JP2007110545A - 音聴取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一定方向に強い力がかかることに起因して発生する個人聴取器及び個人聴取器の接続端子の破損を回避する音聴取装置を提供する。
【解決手段】
個人聴取器と、個人聴取器の接続端子を変換プラグを介して接続し、変換プラグを介して、個人聴取器と、接続端子が接続されているときに、個人聴取器を変換プラグに対して脱抜する方向とは相違する方向に、個人聴取器、又は変換プラグに一定以上の力が加わることによって変換プラグに設けられた磁石によるヒンジ機構の保持が解除される構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】
個人聴取器と、個人聴取器の接続端子を変換プラグを介して接続し、変換プラグを介して、個人聴取器と、接続端子が接続されているときに、個人聴取器を変換プラグに対して脱抜する方向とは相違する方向に、個人聴取器、又は変換プラグに一定以上の力が加わることによって変換プラグに設けられた磁石によるヒンジ機構の保持が解除される構成とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、利用者が個人聴取器を介して、音声を聴取することが可能である音聴取装置に関するものである。
従来、個人聴取器(イヤフォン、ヘッドフォン等)の接続プラグは棒状になっており、筒状になっている個人聴取器の接続端子に挿入することで電気配線が接続され、個人聴取器から音声が出力されるようになっている。
しかし、筒状の接続端子に挿入された個人聴取器の接続プラグを前記接続端子から脱抜する方向(挿入方向に対して逆方向)以外の方向(特に垂直方向)に強い力がかかることにより、個人聴取器の被服配線の断線、個人聴取器の接続プラグ又は個人聴取器の接続端子の破損などが発生していた。
個人聴取器の接続端子や個人聴取器が、不特定多数の人が利用可能な音聴取装置の一部であった場合に、利用者が単なる不注意で個人聴取器の接続プラグに強い力をかけてしまうことにより、個人聴取器の接続プラグ又は個人聴取器の接続端子を破損してしまったにも係わらず、その結果、利用者が修理費用を弁済することになる等の問題が生じていた。更に、利用者が、故意に個人聴取器の接続プラグに強い力をかけ、憂さ晴らしで個人聴取器の接続プラグ又は個人聴取器の接続端子を破損してしまう等の問題も生じていた。
なお、特許文献1には、イヤフォンジャックの取り付け構造が開示され、特許文献2、特許文献3にイヤフォンのプラグ形状が開示されている。
特開平10−336293
特開平11−110704
特開2000−295133
しかし、筒状の接続端子に挿入された個人聴取器の接続プラグを前記接続端子から脱抜する方向(挿入方向に対して逆方向)以外の方向(特に垂直方向)に強い力がかかることにより、個人聴取器の被服配線の断線、個人聴取器の接続プラグ又は個人聴取器の接続端子の破損などが発生していた。
個人聴取器の接続端子や個人聴取器が、不特定多数の人が利用可能な音聴取装置の一部であった場合に、利用者が単なる不注意で個人聴取器の接続プラグに強い力をかけてしまうことにより、個人聴取器の接続プラグ又は個人聴取器の接続端子を破損してしまったにも係わらず、その結果、利用者が修理費用を弁済することになる等の問題が生じていた。更に、利用者が、故意に個人聴取器の接続プラグに強い力をかけ、憂さ晴らしで個人聴取器の接続プラグ又は個人聴取器の接続端子を破損してしまう等の問題も生じていた。
なお、特許文献1には、イヤフォンジャックの取り付け構造が開示され、特許文献2、特許文献3にイヤフォンのプラグ形状が開示されている。
上記点に鑑み、本発明は、一定方向に強い力がかかることに起因して発生する個人聴取器及び個人聴取器の接続端子の破損を回避する音聴取装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため請求項1に記載の音聴取装置は、接続端子を備え、個人聴取器から出力される音声を直接的に又は間接的に制御する音出力装置と、前記個人聴取器の接続プラグを挿入可能な挿入部と、前記接続端子に接続可能な接続部と、前記挿入部と前記接続部の間に設けた脱着機構と、該脱着機構を保持するための磁石と、を有する変換プラグを設け、前記個人聴取器の接続プラグを前記変換プラグの挿入部に挿入し、前記接続端子と前記変換プラグの接続部とを接続することで、前記変換プラグを介して、前記個人聴取器と、前記接続端子が電気的に接続され、前記個人聴取器の接続プラグを挿入部に対して脱抜する方向とは相違する方向に、前記個人聴取器、又は変換プラグに一定以上の力が加わることによって前記磁石による前記脱着機構の保持が解除されることを特徴とするものである。
ここでいう「個人聴取器」とは、ヘッドフォン、イヤフォン等が構成として考えられる。「接続端子を備え、個人聴取器から出力される音声を直接的に又は間接的に制御する音出力装置」は、音出力装置がCPU、ROMを備え、個人聴取器から出力される音声を直接的に出力制御するものであっても良いし、音出力装置が、他の音響機器から電気信号を受信することにより、個人聴取器から出力される音声を間接的に出力制御するものであっても良い。
変換プラグに設けられた「前記個人聴取器の接続プラグを挿入可能な挿入部と、前記接続端子に接続可能な接続部」により、個人聴取器が、変換プラグを介して、接続端子に接続されることになる。
「前記挿入部と前記接続部の間に設けた脱着機構と、該脱着機構を保持するための磁石」との記載に関して、例えば、「脱着機構」としてヒンジ機構を採用することが考えられる。より具体的には、脱着機構、磁石の構成例として、図4(d)に示すヒンジ機構45や、磁石50a、50bを採用した構成が考えられる。図4(d)の左側の図は、変換プラグ7のヒンジ機構45が磁石50a、50bにより保持された状態を指しており、図4(d)の右側の図は、磁石50a、50bによるヒンジ機構45の保持が解除された状態を指している。
「前記個人聴取器の接続プラグを挿入部に対して脱抜する方向とは相違する方向に、前記個人聴取器、又は変換プラグに一定以上の力が加わることによって前記磁石による前記脱着機構の保持が解除される」構成の構成例として、例えば、図6(b)に示すように、変換プラグを介して、個人聴取器と、前記接続端子が電気的に接続された状態において、個人聴取器の被覆配線が下方向に強く引っ張られる力が加わった場合に、ヒンジ機構45の保持が解除される状態になり、個人聴取器に加わる下方向への力を逃すことによって、個人聴取器2、又は接続端子3の破損を防止する構成が考えられる。ここでいう「脱抜する方向」とは、個人聴取器の接続プラグを挿入部に対して挿入する方向の逆方向を指す。
従来の構成であると、個人聴取器の被覆配線が下に強く引っ張られる力が加わったときには、当該力が個人聴取器の接続プラグに直接かかり、個人聴取器の接続プラグが折れてしまったりする等、個人聴取器、接続端子等が破損してしまう可能性がある。ここでは、下に強く引っ張られる力が加えられた場合を、例に取り説明したが、無論、上方向への力が加わった場合や、その他、個人聴取器の接続プラグを挿入部に対して脱抜する方向とは相違する方向に力が加わることにより、磁石による脱着機構の保持が解除される構成を採用することができる。「一定以上の力」は、個人聴取器、接続端子の強度を考慮する必要があると共に磁石の磁力(吸引力)に依存するため、設計者側で好適な範囲で設定することが出来る。
