JP2007113655A - プーリ、動力伝達装置、圧縮機及び冷却方法 - Google Patents

プーリ、動力伝達装置、圧縮機及び冷却方法 Download PDF

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    • F16H57/00General details of gearing
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    • F16H57/0415Air cooling or ventilation; Heat exchangers; Thermal insulations

Abstract

【課題】プーリ本体の内周面のベアリングを効率的に冷却する。
【解決手段】プーリ20は、内周面21bにベアリング23が固定されるとともに外周面21aにベルトが掛けられる略円環状の樹脂製のプーリ本体21と、プーリ本体21と一体に回転しプーリ本体21の側面21cに沿って風を発生させる翼35または37を備える。そのため、プーリ本体21が回転すると、翼35または37の送風によってベアリング23の近傍に風が流れ、これによりベアリング23が効率的に冷却される。
【選択図】図1

Description

本発明は、プーリ、プーリを有する動力伝達装置、プーリを有する圧縮機、および冷却方法に関する。
特許文献1では樹脂製のプーリ本体を有する樹脂プーリが提案されている。
特開2001−227620号公報
プーリ本体が金属製のプーリでは、プーリ本体の内周面に装着されるベアリングからの熱が金属製のプーリ本体を介して放熱されるが、プーリ本体が樹脂製であると熱伝導率が低いためプーリ本体を介して大気に放熱されにくい。そのため、ベアリングに熱がこもり易く、ベアリングの耐久性が低下する可能性がある。
本発明はこのような従来技術の課題をもとに為されたもので、その目的は、プーリ本体の内周面に装着されるベアリングを効率的に冷却することである。
請求項1の発明は、プーリであって、内周面にベアリングが固定されるとともに外周面にベルトが掛けられる略円環状プーリ本体と、前記プーリ本体と一体に回転し前記プーリ本体の外周側から内周側に向けてまたは前記プーリ本体の内周側から外周側に向けて送風する翼と、を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のプーリであって、前記翼は、前記プーリ本体の側面から突設されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載のプーリであって、前記プーリ本体の側面に隙間をあけて対向配置されたガイド板をさらに備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のプーリであって、前記ガイド板の前記プーリ本体側に、前記翼が設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3に記載のプーリであって、前記ガイド板の前記プーリ本体とは反対側に前記翼が設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項3に記載のプーリであって、前記ガイド板の両面側にそれぞれ前記翼が設けられており、前記ガイド板の一方の面側の翼と、前記ガイド板の他方の面側の翼と、は、互いに径方向の逆側に向けて風を送ることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項3〜6の何れか1項に記載のプーリであって、前記ガイド板は、前記プーリ本体とは別体で形成されて前記プーリ本体に取付自在であることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載のプーリであって、前記ガイド板に前記翼の少なくとも何れか一方が一体成形されていることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載のプーリであって、前記プーリ本体の内周面に固定されるベアリングをさらに備えることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9に記載のプーリであって、前記ベアリングは、樹脂インサートモールディングにより前記プーリ本体の内周面に固定されていることを特徴とする。
