JP2007112199A - 無線操縦飛行機 - Google Patents

無線操縦飛行機 Download PDF

Info

Publication number
JP2007112199A
JP2007112199A JP2005303042A JP2005303042A JP2007112199A JP 2007112199 A JP2007112199 A JP 2007112199A JP 2005303042 A JP2005303042 A JP 2005303042A JP 2005303042 A JP2005303042 A JP 2005303042A JP 2007112199 A JP2007112199 A JP 2007112199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wing
flying object
flying
main wing
radio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005303042A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Miyake
治 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2005303042A priority Critical patent/JP2007112199A/ja
Publication of JP2007112199A publication Critical patent/JP2007112199A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】駆動部の容量を小さくすることができ、無線操縦飛行機を小型化することができるようにする。
【解決手段】飛行体11と、飛行体11と通信部を介して接続された飛行体11を飛行させる地上コントローラ12とを有する。飛行体11は、胴部14、胴部14に配設された駆動部、駆動部を駆動することによって推進力を発生させる推進装置、相対的に移動自在に配設された複数の翼体38、39から成る主翼25、各翼体38、39の相対的な位置を変更して、主翼25の実質的な面積を変更するための開閉機構43、及び被搬送物を選択的に保持し、落下させるための落下装置64を備える。主翼25の実質的な面積を変更することによって、飛行速度を変更することができるので、推進装置を回転させるための駆動部の容量を小さくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線操縦飛行機に関するものである。
従来、無線で操縦され、推進プロペラによって推進力を発生させ、カイト翼によって揚力を発生させて飛行する無線操縦飛行機においては、頭部と垂直尾翼とを胴部によって連結し、該胴部の上方にカイト翼を取り付け、カイト翼と胴部との間に推進プロペラを配設するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−33772号公報
しかしながら、前記従来の無線操縦飛行機においては、飛行中に飛行速度を高くしようとすると、例えば、フラップを上下させたり、推進プロペラの回転速度を変更したりすることが考えられるが、フラップを上下させると揚力が変化してしまうので、推進プロペラの回転速度を変更するのが好ましい。
ところが、推進プロペラの回転速度を変更する場合、推進プロペラを回転させるための駆動部としてのモータの容量を大きくする必要があり、その結果、無線操縦飛行機が大型化してしまう。そして、例えば、該無線操縦飛行機を使用して被搬送物を搬送する場合、被搬送物を収容する空間を確保することが困難になってしまう。
本発明は、前記従来の無線操縦飛行機の問題点を解決して、駆動部の容量を小さくすることができ、小型化することができる無線操縦飛行機を提供することを目的とする。
そのために、本発明の無線操縦飛行機においては、飛行体と、該飛行体と通信部を介して接続され、操作者の操作によって前記飛行体を飛行させる地上コントローラとを有する。
そして、前記飛行体は、胴部、該胴部に配設された駆動部、該駆動部を駆動することによって推進力を発生させる推進装置、相対的に移動自在に配設された複数の翼体から成る主翼、前記各翼体の相対的な位置を変更して、主翼の実質的な面積を変更するための開閉機構、及び被搬送物を選択的に保持し、落下させるための落下装置を備える。
本発明の他の無線操縦飛行機においては、さらに、前記飛行体は、現在地を検出する現在地検出部、及び現在地に従って、あらかじめ設定された飛行経路に沿って飛行体を飛行させる飛行処理手段を備える。
本発明の更に他の無線操縦飛行機においては、さらに、前記飛行体は、あらかじめ設定された落下地点で被搬送物を落下させる落下処理手段を備える。
本発明の更に他の無線操縦飛行機においては、さらに、前記飛行体は、前記主翼と胴部との間に副翼を備える。
本発明によれば、無線操縦飛行機においては、飛行体と、該飛行体と通信部を介して接続され、操作者の操作によって前記飛行体を飛行させる地上コントローラとを有する。