接続端子が凸形状となっている場合には、無理な力が加わった際に凸形状となっている接続端子が破損する可能性が高いため、接続端子を凸形状とするよりも、変換パーツの接続部を凸形状とする方が好適である。また、接続端子を凹形状とすることにより、変換パーツの接続部と接続端子との接続が容易となる。尚、変換パーツの接続部を凸形状とすると、逆に変換パーツの接続部が破損する可能性が高くなるが、変換パーツが破損してしまっても、取替えは容易であるので、とりわけ問題が生じることはない。しかし、接続端子を破損してしまった場合には、接続端子を備えた音声出力装置自体を取替える必要が生じる可能性があり、手間がかかるので、変換パーツの接続部を凸形状とした方が好適である。
本発明における音聴取装置は、CDプレイヤーなどの音響機器やウォークマンのような携帯型音響機器やパチンコ機などに採用することが考えられる。より好適には、不特定多数が利用する音響機器等に本発明における音聴取装置を採用するのが好ましい。不特定多数が利用する音聴取装置であると利用者により丁寧に取り扱われない場合があり、壊されるケースが多いので、そのようなケースを防止するために本発明は好適である。
請求項2に記載の音聴取装置は、請求項1記載の音聴取装置において、前記変換プラグの接続部の形状は、前記個人聴取器の接続プラグと略同一形状で構成され、前記接続端子に前記変換プラグの接続部を挿入可能な形状とし、前記変換プラグの接続部が前記接続端子に挿入されることにより、前記接続端子と前記変換プラグの接続部が接続されることを特徴とするものである。
「変換プラグの接続部の形状は、前記個人聴取器の接続プラグと略同一形状で構成され、前記接続端子に前記変換プラグの接続部を挿入可能な形状として構成され、」の構成における構成例を、図5を用いて説明する。すなわち、図5を参照すると、個人聴取器(イヤフォン)5の接続プラグ5aと、変換プラグ7の接続部46の形状が同一形状であることが確認できる。そして、変換プラグ7の接続部46を接続端子(イヤフォンプラグ)3に挿入することにより、接続端子3と変換プラグ7の接続部46が接続される構成である。
請求項3に記載の音聴取装置は、請求項1乃至2いずれかの音聴取装置において、前記個人聴取器の接続プラグを前記変換プラグの挿入部に挿入し、前記接続端子と前記変換プラグの接続部とを接続したときに、前記変換プラグが回転可能であることを特徴とするものである。
「前記個人聴取器の接続プラグを前記変換プラグの挿入部に挿入し、前記接続端子と前記変換プラグの接続部とを接続したときに、前記変換プラグが回転可能である」との記載に関して、音聴取装置と利用者の位置関係を考慮して過度な力がかかり易い位置に脱着機構がくるように回転させるのが好ましい。
請求項4に記載の音聴取装置は、請求項1乃至3いずれかの音聴取装置において、前記磁石による前記脱着機構の保持が解除されるとき、前記個人聴取器と前記接続端子との電気的接続が遮断されることを特徴とするものである。
請求項4の構成例としては、脱着機構に設けられる一対の磁石を電磁石で構成し、該電磁石の近傍に電磁石の動きを検出するスイッチを備え、一対の磁石が互いに引き離される力が加わったときに個人聴取器と接続端子との電気的接続を遮断する構成が考えられる。
請求項5に記載の音聴取装置は、磁石により構成された第1接続部を備え、個人聴取器から出力される音声を直接的に又は間接的に制御する音出力装置と、磁石により構成された第2接続部を備えた前記個人聴取器と、を備え、前記第1接続部の磁石、及び前記第2接続部の磁石の吸引により、前記第1接続部と前記第2接続部を接続することで、前記個人聴取器と、前記音出力装置が電気的に接続され、前記第1接続部と、前記第2接続部を接続する方向とは相違する方向に、前記個人聴取器に一定以上の力が加わることによって前記磁石による保持が解除されることを特徴とするものである。
請求項1記載の発明によれば、個人聴取器の接続プラグを挿入部に対して脱抜する方向とは相違する方向に一定以上の力が個人聴取器又は変換プラグに加わることによって、磁石による脱着機構の保持が解除され、当該力が個人聴取器、変換プラグにかからないように力を逃がすことによって、個人聴取器及び接続端子の破損を回避することができる。
請求項2記載の発明によれば、変換プラグの接続部の形状を、個人聴取器の接続プラグと略同一形状で構成することにより、既存の接続端子に、変換プラグの接続部を接続することが可能となる。これにより、変換プラグの接続部に対応した接続端子を新しく用意する必要がなくなる。
請求項3記載の発明によれば、変換プラグが回転可能であるため、音出力装置と利用者の位置関係を考慮して一定以上の力がかかり易い位置に脱着機構がくるように回転させれば、より効果的に破損を回避することができる。
請求項4記載の発明によれば、磁石による脱着機構の保持が解除されるとき、個人聴取器と接続端子の電気的接続が遮断される構成としたので、利用者の不注意により、個人聴取器、又は変換プラグに一定以上の力が加わってしまった場合には、脱着機構の保持が解除され、個人聴取器と接続端子の電気的接続が遮断されることで、個人聴取器からの音声出力が止まるので、個人聴取器、又は変換プラグに一定以上の力が加わってしまったことに対して、利用者に注意を促すことが出来る。
請求項5記載の発明によれば、第1接続部の磁石、及び第2接続部の磁石の吸引により、第1接続部と第2接続部を接続することで、個人聴取器と、音出力装置が電気的に接続される構成としたので、第1接続部と第2接続部の磁石が吸引される方向とは相違する方向に強い力が個人聴取器に加わることによって、第1接続部と第2接続部との磁石の吸引による接続が外れ、加えられた力が個人聴取器に直接かからないように力を逃すことで、個人聴取器の破損を回避することができる。
以下に、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
先ず、図1〜図6を用いて、第1実施形態について説明する。
先ず、図1〜図6を用いて、第1実施形態について説明する。
図1は本実施形態の音聴取装置1を示している。本実施形態における音聴取装置1は、図2に示すように、遊技店内に隣接して多数設けられたパチンコ機(遊技機)2の遊技音を聴取するためにパチンコ機2の上部に設置されている。即ち、音聴取装置1は、パチンコ機2の島設備に該当するものである。
先ず、音聴取装置1について、図1を用いて説明する。音聴取装置1は、イヤフォンジャック3、イヤフォン5、変換パーツ7、情報表示装置9から構成される。イヤフォンジャック3には、変換パーツ7を接続することが可能であり、変換パーツ7にはイヤフォン5を接続することが可能である。イヤフォンジャック3に、変換パーツ7を接続し、変換パーツ7にイヤフォン5を接続することにより、パチンコ機2から出力される音声をイヤフォン5から聴取可能となる。イヤフォン5には、イヤフォン5を変換パーツ7に接続する為のイヤフォンプラグ5aが備えられている。イヤフォンジャック3は、情報表示装置9に設けられている。イヤフォン5は、本発明の個人聴取器に対応するものであり、イヤフォンジャック3は、接続端子に対応するものである。情報表示装置9は、本発明の音出力装置に対応するものである。変換パーツ7は本発明の変換プラグに対応するものである。
情報表示装置9は、パチンコ機2の大当たり遊技状態が終了してから、又は遊技店の開店時からの特別図柄の変動回数、大当たり回数等を表示する情報表示器11、外部スピーカ12等を備えている。
イヤフォンジャック3に、変換パーツ7を接続し、変換パーツ7にイヤフォン5を接続していない場合、遊技に関する音声は外部スピーカ12から出力されるように構成されている。イヤフォンジャック3に、変換パーツ7を接続し、変換パーツ7にイヤフォン5を接続している場合、外部スピーカ12からの出力はなされないが、遊技者はイヤフォン5から遊技に応じた効果音を聴取することが可能であり、このイヤフォン5から音声を聴取することにより隣接したパチンコ機2が出力する効果音等の周囲の音声が抑えられるため、パチンコ機2の効果音を聴き取りやすくなる。また、情報表示装置9には、イヤフォン5又は外部スピーカ12に出力される音量を調整する音量調節スイッチ15が設けられ、聴き取りやすいように調整可能である。音量調節スイッチ15は、一対の押しボタンから構成されており、一対の押しボタンのうち、右側のボタンを押す毎にイヤフォン5から聞こえる音が次第に大きくなり、左側のボタンを押すことでイヤフォン5から聞こえる音が次第に小さくなる構成となっている。これにより、遊技者は所望の音量でパチンコ機2の遊技音を聴くことができる。尚、音量調節スイッチ15は音量が調整出来る形状であれば、本実施形態に挙げたものに限定されるわけではない。