請求項11の発明は、被駆動装置の回転軸に固定されるハブと、駆動源から動力により回転するプーリと、前記プーリと前記ハブとを連結する連結部と、を備える駆動伝達装置であって、前記プーリは、内周面にベアリングが固定されるとともに外周面にベルトが掛けられる略円環状プーリ本体と、前記プーリ本体と一体に回転し前記プーリ本体の外周側から内周側に向けてまたは前記プーリ本体の内周側から外周側に向けて送風する翼と、を備えることを特徴とする。
請求項12の発明は、被圧縮媒体を圧縮する圧縮機本体と、前記圧縮機本体のハウジングに回転自在に装着されて駆動源からの動力により回転するプーリと、を備える圧縮機であって、前記プーリは、内周面にベアリングが固定されるとともに外周面にベルトが掛けられる略円環状プーリ本体と、前記プーリ本体と一体に回転し前記プーリ本体の外周側から内周側に向けてまたは前記プーリ本体の内周側から外周側に向けて送風する翼と、を備えることを特徴とする。
請求項13の発明は、冷却方法であって、略円環状のプーリ本体の内周面に固定されるベアリングの近傍に風を通過させて前記ベアリングを冷却することを特徴とする。
請求項1の発明のプーリによれば、プーリ本体が回転すると、翼により内周側から外周側に風が送りだされるまたは外周側から内周側に風が送り出される。そのため、プーリ本体の内周面に装着されるベアリングに対して風が供給され、これによりベアリングを効率的に冷却される。
請求項2の発明によれば、翼がプーリ本体から突設されているので、製造コストが低くすむ。
請求項3の発明によれば、プーリ本体の側面に対して隙間をあけて対向配置されたガイド板を備えるため、ガイド板のいずれか一方の面側で外周側から内周側に空気を給気し、他方の面側で内周側から外周側に空気を排気することができる。これにより、スムーズに風を流すことができ、より効率的にベアリングを冷却できる。
このとき、請求項4の発明のようにガイド板のプーリ本体側に翼が設けられていてもよいし、請求項5の発明のようにガイド板のプーリ本体とは反対側に翼が設けられていてもよし、また請求項6の発明のようにガイド板の両面側にそれぞれ翼が設けられていてもよよい。なお、このようにガイド板の両面側にそれぞれ翼が設けられている場合には、ガイド板の一方の面側の翼とガイド板の他方の面側の翼とが互いに径方向の逆側に向けて送風するように設定することで、よりスムーズに風を流すことができる。
請求項7の発明によれば、ガイド板はプーリ本体とは別体で形成されてプーリ本体に取付自在であるため、複雑な金型を用いることなく、プーリを製作できる。
請求項8の発明によれば、ガイド板に翼が一体成形されているため、プーリ本体、一方の翼、ガイド板、他方の翼、のすべてが別体に形成されている場合に比べ、組み立てが用意となり製造コストが削減される。
また、本発明では、請求項9の発明のようにプーリがプーリ本体の内周面に固定されるベアリングをさらに備えるものであってもよい。このようにプーリがベアリングを備えるものである場合には、請求項10の発明のようにベアリングが樹脂インサートモールディングによりプーリ本体の内周面に固定されていると、特許文献1(特開2001−227620号公報)のように筒状のインサート金具にベアリングを圧入固定した構造よりも、インサート金具が削減されるとともにベアリングの圧入工程が削減されるため、製造コストが大幅に削減される。
請求項11の発明の動力伝達装置によれば、請求項1の発明の効果と同様の効果が得られる。つまり、プーリ本体が回転すると、翼により内周側から外周側に風が送りだされるまたは外周側から内周側に風が送り出される。そのため、プーリ本体の内周面に装着されるベアリングに対して風が供給され、これによりベアリングを効率的に冷却される。
請求項12の発明の圧縮機によれば、請求項1の発明の効果と同様の効果が得られる。つまり、プーリ本体が回転すると、翼により内周側から外周側に風が送りだされるまたは外周側から内周側に風が送り出される。そのため、プーリ本体の内周面に装着されるベアリングに対して風が供給され、これによりベアリングを効率的に冷却される。
請求項13によれば、略円環状のプーリ本体の内周面に固定されるベアリングの近傍に風が通過するため、プーリ本体が樹脂製であっても効果的にベアリングを冷却することができる。
