JP2007110495A - クロック信号発生回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチドキャパシタ回路の高速化の際に、スイッチドキャパシタ回路を動作させるために供給するクロックタイミングがばらつきや配線に付く寄生抵抗、容量によってはタイミング破綻を引き起こす。
【解決手段】スイッチドキャパシタ回路を動作させるために供給するクロック信号のボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を制御手段により、タイミングを調整可能にする事により、タイミング破綻を回避する事が出来、且つ前記それぞれの期間を決定付ける論理素子の面積を増大させる事なく構成できる。
【選択図】図1

Description

本発明はスイッチドキャパシタ回路を用いた演算増幅器を動作させるための、クロック信号発生回路に関するものである。
パイプラインA/D変換器の増幅段に用いるスイッチドキャパシタ(Switched Capacitor 以下SCと略記)回路に代表されるように、SC回路の高速化・小面積化が要求されている。この高速化・小面積化に伴い、SC回路を動作させるクロック信号の動作タイミングの要求はより厳しくなってきている。図8は一般的なSC回路を用いた演算増幅器である。この演算増幅器は、aの信号路を介して入力されたΦ1のクロックタイミングに従ってON/OFFするスイッチ(以下SWと略記)25a,25b,25dと、bの信号路を介して入力されたΦ1Pのクロックタイミングに従ってON/OFFするSW25cと、cの信号路を介して入力されたΦ2のクロックタイミングに従ってON/OFFするSW25e,25fと、コンデンサ26a,26bと、オペアンプ24により構成されている。3fの入力端より入力された信号は、Φ1のタイミングでSW25a,25bがONし、コンデンサ26a,26bに信号電荷を蓄積する。同時にSW25dもΦ1のクロックタイミングでONし、3hの入力端より入力されたバイアスの電圧でオペアンプ24の出力をリセットする。その際SW25cはΦ1PのタイミングでONし、オペアンプ24の2入力をショートしている。この時SW25e,25fはΦ2のクロックタイミングでOFFしている。次に前記Φ1PのタイミングでSW25cがOFFし、コンデンサ26a,26bのボトムプレートサンプリングを行う。ボトムプレートサンプリングは、SWがONからOFFに切替わる際に発生するSWの寄生容量に蓄積された電荷のリークが、信号サンプリング用のコンデンサに蓄積され発生する信号オフセットを防ぐ手段として一般的に知られており、SC回路においてはこのボトムプレートサンプリング期間が非常に重要である。図6には、前記クロックΦ1P,Φ1,Φ2P,Φ2のタイミングチャートを示す。
前記Φ1のタイミングでSW25a,25b,25dがOFFし、コンデンサ26a,26bへの信号サンプリングが終了する。次に、Φ2のタイミングによりSW25e,25fがONし、コンデンサ26bには入力端3gからのバイアスの電圧とショートされ、またコンデンサ26aはオペアンプ24の出力とショートされる。これにより、入力された信号が増幅され出力端4fから出力される。Φ1のクロックタイミングでSW25a,25b,25dがOFFし、Φ2のクロックタイミングでSW25e,SW25fがONするまでの間には全SWがOFFするタイミング(ノンオーバーラップ期間)が必要である。これは、タイミングのばらつきにより、Φ1でSW25a,25b,25dがOFFする前にΦ2がONすることにより、コンデンサ26a,26bにサンプリングされた電荷の放電(リーク)が発生し、増幅された出力信号に誤差が生じる。これを防ぐために前記のノンオーバーラップ期間がSC回路においては重要になる。前記演算増幅器は、バイアス2の電圧をVb、コンデンサ26a,26bの容量値が等しいとすると、これら一連の動作により、Vout=2*Vin−Vbの式で示される演算増幅器が構成される。
図9には、特許文献1「特開2005−45786号公報」にも示されるように、一般的なパイプラインA/Dの構成の様に、前記図8の演算増幅器が複数段接続された場合を示している。この場合も同様にクロックタイミングΦ1,Φ1P,Φ2,Φ2Pにより動作し、詳細な説明は割愛する。
