JP2009111817A - 視聴番組再生装置、視聴番組再生システム、視聴番組再生方法及び視聴番組再生プログラム - Google Patents

視聴番組再生装置、視聴番組再生システム、視聴番組再生方法及び視聴番組再生プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所望の視聴番組の再生を予約者が、その所望の視聴番組を放送開始時刻から確実に視聴することができること。
【解決手段】予約者識別手段3が、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する。また、位置確認手段5が、このように予約者の位置を確認する。そして制御手段7が、その放送開始時刻となった際に、その位置確認手段5によって予約者が近傍に存在していることが確認された場合、その所望の視聴番組の再生を開始する。
【選択図】図2

Description

本発明は、放送された視聴番組を再生する視聴番組再生装置等に関する。
従来の番組予約システムでは、所望の視聴番組を放送開始時刻から確実に楽しむことができるようにするため、登録された番組予約情報が示す放送開始時刻に至った際に、受像表示部を視聴可能な状態に自動的に設定するとともに、放送開始時刻に至った旨を示す通知メッセージを生成し、この通知メッセージを視聴予約したユーザが所持している携帯端末に送信する技術が存在していた。
特開2002−320169号公報
しかしながら、上記従来技術では、ユーザ自身がテレビジョン受信機の近傍に存在していない場合、放送開始時刻になって視聴予約したユーザが所持する携帯端末に通知メッセージが送信されたとしても、このユーザは所望の視聴番組を視聴することができなかった。
本発明が解決しようとする課題には、上記した問題が一例として挙げられる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別手段と、前記予約者の位置を確認する位置確認手段と、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認手段によって前記予約者が近傍に存在していることが確認された場合、前記所望の視聴番組の再生を開始する制御手段と、を有する。
上記課題を解決するために、請求項15に記載の発明は、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別手段と、前記予約者の位置を確認する位置確認手段と、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認手段によって前記予約者が近傍に存在していることが確認された場合、前記予約者に対して前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する報知手段と、を有する。
上記課題を解決するために、請求項16に記載の発明は、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別手段と、前記予約者の位置を確認する位置確認手段と、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認手段によって前記予約者が近傍に存在していることが確認された場合、前記所望の視聴番組の再生を開始する制御手段と、を備える複数の視聴番組再生装置と、前記複数の視聴番組再生装置を互いに接続するネットワークと、を有する。
上記課題を解決するために、請求項19に記載の発明は、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別ステップと、前記予約者の位置を確認する位置確認ステップと、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認ステップにおいて前記予約者が視聴番組再生装置の近傍に存在していることが確認された場合、前記視聴番組再生装置において前記所望の視聴番組の再生を開始する制御ステップと、を有する。
上記課題を解決するために、請求項20に記載の発明は、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別ステップと、前記予約者の位置を確認する位置確認ステップと、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認ステップにおいて前記予約者が視聴番組再生装置の近傍に存在していることが確認された場合、前記視聴番組再生装置において前記所望の視聴番組の再生を開始する制御ステップと、をコンピュータに実行させている。
