JP2007113253A - まくら木の設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設置しやすく、あおり現象をより有効に低減することが可能なまくら木設置構造を提供する。
【解決手段】 本発明のまくら木設置構造1は、レール82の継ぎ目部80の真下位置する継ぎ目まくら木81を有しており、継ぎ目まくら木81は長尺方向がレール82方向に延びる様に配置される横材10と固定されている。そして、横材10は継ぎ目まくら木81の両隣の他のまくら木85によって支えられており、あおり現象を低減させることができる。また、本発明は、継ぎ目まくら木81は継ぎ目部80の近傍に配置されているものでも用いることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レール継ぎ目部に配置されるまくら木の設置構造に関するものである。
一般に用いられるまくら木は長手方向の長さが軌間より長い長尺状であり、レール方向に対して長尺方向をほぼ垂直に配置し、各まくら木は2本のレールと締結されている。
そして、レール上を列車が通過する場合には、両側の車輪から受ける力をそれぞれのレールを介して同じまくら木が受けている。
レールの継ぎ目では、レールの曲げ剛性が他の部分に比べて低い。そのため、バラスト道床の継ぎ目部分は、列車荷重によりまくら木下面のバラストの圧密化が進みやすい。そして、圧密化が進むと列車通過時に上下動(いわゆるあおり現象)が発生しやすくなり、かかる上下動が起こると乗り心地が悪くなり、軌道管理の問題もある。
また、このあおり現象により、継ぎ目まくら木の摩耗が起こりやすい。
このような、レールの継ぎ目部のまくら木設置構造は、一般に、図26〜図29に示されるような構造が用いられている。
図26に示されるまくら木設置構造101は、支え継ぎと呼ばれる方法であり、レール82の継ぎ目部80の真下に継ぎ目まくら木81を配置している。
また、図27に示されるまくら木設置構造102は、かけ継ぎと呼ばれる方法である。そして、まくら木設置構造102ではレール82の継ぎ目部80の真下ではなく、継ぎ目部80の近傍に、継ぎ目部80を挟むような配置となるように、2本の継ぎ目まくら木81が設置されている。
図28に示されるまくら木設置構造103は支え継ぎの構造であり、図26に示されるまくら木設置構造101の継ぎ目まくら木81よりも幅広の継ぎ目まくら木81aが用いられている。具体的には、一般のものの幅が200mmや230mmに対し、幅広の継ぎ目まくら木81aが300mm〜350mmとしている。
さらに、図29に示されるまくら木設置構造104はかけ継ぎの構造であり、レール82の継ぎ目部80を挟むように位置している2本の継ぎ目まくら木81を連結材110により連結している。
そして、図28、図29に示されるまくら木設置構造103、104では、継ぎ目部80の剛性不足を補って、あおりの発生などを低減させることができる。
また、特許文献1に開示されたまくら木のように、レール方向にある程度長い範囲を一体状としたまくら木も開発されている。そして、特許文献1には、梯子状に形成されたまくら木や、縦まくら木と横まくら木とを用いて梯子状としたまくら木などが記載されている。
特開2002−275802号公報
図28に示す、幅広の継ぎ目まくら木81aが用いたまくら木設置構造103では、まくら木設置構造101に比べて改善されるものの、軌道の締め硬め状態により十分に効果を発揮できない場合があった。
また、図29に示す2本の継ぎ目まくら木81を連結したまくら木設置構造104や、特許文献1に記載の梯子状のまくら木を用いた場合には、まくら木設置構造102に比べて改善されるが、設置が難しく、設置に手間がかかっていた。
また、既に設置されているまくら木を用いて対策することが望ましいが、特許文献1のまくら木を用いるには、周辺のまくら木も含めて設置する必要があり、まくら木の取り替えなどが必要となり、特に手間がかかってしまう。
そして、一般に用いられているまくら木は、木製のまくら木、コンクリート製のまくら木(PCまくら木)、ウレタン発泡樹脂などの樹脂製の合成まくら木など、様々なものが用いられおり、これらのいずれのまくら木が敷設されていても、あおり対策が可能なものが求められている。
そこで、本発明は、設置しやすく、あおり現象をより有効に低減することが可能なまくら木設置構造を提供することを課題とする。
そして、上記した目的を達成するための請求項1に記載の発明は、レールの継ぎ目部分に設置されるまくら木の設置構造において、レールの継ぎ目の真下、又は、レールの継ぎ目の近傍に位置する継ぎ目まくら木を有し、前記継ぎ目まくら木は長尺方向がレール方向に延びる様に配置される横材と固定されており、横材は継ぎ目まくら木の両隣のまくら木によって支えられていることを特徴とするまくら木の設置構造である。
請求項1に記載の発明によれば、レールの継ぎ目の真下、又は、レールの継ぎ目の近傍に位置する継ぎ目まくら木が横材と固定されており、横材は継ぎ目まくら木の両隣のまくら木によって支えられているので、簡単に設置することができ、あおり現象を低減させることができる。