尚、情報表示装置9の左下部には、情報表示器11の表示を切替える表示切替スイッチ17が、左右上部には各種ランプ22aが、情報表示器11の下部には各種LED22bが設けられている。
次に、パチンコ機2について説明する。図3は、パチンコ機2の正面図であり、パチンコ機2は、大きくは長方形の外枠(図示せず)と前面枠25が設けられている。前面枠25は、左端上下のヒンジにより外枠に対し回動可能に取り付けられている。前面枠25の下方には球貯留部を備えた上皿27が設けられ、賞球或いは貸球のための図示しない排出口と球抜き釦とを備えている。上皿27と下皿28とは連結されていて、上皿27が遊技球で満杯状態になれば下皿28に遊技球を誘導するよう構成されている。上皿27と下皿28の間には、遊技に応じた音を出力するためのスピーカ30が内蔵されている。スピーカ30からは、パチンコ機2の遊技に応じた効果音が出力される。
また、下皿28の右側には発射ハンドル32が取り付けられ、この発射ハンドル32は、回動リング(タッチプレート)32aと発射停止釦32bを備え、回動リング32aに手が触れることを条件に、この回動リング32aを時計方向に回動すると、発射ハンドル32の内部に設けたタッチスイッチ(図示略)がONされ、遊技球を遊技盤35上に発射することができる。遊技盤35の中央部には、当否結果を遊技者に報知するための図柄表示装置としてのLCD37が備えられている。LCD37の下部には、特別図柄始動口40が設けられており、この特別図柄始動口40の遊技球の入球に起因して、遊技者に当否結果を報知する為の特別図柄がLCD37に表示される。尚、特別図柄始動口40には、羽根部材40aが設けられている。
特別図柄始動口40に遊技球が入球することにより、当否乱数が取得され、この乱数値によりLCD37に表示される特別図柄が決定される。この特別図柄が大当たりの表示態様で表示されると、遊技者が大量の賞球を獲得することができる大当たり遊技状態に移行する。大当たり遊技状態には、大入賞口41が所定時間開放される、又は大入賞口41へ所定個数の遊技球が入球することを1ラウンドとして、計15ラウンドの開放が行われる。これにより、大入賞口41に遊技球が入賞し、遊技者に大量の賞球が排出される。
尚、遊技盤35上には特別図柄始動口40、大入賞口41以外にも一般入賞口、遊技釘等が備えられているが、図示は省略している。遊技盤35上の特別図柄始動口40、一般入賞口等に入球しなかった遊技球は、遊技盤35最下部のアウト口42を介して、アウト球として遊技盤35面裏面に取り込まれる。
尚、外部スピーカ12、イヤフォン5から出力されるパチンコ機2の遊技に応じた効果音と同一の音声がスピーカ30から出力されるようになっており、更にスピーカ30、外部スピーカ12、イヤフォン5から出力される音声は、同一の音声が同期して出力される。尚、パチンコ機2内に設けられた主制御装置(図示せず)から電気信号が音声制御装置(図示せず)に出力されることにより、スピーカ30から音声が出力されることになる。外部スピーカ12、イヤフォン5からの音声出力は、主制御装置(図示せず)から、情報表示装置9、イヤフォンジャック3等を介して、電気信号が外部スピーカ12、イヤフォン5に出力されることにより行われる。より具体的には、この電気信号は、情報表示装置9、イヤフォンジャック3の導通部52、変換パーツの導通部49a、変換パーツの導通部49b、変換パーツの導通部49c、イヤフォン5の導通部53の順番に主制御装置からイヤフォン5に流れることにより、イヤフォン5から音声が出力される。
次に図4(a)〜(d)を用いて、変換パーツ7について説明する。図4(a)は変換パーツ7の正面図を、(b)は側面図を、(c)は、a−a断面図を、(d)は、変換パーツ7のヒンジ機構45の説明図である。
変換パーツ7は、図4(b)に示す通り、イヤフォンジャック3に挿入することで、イヤフォンジャック3と変換パーツ7を接続する為のイヤフォンジャック接続部46を備えている。イヤフォンジャック接続部46は、本発明の接続部に対応するものである。また図4(c)に示す通り、変換パーツ7には、イヤフォンプラグ5aを挿入可能なプラグ挿入部48が備えられている。プラグ挿入部48は、本発明の挿入部に対応するものである。更に、変換パーツ7には、イヤフォンジャック接続部46とプラグ挿入部48の間にヒンジ機構45、イヤフォンジャック接続部46側に設けられた磁石50a、プラグ挿入部48側に設けられた磁石50b、変換パーツの導通部49a、49b、49cが設けられている。図4(d)の左側の図が示す通り、ヒンジ機構45は、イヤフォンジャック接続部46側に設けられた磁石50aと、プラグ挿入部48側に設けられた磁石50bの接続により、常時保持された状態となっているが、変換パーツ7に対して、一定以上の力が加わることにより、図4(d)の右側の図が示すようにヒンジ機構45の保持が解除された状態になる。尚、変換パーツ7と、イヤフォン5が接続された状態において、イヤフォン5に一定以上の力が加わった場合にも、ヒンジ機構45の保持が解除される。尚、ヒンジ機構45が、磁石50aと、磁石50bの接続により、保持されている状態のときに、電気信号が主制御装置からイヤフォン5に出力される場合、当該電気信号が、変換パーツの導通部49a、変換パーツの導通部49b、変換パーツの導通部49cを流れ、イヤフォン5に出力されることになるが、ヒンジ機構45の保持が解除された状態のときには、変換パーツの導通部49bと変換パーツの導通部49cの接続が解除されるので(図4(d)の右側の図参照)、電気信号を主制御装置からイヤフォン5に出力しても、当該電気信号が、変換パーツの導通部49bから変換パーツの導通部49cへと流れないので、結果的にイヤフォン5への電気信号の出力がなされず、イヤフォン5の音声出力は行われないことになる。
次にイヤフォン5と変換パーツ7の接続、変換パーツ7と情報表示装置9に設けられたイヤフォンジャック3の接続に関して、図5(a)にて説明する。図5(a)は、左から、イヤフォン5、変換パーツ7のa−a断面図(図4(a)、(c)参照)、情報表示装置9のb―b断面図(図5(b)参照)を示すものとなっている。図5(a)の矢印aが示す方向に、イヤフォンプラグ5aが変換パーツ7のプラグ挿入部48に挿入されることにより、イヤフォン5と変換パーツ7が接続される。更に、図5の矢印bが示す方向に、イヤフォンジャック接続部46をイヤフォンジャック3に挿入することにより、変換パーツ7とイヤフォンジャック3が接続される。イヤフォンプラグ5aを変換パーツ7のプラグ挿入部48に挿入し、イヤフォン5と変換パーツ7が接続されることにより、イヤフォン5の導通部53、及び変換パーツの導通部49cが接続される。イヤフォンジャック接続部46をイヤフォンジャック3に挿入し、変換パーツ7とイヤフォンジャック3が接続されることにより、イヤフォンジャック3の導通部52、及び変換パーツの導通部49aが接続される。
次に変換パーツ7のヒンジ機構45について図6(a)、(b)を用いて説明する。図6(a)、(b)は、イヤフォン5と変換パーツ7が接続され、変換パーツ7とイヤフォンジャック3が接続された状態を示している。
