動作を行い、
    前記複数のダミー画素の各々に対して、前記電圧源と前記第2駆動回路とを接続して前記第2駆動回路に前記第2入力信号として前記プリチャージ信号を書き込むダミー書込動作と、前記第2駆動回路と前記第2表示素子とを接続して前記第2駆動電流を前記第2表示素子に流すダミー表示動作とを実施し、前記第3電源端子と前記第2駆動回路との間に流れる電流の前記複数のダミー画素についての和に基づいて前記プリチャージ信号の大きさを変更するフィードバック制御を行うことを特徴とする駆動方法。
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