JP2007111170A - シリンダーベッド式ミシンにおける前後送り歯差動送り機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダーベッド式ミシンにおける前後送り歯差動送り機構の提供。
【解決手段】シャフト二本と駆動してミシンに生地を送り込む、または送り出す前・後送り歯が含まれており、当該シャフト二本は前・後送り歯が生地を送り込むための伝動ユニットを成し、且つ当該伝動ユニットにおいては使用者が前後送り歯による送り込み量を調節する調節ユニットを併設している。使用者は各調節ユニットを制御して、連動する前後送り歯の左右移動過程を個別調節し、特性の異なる生地、縫製設計に対しては、生地に対応できるように前・後送り歯の平行往復による送り込み量を調節できるようにして、送り目ピッチおよび差動比の個別調節という目標を達成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリンダーベッド式ミシンにおける前後送り歯差動送り機構に関する。
今では紡績工業技術の成熟とハイテク材料の発展により、材質的に多くの特性を備え、しかも伝統的な布地とは異なる布地が開発されてきており、加えて経済水準の上昇にともない外観ファッションが重視されるようになり、人々は時流に敏感となり流行を追う。これにともない、ファッションデザイナーの複雑な設計に歩調を合わせて、縫製技術の進歩もまた必須である。
早期におけるミシンは単一送り歯のもので、その機能は生地を縫取り位置に送るだけであり、もしミシンのモーター回転速度は変わらない、すなわち針針落ち回数を変えずに縫い目の間隔(送り目ピッチ)を変えようと思えば、送り歯の送り量を変えるしかない、つまり送り歯によって送られる生地の量の増減でもって送り目ピッチを変えることであった。しかし、昨今開発された布地(たとえば高弾性の布地)や特殊なデザイン(たとえば縫取り後に自然と皺が形成されるもの)に対しては、上述の単一送り歯のミシンでは十分対応しきれないものがある。よって今では前後、二個の送り歯のミシンを採用して対応することが多いが、そのうち後送り歯の機能は上述の単一送り歯の機能に匹敵することから、もしその送り量を変えようと思えば、すなわち縫取りに当たり送りピッチを制御しようと思えば、前送り歯の機能を後送り歯の送り量に合わせて調整し、針落ち位置にある生地をゆっくりと送り込み、前送り歯の送り込む生地量と後送り歯の送り込む生地量は同じ、またはどちらかが多くなるので(差動比のこと)、伸し縫い、縮み縫い、皺折れといた効果を生み出し、現今の高弾性生地や複雑な設計への対応を可能にする。
しかし、現在市場に出回っているシリンダーベッド式ミシンをみると、前後にある二個の送り歯の送り量(すなわち送り目ピッチと差動比)を個別に調節できるミシンは皆無であり、たとえば特許文献1記載の発明は、前側差動送り調節機構を利用して前送り歯の差動速度を調整するものであり、そこにはクランク、第一、二、三、四連動パーツ、調節機構およびクランク軸が含まれており、前側差動送り調節機構がミシンの後ろ側差動送り伝動機構を受けて作動し、前送り歯に往復運動をもたらし、しかも上述の前側差動送り調節機構には前送り歯の平行往復運動による送り量調節機構が設けられており、前側差動送り調節機構の作動時にレバーで当該機構を調節すれば前送り歯の送り量を調節できた。この発明は前送り歯による送り量を調節できるとはいえ、前送り歯の変化を受けてその送り量を調節するものであり、前後、二個の送り歯による送り量を個別に調節できるわけではなく、送り目ピッチおよび差動比の個別調節という使用者が望むような目的を達成するものではなかった。特別な生地を使用するに当たり特殊な縫製密度設計が必要となり、使用者による任意の送り目ピッチおよび差動比の個別調節は、ミシン製造業者にとっては早急に解決すべき問題となっている。
台湾特許公告541377号明細書
本発明の主な目的は上述の欠点を解決し、欠点の存在を回避することにある。本発明はシリンダーベッド式ミシンにおける前・後送り歯による差動送り機構であり、シャフト二本と駆動してミシンに生地を送り込む、または送り出す前・後送り歯が含まれており、当該シャフト二本は前・後送り歯が生地を送り込むための伝動ユニットを成し、且つ当該伝動ユニットにおいては使用者が前後送り歯による送り込み量を調節する調節ユニットを併設している。使用者は各調節ユニットを制御して、連動する前後送り歯の左右移動過程を個別調節し、特性の異なる生地、縫製設計に対しては、生地に対応できるように前・後送り歯の平行往復による送り込み量を調節できるようにして、送り目ピッチおよび差動比の個別調節という目標を達成する。