請求項2に記載の発明は、横材と、横材を支える両隣のまくら木との間には、緩衝材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のまくら木の設置構造である。
請求項2に記載の発明によれば、横材と、横材を支える両隣のまくら木との間には、緩衝材が配置されているので、横材を支える両隣のまくら木との間の振動を低減させることができる。
請求項3に記載の発明は、緩衝材は横材を支えるまくら木に接着されていることを特徴とする請求項2に記載のまくら木の設置構造である。
請求項3に記載の発明によれば、緩衝材は横材を支えるまくら木に接着されているので、緩衝材と横材を支えるまくら木との間の摩擦を防止し、このまくら木の摩耗を防ぐことができる。
請求項4に記載の発明は、横材と継ぎ目まくら木との間には高さ調整材が配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のまくら木の設置構造である。
請求項4に記載の発明によれば、横材と継ぎ目まくら木との間には高さ調整材が配置されているので、横材と、横材を支える両隣のまくら木との位置関係を容易に合わせることができる。
請求項5に記載の発明は、高さ調整材は、継ぎ目まくら木の上面側に位置して横材と継ぎ目まくら木との間に挟まれる部分と、継ぎ目まくら木の木口面側、底面側及び側面側に位置する少なくともいずれか一ヵ所の部分とを有する部材であることを特徴とする請求項4に記載のまくら木の設置構造である。
請求項5に記載の発明によれば、高さ調整材は、継ぎ目まくら木の上面側に位置して横材と継ぎ目まくら木との間に挟まれる部分と、継ぎ目まくら木の木口面側、底面側及び側面側に位置する少なくともいずれか一ヵ所の部分とを有するので、高さ調整材によって継ぎ目まくら木を覆って摩耗を低減させることができる。
請求項6に記載の発明は、横材に固定されたまくら木支持部材が設けられており、前記まくら木支持部材に継ぎ目まくら木が載せられて支持されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のまくら木の設置構造である。
請求項6に記載の発明によれば、横材に固定されたまくら木支持部材が設けられており、前記まくら木支持部材に継ぎ目まくら木が載せられて支持されているので、継ぎ目まくら木の下向きに働く力をまくら木支持部材によって支えることにより、継ぎ目まくら木をより確実に支持することができる。
また、継ぎ目まくら木は、
木製、繊維強化発泡樹脂製、コンクリート製及び鉄製のいずれかであってもよい(請求項7)。
本発明のまくら木設置構造によれば、設置しやすく、あおり現象をより有効に低減することができる。
以下さらに本発明の具体的実施例について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態におけるまくら木設置構造を示した斜視図である。図2は、本発明のまくら木設置構造を設置する前の状態を示した斜視図である。図3は、本発明の第1の実施形態におけるまくら木設置構造を示した正面図である。図4は、図3に示すまくら木設置構造のA−A断面図である。図5は、図3に示すまくら木設置構造のB−B断面図である。図6は、本発明の第1の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部分解斜視図である。図8は、本発明の第2の実施形態におけるまくら木設置構造を示した斜視図である。図9(a)は、高さ調整材の変形例と継ぎ目まくら木とを示した斜視図であり、図9(b)は(a)に示す高さ調整材の変形例を反対側から見た斜視図である。
本発明の第1の実施形態におけるまくら木設置構造1は、図1に示されるように、レール82の継ぎ目部80に設置されるものであり、継ぎ目まくら木81はレール82の継ぎ目部80の真下に1ヵ所配置されている支え継ぎである。そして、他の場所には他のまくら木85が配置している。
継ぎ目まくら木81は、木まくら木や合成まくら木と呼ばれる樹脂で成形したものを用いることができる。本実施形態の継ぎ目まくら木81は、長繊維強化したポリウレタン発泡樹脂を用いた合成まくら木が用いられている。また、形状は四角柱状の長尺状である。
また、他のまくら木85は、コンクリート製のPCまくら木、木まくら木、合成まくら木など、様々なものを用いることができ、既設のものに対応させることができる。本実施形態の他のまくら木85はPCまくら木が用いられている。
継ぎ目まくら木81の上側にはレール82が配置されて、継ぎ目まくら木81にレール82が固定されているが、具体的には、図4に示されるように、継ぎ目まくら木81上に設けられたタイプレート86にレール82が固定されている。そのため、継ぎ目まくら木81の上面の位置と、レール82の下面の位置には、タイプレート86の厚みH2の分だけ差がある。
他のまくら木85は、図2、図5に示されるように、通常用いられるPCまくら木と同様に、端部付近が他の部分に比べて上下方向の厚みが大きく、段差H1を有している。また、図5に示されるように、他のまくら木85の場合にはレール82との固定はタイプレートなどが用いられず直接固定される。そして、他のまくら木85は上面の幅が下面の幅よりも小さい、断面台形状である。なお、図2は、まくら木設置構造1を設置する前の状態を図示したものである。
