JP2007112302A - 排気管固定用支持ブラケット - Google Patents
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Abstract
【課題】 排気管固定用支持ブラケット1の材料及び重量を軽減できると同時に、排気管を安定した状態で固定支持できる排気管固定用支持ブラケット1の提供。
【解決手段】 一端側が排気管2に固定され、他端側が車体マウンティング3を介して車体側に固定される排気管固定用支持ブラケット1において、前記排気管固定用支持ブラケット1の一端側が、排気管2を貫通した状態で固定支持するため、排気管固定用支持ブラケット1の材料及び重量を軽減できると同時に、排気管2を安定した状態で固定支持できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 一端側が排気管2に固定され、他端側が車体マウンティング3を介して車体側に固定される排気管固定用支持ブラケット1において、前記排気管固定用支持ブラケット1の一端側が、排気管2を貫通した状態で固定支持するため、排気管固定用支持ブラケット1の材料及び重量を軽減できると同時に、排気管2を安定した状態で固定支持できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、排気管固定用支持ブラケットに関する。
従来、図7に示すように、排気管固定用支持ブラケット01は、その一端側が排気管02の外周面に沿った形状で溶接X01にて固定され、他端側が車体マウンティング03を介して車体側ブラケット04に固定されている(特許文献1参照)。
特開平8−282306号公報
しかしながら、従来の排気管固定用支持ブラケットでは、一端側が排気管の外周面に沿った形状であるため、材料及び重量が増加する上、排気管を安定した状態で固定支持できないという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、排気管固定用支持ブラケットの材料及び重量を軽減できる他、排気管を安定した状態で固定支持できる排気管固定用支持ブラケットを提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、一端側が排気管に固定され、他端側が車体マウンティングを介して車体側に固定される排気管固定用支持ブラケットにおいて、前記排気管固定用支持ブラケットの一端側が、排気管を貫通した状態で固定支持することを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、一端側が排気管に固定され、他端側が車体マウンティングを介して車体側に固定される排気管固定用支持ブラケットにおいて、前記排気管固定用支持ブラケットの一端側が、排気管を貫通した状態で固定支持するため、排気管固定用支持ブラケットの材料及び重量を軽減できると同時に、排気管を安定した状態で固定支持できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1の排気管固定用支持ブラケットを示す斜視図(排気管の一部は断面図)、図2は図1の矢視Aによる図(排気管は断面図)、図3は本実施例1の排気管固定用支持ブラケットが採用された排気系の一例を示す排気系統図である。
図1は本発明の実施例1の排気管固定用支持ブラケットを示す斜視図(排気管の一部は断面図)、図2は図1の矢視Aによる図(排気管は断面図)、図3は本実施例1の排気管固定用支持ブラケットが採用された排気系の一例を示す排気系統図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1、2に示すように、本実施例1の発明では、排気管固定用支持ブラケット1と、排気管2と、車体マウンティング3と、車体側ブラケット4(車体側に相当)が備えられている。
排気管2は、例えば、図3に示すようなエンジン11、触媒コンバータ12、サブマフラ13、メインマフラ14で構成される排気系の途中に設けられる排気管であり、金属製の円形断面を有している。
図1、2に示すように、本実施例1の発明では、排気管固定用支持ブラケット1と、排気管2と、車体マウンティング3と、車体側ブラケット4(車体側に相当)が備えられている。
排気管2は、例えば、図3に示すようなエンジン11、触媒コンバータ12、サブマフラ13、メインマフラ14で構成される排気系の途中に設けられる排気管であり、金属製の円形断面を有している。
排気管固定用支持ブラケット1は、金属製で円形断面を成して棒状に形成される他、その一端側は排気管2の外周上における中心Oを通る水平線と交わる位置に形成された貫通孔2a,2bを貫通した状態で該貫通部位が全周に亘って該排気管2の一部外周面と溶接X1,X2で固定されている。
また、排気管固定用支持ブラケット1の他端側は、ゴム等の弾性素材を材料として略小判形状に形成された車体マウンティング3の下方貫通孔3bを貫通した状態で係止される他、その先端部には車体マウンティング3との脱落を防ぐために拡径されたストッパ部5が形成されている。
