JP2007113977A - 多機能巻尺 - Google Patents

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Abstract

【目的】
測定の際には極めて便利に使用でき、また、現場においても有ると便利な機能を設けた多機能巻尺を提供することを目的とし、さらには、アウトドアレジャーにおいても使用できる多機能巻尺を提供することを目的とする。
【解決手段】
巻尺1のケース1aに、該ケース1aが置かれている部位の角度情報を表示するための角度計2と、該ケース1aを磁着可能な金属に磁着するためのマグネット3と、少なくともテープ面を照明可能なLED(発光ダイオード)4を設ける。

【選択図】 図1

Description

本発明は、多種の機能を備えた多機能巻尺に関するものである。
従来、巻尺はそのケース内に測定目盛りが表示されたテープが巻回収納されており、測定の際にはそのテープをテープ引き出して所望の測定が行われる。
その巻尺に、直接測定に係わることがない機能が設けられているものもあり、例えば、巻尺が置かれている部材の水平状態を確認できるようにと簡易的な水平器が設けられているもの、また、脚立上から床に落としたネジや釘等を拾うことができるようにとテープの先端に有するフックにマグネットを設けて、脚立上からテープを引き出し、そのフックに設けたマグネットによってネジや釘等を磁着して拾えるようにしたものがある。また、このマグネットはフックを金属に磁着させて、安定測定をするための測定の補助手段としても用いられている。
しかしながら、建築等の作業においては巻尺使用の測定の他にも色々な作業があって、その都度、その作業にあった道具を使用して作業が行われるのである。また、この作業の多くは特に高精度が要求されるものではなく、普通にその状態を知ることができれば事が足りるものも多い。
従って、発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、本出願人は、測定の際には極めて便利に使用でき、また、現場においても有ると便利な機能を設けた多機能巻尺を提供することを目的とし、さらには、アウトドアレジャーにおいても使用できる多機能巻尺を提供することを目的とするものである。
本発明の要旨とするところは、ケース内に、テープを周囲に巻回し且つそのテープを巻き込み方向に付勢する付勢手段が内装された回転ドラムを支持する巻尺において、ケースに、該ケースが置かれている部位の角度情報を表示するための角度表示手段と、該ケースを磁着可能な金属に磁着するための磁着手段と、少なくともテープ面を照明可能な照明手段が設けられていることを特徴とする多機能巻尺である。
本発明の多機能巻尺を詳しく説明すると、テープは測定用の任意の目盛が表示されており、また、テープの形態は直立できるようにテープの短手方向に湾曲するものや平坦のものがある。そのテープは表裏両面に任意の目盛りが表示されているものもあり、例えば、裏面には管材の直径を測定する目盛りが表示されている。そして、テープの先端には少なくとも測定物の角部に引っ掛けるためのフックが設けられている。
そのフックの係着面すなわち測定する部材の引掛面に接触する面に任意の形状のマグネットを設けてもよい。マグネットの配設形態も特に限定するものではなく、フックの突当面に固定したり、また、フックに形成した通孔や切欠きに固定したり、さらには、マグネットを配設した別の部材をフックの任意の部位に着脱自在に係着できるようにしてもよい。マグネットも1個でも複数個設けてもよい。マグネットも特に限定するものではないが、高磁力を有する希土類のマグネットを用いるのがよい。
テープは巻尺の本体となる任意の素材、例えば、樹脂や金属からなる任意の形状のケースに収納されており、その収納形態は、ケース内に回転可能に支持された回転ドラムの周囲に巻回されている。その回転ドラムの内部にはバネが設けられており、回転ドラムはそのバネによってテープを常に回転ドラムの周囲に巻き取る方向に付勢されている。そのバネはテープのケース内からの引き出しによる回転ドラムの回転によってバネに付勢力が蓄積される。このため、引き出されたテープには常に巻き取り方向への引戻力が作用しているので、テープが引き出された際にそのテープを任意の位置で固定する制動手段を設けてもよい。そして、テープは巻き取られると、その先端のフックがケースのテープ出入口に係止されてテープのケース内への引き込まれが阻止される。
また、ケースにはそのケースが置かれている部位の水平情報を表示する水平表示手段を設けてもよく、例えば、水中の気泡を利用するものでもよい。さらに、方位を表示する方位表示手段を設けてもよく、例えば、N/S極からなる磁石でもよい。
