JP2007109013A - コンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法並びにコンテンツ再生装置を制御するためのコンピュータプログラム - Google Patents
コンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法並びにコンテンツ再生装置を制御するためのコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ユーザの再生曲目の入力操作や、入出鉄時や移動時における再生曲目を分析してユーザの行動を予測することにより、以後は、ユーザの利用状況に適合した曲目を選んで再生できるようにする。
【解決手段】制御部は、乗車駅と降車駅を入力して、一旦記憶部に記憶した後、この入力に基づいて駅間情報取得部106に対して列車が乗車駅と降車駅との間の各駅の移動に要する時間を掲載した駅間時間リストの入手を指令する。駅間情報取得部106は前記リストを検索手段により入手し、選曲部103に引き渡す。選曲部103はこのリストに基づいて駅間で再生できる曲目を検索し、これらの曲目リストに記載された曲目各々のデータ(デジタル情報の音声データ)を前記記憶部から読み出し、再生/記録部101に対して、その順次または逆順の再生を指令する。
【選択図】図1
【解決手段】制御部は、乗車駅と降車駅を入力して、一旦記憶部に記憶した後、この入力に基づいて駅間情報取得部106に対して列車が乗車駅と降車駅との間の各駅の移動に要する時間を掲載した駅間時間リストの入手を指令する。駅間情報取得部106は前記リストを検索手段により入手し、選曲部103に引き渡す。選曲部103はこのリストに基づいて駅間で再生できる曲目を検索し、これらの曲目リストに記載された曲目各々のデータ(デジタル情報の音声データ)を前記記憶部から読み出し、再生/記録部101に対して、その順次または逆順の再生を指令する。
【選択図】図1
Description
本発明はコンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法並びにコンテンツ再生装置を制御するためのコンピュータプログラムに係り、特に、ハードディスク装置や各種の半導体メモリ等の記録媒体に格納された音楽データ等のコンテンツを、ユーザの日常生活のスケジュールに適合させて再生することができるコンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法並びにコンテンツ再生装置を制御するためのコンピュータプログラムに関する。
近年、ハードディスク装置や各種半導体メモリ等の記憶媒体が低価格化することにより、大容量の記憶媒体が容易に入手できるようになってきた。このような背景から、これらハードディスク装置や各種の半導体メモリ等の記録媒体に音楽データを格納する音楽プレイヤーも数多く製品化され、販売されている。
また、インターネット網、各種電話回線網、さらにはLAN等の各種通信網を介して携帯電話装置等のユーザ端末に音楽データ等のコンテンツを配信するコンテンツ供給システムも出現している。これにより、携帯電話装置等のユーザ端末では、内蔵される大容量の記憶媒体に格納されているコンテンツデータに対する追加や入替えを行うことが容易に可能となっている。
LANを介して携帯電話装置等のユーザ端末に音楽データ等のコンテンツを配信するコンテンツ供給システムとしては、例えば、列車内にデータサーバと無線通信装置とを搭載して、この列車の乗客が携帯する携帯情報端末に対して情報提供を行うシステムが、特許文献1に開示されている。
また、ユーザの操作に応じてコンテンツを選択することが出来るようにしたコンテンツ供給システムとしては、例えば、ユーザがコンテンツ送受信端末に設定した再生開始時刻と再生終了時刻とから再生時間を計算し、さらに、この再生時間とユーザが希望するジャンル情報を含むコンテンツ嗜好情報とから、この再生時間に収まる1つのコンテンツを選択して前記コンテンツ送受信端末上で再生できるようにするシステムが、特許文献2に開示されている。
特開2001−63580号公報
特開2004−78640号公報
しかしながら、上記背景技術で述べた従来のコンテンツ供給システムを利用するコンテンツ再生装置にあっては、例えば、特許文献1に開示されたコンテンツ供給システムを利用するコンテンツ再生装置の場合、列車の乗客は、再生されるコンテンツのジャンル等を自己の嗜好によって指定したり選択したりすることができないという問題点があった。
また、例えば、特許文献2に開示されたコンテンツ供給システムを利用するコンテンツ再生装置の場合、ある程度はユーザの嗜好を反映させたコンテンツの配信が可能ではあるが、最終的には再生時刻に収まるものがシステムによって一方的に選択されるので、提供するシステム側の意思が強く反映されてしまうことになり、毎日の通勤時には自分の好みのコンテンツを再生して鑑賞したいというユーザの意思が満足されないという問題点があった。
さらに、従来のコンテンツ再生装置にあっては、ユーザの日常生活におけるコンテンツ再生装置の利用の仕方に適合させてコンテンツが再生されることがないという問題点があった。以下、この問題点について、さらに詳しく説明する。
現在テレビ放送等で流されている朝の番組は、小さなコーナーに分割され、ニュース、スポーツ、天気予報等が同じ時刻の同じ時間枠で放送されている。これにより、テレビ放送の視聴者は、このような番組を毎日視聴している間に、このコーナーの放送が始まったから現在の時刻は何時であると把握できるようになり、このようなコーナーの放送開始を契機として朝の身支度を整えることができる。より具体的には、テレビ放送の番組を視聴しながら、或いは聴きながら、「今日は、いつもより少しだけ身支度が遅れている」とか、「ゴミ出しするためには、あのコーナーの放送までに何をしなければならないか」といった判断を、条件反射的に行って日常生活を送ることができる。
しかしながら、従来のコンテンツ再生装置にあっては、テレビ放送とは違って、ユーザの日常生活に必要な特定のタイミングに一致する時刻に、自動的にコンテンツが再生されるということがない。このため、従来のコンテンツ再生装置にあっては、その再生内容及び再生時刻が、ユーザの日常生活における条件反射的な判断のトリガ(契機)とはならない。
また、毎日定刻に出勤するような生活を送っているサラリーマンが、通勤のために自宅から外に出ると、通勤経路には行き交う人の数が多いので、毎日通り過ぎる人の顔や服装を覚えることは不可能に近く、よって、毎日通り過ぎる人との遭遇は、勿論、前述の日常生活における条件反射的な判断のトリガとはならない。
仮に、サラリーマンが携帯型音楽再生機器で音楽を聴きながら歩いていたとしても、その再生開始時刻が日々、微妙に異なっていることから、毎日通る信号機であっても、今日も同じ時刻に通過しているのか否かを、この音楽の内容と再生時刻でもって条件反射的に確認することは難しい。
さらに、サラリーマンが通勤に利用する列車内は、行きも帰りも非常に混んでおり、また、列車内では、サラリーマンは、とかく、これからの一日を熟考したりするので、往々にして、現在、自分が何処に居るのかさえも分からなくなるといった事態に陥ることがある。勿論、仮に、このサラリーマンが、この列車内において携帯型音楽再生機器による音楽を聴いていたとしても、このサラリーマンにとって、その音楽の曲目や再生時刻は、自己の居場所を確認するための情報とはならない。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、ユーザの再生コンテンツと、その再生時刻、及び再生場所等から、ユーザの行動を予測し、以後のコンテンツの再生を、当該ユーザが日常生活での行動や思考をするための条件反射的なトリガとなるタイミングで実行することができるコンテンツ再生装置を提供することを目的としている。
