JP2007110561A - 映像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】MPU105は、EPGを参照して、予約されている放送番組の放送時間が変更されていないか否か判定する(s3)。s3では、録画している放送番組の放送時間が変更されていないか否かだけを判定しても良い。予約されている放送番組の放送時間が変更されていると判定すると、MPU105は、録画予約情報テーブル111aの録画予約時間を、取得したEPGの放送時間に変更するか否かのメールを携帯端末3に送信することを通信制御部112に指示する(s4)。つまり、通信制御部112を用いて携帯端末3に送信する。
【選択図】図4
Description
この映像記録装置は、通信ネットワークを介して通信する通信手段と、ユーザによって予め設定された録画予約情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶する録画予約情報を、前記通信手段を用いて通信ネットワーク上のWebサーバへ随時送信(アップロード)する録画予約情報送信手段と、を備える。
このWebサーバは、受信した録画予約情報を記憶する。そして、Webサーバは、ユーザ所有の携帯端末からの問い合わせに応じて、録画予約情報を該携帯端末に送信する。ユーザは、この録画予約情報を確認し、E-mailを使って、映像記録装置の録画予約情報を変更する。
所望の放送番組を録画するために予約された該放送番組のチャンネルを、録画予約チャンネルとして記憶するとともに、該放送番組の放送時間を、録画予約時間として記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶する前記録画予約チャンネルと前記録画予約時間とに基づいて、放送番組をメディアに記録することを前記記録手段に指示する記録管理手段と、を備える映像記録装置において、
通信ネットワークを介して携帯端末とメールで通信し、通信内容を前記記録管理手段に伝送する通信手段を備え、
前記記録管理手段は、所定時に、テレビ放送信号から、放送番組の放送時間などに関する制御データを取得し、予約されている放送番組の放送時間が変更されていないか否か判定し、
前記記録管理手段は、予約されている放送番組の放送時間が変更されていると判定すると、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、取得した前記制御データの放送時間に変更するか否かのメールを携帯端末に前記通信手段を用いて送信し、
前記記録管理手段は、該携帯端末から予約を変更する旨の返信が前記通信手段を介してあると、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、取得した前記制御データの放送時間に変更する。
また、所定時とは、例えば予約された放送番組の録画をスタートする時、放送番組の録画スタート開始時から30分経過する毎、放送番組の録画を終了する直前(例えば終了5分前)である。
この構成では、放送番組の放送時間が変更された場合、録画予約時間を変更しても良いか否かのメールをユーザ所有の携帯端末に送信している。そして、録画予約時間を変更しても良いか否かをユーザに判断させ、返信してもらう。
以上より、放送番組の放送時間などに関する制御データを取得し、放送番組の放送時間が変更されていた場合、その旨のメールをユーザ所有の携帯端末に送信することで、ユーザの判断の下、映像記録装置の録画予約時間を素早く変更できるという効果を奏する。
前記記録管理手段は、前記携帯端末から予約を変更する旨の返信が前記通信手段を介してあると、前記記録手段が記録するメディアに、取得した前記制御データの放送時間分のデータを全て記憶するだけの残容量があるか否か判定し、
前記記録管理手段は、残容量があると判定すると、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、取得した前記制御データの放送時間に変更し、
前記記録管理手段は、残容量がないと判定すると、前記記録手段が記録するメディアに保存されている既存ファイルを削除しても良いか否かのメールを携帯端末に前記通信手段を用いて送信する。
この構成では、放送番組の放送時間が延長された場合を想定している。この場合、放送番組の放送時間が延長された分のデータを全て記録するだけの容量が、メディアに残っているか否かが問題となる。
そこで、この構成では、記録管理手段にメディアの残容量を監視させ、映像記録装置の録画予約時間を変更するに当ってメディアに残容量が残っていない場合、ユーザ所有の携帯端末にその旨のメールを送信することにしている。そして、延長された分のデータを全て記録するだけの残容量を確保するため、メディアの既存ファイルを削除しても良いか否かのメールを携帯端末に送信している。そして、メディアの既存ファイルを削除しても良いか否かユーザに判断してもらう。
以上より、映像記録装置の録画予約時間を変更するに当ってメディアに残容量が残っていない場合、その旨をユーザに通知することができるという効果を奏する。