図6(a)に示すように、変換パーツ7、又はイヤフォン5に矢印cの方向へ一定以上の力が加えられない限りは、ヒンジ機構45は、図4(d)でも説明したように磁石50a、50bにより保持された状態になっている。しかし、変換パーツ7、又はイヤフォン5に矢印c方向へ一定以上の力が加えられると、例えば、イヤフォン5の被覆配線が引っ張られることによって、矢印c方向に対して一定以上の力が加わると、図6(b)に示すように、磁石50a、50bが互いに引き離され、ヒンジ機構45の保持が解除されることになる。ヒンジ機構45を備えていない構成において、仮に、矢印c方向への強い力が加わると、変換パーツ7、イヤフォンプラグ5aが折れてしまい、破損してしまう危険性が高いが、本実施形態のように、変換パーツ7にヒンジ機構45を設け、変換パーツ7、又はイヤフォン5にかかる力を逃がすことにより、イヤフォンプラグ5aやイヤフォンジャック3の破損を回避することが出来る。
また、本実施形態においては、変換パーツ7がイヤフォンジャック3の接続部分に対して回転可能に取り付けられており、遊技者が、変換パーツ7、又はイヤフォン5に対して、一定以上の力を加えると予測される方向にヒンジ機構45が配置されるように、回転することにより、更に効果的に破損を回避することが出来る。例えば、図7に示すように、パチンコ機2の遊技者が、変換パーツ7、又はイヤフォン5に対して、矢印d方向に一定以上の力を加えることで破損されるケースが多いと予測される場合には、変換パーツ7の配置位置を図6(a)、(b)の状態から矢印e方向に回転させることで、図7(a)、(b)の状態になるように配置位置を変更することが出来る。このように変換パーツ7を回転可能な構成としては、変換パーツ7を所定角度回転する毎に、変換パーツ7が固定されるラッチ式の構成とすることが考えられる。
以上、説明した本実施形態によれば、イヤフォンプラグ5aをプラグ挿入部48から脱抜する方向以外の方向(例えば、図6に示す矢印c方向、図7に示す矢印d方向)への一定以上の力が変換パーツ7、又はイヤフォン5に加わることによって磁石50a、50bによるヒンジ機構45の保持が解除され、変換パーツ7、又はイヤフォン5に加えられる力を逃がすことによってイヤフォン5及びイヤフォンジャック3の破損を回避することができる。
変換パーツ7に設けられたプラグ挿入部48は、従来の規格であるイヤフォンプラグ5aを挿入可能な形状であり、変換パーツ7に設けられたイヤフォンジャック接続部46の形状は、イヤフォンプラグ5aと略同一形状であるので、従来に存在しない変換パーツ7という部材を既存の規格のイヤフォンプラグ5a、及びイヤフォンジャック3に接続することが可能となっている。
変換パーツ7がイヤフォンジャック3の接続部分に対して回転可能であるため、利用者の位置関係を考慮して、変換パーツ7、又はイヤフォン5に一定以上の力がかかり易い方向にヒンジ機構45がくるように変換パーツ7を回転させれば、より効果的にイヤフォン5及びイヤフォンジャック3の破損を回避することができる。
ヒンジ機構45の保持が解除された状態のときには、変換パーツの導通部49bと変換パーツの導通部49cの接続が解除され、イヤフォン5からの音声出力が行われないことにより、例えば、利用者の不注意により、イヤフォン5、又は変換プラグ7に一定以上の力が加わってしまいヒンジ機構45の保持が解除された場合には、イヤフォン5からの音声出力が止まるので、イヤフォン5、又は変換プラグ7に余計な力が加わってしまっていたことに対して、利用者に注意を促すことが出来る。
(第2実施形態)
次に図8〜11を用いて第2実施形態の音聴取装置1について説明する。第1実施形態では、変換パーツ7のイヤフォンジャック接続部46をイヤフォンジャック3に接続することで、変換パーツ7とイヤフォンジャック3を接続する構成であったが、第2実施形態の音聴取装置1では、変換パーツ7がイヤフォンジャック3に内蔵されており、変換パーツ7とイヤフォンジャック3が一体的に構成されている。以後、本実施形態の第1実施形態に対応する番号を100番台として説明は省略する。
次に図8〜11を用いて第2実施形態の音聴取装置1について説明する。第1実施形態では、変換パーツ7のイヤフォンジャック接続部46をイヤフォンジャック3に接続することで、変換パーツ7とイヤフォンジャック3を接続する構成であったが、第2実施形態の音聴取装置1では、変換パーツ7がイヤフォンジャック3に内蔵されており、変換パーツ7とイヤフォンジャック3が一体的に構成されている。以後、本実施形態の第1実施形態に対応する番号を100番台として説明は省略する。
図8を用いて、本実施形態の音聴取装置101について説明する。音聴取装置101は、変換パーツ107が内蔵されたイヤフォンジャック103、イヤフォン105、情報表示装置109から構成される。イヤフォンジャック103に内蔵された変換パーツ107にイヤフォン105を接続することにより、パチンコ機102から出力される音声をイヤフォン105から聴取可能となる。
尚、イヤフォン105には、イヤフォン105をイヤフォンジャック103に内蔵された変換パーツ107に接続する為のイヤフォンプラグ105aが備えられている。イヤフォンジャック103は、情報表示装置109に設けられている。
情報表示装置109は、パチンコ機102の大当たり遊技状態が終了してから、又は遊技店の開店時からの特別図柄の変動回数、大当たり回数等を表示する情報表示器111、外部スピーカ112等を備えている。
イヤフォンジャック103に内蔵された変換パーツ107にイヤフォン105を接続していない場合、遊技に関する音声は外部スピーカ112から出力されるように構成されている。イヤフォンジャック103に内蔵された変換パーツ107にイヤフォン105を接続している場合、外部スピーカ112からの出力はなされないが、遊技者はイヤフォン105から遊技に応じた効果音を聴取することが可能であり、このイヤフォン105から音声を聴取することにより隣接したパチンコ機102が出力する効果音等の周囲の音声が抑えられるため、パチンコ機102の効果音を聴き取りやすくなる。また、情報表示装置109には、イヤフォン105又は外部スピーカ112に出力される音量を調整する音量調節スイッチ115が設けられ、聴き取りやすいように調整可能である。音量調節スイッチ115は、一対の押しボタンから構成されており、一対の押しボタンのうち、右側のボタンを押す毎にイヤフォン105から聞こえる音が次第に大きくなり、左側のボタンを押すことでイヤフォン105から聞こえる音が次第に小さくなる構成となっている。これにより、遊技者は所望の音量でパチンコ機102の遊技音を聴くことができる。尚、音量調節スイッチ115は音量が調整出来る形状であれば、本実施形態に挙げたものに限定されるわけではない。外部スピーカ112、イヤフォン105からの音声出力制御は、主制御装置(図示せず)から、情報表示装置109、イヤフォンジャック103等を介して、電気信号が外部スピーカ112、イヤフォン105に出力されることにより行われる。より具体的には、この電気信号は、情報表示装置109、イヤフォンジャック103の導通部152、変換パーツの導通部149、イヤフォン5の導通部153の順番に流れ、主制御装置5からイヤフォン5に出力される。
尚、情報表示装置109の左下部には、情報表示器111の表示を切替える表示切替スイッチ117が、左右上部には各種ランプ122aが、下部には各種LED122bが設けられている。
次に図9(a)〜(d)を用いて、イヤフォンジャック103の一部として組み込まれた変換パーツ107について説明する。図9(a)は変換パーツ107の正面図を、(b)は側面図を、(c)は、c−c断面図を、(d)は、変換パーツ107のヒンジ機構145の説明図である。
