JP2007109073A - 製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法 - Google Patents

製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007109073A
JP2007109073A JP2005300377A JP2005300377A JP2007109073A JP 2007109073 A JP2007109073 A JP 2007109073A JP 2005300377 A JP2005300377 A JP 2005300377A JP 2005300377 A JP2005300377 A JP 2005300377A JP 2007109073 A JP2007109073 A JP 2007109073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
requirements
dependency
product development
module
information indicating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005300377A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4104622B2 (ja
Inventor
Katsufumi Araki
克文 荒木
Atau Shihoda
与 志保田
Isao Nagatomi
功 長富
Takeo Karasawa
武郎 唐澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITID Consulting Ltd
Original Assignee
ITID Consulting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2005300377A priority Critical patent/JP4104622B2/ja
Application filed by ITID Consulting Ltd filed Critical ITID Consulting Ltd
Priority to EP06810183A priority patent/EP1939798A4/en
Priority to US12/067,500 priority patent/US8209212B2/en
Priority to KR1020087007443A priority patent/KR100970242B1/ko
Priority to CNA2006800361906A priority patent/CN101278307A/zh
Priority to PCT/JP2006/318341 priority patent/WO2007043284A1/ja
Publication of JP2007109073A publication Critical patent/JP2007109073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4104622B2 publication Critical patent/JP4104622B2/ja
Priority to US13/481,003 priority patent/US8458006B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0631Resource planning, allocation, distributing or scheduling for enterprises or organisations
    • G06Q10/06315Needs-based resource requirements planning or analysis
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0637Strategic management or analysis, e.g. setting a goal or target of an organisation; Planning actions based on goals; Analysis or evaluation of effectiveness of goals
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0639Performance analysis of employees; Performance analysis of enterprise or organisation operations
    • G06Q10/06395Quality analysis or management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0201Market modelling; Market analysis; Collecting market data
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/04Manufacturing