本発明の他の目的は、ユーザの再生コンテンツと、その再生時刻、及び再生場所等から、ユーザの行動を予測し、以後のコンテンツの再生を、当該ユーザが日常生活での行動や思考をするための条件反射的なトリガとなるタイミングで実行することができるコンテンツ再生方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、ユーザの再生コンテンツと、その再生時刻、及び再生場所等から、ユーザの行動を予測し、以後のコンテンツの再生を、当該ユーザが日常生活での行動や思考をするための条件反射的なトリガとなるタイミングで実行することができるコンテンツ再生装置の各手段を、コンピュータで実現させるためのコンピュータプログラムを提供することにある。
上記した従来のコンテンツ再生装置の課題を解決すべく、本発明は、内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生装置であって、乗車駅及び降車駅をユーザに入力させる入力手段と、前記乗車駅と前記降車駅との間における各駅間の乗車時間を含む駅間乗車時間リストを取得する駅間乗車時間リスト取得手段と、前記駅間乗車時間リストに基づいて、前記各駅間に対して、再生時間が当該駅間の乗車時間とほぼ一致するコンテンツを検索し、前記乗車駅から前記降車駅までに通過する駅間の順に並べたコンテンツリストを作成する検索手段と、前記コンテンツリストに含まれる各コンテンツを順に再生する再生手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置を提供するものである。
上記のコンテンツ再生装置において、前記検索手段は、既に検索されたコンテンツを検索対象から除外することを特徴とする。
本発明は、また、内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生装置であって、再生すべきコンテンツを順に並べたコンテンツリストをユーザに入力させる入力手段と、ユーザが前記コンテンツリストの再生を指示した時刻を前記コンテンツリストと対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたユーザによる前記コンテンツリストの再生指示時刻から、次にユーザが前記コンテンツリストの再生を指示する時刻を予測する予測手段と、前記予測された時刻に近接する時刻には、前記コンテンツリストに含まれるコンテンツを再生する準備を行う再生準備手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置を提供するものである。
本発明は、また、内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生装置であって、ユーザが鉄道駅の改札を通過する時に少なくとも乗車駅、降車駅、通過時刻を含む改札通過情報を取得する改札通過情報取得手段と、前記改札通過情報に基づき、ユーザが定期的に乗車する区間及び時刻を予測する予測手段と、前記予測された区間における各駅間の乗車時間を含む駅間乗車時間リストを取得する駅間乗車時間リスト取得手段と、前記駅間乗車時間リストに基づいて、前記各駅間に対して、再生時間が当該駅間の乗車時間とほぼ一致するコンテンツを検索し、前記乗車駅から前記降車駅までに通過する駅間の順に並べたコンテンツリストを作成する検索手段と、前記コンテンツリストに含まれる各コンテンツを順に再生する再生手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置を提供するものである。
上記のコンテンツ再生装置において、前記検索手段は、既に検索されたコンテンツを検索対象から除外することを特徴とする。また、上記のコンテンツ再生装置は、ユーザが鉄道駅の改札を通過する時に、前記予測手段により予測される乗車区間において次に利用可能な列車の発車時刻を取得する手段をさらに備えており、前記再生手段は当該発車時刻に前記コンテンツリストに含まれるコンテンツの再生を開始することを特徴とする。
本発明は、また、内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生装置であって、ユーザが各ポイントに設置された情報発信システムに近接した時に少なくとも当該ポイント及び通過時刻を含むポイント通過情報を取得するポイント通過情報取得手段と、前記ポイント通過情報に基づき、ユーザが定期的に移動する経路及び時刻を予測する予測手段と、前記予測された経路に含まれる各ポイント間の移動時間を含むポイント間移動時間リストを作成するポイント間移動時間リスト作成手段と、前記ポイント間移動時間リストに基づいて、前記各ポイント間に対して、再生時間が当該ポイント間の移動時間とほぼ一致するコンテンツを検索し、前記移動経路上通過するポイント間の順に並べたコンテンツリストを作成する検索手段と、前記コンテンツリストに含まれる各コンテンツを順に再生する再生手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置を提供するものである。
本発明は、また、内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生方法であって、乗車駅及び降車駅をユーザに入力させるステップと、前記乗車駅と前記降車駅との間における各駅間の乗車時間を含む駅間乗車時間リストを取得するステップと、前記駅間乗車時間リストに基づいて、前記各駅間に対して、再生時間が当該駅間の乗車時間とほぼ一致するコンテンツを検索し、前記乗車駅から前記降車駅までに通過する駅間の順に並べたコンテンツリストを作成するステップと、前記コンテンツリストに含まれる各コンテンツを順に再生するステップとを備えたことを特徴とするコンテンツ再生方法を提供するものである。
上記のコンテンツ再生方法において、前記検索ステップでは、既に検索されたコンテンツを検索対象から除外することを特徴とする。
本発明は、また、内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生方法であって、再生すべきコンテンツを順に並べたコンテンツリストをユーザに入力させるステップと、ユーザが前記コンテンツリストの再生を指示した時刻を前記コンテンツリストと対応付けて記憶するステップと、前記記憶手段に記憶されたユーザによる前記コンテンツリストの再生指示時刻から、次にユーザが前記コンテンツリストの再生を指示する時刻を予測するステップと、前記予測された時刻に近接する時刻には、前記コンテンツリストに含まれるコンテンツを再生する準備を行うステップとを備えたことを特徴とするコンテンツ再生方法を提供するものである。
本発明は、また、内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生方法であって、ユーザが鉄道駅の改札を通過する時に少なくとも乗車駅、降車駅、通過時刻を含む改札通過情報を取得するステップと、前記改札通過情報に基づき、ユーザが定期的に乗車する区間及び時刻を予測するステップと、前記予測された区間における各駅間の乗車時間を含む駅間乗車時間リストを取得するステップと、前記駅間乗車時間リストに基づいて、前記各駅間に対して、再生時間が当該駅間の乗車時間とほぼ一致するコンテンツを検索し、前記乗車駅から前記降車駅までに通過する駅間の順に並べたコンテンツリストを作成するステップと、前記コンテンツリストに含まれる各コンテンツを順に再生するステップとを備えたことを特徴とするコンテンツ再生方法を提供するものである。