そして、前記飛行体は、胴部、該胴部に配設された駆動部、該駆動部を駆動することによって推進力を発生させる推進装置、相対的に移動自在に配設された複数の翼体から成る主翼、前記各翼体の相対的な位置を変更して、主翼の実質的な面積を変更するための開閉機構、及び被搬送物を選択的に保持し、落下させるための落下装置を備える。
この場合、主翼の実質的な面積を変更することによって、飛行速度を変更することができるので、推進装置を回転させるための駆動部の容量を小さくすることができる。したがって、無線操縦飛行機を小型化することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における飛行体の斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態における開閉機構の概念図、図3は本発明の第1の実施の形態における落下装置の概念図、図4は本発明の第1の実施の形態における無線操縦飛行機の制御ブロック図、図5は本発明の第1の実施の形態における地上コントローラを示す図である。
図において、11は飛行体、12は操作者の操作によって、前記飛行体を無線で操縦して飛行させるための地上コントローラであり、飛行体11及び地上コントローラ12は、通信部71、77を介して接続され、無線操縦飛行機を構成する。
前記飛行体11において、14は胴部、15、16は該胴部14の中央より前方(図1において左方)側に回転自在に配設された一対の前輪、17は前記胴部14の後端(図1において右端)の近傍に回転自在に配設された後輪、21は前記胴部14上に取り付けられた推進用の駆動部としてのエンジン、22は、該エンジン21より後方(図1において右方)に配設され、エンジン21と連結され、エンジン21を駆動することによって推進力を発生させる推進装置としての推進プロペラである。前記胴部14の筐(きょう)体は、炭素繊維強化樹脂等のカーボン樹脂を使用した成形品から成る。
前記エンジン21は、燃料としてのメタノール、起爆剤としてのニトロメタン、潤滑剤としてのオイル等のほかに所定の添加剤を含む合成油を燃焼させることによって、駆動される。また、前記推進プロペラ22は、前記胴部14に取り付けられた環状のフード23、及び該フード23内において回転自在に配設され、前記エンジン21のクランクシャフトに取り付けられたプロペラ本体24を備える。
本実施の形態においては、推進用の駆動部としてエンジン21が使用されるようになっているが、該エンジン21に代えてモータを使用することができる。その場合、モータの出力軸に前記プロペラ本体24が取り付けられる。また、本実施の形態においては、燃料として、合成油を使用するようになっているが、合成油に代えてガソリン等を使用することができる。
25は、前記胴部14、エンジン21及び推進プロペラ22の上方に配設され、ほぼ三角形の形状を有する第1の翼としての主翼、26、27は、胴部14の中央部の上端で、かつ、エンジン21の下端から左右に突出させて形成され、矩(く)形の形状を有する第2の翼としての一対の副翼、31は胴部14の後端から上方に向けて突出させて形成された垂直尾翼、32は該垂直尾翼31の下端において、左右に突出させて形成された一対の水平尾翼(図1においては、二つの水平尾翼32のうちの一つだけが示される。)である。前記副翼26、27には、低速時に揚力を大きくしたり、飛行速度を変更したりするための図示されないフラップ、飛行体11を左右に傾けるための図示されないエルロン(補助翼)が配設される。
前記垂直尾翼31は、胴部14に対して固定された固定翼部34、及び該固定翼部34の後端に形成されたヒンジ部によって揺動自在に配設された可動翼部としてのラダー35を備える。該ラダー35を回動させるために、尾翼作動用の駆動部としてのモータM1が配設され、該モータM1を駆動してラダー35を回動させることによって、飛行体11を左右方向に旋回させることができる。なお、本実施の形態において、水平尾翼32は、垂直尾翼31の下端において、左右に突出させて形成されるが、垂直尾翼31の上端において、左右に突出させて形成することができる。
また、前記主翼25は、三角形の形状を有する複数の、本実施の形態においては、一対の翼体38、39を備え、各翼体38、39は、頂点部分に配設されたヒンジから成る連結部41によって、相対的に移動自在に、すなわち、互いに揺動自在に連結される。そして、各翼体38、39間に、翼体38、39の相対的な位置を変更するための開閉機構43が配設され、該開閉機構43を作動させ、各翼体38、39を、図2に示される矢印方向に回動させることによって開閉し、各翼体38、39の重なり度を変更することができる。そのために、前記開閉機構43は、翼体38に配設された弧状のラック44、翼体39に配設された弧状のラック45、及びラック44、45間に回転自在に配設されたピニオン46を備える。該ピニオン46と連結された主翼作動用の駆動部としてのモータM2が配設され、該モータM2を駆動することによって、各翼体38、39の重なり度を変更し、主翼25の実質的な面積を変更することができる。なお、該面積を変更することによって、飛行体11の飛行速度を変更することができる。すなわち、主翼25の実質的な面積を小さくすると、飛行体11の飛行速度を高くすることができ、主翼25の実質的な面積を大きくすると、飛行体11の飛行速度を低くすることができる。