以下、本発明にかかる実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態は、本発明に係る樹脂プーリを車両用空調装置の圧縮機に適用したものである。まず、圧縮機の構造を説明する。図1は圧縮機の樹脂プーリの近傍の断面図である。図1に示すように圧縮機1は、回転軸9の回転により被圧縮媒体を圧縮する圧縮機本体3と、圧縮機本体3のハウジング5に形成された円筒状の突出部7に装着される動力伝達装置10と、を備えて構成されている。
動力伝達装置10は、圧縮機本体3の突出部7から露出する回転軸9に固定されるハブ11と、圧縮機本体の突出部7に回転自在に装着されるプーリ20と、ハブ11とプーリ20とを連結する連結部13と、を備える。なお、プーリ20は、図示せぬ駆動源からの動力により回転する。
本実施形態の動力伝達装置10は、クラッチレス式の動力伝達装置であり、連結部13はハブ11とプーリ20と機械的に連結して閾値以上の回転負荷でハブ11とプーリ20と連結を破断するトルクリミッター機構付きの連結部13により構成されている。
次に、図2〜図6を参照しつつプーリ20についてより詳しく説明する。図2は樹脂プーリの斜視図、図3は樹脂プーリの側面図、図4は樹脂プーリが回転した際の空気の流れを説明する側面図、図5は図3中のV−V線に沿う断面図、図6は図3中のVI−VI線に沿う断面図である。
図5に示すように、プーリ20は、外周面21aにベルトが掛けられる略円環状のプーリ本体21と、プーリ本体21の内周面21bに固定されるベアリング23と、を備える。本実施形態では、プーリ本体21は、樹脂製(フェノール樹脂製)であり、ベアリング23は、樹脂インサートモールディングによりプーリ本体21の内周面21bに固定されている。
本実施形態のプーリ本体21は、ベルトが掛けられる外周面21aを有する筒状の外筒部27と、内周面21bにベアリング23が固定される筒状の内筒部29と、外筒部27と内筒部29とを連結する円盤状の連結部31と、を備える。外筒部27と内筒部29と連結部31とに囲まれた空間25は、前記動力伝達装置10の連結部13の一部を収容する円環状の溝部となっている。
プーリ本体21の側面21cには、隙間をあけて環状円板状またはレコード板形状のガイド板33が、対向配置されている。ガイド板33は、プーリ本体21とは別体で形成されてプーリ本体21に取付自在となっている。
ガイド板33の両面33a、33b側にはそれぞれ翼35、37が設けられ、各翼35、37は、円周方向に複数等間隔(図2、3参照)に設けられている。この例では、ガイド板33の一方の面33a側(この例ではガイド板33のプーリ本体側)の翼35がプーリ本体21と一体に設けられていて、ガイド板33の他方の面33b側(この例ではガイド板のプーリとは反対側言い換えると圧縮機本体側)の翼37がガイド板33に一体に設けられている。
各翼35、37は、プーリ本体21と一体に回転しプーリ本体21の側面21cに沿ってプーリ本体21の外周側から内周側に向けてまたは内周側から外周側に向けて送風するものである。翼35と翼37とは、互いに径方向の逆側に向けて風を送るようになっており、この例では、翼35が回転方向R(図4中の矢印)に対して前傾配置され、翼37が回転方向Rに対して後傾配置され、これにより、プーリ本体21を回転させると、翼35がプーリ本体21の外周側から内周側に向けて送風し、翼37がプーリ本体21の内周側から外周側に向けて送風するようになっている。
そのため、プーリ本体21の外周側S1の空気は、翼35によってプーリ本体21とガイド板33との間の隙間S2を吸い込まれる。吸い込まれた空気は、翼35により隙間S2を通じてプーリ本体21の外周側から内周側に向けて流れ、最終的にガイド板33の中央の開口39を通じて、ガイド板33の外側S3に流れる。ガイド板33の外側S3の空気(つまりガイド板33と圧縮機本体3との間の隙間S3の空気)は、翼37によって、プーリ本体21の外周側S1に吐き出される。このとき発生する風が、ベアリング23の近傍を通過してベアリング23の熱を奪って大気に放熱する。