上記のコンテンツ再生方法において、前記検索ステップでは、既に検索されたコンテンツを検索対象から除外することを特徴とする。また、上記のコンテンツ再生方法は、ユーザが鉄道駅の改札を通過する時に、前記予測される乗車区間において次に利用可能な列車の発車時刻を取得するステップをさらに含んでおり、前記再生ステップでは、当該発車時刻に前記コンテンツリストに含まれるコンテンツの再生を開始することを特徴とする。
本発明は、また、内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生方法であって、ユーザが各ポイントに設置された情報発信システムに近接した時に少なくとも当該ポイント及び通過時刻を含むポイント通過情報を取得するステップと、前記ポイント通過情報に基づき、ユーザが定期的に移動する経路及び時刻を予測するステップと、前記予測された経路に含まれる各ポイント間の移動時間を含むポイント間移動時間リストを作成するステップと、前記ポイント間移動時間リストに基づいて、前記各ポイント間に対して、再生時間が当該ポイント間の移動時間とほぼ一致するコンテンツを検索し、前記移動経路上通過するポイント間の順に並べたコンテンツリストを作成するステップと、前記コンテンツリストに含まれる各コンテンツを順に再生するステップとを備えたことを特徴とするコンテンツ再生方法を提供するものである。
本発明は、また、コンピュータにおいて、上記のコンテンツ再生方法を実現させるためのコンピュータプログラムを提供するものである。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザの再生コンテンツと、その再生時刻、及び、その再生場所(駅や車両内を含む移動経路)等から、ユーザの行動(本装置の使用状況)を予測し、以後の再生コンテンツを、このユーザの行動に適合したものとすることができるコンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法並びにコンテンツ再生装置を制御するためのコンピュータプログラムを提供することができる。
また、ユーザの日常生活での条件反射的な行動や思考のタイミングを、定められた時刻における定められたコンテンツの再生タイミングとすることができるコンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法並びにコンテンツ再生装置を制御するためのコンピュータプログラムを提供することができる。
以下、本発明のコンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法並びにコンテンツ再生装置を制御するためのコンピュータプログラムの最良の実施形態について、〔第1の実施形態〕〜〔第4の実施形態〕の順に図面を参照して詳細に説明する。なお、それぞれの実施形態の説明では、本発明に係るコンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法について詳述するが、本発明に係るコンテンツ再生装置を制御するためのコンピュータプログラムについては、本発明に係るコンテンツ再生装置の各手段をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることから、その説明は以下のコンテンツ再生方法の説明に含まれる。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ再生装置の全体構成を示す構成図である。同図において、本実施形態のコンテンツ再生装置1は、コンテンツの再生や記録を行う再生/記録部101と、再生される曲目を選曲するための選曲部103と、データや内部状態及びユーザへのメッセージ等を表示するための表示部104と、携帯電話回線やインターネット網を含む通信網を介した通信を行う通信部105と、駅間で再生できる曲目を検索する駅間情報取得部106と、を備えて構成される。この他に、全体を制御する制御部、データやプログラムを記憶するための記憶部、及びデータや指令を入力するための入力部(いずれも図示は省略)等を備えるものとする。このコンテンツ再生装置1は、携帯が可能な機種であるものとする。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ再生装置の全体構成を示す構成図である。同図において、本実施形態のコンテンツ再生装置1は、コンテンツの再生や記録を行う再生/記録部101と、再生される曲目を選曲するための選曲部103と、データや内部状態及びユーザへのメッセージ等を表示するための表示部104と、携帯電話回線やインターネット網を含む通信網を介した通信を行う通信部105と、駅間で再生できる曲目を検索する駅間情報取得部106と、を備えて構成される。この他に、全体を制御する制御部、データやプログラムを記憶するための記憶部、及びデータや指令を入力するための入力部(いずれも図示は省略)等を備えるものとする。このコンテンツ再生装置1は、携帯が可能な機種であるものとする。
以下、本実施形態のコンテンツ再生装置の機能について説明する。
再生/記録部101は、コンテンツ(ここでは音楽データ)の再生や記録を行う。コンテンツの記録は、図示しない記憶部に構築されたデータベース上になされるが、再生すべき曲目の取り出しは、この記憶部から取り出す場合の他、通信部105を介して、インターネット網を含む通信網に接続された外部のコンテンツ提供サーバから取り寄せる(ダウンロードする)ことも可能である。選曲部103は、駅間で再生できる曲目のリスト(以下、「曲目リスト」と呼称する)を検索し(詳細は後述する)、再生/記録部101に対して、その再生を指令する。
再生/記録部101は、コンテンツ(ここでは音楽データ)の再生や記録を行う。コンテンツの記録は、図示しない記憶部に構築されたデータベース上になされるが、再生すべき曲目の取り出しは、この記憶部から取り出す場合の他、通信部105を介して、インターネット網を含む通信網に接続された外部のコンテンツ提供サーバから取り寄せる(ダウンロードする)ことも可能である。選曲部103は、駅間で再生できる曲目のリスト(以下、「曲目リスト」と呼称する)を検索し(詳細は後述する)、再生/記録部101に対して、その再生を指令する。
表示部104は、データ(再生される曲目等)や、本装置の内部状態(進行状況等)を表示する。また、ユーザに対するメッセージ(案内や指示等)を表示する。図2は、表示部が表示するメッセージの1例を示す。同図に例示するメッセージでは、次に再生される曲名(曲「イ」)、アーティスト名(「tokeke」)、及び次の停車駅(「A」駅)が、表示部104に表示されている。
通信部105は、携帯電話回線や通信網に接続された外部の装置と通信可能な接続を行うための通信プロトコルを備え、この外部の装置との間で携帯電話回線や通信網を介した通信を行う。駅間情報取得部106は、ユーザが入力した駅間の各駅毎の列車の移動に必要な時間が記載された駅間リストを入手し、選曲部103に引き渡す。
以下、本実施形態に係るコンテンツ再生装置の選曲時の動作について詳細に説明する。