上記課題を解決するために、請求項21に記載の発明は、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別ステップと、前記予約者の位置を確認する位置確認ステップと、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認ステップにおいて前記予約者が視聴番組再生装置の近傍に存在していることが確認された場合、前記予約者に対して前記視聴番組再生装置において前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する報知ステップと、を有する。
上記課題を解決するために、請求項22に記載の発明は、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別ステップと、前記予約者の位置を確認する位置確認ステップと、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認ステップにおいて前記予約者が視聴番組再生装置の近傍に存在していることが確認された場合、前記予約者に対して前記視聴番組再生装置において前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する報知ステップと、をコンピュータに実行させている。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態としてのテレビジョン受像機1のハードウェア構成例を示すブロック図である。
テレビジョン受像機1は視聴番組再生装置に相当し、マイクロプロセッサ3、通信部4、受信部5、スピーカ6、表示パネル7及び電源8を有している。
表示パネル7は、後述する視聴番組の映像を表示する機能を有する。この表示パネル7は、例えば有機エレクトロルミネッセンス素子又は液晶素子を用いた表示パネルである。なお、この表示パネル7は、いわゆるプラズマディスプレイタイプの表示パネルであってもよい。スピーカ6は、表示パネル7に表示された視聴番組の映像に連動した音を出力する機能を有する。
受信部5は、マイクロプロセッサ3の制御により、後述する視聴番組に関する放送波を受信してデコードする機能を有する。通信部4は、マイクロプロセッサ3の制御により、テレビジョン受像機1の外部のテレビジョン受像機との間で後述するネットワークを経由してデータの送受信を行う機能を有する。なお、ここでいう外部のテレビジョン受像機は、このテレビジョン受像機1とほぼ同様の構成となっている。
電源8は、マイクロプロセッサ3の制御により、これらマイクロプロセッサ3などに電力を供給したり停止する機能を有する。なお、この電源8による電力供給先への配線の図示を省略している。マイクロプロセッサ3は、テレビジョン受像機1全体の動作を制御する機能を有し、後述する各機能をさらに発揮する。
図2は、本実施形態としてのテレビジョン受像機1の機能構成例を示すブロック図である。以下の各ブロックは、マイクロプロセッサ3の制御によって動作している機能を表している。なお、図示の各ブロックのうち点線で示した構成は、このテレビジョン受像機1が後述するセンターテレビジョン受像機でない場合、省略することもできる。
テレビジョン受像機1は、予約者識別部3、位置確認部5及び制御部7を備えている。さらにテレビジョン受像機1は、再生設定テーブル9を備えていてもよい。また、このテレビジョン受像機1は、報知部11及び報知設定テーブル13を備えている形態であってもよい。このテレビジョン受像機1は、視聴番組を予約可能な後述するセンターテレビジョン受像機である場合、予約受付部15、予約情報提供部17及び予約情報管理テーブル19を備えている。
このテレビジョン受像機1は、例えば家、車及び携帯型電話装置におけるテレビジョン受像機能のいずれかにおいて、所望の視聴番組を放送開始時刻から視聴するためのテレビジョン受像機である。すなわちこのテレビジョン受像機1は、図示しない所定の放送局が放送する視聴番組を受信可能であり、その視聴番組のチャンネルに合わせることで放送開始時刻からその視聴番組を再生する機能を有する。
このとき、このテレビジョン受像機1は、事前に所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約が行われている。本実施形態では、このようなテレビジョン受像機をセンターテレビジョン受像機と呼ぶ。
このテレビジョン受像機1は、例えば家の部屋に配置されていてもよいし、所望の場所に移動可能な移動体に車載されていてもよい。このようにテレビジョン受像機1が家に配置されている場合は、例えば他の部屋に予約者がいて、しかも例えば寝ていたりヘッドホンをしている場合も想定している。
一方、このようなテレビジョン受像機1が車などの移動体に配置されている場合は、例えば後述するように車外の周囲に予約者がいる場合や、例えばショッピングセンターの駐車場に車を置いて近所で買い物をしている場合も想定している。