変換パーツ107には、図9(b)に示す通り、配線151が接続されており、この配線151は、変換パーツ107とイヤフォンジャック103を一体的に構成するために設けられている。また図9(c)に示す通り、変換パーツ107には、イヤフォンプラグ105aを挿入可能なプラグ挿入部148が備えられている。更に、変換パーツ107には、ヒンジ機構145、磁石150a、磁石150b、変換パーツ107の導通部149が設けられている。図9(d)の左側の図が示すように、ヒンジ機構145は、配線151側に設けられた磁石150aと、プラグ挿入部148側に設けられた磁石150bの接続により、常時保持されているが、変換パーツ107又はイヤフォン105に一定以上の力が加わることにより、図9(d)の右側の図が示すようにヒンジ機構145の保持が解除される。詳しくは後述する。尚、ヒンジ機構145が、磁石150aと、磁石150bの接続により、保持されている状態のときに、電気信号が主制御装置からイヤフォン105に出力される場合、当該電気信号は、イヤフォンジャック103の導通部152、変換パーツの導通部149を通過して、イヤフォン105に出力されることになるが、ヒンジ機構145の保持が解除された状態のときには、変換パーツの導通部149と、イヤフォンジャック103の導通部152の接続も解除されるので(図9(d)の右側の図参照)、電気信号を主制御装置からイヤフォン105に出力しても、当該電気信号が、イヤフォンジャック103の導通部152から変換パーツの導通部149へと流れないので、結果的にイヤフォン105への電気信号の出力がなされず、イヤフォン105の音声出力は行われないことになる。
図10は、イヤフォン105とイヤフォンジャック103の一部として組み込まれた変換パーツ107の接続を示す説明図であり、図10の矢印fが示す方向に、イヤフォンプラグ105aが変換パーツ107のプラグ挿入部148に挿入されることにより、イヤフォン105とイヤフォンジャック103が接続される。このように、イヤフォンプラグ105aを変換パーツ107のプラグ挿入部148に挿入し、イヤフォン105とイヤフォンジャック103を接続することにより、変換パーツの導通部149とイヤフォン105の導通部153が接続され、その結果、主制御装置からイヤフォン105に対して、イヤフォンジャック103の導通部152、変換パーツ107の導通部149、イヤフォン105の導通部153を介して、電気信号を出力することで、イヤフォン105に電気信号が伝わり、イヤフォン105に音声を出力することができる。
次にイヤフォンジャック103の一部として組み込まれる変換パーツ107のヒンジ機構145について図11(a)、(b)を用いて説明する。図11(a)、(b)は、イヤフォン105とイヤフォンジャック103に内蔵された変換パーツ107が接続された状態を示している。
変換パーツ107に、図11(a)に示すように、例えば、矢印g方向に一定以上の力が加えられない限りは、ヒンジ機構145は、磁石150a、150bにより固着保持された状態になっている。しかし、変換パーツ107に矢印gの方向への一定以上の力が加えられると、例えば、イヤフォン105の被覆配線が引っ張られることによって、変換パーツ107又はイヤフォン105に矢印g方向に力が加わると、図11(b)に示すように、ヒンジ機構145の保持が解除されることになる。これにより、変換パーツ107、又はイヤフォン105に矢印g方向への力が加えられた場合に、ヒンジ機構145により変換パーツ107、又はイヤフォン105にかかる力を逃がすので、イヤフォンプラグ105aやイヤフォンジャック103の破損を回避することが出来る。例えば、ヒンジ機構145を備えていない構成において、図11(b)に示すように、例えばイヤフォン105の被覆配線が矢印gの方向に強く引っ張られた場合には、イヤフォンプラグ105a、変換パーツ107が折れてしまう危険性がある。尚、イヤフォン105に矢印g方向へ一定以上の力が加えられると、イヤフォンプラグ105aが変換パーツ107のプラグ挿入部148から抜けるように、本実施形態のイヤフォンプラグ105aの形状を構成することが好ましい。
更に、ヒンジ機構145の保持が解除されることによって、ヒンジ機構145の保持されていたときには、互いに接続されていた変換パーツ107の導通部149、及びイヤフォンジャックの導通部152の接続が遮断されることになる(図11(b)参照)。このように、変換パーツ107の導通部149、及びイヤフォンジャックの導通部152の接続が遮断されると同時に、イヤフォン105から出力されていた音声も同時に遮断されることになる。
以上説明した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する他に、イヤフォンジャック103に変換パーツ107が組み込まれた構成により、イヤフォン105、変換パーツ107、イヤフォンジャック103の接続の手間が省け、便利である。
(第3実施形態)
次に図12、13を用いて第3実施形態の音聴取装置1について説明する。第1実施形態、第2実施形態では、イヤフォンプラグ5aを変換パーツ7に接続可能な構成としているが、第3実施形態では、イヤフォンプラグ5aは構成として存在するが、変換パーツ7は存在しない構成となっている。以後、本実施形態の第1実施形態に対応する番号を200番台として説明は省略する。
次に図12、13を用いて第3実施形態の音聴取装置1について説明する。第1実施形態、第2実施形態では、イヤフォンプラグ5aを変換パーツ7に接続可能な構成としているが、第3実施形態では、イヤフォンプラグ5aは構成として存在するが、変換パーツ7は存在しない構成となっている。以後、本実施形態の第1実施形態に対応する番号を200番台として説明は省略する。
図12を用いて、本実施形態の音聴取装置201について説明する。音聴取装置201は、イヤフォンジャック203、イヤフォン205、情報表示装置209から構成される。イヤフォンジャック203にイヤフォン205を接続することにより、パチンコ機201から出力される音声をイヤフォン205から聴取可能となる。
尚、イヤフォン205には、イヤフォン205をイヤフォンジャック203に接続する為のイヤフォンプラグ205aが備えられている。イヤフォンジャック203は、情報表示装置209に設けられている。更にイヤフォンジャック203には、イヤフォンプラグ205aを接続するための磁石250cが設けられている。この磁石250cと、イヤフォンプラグ205aの磁石250d(図13参照)の吸引により、イヤフォンジャック203と、イヤフォンプラグ205aが接続される。
情報表示装置209は、パチンコ機202の大当たり遊技状態が終了してから、又は遊技店の開店時からの特別図柄の変動回数、大当たり回数等を表示する情報表示器211、外部スピーカ212等を備えている。
イヤフォンジャック203にイヤフォン205を接続していない場合、遊技に関する音声は外部スピーカ212から出力されるように構成されている。イヤフォンジャック203にイヤフォン205を接続している場合、外部スピーカ212からの出力はなされないが、遊技者はイヤフォン205から遊技に応じた効果音を聴取することが可能であり、このイヤフォン205から音声を聴取することにより隣接したパチンコ機202が出力する効果音等の周囲の音声が抑えられるため、パチンコ機202の効果音を聴き取りやすくなる。また、情報表示装置209には、イヤフォン205又は外部スピーカ212に出力される音量を調整する音量調節スイッチ215が設けられ、聴き取りやすいように調整可能である。音量調節スイッチ215は、一対の押しボタンから構成されており、一対の押しボタンのうち、右側のボタンを押す毎にイヤフォン205から聞こえる音が次第に大きくなり、左側のボタンを押すことでイヤフォン205から聞こえる音が次第に小さくなる構成となっている。これにより、遊技者は所望の音量でパチンコ機202の遊技音を聴くことができる。尚、音量調節スイッチ215は音量が調整出来る形状であれば、本実施形態に挙げたものに限定されるわけではない。
尚、情報表示装置209の左下部には、情報表示器211の表示を切替える表示切替スイッチ217が、左右上部には各種ランプ222aが、情報表示器211の下部には各種LED222bが設けられている。