まず、ユーザは、入力データとして、自己の通勤経路に関わる乗車駅名(ここでは「A」駅)と、降車駅名(ここでは「B」駅)とを、前記入力部を介して入力する。この入力データは、前記制御部を介して一旦前記記憶部に記憶される。この入力が完了すると、前記制御部は、駅間情報取得部106に対して、駅間時間リスト(図3)の入手を指令する。これを受けて、駅間情報取得部106は、列車が乗車駅と降車駅との間の、各駅の移動に要する時間を掲載した駅間時間リスト(図3)を検索手段により入手し、選曲部103に引き渡す。この検索対象は、まず、前記記憶部であるが、必要に応じて、通信網に接続された他のサーバのデータベースを通信部105を介して検索対象とすることができる。
まず、ユーザは、入力データとして、自己の通勤経路に関わる乗車駅名(ここでは「A」駅)と、降車駅名(ここでは「B」駅)とを、前記入力部を介して入力する。この入力データは、前記制御部を介して一旦前記記憶部に記憶される。この入力が完了すると、前記制御部は、駅間情報取得部106に対して、駅間時間リスト(図3)の入手を指令する。これを受けて、駅間情報取得部106は、列車が乗車駅と降車駅との間の、各駅の移動に要する時間を掲載した駅間時間リスト(図3)を検索手段により入手し、選曲部103に引き渡す。この検索対象は、まず、前記記憶部であるが、必要に応じて、通信網に接続された他のサーバのデータベースを通信部105を介して検索対象とすることができる。
図3は、駅間時間リストの1例を示す説明図である。同図に例示する駅間時間リストには、列車の通過のために、「A」駅と「あ」駅との間の通過に2分、「あ」駅と「い」駅との間の通過に3分、「い」駅と「う」駅との間の通過に3分、「う」駅と「え」駅との間の通過に1分、及び「え」駅と「B」駅との間の通過に3分を、それぞれ要することが記載されている。
選曲部103は、前記駅間リストに基づいて駅間で再生できる曲目を検索し、前記の各駅間で曲目が重複しないようにして曲目リスト(図4,5)を作成する。この検索対象は、まず、前記記憶部であるが、必要に応じて、通信網に接続された他のサーバのデータベースを通信部105を介して検索対象とすることができる。なお、選曲部103は、前記各駅間で再生できる曲目として、再生時間が前記各駅間の移動時間に略一致する曲目を検索する。
図4は、正順の曲目リスト(行路用)の1例を示す説明図である。同図に例示する曲目リストには、再生可能な曲目として、「A」駅と「あ」駅との間には2分間で再生が完了する曲目「イ」、「あ」駅と「い」駅との間には3分間で再生が完了する曲目「ロ」、「い」駅と「う」駅との間には3分間で再生が完了する曲目「ハ」、「う」駅と「え」駅との間には1分間で再生が完了する曲目「ニ」、及び「え」駅と「B」駅との間には3分間で再生が完了する曲目「ホ」が、それぞれ記載されている。この曲目リストは曲目の再生の順番を表している。即ち、再生/記録部101は、正順での再生を行う。
図5は、逆順の曲目リスト(帰路用)の1例を示す説明図である。同図に例示する曲目リストには、再生可能な曲目として、「B」駅と「え」駅との間には3分間で再生が完了する曲目「ホ」、「え」駅と「う」駅との間には1分間で再生が完了する曲目「ニ」、「う」駅と「い」駅との間には3分間で再生が完了する曲目「ハ」、「い」駅と「あ」駅との間には3分間で再生が完了する曲目「ロ」、及び「あ」駅と「A」駅との間には2分間で再生が完了する曲目「イ」が、それぞれ記載されている。この曲目リストは曲目の再生の順番を表している。即ち、再生/記録部101は、図4に示す曲目リストと逆順での再生を行う。
なお、選曲部103は、これらの曲目リストに記載された曲目各々のデータ(デジタル情報の音声データ)を前記記憶部から読み出し、この曲目リストの順で、一旦前記記憶部に記憶させた後、再生/記録部101に対して、その順次の再生を指令する。この時、これらの曲目リストに対応する音楽データが前記記憶部に記憶されていない場合は、通信網に接続された外部のコンテンツ供給サーバから、通信部105を介して取り寄せることができる。
この実施形態によれば、列車が発車するのと同時に前記曲目リストが再生されるので、下車駅までの各駅間を曲目で繋ぎながら再生することが可能となり、さらには、曲目のタイトル表示と同時に駅名を表示部104に表示させることも可能となる(図2参照)。また、本発明によれば、コンテンツデータは、本装置の記憶部に有るものだけとは限らず、例えば、インターネット網等の通信網上に存在する外部のコンテンツであっても構わない。
また、この実施形態では、選曲部103は、駅間リストに基づいて駅間で再生できる曲目を検索するものとしたが、一般に、本発明では、選曲部103は、他の情報(例えば、後述の第3の実施の形態で説明される図13に示すポイント間リスト)に基づいてポイント間で再生できる曲目を検索することができる。ここで、このポイントとは、道路や駅構内等の、ユーザの住居外の生活空間において、施設の管理責任側からの何らかの情報伝達を必要とする場所、若しくはユーザが何らかの情報を入手できる場所のことであり、このポイントには、例えば、情報伝達装置(街頭、列車内)や入出鉄装置(駅構内)等の情報発信システムが設置される。
また、駅間情報取得部106は、ユーザの乗車駅と降車駅を、ユーザが入力した乗車駅と降車駅によるものとしたが、一般に、本発明では、駅間情報取得部106は、ユーザの乗車駅と降車駅とを、他の手段(例えば、後述する第3の実施の形態に示す手段)によっても入手することができる。さらに、駅間情報取得部106は、最終的な回答として、乗車駅と降車駅までの駅間リストが取得出来ればよく、この検索は、まず、前記記憶部を対象としてなされるが、必要に応じて、通信網に接続された他のサーバのデータベースを通信部105を介して検索対象とすることができる。
図6は、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ再生装置の再生曲目リスト作成時の動作例を示すフローチャートである。以下、図1〜5を参照し、図6に記載のフローチャートを使用して、本実施形態に係るコンテンツ再生装置の再生曲目リスト作成時の動作例を説明する。
まず、前記制御部は、ユーザによる乗車駅名と降車駅名の入力を受け付けて、一旦前記記憶部に記憶した後、この入力に基づいて駅間情報取得部106に対して、列車が乗車駅と降車駅との間の各駅の移動に要する時間を掲載した駅間時間リスト(図3)の入手を指令する(ステップS1)。次に、駅間情報取得部106は、前記駅間時間リストを検索手段により入手し、選曲部103に引き渡す(ステップS2)。最後に、選曲部103は、前記駅間リストに基づいて駅間で再生できる曲目を検索し、前記の各駅間で曲目が重複しないようにして曲目リスト(図4,5)を作成すると共に、これらの曲目リストに記載された曲目各々の音楽データ(デジタル情報の音声データ)を前記記憶部や外部装置から取得し、この曲目リストの順で、一旦前記記憶部に記憶させた後、再生/記録部101に対して、その順次の再生を指令する(ステップS3)。
〔第2の実施形態〕