車体側ブラケット4は金属製で円形断面に形成される他、そのブラケットの先端部には車体マウンティング3との脱落を防ぐために拡径されたストッパ部6が形成されている。
そして、車体マウンティング3の上方貫通孔3aには、車体側ブラケット4のストッパ部6が貫通した状態で係止され、これによって、排気管2及び排気管固定用支持ブラケット1は車体マウンティング3を介して車体側ブラケット4に固定支持されている。
その他、排気管固定用支持ブラケット1の略中央には、金属製で板状の遮熱板7が設けられている。なお、本実施例1では排気管固定用支持ブラケット1を遮熱板7の貫通孔7aを貫通させた状態で該貫通部位の全周を該遮熱板7と溶接X3することにより両者を固定しているが、この限りではない。
次に、作用を説明する。
このように構成された排気管固定用支持ブラケット1を車体側に組み付けるには、先ず、排気管固定用支持ブラケット1に遮熱板7を溶接X3で固定した後、その一端側を排気管2の貫通孔2aから貫通孔2bに貫通した状態とし、それぞれ溶接X1,X2で固定する。
このように構成された排気管固定用支持ブラケット1を車体側に組み付けるには、先ず、排気管固定用支持ブラケット1に遮熱板7を溶接X3で固定した後、その一端側を排気管2の貫通孔2aから貫通孔2bに貫通した状態とし、それぞれ溶接X1,X2で固定する。
この際、排気管固定用支持ブラケット1を排気管2に貫通させた状態にすることによって、両者を位置決めできるため、治具等を必要とせずに容易に溶接X1,X2を行うことができる。
また、溶接X1,X2のいずれか一方を行うと排気管固定用支持ブラケット1が排気管2に対して位置ずれする虞がなく、溶接X1,X2を適正に行える。
また、溶接X1,X2のいずれか一方を行うと排気管固定用支持ブラケット1が排気管2に対して位置ずれする虞がなく、溶接X1,X2を適正に行える。
従って、排気管固定用支持ブラケット1と排気管2との位置決めを行うための治具を必要とせず、溶接作業性を大幅に改善できる。
次に、排気管固定用支持ブラケット1のストッパ部5を車体マウンティング3の下方貫通孔3bに貫通させて係止すると共に、この状態で車体マウンティング3の上方貫通孔3aに車体側ブラケット4のストッパ部6を貫通させることにより、排気管2及び排気管固定用支持ブラケット1を車体マウンティング3を介して車体側ブラケット4に固定支持させる。
なお、車体マウンティング3は予め車体側ブラケット4側に装着しておいても良い。
なお、車体マウンティング3は予め車体側ブラケット4側に装着しておいても良い。
このように構成された排気管固定用支持ブラケット1は、車両走行中の排気系の振動に伴って振動するが、この際、図2に示す車体側との固定点P1から排気管2との固定点P2までの距離W1を従来の発明の距離(図7の一点鎖線の距離)に比べて短くでき、これにより、車体マウンティング3を介して車体側ブラケット4に伝達する振動周波数を高くしてこもり音の発生を防止できる。
また、従来の発明に比べて排気管固定用支持ブラケット1の全長を短くでき、これによって材料及び重量の軽減を図れる。
また、本実施例1の排気管固定用支持ブラケット1は、排気管2を左右両側から均等に安定した状態で固定支持できる。
さらに、本実施例1では遮熱板7を備えることにより、排気管2の熱気から車体マウンティング3を保護できると同時に、排気管2と車体マウンティング3との距離を短くでき、これによって、前述した車体側との固定点P1から排気管2との固定点P2までの距離W1を短くできる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の排気管固定用支持ブラケット1にあっては、一端側が排気管2に固定され、他端側が車体マウンティング3を介して車体側に固定される排気管固定用支持ブラケット1において、排気管固定用支持ブラケット1の一端側が、排気管2を貫通した状態で固定支持するため、排気管固定用支持ブラケット1の材料及び重量を軽減できると同時に、排気管2を安定した状態で固定支持できる。
以上、説明したように、本実施例1の排気管固定用支持ブラケット1にあっては、一端側が排気管2に固定され、他端側が車体マウンティング3を介して車体側に固定される排気管固定用支持ブラケット1において、排気管固定用支持ブラケット1の一端側が、排気管2を貫通した状態で固定支持するため、排気管固定用支持ブラケット1の材料及び重量を軽減できると同時に、排気管2を安定した状態で固定支持できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、排気管固定用支持ブラケット1、排気管2、車体マウンティング3、遮熱板7、車体側ブラケット4の素材や具体的な詳細な部位の形状は適宜設定できる。
例えば、排気管固定用支持ブラケット1、排気管2、車体マウンティング3、遮熱板7、車体側ブラケット4の素材や具体的な詳細な部位の形状は適宜設定できる。