Abstract

【課題】 複雑な製品を開発する過程における無駄な繰り返し作業を容易に低減する
【解決手段】 製品開発プロセス支援システム10は、複数の階層の何れかに属する、製品開発プロセスにおける複数の要件間の依存関係を分析するシステムであって、それぞれ隣接した階層に属する2つの要件間の依存関係を示す情報、及び要件の製品開発に対する影響度を示す情報の入力を受け付ける入力受付部12と、同一の階層に属する任意の2つの要件間の依存関係を、入力受付部12により受け付けられた当該2つの要件とそれ以外の要件との依存関係を示す情報及び当該2つの要件の影響度を示す情報から、予め設定された依存関係導出ルールに基づいて導出する依存関係導出部13とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の階層の何れかに属する、製品開発プロセスにおける複数の要件間の依存関係を分析する製品開発プロセス支援システム、及び製品開発プロセス支援方法に関する。
製品開発プロセスにおいて、マーケティング上の上位の開発要件(顧客要求、システム要件)を、製品の各設計項目の要件にブレークダウンしていく手法として、品質機能展開(QFD:Quality Function Deployment)手法がある。例えば、自動車やデジタル複写機等の工業製品の開発において、上位の開発要件を達成するために製品が多くのモジュールや部品に展開される。QFD手法では、上下の要件間(上位の開発要件とモジュールや部品の設計項目の要件との間)の依存関係が整理され、この整理に基づき各モジュールや部品の設計項目の要件の内容が決定される。この決定に基づいて、各モジュールや部品の設計が、設計項目毎に多くの設計担当者や検証担当者により行われる。
一方、展開されたモジュールや部品の設計項目間の関連を整理するための手法としてDSM(Design Structure Matrix)手法がある。DSM手法によれば、モジュールや部品の設計項目(の設計担当者や検証担当者)間で、どのように連携(コラボレーション)をとっていくべきか把握することができる(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2004−280249号公報
QFD手法において、上位の要件が妥当に展開され、個々の設計にリスクが全くなければ、設計上の問題は発生しない。しかし、一般的には上位要件の展開に矛盾があったり、各設計項目の要素がリスクを持っていたりして、ブレークダウンされた要件を何れかのモジュールや部品が達成できなくなるというケースは頻繁に起こる。
この場合、要件が達成できないモジュールや部品の要件を、他のモジュールや他の部品の設計と調整して、目標達成できるように見直しや設計修正を行うことが必要となる。このように、QFD手法による場合、一旦設計した内容を自要因及び他要因によって、設計をやり直す等の無駄な繰り返し作業が頻繁に発生するおそれがある。
これを回避するには、展開された各モジュールや部品の設計項目(の設計担当者や検証担当者)で円滑な作業連携が必要となる。しかしながら、QFD手法では、上下の要件間の依存関係を把握することができても、展開された各モジュールや部品の設計項目の要件間の関連を把握するのが困難である。
一方、上述したDSM手法では、展開された各モジュールや部品の設計項目の要件間の関連を整理することができるが、要件間の総当りの依存関係を記述する必要がある。要件間の総当りの依存関係を一旦記述することができれば、必要な連携を把握し、無駄な繰り返し作業を回避することが可能になる。しかしながら、要件間の総当りの依存関係を記述するのは、複雑な製品であればあるほど非常に困難であり、現実的にこれを行うことは難しい。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものであり、複雑な製品を開発する過程における無駄な繰り返し作業を、容易に低減することができる製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法を提供することを目的とする。
本発明に係る製品開発プロセス支援システムは、複数の階層の何れかに属する、製品開発プロセスにおける複数の要件間の依存関係を分析する製品開発プロセス支援システムであって、それぞれ隣接した階層に属する2つの要件間の依存関係を示す情報、及び要件の製品開発に対する影響度を示す情報の入力を受け付ける入力受付手段と、同一の階層に属する任意の2つの要件間の依存関係を、入力受付手段により受け付けられた当該2つの要件とそれ以外の要件との依存関係を示す情報及び当該2つの要件の影響度を示す情報から、予め設定された依存関係導出ルールに基づいて導出する依存関係導出手段と、を備えることを特徴とする。ここで、階層とは、システム要件、モジュール機能要件等の、製品開発プロセスにおける具体性のレベルを示すものである。また、要件とは、各レベルにおける達成すべき仕様のことである。
本発明に係る製品開発プロセス支援システムでは、容易に入力することができる、入力とする隣接した階層に属する2つの要件間の依存関係を示す情報と要件の製品開発に対する影響度を示す情報とから、同一の階層に属する任意の2つの要件間の依存関係を導出することができる。従って、容易に入力できる情報から、同一の階層に属する任意の2つの要件間の依存関係を導出することができる。ユーザは、この依存関係を参照して、無駄な繰り返し作業を防止することができる製品開発プロセスにおける要件に関しての決定を行うことができる。これにより、複雑な製品を開発する過程における無駄な繰り返し作業を、容易に低減することができる。
製品開発プロセス支援システムは、依存関係導出手段により導出された依存関係から、予め設定された分析ルールに基づいて、製品開発プロセスにおける同一の階層に属する要件の優先順位を決定すると共に、当該要件をパーティション分けする分析手段を更に備えることが望ましい。この構成によれば、無駄な繰り返し作業を防止するという点で、望ましい順序及び区分で製品開発プロセスにおける要件に関しての決定を行うことができる。
入力受付手段は、QFD表の形式での依存関係を示す情報の入力を受け付け、依存関係導出手段は、DSM表に従って、依存関係を導出する、ことが望ましい。ここで、QFD表及びDSM表とは、それぞれQFD手法及びDSM手法の分析で用いられるマトリックスを含む表である。この構成によれば、QFD手法やDSM手法の分析手法を適用することができ、より確実に本発明を実施することができる。
ところで、本発明は、上記のように製品開発プロセス支援システムの発明として記述できる他に、以下のように製品開発プロセス支援方法の発明としても記述することができる。これらはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
本発明に係る製品開発プロセス支援方法は、複数の階層の何れかに属する、製品開発プロセスにおける複数の要件間の依存関係を分析する製品開発プロセス支援方法であって、それぞれ隣接した階層に属する2つの要件間の依存関係を示す情報、及び要件の製品開発に対する影響度を示す情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、同一の階層に属する任意の2つの要件間の依存関係を、入力受付ステップにおいて受け付けられた当該2つの要件とそれ以外の要件との依存関係を示す情報及び当該2つの要件の影響度を示す情報から、予め設定された依存関係導出ルールに基づいて導出する依存関係導出ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、容易に入力できる情報から、同一の階層に属する任意の2つの要件間の依存関係を導出することができる。ユーザは、この依存関係を参照して、無駄な繰り返し作業を防止することができる製品開発プロセスにおける要件に関しての決定を行うことができる。これにより、複雑な製品を開発する過程における無駄な繰り返し作業を、容易に低減することができる。
以下、図面とともに本発明に係る製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に本実施形態に係る製品開発プロセス支援システム10を示す。製品開発プロセス支援システム10は、製品開発プロセスにおける複数の要件間の依存関係を分析して、製品開発プロセスの支援を行うシステムである。ここでいう製品開発プロセスとは、マーケティング上の上位の開発要件(顧客要求、システム要件)から開発対象の製品のモジュールの機能要件を決定して、当該決定されたモジュールの機能から設計要素を決定するという一連のプロセスである。図2に示すように、このように製品開発プロセスは、「システム要件」「モジュール機能要件」「モジュール設計要素」といった複数の階層に分かれており、個別の各要件は何れかの階層に属している。また、「モジュール機能要件」の階層の要件は、「システム要件」の階層の要件をブレークダウンしたもの、「モジュール設計要素」の階層の要件は、「モジュール機能要件」の階層の要件をブレークダウンしたものにそれぞれなっており、階層間には隣接する関係がある。