図7は、本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ再生装置の全体構成を示す構成図である。同図において、図1と重複する部分には同一の符号を附して説明を省略する。同図において、本実施形態のコンテンツ再生装置2は、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ再生装置(図1)と同様に、コンテンツの再生や記録を行う再生/記録部101と、再生される曲目を選曲するための選曲部103と、データや内部状態及びユーザへのメッセージ等を表示するための表示部104と、携帯電話回線やインターネット網を含む通信網を介した通信を行う通信部105と、駅間で再生できる曲目を検索する駅間情報取得部106と、を備え、これらに加えて、さらに、ユーザの行動をユーザ操作を介して分析する行動分析部208を備える。この他に、全体を制御する制御部、データやプログラムを記憶するための記憶部、及びデータや指令を入力するための入力部(いずれも図示は省略)等を備えるものとする。このコンテンツ再生装置2は、携帯が可能な機種であるものとする。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ再生装置の全体構成を示す構成図である。同図において、図1と重複する部分には同一の符号を附して説明を省略する。同図において、本実施形態のコンテンツ再生装置2は、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ再生装置(図1)と同様に、コンテンツの再生や記録を行う再生/記録部101と、再生される曲目を選曲するための選曲部103と、データや内部状態及びユーザへのメッセージ等を表示するための表示部104と、携帯電話回線やインターネット網を含む通信網を介した通信を行う通信部105と、駅間で再生できる曲目を検索する駅間情報取得部106と、を備え、これらに加えて、さらに、ユーザの行動をユーザ操作を介して分析する行動分析部208を備える。この他に、全体を制御する制御部、データやプログラムを記憶するための記憶部、及びデータや指令を入力するための入力部(いずれも図示は省略)等を備えるものとする。このコンテンツ再生装置2は、携帯が可能な機種であるものとする。
以下、本実施形態のコンテンツ再生装置の機能を、行動分析部208の動作を主体にして説明する。以下の説明では、ユーザが、いつも平日(月曜日〜金曜日)の定刻に家を出掛ける時に、前記記憶した曲目リストAの再生開始を行う場合を例にとって、行動分析部208の動作を説明する。
ユーザは、前記入力部を介した操作として「曲目リストAの再生開始」と操作する。これにより、前記制御部は、この操作時刻を、「曲目リストAの再生開始」を示す情報と対応させて一旦前記記憶部に記憶させ、行動分析部208に、ユーザの行動の分析を指令する。これを受けて、行動分析部208は、前記のユーザ操作を分析し、「曲目リストAは平日の朝8時頃に再生が開始される」という分析結果を得る。
この場合、行動分析部208は、この分析結果から、ユーザの意向(少なくとも、次にユーザが再生を希望する時刻(ここでは平日の朝8時頃)と、当該時刻に再生される曲目リスト(ここでは曲目リストA))を予測し、平日の朝8時頃に、いつでも曲目リストAの再生が開始されるように本装置の再生関連部を設定する(再生関連部の内部状態を変える)と共に、この予測された曲目リストA記載の各音楽データを入手する。この時、この予測された曲目リストAに対応する音楽データの内で、前記記憶部に記憶されていないものが存在する場合は、この音楽データを、通信網に接続された外部のコンテンツ供給サーバから、通信部105を介して取り寄せることができる。
なお、本実施形態によれば、曲目リストAの再生時刻が所定の時刻に再生されるように設定することも可能である。さらに、再生開始時間指定機能が備わっている場合、ユーザは、必ずしも、この所定時刻を、ユーザ操作を介して指定しなくてもよく、この所定時刻の指定が無くとも、行動分析部208が、前述の行動分析部208の分析結果から、ユーザの傾向を予測し、再生開始時間指定機能を担う装置に対して、「朝8時に再生」と指令入力する。この機能によれば、ユーザは、指令入力された内容を確認して、その決定処理を行うだけで容易に再生時刻の設定操作を完了させることができる。
図8は、本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ再生装置の再生曲目リスト作成時の動作例を示すフローチャートである。以下、図7を参照し、図8に記載のフローチャートを使用して、本実施形態に係るコンテンツ再生装置の再生曲目リスト作成時の動作例を説明する。
まず、前記制御部は、ユーザによる再生希望の曲目リストの入力を受け付けて、この入力時刻を「曲目リストAの再生開始」と対応付けて一旦前記記憶部に記憶させ、行動分析部208に、ユーザの行動の分析を指令する(ステップS21)。次に、行動分析部208は、前記のユーザ操作を分析し、曲目リスト対応の再生時間を示した分析結果を得る(ステップS22)。最後に、行動分析部208は、この分析結果から、ユーザの意向を予測し、予測された時刻に、いつでも対応する曲目リストの再生開始が行えるように本装置の再生関連部を設定すると共に、この曲目リストに記載の音楽データを入手する(ステップS23)。
〔第3の実施形態〕
図9は、本発明の第3の実施形態に係るコンテンツ再生装置の全体構成を示す構成図である。同図において、図1と重複する部分には同一の符号を附して説明を省略する。同図において、本実施形態のコンテンツ再生装置3は、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ再生装置(図1)と同様に、コンテンツの再生や記録を行う再生/記録部101と、再生される曲目を選曲するための選曲部103と、データや内部状態及びユーザへのメッセージ等を表示するための表示部104と、携帯電話回線やインターネット網を含む通信網を介した通信を行う通信部105と、駅間で再生できる曲目を検索する駅間情報取得部106とを備え、これらに加えて、さらに、ユーザの行動をユーザ操作を介して分析する行動分析部308と、ユーザの乗降駅の改札通過時に曲目リストの作成に必要な情報を取得する入出鉄部309とを備える。この他に、全体を制御する制御部、データやプログラムを記憶するための記憶部、及びデータや指令を入力するための入力部(いずれも図示は省略)等を備えるものとする。このコンテンツ再生装置3は、携帯が可能な機種であるものとする。
図9は、本発明の第3の実施形態に係るコンテンツ再生装置の全体構成を示す構成図である。同図において、図1と重複する部分には同一の符号を附して説明を省略する。同図において、本実施形態のコンテンツ再生装置3は、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ再生装置(図1)と同様に、コンテンツの再生や記録を行う再生/記録部101と、再生される曲目を選曲するための選曲部103と、データや内部状態及びユーザへのメッセージ等を表示するための表示部104と、携帯電話回線やインターネット網を含む通信網を介した通信を行う通信部105と、駅間で再生できる曲目を検索する駅間情報取得部106とを備え、これらに加えて、さらに、ユーザの行動をユーザ操作を介して分析する行動分析部308と、ユーザの乗降駅の改札通過時に曲目リストの作成に必要な情報を取得する入出鉄部309とを備える。この他に、全体を制御する制御部、データやプログラムを記憶するための記憶部、及びデータや指令を入力するための入力部(いずれも図示は省略)等を備えるものとする。このコンテンツ再生装置3は、携帯が可能な機種であるものとする。
以下、本実施形態のコンテンツ再生装置の機能を、行動分析部308と入出鉄部309の動作を主体にして説明する。本実施形態では、入出鉄部309は、ユーザの入出鉄時、即ちユーザが乗降駅の改札を通過時した時に、曲目リストの作成に必要な情報を取得する。以下の説明では、ユーザが平日に利用する駅の入鉄に関する例に基づいて、本実施形態に係るコンテンツ再生装置の主要部の動作を説明する。