また、図4に示すように、排気管2に高い支持剛性が要求される場合には、実施例1で説明した排気管固定用支持ブラケット1を排気管2の左右両側に配置して一体化した排気管固定用支持ブラケット20を採用することにより、排気管2をより安定した状態で固定支持することもできる。なお、この場合には予め排気管2への貫通を許容するために一方側のストッパ部5は別部材で代用するか着脱可能とする。
また、本実施例では、排気管固定用支持ブラケット1を円形断面としたが、これ以外にも排気ガスの流通抵抗の低減を目的として上下方向に偏平した楕円形断面(図5参照)や略水滴状(図6参照)に形成しても良い。
また、本実施例1では排気管固定用支持ブラケット1を排気管2に直接貫通させたが、排気管2が薄肉で溶接X1,X2による入熱が過大である場合には、貫通孔2a,2bにそれぞれボス部を溶接固定して該ボス部と排気管固定用支持ブラケット1を溶接または螺合して固定しても良い。
さらに、本実施例1では排気管固定用支持ブラケット1が排気管2を水平方向に貫通した状態で固定支持する場合について説明したが、排気管2を垂直方向に貫通した状態で固定支持するようにしても良く、この限りではない。ただし、排気系部材が主に上下方向に振動することを考慮すると排気管2を水平方向に貫通した状態で固定支持する方が好ましい。
O (排気管の)中心
X1、X2、X3 溶接
1 排気管固定用支持ブラケット
2 排気管
2a、2b 貫通孔
3 車体マウンティング
3a 上方貫通孔
3b 下方貫通孔
4 車体側ブラケット
5、6 ストッパ部
7 遮熱板
7a 貫通孔
11 エンジン
12 触媒コンバータ
13 サブマフラ
14 メインマフラ
X1、X2、X3 溶接
1 排気管固定用支持ブラケット
2 排気管
2a、2b 貫通孔
3 車体マウンティング
3a 上方貫通孔
3b 下方貫通孔
4 車体側ブラケット
5、6 ストッパ部
7 遮熱板
7a 貫通孔
11 エンジン
12 触媒コンバータ
13 サブマフラ
14 メインマフラ
Claims (1)
- 一端側が排気管に固定され、他端側が車体マウンティングを介して車体側に固定される排気管固定用支持ブラケットにおいて、
前記排気管固定用支持ブラケットの一端側が、排気管を貫通した状態で固定支持することを特徴とする排気管固定用支持ブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005305982A JP2007112302A (ja) | 2005-10-20 | 2005-10-20 | 排気管固定用支持ブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005305982A JP2007112302A (ja) | 2005-10-20 | 2005-10-20 | 排気管固定用支持ブラケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007112302A true JP2007112302A (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=38094881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005305982A Pending JP2007112302A (ja) | 2005-10-20 | 2005-10-20 | 排気管固定用支持ブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007112302A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010062335A1 (de) * | 2010-12-02 | 2012-06-06 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG | Fahrzeugbauteil |
-
2005
- 2005-10-20 JP JP2005305982A patent/JP2007112302A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010062335A1 (de) * | 2010-12-02 | 2012-06-06 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG | Fahrzeugbauteil |
US9249713B2 (en) | 2010-12-02 | 2016-02-02 | Eberspaecher Exhaust Technology Gmbh & Co. Kg | Vehicle component |
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