上述した予約者識別部3は予約者識別手段に相当し、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する機能を有する。上述した位置情報確認部5は位置確認手段に相当し、予約者の位置を確認する機能を有する。
上述した制御部7は制御手段に相当し、上述した放送時刻となった際に、位置確認部15によって予約者が近傍に存在していることが確認された場合、その所望の視聴番組の再生を開始する機能を有する。
この制御部7は、上述した放送開始時刻となった際に、上記位置確認部5によって予約者が近傍に存在していないと確認された場合、その所望の視聴番組の再生を開始させない、または、所望の視聴番組の録画を開始する。また、この制御部7は、上述した放送開始時刻後に、位置確認部5によって予約者が近傍に存在するに至ったと確認された場合、途中から、その所望の視聴番組の再生を開始する、または、録画した所望の視聴番組の始めから再生を開始する機能を有する。
また、この制御部7は、上述した放送開始時刻となった際にその所望の視聴番組の再生を開始しない場合、その所望の視聴番組を録画する機能を有する。
また、この制御部7は、位置確認部5によって予約者が近傍に存在していないと確認された場合、次のように動作する。すなわちこの制御部7は経路通知手段に相当し、その予約者の携帯端末10の位置からの経路を探索し、その携帯端末10に対して通知する機能を有する。
また、この制御部7は、上述した放送開始時刻となった際に、その他の番組を再生していたりその他の機能を発揮していた場合、このその他の番組や機能に替えて、上述した所望の視聴番組の再生を開始する機能を有する。具体的には、この制御部7は、再生設定テーブル9を参照し、この再生設定テーブル9に設定されている再生設定情報に従って所望の視聴番組を再生する機能を有する。
この再生設定テーブル9は、例えば予約者などのユーザが視聴番組を再生する際の再生方法などについて自由に設定することができる。この再設定テーブル9は、例えば近傍に複数のテレビジョン受像機1又は複数種類のテレビジョン受像機1が存在している場合に、どのテレビジョン受像機によって所望の視聴番組を再生すべきであるかに関する優先順位について設定が可能な構成となっている。従って制御部7は、再生設定テーブル9に設定された再生設定情報に従って所望の視聴番組を所望の対応で再生することができる。
このテレビジョン受像機1における報知機能としては、例えば上述した視聴開始時刻(再生開始時間)になったことを契機として、予約者などのユーザに対して報知する機能としてもよいし、例えば視聴開始時刻の規定時間前になったことを契機として、このようなユーザに対して報知する機能であってもよい。
またこの報知機能としては、このようなユーザの現在地を取得し、このテレビジョン受像機1の前に予約者が来ることができる所要時間を算出し、それに基づき規定時間を設定する。そして、上述した視聴開始時刻の規定時間前になったことを契機として予約者に対して報知する機能であってもよい。またこの報知機能では、このような規定時間に加えてさらに余裕を持って所定の時間を盛り込む形態であってもよい。
上述した報知部11は報知手段に相当し、予約者が近傍に存在していることが確認された場合、その所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する機能を有する。また、この報知部11は、その代わりに、上述した放送開始時刻となった際に、所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知するようにしてもよい。
また、この報知部11は、その放送開始時刻の規定時間前となったことを契機として、その所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する機能を有する。具体的には、このテレビジョン受像機1は、報知設定テーブル13を備えており、この報知設定テーブル13は報知設定管理手段に相当し、その規定時間に関して設定された報知設定情報を管理している。
そして報知部11は、この報知設定テーブル13において設定された規定時間に従って、上述した放送開始時刻の規定時間前になったことを契機として、その所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する機能を有する。
また、報知部11は、テレビジョン受像機1自身の現在地と予約者との位置関係に応じて上記規定時間を予測し、その放送開始時刻の規定時間前となったことを契機として、所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する機能を有する。このような位置関係としては、例えば距離、方向などを挙げることができる。
