JP2007113210A - 横リブ複合床版 - Google Patents

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JP2007113210A
JP2007113210A JP2005303589A JP2005303589A JP2007113210A JP 2007113210 A JP2007113210 A JP 2007113210A JP 2005303589 A JP2005303589 A JP 2005303589A JP 2005303589 A JP2005303589 A JP 2005303589A JP 2007113210 A JP2007113210 A JP 2007113210A
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Yasumiki Yamamoto
泰幹 山本
Atsutaka Kawabata
篤敬 川畑
Masahiro Ezaki
正浩 江嵜
Tomoyuki Odaka
知之 小高
Akira Yakabe
彰 矢ヶ部
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NIPPON KYORYO KENSETSU KYOKAI
Metropolitan Expressway Co Ltd
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NIPPON KYORYO KENSETSU KYOKAI
Metropolitan Expressway Co Ltd
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Abstract

【課題】デッキプレートを死・活荷重に対する抵抗断面にすることができる複合床版を得る。
【解決手段】横リブ複合床版300は、主桁1と、主桁1に直交して接合された横桁2(溶接線W12)と、横桁2に支持された縦リブ3と、下面側が主桁1および縦リブ3に接合されたデッキプレート4(溶接線W14、W34)と、デッキプレート4の上面側に接合された橋軸に平行する上面横リブ7(溶接線W74)と、デッキプレート4の上面に設置されたコンクリート8と、コンクリート7の上面に設置された舗装5と、を有している。断面H字状の横桁2の上フランジ21と断面T字状の縦リブ3のフランジ31とが、ボルト23bおよびナット23nによって機械的に結合されている。また、コンクリート7には縦鉄筋91と横鉄筋92とが配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は横リブ複合床版、特に、道路橋の横リブ複合床版に関する。
図4および図5は従来の道路橋の合成床版の構造を模式的に示す、図4は斜視図、図5は部分正面図である。図4および図5において、道路橋の合成床版の構造(以下「合成床版の構造」と称す)900は下部構造と該下部構造に支持された上部工とから構成されている。下部構造は、矢印で示す橋軸に平行する主桁1と、主桁1に接合された横桁2(図中、接合部を溶接線W12にて示す)とからなっている。
上部工は、デッキプレート4と、デッキプレート4の上面に接合された上面横リブ7と、デッキプレート4の上面に設置されたコンクリート8と、コンクリート8の上面に設置された舗装5とからなり、コンクリート8内には橋軸に平行する方向に縦鉄筋81と橋軸に直交する方向に横鉄筋82とが配置されている。
そして、主桁1の上フランジ10にはずれ止め(スタッド)90が接合され、上フランジ10の上面にはハンチコンクリート80が設置され、ハンチコンクリート80上にデッキプレート4が載置されている。すなわち、ハンチコンクリート80は、ずれ止め90を介して主桁1の上フランジ10に接合されるものの、前記上部工はハンチコンクリート80に載置されるだけである(例えば、非特許文献1参照)。
土木学会発行「鋼構造物設計指針(平成9年度版)」、PART B、合成構造、73頁
しかしながら、非特許文献1に開示された発明は、前記上部工がハンチコンクリート80に載置されるだけであるため、合成床版全体で見た場合の各部材の役割としては、デッキプレート4は、橋梁の長手方向で部分的に一部の死荷重の抵抗断面に止まり、コンクリート8が活荷重に対する抵抗断面に算入されることになる。このため、主桁1の負担が増し、主桁1の鋼材量が増大するという問題があった。
本発明はかかる問題を解決するためになされたものであり、デッキプレートを橋梁の全長にわたって全ての死・活荷重に対する抵抗断面にすることができる合成床版の構造を得ることを目的としている。なお、本発明において、得られた合成床版の構造を「横リブ複合床版」と称している。
(1)本発明に係る横リブ複合床版は、橋軸に平行する主桁と、該主桁に接合された橋軸に直交する横桁と、該横桁に支持された縦桁と、下面側が前記縦桁に接合されたデッキプレートと、該デッキプレートの上面側に接合された橋軸に直交する上面横リブと、前記デッキプレートの上面に設置されたコンクリートと、該コンクリートの上面に設置された舗装と、を有することを特徴とする。
(2)また、前記デッキプレートが前記主桁に接合されることを特徴とする。
(3)また、前記横桁の上縁に沿って水平部分が形成され、前記縦桁の下縁に沿って水平部分が形成され、前記横桁の水平部分と前記縦桁の水平部分とが機械的に接合されることを特徴とする。
(4)また、前記横桁の水平部分と鉛直部分とに跨って補強リブが設置されることを特徴とする。
(5)また、前記横桁の鉛直部と前記縦桁の鉛直部分とが、連結部材を介して機械的に接合されることを特徴とする。
(6)さらに、前記デッキプレートの上面または前記上面横リブの一方または両方に突起あるいは貫通孔が設置され、該突起あるいは貫通孔が前記コンクリートとのずれを防止することを特徴とする。
本発明に係る横リブ複合床版は、デッキプレートの上面側に上面横リブが、下面側に縦桁がそれぞれ接合されるから、剛性が増し軽量化を図ることができる。また、かかる軽量化は主桁にかかる死荷重を軽減して主桁の鋼材量を減少する。また、デッキプレートの下面側に縦桁が接合され、該縦桁は横桁を介して主桁に接合されるから、デッキプレートと主桁とが力学的に連結されることになり、デッキプレートを橋梁の全長にわたって全ての死・活荷重に対する抵抗断面にすることができる。よって、主桁の負担が減って主桁の鋼材量が減少する。
また、デッキプレートを主桁に直接接合したり、デッキプレートの側縁部に耳縦桁を設置したり、縦リブに突起を設置したりすれば、前記効果は顕著になる。
図1および図2は本発明の実施形態に係る横リブ複合床版を模式的に示す、図1は斜視図、図2は部分正面図である。なお、背景技術(図4)と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。図1において、横リブ複合床版300は、矢印で示す橋軸に平行する主桁1と、主桁1に直交して主桁1に接合された横桁2(接合部を溶接線W12にて示す)と、横桁2に支持された縦桁3と、下面側が主桁1および縦桁3に接合されたデッキプレート4(接合部を溶接線W14および溶接線W34にて示す)と、デッキプレート4の上面側に接合された橋軸に直交する上面横リブ7(接合部を溶接線W74にて示す)と、デッキプレート4の上面に設置されたコンクリート8と、横桁2の上フランジ21とウエブ22とに跨って設置された補強リブ29(接合部を溶接線W91および溶接線W92にて示す)と、を有している。
図3は本発明の実施形態に係る横リブ複合床版における部分一部断面にして模式的に示す部分斜視図である。図3において、断面H字状の横桁2の上フランジ21(水平部分)に、断面T字状の縦桁3のフランジ31(水平部分)が当接し、横桁2の上フランジ21と縦桁3のフランジ31には、それぞれ図示しない貫通孔が形成され、該貫通孔を貫通してボルト23bが設置され、ナット23nによって締結されている。
また、コンクリート8には、橋軸に平行する縦鉄筋91と橋軸に直交する横鉄筋92(これらをまとめて「鉄筋9」と称する場合がある)が配置されている。
したがって、デッキプレート4に接合された上面横リブ7および縦桁3の剛性増大効果によって、コンクリート8の厚さが低減して軽量化が図られるため、主桁1の負担が減少してその鋼材量が減少する。また、デッキプレート4を死・活荷重に対する抵抗断面に算入することが可能になるため、主桁1の鋼材量はさらに減少する。よって、上部工の軽量化が促進されて製造コストは安価になる。
さらに、かかる軽量化により上部工の死荷重が減少するから、下部構造の負担が減少する。また、補強リブ29は縦桁3と略同一位相に配置され、縦桁3と横桁2との当接部分の応力集中を緩和している。
なお、以上は、主桁1の上縁がデッキプレート4の下面に接合(W14)されているが、主桁1とデッキプレート4とが離隔し、デッキプレート4が縦桁3のみに接合されてもよい。また、主桁1の構造、横桁2、縦桁3および上面横リブ7の断面形状は図示するものに限定するものではない。さらに、横桁2の梁せいは同一であるものに限定するものではなく、梁せいの高いものと低いものとが混在してもよい(このとき、たとえば、梁せいの高いものを「横梁」、低いものを「横桁」と称してもよい)。
また、コンクリート8に設置された鉄筋9の形態あるいは横桁2に設置された補強リブ29の形態は図示するものに限定するものではなく、かかる設置を省略してもよい。また、縦桁3が1本であるものを図示しているが、本発明はこれに限定するものではなく、2本以上であってもよい。
本発明によれば、死・活荷重に対する抵抗断面に算入される部位が増加するから、各種道路や各種橋梁に用いられる軽量かつ安価な横リブ複合床版として広く利用することができる。
本発明の実施形態に係る横リブ複合床版を模式的に示す斜視図。 本発明の実施形態に係る横リブ複合床版を模式的に示す部分正面図。 本発明の実施形態に係る横リブ複合床版を模式的に示す部分拡大図。 従来の道路橋の合成床版の構造を模式的に示す斜視図。 従来の道路橋の合成床版の構造を模式的に示す部分正面図。
符号の説明
1 主桁
2 横桁
3 縦桁
4 デッキプレート
5 舗装
7 上面横リブ
8 コンクリート
9 鉄筋
21 上フランジ(横桁)
22 ウエブ(横桁)
29 補強リブ(横桁)
31 フランジ(縦桁)
91 縦鉄筋
92 横鉄筋
23b ボルト
23n ナット
300 横リブ複合床版
W12 溶接線
W14 溶接線
W23 溶接線
W24 溶接線
W34 溶接線
W74 溶接線
W91 溶接線
W92 溶接線