具体的には例えば、プリンタの開発プロセスにおいては、上記の要件は以下のようになる。「システム要件」の階層の要件は、「プリント品質がよい」「プリントが早い」といったものが相当する。より具体的には例えば、「プリント品質がよい」という要件は、プリンタのユーザからプリント品質に関してのどの位の満足度を得ようとするかの目標仕様である。「モジュール機能要件」の階層の要件は、例えばモジュール毎に定義され、具体的にはプリント部分のモジュールに対して「ウォームアップ時間」「定着性」といったものが相当する。より具体的には例えば、「ウォームアップ時間」という要件は、そのモジュールが暖機運転に要する時間の目標仕様である。「モジュール設計要素」の階層の要件は、「ヒートローラ部のヒータ」「加圧部の加圧ローラ」といったものが相当する。より具体的には例えば、「ヒータ」という要件は、ヒータが具体的にどの様な寸法や材質であればよいという目標仕様である。
製品開発プロセス支援システム10は、製品開発プロセスにおける複数の要件間の依存関係を分析するものである。より具体的には、隣接した2つの階層に属する2つの要件間の依存関係を示す情報、及び要件の製品開発に対する影響度を示す情報を入力として、同一の階層に属する任意の2つの要件間の依存関係を導出するものである。
製品開発プロセス支援システム10は、ワークステーションやPC(Personal Computer)等から構成されており、CPU(CentralProcessing Unit)やメモリ等のハードウェアを備える。製品開発プロセス支援システム10における処理は、製品開発プロセス支援システム10による情報処理たる製品開発プロセス支援方法が実行されることにより行われる。製品開発プロセス支援システム10では、上記のハードウェアがプログラム等により動作することにより、製品開発プロセス支援システム10の、後述する機能が発揮されて上記の情報処理が実行される。なお、本実施形態では、製品開発プロセス支援システム10は一つの装置で実現されているが、製品開発プロセス支援システム10の各機能を分散した複数の情報処理装置がネットワークにより互いに接続されて構成される情報処理システムにより実現されていてもよい。
図1に示すように、製品開発プロセス支援システム10は、入出力インターフェース11と、入力受付部12と、依存関係導出部13と、分析部14とを備える。入出力インターフェース11は、入力インターフェースと出力インターフェースとからなっている。入力インターフェースは、キーボード等から構成され、製品開発プロセス支援システム10において演算処理に用いられるデータを入力するためにユーザに用いられるものである。出力インターフェースは、モニタ等から構成され、製品開発プロセス支援システム10の出力をユーザに参照させるために、出力の表示等を行うものである。
入力受付部12は、入出力インターフェース11により入力された情報の入力を受け付ける入力受付手段である。入力受付部12により受け付けられる情報は、製品開発プロセスにおける、それぞれ隣接した階層に属する2つの要件間の依存関係を示す情報、及び要件の製品開発に対する影響度を示す情報である。より具体的には後述する。入力受付部12により受け付けられた情報は、依存関係導出部13に送信される。
依存関係導出部13は、同一の階層に属する2つの要件間の依存関係を導出する依存関係導出手段である。依存関係の導出は、入力受付部12により受け付けられた隣接した階層に属する2つの要件間の依存関係を示す情報、及び要件の製品開発に対する影響度を示す情報を用いて行われる。また、依存関係の導出は、予め設定された依存関係導出ルールに基づいて行われる。この依存関係導出ルールは、依存関係導出部13に予め記憶されている。依存関係の導出については、より具体的に後述する。導出された依存関係を示す情報は、分析部14に送信される。
分析部14は、依存関係導出部13により導出された依存関係を分析する分析手段である。この分析には、同一の階層に属する要件の優先順位を決定して、当該要件を区分することを含む。分析部14による分析については、より具体的に後述する。分析部14による分析の結果は、入出力インターフェース11に送信される。
引き続いて、図3のフローチャートを用いて本実施形態に係る製品開発プロセス支援方法(製品開発プロセス支援システム10において実行される処理)を説明する。まず、図2の範囲21で示すモジュールの機能要件及びモジュール設計要素の階層の各要件の依存関係(2階層の要件の依存関係)を分析するものを説明する。その後、図2の範囲22で示す製品開発プロセス全体の各要件の依存関係(3階層の要件の依存関係)を分析するものを説明する。
以下、図3のフローチャートに従って、図2の範囲21で示すモジュール機能要件の階層及びモジュール設計要素の階層の各要件の依存関係を分析するものを説明する。まず、製品開発プロセス支援システム10では、ユーザが入出力インターフェース11を用いて入力した情報が、入力受付部12により受け付けられる(S01、入力受付ステップ)。ユーザにより入力される情報は、モジュール機能要件とモジュール設計要素との間の依存関係を示す情報、及びそれらの要件の製品開発に対する影響度を示す情報である。入力は、図4に示すようなQFD表の形式のフォームに従って行われる。このフォームに関する情報は、予め製品開発プロセス支援システム10に記憶されており、入出力インターフェース11に表示される。また、各要件の項目に関する情報(項目名等)の入力を受け付けて、それらの入力された情報からフォームの情報を生成することとしてもよい。
図4に示すように、QFD表の形式のフォームは、縦方向にモジュール機能要件の各項目が記載されている(範囲31、各行データに対応している)。また、横方向にモジュール設計要素の各項目が記載されている(範囲32、各列データに対応している)。QFD表のマトリックス33には、各モジュール機能要件と各モジュール設計要素の依存関係を示す情報を入力できるようになっている。なお、図4に示すQFD表は、既に依存関係を示す情報が入力されたものになっており、入力前のQFD表は全て空欄である。
ここで依存関係を示す情報は、モジュール機能要件の達成に対してモジュール設計要素が影響する度合を示す情報であり、具体的には数値で表現される。依存関係の度合を示す数値は、例えば図4に示すように“9”、“6”、“3”、“なし”の4つの値を入力することができ、数値が大きいほど強い依存関係であることを示している。各数値は図5の表で示す意味合いを有している。
図4のQFD表における、範囲34,35の欄は、それぞれ対応するモジュール機能要件の製品開発に対する個々の影響度を示す情報を入力できるようになっている。具体的には、個々の影響度を示す情報としては、機能重要度(範囲34の欄に対応)と、未達リスク(範囲35の欄に対応)とがある。機能重要度及び未達リスクは、図4に示すように1〜5までの5段階(5が最も強い)の数値として入力される。機能重要度は、そのモジュール機能要件が満たせない場合の商品企画(商品の魅力)に与えるインパクトを示したものである。未達リスクは、そのモジュール機能要件が設計構想で実現できない(無調整で実現できない)可能性を示したものである。これら2つの製品開発に対する個々の影響度を示す情報から求められる影響度として優先度がある。優先度は、以下の式により計算され、0〜1までの数値をとる(1が最も強い)。
優先度=機能重要度・未達リスク/25
この計算は、入力受付部12において、機能重要度及び未達リスクが入力された後行われる。図4において、優先度は範囲36の欄の数値に対応する。以降の演算では、各システム要件の製品開発に対する影響度として、この優先度の数値も用いられる。
図4のQFD表における、範囲37,38の欄は、それぞれ対応するモジュール設計要素の製品開発に対する個々の影響度を示す情報を入力できるようになっている。具体的には、個々の影響度を示す情報としては、要素リスク(範囲37の欄に対応)と、変更自由度(範囲38の欄に対応)とがある。要素リスク及び変更自由度は、図4に示すように1〜5までの5段階(5が最も強い)の数値として入力される。要素リスクは、そのモジュール設計要素が、従来設計からどの程度新規に設計されているかの評価を示したものである。変更自由度は、現状の設計案から、どの程度の設計としての選択肢があるかの評価を示したものである。例えば、そのモジュール設計要素が共通部品なので変更ができない場合は、変更自由度は低くなる。また、そのモジュール設計要素が部品として他に選択肢がない場合は、変更自由度は低くなる。これら2つの製品開発に対する個々の影響度を示す情報から求められる影響度として調整度がある。調整度は、以下の式により計算され、0〜1までの数値をとる(1が最も強い)。
調整度=要素リスク・変更自由度/25
この計算は、入力受付部12において、要素リスク及び変更自由度が入力された後行われる。図4において、調整度は範囲39の欄の数値に対応する。以降の演算では、各モジュール機能要件の製品開発に対する影響度として、この調整度の数値も用いられる。
入力受付ステップでは、モジュール機能要件とモジュール設計要素との間の依存関係を示す情報が、図4における範囲33のマトリックスにユーザにより入力された数値として、入力受付部12に受け付けられる。また、それらの要件の製品開発に対する影響度を示す情報が図4における範囲34,35,37,38の欄にユーザにより入力された数値として、入力受付部12に受け付けられる。これら受け付けられた情報は、依存関係導出部13に送信される。また、上記計算された各影響度を示す情報も依存関係導出部13に送信される。