請求項1の発明は、シリンダーベッド式ミシンにおいて、
当該ミシン(1)に連接された動力源としての主軸(3);軸心が平行に配されているが軸心を共有せず主軸(3)に連接されており、当該主軸(3)の駆動力を受けて上下運動するシャフト二本、(そのうち一本は前送り歯(71)に対応するフロントシャフト(10)、もう一本は後送り歯(81)に対応するリアシャフト(20);フロントシャフト(10)またはリアシャフト(20)に連接されており、前、後送り歯(71、81)を制御するフロント二又クランク(31)およびリア二又クランク(31' )を含む伝動ユニット(30);フロント二又クランクとリア二又クランク(31、31' )に連接されたバランスウェイト(42、42' )およびバランスウェイト(42、42' )上に固定されたレバー(43、43' )を含み、前送り歯(71)と後送り歯(81)による往復平行送り動作を個別に調節する調節ユニット(40、40' )が含まれるシリンダーベッド式ミシンとしている。
請求項2の発明は、請求項1記載のシリンダーベッド式ミシンにおいて、前後送り歯差動送り機構(2)を備え、前後送り歯(71、81)を用いて生地送りの速度を調節し、その特徴として、フロント二又クランク(31)およびリア二又クランク(31' )の一端に第一、第二コンロッド(312、312' 、313、313' )の一端が連接されており、そのうち第二コンロッド(313、313' )におけるもう片方の一端はクランク軸腕(50、50' )と連接され、同時にクランク軸(51、51' )の一端が軸腕(60、60')を経て前後送り歯(71、81)に対応して連接連動関係を形成しているシリンダーベッド式ミシンとしている。
請求項3の発明は、請求項2記載のシリンダーベッド式ミシンにおいて、前後送り歯差動送り機構(2)を備え、その特徴として、調節ユニット(40、40' )におけるバランスウェイト(42、42' )がフロント二又クランク(31)と連接する第一コンロッド(312)の一端に設けられ前送り歯(71)の調節ユニット(40)となっており、同じくバランスウェイト(42、42' )がリア二又クランク(31' )と連接する第一コンロッド(312')の一端に設けられ後送り歯(71)の調節ユニット(40' )となっているシリンダーベッド式ミシンとしている。
請求項4の発明は、請求項2記載のシリンダーベッド式ミシンにおいて、前後送り歯差動送り機構(2)を備え、その特徴として、調節ユニット(40、40' )にはバランスウェイト(42、42' )が含まれ、バランスウェイト(42、42' )に固定されている軸心(41、41' )でユニットに組み込まれており、その軸心(41、41' )の別の一端はフロント二又クランク(31)・リア二又クランク(31' )の第一コンロッド(312、312' )と連接関係にあり、バランスウェイト(42、42' )の別の一端にはレバー(43、43' )が組み込まれ、バランスウェイト(42、42' )の位置を変更できるシリンダーベッド式ミシンとしている。
請求項5の発明は、請求項4記載のシリンダーベッド式ミシンにおいて、前後送り歯差動送り機構(2)を備え、その特徴として、二基の調節ユニット(40、40' )がそれぞれメモリ板(44、44' )を具備し、レバー(43、43' )と連接されており、前後送り歯(71、81)における往復平行運動の距離に対応して表示できるシリンダーベッド式ミシンとしている。
請求項6の発明は、請求項1記載のシリンダーベッド式ミシンにおいて、前後送り歯差動送り機構(2)を備え、その特徴として、当該レバー(43、43' )がシリンダーベッド式ミシン(1)の外部に設けられ、前送り歯(71)または後送り歯(81)の往復平行運動の距離を即時に調節できるシリンダーベッド式ミシンとしている。
本発明はシリンダーベッド式ミシンにおける前・後送り歯による差動送り機構であり、シャフト二本と駆動してミシンに生地を送り込む、または送り出す前・後送り歯が含まれており、当該シャフト二本は前・後送り歯が生地を送り込むための伝動ユニットを成し、且つ当該伝動ユニットにおいては使用者が前後送り歯による送り込み量を調節する調節ユニットを併設している。使用者は各調節ユニットを制御して、連動する前後送り歯の左右移動過程を個別調節し、特性の異なる生地、縫製設計に対しては、生地に対応できるように前・後送り歯の平行往復による送り込み量を調節できるようにして、送り目ピッチおよび差動比の個別調節という目標を達成する。