角度表示手段とは、指針等によるアナログ表示や液晶等によるデジタル表示によって角度を表示するようになっているもので、スラントレベル計とも呼ばれている。その角度表示手段の内部構造や形状等も特に限定するものではないが、ケースへの設置部位やケースの大きさ等を考慮して選定すればよい。そして、角度表示手段すなわち角度表示計をケースの特に側面に配設する場合は指針表示のものがよく、また、ケースの角度基準点としてはケースの底面や背面がよい。
角度表示計は、ケースを成型する時に同時取付によってケースに固定したり、また、ケース成形後に取り付けるようにしてもよい。勿論、角度表示計の取付においてはケースの角度基準点となる部位(底面/背面)が0度となるように調整して取り付けなければならない。また、角度表示計に0度調整機能を有するものは、なるべく0度に近い表示となるように取り付ければよい。
そして、角度表示計の角度基準点すなわち0度とする位置を45度や90度ずらした角度に変更できるようにしてもよい。これにより、45度の傾斜角を基準に任意の角度を表示することができる。
磁着手段とは、磁力によって所定の金属部材に装着できるようになっているものである。具体的には、フェライトやネオジウムそして希土類からなるマグネットであり、その磁力は、巻尺の重量や使用目的に応じて任意に決定すればよい。また、マグネットに任意の形状のヨーク部材を設けてもよい。
マグネットのケースへの配設部位も特に限定するものではなく巻尺が使用される作業形態等に応じて所望の部位、例えば、底面、天面、前面、背面、および/または側面に設ければよい。勿論、それぞれの部位に跨って設けてもよい。そして、その設置形態も特に限定するものではなく、ケース面から少々突出させたり、ケース面と面一になるように設けてもよい。さらには、マグネットをその装着部内に遊装状態に設け、マグネットによってケースを磁着させる時にそのマグネットによってケースを押えるようにして磁着されるようにしてもよい。すなわち、マグネットと磁着する金属との間にケースが挟まれて支持されるようにしてもよい。また、マグネットは着脱自在にしてもよい。
磁着手段(マグネット)の着脱は、少なくとも、磁着手段が装着されて際に磁着手段の磁着面がケースの角度基準の基準点に平行となるようにすればよく、これが可能な着脱方法等によって行えばよい。具体的な形態としては、磁着手段をケースの装着部に且つケースの任意の部位に設けられた出入口からスライド挿脱できる形態とし、さらに、その磁着手段がスライド挿入されて所定の位置に達した際、磁着手段の磁着面がケースの角度基準の基準点に平行となるようにするのがよい。そして、磁着手段の磁着面とは、磁着体がマグネット単体であればそのマグネットの所定の面となり、また、磁着体がマグネットとヨークからなるものはそのヨークの所定の部位が磁着面(磁着部)となる。
そして、前述の磁着手段をスライド挿入させて装着させるものは、磁着手段をスライド挿入させるにつれその磁着手段の任意の部位がケースの装着部にくさびのように食い込んでいくようにしてもよい。すなわち、磁着手段を装着部に食い込ませることにより、磁着手段の固定と共に磁着手段の磁着面とケースの角度基準の基準点の位置決めをさせるものである。
さらには、磁着手段の装着において、磁着手段がケースの装着部の所定の位置に達した際に任意の係着手段によって装着部から脱出不能に係着するようにしてもよい。例えば、ケースに形成した凹部に、磁着手段に形成した弾発自在の凸部を係着させてもよく、また、その係着の際に位置決めをさせてもよい。
照明手段とは、任意の発光体によって少なくともテープ面を照明できるようになっているものである。そして、発光体の具体的なものとしては発光ダイオード(LED)を用いるのがよく、特に高輝度の発光ダイオードが望ましい。勿論、他のレンズ付豆電球等の発光体を用いてもよい。そして、発光体の形態によってその電源となる電池やON/OFFスイッチのケースへの配設部位を決定すればよい。具体的には、発光体を発光ダイオードとすると、使用電力が少なく且つ発光体を小型にできるのでケースへの配設部位の自由度が大きくなり、ケースの前面から天面の範囲の任意の部位に設けることができる。さらには、使用電力が少なくて済むので電池もボタン電池を使用でき且つスイッチも小型にすることができる。これにより、ケースに発光体の照明方向を変えるための変向構造を付加することができる。この変向構造も特に限定するものではなく、発光体(任意の部材が付加されている場合もある)だけを変向させてたり、あるいは、発光体/電池/スイッチ等を一つのアッセンブリにし、そのアッセンブリごと変向させるようにしてもよい。また、そのアッセンブリ(照明手段)をケースと着脱自在にしてもよい。