続いて、依存関係導出部13が、入力受付部12により受け付けられた依存関係を示す情報、及び入力受付部12により受け付けられて計算された各影響度を示す情報から、2つのモジュール機能要件間及び2つのモジュール設計要素間の依存関係を導出する(S02、依存関係導出ステップ)。この関係の導出は、DSM表に従って行われる。依存関係導出部13は、DSM表の形式で、演算したデータを保持する。具体的には、以下に示す依存関係導出ルールに基づいて行われる。
DSM表とは、図6に示すような表であり、表の行と列とに同じ要素を並べてそれらの双方向の依存関係を記述したものである(図6では、本処理で既に導出されたDSM表における依存関係の数値が入力されている)。DSM表の行データに着目した場合、その行の要素は、他のどの要素に(どの程度)依存しているかが記述されていることになる。また、DSM表の列データに着目した場合、その列の要素は、他のどの要素が(どの程度)依存しているかが記述されていることになる。本実施形態の場合、全てのモジュール機能要件の項目と、全てのモジュール設計要素の項目とがDSM表における行及び列の各要素に対応している。図6では、モジュール機能要件の項目は、範囲41(列データ)及び範囲42(行データ)に相当する。また、モジュール設計要素の項目は、範囲43(列データ)及び範囲44(行データ)に相当する。
マトリックス45〜48は、依存関係導出部13により導出された各項目間の依存関係が格納される。図6に示すように、マトリックス45には、モジュール設計要素に対するモジュール設計要素(モジュール設計要素→モジュール設計要素)の依存関係の度合を示す数値が格納される。マトリックス46には、モジュール機能要件に対するモジュール設計要素(モジュール設計要素→モジュール機能要件)の依存関係の度合を示す数値が格納される。マトリックス47には、モジュール機能要件に対するモジュール機能要件(モジュール機能要件→モジュール機能要件)の依存関係の度合を示す数値が格納される。マトリックス48には、モジュール設計要素に対するモジュール機能要件(モジュール機能要件→モジュール設計要素)の依存関係の度合を示す数値が格納される。以下、各マトリックス45〜48に格納される依存関係の内容、及び導出方法について説明する。
マトリックス45に数値が格納される、モジュール設計要素に対するモジュール設計要素の依存関係は、図7に示すように、同じモジュール機能要件に影響を与える関係であり、各モジュール設計要素が他のモジュール設計要素の設計条件をどの程度考慮しながら設計すべきか示すものである。モジュール設計要素aのモジュール設計要素bに対する(a→b)依存関係の度合を示す数値は、S01において受け付けられたQFD表の情報を用いて導出される。具体的には、QFD表のうち、モジュール設計要素aとモジュール設計要素bとの、各モジュール機能要件を介した依存関係について以下の式を用いた計算をそれぞれ行い、そのうちの最大値を当該依存関係の度合を示す数値とする。
(依存関係の算出式)
<モジュール設計要素a及びモジュール設計要素bのモジュール機能要件Aに対する依存関係の数値が共に1以上の場合>
=(モジュール設計要素aの要素リスク)/5・(モジュール設計要素aとモジュール機能要件Aとの間の依存関係)・(モジュール機能要件Aの優先度)・(モジュール設計要素bの自由度)/5
※数値は小数点を切り捨てたものとする。
上記の式は、下記の現象を式に表したものである。(i)モジュール機能要件の達成度に対して、強い影響を与えるモジュール設計要素(要素リスクが高く、QFD上の依存関係が強いもの)ほど、他のモジュール設計要素の前提とする(依存関係における依存元となる)。(ii)モジュール設計要素の自由度が高いほど、同じモジュール機能要件に影響を与える他のモジュール設計要素を考慮できる。(iii)依存関係は、優先度の高いモジュール機能要件を介して発生する。
マトリックス46に数値が格納される、モジュール機能要件に対するモジュール設計要素の依存関係は、図8に示すように、モジュール設計要素によってモジュール機能要件の達成度が影響を受ける関係である。モジュール設計要素aのモジュール機能要件Aに対する(a→A)依存関係の度合を示す数値は、S01において受け付けられたQFD表の情報を用いて導出される。具体的には、QFD表のモジュール設計要素aとモジュール機能要件Aとの間の依存関係の数値を、モジュール設計要素aの要素リスクを考慮した依存関係の数値に変換する。具体的には、以下の式に従って算出される。
(依存関係の算出式)
=(モジュール設計要素aとモジュール機能要件Aとの間の依存関係)・(モジュール設計要素aの要素リスク)/5
※数値は小数点を切り捨てたものとする。
上記の式は、下記の現象を式に表したものである。(i)モジュール機能要件の達成度において留意すべきモジュール設計要素とは、強い影響を受けているモジュール設計要素であり、また、モジュール設計要素の要素リスクが高いものほど留意すべきである。
マトリックス47に数値が格納される、モジュール機能要件に対するモジュール機能要件の依存関係は、図9に示すように、同じモジュール設計要件から影響を受ける関係である。このような依存関係にある、モジュール機能要件間は、互いのモジュール機能要件の達成度を確認しながら製品開発を進めていく必要があり、この依存関係の度合は、モジュール機能要件の確認を進める際に、他のモジュール機能要件の達成状況をどの程度考慮すべきか示すものである。モジュール機能要件Aのモジュール機能要件Bに対する(A→B)依存関係の度合を示す数値は、S01において受け付けられたQFD表の情報を用いて導出される。具体的には、QFD表のうち、モジュール機能要件A及びモジュール機能要件Bに対する、各モジュール設計要件を介した依存関係について以下の式を用いた計算をそれぞれ行い、そのうちの最大値を当該依存関係の度合を示す数値とする。
(依存関係の算出式)
=(モジュール機能要件Aの優先度)・(モジュール設計要素aとモジュール機能要件Aとの間の依存関係)・(モジュール設計要素aの調整度)・(モジュール設計要素aとモジュール機能要件Bとの間の依存関係)/9
※数値は小数点を切り捨てたものとする。
上記の式は、下記の現象を式に表したものである。(i)モジュール機能要件の優先度が高いほど(機能重要度が高く、未達リスクが高いほど)、未達成によって影響を受けているモジュール設計要素への修正がより多く発生する。(ii)モジュール機能要件の未達成でモジュール設計要素への修正が発生する場合、強い依存関係を受けているモジュール設計要素のうち調整度の高いモジュール設計要素への修正がより多く発生する。(iii)修正を行ったモジュール設計要素に強い影響を受けている他のモジュール機能要件ほど、その修正による影響をより強く受けることになるので、留意が必要である。
マトリックス48に数値が格納される、モジュール設計要素に対するモジュール機能要件の依存関係は、図10に示すように、モジュール機能要件の達成状況がモジュール設計要素の修正等の影響を与える関係であり、モジュール機能要件の確認結果から影響を受けるモジュール設計要素の設計条件の変更にどの程度繋がるかを示している。モジュール設計要素の設計条件は、影響を与えるモジュール機能要件の達成状況によっては、修正が必要になる。モジュール機能要件Aのモジュール設計要素aに対する(A→a)依存関係の度合を示す数値は、S01において受け付けられたQFD表の情報を用いて導出される。具体的には、QFD表のモジュール設計要素aとモジュール機能要件Aとの間の依存関係の数値に基づいて、モジュール機能要件Aが満たせずモジュール設計要素aの再調整に戻らなければならない度合の数値を算出する。具体的には、以下の式に従って算出される。
(依存関係の算出式)
=(モジュール機能要件Aの優先度)・(モジュール設計要素aとモジュール機能要件Aとの間の依存関係)・(モジュール設計要素aの調整度)
※数値は小数点を切り捨てたものとする。
上記の式は、下記の現象を式に表したものである。(i)モジュール機能要件の優先度が高いほど(機能重要度が高く、未達リスクが高いほど)、モジュール機能要件の未達成によって影響を受けるモジュール設計要素への修正がより多く発生する。(ii)モジュール機能要件の未達成で、モジュール設計要素への修正が発生する場合、強い依存関係を受けているモジュール設計要素で調整度の高いモジュール設計要素への修正がより多く発生する。
上記のように、依存関係導出部13により各依存関係の数値が導出されると、図6に示した(数値が入った)マトリックス45〜48が得られる。得られた依存関係の数値は、分析部14に出力される。なお、上記の数値の導出は代表例であり、優先度や調整度の扱いは、場合に応じて修正して実施されることもある。
続いて、分析部14が、依存関係導出部13により、DSM表に従って導出された依存関係から、製品開発プロセスにおけるモジュール機能要件及びモジュール設計要素の考慮すべき優先順位を決定すると共に、モジュール機能要件及びモジュール設計要素をパーティション分けする(S03、分析ステップ)。これらの処理は、以下に示すような、予め設定された分析ルールに従って行われる。分析ルールは、予め分析部14に記憶されている。