第1図、第2図、第3図に示すのは本発明の外観立体図および分解図であるが、図に示されるように、本発明はシリンダーベッド式ミシン1における前後送り歯の差動送り機構2である。これはシリンダーベッド式ミシン1の動力源である主軸3(図中未表示)に連接されており、軸心が水平であるが主軸と軸心を共有しないフロントシャフト10と連動しており、そのフロントシャフト10は主軸の駆動力を受けて上下運動を行う。このフロントシャフト10には第一カムシャフト11と第二カムシャフト12が設けられ、第一カムシャフト11の一端には連動アーム14が設けられ、この連動アーム14の別の一端にはリアシャフトと連接するための軸腕15が設けられ、リアシャフト20に上下運動をもたらす。;第一カムシャフト11の別の一端および第二カムシャフト12の一端にはフロント二又クランク31、リア二又クランク31' を含む伝動ユニット(30)が設けられており、フロント二又クランク31の一端は第二カムシャフト12と連接され、リア二又クランク31' は第一カムシャフト11の別の一端と連接され、フロント二又クランク31、リア二又クランク31' の別の一端は軸心311、311' で第一コンロッド312、312'および第二コンロッド313、313' の一端と連接され、同時に第一コンロッド312、312' の別の一端が調節ユニット40、40' と連接されている。
第4図、第5図に示された調節ユニット40、40' に目をやると、軸心41、41' 、第一コンロッド312、312' に連接されたバランスウェイト42、42' が含まれ、バランスウェイトにはレバー43、43' が取り付けられており、当該レバーは回転体46、46' でシャフト45、45' と一体化されバランスウェイト42、42' 上に固定されており、レバーでバランスウェイト42、42' の位置を移動させ、付設のメモリ板44、44' を用いてバランスウェイト42、42' の位置を表示する。;また、第二コンロッド313、313' の別の一端にはクランク軸腕50、50' が設けられクランク軸51、51' の一端と連接されており、クランク軸51、51' の別の一端は軸腕60、60' と固定体61、61' を用いて前送り歯71または後送り歯81の前送り台70または後送り台80に穿たれた移動制限ホール72、82に組み込まれ、前送り歯71または後送り歯81の前後送り動作を形成する。また前送り台70または後送り台80の両側には凹部73、83を設けて、突出して形状の偏ったフロントシャフト10およびリアシャフト20一端にある凸部13、21に対応しており、前送り歯71または後送り歯81による上下動作を形成する。
第6図、第7図、第8図に示されたのは本発明における送り歯作動図である。前送り歯71と後送り歯81の作動方式は同じであり、図に示すように後送り歯81を例にとって説明する。主軸3は軸心が固定され、その軸心に依って旋回し伝動ユニット30を動かす。そして当該伝動ユニット30に設けられた調節ユニット40、40' がある位置にきたとき、当該伝動ユニット30はフロントシャフト10上の二つのカムシャフト11、12により上下運動を形成し、当該伝動ユニット30は上述のクランク軸腕50、50' を動かし、これに呼応するクランク軸51、51' を経て前送り台70または後送り台80を駆動させて、前送り台70または後送り台80における平行往復運動を形成する。
第9図、第10図に示されたのは本発明における送り歯作動図である。前送り歯71と後送り歯81の作動方式は同じであり、図に示すように後送り歯81を例にとって説明する。調節ユニット40、40' が別の位置にあるとき、レバー43、43' を用いてバランスウェイト42、42' を移動させると、同時に連接された第二コンロッド313、313' およびそれに対応するクランク軸腕50、50' も移動し、連接されたクランク軸51、51' の回転半径も増大または縮小されることになり、この回転半径の増大または縮小により、これに対応する軸腕60、60' は移動制限ホール72、82内における平行往復運動の距離を増大または縮小させることになる。このようにして使用者は必要とされる縫製密度に従い、メモリ板44、44' 上に表示されたメモリに応じてレバー43、43' を操作し、前送り歯71または後送り歯81の平行往復運動による送り量を調節する。