前記各翼体38、39は、いずれも、所定の角度を形成するように配設された外枠51及び内枠52、並びに外枠51と内枠52との間に配設されたプレート材53を備え、該プレート材53はカーボンクロスに樹脂を含浸させることによって形成される。そして、前記各外枠51間には、横方向に延在させて梁(はり)部材56が架設され、前記主翼25は、胴部14から連結部41に向けて、延在させられた1本の前支持部材58、及び胴部14から梁部材56に向けて延在させられた2本の後支持部材59、61によって支持される。なお、前記梁部材56は、各翼体38、39が回動させられるのに伴って伸縮させられる。
前記胴部14の底面における前端部(図1において左端部)には、撮像装置としてのカメラ63が、胴部14の底面における中央部には、胴部14内に収容された荷物等の被搬送物pgを選択的に保持し、落下させるための落下装置64が配設される。前記カメラ63は飛行体11の下方を撮影し、画像データを地上コントローラ12に送る。また、前記落下装置64は、下部において、胴部14の所定の箇所に形成された収容部65と揺動自在に配設された開閉部材としての一対の扉68、69、該扉68、69と落下用の駆動部としてのモータM3とを連結し、モータM3を駆動することによって発生させられた回転を扉68、69に伝達するギヤg1、g2等を備える。前記モータM3を駆動することによって、前記扉68、69を閉じ、被搬送物pgを収容部65内に保持したり、前記扉68、69を開き、被搬送物pgを落下させたりすることができる。
また、胴部14の所定の箇所には、飛行体11の現在地を検出するために、現在地検出部としてのGPSセンサ66が配設される。
なお、前記モータM1〜M3に電力を供給するためにバッテリ60が配設され、該バッテリ60を充電するために発電機Gが配設される。そして、該発電機Gはエンジン21のクランクシャフトに連結され、エンジン21が駆動されるのに伴って発電機Gが駆動される。
また、70は前記飛行体11の全体の制御を行う制御部、71は飛行体11と地上コントローラ12との間で通信を行う前記通信部、72はアンテナである。前記制御部70には、エンジン21、モータM1〜M3、該モータM1〜M3の各回転速度を検出する速度検出部としての回転速度センサS1〜S3、発電機G、カメラ63、GPSセンサ66、通信部71等が接続される。
一方、地上コントローラ12において、74は操作部、75は表示部、76は制御部、77は飛行体11と地上コントローラ12との間で通信を行う前記通信部、78はアンテナ、80は地図データが記録されたデータ記録部(DB)である。
前記操作部74において、q1は自動飛行の際に、飛行体11の飛行速度を設定するための飛行速度設定部、q2は手動飛行の際に、主翼25を開閉し、翼体38、39の重なり度を設定するための主翼設定部であり、前記飛行速度設定部q1は、飛行体11を加速するためのボタンbn1、及び飛行体11を減速するためのボタンbn2を備え、主翼設定部q2は、重なり度を小さくし、主翼25の面積を大きくするためのボタンbn3、及び重なり度を大きくし、主翼25の面積を小さくするためのボタンbn4を備える。また、st1は操舵用の第1のスティック、st2は操舵用の第2のスティックであり、第1のスティックst1を矢印a方向に移動させることによって、ラダー35を揺動させ、機首を左右に向けて旋回することができ、第1のスティックst1を矢印b方向に移動させることによって、水平尾翼32に配設された図示されないエレベータを揺動させることによって、機首を上下に向けることができ、第2のスティックst2を矢印a方向に移動させることによって、前記エルロンを揺動させ、飛行体11を左右に傾けて旋回することができ、第2のスティックst2を矢印b方向に移動させることによって、エンジン21の回転速度を変化させ、飛行速度を変更することができる。
bn5は、飛行体11の運転をオン・オフさせるためのボタン、bn6は、手動で扉68、69を開閉するためのボタンであり、該ボタンbn6を押下するたびに、扉68、69の解放及び閉鎖が交互に行われる。そして、bn7は、風等の影響を受けて、飛行体11の姿勢が崩れたときに、手動で姿勢制御を行うためのボタンであり、該ボタンbn7を押下するたびに、手動の姿勢制御及び自動の姿勢制御を交互に設定することができる。また、bn8は、あらかじめ設定された飛行経路から飛行体11が外れたときに、飛行経路に復帰するように指示するためのボタンである。
そして、表示部75において、81は、地図のほかに、地図上に設定された飛行経路を表示したり、カメラ63によって撮影された画像を表示したりするためのディスプレイ、82は飛行体11の高度を表示するための窓、83は飛行速度を表示するための窓であり、前記ディスプレイ81及び窓82、83は液晶等によって形成される。