近年では、接触型IC搭載の携帯電話端末や、非接触型IC搭載の携帯電話端末が商品化されている。このような接触型ICや非接触型ICによる情報取得手段を利用すれば、本装置においても、利用する駅の乗降駅をユーザ自らが入力する必要は無く、これにより、容易(自動的)に乗降駅間で再生される曲目リストを作成することが可能となり、また、ユーザの改札通過を契機として再生を開始されるコンテンツを指定することも容易(自動的)に可能となる。さらに、ユーザが改札に入ったという情報や、ユーザが改札を通過したといった情報を得ることも容易になる。このような情報を利用して、入出鉄部309は、ユーザの、毎日の行動の記録を前記記憶部に記憶に蓄積し、このような行動の記録に基づいて、行動分析部308が、当該ユーザの毎日の行動を分析する。
例えば、「ユーザAは、平日(月〜金の5日)の平均して朝8時15分に「A」駅で入鉄し、朝8時35分に「B」駅を出鉄する」というユーザ傾向の分析結果が得られたとすると、駅間情報取得部106は、8時15分以降にB駅を発車し、かつ8時35分に「A」駅を出鉄することが可能な列車を検索する。この検索の結果として、例えば、該当する列車は、「A」駅を朝8時19分に発車する列車であると特定することが可能となり、これにより、再生/記録部101は、この乗車時刻(朝8時19分)に合わせた再生を行うことが可能となる。また、例えば、「ユーザAは、平日(月〜金の5日)の平均して18時13分に「B」駅で入鉄し、18時30分に「A」駅で出鉄し、18時14分に曲目リストAを再生する」というユーザ傾向の分析結果が得られたとすると、駅間情報取得部106は、このユーザは帰路であると判定し、帰路に乗車できる列車を特定すると共に、曲リストAの再生順を行きの時の再生順(図4参照)とは逆順(図5参照)で再生する。この時、一般的なコンテンツ再生では、現在何が再生されているかというメタ情報(アーティスト名、曲名等)に併せて、ユーザの現在位置(次の駅等)を表示することが可能となる(図2参照)。
例えば、ユーザAが、「B」駅と「A」駅の途中駅である「う」駅で下車した場合を例にして図5を参照して説明する。ここでは、ユーザAが「A」駅から「B」駅までの定期券を購入している場合を例にとって説明する。ユーザAは、「え」駅と「う」駅の間で再生可能な曲「ニ」を再生した後、「う」駅で下車する。また、ユーザAは、「う」駅と「い」駅の間で再生可能な曲「ハ」を再生開始した後、改札を出ると曲「ハ」の再生は停止される。
この場合、行動分析部308は上記の行動データに基づき、ユーザAが、用事が済んで「う」駅に戻り、「う」駅の改札を通り抜けると、定期情報と過去の通過記録から、ユーザAは、B駅からA駅に向かう途中であると判断する。この状態で、入出鉄部309が、ユーザAの入鉄を検知した時に、行動分析部308に通知し、これを受けて、行動分析部308は、駅間情報取得部106から、ユーザAの次に乗車可能な列車の発車時刻を受け取り、その時刻に再生/記録部101を介して曲「ハ」の再生を開始する。なお、ユーザAの出鉄に関する動作も、上記のユーザAの入鉄に関する動作と同様である。
図10は、本発明の第3の実施形態に係るコンテンツ再生装置の再生曲目リスト作成時の動作例を示すフローチャートである。以下、図9を参照し、図10に記載のフローチャートを使用して、本実施形態に係るコンテンツ再生装置の再生曲目リスト作成時の動作例を説明する。
まず、入出鉄部309は、ユーザの入出鉄時の情報を取得する(ステップS31)。次に、行動分析部308は、上記取得されたユーザの入出鉄時の情報を基に、ユーザの入出鉄行動を分析し、当該ユーザの駅間での再生曲目を記憶する(ステップS32)。次に、入出鉄部309が、ユーザの入鉄を検知し、行動分析部308に通知する(ステップS33)。次に、行動分析部308は、駅間情報取得部106から、ユーザの次に乗車可能な列車の発車時刻を取得する(ステップS34)。最後に、行動分析部308は、前記取得されたユーザの次に乗車可能な列車の発車時刻になると、再生/記録部101を介して、ステップS32で記憶されていた前記駅間での再生曲目の再生を開始する(ステップS35)。
〔第4の実施形態〕
図11は、本発明の第4の実施形態に係るコンテンツ再生装置の全体構成を示す構成図である。同図において、図9と重複する部分には同一の符号を附して説明を省略する。同図において、本実施形態のコンテンツ再生装置4は、本発明の第3の実施形態に係るコンテンツ再生装置(図9)と同様に、コンテンツの再生や記録を行う再生/記録部101と、再生される曲目を選曲するための選曲部103と、データや内部状態及びユーザへのメッセージ等を表示するための表示部104と、携帯電話回線やインターネット網を含む通信網を介した通信を行う通信部105と、駅間で再生できる曲目を検索する駅間情報取得部106と、ユーザの行動をユーザ操作を介して分析する行動分析部308と、ユーザの乗降駅の改札通過時に曲目リストの作成に必要な情報を取得する入出鉄部309とを備え、これらに加えて、さらに、情報伝達装置(図12参照)から情報を取得する情報通信部408を備える。この他に、全体を制御する制御部、データやプログラムを記憶するための記憶部、及びデータや指令を入力するための入力部(いずれも図示は省略)等を備えるものとする。このコンテンツ再生装置11は、携帯が可能な機種であるものとする。
図11は、本発明の第4の実施形態に係るコンテンツ再生装置の全体構成を示す構成図である。同図において、図9と重複する部分には同一の符号を附して説明を省略する。同図において、本実施形態のコンテンツ再生装置4は、本発明の第3の実施形態に係るコンテンツ再生装置(図9)と同様に、コンテンツの再生や記録を行う再生/記録部101と、再生される曲目を選曲するための選曲部103と、データや内部状態及びユーザへのメッセージ等を表示するための表示部104と、携帯電話回線やインターネット網を含む通信網を介した通信を行う通信部105と、駅間で再生できる曲目を検索する駅間情報取得部106と、ユーザの行動をユーザ操作を介して分析する行動分析部308と、ユーザの乗降駅の改札通過時に曲目リストの作成に必要な情報を取得する入出鉄部309とを備え、これらに加えて、さらに、情報伝達装置(図12参照)から情報を取得する情報通信部408を備える。この他に、全体を制御する制御部、データやプログラムを記憶するための記憶部、及びデータや指令を入力するための入力部(いずれも図示は省略)等を備えるものとする。このコンテンツ再生装置11は、携帯が可能な機種であるものとする。
以下、本実施形態のコンテンツ再生装置の機能を、情報通信部408の動作を主体にして説明する。現在、国土交通省等で施行されている街中の案内板、標識、ICタグ内臓誘導ブロック等に代表されるような情報伝達装置、即ち、歩行者が携行する受信端末装置や車両に搭載されている受信端末装置が、情報伝達装置の設置場所や、自己(受信端末装置)の現在の位置を特定することが可能な情報を発信する情報発信システムが街中に設置されている。また、駅構内に設置されている入出鉄装置も、情報発信システムとしての機能を備えている。以下では、これらの情報発信システムが、情報伝達装置(図12参照)として街中に複数設置されており、これらの情報伝達装置と情報通信部408とが通信する場合の事例を、図12を参照して説明する。