第11図、第12図、第13図および第14図に示されたのは本発明における前送り歯71または後送り歯81の作動関係図である。フロントシャフト10の上下運動は、その凸部13を経て、これに呼応するかたちで前送り台70に設けられた凹部73に伝達され、前送り歯71の上下運動を形成し、上述のフロントシャフト10に連接する連動アーム14およびそこに取り付けられた軸腕15により当該リアシャフト20に上下運動を形成させ、同様にしてリアシャフト20の上下運動は、その凸部21を経て、これに呼応するかたちで後送り台80に設けられた凹部83に伝達され、後送り歯81の上下運動を形成する。そして前送り歯71と後送り歯81の平行往復運動は、伝動ユニット30、相応するかたちで連接されているクランク軸腕50、50' および軸腕60、60' を経て、前送り代70または後送り台80にもたらされた平行往復運動である。;第11図、第12図に示されたように、前送り台70上に設けられた移動制限ホール72には軸腕60' の固定体61' が組み込まれており、同時に後送り台80の移動制限ホール82にも連接されている。このように、当該固定体61' の位置の変化により後送り台80の位置も変化し、調節ユニット40' による調節を受けて、固定体61' の移動制限ホール72空間内における移動距離は調節ユニット40' の変動にともない増大または減少し、しかも当該後送り歯81は後送り台80に固定されていることから、平行往復運動を形成する。;第13図、第14図に示されたように、軸腕60に連接された固定体61は後送り台80の移動制限ホール82に組み込まれており、このように、当該固定体61は軸腕60の作動を受けて前送り台70の位置を変化させ、調節ユニット40による調節を受けて平行往復運動による送り距離調節が行われる。しかも、当該前送り歯71は前送り台70に固定されていることから、当該前送り歯71の平行往復運動による送り距離も当該調節ユニットによる調節を受けることになる。
第15図は本発明の実施例図であるが、図に示されたように、シリンダーベッド式ミシン1における前後送り歯差動送り機構2はシリンダーベッド式ミシン1の生地送り込み箇所に設けられ、調節ユニット40、40' のレバー43、43' はシリンダーベッド式ミシン1の外殻に設けられており、使用者がシリンダーベッド式ミシン1を操作するに当たり、要求に合わせて前送り歯71または後送り歯81の平行往復運動による送り量を調節でき、縫製に当たり密度の異なる送り目ピッチによる効果や皺折れ効果の創出を可能とする。
すべての図面を総合してみると、以下の点は注意されておくべきである。本発明は主軸の回転によりフロントシャフト10を中心軸をずらして回転させることにより連動アームを動かし、リアシャフト20に往復運動を起こさせて、前・後送り歯71、81をして連続上下移動させている。;同時に主軸の回転によりフロント・リア二又クランク31、31' を中心軸をずらして回転させることにより、クランク軸51、51' を回転させて往復運動を得て、前・後送り歯71、81の連続的な左右への移動を個別に形成する。本発明におけるポイントは上述の前・後送り歯71、81の上下、左右の移動を可能にしたことである。フロントシャフト10の中心軸をずらした回転からくるもの、リアシャフト20の往復運動からくるもの、或いは両クランク軸51、51' の往復運動からくるものであるかを問わず、すべては主軸の回転を受けて、個別的に伝動または連動される方式でもたらされた動作であり、よって本発明では、両クランク軸51、51' の作動経路の構造上に、それぞれ調節ユニット40、40' を設けて、連動する前・後送り歯71、81の左右移動を個別制御することにより、使用者が任意に送り目ピッチおよび差動比を調節できる、という目的を達成するものである。
上述の説明は本発明における典型的な例を示したのみであり、本発明の実施範囲を制限するものではない。本発明の特許出願申請の範囲における内容所為と同等の効果を有する変化や修正は、すべて本発明の技術の範囲内である。
本発明の外観立体図 本発明の構造分解図 本発明の構造分解図 本発明の部分アセンブリー図 本発明の部分アセンブリー図 本発明の実施例作動図 本発明の実施例作動図 本発明の実施例作動図 本発明の実施例における別角度からの作動図 本発明の実施例における別角度からの作動図 本発明の実施例図(部分) 本発明の実施例図(部分) 本発明の実施例図(別部分) 本発明の実施例図(別部分) 本発明の実施例図
符号の説明
(1) シリンダーベッド式ミシン
(2) 前後送り歯差動送り機構
(3) 動力源である主軸
(10) フロントシャフト
(11) 第一カムシャフト
(12) 第二カムシャフト
(13、21) 凸部
(14) 連動アーム
(15) 軸腕
(20) リアシャフト
(30) 伝動ユニット
(31、31' ) フロント二又クランク
(40、40' ) 調節ユニット
(41、41' ) 軸心