次に図13(a)〜(c)を用いて、本実施形態のイヤフォン205及びイヤフォンプラグ205aについて説明する。図13(a)はイヤフォン205を示す図であり、(b)はイヤフォンプラグ205aの正面図を、(c)は、イヤフォンプラグ205aのd−d断面図を示している。
図13(a)に示すように、本実施形態のイヤフォンプラグ205aは、第1、2実施形態の変換パーツ7と略同一形状である。図13(b)に示すように、イヤフォンプラグ205aには磁石250dが設けられており、イヤフォンジャック203に設けられた磁石250cと、イヤフォンプラグ205aに設けられた磁石250dの吸引により、イヤフォンジャック203とイヤフォン205を接続することが可能となっている。磁石250c、磁石250dの吸引により、イヤフォンジャック203とイヤフォン205が接続されているときに、イヤフォン205をイヤフォンジャック203と逆方向に少々引っ張ったくらいでは外れることはないが、強く引っ張った場合には外れるようになっている。また、イヤフォンジャック203とイヤフォン205が接続されているときに、イヤフォン205をイヤフォンジャック203に接続する方向以外の方向に一定以上の力を加えられると、磁石250cと磁石250dの接続が外れるようになっている。このように、磁石250cと磁石250dの接続を外すことにより、イヤフォン205に直接加わる力を逃すことができる。尚、磁石250c、磁石250dの吸引によるイヤフォンジャック203とイヤフォン205の接続に伴い、イヤフォンジャックの導通部252とイヤフォンの導通部253が接続され、主制御装置からイヤフォン205に対して、イヤフォンジャックの導通部252とイヤフォンの導通部253を介して、イヤフォン205の音声出力制御に係わる電気信号を出力することができる。
以上説明した第3実施形態によれば、イヤフォンプラグ253aの磁石250d、及びイヤフォンジャック203の磁石250cの吸引により、イヤフォンジャック203とイヤフォン205が接続される構成としたので、磁石250dと磁石250cが吸引される方向とは相違する方向に一定以上の強い力がイヤフォン205に加わることによって、磁石250c、250dの吸引による接続が外れ、加えられた力がイヤフォン205に直接かからないように力を逃すことで、イヤフォン205の破損を回避することができる。
(第4実施形態)
次に図14〜19を用いて第4実施形態の音聴取装置1について説明する。第4実施形態の音聴取装置1では、変換パーツ7とイヤフォンジャック3が磁石により接続される構成になっている。以後、本実施形態の第1実施形態に対応する番号を300番台として説明は省略する。
次に図14〜19を用いて第4実施形態の音聴取装置1について説明する。第4実施形態の音聴取装置1では、変換パーツ7とイヤフォンジャック3が磁石により接続される構成になっている。以後、本実施形態の第1実施形態に対応する番号を300番台として説明は省略する。
図14を用いて、本実施形態の音聴取装置301について説明する。音聴取装置301は、イヤフォンジャック303、イヤフォン305、変換パーツ307、情報表示装置309から構成される。イヤフォンジャック303に変換パーツ307を介して、イヤフォン305を接続することにより、パチンコ機301から出力される音声をイヤフォン305から聴取可能となる。
尚、イヤフォン305には、イヤフォン305を変換パーツ307に接続する為のイヤフォンプラグ305aが備えられている。イヤフォンジャック303は、情報表示装置309に設けられている。
情報表示装置309は、パチンコ機302の大当たり遊技状態が終了してから、又は遊技店の開店時からの特別図柄の変動回数、大当たり回数等を表示する情報表示器311、外部スピーカ312等を備えている。
イヤフォンジャック303に変換パーツ307を介して、イヤフォン305を接続していない場合、遊技に関する音声は外部スピーカ312から出力されるように構成されている。イヤフォンジャック303に変換パーツ307を介して、イヤフォン305を接続している場合、外部スピーカ312からの出力はなされないが、遊技者はイヤフォン305から遊技に応じた効果音を聴取することが可能であり、このイヤフォン305から聴取することにより隣接したパチンコ機302が出力する効果音等の周囲の音声が抑えられるため、パチンコ機302の効果音を聴き取りやすくなる。また、情報表示装置309には、イヤフォン305又は外部スピーカ312に出力される音量を調整する音量調節スイッチ315が設けられ、聴き取りやすいように調整可能である。音量調節スイッチ315は、一対の押しボタンから構成されており、一対の押しボタンのうち、右側のボタンを押す毎にイヤフォン305から聞こえる音が次第に大きくなり、左側のボタンを押すことでイヤフォン305から聞こえる音が次第に小さくなる構成となっている。これにより、遊技者は所望の音量でパチンコ機302の遊技音を聴くことができる。尚、音量調節スイッチ315は音量が調整出来る形状であれば、本実施形態に挙げたものに限定されるわけではない。外部スピーカ312、イヤフォン305からの音声出力制御は、主制御装置(図示せず)から、情報表示装置309、イヤフォンジャック303等を介して、電気信号が外部スピーカ312、イヤフォン305に出力されることにより行われる。より具体的には、この電気信号は、情報表示装置309、イヤフォンジャック303の導通部352、変換パーツの導通部349、イヤフォン5の導通部353の順番に通過することにより、主制御装置5からイヤフォン5に出力される。
尚、情報表示装置309の左下部には、情報表示器311の表示を切替える表示切替スイッチ317が、左右上部には各種ランプ322aが、情報表示器309の下方には各種LED322bが設けられている。
図15、16を用いて、本実施形態の変換パーツ307及びイヤフォンジャック303について説明する。図15(a)は変換パーツ307の正面図を、(b)は変換パーツ307の側面図を、(c)は変換パーツ307のe−e断面図を示している。図16(a)は情報表示装置309の正面図であり、(b)は情報表示装置309のf−f断面図を示している。
変換パーツ307には、図15(a)に示す通り、磁石350dが備えられており、イヤフォンジャック303には、図16(a)に示す通り、磁石350cが備えられている。この磁石350c、磁石350dの吸引により、イヤフォンジャック303と変換パーツ307が接続される。磁石350c、磁石350dの吸引により、イヤフォンジャック303と変換パーツ307が接続されているときに、変換パーツ307をイヤフォンジャック303と逆方向に少々引っ張っただけで外れることはないが、一定以上の力で強く引っ張った場合には外れるようになっている。
変換パーツ307は、図15(c)に示す通り、イヤフォンプラグ305aを挿入する為のプラグ挿入部348を備えている。イヤフォンプラグ305aをプラグ挿入部348に挿入することで、イヤフォンプラグ305aと変換パーツ307が接続される。磁石350c、磁石350dの吸引により、イヤフォンジャック303と変換パーツ307が接続され、イヤフォンプラグ305aと変換パーツ307が接続されている状態のときに、イヤフォンプラグ305aを変換パーツ307のプラグ挿入部348から脱抜する方向以外の方向に一定以上の力が変換パーツ307、又はイヤフォン305に加わると、磁石350cと磁石350dがずれて、その結果、イヤフォンジャック303と変換パーツ307の接続が外れ、変換パーツ307、又はイヤフォン305にかかる力を逃すことにより、イヤフォンジャック303、及びイヤフォン305の破損防止の効果がある。