また、他のまくら木85の内部には、図示しない鉄筋が配置されている。
継ぎ目まくら木81や他のまくら木85は、通常のものと同様に、バラスト上に配置されているが、バラストの図示を省略している。また、レール82との締結手段の詳細な構造についても図示を省略している。
継ぎ目まくら木81は、図1、図3〜図6に示されるように、横材10が固定されている。横材10は長尺状の鋼材であり、具体的には、L字状のアングルが用いられ、垂直部17、水平部18を有している。なお、横材10として、他の形状の鋼材、例えば溝型鋼、平鋼のものを用いても良く、また、鋼材以外の繊維強化樹脂などを用いることができる。
そして、横材10の長尺方向は、継ぎ目まくら木81の長尺方向に垂直である。そのため、横材10の長尺方向はレール82の方向に沿うように、レール82に対して平行となるような位置関係となる。また、横材10は継ぎ目まくら木81の両端部付近の2ヵ所に固定され、レール82の軌間の両方の外側に2ヵ所配置されている。
横材10の長さは、継ぎ目まくら木81の両隣の他のまくら木85同士の間隔よりもやや長いものが使用されている。そして、横材10が配置されると、継ぎ目まくら木81の両隣の他のまくら木85によって、横材10が支えられた状態となる。
図6に示されるように、横材10は、継ぎ目まくら木81の上側に位置しており、また、継ぎ目まくら木81と横材10との間には高さ調整材12が配置されている。そして、継ぎ目まくら木81及び横材10により高さ調整材12を挟んでいる。高さ調整材12は、貫通孔12aを有する角板状であり、他のまくら木85との位置関係などにより厚みを変えたものが使用される。
高さ調整材12の材質は、継ぎ目まくら木81と同じ材質のものを用いることができるが、他の材質のものを用いることができ、例えば、硬質プラスチックやFRPなどを用いることができる。また、まくら木設置構造1の設置の際に、高さ調整材12と継ぎ目まくら木81とを接着する方法を採用した場合には、高さ調整材12は継ぎ目まくら木81と接着しやすい材質が望ましい。
まくら木設置構造1の横材10と継ぎ目まくら木81との固定は、図3〜図6に示されるような構造が用いられている。
横材10の中央付近に上下方向に貫通し、レール82方向に配列する2ヵ所の貫通孔10aが設けられている。また、高さ調整材12の貫通孔12aも2カ所設けられており、貫通孔12aの位置は貫通孔10aの位置に対応している。さらに、継ぎ目まくら木81には、2ヵ所のねじ孔20が設けられており、2本のボルト15を用いて固定する。具体的には、貫通孔10a及び貫通孔12aにボルト15を挿入した状態で、ボルト15とねじ孔20とを螺合する。
なお、横材10の貫通孔10aや、高さ調整材12の貫通孔12aや、ねじ孔20は、あらかじめ形成したものを現場に搬入してもよく、また、現場で形成しても良い。
また、横材10と継ぎ目まくら木81との固定は、他の構造を用いてもよく、例えば、継ぎ目まくら木81に貫通孔を形成して、この貫通孔、横材10の貫通孔10a及び高さ調整材12の貫通孔12aにボルト15を挿入して、ナットを用いて固定することができる。
また、図1、図5、図6に示されるように、まくら木設置構造1には緩衝材11が設けられている。緩衝材11はゴム製の板であり、横材10の端部付近の下側であって、継ぎ目まくら木81の両隣の他のまくら木85の長尺方向の端部の上側に位置しており、横材10と上記他のまくら木85との間に挟まれている。そして、緩衝材11は横材10からの振動を低減する。
この緩衝材11は、より振動を吸収し、他のまくら木85の接触部分の摩耗を低減させるものが望ましく、ゴム材料を用いることができる。具体例としては、クロロプレンゴム(CR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)の材質であって、硬さ(JIS A)が30度〜90度程度のものである。また、厚みは、3mm〜10mmのものが用いられる。本実施形態の緩衝材11は、硬さが70度〜80度、厚みが5mm〜6mmのものが用いられている。このような材質ものを用いることにより、衝撃吸収性、耐摩耗性がよく、荷重に対する変形を小さくすることができる。なお、緩衝材11の材質や厚みは、使用条件に応じて適宜選択される。
緩衝材11は、横材10と他のまくら木85との間に挟まれているが、緩衝材11を他のまくら木85側に接着しておくことが望ましい。そして、かかる場合には、緩衝材11と他のまくら木85との摩擦を防ぐことができ、他のまくら木85の摩耗を防止することができる。
まくら木設置構造1の設置は、継ぎ目まくら木81及び他のまくら木85が設置されている状態で、横材12を後から固定して行うことができる。具体的には、継ぎ目まくら木81の端部付近に高さ調整材12を載せ、継ぎ目まくら木81の両隣の他のまくら木85の長尺方向の端部の上側に緩衝材11を載せ、これらの上に横材10を載せて、横材10を継ぎ目まくら木81の両隣の他のまくら木85によって支えるようにする。
そして、ボルト15を、貫通孔10a及び貫通孔12aにボルト15を挿入し、ボルト15を締めて、ねじ孔20とを螺合する。