また、報知部11は、上述した放送開始時刻から、上述のように予測した規定時間前となったことを契機として、上述した位置確認部5によって、再度、予約者の位置を確認し、その予約者が近傍に存在していることが確認された場合、その予約者の携帯端末10に対して、上述した所望の視聴番組の放送が開始される旨を再報知する機能を有する。
また、報知部11は、テレビジョン受像機1自身の現在地と予約者との位置関係に応じて、所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知するか否かを選択する機能を有する。
一方、テレビジョン受像機1は、後述するセンターテレビジョン受像機である場合、予約受付部15、予約情報提供部17及び予約情報管理テーブル19を備えている。
まず、予約受付部15は予約受付手段に相当し、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を受け付ける機能を有する。すなわち、この予約受付部15は、所望の視聴番組の予約を試みる予約者などのユーザの操作に応じてその所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約手続きを受け付ける機能を有する。
上記予約情報管理テーブル19は予約情報管理手段に相当し、この予約受付部15によって受け付けられた予約内容を、予約者ごとに予約情報として管理する機能を有する。
また、予約情報提供部17は予約情報提供手段に相当し、予約者ごとに、所望の視聴番組を放送開始時刻から予約するための予約内容に関する問い合わせを受け付けるとともに、その予約情報管理テーブル19で管理する予約情報のうち前記問い合わせに対応する予約内容を提供する機能を有する。
ここで、この予約情報部提供部17は、このように予約内容に関する問い合わせがあった場合に、予約情報管理テーブル19から予約者ごとに予約情報を逐一提供する形態であってもよいし、このテレビジョン受像機1とは別体である他のテレビジョン受像機とこのような予約情報を恒常的に共有する形態であってもよい。
上述した報知部11は、上述した報知設定テーブル13において次のような内容を報知設定情報をして管理している。具体的には、報知設定情報としては、再生フラグ、報知要否フラグ、報知方法、規定時間情報、移動方法、再報知要否フラグ、不在時録画フラグ及び誘導経路フラグのいずれか又はこれらいずれかの組み合わせを含んでいる。
この再生フラグは、例えば「ON」とした場合上述した報知を行うとともに、所望の視聴番組を再生することを表している。一方、再生フラグが例えば「OFF」である場合、上述した報知のみを行い、所望の視聴番組を再生しないことを表している。
報知要否フラグは、上述した報知そのものを行うか否かを表している。つまり、報知要否フラグが「ON」である場合には上述した報知を行い、報知要否フラグが「OFF」である場合には、報知部11が上述した報知を行わない。
また、報知方法は、報知部11が予約者に対して行う報知の方法を表している。具体的には、この報知方法としては、テレビジョン受像機1が配置されている部屋以外の各部屋の表示装置に上記報知を表示したり、その各部屋のスピーカに報知音の情報を送信して再生することを挙げることができる。なお、このような報知音としては、例えば案内音声やテレビジョン受像機の音などを挙げることができる。
また、この報知方法としては、例えばこのテレビジョン受像機1以外のオーディオ機器(を含むヘッドホン)の再生音に、テレビジョン受像機1の音声や報知音をミキシングすることを例示することもできる。また、この報知方法としては、報知部11がこの所望の視聴番組の音声に強制的に切り替えることを挙げることができる。
また、この報知方法としては、自宅内や車内に予約者を検出できなかった場合、その自宅外や車外に報知音をスピーカによって出力するようにしてもよい。また、この報知方法としては、例えば車内において車載端末への表示や、音声案内を用いてもよい。ここで車載端末としては、例えばカーナビゲーション装置を挙げることができる。なおこの報知方法としては、メールなどの手段を用いて報知を行う形態であってもよい。
また、このような報知方法としては、携帯型電話装置などの携帯端末への表示や、音声案内などを用いてもよい。なお、この場合においても、この報知方法としては、メールなどの手段を用いて報知を行うようにしてもよい。
このような報知方法による報知情報は、リアルタイムに送信してもよいし、事前に視聴開始時刻とともに送信しておいて所定の表示機や再生機が所定の報知時刻になったことを契機として、そのような報知情報を再生する形態であってもよい。
またこの報知方法としては、その他にも、例えば目覚まし時計との間で自動的に連動する形態としてもよい。すなわちこの報知方法では、予約した視聴開始時刻の情報をその目覚まし時計に送信し、この情報を受信した目覚まし時計が、その放送開始時刻にアラームを出力する機能を有する。