尚、図15(a)、及び図16(a)に示す磁石350c、350dの配置位置は、主制御装置からイヤフォン305に出力される電気信号に影響がでないように、電気信号が流れる変換パーツ307の導通部349(図15(c)参照)、及びイヤフォンジャック303の導通部352(図16(a)参照)から若干離れた箇所に磁石350c、350dを備えるように構成している。
次にイヤフォン305と変換パーツ307の接続、変換パーツ307と情報表示装置309に設けられたイヤフォンジャック303の接続に関して、図17〜図19にて説明する。
図17は、変換パーツ307とイヤフォンジャック303の接続を示す図である。図17は、左側から、イヤフォン305、変換パーツ307のe-e断面図(図15参照)、情報表示装置309のf−f断面図(図16参照)を表している。図17の矢印hが示す方向に、変換パーツ307をイヤフォンジャック303に近づけることにより、磁石350c、350dが互いに吸引する作用が働き、変換パーツ307とイヤフォンジャック303が接続されることになる。変換パーツ307とイヤフォンジャック303が接続されると同時に、変換パーツ307の導通部349、及びイヤフォンジャック303の導通部352も互いに接続されることになる。
図18は、イヤフォン305と変換パーツ307の接続を示す図である。図18は、左側から、イヤフォン305、変換パーツ307及び情報表示装置309が接続された状態を示す断面図(図17参照)を示している。図18の矢印iが示す方向に、イヤフォンプラグ305aが変換パーツ307のプラグ挿入部348に挿入されることにより、イヤフォン305と変換パーツ307が接続される。イヤフォン305と変換パーツ307が接続されることにより、イヤフォン305の導通部353、変換パーツ307の導通部349も互いに接続されることになる。
図19は、最終的にイヤフォン305と変換パーツ307の接続、及び変換パーツ307と情報表示装置309に設けられたイヤフォンジャック303の接続が完了した図を示している。これにより、主制御装置から出力される電気信号が、情報表示装置309、イヤフォンジャック303の導通部352、変換パーツの導通部349、イヤフォン5の導通部353の順番に通過するようになり、主制御装置がイヤフォン305の音声出力制御を行うことが可能となる。
以上説明した第4実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏すると共に、イヤフォンジャック303と変換パーツ307との接続部分の形状が略平面であるため、遊技者にイヤフォンジャック303内に何か(例えば、チューイングガム)を詰め込まれることで破損されることを防止することが出来る。更に、イヤフォンプラグ305aを変換パーツ307のプラグ挿入部348から脱抜する方向以外の方向に一定以上の力が変換パーツ307、又はイヤフォン305に加わると、磁石350cと磁石350dがずれて、その結果、イヤフォンジャック303と変換パーツ307の接続が外れ、変換パーツ307、又はイヤフォン305にかかる力を逃す構成により、イヤフォンジャック303、及びイヤフォン305の破損防止の効果がある。また、イヤフォンジャック303の形状を規格外としつつも、イヤフォン305との間に変換パーツ307を介して接続することにより、一般的なイヤフォン305を利用することが可能であり、汎用性を高めることができる。
第4実施形態の変形例1として、図20(a)〜(c)に示す変換パーツ307、及びイヤフォンジャック303を用いても良い。図20(a)は、変換パーツ307の正面図、(b)は変換パーツ307のg-g断面図、(c)はイヤフォンジャック303の正面図である。第4実施形態の変形例1では、図21に示すように、イヤフォンジャック303の導通部352が凸形状を為しており、変換パーツ307の導通部349が凹形状を為している。図22に示すように、変換パーツ307、及びイヤフォンジャック303を接続するときには、イヤフォンジャック303の導通部352の凸部が、変換パーツ307の導通部349の凹部に差し込まれることにより、イヤフォンジャック303、及び変換パーツ307が接続されるようにした。更に、第4実施形態と同様に、磁石350cと磁石350dとの吸引による変換パーツ307、及びイヤフォンジャック303の接続も為されるので、変換パーツ307、及びイヤフォンジャック303の接続がより強固なものとなる。また、第4実施形態と比較して、位置決めが的確に行えるように、変換パーツ307、及びイヤフォンジャック303の接点部分を改良した。
第4実施形態の変形例2として、図23(a)〜(c)に示す変換パーツ307、及びイヤフォンジャック303を用いても良い。図23(a)は、変換パーツ307の正面図、(b)は変換パーツ307のh-h断面図、(c)はイヤフォンジャック303の正面図である。変形例1では、イヤフォンジャック303の導通部352の凸部が、変換パーツ307の導通部349の凹部に差し込まれることにより、変換パーツ307、及びイヤフォンジャック303が接続されるが、変形例2では、図24、図25に示すように、イヤフォンジャック303の導通部352が凹形状を為しており、変換パーツ307の導通部349が凸形状を為しており、変換パーツ307の導通部349の凸部が、イヤフォンジャック303の導通部352の凹部に差し込まれることにより、イヤフォンジャック303、及び変換パーツ307が接続されるようにした。
第4実施形態の変形例3として、図26(a)〜(c)に示す変換パーツ307、及びイヤフォンジャック303を用いても良い。図26(a)は、変換パーツ307の正面図、(b)は変換パーツ307のi-i断面図、(c)はイヤフォンジャック303の正面図である。第4実施形態、及び変形例1、2では、変換パーツ307の導通部349、及びイヤフォンジャック303の導通部352を円状配置していたが、変形例3では、変換パーツ307の導通部349、及びイヤフォンジャック303の導通部352を円弧状として距離を取るように配置している。変形例3では、変形例1と同様に、イヤフォンジャック303の導通部352が凸形状を為しており、変換パーツ307の導通部349が凹形状を為しており、イヤフォンジャック303の導通部352の凸部が、変換パーツ307の導通部349の凹部に差し込まれることにより、イヤフォンジャック303、及び変換パーツ307が接続されるように構成している。更に、第4実施形態と同様に、磁石350cと磁石350dとの吸引により、変換パーツ307、及びイヤフォンジャック303の接続がより強固なものとなる。
第4実施形態の変形例4として、図27(a)〜(c)に示す変換パーツ307、及びイヤフォンジャック303を用いても良い。図27(a)は、変換パーツ307の正面図、(b)は変換パーツ307のj-j断面図、(c)はイヤフォンジャック303の正面図である。変形例4では、変形例3と異なり、変換パーツ307の導通部349の凸部が、イヤフォンジャック303の導通部352の凹部に差し込まれることにより、イヤフォンジャック303、及び変換パーツ307が接続される構成となっており、その他の構成は、変形例3と同様である。尚、接続状態をよくするために、変形例3、4の変換パーツ307の導通部349、及びイヤフォンジャック303の導通部352の接触面積を、変形例1、2の変換パーツ307の導通部349、及びイヤフォンジャック303の導通部352の接触面積と略同じになるように構成しても良い。
以上説明した第4実施形態の変形例1〜4によれば、第4実施形態と同一の効果を奏すると共に、イヤフォンジャック303の導通部352が凸形状を、変換パーツ307の導通部349が凹形状を為しており、又は、イヤフォンジャック303の導通部352が凹形状を、変換パーツ307の導通部349が凸形状を為しており、イヤフォンジャック303の導通部352の凸部が、変換パーツ307の導通部349の凹部に差し込まれる、又は変換パーツ307の導通部349の凸部が、イヤフォンジャック303の導通部352の凹部に差し込まれることにより、イヤフォンジャック303、及び変換パーツ307が接続されるので、変換パーツ307、及びイヤフォンジャック303の接続がより強固なものとなる。