また、bn11は地図を表示するためのボタン、bn12はカメラ63によって撮影された画像を表示するためのボタンであり、前記地図上、又は画像上に飛行経路、落下地点等を表示することができる。
AR1は飛行経路を設定するための飛行経路設定部、AR2は被搬送物pgの落下地点を設定するための落下地点設定部、st3は飛行経路又は落下地点を設定する際にカーソルを移動させるための第3のスティックであり、該第3のスティックst3を矢印a方向に移動させることによって、前記ディスプレイ81上のカーソルを左右方向に移動させ、第3のスティックst3を矢印b方向に移動させることによって、前記ディスプレイ81上のカーソルを上下方向に移動させることができる。
したがって、例えば、第3のスティックst3を矢印a方向及び矢印b方向に移動させて、カーソルを飛行経路上の1番目の位置に置き、飛行経路設定部AR1のボタンb1を押下すると、ディスプレイ81上において地点#1までの経路が設定され、続いて、第3のスティックst3を矢印a方向及び矢印b方向に移動させて、カーソルを飛行経路上の2番目の位置に置き、飛行経路設定部AR1のボタンb2を押下すると、ディスプレイ81上において地点#2までの経路が設定され、同様な操作によって、地点#3、…、地点#5まで(図5においては地点#3まで)の経路が設定される。
また、カーソルを飛行経路上の各位置に置いたときに、落下地点設定部AR2のボタンb11〜b13を押下すると、ディスプレイ81上において落下地点#11〜#13(図5においては落下地点#11だけ)を設定することができる。
なお、前記ボタンbn1〜bn8、bn11、bn12、第1〜第3のスティックst1〜st3、ボタンb1〜b5、b11〜b13等によって、操作部74及び表示部75における各種の操作を行うための操作要素が構成される。
次に、前記構成の無線操縦飛行機の動作について説明する。
まず、操作者が、前述されたように、ボタンbn11を押下してディスプレイ81に地図を表示し、第3のスティックst3、ボタンb1〜b5、b11〜b13等を押下して飛行経路及び落下地点を設定すると、制御部76の図示されない表示処理手段は、表示処理を行い、ディスプレイ81に飛行経路及び落下地点を表示する。なお、前記飛行経路及び落下地点を設定する際に、各地点間における移動速度、飛行中の高度、被搬送物pgを落下させる際の高度等の設定を行うことができる。
続いて、操作者が、ボタンbn5を押下して無線操縦飛行機の運転を開始すると、エンジン21が始動され、制御部70の図示されない飛行処理手段は、飛行処理を行い、制御部76から飛行経路を読み込み、エンジン21を所定の回転速度で駆動し、推進プロペラ22を作動させ、飛行体11を離陸させるとともに、GPSセンサ66から現在地を読み込み、飛行経路に沿って飛行体11を飛行させる。この間、飛行体11の位置が、飛行経路から外れると、自動的に飛行経路に戻される。なお、最終の地点に到達すると、前記飛行処理手段は、飛行体11を自動で着陸させる。本実施の形態においては、1回の飛行時間が2〜3時間であり、飛行体11を高度3000〔m〕まで飛行させることができる。
この間、飛行処理手段は、現在地、飛行速度、飛行経路、移動速度、高さ等に従って、エンジン21の回転速度に基づいて推進力を、モータM1の位置によってラダー35の位置を、モータM2の位置によって主翼25の面積を変更し、推進力、飛行速度、飛行体11の向き等を制御する。
また、制御部70の図示されない落下処理手段は、落下処理を行い、制御部76から落下地点を読み込み、飛行体11が落下地点に到達すると、モータM3を駆動し、扉68、69を開いて被搬送物pgを落下させる。
なお、向かい風で風速が秒速約4〔m〕である場合、ホバーリングを行うことができるが、該ホバーリングを行う際、低速で飛行する際等においては、操作者がボタンbn12を押下すると、前記表示処理手段は、カメラ63によって撮影された画像がディスプレイ81に表示される。したがって、操作者は、ディスプレイ81の画像を見ながら、ボタンbn6を押下し、手動で扉68、69を開いて被搬送物pgを落下させることができる。
このように、本実施の形態においては、主翼25の実質的な面積を変更することによって飛行速度を変更することができるので、推進プロペラ22の回転速度を大きく変更する必要がない。したがって、推進プロペラ22を回転させるためのエンジン21の容量を小さくすることができるので、無線操縦飛行機を使用して被搬送物pgを搬送する場合、被搬送物pgを収容する空間を十分に確保することができるだけでなく、無線操縦飛行機を小型化することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図6は本発明の第2の実施の形態における開閉機構の概念図である。