要件の各要素の優先順位の決定(要素の順番の並び替え)と、パーティション分けとは、DSM手法における公知の分析手法(パーティション(Partition)分析)に基づいて行われることとしてよい。DSM表に順序の概念を持ち込んだ場合、順序として先のもの(より依存元になっているもの)、行としては上方向、列としては左方向になる。
優先順位の決定(要素の順番の並び替え)と、パーティション分けとは、以下のように行われる。DSM表の行例の順序を変更するが、DSM表を構成している各要素や各要素間の依存関係は変更しない。DSM表のパーティション分析は、要素間の依存関係のループをなるべく小さいまとまり(ループチェイン又はブロックという)に押さえ込むためにDSM表の行列順序を並べかえる。この並べ替えは、結果的に、分析対象の要素間の依存関係を整理し、どの要素を他の要素の前提とすべきかを整理し、ループ(=やりなおし)を最小化する要素の順序を導くものとなる。以下、パーティション分析の一例を説明する。この分析方法は、例えば、「Systems Analysis and Management(STRUCTURE, STRATEGY AND DESIGN)」(Donald V.Steward著)等にも記載されている公知な方法である。
説明を分かりやすくするため、図11に示すサンプルのDSM表を用いる。図11に示すように、サンプルのDSM表は、要素の数が10のものである。以降、図12のフローチャートを用いてパーティション分析を説明する。
まず、分析部14は、以下のパーティション分析で用いる、依存関係のしきい値を初期化(s=1)する(S11)。しきい値sは、分析部14にデータとして記憶される。続いて、分析部14は、順位が確定又は仮決定していない要素があるか否かを判断する(S12)。ここでは、確定又は仮決定した要素は一つも無いので、そのような要素があると判断される。
そのように判断された場合、分析部14は、順位未決定の要素すべてに依存元及び依存先があるか否かを判断する(S13)。ここで、判断に係る依存関係は、しきい値以上の数値を有しているもののみに限られる。ここでは、“要素1”と“要素9”とが、依存元及び依存先の両方を有しておらず、すべてに依存元及び依存先がないと判断される。そのように判断された場合、分析部14は、依存元のない要素があるか否かを判断する(S14)。ここでは、“要素1”の依存元がないので、依存元のない要素があると判断される。なお、ここで依存元がないということは、DSM表では行方向に依存関係がないことである。
そのように判断された場合、分析部14は、依存元のない要素(ここでは“要素1”)を最上位に移動させる(S15)。続いて、分析部14は、依存先のない要素があるか否かを判断する(S16)。ここでは、“要素9”の依存先がないので、依存先のない要素があると判断される。なお、ここで依存先がないということは、DSM表では列方向に依存関係がないことである。そのように判断された場合、分析部14は、依存先のない要素(ここでは“要素9”)を最下位に移動させる(S17)。
続いて、分析部14は、S15又はS17で移動させた要素は、しきい値を超える依存関係を縮退させているか否かを判断する(S18)。移動された“要素1”及び“要素9”は、依存関係を縮退させていないので、縮退させていないと判断される。そのように判断された場合、分析部14は、移動させた要素(ここでは“要素1”及び“要素9”)の順位を確定する(S19)。順位を確定した要素及びそれらの要素に関係する依存関係を以降の考慮から除外する(S20)。図11に示す初期状態から、ここまでの処理を行った状態を図13(a)に示す。この段階で順位が確定した又は仮決定していない要素は、“要素2,3,4,5,6,7,8,10”である。これらの要素は全て、依存元及び依存先がある状態である。
続いて、分析部14は、S12及びS13の判断を再度行う。ここでは、S13の判断において、順位が確定又は仮決定していない要素全てには、要素すべてに依存元及び依存先があるので、そのように判断される。続いて、分析部14は、順位未決定の要素のうち、最上位の要素を選択する(S21)。ここでは、“要素2”が選択される。続いて、分析部14は、選択された要素から依存先の要素を、同じ要素を2度検索するまで、連鎖的にサーチする(S22)。このとき、サーチに用いる依存関係は、依存関係の数値がしきい値以上(即ちここでは1以上)のものを用いる。ここでは、分析部14は、“要素2”→“要素3”→“要素2”という“要素2”に戻るループを識別することができる。続いて、分析部14は、ループを構成する要素のうち、最初にサーチした要素を選択する(S23)。ここでは、“要素2”が選択される。
続いて、分析部14は、ループに含まれる要素をS23で選択した要素に縮退させる(S24)。縮退させるとは、具体的には以下の処理を行うことである。まず、縮退元の要素(ループに含まれる要素)を、一旦考慮しない対象とする。次に、縮退元の行列データを、縮退先(S23で選択された要素)に一旦コピーする。なお、ここで、コピー先に数値が入っている場合は、コピーを行わない。ここまでの処理を行った状態を図13(b)に示す。この段階で順位が確定した又は仮決定していない要素は、“要素2(3),4,5,6,7,8,10”である。これらの要素は全て、依存元及び依存先がある状態である。
続いて、再度S12の判断に戻り、上記と同様(S12,S13,S20〜S24)の処理を行い、“要素7”、“要素6”、“要素4”、“要素5”、“要素8”、“要素10”を順次、“要素2”に縮退させる。ここまでの処理を行った状態を図13(c)に示す。ここで、考慮すべき要素は、“要素2”だけの状態となる。ここで、考慮すべき要素の範囲で“要素2”には依存元がない。ここで、S12,S13,S14の判断を経て、“要素2”が順位未決定範囲で最上位に移動されることになるが、既に最上位であるので移動はない。続いて、分析部14は、移動された要素(厳密にいうと移動対象となった要素、即ちここでは“要素2”)は、しきい値を縮退させているか否かを判断する(S18)。“要素2”は、上述したように各要素を縮退させているので、そのように判断される。そのように判断された場合、分析部14は、その要素(“要素2”)の順位を仮確定する(S25)。この状態で、全ての要素がしきい値s=1において、順位確定又は仮決定された。
続いて、分析部14は、S12の判断に戻り、順位確定又は仮決定していない要素はない、と判断する。そのように判断すると、分析部14は、順位仮確定していた要素をリセットする(S26)。続いて、分析部14は、しきい値s=1で確定された要素と、未確定の要素とをパーティション分けするループチェインを生成する(S27)。具体的には、図13(d)に模式的に示すように、依存関係のマトリックスに枠を示したようにループチェインを生成する。続いて、分析部14は、依存関係のしきい値に1を加え(s=s+1)、しきい値を更新する(S28)。続いて、分析部14は、依存関係のしきい値は、DSM表に含まれる依存関係の数値の最大値以内か否かを判断する(S29)。最大値以内と判断された場合は、分析部14は、S28で更新されたしきい値を用いて、上述したS12〜S29の処理を再度、行う。ここでは、更新したしきい値sは2であり、DSM表に含まれる依存関係の数値の最大値3以内であるので、再度処理が行われる。
一方、最大値以内でないと判断された場合は、分析部14は、そこで処理を終了し、そこまで処理を行ったDSM表を出力する。図14に、出力されるDSM表を示す。図14における3つの枠は、外側から、それぞれしきい値が1の枠、しきい値が2の枠、しきい値が3の枠である。以上の処理により、各要素の優先順位の決定と、パーティション分けとが行われる。
図6のDSM表に対して上記のパーティション分析を行い、製品開発プロセスにおけるモジュール機能要件及びモジュール設計要素の考慮すべき優先順位を決定すると共に、モジュール機能要件及びモジュール設計要素をパーティション分けしたDSM表を図15に示す。図15のDSM表では、パーティション分けにより6つのループチェインが生成されている。
図2のフローチャートに戻り説明を続ける。続いて、製品開発プロセス支援システム10では、分析部14が、パーティション分析が行われたDSM表を用いて、QFD表に変換する(S04)。この変換は、ユーザが分析結果を容易に判断することができるようにするためである。ユーザにとっては、全ての要件が同一に並んでいるDSM表よりも、階層毎に要件が並んでいるQFD表の方が見やすいからである。DSM表からQFD表への変換は、元のQFD表(図4に示すもの)を、S03の処理によりDSM表により並べ替えられた、モジュール機能要件及びモジュール設計要素の順位によって並べ替えることにより行う。また、S03の処理により得られたループチェインの情報を、QFD表に転記する。変換されたQFD表を図16に示す。この表の情報は、入出力インターフェース11に出力される。
続いて、入出力インターフェースでは、S04において変換されたQFD表を出力する(S05)。図16に示したものが、出力のイメージでもある。ユーザは、出力されたものを参照して、適宜、製品開発プロセスに利用する。