図8や図9に示される様なSC回路を用いた演算増幅器を動作させる、前記クロックタイミングΦ1,Φ1P,Φ2,Φ2Pのクロックを発生させる一般的なクロック信号発生回路の構成を図5に示す。このクロック信号発生回路は、1a〜1d、2a〜2nの複数個の論理素子により構成されており、前記に示したクロックタイミングΦ1Pの立下りとクロックタイミングΦ1の立下りに必要なボトムプレートサンプリング期間のタイミングは、論理素子2b,2c,2dにより決定付けられ、クロックタイミングΦ1の立下りとクロックタイミングΦ2の立ち上がりに必要なノンオーバーラップ期間のタイミングは、論理素子2e,2f,2gにより決定付けられる。同様に、クロックタイミングΦ2Pの立下りとクロックタイミングΦ2の立下りに必要なボトムプレートサンプリング期間及び、クロックタイミングΦ2の立下りとクロックタイミングΦ1の立ち上がりに必要なノンオーバーラップ期間は、論理素子2i,2j,2k及び、2l,2m,2nで決定付けられる。この様に、入力端子3a及び3bから入力されたクロック信号が処理され、出力端子4a,4b,4c,4dからそれぞれΦ1P,Φ1,Φ2P,Φ2のタイミングのクロックとなって出力される。また、前記ボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を決定付ける論理素子2b,2c,2d,2e,2f,2g,2i,2j,2k,2l,2m,2nの構成例を図7に示す。これは一般的なインバータ(反転)回路で、このインバータ回路を構成するトランジスタサイズが大きければ回路の動作電流が増え、応答速度は速くなり、1論理素子あたりの遅延時間は短くなる。逆にトランジスタサイズが小さければ回路の動作電流が減り、応答速度は遅くなり、1論理素子あたりの遅延時間は長くなる。この様に論理素子を構成するトランジスタサイズを調整する事で、必要なボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を決定する事が出来る。また示した図5ではそれぞれ3個の論理素子でΦ1PとΦ1タイミング、Φ1とΦ2タイミング、Φ2PとΦ2タイミング、Φ2とΦ1タイミングの決定付けをしているが、この論理素子の段数を増やす事により必要なボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を決定する事も出来る。
特開2005−45786号公報
しかしながら、一つの基板上に図8や図9に示す様なSC回路と、図5に示す様なクロック信号発生回路を構成した場合、論理素子のばらつきやクロック配線に付く寄生の抵抗成分や容量成分などにより、前記ボトムプレートサンプリング期間やノンオーバーラップ期間にばらつきが生じる。SC回路の高速化をするに当り、クロックの周期は短くなり、このタイミングのばらつきによる影響は非常に大きくなり、ボトムプレートサンプリング期間やノンオーバーラップ期間のタイミングが破綻し、SC回路の動作で信号のオフセットを発生させてしまう。また、トランジスタサイズの調整や、論理素子の段数を増やす事で、必要なボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を決定する場合、必要なボトムプレートサンプリング期間とノンオーバーラップ期間の長さによっては、基板上に占めるボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を決定付ける論理素子の面積が増大し、場合によっては基板面積を大きくしなければならなくなる。
上記課題を解決するために、本発明では以下の手段を講じた。請求項1及び請求項2はSC回路を動作させるためにクロック信号を供給するクロック信号発生回路に関するものであり、請求項1は前記ボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を制御手段により、タイミングを可変する事を特徴とする。請求項2は前記ボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を決定付ける論理素子部に電流源を設け、この電流量を制御手段により調整可能にする事で、ボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間のタイミングを可変する事を特徴とする。
請求項3は請求項1もしくは請求項2に記載のクロック信号発生回路を用いた信号処理装置に関するものであり、請求項1もしくは請求項2に記載のクロック信号発生回路と、前記クロック信号発生回路からのクロックを受けて動作するSC回路と、前記SC回路からの出力振幅により性能の一部が決定する信号処理手段と、前記信号処理手段の性能を監視し、性能低下が検知されると前記クロック信号発生回路にボトムプレートサンプリング期間とノンオーバーラップ期間を調整する制御信号を指示するモニタ手段を備えている事を特徴とする。
請求項4では、請求項1もしくは請求項2に記載のクロック信号発生回路を用いた信号処理装置で、ボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間のタイミング変更を電気的配線、例えば半導体組立時のワイヤリングや、フューズ等によりボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間のタイミングを決定する事ができる事を特徴としている。