前記記録管理手段は、前記記録手段が記録するメディアに保存されている既存ファイルを削除してはいけない旨の返信が前記携帯端末から前記通信手段を介してあると、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、その放送番組に限り変更しない事を決定する。
メディアの既存ファイルを削除しても良い旨の返信があった場合、既存ファイルを削除するので、延長された分のデータを全て記録するだけの残容量を確保することができる。
映像記録装置1は、入力されたデータを所定のメディアに記録し、再生指示に応じて既に記録されているデータを再生する記録再生部104と、録画予約情報に基づく記録再生部104への記録及び記録再生部104からの再生、及び以下に説明する各部の動作を制御するマイクロコンピュータ(MPUすなわち主制御装置)105と、を備える。
さらに、データプロセッサ104cは、MPU105の制御に従って、光ディスクDあるいはHDD104aに記録された管理データを書替えたり、記録されたデータの削除を行う。
チューナ102は、例えば放送事業者等に代表される情報配信者から配信されるテレビ放送信号が受信されるアンテナ(不図示)と接続されている。そして、チューナ102は、アンテナで受信したテレビ放送信号から選択されているチャンネルのテレビ放送信号を抽出し、エンコーダ部103に出力する。テレビ放送信号は、例えばMPEG2で圧縮された信号である。また、この信号には、放送予定の番組について放送開始時間などを示した番組表のデータ、所謂電子番組ガイド(EPG)、が多重化されている。
MPU105は、取得したEPGをメモリ111に更新記録する。すなわち、既にEPGがある場合、つまり、前回のEPGがある場合、MPU105は、前回のEPGを消去し、取得したEPGをメモリ111に記録する。
タイマーマイコン109は、映像記録装置1の時間管理に利用されるタイマー回路(時計ユニット)109aを有している。タイマーマイコン109には、ユーザからの操作(指示)を受け付けるユーザ操作入力部110が接続されている。
メモリ111は、2つのパーティションで分けられており、録画予約情報テーブル111aと、111a以外の制御プログラムが記録される領域と、に分かれている。
なお、通信制御部112には、ネットワークにおいて広く利用されているブラウザソフト(ネットワーク内で情報の検索や閲覧が可能な応用ソフトウェア)及び所定の条件下で外部にメールを送信可能な図示しないダイヤラー等が予め用意されている。外部から通信ネットワークを介して入力された録画予約情報は、その録画が可能であれば録画予約情報テーブル111aに登録される。この録画予約情報には、放送局ID、録画予約された放送番組のチャンネル(録画予約チャンネル)、録画開始日時/録画終了日時(録画予約時間)、記録画質等が含まれる。
映像記録装置1及び携帯端末3は、図2に示すように、インターネット等の通信ネットワークを介してメールサーバ2及びWebサーバ4に接続されている。メールは、例えばE−mailである。
Webサーバ4は、インターネット上のサイトであって、例えば映像記録装置1のメーカーが開設し、ユーザは無料で使用することができる。ユーザ(又は映像記録装置1)はWebサーバ4のインターネットアドレスであるURL(Uniform Resource Locator)に暗証番号等の識別番号を付してサイトを特定することにより、Webサーバ4にアクセスできる。
映像記録装置1は、メールサーバ2からメールを受信し、メール本文中の特定の符号列を録画予約情報と判断し、該録画予約情報を録画予約情報テーブル111aに格納する。
そして、映像記録装置1は、録画予約情報テーブル111aから録画予約情報を含む内部状態を読み出し、内部状態をWebサーバ4にアップロードする。Webサーバ4には、最新の内部状態が格納される。
内部状態は、管理情報から取得された録画済みの放送番組、既に録画した放送番組の録画開始/終了時刻の一覧表、録画予約総件数、予約録画が全て実行された場合の残容量、及び録画予約情報である。
なお、EPGが取得されていない場合も判定否とする。
変更されていないと判定すると、s3の判定において参照したEPGにフラグを付し(s9)、s2に戻り処理を継続する。
例えば、s4において図5に示すようなメールを送信する。ユーザは、YESかNOかのいずれか一方のチェックボックスに印を付けて、映像記録装置1に返信する。このようにチェックボックスを用いることで、後述のs6における判定が容易となる。そのため、素早く録画予約時間を変更できる1つのファクターとなる。
返信がないと判定すると、MPU105は、一定時間が経過したか否か判定する(s7)。一定時間は、s4の処理を行ってから、つまり通信制御部112を用いて携帯端末3に送信してから、ユーザが携帯端末3で内容を確認し、返信メールを作成して送信し、通信制御部112が受信するまでにかかる平均時間にすれば良い。一定時間は、例えば10分、20分である。s5及びs7では、ユーザが携帯端末3で内容を確認し、返信メールを作成して送信する場面を想定している。