このようにして、ボルト15を締めると、横材10と継ぎ目まくら木81との間の高さ調整材12が挟まれ、また、横材10と他のまくら木85との間に緩衝材11が挟まれて密着する。
このようにして、まくら木設置構造1を設置することができる。まくら木設置構造1では、継ぎ目まくら木81の両隣の他のまくら木85によって横材10を支え、継ぎ目まくら木81が下向きの力を受けた場合にも、横材10により継ぎ目まくら木81の変形や下向きの変位を低減させることができる。
本実施形態のまくら木設置構造1では、継ぎ目まくら木81では厚みH2のタイプレート86が使用され、他のまくら木85はPCまくら木が用いられて端部付近が段差H1の分だけ高くなっている。そのため、継ぎ目まくら木81の高さ方向の位置は、他のまくら木85の高さ方向の位置よりも、段差H1と厚みH2との合計の分だけ低くなっている。そして、この差を高さ調整材12によって調整するので、横材10を無理なく支持することができる。
また、本実施形態のまくら木設置構造1では、他のまくら木85と横材10との間に緩衝材11が挟まれているので、レール82からの振動などを伝達させにくく、バラストの細粒化を防ぐことができる。また、他のまくら木85と横材10との固定が不要であるので、他のまくら木85に穿孔などをする必要が無く、PCまくら木の鉄筋などとの位置が干渉するようなことがない。
上記したまくら木設置構造1では、横材10と継ぎ目まくら木81との固定は、継ぎ目まくら木81に設けたねじ孔20を用いたが、他の方法を採用することができ、例えば、図7に示されるような、まくら木支持部材49を用いたまくら木設置構造1aを採用することができる。
まくら木支持部材49は、平板に貫通孔49aが形成された部材であり、貫通孔49aの下側には、ナット49bが固定されている。そして、継ぎ目まくら木81には、上下方向に貫通する貫通孔20aが設けられており、ボルト15を、横材10の貫通孔10a、高さ調整材12の貫通孔12a、継ぎ目まくら木81の貫通孔20aに挿通し、まくら木支持部材49の固定されたナット49bと螺合する。
この方法では、ボルト15の緩みが発生しているかどうかを、上側からボルト15が緩んでいるかを確認すればよく、管理しやすい。
なお、まくら木設置構造1aにおける横材10の垂直部17と水平部18の位置関係は、水平部18が内側(レール82側)で、垂直部17が外側となっており、上記したまくら木設置構造1とは反対である。このように、横材10の垂直部17と水平部18の位置関係は、いずれの位置関係であってもよく、設置条件に応じて選択することができる。
次に、本発明の第2の実施形態におけるまくら木設置構造2について説明する。
まくら木設置構造2は、図8に示されており、継ぎ目まくら木81は、上記した第1の実施形態におけるまくら木設置構造1とは異なり、レール82の継ぎ目部80の真下ではなく、継ぎ目部80からずれた位置に、継ぎ目部80を挟むようにして2本設けられているかけ継ぎである。
そして、第2の実施形態におけるまくら木設置構造2においても、横材10、高さ調整材12、緩衝材11が用いられ、継ぎ目まくら木81の両隣の他のまくら木85により、横材10が支えられる構造となっている。
また、横材10と、2本の各継ぎ目まくら木81とは連結しており、他のまくら木85によって支えられた横材10によって2本の継ぎ目まくら木81の変形や下向きの変位を低減させることができる。
さらに、横材10によって、2本の継ぎ目まくら木81が連結することになり、継ぎ目まくら木81の剛性を高めることが可能となり、図29に示される従来技術のまくら木設置構造104に用いられている連結材110の代わりとすることができる。
なお、まくら木設置構造2の他の構造については、上記した第1の実施形態におけるまくら木設置構造1と同様な構造である。
また、図9に示されるように、まくら木設置構造1、2の高さ調整部材12の代わりに、高さ調整材22を用いることができる。高さ調整材22は、木口板35、底面板36、側面板37、38、上面板39を有する箱状のものであり、継ぎ目まくら木81の長尺方向の端部付近を覆うことができる。そして、高さ調整材22を取り付けると、木口板35、底面板36、側面板37、38、上面板39は、それぞれ、継ぎ目まくら木81の長尺方向の端部付近の、木口面25側、底面26側、側面27、28側、上面29側の外側に位置し、これらを覆うことができる。
上面板39は、高さ調整部材12と同様の構造であり、貫通孔12aを有している。そして、高さ調整材22を取り付けると、上面29の上側に上面板39が位置する。そして、上面板39の厚みにより、横材10の高さの位置を調整することができる。
また、高さ調整材22を取り付けると、木口板35、底面板36、側面板37、38は、ぞれぞれ、継ぎ目まくら木81の長尺方向の端部付近の、木口面25、底面26、側面27、28を覆う状態となる。そして、木口板35、底面板36、側面板37、38は、使用時には図示しないバラストと接触し、継ぎ目まくら木81の長尺方向の端部付近を保護することができる。
このように、高さ調整材22により、横材10の高さを調節しつつ、長尺方向の端部付近を保護することができる。なお、高さ調整材22では、上面板39、木口板35、底面板36、側面板37、38が設けられているが、木口板35、底面板36及び側面板37、38の少なくとも一ヵ所と、上面板39とが設けらればよい。