以上で説明したように、本発明によれば、SC回路を動作させるために供給するクロック信号を、前記構成のクロック信号発生回路を用いる事により、SC回路に必要なボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間のタイミングを調整する事ができ、SC回路の高速化の際に、ばらつきや配線などに付く寄生抵抗、容量などによるボトムプレートサンプリング期間やノンオーバーラップ期間のタイミング破綻を回避する事が出来る。また、請求項2記載のクロック信号発生回路では、制御手段によりボトムプレートサンプリング期間やノンオーバーラップ期間を決定付ける論理素子に流れる電流量を調整する事により、タイミング調整を行うことが出来、トランジスタサイズの調整や、論理素子の段数を増やす事なく必要なボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を決定する事ができるため、ボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を決定付ける論理素子の面積が増大させる事なく構成できるため、基板面積の小型化を実現する事が出来る。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態に係るクロック信号発生回路の構成例を示した図である。図1において1a,1b,1c,1dは論理素子のNAND回路、2a,2b,2d,2e,2g,2h,2i,2k,2l,2nは論理素子のインバータ回路、3aはクロック信号入力端子、3bは3aの反転クロックを入力するクロック信号入力端子、4aはΦ1Pのタイミングクロックを出力するクロック出力端子、4bはΦ1のタイミングクロックを出力するクロック出力端子、4cはΦ2Pのタイミングクロックを出力するクロック出力端子、4dはΦ2のタイミングクロックを出力するクロック出力端子、5は制御信号を受けてクロックのタイミングを可変可能な論理素子、6a,6bは前記論理素子5の制御手段である制御信号入力で、これらにより、クロック信号発生回路11を構成している。クロック信号Φ1Pは、図中信号Aと信号BからΦ1P=A・Bで決定されているため、信号Bの立ち上がりタイミングでΦ1P=1になり、信号Aの立下りタイミングでΦ1P=0になる。この時、信号Bはクロック信号Φ2の反転信号を遅延した信号であり、その遅延量は制御手段である6bの制御信号を受けた論理素子5で遅延量が調整される。同様に、クロック信号Φ1は、図中信号Cと信号DからΦ1=C・Dの反転となり、信号Dの立下りタイミングでΦ1=1になり、信号Cの立ち上がりタイミングでΦ1=0になる。この時、信号Cはクロック信号Φ1Pの反転信号を遅延した信号であり、その遅延量は制御手段である6aの制御信号を受けた論理素子5で遅延量が調整される。クロック信号Φ2Pは、図中信号Eと信号FからΦ2P=E・Fで決定されているため、信号Eの立ち上がりタイミングでΦ2P=1になり、信号Fの立下りタイミングでΦ2P=0になる。この時、信号Eはクロック信号Φ1の反転信号を遅延した信号であり、その遅延量は制御手段である6bの制御信号を受けた論理素子5で遅延量が調整される。同様に、クロック信号Φ2は、図中信号Gと信号HからΦ1=G・Hの反転となり、信号Gの立下りタイミングでΦ2=1になり、信号Hの立ち上がりタイミングでΦ2=0になる。この時、信号Hはクロック信号Φ2Pの反転信号を遅延した信号であり、その遅延量は制御手段である6aの制御信号を受けた論理素子5で遅延量が調整される。これにより、図1のクロック信号Φ1Pの立ち上がりタイミングとΦ2の立下りタイミング、いわゆるクロックΦ1PとΦ2とのノンオーバーラップ期間は制御信号6bによりタイミングが調整でき、同様に、クロック信号Φ1Pの立下りタイミングとΦ1の立下りタイミング、いわゆるクロックΦ1PとΦ1とのボトムプレートサンプリング期間は制御信号6aによりタイミングが調整でき、クロック信号Φ2Pの立ち上がりタイミングとΦ1の立下りタイミング、いわゆるクロックΦ2PとΦ1とのノンオーバーラップ期間は制御信号6bによりタイミングが調整でき、クロック信号Φ2Pの立下りタイミングとΦ2の立下りタイミング、いわゆるクロックΦ2PとΦ2とのボトムプレートサンプリング期間は制御信号6aによりタイミングが調整できる。
前述で例として示した様な図8,9のSC回路を用いた演算増幅器を本実施の形態のクロック信号発生回路で動作させることにより、ノンオーバーラップ期間、ボトムプレートサンプリング期間が調整可能になり、SC回路の高速化の際に、ばらつきや配線などに付く寄生抵抗、容量などによるボトムプレートサンプリング期間やノンオーバーラップ期間のタイミング破綻を回避する事が出来る。なお、図1の制御信号6a及び6bは、本実施の形態では2種類であったが、それぞれの論理素子5に制御信号を割り当てても良い。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るクロック信号発生回路の構成について説明する。クロック信号発生回路の基本構成は前で説明した図1の構成になる。本実施の形態では制御信号を受けて遅延量を調整する事が出来る論理素子5について図2で構成例を示す。