一方、上述した規定時間情報としては、報知部11が、予約された放送開始時刻よりもどの程度前に報知処理を行うべきであるか否かを表している。また移動方法は、例えば予約者がテレビジョン受像機1(例えば車載テレビジョン受像機)に戻るまでの移動方法が徒歩であるか、車であるかを表している。つまり、この移動方法は、上述した規定時間情報を取得するための演算パラメータとして用いられるようにしてもよい。
一方、再報知要否フラグは、報知部11が一旦上述した報知を行った後、再度、予約者に対して報知すべきであるか否かを表している。この報知要否フラグは例えば「ON」である場合には再報知を行うことを表し、例えば「OFF」である場合には再報知を行わないことを表している。
一方、不在時録画フラグは、例えば「ON」である場合には本来テレビジョン受像機1の前の近傍に予約者が放送開始時刻に存在すべきであるにもかかわらず存在しない場合においても、その所望の視聴番組を録画しておくべきことを表し、例えば「OFF」である場合には、そのように予約者が放送開始時刻においてテレビジョン受像機1の近傍に存在していない場合には、その番組を録画しないことを表している。
一方、誘導経路フラグは、例えば「ON」である場合には、例えばある予約者が所望の視聴番組を放送開始時刻から再生することを予約している場合に、例えば車両に内蔵されたテレビジョン受像装置1までの経路を演算し、その演算結果としての誘導経路に従って誘導すべきことを表し、例えば「OFF」である場合には、そのような経路の誘導を行わないことを表している。
テレビジョン受像機1は、以上のような一構成例であり、次に図2及び図2を参照しつつ当該一構成例による視聴番組再生方法の一例について説明する。この視聴番組再生方法は、視聴番組再生プログラムがマイクロプロセッサ3において実行させる各ステップによって構成されている。
図3は、上述したテレビジョン受像機1を含む視聴番組再生システム100の構成例を示すシステム構成図である。この視聴番組再生システム100は、例えば家庭テレビジョン受像機1,1a、車載テレビジョン受像機1b、携帯テレビジョン受像機1cがネットワーク7によって接続された構成となっている。
これら各家庭テレビジョン受像機1,1a、車載テレビジョン受像機1b及び携帯テレビジョン受像機1cは、それぞれ、上述した図2に示すテレビジョン受像機1とほぼ同様の構成である。これらのうち上述したセンターテレビジョン受像機とされたテレビジョン受像機は、さらに予約受付部15、予約情報管理テーブル19及び予約情報提供部17を備えている。
この視聴番組再生システム100においては、所望の視聴番組を予約者の現在地に応じて、その所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するテレビジョン受像機を変更する機能を有する。
この視聴番組再生システム100においては、例えば予約者が自宅内にいル場合にはその自宅に配置しているテレビジョン受像機1,1aのいずれかによって所望の視聴番組を再生する。また予約者が車内にいる場合には、車載テレビジョン受像機1bを用いて所望の視聴番組を再生する。また予約者が自宅や車以外にいる場合には、その予約者が所持する携帯端末の携帯テレビジョン受像機1cを用いて所望の視聴番組を再生する。
この視聴番組再生システム100における所望の視聴番組の再生の仕組みとしては、次のような2通りの方法が存在している。
まず第1の方法としては、これら家庭テレビジョン受像機1などのうちのいずれか1台のテレビジョン受像機がセンターテレビジョン受像機となり、そのテレビジョン受像機で予約者が所望の視聴番組の再生を予約すると、その視聴番組の放送開始時刻においてその予約者がいる場所のテレビジョン受像機にネットワーク7を通じてその所望の視聴番組の再生指示が出される。
一方、第2の方法としては、上述のように同様にいずれかのテレビジョン受像機(センターテレビジョン受像機に相当)において所望の視聴番組の再生予約がされると、ネットワーク7で結ばれた家庭テレビジョン受像機1,1a、車載テレビジョン受像機1b及び携帯テレビジョン受像機1cにおいて再生予約情報が共有されているようにしている。この第2の方法では、その代わりに、これらのテレビジョン受像機1などが、いつでもこの再生予約情報を取得することができるようにしてもよい。
そしてさらにこの第2の方法では、その視聴番組の放送開始時刻にその予約者が位置する場所のいずれかのテレビジョン受像機が、ネットワーク7を介して取得可能な再生予約情報に基づいて、その放送開始時刻から視聴番組の放送番組を再生したり報知を行う。