この場合、翼体38、39にブラケットbr1、br2が突出させて配設され、各ブラケットbr1、br2内に雌ねじが形成される。前記各ブラケットbr1、br2間に、ねじ軸101が配設され、該ねじ軸101の両端の近傍に、互いに逆の方向にねじが切られたねじ部102、103が形成される。また、前記ねじ軸101に図示されないモータが接続され、該モータを駆動することによってねじ軸101を回転させると、翼体38、39が開閉される。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図7は本発明の第3の実施の形態における開閉機構の概念図である。
この場合、翼体38、39にリンク112、113の一端が揺動自在に支持され、各リンク112、113の他端が、回転自在に配設された回転体114に揺動自在に支持される。また、該回転体114に図示されないモータが接続され、該モータを駆動することによって回転体114を回転させると、翼体38、39が開閉される。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図8は本発明の第4の実施の形態における開閉機構の概念図である。
この場合、翼体38、39は、それぞれ、シャフト116、117を中心にして揺動自在に支持され、翼体38、39におけるシャフト116、117の近傍に、互いに対向させて噛(し)合部としての歯車121、122が形成され、噛合させられる。前記翼体38、39の一方、本実施の形態においては、翼体38に、図示されないモータが接続され、該モータを駆動することによって翼体38を回動させると、翼体39を連動させて回転させることができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図9は本発明の第5の実施の形態における飛行体の概念図である。
この場合、118は推進プロペラであり、該推進プロペラ118は、胴部14の前端(図において上端)に取り付けられる。そして、胴部14の前端内には、図示されないエンジンが配設され、該エンジンと推進プロペラ118とが連結される。また、副翼26、27は連結部119によって互いに揺動自在に配設され、副翼26、27間に開閉機構123が配設される。したがって、該開閉機構123を作動させることによって、各副翼26、27の重なり度を変更し、副翼26、27から成る副翼ユニット124の実質的な面積を変更することができる。その結果、主翼25及び副翼ユニット124の実質的な面積を変更することによって、飛行体11の飛行速度を一層確実に変更することができる。
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。
図10は本発明の第6の実施の形態における飛行体の要部概念図である。
図において、128は第1の翼として主翼であり、該主翼128は、左右の所定の箇所に、調整翼131、132が矢印方向に進退自在に配設される。したがって、調整翼131、132を突出させて主翼128の実質的な面積を大きくし、飛行速度を低くしたり、調整翼131、132を後退させて主翼128の実質的な面積を小さくし、飛行速度を高くしたりすることができる。
なお、本実施の形態においては、主翼128に調整翼131、132を配設するようになっているが、第1〜第5の実施の形態における副翼26、27に調整翼を配設することができる。
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。
図11は本発明の第7の実施の形態における落下装置の概念図である。
この場合、被搬送物pgの所定の箇所に被係止部135が、胴部14(図9)の所定の箇所に係止部136が移動自在に配設される。前記被搬送物pgを搬送する場合、被係止部135と係止部136とが係止させられ、前記被搬送物pgを落下させる場合、係止部136が移動させられ、被係止部135と係止部136との係止が解除される。
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。なお、第5の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図12は本発明の第8の実施の形態における飛行体の概念図である。
この場合、被搬送物pgの所定の箇所に強磁性体から成る被吸引部140が、胴部14の所定の箇所に電磁石から成る吸引部141が配設される。前記被搬送物pgを搬送する場合、吸引部141に電流が供給され、被吸引部140を介して被搬送物pgが吸引され、前記被搬送物pgを落下させる場合、吸引部141に電流が供給されなくなり、被吸引部140を介した被搬送物pgの吸引が解除される。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における飛行体の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における開閉機構の概念図である。 本発明の第1の実施の形態における落下装置の概念図である。 本発明の第1の実施の形態における無線操縦飛行機の制御ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における地上コントローラを示す図である。 本発明の第2の実施の形態における開閉機構の概念図である。 本発明の第3の実施の形態における開閉機構の概念図である。 本発明の第4の実施の形態における開閉機構の概念図である。 本発明の第5の実施の形態における飛行体の概念図である。 本発明の第6の実施の形態における飛行体の要部概念図である。 本発明の第7の実施の形態における落下装置の概念図である。 本発明の第8の実施の形態における飛行体の概念図である。