変更が了承されたと判定すると、MPU105は、録画予約時間を変更するための録画予約時間変更ルーチンを実行し(s8)、本処理を終了する。
図4のs8において録画予約時間変更ルーチンを実行すると、MPU105は、光ディスクD又はHDD104dの残容量を確認する(s101)。
次に、MPU105は、光ディスクD又はHDD104dに、取得したEPGの放送時間分のデータを全て記憶するだけの残容量が残っているか否か判定する(s102)。例えば、予約されている放送番組の放送時間が延長された場合、光ディスクD又はHDD104dに、その延長分のデータを全て記憶するだけの残容量があるか否か判定する。
図7は、ユーザ所有の携帯端末に送信するメールのフォーマットの一例を示す図である。
ユーザは、YESかNOかのいずれか一方のチェックボックスに印を付け、YESであれば削除しても良い番組(ファイル)に印を付けて、映像記録装置1に返信する。このようにチェックボックスを用いることにより、MPU105がどのファイルを削除するのかを容易に判断できるため、素早く録画予約時間を変更できる。
以上より、映像記録装置1の録画予約時間を変更するに当って光ディスクD又はHDD104dに残容量がない場合、その旨をユーザに通知することができるという効果を奏する。
既存のファイルを削除しても良い旨の返信が携帯端末3からあると、MPU105は、ユーザにより選択されたファイルを削除する(s105)。つまり、図7においてYESのチェックボックスに印が付されていると、MPU105は、チェックボックスに印が付いたファイルを削除する。これにより、光ディスクD又はHDD104dに空き領域ができ、この空き領域に、録画番組の延長部分を記録できる。
以上より、EPGを取得し、放送番組の放送時間が変更されていた場合、その旨のメールをユーザ所有の携帯端末3に送信することで、ユーザの判断の下、映像記録装置1の録画予約時間を素早く変更できるという効果を奏する。
録画番組の前半部分とは、例えば録画番組の前半30分である。これは、野球中継において、試合を決する放送番組の後半部分を、前半部分よりも、優先させた趣旨である。
このメールは、最後の手段として、ユーザに判断してもらうためのメールである。
例えば、s107において図8に示すようなメールを送信する。
図8は、ユーザ所有の携帯端末に送信するメールのフォーマットの一例を示す図である。
なお、その他の手段を講じる旨のメールとして、低画質録画を行っても良いか否か、既に録画した録画番組の前半部分を削除しても良いか否か、を選択させるメールを採用しているが、録画番組の後半部分を録画中止しても良いか否かを選択させるメールであってもよい。
また、s104において、既存のファイルを削除してはいけない旨の返信が携帯端末3からあった判定すると、図4のs10と同じように、MPU105は、その放送番組に限り録画予約時間を変更しない事を決定し、本処理を終了しても良い。
低画質録画を行っても良いと判定すると、MPU105は、録画予約情報の内の記録画質を変更し(s111)、s106に進み処理を継続する。
そのメール内容から既に録画した録画番組の前半部分を削除しても良いと判定すると、MPU105は、現在録画している録画番組の前半部分を、光ディスクD又はHDD104dから削除させ(s110)、s106に進み処理を継続する。s110により、光ディスクD又はHDD104dに空き領域ができ、この空き領域に、録画番組の延長部分を記録できる。
2−メールサーバ
3−端末装置
4−Webサーバ
101−映像信号入力端子
102−TVチューナ
103−エンコーダ部
104−記録再生部
105−マイクロプロセッサユニット
106−デコーダ部
107−映像出力端子
108−表示部
109−タイマーマイコン
110−ユーザ操作入力部
111−メモリ
112−通信制御部
Claims (4)
- 放送番組をメディアに記録する記録手段と、
所望の放送番組を録画するために予約された該放送番組のチャンネルを、録画予約チャンネルとして記憶するとともに、該放送番組の放送時間を、録画予約時間として記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶する前記録画予約チャンネルと前記録画予約時間とに基づいて、放送番組をメディアに記録することを前記記録手段に指示する記録管理手段と、を備える映像記録装置において、
通信ネットワークを介して携帯端末とメールで通信し、通信内容を前記記録管理手段に伝送する通信手段を備え、
前記記録管理手段は、所定時に、テレビ放送信号から、放送番組の放送時間などに関する制御データを取得し、予約されている放送番組の放送時間が変更されていないか否か判定し、
前記記録管理手段は、予約されている放送番組の放送時間が変更されていると判定すると、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、取得した前記制御データの放送時間に変更するか否かのメールを携帯端末に前記通信手段を用いて送信し、