また、各テレビジョン受像機が、予約者のいる場所を取得し、例えば予約者がどのテレビジョン受像機で予約したとしても現在その予約者の近傍に配置するテレビジョン受像機が、上述したセンターテレビジョン受像機から取得した予約情報に基づいて所望の視聴番組を放送開始時刻から再生したり、上述した報知を行う機能を有する。以下の実施形態においては、後述した第2の方法を中心として説明する。
このような再生予約機能としては、例えばテレビジョン受像機、ラジオなどの放送メディアにおいて予め視聴番組を予約し、その予約した視聴番組が放送開始時刻になったことを契機として、次のような第1の再生方法〜第3の再生方法を用いてその所望の視聴番組を再生する。
まず第1の再生方法としては、自動的にテレビジョン受像機又はディスプレイの電源を投入して所望の視聴番組を放送開始時刻から再生の開始を行う。また第2の再生方法としては、所望の視聴番組を再生しようとしていたテレビジョン受像機がその他の視聴番組を再生中であった場合、自動的にその所望の視聴番組を再生するように切り替える。
また、第3の再生方法としては、テレビジョン受像機が他の機能やメディアとの複合機である場合、これら他の機能やメディアでディスプレイや音声再生など予約した所望の視聴番組の再生に必要な機能の全部又は一部を使用していたとき、自動的にその指定した所望の視聴番組を再生するように切り替えることを挙げることができる。
なお、本実施形態では、テレビジョン受像機1などを用いて自動的に所望の視聴番組を放送開始時刻から再生することを明示しているが、このような放送開始時刻の報知のみを行い、この所望の視聴番組の再生操作を予約者自身に行わせる方法を採用してもよい。
図4は、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約処理の手順の一例を示すフローチャートである。なおこのフローチャートは、上述した予約受付部15が、予約者の予約操作に応じた予約内容をその予約者に関連付けて予約情報管理テーブル19に登録する手順を表している。
まず、対象メディアとしての所望の視聴番組及び放送開始時刻の特定方法について説明する。これらの特定方法としては、テレビジョン受像機、ラジオなど視聴番組やコンテンツの放送開始時刻が決まっている視聴番組などの放送メディアについて、その放送開始時刻及び、その放送開始時刻の規定時間前の時刻の少なくとも一方を特定することを挙げることができる。
そして、所望の視聴番組の予約方法としては、例えばその所望の視聴番組の名称(番組名に相当)を入力して指定される。なおこの予約方法としては、再生すべきコンテンツ名を指定するようにしても良い。またこの視聴番組の予約方法としては、例えば番組表、EPG(Electronic Program Guide)など番組に関する情報から再生予約すべき視聴番組を指定する。この予約方法では、視聴番組の名称、視聴可能日時、チャンネル、番組コードの入力を行う。なお本実施形態は、このような視聴番組の予約方法として、例えば所定のコードによって予約すべき視聴番組を指定するシステムを利用することも採用することができる。
まずステップS1では、センターテレビジョン受像機1において予約受付部15が、上述したような予約内容の受付を行う。すなわちこの予約受付部15は予約受付手段に相当し、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約(予約内容)を受け付ける機能を有する。
この予約受付処理では、例えばカテゴリーやキーワードを入力し、このカテゴリーなどに該当する所望の視聴番組を指定したり、ある放送開始時刻から放送される所望の視聴番組を直接的に選択して指定する。ここでは、例えば指定可能な番組のうち上述したカテゴリーなどに該当する番組を全て指定の対象とすることができる。
またこの指定処理では、例えば雑誌やインターネットの番組予告の紹介記事や視聴番組の予告について雑誌の記事を用い、例えば記事のページ番号や記事中のコード番号などを用いて視聴番組を指定するようにしても良い。
次にステップS2では、この予約受付部15が、この予約を試みる予約者の識別情報を取得する。このときの識別情報は、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するために、又は、所望の視聴番組が放送開始時刻から再生すべき旨の報知のために、テレビジョン受像機1など側が予約者を識別する手段に連動した情報となっている。ここでいう予約者を識別する手段としては、例えば、上述した予約者識別部3に相当している。
つまり、この予約者の識別情報としては、例えばこの予約者に関して顔画像認識を用いて識別する場合には、その予約者の顔画像又は顔画像データに紐付けられて取得できるデータを挙げることができる。なお、この予約者の識別方法としては、例えば瞳認証を行っても良い。