従って、本発明の多機能巻尺は以上のように、ケースに、少なくとも角度表示手段と磁着手段と照明手段を設けているので、ケースを配管等の部材の上に置くことにより角度表示手段によってその部材の勾配の確認や設置をすることができる。また、その勾配の確認や設置の際に磁着手段によってケースの滑落が防止できる。さらに、測定作業の際は照明手段によって暗がりでもテープの目盛りの判読ができる。そして、前述の磁着手段は他の作業の際にもケースを固定できる。
また、前述の照明手段が上下回転自在になるものはテープの目盛り照明と共にテープ先端方向等も照明することができ、ブレーキを設けたものは引き出したテープを任意の位置で停止させることができ、フックにマグネットを配設したものは引き出したテープ先端を所定の金属部材に磁着すなわち固定することができ、水平器を設けたものはケースを置いた部材の水平の確認や設定をすることができ、コンパスを設けたものは現在地の方位位置を確認することができる。
本発明の多機能巻尺は以上のように、巻尺本来の寸法測定と共に、現場で便利に使用できる機能としてケースに少なくとも角度表示手段と磁着手段と照明手段を設けているので、寸法測定においては巻尺本来の機能を用い、配管等の部材の勾配確認や敷設は角度表示手段を用い、そして、その勾配確認や敷設また寸法測定の際は磁着手段によってケースの滑落が防止され、また、寸法測定の際は照明手段によって暗がりでもテープの目盛りが判読できる等、巻尺を便利に用いることができる。
また、照明手段が上下回転自在になるものはテープの目盛り照明と共にテープ先端方向等も照明することができ、ブレーキを設けたものは引き出したテープを任意の位置で停止させることができ、フックにマグネットを配設したものは引き出したテープ先端を所定の金属部材に磁着すなわち固定することができ、水平器を設けたものはケースを置いた部材の水平の確認や設定をすることができる。
さらに、この多機能巻尺はアウトドアレジャーにおいても便利に使用することができ、すなわち、照明手段が上下回転自在になるものは懐中電灯と共に、巻尺を任意の部材に置いたり、また、磁着手段によって垂直等の部材や支柱に取り付けて略直下を照明するテーブル照明としても使用できる。また、角度表示手段や水平器は、テントやテーブル等の部材を設置する際の設置場所やテーブル面の水平状態を確認できる。さらには、車輌で悪路走破の際の路面傾斜角度や車輌の傾斜状態等も測定することができる。そして、コンパスを設けたものは現在地の方位位置を確認することができる。勿論、巻尺本来の測定にも使用できる。
本発明の多機能巻尺を以下図面に従って説明すると、図1は、本発明に係る多機能巻尺を示す側面図であり、1は巻尺、1aは巻尺1のケースで、1bはケース1aの前面、1cはケース1aの上面、1dはケース1aの背面、1eはケース1aの底面、1fはケース1aの側面、そして、1gはテープ5が出入りするテープ出入口である。2はケース1aの側面1fに設けられた角度計で、ケース1aが底面1eを下に置かれた際にその置いた部材の面の傾斜角度を示す。2aは角度計2の指針、3aはマグネット3(図3参照)の両側に設けられたヨーク、4はテープ面を照明する発光体となるLED、4aはON/OFFスイッチ、5は任意の測定用の目盛りが表示されたテープ、6はテープ5先端を被測定部材の測定端に係止するための係止片である。
図2は、多機能巻尺の前面図であり、テープ5はテープ出入口1g内に設けられたテープ巻き取り時の衝撃を緩和するダンパー7にテープ5の係止片6が係止されてケース1a内への巻き込みが阻止されている。4がテープ面を照明するLEDである。
図3は、多機能巻尺の背面図であり、ケース1aを所定の金属部材に磁着固定するためのマグネット3が設けられており、また、マグネット3の両側には磁力をアップさせるヨーク3aが設けられている。
図4は、多機能巻尺の上面図であり、テープ面を照明するLED4のON/OFF用のスイッチ4aが設けられている。
図5は、多機能巻尺の底面図であり、ケース1aを所定の金属部材に磁着固定するためのマグネット3が設けられており、また、マグネット3の両側には磁力をアップさせるヨーク3aが設けられている。