符号の説明
11 飛行体
12 地上コントローラ
14 胴部
21 エンジン
22、118 推進プロペラ
25、128 主翼
26、27 副翼
38、39 翼体
43、123 開閉機構
64 落下装置
66 GPSセンサ
70 制御部
71、77 通信部
M1〜M3 モータ
pg 被搬送物

Claims (4)

  1. (a)飛行体と、
    (b)該飛行体と通信部を介して接続され、操作者の操作によって前記飛行体を飛行させる地上コントローラとを有するとともに、
    (c)前記飛行体は、胴部、該胴部に配設された駆動部、該駆動部を駆動することによって推進力を発生させる推進装置、相対的に移動自在に配設された複数の翼体から成る主翼、前記各翼体の相対的な位置を変更して、主翼の実質的な面積を変更するための開閉機構、及び被搬送物を選択的に保持し、落下させるための落下装置を備えることを特徴とする無線操縦飛行機。
  2. 前記飛行体は、現在地を検出する現在地検出部、及び現在地に従って、あらかじめ設定された飛行経路に沿って飛行体を飛行させる飛行処理手段を備える請求項1に記載の無線操縦飛行機。
  3. 前記飛行体は、あらかじめ設定された落下地点で被搬送物を落下させる落下処理手段を備える請求項1に記載の無線操縦飛行機。
  4. 前記飛行体は、前記主翼と胴部との間に副翼を備える請求項1に記載の無線操縦飛行機。
JP2005303042A 2005-10-18 2005-10-18 無線操縦飛行機 Pending JP2007112199A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005303042A JP2007112199A (ja) 2005-10-18 2005-10-18 無線操縦飛行機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005303042A JP2007112199A (ja) 2005-10-18 2005-10-18 無線操縦飛行機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007112199A true JP2007112199A (ja) 2007-05-10

Family

ID=38094794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005303042A Pending JP2007112199A (ja) 2005-10-18 2005-10-18 無線操縦飛行機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007112199A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119326A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Takao Koiwa 破砕カートリッジおよび破砕カートリッジによる岩盤あるいはコンクリート構造物の破砕方法
JP2010035605A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Taiyo Co Ltd 飛行玩具

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2673047A (en) * 1951-01-11 1954-03-23 Russell A Scarato Foldable-winged craft
FR1334496A (fr) * 1962-06-28 1963-08-09 Ailcs mobiles pour tous engins se déplaçant dans l'atmosphère et la stratosphère
JPS4612527Y1 (ja) * 1965-02-02 1971-05-01
JPS4968499A (ja) * 1972-11-07 1974-07-03
US4641800A (en) * 1983-08-18 1987-02-10 Rutan Elbert L Tandem or multi-winged high performance aircraft
JPH08280834A (ja) * 1995-04-12 1996-10-29 Kawasaki Heavy Ind Ltd 消火弾の誘導方法
JPH09109999A (ja) * 1995-10-18 1997-04-28 Sky Rimooto:Kk 無線制御複葉飛行機
US20050045765A1 (en) * 2003-08-28 2005-03-03 Pitt Dale M. Apparatus for increase of aircraft lift and maneuverability