また、この予約者の識別情報としては、例えば予約者が携帯端末10などを所持している場合、この携帯端末19を用いて予約者を識別するときには、この携帯端末10を特定するデータ又は携帯端末10に紐付けられて取得できるデータを挙げることができる。これらのデータとしては、例えば携帯端末10を識別するための端末ID(IDentification)などを挙げることができる。
上述したステップS3では、予約受付部15が、このように予約者が指定した、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約内容を、予約者ごとに予約情報として予約情報管理テーブル19に登録する。つまり、この予約情報管理テーブル19においては、予約者ごとに予約内容が管理されている。
センターテレビジョン受像機1は、予約情報提供部17を備えており、この予約情報提供部17が、恒常的に又は逐一、予約者ごとに上述した予約内容に関する問い合わせを受け付けるとともに、その予約情報管理テーブル19で管理する予約情報のうち前記問い合わせに対応する予約内容を提供する機能を有する(予約情報提供手段に相当)。
図5は、テレビジョン受像機1における視聴番組再生処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まずステップS11では、報知部11が、報知設定テーブル13において設定されている報知プラグが「ON」であるか否かを判断する。報知部11は、報知フラグが「ON」でない場合には後述するステップS13を実行する一方、報知フラグが「ON」である場合には報知処理を実行する(ステップS12)。この報知処理の詳細については後述する。なお、この報知処理は、このような報知フラグに拘わらず毎回実行するようにしても良い。
次にステップS13では、報知部11が、報知設定テーブル13において設定された再生フラグを参照し、この再生フラグが「ON」でない場合にはこの視聴番組再生処理を終了する一方、再生プラグが「ON」である場合には再生処理を実行する(ステップS14)。この再生処理の詳細については後述する。
図6は、図5に示す報知処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まずステップS21では、報知部11が、報知設定テーブル13から報知設定情報を取得する。この報知設定情報は、報知部11が、上述した報知を行うべきタイミングに関する情報が含まれている。
この報知部11は、上述のように放送開始時刻となった際に、所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する機能を有する。またこの報知部11は、その放送開始時刻の規定時間前となったことを契機として所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知するようにしてもよい。
具体的には、この報知部11は、予約者が自宅に戻った時がほぼ放送開始時刻となり、この放送開始時刻から所望の視聴番組をちょうど視聴することができるように予測し、そのような規定時間前に報知する。つまり、この報知部11は、予約者が確実に所望の視聴番組を視聴可能となる場所にあるテレビジョン受像機1に、この予約者を導くための時間を稼ぐための報知タイミングとすることもできる。
次にステップS22では、報知タイミングであるか否かを判断する。報知部11は、報知タイミングでない場合にはこの報知処理を終了する一方、報知タイミングである場合には予約者位置取得処理を実行する(ステップS23)。この予約者位置取得処理では、主として予約者識別処理及び予約者位置特定処理(を含んでいる。これら予約者認識処理及び予約者位置特定処理は、各々予約者認識ステップ及び位置確認ステップに相当している。
このうち予約者識別処理では、予約者識別部3が、例えば予約者が携帯端末10を所持している場合、この予約者の携帯端末10と通信を行い、この携帯端末10に記憶されている予約者の固有情報を取得する。
この予約者識別部3は、この携帯端末10との間で近距離通信を行うことで、テレビジョン受像機1などの近隣範囲のみにおいて通信を行うようにしてもよい。また、この予約者識別部3は、例えば移動体通信や中長距離通信などを用いて、範囲制限を抑制したり、報知や誘導によって所定時間内に予約者がテレビジョン受像機などの近傍に行ける距離の範囲内を対象として通信を行うようにしてもよい。
また、この予約者識別部3は、第2の予約者識別方法として、テレビジョン受像機1などにカメラを設けて、このカメラを用いて撮影した予約者について、例えばその顔画像の認識によって予約者を特定し、予約者の情報を取得する形態を採用することができる。
またこの予約者識別部3は、テレビジョン受像機1などにマイクなどを設け、このマイクによって取得された予約者の声に基づく声紋認識によって予約者を特定し、予約者の固有情報を取得してもよい。