次に、本発明の第3の実施形態におけるまくら木設置構造3について説明する。
まくら木設置構造3は、図10に示されており、上記した第1の実施形態におけるまくら木設置構造1と同様に、横材10、高さ調整材12、緩衝材11などが設けられており、さらに、まくら木支持部材30が設けられている。
まくら木支持部材30は、図10に示されるように、板を曲げたような形状であり、「コ」字状の支持部31と、支持部31の両側に配置される2ヵ所の横材接続部32とが設けられている。
そして、支持部31は、継ぎ目まくら木81の底面26及び側面27、28の外側に位置するように配置され、底面26に対応する位置には貫通孔31aが形成される。さらに、貫通孔31の下側にはナット31bが溶接により固定されており、横材10、高さ調整材12、継ぎ目まくら木81を貫通するするように挿入されるボルト15とナット31bとが螺合することができる。
また、横材接続部32は、横材10と接続することができる部分であり、貫通孔32aが形成され、貫通孔32aの下側にはナット32bが固定されている。そして、横材10に設けた貫通孔10aに挿通されたボルト15aとナット32bとが螺合することができる。
まくら木設置構造3においても、上記した第1の実施形態におけるまくら木設置構造1と同様に、継ぎ目まくら木81の両隣の他のまくら木85によって横材10を支え、継ぎ目まくら木81が下向きの力を受けた場合にも、横材10により継ぎ目まくら木81の変形や下向きの変位を低減させることができる。
また、継ぎ目まくら木81の下向きに働く力を、ボルト15だけでなく、まくら木支持部材30によっても支えることができるので、継ぎ目まくら木81をより確実に支持することができる。
さらに、まくら木支持部材30では、「コ」字状の支持部が、継ぎ目まくら木81の底面26側、側面27、28側の外側に位置し、これらを覆うことができるので、継ぎ目まくら木81の摩耗を防止することができる。
また、上記したまくら木支持部材30の代わりに、図11に示されるまくら木支持部材34を用いることができる。まくら木支持部材34は、上記したまくら木支持部材30に、木口板45を取り付けたものであり、まくら木支持部材34を用いた場合には、継ぎ目まくら木81の木口面25を覆うことができ、継ぎ目まくら木81の木口面25の摩耗を防止することができる。
第4の実施形態におけるまくら木設置構造4は、図12に示されており、上記した第3の実施形態におけるまくら木設置構造3と同様に、横材10、緩衝材11が設けられているが、高さ調整材12は設けられていない。また、まくら木設置構造4に使用されるまくら木支持部材46の構造は、第3の実施形態におけるまくら木設置構造3のまくら木支持部材30に、上面板50を取り付けたものである。
まくら木支持部材46の上面板50は、「コ」字状の支持部31に取り付けられており、上面板50と支持部30とによって、長方形状に囲まれた空間51が形成されている。この空間51は、継ぎ目まくら木81を挿入することができる。継ぎ目まくら木81を挿入すると、上面板50は継ぎ目まくら木81の上面29の外側に位置する。また、上面板50には、貫通孔50aが設けられている。
まくら木設置構造4を用いた場合、まくら木支持部材46に継ぎ目まくら木81を挿入して、まくら木支持部材46と継ぎ目まくら木81とが一体化し、また、横材10とまくら木支持部材46とがボルト15aによって固定されるので、継ぎ目まくら木81を所定の高さで支持することができる。
さらに、上記したまくら木支持部材46の代わりに、図13に示されるまくら木支持部材47を用いることができる。まくら木支持部材47は、上記したまくら木支持部材46に、木口板45を取り付けたものであり、まくら木支持部材47を用いた場合には、継ぎ目まくら木81の木口面25を覆うことができ、継ぎ目まくら木81の木口面25の摩耗を防止することができる。
第5の実施形態におけるまくら木設置構造5は、図14、図15に示されており、上記した第3の実施形態におけるまくら木設置構造3と同様に、横材10、緩衝材11、高さ調整材12が設けられている。そして、まくら木設置構造5に使用されるまくら木支持部材53の構造は、第3の実施形態におけるまくら木設置構造3のまくら木支持部材30とは異なるものである。
まくら木支持部材53は、L字状の板状の部材であり、水平部54と垂直部55とが設けられている。水平部54は、継ぎ目まくら木81が載せられる部分であり、貫通孔54aが設けられている。貫通孔54aの下側にはナット54bが溶接により固定されており、横材10、高さ調整材12を貫通するするように挿入されるボルト15とナット54bとが螺合することができる。
垂直部55には、貫通孔55aが設けられている。そして、横材10に設けられた貫通孔10bと、貫通孔55aにボルト15bを挿入して、図示しないナットと螺合して、横材10とまくら木支持部材53とを連結することができる。
まくら木設置構造5においても、上記した第1の実施形態におけるまくら木設置構造1と同様に、継ぎ目まくら木81の両隣の他のまくら木85によって横材10を支え、継ぎ目まくら木81が下向きの力を受けた場合にも、横材10により継ぎ目まくら木81の変形や下向きの変位を低減させることができる。