ここで、図7(a)、図7(b)、図7(c)はいずれもプーリ本体21とガイド板33との連結構造の例を示すものである。図7(a)、(b)、(c)のいずれの連結構造も、プーリ本体21に一体に形成された翼35を介してプーリ本体21とガイド板33とを連結する構造である。図7(a)の構造は、ガイド板33に係止穴41が設けられているとともに、翼35に係止穴41に嵌合される突起部43が設けられている。図7(b)の構造は、ガイド板33に係止孔45が設けられているとともに、翼35に係止孔45に嵌合される突起部47が設けられ、そして、突起部47の先端部に脱落防止のための爪49が設けられた構造である。図7(c)の構造は、翼35に係止穴51が設けられているとともに、ガイド板33に係止穴51に嵌合される突起部53が設けられている。
作用
次に、本実施形態の作用を説明する。
外部駆動源によってプーリ20が回転すると、圧縮機本体3の回転軸9が回転して、図示せぬ圧縮機構により被圧縮媒体(例えば冷媒)が圧縮される。このとき、圧縮機本体3の熱がベアリング23に伝熱されるとともにベアリング23自身が発熱するため、ベアリング23は高温になる傾向にある。しかし、プーリ本体21と一体的に回転する翼35、37によって、周囲の空気がプーリ本体の外周側S1→隙間S2→開口39→隙間S3→プーリ本体の外周側S1と流れ、ベアリング23が冷却される。
以下、第1実施形態の圧縮機、動力伝達装置およびプーリの効果を列挙する。
(1)本実施形態では、プーリ20が、内周面21bにベアリング23が固定されるとともに外周面21aにベルトが掛けられる略円環状の樹脂製のプーリ本体21と、プーリ本体21と一体に回転しプーリ本体21の側面21cに沿って風を発生させる翼35または37と、を備えた構造である。そのため、プーリ本体21が回転すると、翼35または37の送風によってベアリング23の近傍に風が流れ、これによりベアリング23が効率的に冷却される。
(2)本実施形態によれば、プーリ20は、プーリ本体21の側面21cに隙間をあけて対向配置されたガイド板33をさらに備える。ガイド板33により、圧縮機本体3からの輻射熱がプーリ本体21およびベアリング23に伝熱されることを防止できる。また、ガイド板33の両面で給気と排気との分担が可能となり、これによりガイド板33の両面に沿ってスムーズに風を流すことができ、より効率的にベアリング23を冷却できる。
(3)また本実施形態は、ガイド板33のプーリ本体側S2で吸気しガイド板33の圧縮機本体側S3で排気する構造である。
ここで本実施形態の構造とは逆に、ガイド板33の圧縮機本体側S3で給気しガイド板33のプーリ本体側S2で排気する構造では、給気途中で圧縮機本体3の熱を受け取って温度上昇するため、それよりも下流のベアリング23の熱を放熱する効果は若干ながら低下する。本実施形態はこれとは逆にベアリング23の放熱効果がより高い。
(4)また本実実施形態によれば、ガイド板33の両面33a、33b側にそれぞれ翼35、37が設けられており、ガイド板33の一方の面33a側の翼35とガイド板33の他方の面33b側の翼37とは、互いに径方向の逆側に向けて風を送るものである。そのため、ガイド板33の両面の翼35、37の送風力が合わさって、よりスムーズに風を流すことができる。
(5)本実施形態によれば、ガイド板33はプーリ本体21とは別体で形成されてプーリ本体21に取付自在である。そのため、複雑な金型を用いることなくプーリ20を製作でき、製造コストを低減できる。
(6)本実施形態によれば、ガイド板33に、翼35、37の少なくともいずれか一方(この例では翼37)が一体成形されている。そのため、プーリ本体21、一方の翼35、ガイド板33、他方の翼37、のすべてが別体に形成されている場合に比べ、組み立てが用意となり製造コストを削減できる。
(7)本実施形態によれば、プーリ本体21に一方の翼35が一体形成され、ガイド板33に他方の翼37が一体形成されている。そのため、さらに部品点数が少なくなり、製造コストを削減できる。なお、ガイド板33に両面33a、33bに2つの翼35、37が一体形成された構造でも同様の作用効果を得られる。
(8)本実施形態によれば、ベアリング23が樹脂インサートモールディングによりプーリ本体21の内周面に固定されている。そのため、特許文献1(特開2001−227620号公報)のように筒状のインサート金具にベアリングを圧入固定した構造よりも、インサート金具が削減されるとともにベアリングの圧入工程が削減されるため、製造コストが大幅に削減される。