JP2005263112A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The 無人飛行体による運搬方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2673047A (en) * 1951-01-11 1954-03-23 Russell A Scarato Foldable-winged craft
FR1334496A (fr) * 1962-06-28 1963-08-09 Ailcs mobiles pour tous engins se déplaçant dans l'atmosphère et la stratosphère
JPS4612527Y1 (ja) * 1965-02-02 1971-05-01
JPS4968499A (ja) * 1972-11-07 1974-07-03
US4641800A (en) * 1983-08-18 1987-02-10 Rutan Elbert L Tandem or multi-winged high performance aircraft
JPH08280834A (ja) * 1995-04-12 1996-10-29 Kawasaki Heavy Ind Ltd 消火弾の誘導方法
JPH09109999A (ja) * 1995-10-18 1997-04-28 Sky Rimooto:Kk 無線制御複葉飛行機
US20050045765A1 (en) * 2003-08-28 2005-03-03 Pitt Dale M. Apparatus for increase of aircraft lift and maneuverability
JP2005263112A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The 無人飛行体による運搬方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119326A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Takao Koiwa 破砕カートリッジおよび破砕カートリッジによる岩盤あるいはコンクリート構造物の破砕方法
JP2010035605A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Taiyo Co Ltd 飛行玩具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7377470B2 (en) Wireless-controlled airplane
EP2356022B1 (en) Unmanned aerial vehicle (uav) and method
TW201836925A (zh) 具有單體機翼和雙轉子推進/提升模組的無人駕駛飛行器
US20170247098A1 (en) Drone with folding linking arms
US5906335A (en) Flight direction control system for blimps
CN106061838A (zh) 具有可变飞行特性的多旋翼直升机
CN110641693A (zh) 垂直起飞和着陆无人驾驶飞行器
EP3397552B1 (en) A multirotor aircraft
KR101461059B1 (ko) 폴딩형 수직 이착륙 비행체
KR101564380B1 (ko) 무인비행체
CN107117285A (zh) 设有可折叠无人机支承件的无人机
EP1533012A1 (en) Toy radio-controlled helicopter
CN110770123A (zh) 便携式一体化uav
EP2193992A2 (en) Air vehicle
KR20180116849A (ko) 가변 피치 프로펠러를 이용한 고정익 드론
CN113682220A (zh) 车载用飞行体的控制系统
JP4279194B2 (ja) 飛行体及び飛行体のモード切替方法
KR20170061883A (ko) 플랩 없는 고정익과 후방 프로펠러를 가진 무인항공기
JP2007112199A (ja) 無線操縦飛行機
CN205524954U (zh) 一种四旋翼飞行器
JP7025954B2 (ja) 無人航空機
JPH1159595A (ja) 産業用無人モーターパラプレーン
EP1982914A2 (de) Propellergetriebenes Fluggerät für die Durchführung von taktischen Aufgaben
JPH1086898A (ja) 飛行式作業機
JP2699263B2 (ja) 無線操縦小型飛行機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080219