7a,7b,7c,7dはP型MOSトランジスタ、8a,8b,8cはN型MOSトランジスタ、9は制御信号6cを受けて電流量が変化する可変電流源で、入力端子3eから入力されたクロック入力信号に応じてMOSトランジスタ7dと8bが動作し、この時トランジスタ7a,7b,7c及び8a,8cがカレントミラー構成になっているため、トランジスタ7d及び8bの動作電流は可変電流源9により制御されることになる。制御信号6cにより可変電流源9が制御されるため、クロック出力端子4eの出力クロック信号の遅延量が制御信号6cにより変化することになる。前述の通り、図1のクロック信号Φ1Pの立ち上がりタイミングとΦ2の立下りタイミング、いわゆるクロックΦ1PとΦ2とのノンオーバーラップ期間は制御信号6bによりタイミングが調整でき、同様に、クロック信号Φ1Pの立下りタイミングとΦ1の立下りタイミング、いわゆるクロックΦ1PとΦ1とのボトムプレートサンプリング期間は制御信号6aによりタイミングが調整でき、クロック信号Φ2Pの立ち上がりタイミングとΦ1の立下りタイミング、いわゆるクロックΦ2PとΦ1とのノンオーバーラップ期間は制御信号6bによりタイミングが調整でき、クロック信号Φ2Pの立下りタイミングとΦ2の立下りタイミング、いわゆるクロックΦ2PとΦ2とのボトムプレートサンプリング期間は制御信号6aによりタイミングが調整できる。
前述で例として示した様な図8,9のSC回路を用いた演算増幅器を本実施の形態のクロック信号発生回路で動作させることにより、ノンオーバーラップ期間、ボトムプレートサンプリング期間が調整可能になり、SC回路の高速化の際に、ばらつきや配線などに付く寄生抵抗、容量などによるボトムプレートサンプリング期間やノンオーバーラップ期間のタイミング破綻を回避する事が出来る。また、制御手段によりボトムプレートサンプリング期間やノンオーバーラップ期間を決定付ける論理素子に流れる電流量を調整する事でタイミング調整を行うことが出来、トランジスタサイズの調整や、論理素子の段数を増やす事なく必要なボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を決定する事ができるため、ボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を決定付ける論理素子の面積が増大させる事なく構成できるため、基板面積の小型化を実現する事が出来る。
なお、図1の制御信号6a及び6bは、本実施の形態では2種類であったが、それぞれの論理素子5に制御信号を割り当てても良い。
(実施の形態3)
図3に本発明の実施の形態3に係るクロック信号発生回路を用いた信号処理装置の構成を示す。図3において、3aはクロック信号入力端子、3bは3aのクロック信号の反転クロックのクロック信号入力端子、11は実施の形態1もしくは2で説明したクロック信号発生回路、10は図8や図9で前述したようなSC回路を用いた演算増幅器、12は前記10及び11に対し独立に動作する内部システム、13は前記10及び前記11,12を含む外部システムである。14は内部システム12から前記演算増幅器10へのアナログ入力信号、15は前記演算増幅器10から内部システム12への出力信号、16は内部システム12から前記クロック信号発生回路11内のボトムプレートサンプリング期間のタイミングを制御する制御信号、17は内部システム12から前記クロック信号発生回路11内のノンオーバーラップ期間のタイミングを制御する制御信号である。
次に本実施の形態に係る信号処理装置についての動作を説明する。まず内部システム12よりアナログ入力信号14が演算増幅器10に与えられる。前記演算増幅器10は、3a,3bからのクロック信号により動作する前記クロック信号発生回路11からのクロックを受けて動作し、与えられたアナログ信号に応じて信号処理し出力信号15を出力する。また、内部システム12は出力信号15を受けてこの信号レベルに応じて制御信号16及び17を出力する。これによりシステム全体としてボトムプレートサンプリング期間、ノンオーバーラップ期間のタイミング破綻により発生したオフセットが最小になるタイミングを設定でき、SC回路を用いた演算増幅器の高速化の際に、ばらつきや配線などに付く寄生抵抗、容量などによるボトムプレートサンプリング期間やノンオーバーラップ期間のタイミング破綻を回避する事が出来る。
(実施の形態4)
図4に本発明の実施の形態4に係るクロック信号発生回路を用いた信号処理装置の構成を示す。図4において、11は実施の形態1もしくは2で説明したクロック信号発生回路、10は図8や図9で前述したようなSC回路を用いた演算増幅器、13は前記10及び11を含む外部システム、18は前記10及び11をワイヤーで接続する為の内部ワイヤリングパッド、19は外部ワイヤリングパッド、20は外部ワイヤリングパッド19と前記内部ワイヤリングパッド18とを接続するワイヤー、22は外部アナログ入力信号、21a及び21bはバイアス電圧源、23a及び23bはクロック信号源である。演算増幅器10には19,20,18を介してアナログ入力信号22が入力される。また同様にクロック信号発生回路11内の論理素子を制御し、ボトムプレートサンプリング期間、ノンオーバーラップ期間のタイミングを調整するための制御電圧が、バイアス電圧源21a,21bから与えられ、またクロック信号発生回路を動作させるためのクロック信号が、クロック信号源23a,23bから与えられる。製造過程においてクロック信号発生回路のボトムプレートサンプリング期間、ノンオーバーラップ期間のタイミング設定が決まっている場合、本実施の形態の様にワイヤー20で、あるバイアス電圧源21a,21bに接続する事で、必要なクロック信号発生回路のタイミング特性に固定する事が出来る。これにより、演算増幅器10にとって最適なボトムプレートサンプリング期間、ノンオーバーラップ期間のタイミングを実現する事が出来る。