図12は、ユーザの移動経路における情報伝達装置を含む各種情報発信システムの配置例を示す説明図である。ここで、前記の各種情報発信システムは、ユーザの出勤経路におけるポイント毎に設置されたシステムであり、具体的には、例えば、情報伝達装置や入出鉄装置が含まれる。同図に示すように、ユーザA(符号550で示す)は、自宅から駅までの通勤経路(符号542で示す範囲)を通って、乗車駅541に行き、電車520に乗って降車駅540まで移動し、到着後、降車駅540から出鉄する。ユーザA(550)は、出勤経路において、本実施形態に係るコンテンツ再生装置4(携帯電話機能付音楽再生装置)を携帯している。
まず、自宅から出たユーザA(550)は、自宅を出る時に、このコンテンツ再生装置4を使って曲目リストAを再生開始する。駅までの通勤経路542においては、歩道等に設置されている情報伝達装置505,501がそれぞれ発信する位置情報が、コンテンツ再生装置4の情報通信部408によって取得され、前記記録部に記憶される。同様に、ユーザA(550)が移動するに連れて、乗車駅541の入鉄装置530から、入鉄情報(入鉄した時刻等)が、入鉄部309により取得され、ホーム上に設置されている情報伝達装置502から、電車520の到着時刻が、情報通信部408により取得される。
ユーザA(550)が電車520に乗車すると、電車内にある情報伝達装置503から、移動位置(駅名)が、情報通信部408により取得される。ユーザA(550)が電車520から降車駅540に降車すると、降車駅540のホーム上の情報伝達装置504から、到着時刻が、情報通信部408により取得され、さらに、出鉄装置531から、出鉄時刻が、入出鉄部309により取得される。これら取得された情報は、前記記録部に記録される。行動分析部308は、この記録されたデータを基に、ユーザA(550)の行動(ポイント間の移動に要する時間)を分析し、図13に示すポイント間リストを作成する。
図13は、ユーザがポイント間各々の移動に要する時間を記載したポイント間リストである。前述の選曲部103は、この分析結果(ポイント間リスト)から、これらポイント間の各々で再生すべき曲目を検索することによって、ユーザA(550)用のオリジナルな通勤時の曲目リストを作成することが可能となる。ここでは、街中、駅、及び電車内を通勤経路の施設とする事例を説明したが、本実施形態の選曲手段は、さらに、車を用いて通勤する場合にも適用することが可能であり、この場合、VICS等の交通情報伝達施設や、カーナビゲーションシステム等を利用して同様な効果が期待できる。また、今後、車にもICタグが搭載された場合も、同様に本実施形態の選曲手段を適用することができる。
図14は、本発明の第4の実施形態に係るコンテンツ再生装置の再生曲目リスト作成時の動作例を示すフローチャートである。以下、図11〜13を参照し、図14に記載のフローチャートを使用して、本実施形態に係るコンテンツ再生装置の再生曲目リスト作成時の動作例を説明する。
まず、情報伝達装置502及び入鉄部309は、ユーザの移動途中のポイント情報を取得する(ステップS41)。次に、行動分析部308は、前記取得されたユーザの移動途中のポイント情報を基に、ユーザの行動(ポイント間の移動に要する時間)を分析する(ステップS42)。次に、行動分析部308は、前記分析結果に基づき、ポイント間の移動に要する時間を記載したポイント間リストを作成し、選曲部103に引き渡す(ステップS43)。最後に、選曲部103は、このポイント間リストに基づいて、ポイント間の各々で再生すべき曲目を検索し、曲目リストを作成する(ステップS44)。
なお、前述の各実施の形態では、再生されるコンテンツを音楽データとしたが、本発明では、一般に、音楽データ以外のコンテンツの再生にも適用可能であり、例えば、静止画、動画、音声、等の一般的なコンテンツの再生にも適用することができる。
また、本発明に係るコンテンツ再生装置の各構成要素の処理の少なくとも一部をコンピュータ制御により実行するものとし、かつ、上記処理を、図6,8,10,14の各フローチャートで示した手順によりコンピュータに実行せしめるプログラムは、半導体メモリを始め、CD−ROMや磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配付してもよい。そして、少なくともマイクロコンピュータ,パーソナルコンピュータ,汎用コンピュータを範疇に含むコンピュータが、上記の記録媒体から上記プログラムを読み出して、実行するものとしてもよい。
この発明は、音楽データ等のコンテンツを再生する携帯型のコンテンツ再生機器、特に携帯電話機能付きコンテンツ再生装置を実現する手段として適用することができる。
1 コンテンツ再生装置(第1の実施の形態に係る)
2 コンテンツ再生装置(第2の実施の形態に係る)
3 コンテンツ再生装置(第3の実施の形態に係る)
4 コンテンツ再生装置(第4の実施の形態に係る)
101 再生/記録部
103 選曲部
104 表示部
105 通信部
106 駅間情報取得部
208 行動分析部(第2の実施の形態に係る)
308 行動分析部(第3及び第4の実施の形態に係る)
309 入出鉄部(第3及び第4の実施の形態に係る)
408 情報通信部
501〜505 情報伝達装置
520 電車
530 入鉄装置
531 出鉄装置
2 コンテンツ再生装置(第2の実施の形態に係る)
3 コンテンツ再生装置(第3の実施の形態に係る)
4 コンテンツ再生装置(第4の実施の形態に係る)
101 再生/記録部
103 選曲部
104 表示部
105 通信部
106 駅間情報取得部
208 行動分析部(第2の実施の形態に係る)
308 行動分析部(第3及び第4の実施の形態に係る)
309 入出鉄部(第3及び第4の実施の形態に係る)
408 情報通信部
501〜505 情報伝達装置
520 電車
530 入鉄装置
531 出鉄装置
Claims (15)
- 内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生装置であって、
乗車駅及び降車駅をユーザに入力させる入力手段と、
前記乗車駅と前記降車駅との間における各駅間の乗車時間を含む駅間乗車時間リストを取得する駅間乗車時間リスト取得手段と、
前記駅間乗車時間リストに基づいて、前記各駅間に対して、再生時間が当該駅間の乗車時間とほぼ一致するコンテンツを検索し、前記乗車駅から前記降車駅までに通過する駅間の順に並べたコンテンツリストを作成する検索手段と、
前記コンテンツリストに含まれる各コンテンツを順に再生する再生手段と、
を備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 前記検索手段は、既に検索されたコンテンツを検索対象から除外することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
- 内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生装置であって、
再生すべきコンテンツを順に並べたコンテンツリストをユーザに入力させる入力手段と、
ユーザが前記コンテンツリストの再生を指示した時刻を前記コンテンツリストと対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたユーザによる前記コンテンツリストの再生指示時刻から、次にユーザが前記コンテンツリストの再生を指示する時刻を予測する予測手段と、
前記予測された時刻に近接する時刻には、前記コンテンツリストに含まれるコンテンツを再生する準備を行う再生準備手段と、