図6は、マグネット収容部の一構造例を示す断面図であり、また、図7は、図6のマグネットの磁着状態を示す断面図である。1aはケース、1iは押着受け部材、1hはケース1a内に形成されたマグネット保持部材8の収容部である。8はマグネット保持部材、8aはマグネット保持部材8に設けられたマグネット、8bは所定の金属部材に磁着するマグネット8aの磁着面、8cはケース1aの収容部1h内に設けられた押着受け部材1iに係着する押着羽根である。そして、ケース1aが所定の金属部材10上に置かれ、マグネット8aの磁着面8bが金属部材10に磁着すると、ケース1aの収容部1h内のマグネット保持部材8は、それに取り付けられているマグネット8aの磁着面8bが金属部材10に磁着する際に、マグネット保持部材8に形成された押着羽根8cがケース1aの収容部1h内に設けられた押着受け部材1iを押圧して磁着する。すなわち、ケース1aはマグネット8によって金属部材10上に固定される。
図8は、マグネット収容部の一構造例を示す断面図であり、また、図9は、図8のマグネットの磁着状態を示す断面図である。1aはケース、1jは磁力が通過できるプレート、1hはケース1a内に形成されたマグネット保持部材8の収容部である。8はマグネット保持部材、8aはマグネット保持部材8に設けられたマグネット、8bは所定の金属部材に磁着するマグネット8aの磁着面、8dはマグネット保持部材8の収容部1h内からの脱落を防止するための脱落防止羽根である。そして、ケース1aが所定の金属部材10上に置かれると、マグネット8aの磁着面8bがプレート1jを押えた状態で金属部材10に磁着する。すなわち、ケース1a(プレート1j)はマグネット8aによって金属部材10上に固定される。
図10は、マグネットを着脱自在にした多機能巻尺の斜視図であり、本図の巻尺1は、ケース1aの底面1eに図6および図7で説明したマグネット保持部材8が収容される収容部1hを形成し、さらに、ケース1aの背面1dに図8および図9で説明したマグネット保持部材8が収容される収容部1hを形成したものを示している。1kはケース1aに形成した収容部1hへのマグネット保持部材8の入口で、矢印は収容方向を示している。
図11は、マグネット収容部の一構造例を示す斜視図であり、本図は収容部1hをケース1aの背面1dに形成したものである。1lは案内溝で、図12に示すマグネット保持部材9の係着部9cが挿入される部位である。
図12は、マグネット部材を示す斜視図であり、9はマグネット保持部材で、そのマグネット保持部材9の内部にマグネット(図示なし)が収容される。9aはマグネット保持部材9の持ち手、9bは内装するマグネットに付加されるヨーク、9cは係着部で、図11に示す案内溝1lに挿入する部位である。
図13は、マグネット収容部にマグネット部材を装着した状態の斜視図である。
図14は、マグネット部材の基準出しの一構造例を示す平面図であり、本図の構造は、マグネット保持部材9を収容部1hの案内溝1lにスライド挿入させるにつれそのマグネット保持部材9の先端部9dが収容部1hの先細部1mに食い込んでいくようにしたものである。この食い込みによりマグネット保持部材9が固定されると共に、マグネット保持部材9のヨーク9b面とケースの角度基準の基準点である底面が平行になり位置決めがされる。
図15は、照明手段を上下回転自在にした多機能巻尺の一部切欠き側面図であり、発光体のLEDを備える可動体4bが軸4cによって支持されているものである。可動体4bは軸4cによって上下方向に回動できるようになっている。4aはON/OFFスイッチである。
図16は、テープブレーキを設けた多機能巻尺の一部切欠き側面図であり、ケース1aの上面1cに引き出したテープ5を任意の位置で停止させるブレーキ操作レバー11が配設されているものである。ブレーキ操作レバー11は軸11aによって支持されており、軸11aを中心にシーソー状に回動するようになっている。例えば、前方向に回転するように押すとブレーキが掛かってテープが停止し、後方向に回転するように押すとブレーキが解除されてテープが巻き取られるようになっている。
図17は、フックにマグネットを配設した多機能巻尺の前面図であり、(a)図は前面図である。6aはテープ5の先端に設けられている係止片で、6bが係止片で6aに設けられたマグネットである。(b)図は、係止片6aの拡大図である。
図18は、水平器またはコンパスを配設した多機能巻尺の上面図であり、(a)図は、水中の気泡を利用した水平器12をケース1aの上面1cに配設したものである。(b)図は、N/S極を有する指針からなるコンパス13をケース1aの上面1cに配設したものである。
図19は、図14に示した水平器12およびコンパス13をケース1aの上面1cに配設した巻尺を示す。