以上説明したように、本発明は、SC回路を用いた演算増幅器の高速化が行われた場合、ばらつきや配線などに付く寄生抵抗、容量などによるボトムプレートサンプリング期間やノンオーバーラップ期間のタイミング破綻を回避する事が出来る。また、トランジスタサイズの調整や、論理素子の段数を増やす事なく必要なボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を決定する事ができるため、ボトムプレートサンプリング期間と、ノンオーバーラップ期間を決定付ける論理素子の面積が増大させる事なく構成できるため、基板面積の小型化を実現する事が出来る。
第1の実施の形態に係るクロック信号発生回路の構成図 第2の実施の形態に係る論理素子の構成例の図 第3の実施の形態に係るクロック信号発生回路を用いた信号処理装置の構成図 第4の実施の形態に係るクロック信号発生回路を用いた信号処理装置の構成図 従来のクロック信号発生回路の構成図 SC回路を動作させるためのクロックタイミングを示したタイミングチャート 従来のクロック信号発生回路に係る論理素子の構成例の図 クロック信号発生回路のクロックを受けて動作するSC回路を用いた演算増幅器の第1の例を示す図 クロック信号発生回路のクロックを受けて動作するSC回路を用いた演算増幅器の第2の例を示す図
符号の説明
1a,1b,1c,1d 論理素子(NAND回路)
2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g,2h,2i,2j,2k,2l,2m,2n 論理素子(インバータ回路)
3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3h 入力端子
4a,4b,4c,4d,4e,4f 出力端子
5 クロックタイミング制御用論理素子
6a,6b,6c タイミング制御信号
7a,7b,7c,7d P型MOSトランジスタ
8a,8b,8c N型MOSトランジスタ
9 可変電流源
10 演算増幅器
11 クロック信号発生回路
12 内部システム
13 外部システム
14 アナログ入力信号
15 出力信号
16,17 制御信号
18 内部ワイヤリングパッド
19 外部ワイヤリングパッド
20 ワイヤー
21a,21b バイアス電圧源
22 外部アナログ入力信号
23a,23b クロック信号源
24 オペアンプ
25a,25b,25c,25d,25e,25f,25g,25h,25i,25j,25k,25l スイッチ
26a,26b,26c,26d 容量

Claims (4)

  1. スイッチドキャパシタ回路を動作させる複数の論理素子により構成されたクロック信号発生回路において、スイッチドキャパシタ回路を動作させるために供給するクロック信号タイミングの、第1のクロック信号立下がりタイミングと第2のクロック信号立下りタイミングとの期間、及び第3のクロック信号立下がりタイミングと第4のクロック信号立下りタイミングとの期間、第2のクロック信号立下りタイミングと第3のクロック信号立ち上がりタイミングとの期間、及び第4のクロック信号立下りタイミングと第1のクロック信号立ち上がりタイミングとの期間それぞれを決定付ける論理素子部の遅延量を調整可能にしたことを特徴とするクロック信号発生回路。
  2. 請求項1記載のクロック信号発生回路において、請求項1記載の期間それぞれを決定付ける論理素子部の動作電流の電流量を可変にし、この電流量を制御手段により調整することで、それぞれの期間を決定付ける論理素子部の遅延量を調整可能にしたことを特徴とするクロック信号発生回路。
  3. 請求項1または請求項2記載のクロック信号発生回路と、クロック信号発生回路により供給されたクロック信号により動作する前記スイッチドキャパシタ回路と、スイッチドキャパシタ回路の信号振幅により性能の一部が決定する信号処理手段と、前記信号処理手段を監視し、性能の変化に応じて請求項1記載のそれぞれの期間を変化させるよう指示するモニタ手段を備えている事を特徴とする信号処理装置。
  4. 請求項1または請求項2記載のクロック信号発生回路とクロック信号発生回路により供給されたクロック信号により動作するスイッチドキャパシタ回路を備え、請求項1記載のそれぞれの期間を変化させる指示を、電気的配線により行う事を特徴とする信号処理装置。
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