変換された分析後のQFD表は、分析後のDSM表で得られた、各モジュール機能要件及びモジュール設計要素の優先順位、及びDSM表で識別されたループチェインの情報を反映したものである。この表が示す意味は、以下のようなものである。各モジュール設計要素の設計条件を固めていく基本的順位は、表の左から右への順序である。各モジュール設計要素において、そのモジュール設計要素よりも左に位置しているものは、そのモジュール設計要素よりも先に固めることが必要となる(左側のモジュール設計要素は、右側のその他のモジュール設計要素の前提となる。即ち、右側のモジュール設計要素は左側のモジュール設計要素に対する依存関係がある)。また、各モジュール機能要件において、そのモジュール機能要件において、そのモジュール機能要件よりも上に位置しているものは、そのモジュール機能要件の達成の前に、達成の確認をされることが必要となる(上側のモジュール機能要件は、下側のその他のモジュール機能要件の前提となる。即ち、下側のモジュール機能要件は上側のモジュール機能要件に対する依存関係がある)。
また、モジュール機能要件及びモジュール設計要素のループチェインの内側のものほど強いループであり、そのループ内での試行錯誤を効率的に進める必要がある。例えば、内側のループのものに対してはシミュレーション等のより効率的な機能検証の手段を使うべきである。例えば、ループで識別された複数のモジュール設計要素と複数のモジュール機能要件の検証の作業は、同時期(コンカレント)に進めて、擦り合わせをとりながら行なわれるべきである。より具体的に言えば、ループチェインの情報に従って開発フェーズを切り分けて、各フェーズで固定すべき設計条件や機能確認を行う項目のガイドラインとすることもできる。
上述したように、本実施形態によれば、QFD表という容易に入力できる情報から、DSM表という同一の階層に属する任意の2つの要素間の依存関係を含む情報を導出することができる。従って、この依存関係を参照して、無駄な繰り返し作業を避けるように、製品開発プロセスにおいて考慮すべき要件に関しての決定を行うことができる。これにより、複雑な製品を開発する過程における無駄な繰り返し作業を、容易に低減することができる。本実施形態では、DSM表に従って方向性のある依存関係を示す情報を導出しており、また、同一階層の要素間の依存関係でなく隣接する階層の要素間の依存関係も方向性のある依存関係を示す情報を導出しているので、より詳細な分析が可能になる。
なお、本実施形態において、DSM表の依存関係を示す情報を入力しようとすると、QFD表の依存関係を示す情報の約4倍の数値の入力を行なう必要がある。通常、多くの情報を入力しようとする場合の方が情報の不整合が出やすく、その点においても従来の分析手法と比較して、本実施形態が優れている。
また、本実施形態のように、QFD表から導出されたDSM表に対してパーティション分析を行なうことにより、無駄な繰り返し作業を防止するという点で、望ましい順序及び区分で製品開発プロセスにおける要件に関しての決定を行うことができる。
また、本実施形態のように、QFD表及びDSM表に従った処理を行なうことによって、QFD手法やDSM手法の分析手法を本実施形態による方法と併せて適用することができ、またこれらの分析手法に係る従来のソフトウェアを利用することもでき、より確実かつ容易に本実施形態を実施することができる。
上述した実施形態は、図2における範囲21で示す部分の依存関係、即ち2階層の要件の依存関係を分析するものである。引き続いて、図2における範囲22で示す製品開発プロセス全体の各要件の依存関係、即ち3階層の要件の依存関係を分析するものを説明する。3階層の場合も、処理内容は基本的に上述した2階層のものと同様であるが、階層の重ね合わせのための追加処理がある。
まず、図3のフローチャートのS01における、入力受付部12によるQFD表による情報入力の受付は、隣接する階層毎に行なわれる。即ち、本実施形態では、システム要件とモジュール機能要件との間の依存関係を示す情報(図2における範囲23)と、モジュールA機能要件とモジュールA設計要素との間の依存関係を示す情報(図2における範囲21、上述した2階層のものと同様)、モジュールB機能要件とモジュールB設計要素との間の依存関係を示す情報(図2における範囲24)をそれぞれ別のQFD表による入力を受け付ける。システム要件とモジュール機能要件との間の依存関係を示す情報(図2における範囲23)に対応するQFD表(“QFD1”とよぶ)を図17(a)に示す。モジュールB機能要件とモジュールB設計要素との間の依存関係を示す情報(図2における範囲24)に対応するQFD表(“QFD3”とよぶ)を図17(b)に示す。なお、モジュールA機能要件とモジュールA設計要素との間の依存関係を示す情報(図2における範囲21)に対応するQFD表(“QFD2”とよぶ)は、上述したもの(図4に示したもの)と同様である。
続いて、図3のフローチャートのS02おける、依存関係導出部13によるDSM表での依存関係の導出は、それら個々のQFD表からそれぞれのDSM表を生成して行なわれる。導出の方法は上述した実施形態と同様である。階層の違いにより、影響度の名称が異なっている部分があるが、処理としては同様に行なわれる。“QFD1”に対応するDSM表(“DSM1”とよぶ)を図18に示す。“QFD3”に対応するDSM表(“DSM3”とよぶ)を図19に示す。“QFD2”に対応するDSM表(“DSM2”とよぶ)は、上述したもの(図6に示したもの)と同様である。
続いて、依存関係導出部13が、図3のフローチャートにおけるS03のパーティション分析の前に、“DSM1〜3”を統合したDSM表(“DSM4”とよぶ)を生成する。まず、図20に示すような、システム要件、モジュール機能要件及びモジュール設計要素の全ての項目を行列の各要素とした、“DSM4”の枠組みを生成する。生成された“DSM4”の枠組みに、“DSM1”、“DSM2”、“DSM3”の各数値を順番に入力していく。なお、重複する範囲は、後に入力するもので上書きする。図21に、数値が入力された“DSM4”を示す。図21の“DSM4”において、範囲51の数値は、“DSM1”の数値に対応している。“DSM4”において、範囲52の数値は、“DSM2”の数値に対応している。範囲53の数値は、“DSM3”の数値に対応している。
続いて、図3のフローチャートのS03おける、分析部14によるDSM表でのパーティション分析は、図21に示した、“DSM1〜3”を統合した“DSM4”を用いて行なわれる。パーティション分析自体は、上述した実施形態の方法と同様に行なわれる。図22に、パーティション分析後の“DSM4”を示す。
続いて、分析部14は、パーティション分析後の“DSM4”をQFD表に変換する。図23に変換されるQFD表を示す。その際のQFD表では、縦方向にシステム要件及びモジュール機能要件の各項目が記載されている(範囲61、各行データに対応している)。また、横方向にモジュール設計要素の各項目が記載されている(範囲62、各列データに対応している)。QFD表のマトリックスには、“QFD1〜3”のそれぞれ対応する数値が入力される。但し、2階層離れたシステム要件とモジュール設計要素との間の依存関係は入力されていないので、その部分(例えば、図23に示す行63)は空欄となっている。このようなQFD表のフォーマットに対して、“DSM4”から、上述したQFD表への変換の処理を行なうことにより、図22に示す変換後のQFD表を得ることができる。
このように、3階層以上の要因を有する製品開発プロセスにも、本発明を適用することができ、上述したような効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る製品開発プロセス支援システムの構成図である。 実施形態での製品開発プロセスにおける要件の階層を示した図である。 本発明の実施形態に係る製品開発プロセス支援方法を示すフローチャートである。 実施形態での入力のフォームとなるQFD表を示した図である。 依存関係の度合を示す数値を説明した図である。 実施形態での処理におけるDSM表を示した図である。 モジュール設計要素に対するモジュール設計要素の依存関係を模式的に示した図である。 モジュール機能要件に対するモジュール設計要素の依存関係を模式的に示した図である。 モジュール機能要件に対するモジュール機能要件の依存関係を模式的に示した図である。 モジュール設計要素に対するモジュール機能要件の依存関係を模式的に示した図である。 パーティション分析を説明するために用いるサンプルのDSM表を示した図である。 パーティション分析の処理を示したフローチャートである。 パーティション分析におけるDSM表の推移を示した図である。 サンプルのDSM表に対応するパーティション分析後のDSM表を示した図である。 実施形態のDSM表に対応するパーティション分析後のDSM表を示した図である。 パーティション分析後のDSM表を用いて変換されたQFD表を示した図である。 階層が3段階になっている場合の、各QFD表を示した図である。 階層が3段階になっている場合の、各DSM表を示した図である。 階層が3段階になっている場合の、各DSM表を示した図である。 階層が3段階になっている場合の、統合したDSM表の枠組みを示した図である。 階層が3段階になっている場合の、パーティション分析前のDSM表を示した図である。 階層が3段階になっている場合の、パーティション分析後のDSM表を示した図である。 階層が3段階になっている場合の、パーティション分析後のDSM表を用いて変換されたQFD表を示した図である。
符号の説明
10…製品開発プロセス支援システム、11…入出力インターフェース、12…入力受付部、13…依存関係導出部、14…分析部。