Claims (6)

  1. 橋軸に平行する主桁と、
    該主桁に接合された橋軸に直交する横桁と、
    該横桁に支持された縦桁と、
    下面側が前記縦桁に接合されたデッキプレートと、
    該デッキプレートの上面側に接合された橋軸に直交する上面横リブと、
    前記デッキプレートの上面に設置されたコンクリートと、
    該コンクリートの上面に設置された舗装と、を有することを特徴とする横リブ複合床版。
  2. 前記デッキプレートが前記主桁に接合されることを特徴とする請求項1記載の横リブ複合床版。
  3. 前記横桁の上縁に沿って水平部分が形成され、前記縦桁の下縁に沿って水平部分が形成され、前記横桁の水平部分と前記縦桁の水平部分とが機械的に接合されることを特徴とする請求項1または2記載の横リブ複合床版。
  4. 前記横桁の水平部分と鉛直部分とに跨って補強リブが設置されることを特徴とする請求項3記載の横リブ複合床版。
  5. 前記横桁の鉛直部と前記縦桁の鉛直部分とが、連結部材を介して機械的に接合されることを特徴とする請求項1または2記載の横リブ複合床版。
  6. 前記デッキプレートの上面または前記上面横リブの一方または両方に突起が設置され、該突起が前記コンクリートとのずれを防止することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の横リブ複合床版。
JP2005303589A 2005-10-18 2005-10-18 横リブ複合床版 Withdrawn JP2007113210A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107938511A (zh) * 2017-10-18 2018-04-20 重庆大学 一种正交异性钢板‑混凝土组合桥面板及其施工方法

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