を備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生装置であって、
ユーザが鉄道駅の改札を通過する時に少なくとも乗車駅、降車駅、通過時刻を含む改札通過情報を取得する改札通過情報取得手段と、
前記改札通過情報に基づき、ユーザが定期的に乗車する区間及び時刻を予測する予測手段と、
前記予測された区間における各駅間の乗車時間を含む駅間乗車時間リストを取得する駅間乗車時間リスト取得手段と、
前記駅間乗車時間リストに基づいて、前記各駅間に対して、再生時間が当該駅間の乗車時間とほぼ一致するコンテンツを検索し、前記乗車駅から前記降車駅までに通過する駅間の順に並べたコンテンツリストを作成する検索手段と、
前記コンテンツリストに含まれる各コンテンツを順に再生する再生手段と、
を備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 前記検索手段は、既に検索されたコンテンツを検索対象から除外することを特徴とする請求項4記載のコンテンツ再生装置。
- ユーザが鉄道駅の改札を通過する時に、前記予測手段により予測される乗車区間において次に利用可能な列車の発車時刻を取得する手段をさらに備えており、前記再生手段は当該発車時刻に前記コンテンツリストに含まれるコンテンツの再生を開始することを特徴とする請求項4又は5記載のコンテンツ再生装置。
- 内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生装置であって、
ユーザが各ポイントに設置された情報発信システムに近接した時に少なくとも当該ポイント及び通過時刻を含むポイント通過情報を取得するポイント通過情報取得手段と、
前記ポイント通過情報に基づき、ユーザが定期的に移動する経路及び時刻を予測する予測手段と、
前記予測された経路に含まれる各ポイント間の移動時間を含むポイント間移動時間リストを作成するポイント間移動時間リスト作成手段と、
前記ポイント間移動時間リストに基づいて、前記各ポイント間に対して、再生時間が当該ポイント間の移動時間とほぼ一致するコンテンツを検索し、前記移動経路上通過するポイント間の順に並べたコンテンツリストを作成する検索手段と、
前記コンテンツリストに含まれる各コンテンツを順に再生する再生手段と、
を備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生方法であって、
乗車駅及び降車駅をユーザに入力させるステップと、
前記乗車駅と前記降車駅との間における各駅間の乗車時間を含む駅間乗車時間リストを取得するステップと、
前記駅間乗車時間リストに基づいて、前記各駅間に対して、再生時間が当該駅間の乗車時間とほぼ一致するコンテンツを検索し、前記乗車駅から前記降車駅までに通過する駅間の順に並べたコンテンツリストを作成するステップと、
前記コンテンツリストに含まれる各コンテンツを順に再生するステップと、
を備えたことを特徴とするコンテンツ再生方法。 - 前記検索ステップでは、既に検索されたコンテンツを検索対象から除外することを特徴とする請求項8記載のコンテンツ再生方法。
- 内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生方法であって、
再生すべきコンテンツを順に並べたコンテンツリストをユーザに入力させるステップと、
ユーザが前記コンテンツリストの再生を指示した時刻を前記コンテンツリストと対応付けて記憶するステップと、
前記記憶手段に記憶されたユーザによる前記コンテンツリストの再生指示時刻から、次にユーザが前記コンテンツリストの再生を指示する時刻を予測するステップと、
前記予測された時刻に近接する時刻には、前記コンテンツリストに含まれるコンテンツを再生する準備を行うステップと、
を備えたことを特徴とするコンテンツ再生方法。 - 内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生方法であって、
ユーザが鉄道駅の改札を通過する時に少なくとも乗車駅、降車駅、通過時刻を含む改札通過情報を取得するステップと、
前記改札通過情報に基づき、ユーザが定期的に乗車する区間及び時刻を予測するステップと、
前記予測された区間における各駅間の乗車時間を含む駅間乗車時間リストを取得するステップと、
前記駅間乗車時間リストに基づいて、前記各駅間に対して、再生時間が当該駅間の乗車時間とほぼ一致するコンテンツを検索し、前記乗車駅から前記降車駅までに通過する駅間の順に並べたコンテンツリストを作成するステップと、
前記コンテンツリストに含まれる各コンテンツを順に再生するステップと、
を備えたことを特徴とするコンテンツ再生方法。 - 前記検索ステップでは、既に検索されたコンテンツを検索対象から除外することを特徴とする請求項11記載のコンテンツ再生方法。
- ユーザが鉄道駅の改札を通過する時に、前記予測される乗車区間において次に利用可能な列車の発車時刻を取得するステップをさらに含んでおり、前記再生ステップでは、当該発車時刻に前記コンテンツリストに含まれるコンテンツの再生を開始することを特徴とする請求項11又は12記載のコンテンツ再生方法。
- 内蔵又は外付けの記憶装置に記憶されているコンテンツを再生する携帯可能なコンテンツ再生方法であって、
ユーザが各ポイントに設置された情報発信システムに近接した時に少なくとも当該ポイント及び通過時刻を含むポイント通過情報を取得するステップと、
前記ポイント通過情報に基づき、ユーザが定期的に移動する経路及び時刻を予測するステップと、
前記予測された経路に含まれる各ポイント間の移動時間を含むポイント間移動時間リストを作成するステップと、
前記ポイント間移動時間リストに基づいて、前記各ポイント間に対して、再生時間が当該ポイント間の移動時間とほぼ一致するコンテンツを検索し、前記移動経路上通過するポイント間の順に並べたコンテンツリストを作成するステップと、
前記コンテンツリストに含まれる各コンテンツを順に再生するステップと、
を備えたことを特徴とするコンテンツ再生方法。 - コンピュータにおいて、請求項8〜14のいずれか1項に記載のコンテンツ再生方法を実現させるためのコンピュータプログラム。
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011215391A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Fujitsu Ten Ltd | 楽曲配信システムおよび楽曲配信装置 |
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-
2005
- 2005-10-13 JP JP2005299237A patent/JP2007109013A/ja active Pending
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JP2012089215A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Jvc Kenwood Corp | プレイリスト生成装置、プレイリスト生成方法、およびプレイリスト生成プログラム |
JP2018082337A (ja) * | 2016-11-17 | 2018-05-24 | 大日本印刷株式会社 | コンテンツ表示装置及びプログラム |
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