Claims (4)

  1. 複数の階層の何れかに属する、製品開発プロセスにおける複数の要件間の依存関係を分析する製品開発プロセス支援システムであって、
    それぞれ隣接した前記階層に属する2つの前記要件間の依存関係を示す情報、及び前記要件の製品開発に対する影響度を示す情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
    同一の前記階層に属する任意の2つの前記要件間の依存関係を、前記入力受付手段により受け付けられた当該2つの要件とそれ以外の要件との依存関係を示す情報及び当該2つの要件の前記影響度を示す情報から、予め設定された依存関係導出ルールに基づいて導出する依存関係導出手段と、
    を備える製品開発プロセス支援システム。
  2. 前記依存関係導出手段により導出された前記依存関係から、予め設定された分析ルールに基づいて、前記製品開発プロセスにおける同一の前記階層に属する要件の優先順位を決定すると共に、当該要件をパーティション分けする分析手段を更に備える請求項1に記載の製品開発プロセス支援システム。
  3. 前記入力受付手段は、QFD表の形式での前記依存関係を示す情報の入力を受け付け、
    前記依存関係導出手段は、DSM表に従って、前記依存関係を導出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の製品開発プロセス支援システム。
  4. 複数の階層の何れかに属する、製品開発プロセスにおける複数の要件間の依存関係を分析する製品開発プロセス支援方法であって、
    それぞれ隣接した前記階層に属する2つの前記要件間の依存関係を示す情報、及び前記要件の製品開発に対する影響度を示す情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、
    同一の階層に属する任意の2つの前記要件間の依存関係を、前記入力受付ステップにおいて受け付けられた当該2つの要件とそれ以外の要件との依存関係を示す情報及び当該2つの要件の前記影響度を示す情報から、予め設定された依存関係導出ルールに基づいて導出する依存関係導出ステップと、
    を有する製品開発プロセス支援方法。
JP2005300377A 2005-10-14 2005-10-14 製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法 Active JP4104622B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005300377A JP4104622B2 (ja) 2005-10-14 2005-10-14 製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法
US12/067,500 US8209212B2 (en) 2005-10-14 2006-09-15 Product development process supporting system and product development process supporting method
KR1020087007443A KR100970242B1 (ko) 2005-10-14 2006-09-15 제품 개발 프로세스 지원 시스템 및 제품 개발 프로세스지원 방법
CNA2006800361906A CN101278307A (zh) 2005-10-14 2006-09-15 产品开发过程帮助系统以及产品开发过程帮助方法
EP06810183A EP1939798A4 (en) 2005-10-14 2006-09-15 PRODUCT DEVELOPMENT PROCESS SUPPORT SYSTEM AND PRODUCT DEVELOPMENT PROCESS SUPPORT PROCESS
PCT/JP2006/318341 WO2007043284A1 (ja) 2005-10-14 2006-09-15 製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法
US13/481,003 US8458006B2 (en) 2005-10-14 2012-05-25 Product development process supporting system and product development process supporting method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005300377A JP4104622B2 (ja) 2005-10-14 2005-10-14 製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007184895A Division JP2007265447A (ja) 2007-07-13 2007-07-13 製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007109073A true JP2007109073A (ja) 2007-04-26
JP4104622B2 JP4104622B2 (ja) 2008-06-18