以上のように、本実施形態は、略円環状のプーリ本体21の内周面21bに固定されるベアリング23の近傍に風を通過させて、ベアリング23を効率的に冷却するため、樹脂製のプーリ本体であってもベアリング23に熱がこもってしまうことを防止してベアリング23の寿命を延ばすことができる。
(変形例)
なお、本発明は上述の第1実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例も含まれるものとする。
例えば図8〜図10に示す本発明の第2実施形態のように、ガイド板33の一方の面33a側のみに翼35を備え、ガイド板33の他方の面33b側には翼を備えない構造であってもよい。また第2実施形態とは逆に、ガイド板33の一方の面33a側に翼を備えずに、ガイド板33の他方の面33b側のみに翼を備える構造であってもよい。
また上述の実施形態ではいずれもガイド板が設けられているが、本発明にあってはガイド板を備えずにプーリ本体の側面から翼が突設された構造であってもよい。
また、翼の形状は様々に変更可能である。
また、上述の実施形態では動力伝達装置10はクラッチレス式の動力伝達装置10であったが、本発明では動力伝達装置がクラッチ式の動力伝達装置でもよいし、また本発明では、ハブとプーリとの連結構造については特に限定するものではない。なお、動力伝達装置がクラッチ式である場合には、連結部は例えばハブとプーリとの連結を電磁的に断続する電磁クラッチで構成される。
また、本発明は上述の実施形態のみに限定解釈されるべきでなく、本発明の技術的思想の範囲内で、その他の様々な変更が可能である。
本発明の第1実施形態の圧縮機の樹脂プーリの近傍の断面図。 同樹脂プーリの斜視図。 同樹脂プーリの側面図。 同樹脂プーリが回転した際の空気の流れを説明する側面図。 図3中のV−V線に沿う断面図。 図3中のVI−VI線に沿う断面図。 図3中のVII−VII線に沿う断面図。 本発明の第2実施形態の圧縮機の樹脂プーリの側面図。 同樹脂プーリの正面図。 図8中X−X線に沿う断面図。
符号の説明
1…圧縮機
3…圧縮機本体
5…ハウジング
9…回転軸
10…動力伝達装置
11…ハブ
13…連結部
20…プーリ
21…プーリ本体
21a…外周面
21b…内周面
21c…側面
23…ベアリング
33…ガイド板
33a…一方の面
33b…他方の面
35…翼
37…翼

Claims (13)

  1. 内周面にベアリング(23)が固定されるとともに外周面にベルトが掛けられる略円環状のプーリ本体(21)と、
    前記プーリ本体(21)と一体に回転し前記プーリ本体(21)の外周側から内周側に向けてまたは前記プーリ本体(21)の内周側から外周側に向けて風を発生させる翼(35、37)と、
    を備えることを特徴とするプーリ(20)。
  2. 請求項1に記載のプーリ(20)であって、
    前記翼(35、37)は、前記プーリ本体(21)から突設されていることを特徴とするプーリ。
  3. 請求項1に記載のプーリ(20)であって、
    前記プーリ本体(21)の側面(21c)と隙間(S2)をあけて対向配置されたガイド板(33)をさらに備えることを特徴とするプーリ(20)。
  4. 請求項3に記載のプーリ(20)であって、
    前記ガイド板(33)の前記プーリ本体側(S2)に、前記翼(35)が設けられていることを特徴とするプーリ。
  5. 請求項3に記載のプーリ(20)であって、
    前記ガイド板(33)の前記プーリ本体とは反対側(S3)に前記翼(37)が設けられていることを特徴とするプーリ(20)。
  6. 請求項3に記載のプーリ(20)であって、
    前記ガイド板(33)の両面側(S2、S3)にそれぞれ前記翼(35、37)が設けられており、
    前記ガイド板(33)の一方の面側の翼(35)と、前記ガイド板(33)の他方の面側の翼(37)と、は、互いに径方向の逆側に向けて風を送ることを特徴とするプーリ(20)。
  7. 請求項3〜6の何れか1項に記載のプーリ(20)であって、
    前記ガイド板(33)は、前記プーリ本体(21)とは別体で形成されて前記プーリ本体(21)に取付自在であることを特徴とするプーリ(20)。
  8. 請求項7に記載のプーリ(20)であって、