また、図15に示されるように、継ぎ目まくら木81の下向きに働く力を、ボルト15だけでなく、まくら木支持部材53によっても支えることができるので、継ぎ目まくら木81をより確実に支持することができる。
さらに、図16、図17に示す第6の実施形態におけるまくら木設置構造6を採用することができる。まくら木設置構造6は、上記した第3の実施形態におけるまくら木設置構造3と同様に、横材10、緩衝材11が設けられている。そして、まくら木設置構造6に使用されるまくら木支持部材57の構造は、第3の実施形態におけるまくら木設置構造3のまくら木支持部材30とは異なるものであり、さらに、まくら木押さえ部材60が設けられている。
まくら木支持部材57は、L字状の板状の部材であり、水平部54と垂直部55とが設けられている。また、まくら木押さえ部材60は、L字状のアングルであり、水平部64と垂直部65が設けられ、水平部64には貫通孔60aが設けられ、垂直部65には貫通孔60bが設けられている。そして、まくら木支持部材57及びまくら木押さえ部材60の幅は、継ぎ目まくら木81の幅よりも大きい。
まくら木支持部材57の水平部54は、継ぎ目まくら木81が載せられる部分であり、貫通孔54aが設けられている。貫通孔54aの下側にはナット54bが溶接により固定されており、まくら木押さえ部材60の貫通孔60a、及び、継ぎ目まくら木81の貫通孔20aとにボルト15を挿入し、ボルト15とナット54bとが螺合する。
垂直部55には、貫通孔55a及び貫通孔55bが設けられている。そして、貫通孔55aを用いて、まくら木支持部材57と横材10とを連結し、貫通孔55bを用いて、まくら木支持部材57とまくら木押さえ部材60とを連結する。
具体的には、垂直部55の貫通孔55aと、横材10に設けられた貫通孔10bと、貫通孔55aとにボルト15bを挿入して、図示しないナットと螺合して、横材10とまくら木支持部材53とを連結する。また、垂直部55の貫通孔55bと、まくら木押さえ部材60の貫通孔60bとにボルト15bを挿入して、図示しないナットと螺合して、まくら木押さえ部材60とまくら木支持部材57とを連結する。
まくら木設置構造6では、図17に示すように、まくら木支持部材57の水平部54に載せられた継ぎ目まくら木81を、まくら木押さえ部材60の水平部64によって上から押さえられている。そのため、上記した高さ調整材12を用いずに、継ぎ目まくら木81を所定の高さで支持することができる。
また、まくら木設置構造6では、まくら木押さえ部材60の水平部64を垂直部65よりも上側にした状態で固定しているが、図18に示される第7の実施形態におけるまくら木設置構造7のように、まくら木押さえ部材60の水平部64を垂直部65よりも下側にした状態で固定することもできる。
この場合には、横材10と、まくら木押さえ部材60と、まくら木支持部材57とをボルト15bによって固定される。
さらに、図19、図20に示される第8の実施形態におけるまくら木設置構造8を採用することができる。まくら木設置構造8は、まくら木支持部材61が用いられており、このまくら木支持部材61は、まくら木設置構造6に用いられるまくら木支持部材57に水平部62を取り付けたような構造となっている。また、水平部62には、貫通孔62aが設けられている。
そして、まくら木支持部材61の上側の水平部62と、下側の水平部54との間に、継ぎ目まくら木81を配置して使用される。そのため、まくら木設置構造6、7とは異なり、まくら木押さえ部材60を使用することなく、継ぎ目まくら木81を保持することができる。
なお、他の構造は、まくら木設置構造6と同様の構造である。
まくら木設置構造3、4、5、6、7、8では、まくら木支持部材30、34、46、47、53、57が用いられているので、万が一、ボルト15が緩んでも継ぎ目まくら木81が支持される。
また、まくら木設置構造3、4、5、6、7、8では、ナット31b、32b、54bが固定されているので、ボルト15の緩みが発生しているかどうかを、上側からボルト15が緩んでいるかを確認すればよく、管理しやすい。
上記したまくら木設置構造1、1a、2、3、4、5、6、7、8では、継ぎ目まくら木81にネジ孔20や貫通孔20aに設けたものであったが、継ぎ目まくら木81がPCまくら木が用いられる場合には、鉄筋が用いられているので、かかる孔を形成しない方が望ましい。そこで、以下に示す本発明の第9〜第12の実施形態におけるまくら木設置構造66、67、68、69、70を採用することができる。
なお、まくら木設置構造66、67、68、69、70の継ぎ目まくら木81及び他のまくら木85はPCまくら木であるが、他の材質ものを用いても良い。
第9の実施形態におけるまくら木設置構造66は、図21に示されており、まくら木支持部材71が設けられている。
まくら木支持部材71は、「コ」字状に曲げた板状である本体部71aと、本体部71aの内側に配置される緩衝材72と、本体部71aに取り付けられた雄ねじ部73とが設けられている。そして、雄ねじ部73を横材10の貫通孔10aに挿入して、ナット24で固定し、まくら木支持部材71と横材10とが連結される。また、継ぎ目まくら木81の上面29には、他のまくら木85と同様に、緩衝材11aが接着されて貼り付けられている。