Family

ID=37942538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005300377A Active JP4104622B2 (ja) 2005-10-14 2005-10-14 製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法

Country Status (6)

Country Link
US (2) US8209212B2 (ja)
EP (1) EP1939798A4 (ja)
JP (1) JP4104622B2 (ja)
KR (1) KR100970242B1 (ja)
CN (1) CN101278307A (ja)
WO (1) WO2007043284A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009093441A1 (ja) * 2008-01-23 2009-07-30 Itid Consulting, Ltd. 情報処理システム、プログラム、および情報処理方法
WO2009093440A1 (ja) * 2008-01-23 2009-07-30 Itid Consulting, Ltd. 情報処理システム、プログラム、および情報処理方法
WO2014045454A1 (ja) * 2012-09-24 2014-03-27 株式会社日立製作所 設計支援システム及びその処理方法、プログラム
JP2016081185A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2019053481A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 株式会社東芝 情報処理システムおよび情報処理方法
US10606571B2 (en) 2016-04-26 2020-03-31 Mitsubishi Electric Corporation Dependence relationship extraction apparatus and computer readable medium

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5099839B2 (ja) * 2008-02-14 2012-12-19 三十四 日野 バグレスソフトウェアシステム設計支援装置、方法及びプログラム
US8548842B1 (en) * 2009-01-07 2013-10-01 Bank Of America Corporation Systems, methods and computer program products for assessing delivery affectivity in quality function deployment
KR20120124055A (ko) * 2009-11-04 2012-11-12 타카유키 토야마 원가 계산 장치, 원가 계산 방법 및 원가 계산 프로그램
US20110119195A1 (en) * 2009-11-13 2011-05-19 Bank Of America Corporation Defining infrastructure design in a technical project management system
US9626156B2 (en) 2011-04-28 2017-04-18 Nec Corporation Application architecture design method, application architecture design system, and recording medium
EP2985709A4 (en) * 2013-04-11 2016-05-25 Nissan Motor DESIGN ASSISTANCE DEVICE AND DESIGN ASSIST METHOD
US10853536B1 (en) * 2014-12-11 2020-12-01 Imagars Llc Automatic requirement verification engine and analytics
US20170032299A1 (en) * 2015-07-28 2017-02-02 The Boeing Company Web-based System and Method for Facilitating Off-loading of Design Requirements to a Supplier
US10438143B2 (en) 2015-09-28 2019-10-08 Bank Of America Corporation Collaborative decision engine for quality function deployment
KR102330408B1 (ko) 2016-10-28 2021-11-24 한국과학기술정보연구원 RnD cost-down 항목 추천 방법 및 그 장치
JP6897140B2 (ja) 2017-02-14 2021-06-30 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 設計支援システムおよびプログラム
KR101889824B1 (ko) 2017-02-17 2018-08-21 한국과학기술정보연구원 RnD 품질 검증 방법 및 장치
CN112306459B (zh) * 2020-10-30 2022-03-11 深圳前海微众银行股份有限公司 参数确定方法、装置及电子设备
CN112668187B (zh) * 2020-12-30 2022-07-26 杭州电子科技大学 一种考虑服务流程信息的装修服务配置多目标优化方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001344404A (ja) * 2000-03-31 2001-12-14 Toshiba Corp 製品ライフサイクル計画支援プログラム
KR100388486B1 (ko) * 2000-12-14 2003-06-25 한국전자통신연구원 객체 관계와 객체 이용 정보를 이용한 소프트웨어컴포넌트 식별 장치 및 그 방법
JP2003030395A (ja) 2001-07-10 2003-01-31 Toshiba Corp プロジェクト管理方法及び装置及びプログラム及び記録媒体
US20030055695A1 (en) 2001-09-17 2003-03-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and apparatus for managing project risk, and memory medium
JP2003141314A (ja) 2001-10-30 2003-05-16 Toshiba Corp 情報フロー・モデルの作成方法及びプログラム並びに同フローモデルを用いたプロセス・シミュレーション方法及びプログラム
JP2004280249A (ja) 2003-03-13 2004-10-07 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 開発工期短縮支援装置
US7280986B2 (en) * 2004-02-09 2007-10-09 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Methods and program products for optimizing problem clustering

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009093441A1 (ja) * 2008-01-23 2009-07-30 Itid Consulting, Ltd. 情報処理システム、プログラム、および情報処理方法
WO2009093440A1 (ja) * 2008-01-23 2009-07-30 Itid Consulting, Ltd. 情報処理システム、プログラム、および情報処理方法
DE112009000168T5 (de) 2008-01-23 2011-01-27 Itid Consulting, Ltd. Informationsverarbeitungssystem, Programm und Informationsverarbeitungsverfahren
DE112009000173T5 (de) 2008-01-23 2011-06-09 Itid Consulting, Ltd. Informationsverarbeitungssystem, Programm und Informationsverarbeitungsverfahren
JP5210328B2 (ja) * 2008-01-23 2013-06-12 株式会社アイティアイディコンサルティング 情報処理システム、プログラム、および情報処理方法
JP5211077B2 (ja) * 2008-01-23 2013-06-12 株式会社アイティアイディコンサルティング 情報処理システム、プログラム、および情報処理方法
WO2014045454A1 (ja) * 2012-09-24 2014-03-27 株式会社日立製作所 設計支援システム及びその処理方法、プログラム
JP5876580B2 (ja) * 2012-09-24 2016-03-02 株式会社日立製作所 設計支援システム及びその処理方法、プログラム
JPWO2014045454A1 (ja) * 2012-09-24 2016-08-18 株式会社日立製作所 設計支援システム及びその処理方法、プログラム
JP2016081185A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
US10606571B2 (en) 2016-04-26 2020-03-31 Mitsubishi Electric Corporation Dependence relationship extraction apparatus and computer readable medium
JP2019053481A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 株式会社東芝 情報処理システムおよび情報処理方法
US11402427B2 (en) 2017-09-14 2022-08-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing system and information processing method

Also Published As

Publication number Publication date
KR20080039524A (ko) 2008-05-07
JP4104622B2 (ja) 2008-06-18
US8458006B2 (en) 2013-06-04
US8209212B2 (en) 2012-06-26
KR100970242B1 (ko) 2010-07-16
US20120239446A1 (en) 2012-09-20
EP1939798A1 (en) 2008-07-02
CN101278307A (zh) 2008-10-01
US20090157453A1 (en) 2009-06-18
WO2007043284A1 (ja) 2007-04-19
EP1939798A4 (en) 2010-05-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4104622B2 (ja) 製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法
US10311391B2 (en) Optimizing inventory in accordance with a constrained network
US20120278118A1 (en) Information processing system, program, and information processing method
US20130086535A1 (en) Incremental concurrent processing for efficient computation of high-volume layout data
EP2854050A1 (en) Method for legalizing a multi-patterning integrated circuit layout and system thereof
Mathea et al. Advances in vibrational configuration interaction theory‐part 2: Fast screening of the correlation space
US20050021831A1 (en) Determining placement of distributed application onto distributed resource infrastructure
JP4705141B2 (ja) 製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法
US20050033844A1 (en) Incorporating constraints and preferences for determining placement of distributed application onto distributed resource infrastructure
US8201174B2 (en) Technique of determining performing order of processes
JP2007265447A (ja) 製品開発プロセス支援システム及び製品開発プロセス支援方法
US7191107B2 (en) Method of determining value change for placement variable
US6536012B1 (en) Database for designing integrated circuit device, and method for designing integrated circuit device
Moffitt et al. Constraint-driven floorplan repair
US20150033197A1 (en) Clustering for processing of circuit design data
US6272543B1 (en) Network-computer system build support system and support method
Wheeler AlgDesign
JP5256355B2 (ja) データベース問合せ端末
Weber et al. Yield learning and the economics of photomasks
Shen Stochastic wafer fabrication scheduling
Benson Incremental production planning for the semiconductor industry using linear programming
JP2007193497A (ja) Lsi開発支援方法及びlsi開発支援プログラム
Thornton The placement of additional storage in a flow shop with multiple processors and no intermediate storage
Aldakhilallah An integrated framework for automated process planning and scheduling
Yang et al. Plan Merging

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4104622

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360