    前記ガイド板(33)に前記翼(35、37)の少なくともいずれか一方が一体成形されていることを特徴とするプーリ(20)。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のプーリ(20)であって、
    前記プーリ本体(21)の内周面に固定されるベアリング(23)をさらに備えることを特徴とするプーリ(20)。
  10. 請求項9に記載のプーリ(20)であって、
    前記ベアリング(23)は、樹脂インサートモールディングにより前記プーリ本体(21)の内周面に固定されていることを特徴とするプーリ(20)。
  11. 被駆動装置(3)の回転軸(9)に固定されるハブ(11)と、
    駆動源からの動力により回転するプーリ(20)と、
    前記プーリ(20)と前記ハブ(11)とを連結する連結部(13)と、を備える動力伝達装置(10)であって、
    前記プーリ(20)は、
    内周面にベアリング(23)が固定されるとともに外周面にベルトが掛けられる略円環状のプーリ本体(21)と、
    前記プーリ本体(21)と一体に回転し前記プーリ本体(21)の外周側から内周側に向けてまたは前記プーリ本体(21)の内周側から外周側に向けて風を発生させる翼(35、37)と、
    を備えることを特徴とする動力伝達装置(10)。
  12. 被圧縮媒体を圧縮する圧縮機本体(3)と、
    前記圧縮機本体(3)に回転自在に装着されて駆動源からの動力により回転するプーリ(20)と、
    を備える圧縮機(1)であって、
    前記プーリ(20)は、
    内周面にベアリング(23)が固定されるとともに外周面にベルトが掛けられる略円環状のプーリ本体(21)と、
    前記プーリ本体(21)と一体に回転し前記プーリ本体(21)の外周側から内周側に向けてまたは前記プーリ本体(21)の内周側から外周側に向けて風を発生させる翼(35、37)と、
    を備えることを特徴とする圧縮機(1)。
  13. 冷却方法であって、
    略円環状のプーリ本体(21)の内周面に固定されるベアリングの近傍に風を通過させて、前記ベアリングを冷却することを特徴とする冷却方法。
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PL424666A1 (pl) * 2018-02-23 2019-08-26 Caffaro W. Szafarski I Wspólnicy. Spółka Jawna Rolka paska klinowego i sposób odprowadzania ciepła z łożyska rolki
JP2020069576A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット
DE102021002614A1 (de) 2020-06-05 2021-12-09 Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg Antrieb, insbesondere von einem Elektromtor angetriebenes Getriebe, mit einer Welle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL424666A1 (pl) * 2018-02-23 2019-08-26 Caffaro W. Szafarski I Wspólnicy. Spółka Jawna Rolka paska klinowego i sposób odprowadzania ciepła z łożyska rolki
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WO2021244856A1 (de) 2020-06-05 2021-12-09 Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg Antrieb, insbesondere von einem elektromotor angetriebenes getriebe, mit einer welle

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