尚、以上説明した第1〜第4実施形態において、イヤフォン5から出力される音声として、TV、有線放送、ラジオ等から流れる音声を出力するようにしても良い。この構成とした場合、これらの音声のうち、どの音声を聴取するかを、遊技者が選択できるようにすると好適である。更に、情報表示装置9にカセットデッキ、MD、CDを挿入する挿入口を設け、カセットデッキ、MD、CDに記憶されている音声をイヤフォン5から出力しても良い。遊技者が遊技店に持参したMDプレイヤー、CDプレイヤーを情報表示装置9に挿入可能とし、当該MDプレイヤー、CDプレイヤーに挿入されたメディアに記憶された音声を聴取可能にすることも考えられる。
更に、変換パーツ7を遊技施設にてレンタル又は景品として置いておくようにし、イヤフォン5を遊技施設にて景品として置いておくことが好ましい。イヤフォン5は遊技者が私物を使用しても良い。第1〜第4実施形態では、パチンコ機2を例に取り、音聴取装置1を説明したが、他の製品(例えば、CDプレイヤーなどの音響機器やウォークマンのような携帯型音響機器など)に本実施形態の音聴取装置1を採用することもできる。
第3、及び第4実施形態において、イヤフォンジャック203、303に設けられる磁石250c、350cを電磁石で構成し、該電磁石の近傍に電磁石の動きを検出するスイッチ(図示略)を備え、イヤフォンジャック203、303の磁石250c、350cが変換パーツ207、307に向けて引かれるような力が加わったとき(変換パーツ207、307がイヤフォンジャック203、303から離脱する方向への力が加わったとき)に電磁石をOFFにし、イヤフォンジャック203、303と変換パーツ207、307の接続が解除される構成としても良い。
以上の実施形態は、本発明の態様を実施するに当たって、本発明者により採用された技術の代表例である。これら技術は本発明の実施のための好ましい実施形態の例示である。また、本技術分野に属する者は、本発明の開示に鑑みて、本発明の精神及び意図された要旨から離れることなく多数の改変・追加等が可能であることはいうまでもない。
1…音聴取装置 2…パチンコ機(遊技機) 3…イヤフォンジャック
5…イヤフォン 5a…イヤフォンプラグ 7…変換パーツ
9…情報表示装置 45…ヒンジ機構 46…イヤフォンジャック接続部
48…プラグ挿入部 50a、50b…磁石
5…イヤフォン 5a…イヤフォンプラグ 7…変換パーツ
9…情報表示装置 45…ヒンジ機構 46…イヤフォンジャック接続部
48…プラグ挿入部 50a、50b…磁石
Claims (5)
- 接続端子を備え、個人聴取器から出力される音声を直接的に又は間接的に制御する音出力装置と、
前記個人聴取器の接続プラグを挿入可能な挿入部と、前記接続端子に接続可能な接続部と、前記挿入部と前記接続部の間に設けた脱着機構と、該脱着機構を保持するための磁石と、を有する変換プラグを設け、
前記個人聴取器の接続プラグを前記変換プラグの挿入部に挿入し、前記接続端子と前記変換プラグの接続部とを接続することで、前記変換プラグを介して、前記個人聴取器と、前記接続端子が電気的に接続され、
前記個人聴取器の接続プラグを挿入部に対して脱抜する方向とは相違する方向に、前記個人聴取器、又は変換プラグに一定以上の力が加わることによって前記磁石による前記脱着機構の保持が解除されることを特徴とする音聴取装置。 - 請求項1記載の音聴取装置において、
前記変換プラグの接続部の形状は、前記個人聴取器の接続プラグと略同一形状で構成され、前記接続端子に前記変換プラグの接続部を挿入可能な形状とし、前記変換プラグの接続部が前記接続端子に挿入されることにより、前記接続端子と前記変換プラグの接続部とが接続されることを特徴とする音聴取装置。 - 請求項1乃至2いずれかの音聴取装置において、
前記個人聴取器の接続プラグを前記変換プラグの挿入部に挿入し、前記接続端子と前記変換プラグの接続部とを接続したときに、前記変換プラグが回転可能であることを特徴とする音聴取装置。 - 請求項1乃至3いずれかの音聴取装置において、前記磁石による前記脱着機構の保持が解除されるとき、前記個人聴取器と前記接続端子の電気的接続が遮断されることを特徴とする音聴取装置。
- 磁石により構成された第1接続部を備え、個人聴取器から出力される音声を直接的に又は間接的に制御する音出力装置と、
磁石により構成された第2接続部を備えた前記個人聴取器と、を備え、
前記第1接続部の磁石、及び前記第2接続部の磁石の吸引により、前記第1接続部と前記第2接続部を接続することで、前記個人聴取器と、前記音出力装置が電気的に接続され、
前記第1接続部と、前記第2接続部を接続する方向とは相違する方向に、前記個人聴取器に一定以上の力が加わることによって前記磁石による保持が解除されることを特徴とする音聴取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005300750A JP2007110545A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 音聴取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005300750A JP2007110545A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 音聴取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007110545A true JP2007110545A (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=38036022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005300750A Pending JP2007110545A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 音聴取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007110545A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015099006A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | アルプス電気株式会社 | イヤホン付き小型電子機器 |
CN105826752A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-08-03 | 乐视控股(北京)有限公司 | 一种耳机插头和移动终端 |
US9467766B2 (en) | 2013-09-24 | 2016-10-11 | Xiaomi Inc. | Connection member for connecting headset plug, headset jack and electronic device |
RU2608328C2 (ru) * | 2013-09-24 | 2017-01-17 | Сяоми Инк. | Соединительный элемент для штекера наушников, гнездо для наушников и оконечное устройство |
-
2005
- 2005-10-14 JP JP2005300750A patent/JP2007110545A/ja active Pending
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