なお、緩衝材11a、72は、上記した緩衝材11と同じ材質のものを用いることができる。
また、継ぎ目まくら木81は、まくら木支持部材71の「コ」字状の内側に配置されて、まくら木支持部材71に載せられた状態とする。そして、まくら木支持部材71の周り(底面26、側面27、28、上面29の外側)は、緩衝材72や緩衝材11aが配置しているので、継ぎ目まくら木81が傷付きにくい。
なお、まくら木支持部材71の製作は、羽子板ボルトを「コ」字状に曲げて行うことができる。
第10の実施形態におけるまくら木設置構造67は、図22に示されており、まくら木支持部材74が設けられ、2本のボルト15によって、まくら木支持部材74と横材10とが連結される。
まくら木支持部材74は、凹部75を有する平板状である本体部74aと、凹部75に配置される緩衝材72とが設けられている。そして、本体部74aには、貫通孔74bが形成され、貫通孔74bの下側にナット74cが固定されている。
そして、2本のボルト15を横材10の貫通孔10aに挿入して、さらに、貫通孔74bに挿入してナット74cと螺合して固定する。
また、第11〜第13の実施形態におけるまくら木設置構造68、69、70は、図23〜図25に示されており、第9に示されるまくら木設置構造66と同様に、「コ」字状の部分を有するまくら木支持部材76、78、90を横材10に連結するものであり、「コ」字状の部分の内側に継ぎ目まくら木81を配置して支えるものである。
第11の実施形態におけるまくら木設置構造68は、図23に示されており、まくら木支持部材76が設けられている。
まくら木支持部材76は、第9の実施形態のまくら木設置構造66のまくら木支持部材71に平板77を取り付けたものである。そして、平板77には貫通孔77aが形成されており、貫通孔77aの位置は横材10の貫通孔10bに合わせられている。なお、まくら木支持部材76の他の構造は、まくら木支持部材71と同様の構造である。
そして、まくら木支持部材76と横材10の連結は、雄ねじ部73と貫通孔10aによるものでなく、平板77の貫通孔77aと横材10の貫通孔10bとにボルト15bを挿通して行うので、連結をより強固にすることができる。
第12の実施形態におけるまくら木設置構造69は、図24に示されており、まくら木支持部材78が設けられている。
まくら木支持部材78は、3種類のL字状のアングル材を溶接などにより固定して形成される本体部78aと、緩衝材72により構成される。2本の第1アングル78aは、それぞれ縦向きに配置され、横向きに配置された第2アングル78bによって連結される。また、第3アングル78cは、各第1アングル78aに取り付けられている。
2本の第1アングル78aにはそれぞれ貫通孔79aが設けられ、貫通孔79aの位置は横材10の貫通孔10aに合わせられている。また、2本の第3アングル78cにはそれぞれ貫通孔79bが設けられ、貫通孔79bの位置は横材10の貫通孔10aに合わせられており、さらに、貫通孔79bの下側にはナット79cが固定されている。
そして、まくら木支持部材78の上に継ぎ目まくら木81を載せた状態で、まくら木支持部材78と横材10を連結する。具体的には、ボルト15を横材10の貫通孔10aと第3アングル78cの貫通孔79bとに挿入してナット79cと螺合し、また、ボルト15bを横材10の貫通孔10bと第1アングル78aの貫通孔79aとに挿入してナット24と螺合して、まくら木支持部材78と横材10を連結する。
なお、緩衝材72が設けられているので、継ぎ目まくら木81を傷付きにくくすることができる。
第13の実施形態におけるまくら木設置構造70は、図25に示されており、まくら木支持部材90が設けられている。
そして、まくら木支持部材90は、第12の実施形態におけるまくら木設置構造69に用いられるまくら木支持部材78の第2アングル78bの代わりに平板90aを用いて第1アングル78a同士を固定しているものである。
このように、まくら木設置構造66、67、68、69、70では、ボルト15、15bや雄ねじ部73とナット24、74c、79cとを用いて連結するので、連結を現場で容易に行うことが可能であり、ボルト15、15bの緩みが発生しているかどうかを確認して管理することができる。
上記のまくら木設置構造3、4、5、6、7、8、66、67、68、69、70では、継ぎ目まくら木81が1ヵ所である支え継ぎのものを示したが、かけ継ぎにも用いることができる。この場合には、横材10を、継ぎ目まくら木81同士の連結に用いることができ、より剛性を高めることができる。