本発明に係る多機能巻尺を示す側面図 多機能巻尺の前面図 多機能巻尺の背面図 多機能巻尺の上面図 多機能巻尺の底面図 マグネット収容部の一構造例を示す断面図 図6のマグネットの磁着状態を示す断面図 マグネット収容部の一構造例を示す断面図 図8のマグネットの磁着状態を示す断面図 マグネットを着脱自在にした多機能巻尺の斜視図 マグネット収容部の一構造例を示す斜視図 マグネット部材を示す斜視図 マグネット収容部にマグネット部材を装着した状態の斜視図 マグネット部材の基準出しの一構造例を示す平面図 照明手段を上下回転自在にした多機能巻尺の一部切欠き側面図 テープブレーキを設けた多機能巻尺の一部切欠き側面図 フックにマグネットを配設した多機能巻尺の前面図 水平器またはコンパスを配設した多機能巻尺の上面図 水平器およびコンパスを配設した多機能巻尺の上面図
符号の説明
1−巻尺,1a−ケース,1b−前面,1c−上面,1d−背面,1e−底面,1f−側面,1g−テープ出入口,1h−収容部,1i−押着受け部材,1j−プレート,1k−入口,1l−案内溝,1m−先細部,2−角度計,2a−指針,3−マグネット,3a−ヨーク,4−LED,4a−スイッチ,4b−可動体,4c−軸,5−テープ,6−係止片,6a−係止片,6b−マグネット,7−ダンパー,8−マグネット保持部材,8a−マグネット,8b−磁着面,8c−押着羽根,8d−脱落防止羽根,9−マグネット保持部材,9a−持ち手,9b−ヨーク,9c−係着部,9d−先端部,10−金属部材,11−ブレーキ操作レバー,11a−軸,12−水平器,13−コンパス

Claims (18)

  1. ケース内に、テープを周囲に巻回し且つそのテープを巻き込み方向に付勢する付勢手段が内装された回転ドラムを支持する巻尺において、ケースに、該ケースが置かれている部位の角度情報を表示するための角度表示手段と、該ケースを磁着可能な金属に磁着するための磁着手段と、少なくともテープ面を照明可能な照明手段が設けられていることを特徴とする多機能巻尺
  2. 前記角度表示手段がケースの側面に設けられており且つその角度基準点がケースの底面または背面となっていることを特徴とする請求項1の多機能巻尺
  3. 前記角度表示手段の角度基準点を所定の角度に調節できるようになっていることを特徴とする請求項2の多機能巻尺
  4. 前記磁着手段がケースの底面、天面、前面、背面、および/または側面に設けられていることを特徴とする請求項1の多機能巻尺
  5. 前記磁着手段がケースの装着部に着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1の多機能巻尺
  6. 前記磁着手段の着脱は、磁着手段をケースの装着部に且つケースの任意の部位に設けられた出入口からスライド挿脱する形態となっており、その磁着手段がスライド挿入されて所定の位置に達した際、磁着手段の磁着面がケースの角度基準の基準点に平行となるようになっていることを特徴とする請求項5の多機能巻尺
  7. 前記スライド挿入形態が、磁着手段をスライド挿入させるにつれその磁着手段の任意の部位がケースの装着部にくさびのように食い込んでいくようになっていることを特徴とする請求項6多機能巻尺
  8. 前記磁着手段がケースの装着部の所定の位置に達した際、任意の係着手段によって装着部から脱出不能に係着するようになっていることを特徴とする請求項5の多機能巻尺
  9. 前記照明手段の発光体が高輝度発光ダイオードからなることを特徴とする請求項1の多機能巻尺
  10. 前記照明手段がケースの前面から天面の範囲の部位に設けられていることを特徴とする請求項1の多機能巻尺
  11. 前記照明手段がケースの上下方向に照明方向を変向できるようになっていることを特徴とする請求項10の多機能巻尺
  12. 前記照明手段が一つのアッセンブリ形態で照明装置を構成していることを特徴とする請求項1の多機能巻尺
  13. 前記照明手段がケースに着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項12の多機能巻尺
  14. 前記テープが引き出された際にそのテープを任意の位置で固定する制動手段が設けられていることを特徴とする請求項1の多機能巻尺
  15. 前記テープの先端に設けられているフック部材に高磁力のマグネット部材が設けられていることを特徴とする請求項1の多機能巻尺
  16. 前記ケースに水平表示手段が設けられていることを特徴とする請求項1の多機能巻尺
  17. 前記ケースに方位表示手段が設けられていることを特徴とする請求項1の多機能巻尺
  18. 前記テープに管材の直径を測定するための目盛りが表示されていることを特徴とする請求項1の多機能巻尺
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