前記記録管理手段は、該携帯端末から予約を変更する旨の返信が前記通信手段を介してあると、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、取得した前記制御データの放送時間に変更し、
前記記録管理手段は、前記記録手段が記録するメディアの残容量を監視する機能を有し、
前記記録管理手段は、前記携帯端末から予約を変更する旨の返信が前記通信手段を介してあると、前記記録手段が記録するメディアに、取得した前記制御データの放送時間分のデータを全て記憶するだけの残容量があるか否か判定し、
前記記録管理手段は、残容量があると判定すると、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、取得した前記制御データの放送時間に変更し、
前記記録管理手段は、残容量がないと判定すると、前記記録手段が記録するメディアに保存されている既存ファイルを削除しても良いか否かのメールを携帯端末に前記通信手段を用いて送信し、
前記記録管理手段は、前記記録手段が記録するメディアに保存されている既存ファイルを削除しても良い旨の返信が前記携帯端末から前記通信手段を介してあると、該メディアから該既存ファイルを前記記録手段に削除させ、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、取得した前記制御データの放送時間に変更し、
前記記録管理手段は、前記記録手段が記録するメディアに保存されている既存ファイルを削除してはいけない旨の返信が前記携帯端末から前記通信手段を介してあると、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、その放送番組に限り変更しない事を決定する映像記録装置。 - 放送番組をメディアに記録する記録手段と、
所望の放送番組を録画するために予約された該放送番組のチャンネルを、録画予約チャンネルとして記憶するとともに、該放送番組の放送時間を、録画予約時間として記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶する前記録画予約チャンネルと前記録画予約時間とに基づいて、放送番組をメディアに記録することを前記記録手段に指示する記録管理手段と、を備える映像記録装置において、
通信ネットワークを介して携帯端末とメールで通信し、通信内容を前記記録管理手段に伝送する通信手段を備え、
前記記録管理手段は、所定時に、テレビ放送信号から、放送番組の放送時間などに関する制御データを取得し、予約されている放送番組の放送時間が変更されていないか否か判定し、
前記記録管理手段は、予約されている放送番組の放送時間が変更されていると判定すると、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、取得した前記制御データの放送時間に変更するか否かのメールを携帯端末に前記通信手段を用いて送信し、
前記記録管理手段は、該携帯端末から予約を変更する旨の返信が前記通信手段を介してあると、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、取得した前記制御データの放送時間に変更する映像記録装置。 - 前記記録管理手段は、前記記録手段が記録するメディアの残容量を監視する機能を有し、
前記記録管理手段は、前記携帯端末から予約を変更する旨の返信が前記通信手段を介してあると、前記記録手段が記録するメディアに、取得した前記制御データの放送時間分のデータを全て記憶するだけの残容量があるか否か判定し、
前記記録管理手段は、残容量があると判定すると、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、取得した前記制御データの放送時間に変更し、
前記記録管理手段は、残容量がないと判定すると、前記記録手段が記録するメディアに保存されている既存ファイルを削除しても良いか否かのメールを携帯端末に前記通信手段を用いて送信する請求項2に記載の映像記録装置。 - 前記記録管理手段は、前記記録手段が記録するメディアに保存されている既存ファイルを削除しても良い旨の返信が前記携帯端末から前記通信手段を介してあると、該メディアから該既存ファイルを前記記録手段に削除させ、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、取得した前記制御データの放送時間に変更し、
前記記録管理手段は、前記記録手段が記録するメディアに保存されている既存ファイルを削除してはいけない旨の返信が前記携帯端末から前記通信手段を介してあると、前記記憶手段に記憶されている前記録画予約時間を、その放送番組に限り変更しない事を決定する請求項2又は3に記載の映像記録装置。
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2005
- 2005-10-14 JP JP2005300857A patent/JP4752440B2/ja not_active Expired - Fee Related
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