本発明の第1の実施形態におけるまくら木設置構造を示した斜視図である。 本発明のまくら木設置構造を設置する前の状態を示した斜視図である。 本発明の第1の実施形態におけるまくら木設置構造を示した正面図である。 図3に示すまくら木設置構造のA−A断面図である。 図3に示すまくら木設置構造のB−B断面図である。 本発明の第1の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部分解斜視図である。 まくら木設置構造の変形例を示した一部分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態におけるまくら木設置構造を示した斜視図である。 (a)は、高さ調整材の変形例と継ぎ目まくら木とを示した斜視図であり、(b)は(a)に示す高さ調整材の変形例を反対側から見た斜視図である。 本発明の第3の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部分解斜視図である。 支持部材の変形例を示した斜視図である。 本発明の第4の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部分解斜視図である。 支持部材の変形例を示した斜視図である。 本発明の第5の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部分解斜視図である。 本発明の第5の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部断面図である。 本発明の第6の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部分解斜視図である。 本発明の第6の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部断面図である。 本発明の第7の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部断面図である。 本発明の第8の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部分解斜視図である。 本発明の第8の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部断面図である。 本発明の第9の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部分解斜視図である。 本発明の第10の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部分解斜視図である。 本発明の第11の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部分解斜視図である。 本発明の第12の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部分解斜視図である。 本発明の第13の実施形態におけるまくら木設置構造を示した一部分解斜視図である。 従来技術のまくら木設置構造を示した斜視図である。 従来技術のまくら木設置構造を示した斜視図である。 従来技術のまくら木設置構造を示した斜視図である。 従来技術のまくら木設置構造を示した斜視図である。
符号の説明
1、1a、2、3、4、5、6、7、8 まくら木設置構造
10 横材
11 緩衝材
12、22 高さ調整材
30、34、46、47、49、53、57、61 まくら木支持部材
71、74、76、78、90 まくら木支持部材
66、67、68、69、70 まくら木設置構造
80 継ぎ目部
81 継ぎ目まくら木
85 他のまくら木

Claims (7)

  1. レールの継ぎ目部分に設置されるまくら木の設置構造において、レールの継ぎ目の真下、又は、レールの継ぎ目の近傍に位置する継ぎ目まくら木を有し、前記継ぎ目まくら木は長尺方向がレール方向に延びる様に配置される横材と固定されており、横材は継ぎ目まくら木の両隣のまくら木によって支えられていることを特徴とするまくら木の設置構造。
  2. 横材と、横材を支える両隣のまくら木との間には、緩衝材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のまくら木の設置構造。
  3. 緩衝材は横材を支えるまくら木に接着されていることを特徴とする請求項2に記載のまくら木の設置構造。
  4. 横材と継ぎ目まくら木との間には高さ調整材が配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のまくら木の設置構造。
  5. 高さ調整材は、継ぎ目まくら木の上面側に位置して横材と継ぎ目まくら木との間に挟まれる部分と、継ぎ目まくら木の木口面側、底面側及び側面側に位置する少なくともいずれか一ヵ所の部分とを有する部材であることを特徴とする請求項4に記載のまくら木の設置構造。
  6. 横材に固定されたまくら木支持部材が設けられており、前記まくら木支持部材に継ぎ目まくら木が載せられて支持されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のまくら木の設置構造。
  7. 継ぎ目まくら木は、木製、繊維強化発泡樹脂製、コンクリート製及び鉄製のいずれかであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のまくら木の設置構造。
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