(42、42' ) バランスウェイト
(43、43' ) レバー
(44、44' ) メモリ板
(45、45' ) シャフト
(46、46' ) 回転体
(50、50' ) クランク軸腕
(51、51' ) クランク軸
(60、60' ) 軸腕
(61、61' ) 固定体
(70) 前送り台
(71) 前送り歯
(72、82) 制限ホール
(73、83) 凹部
(80) 後送り台
(81) 後送り歯
(311、311' ) 軸心
(312、312' ) コンロッド
(313、313' ) コンロッド

Claims (6)

  1. シリンダーベッド式ミシン(1)において前後送り歯差動送り機構(2)を備え、前後送り歯(71、81)を用いて生地送りの速度を調節し、その特徴として、
    当該ミシン(1)に連接された動力源としての主軸(3);軸心が平行に配されているが軸心を共有せず主軸(3)に連接されており、当該主軸(3)の駆動力を受けて上下運動するシャフト二本、(そのうち一本は前送り歯(71)に対応するフロントシャフト(10)、もう一本は後送り歯(81)に対応するリアシャフト(20);フロントシャフト(10)またはリアシャフト(20)に連接されており、前、後送り歯(71、81)を制御するフロント二又クランク(31)およびリア二又クランク(31' )を含む伝動ユニット(30);フロント二又クランクとリア二又クランク(31、31' )に連接されたバランスウェイト(42、42' )およびバランスウェイト(42、42' )上に固定されたレバー(43、43' )を含み、前送り歯(71)と後送り歯(81)による往復平行送り動作を個別に調節する調節ユニット(40、40' )が含まれるシリンダーベッド式ミシン。
  2. 請求項1記載のシリンダーベッド式ミシン(1)において、前後送り歯差動送り機構(2)を備え、前後送り歯(71、81)を用いて生地送りの速度を調節し、その特徴として、フロント二又クランク(31)およびリア二又クランク(31' )の一端に第一、第二コンロッド(312、312' 、313、313' )の一端が連接されており、そのうち第二コンロッド(313、313' )におけるもう片方の一端はクランク軸腕(50、50' )と連接され、同時にクランク軸(51、51' )の一端が軸腕(60、60' )を経て前後送り歯(71、81)に対応して連接連動関係を形成しているシリンダーベッド式ミシン(1)。
  3. 請求項2記載のシリンダーベッド式ミシン(1)において、前後送り歯差動送り機構(2)を備え、その特徴として、調節ユニット(40、40' )におけるバランスウェイト(42、42' )がフロント二又クランク(31)と連接する第一コンロッド(312)の一端に設けられ前送り歯(71)の調節ユニット(40)となっており、同じくバランスウェイト(42、42' )がリア二又クランク(31' )と連接する第一コンロッド(312' )の一端に設けられ後送り歯(71)の調節ユニット(40' )となっているシリンダーベッド式ミシン。
  4. 請求項2記載のシリンダーベッド式ミシン(1)において、前後送り歯差動送り機構(2)を備え、その特徴として、調節ユニット(40、40' )にはバランスウェイト(42、42' )が含まれ、バランスウェイト(42、42' )に固定されている軸心(41、41' )でユニットに組み込まれており、その軸心(41、41' )の別の一端はフロント二又クランク(31)・リア二又クランク(31' )の第一コンロッド(312、312' )と連接関係にあり、バランスウェイト(42、42' )の別の一端にはレバー(43、43' )が組み込まれ、バランスウェイト(42、42' )の位置を変更できるシリンダーベッド式ミシン。
  5. 請求項4記載のシリンダーベッド式ミシン(1)において、前後送り歯差動送り機構(2)を備え、その特徴として、二基の調節ユニット(40、40'
    )がそれぞれメモリ板(44、44' )を具備し、レバー(43、43' )と連接されており、前後送り歯(71、81)における往復平行運動の距離に対応して表示できるシリンダーベッド式ミシン。
  6. 請求項1記載のシリンダーベッド式ミシン(1)において、前後送り歯差動送り機構(2)を備え、その特徴として、当該レバー(43、43' )がシリンダーベッド式ミシン(1)の外部に設けられ、前送り歯(71)または後送り歯(81)の往復平行運動の距離を即時に調節できるシリンダーベッド式ミシン。
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