また予約者識別部3は、テレビジョン受像機1などにセンサーを設け、このセンサーによって取得された予約者の手の静脈を手静脈認識で予約者を特定しその予約者の固有情報を取得する対応であってもよい。
一方、上述した予約者位置特定処理では、このように認識された予約者とテレビジョン受像機1などとの距離を超音波などを用いて測定する処理を表している。またこの予約者位置特定処理では、例えば予約者が携帯端末を所持している場合には、この携帯端末に所持されたGPSなどの測位機能を用いてテレビジョン受像機1などと予約者との位置関係に応じて予約者の位置を特定するようにしてもよい。
このステップ23は、予約者認識部3が、例えば常時、テレビジョン受像機1などの近傍に配置する予約者を識別(認識)している(予約者認識ステップに相当)。なお予約者認識部3は、このように認識を行う予約者として、例えばテレビジョン受像機1などの所有者のみを対象としてもよいし、事前に登録しておいた登録者のみを対象としてもよい。ここでいう登録者とは、テレビジョン受像機1などを使用する可能性のある者を表している。
また予約者識別部3は、例えば予約者が車両に乗車している場合は、例えば上述のように常時行う代わりに、例えば搭乗時及び下車時の少なくとも一方のみにおいて予約者を認識するようにしてもよい。
次にステップS24では、位置確認部5が、上述した予約者位置取得処理によって取得された予約者の位置に基づいて、その予約者が近傍に存在しているかどうかを判断する(位置確認ステップに相当)。予約者が近傍に存在している場合、報知部11が、この予約者に関する予約情報と現在時刻とを照合し、報知設定テーブル13から報知設定情報を取得して報知をすべきタイミング(報知時刻)を取得する。
なおここで、報知部11は、例えば所定時間内に放送開始時刻を迎える予約情報に基づく報知設定情報のみを対象としても良いし、又は、所定経路を走行するのにかかる所要時間内の時刻範囲の予約情報に基づく報知設定情報のみを対象としてもよい。
ステップS25では、報知部11が報知設定情報に基づいて報知を行う(報知ステップに相当)。この報知部11による報知方法としては、報知部11が、テレビジョン受像機1が配置されている部屋以外の各部屋の表示装置に上記報知を表示させたり、その各部屋のスピーカに報知音の情報を送信して再生させることを挙げることができる。このような報知音としては、例えば案内音声やテレビジョン受像機1などの音を挙げることができる。
また、この報知方法としては、例えばこのテレビジョン受像機1以外のオーディオ機器(を含むヘッドホン)の再生音に、テレビジョン受像機1の音声や報知音をミキシングすることを例示することもできる。また、この報知方法としては、報知部11がこの所望の視聴番組の音声に強制的に切り替えることを挙げることができる。
一方、予約者が近傍に存在しない場合は、報知部11が、報知設定テーブル13の報知設定情報に含まれる再報知フラグが「ON」であるか否かを判断する(ステップS26)。この報知部11は、再報知フラグが「ON」でない場合にはこの報知処理を終了する。一方、報知部11が、再報知フラグが「ON」である場合には後述する再報知処理を実行する(ステップS27)。
このステップS27では、報知部11が、放送開始時刻から、予測して変更した規定時間毎となったことを契機として、位置確認部5によって、再度、予約者の位置を確認し、その予約者が近傍に存在していることが確認された場合、その予約者の携帯端末10に対して、所望の視聴番組の放送が開始される旨を再報知する。
図7は、図6に示す再報知処理の手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは報知部11が実行する処理を表している。
まずステップS31では、報知部11が到達予測処理を実行する。この到達予測処理では、予約者が、所望の視聴番組を再生すべきテレビジョン受像機1から離れた位置に存在している場合に、しかもこの予約者に対して一度報知がされている場合であって、この予約者がこのテレビジョン受像機1の近傍に到達する時間を予測している。
具体的には、報知部11が、例えば自らの現在地と予約者との位置関係(距離など)に応じて上述した規定時間を予測し、上述した放送開始時刻の規定時間前となったことを契機として、所望の視聴番組の放送が開始されることを報知されるようにするための処理である。
つまりこの到達予測処理では、予約者の現在地に応じて報知のタイミングを変えるための予測処理を表している。具体的には、報知部11が、車載されたテレビジョン受像機1や予約者が所持する携帯端末の測位情報(GPS情報)や、どの部屋に予約者が存在するのかの情報に基づいて、予約者が報知を受けてからそのテレビジョン受像機1の近傍に(例えば家や車)戻ることをできる時間を予測し、放送開始時刻よりもその予測した時間分早いタイミングで報知を行うようにしている。
次にステップ31では、報知部11が、上述した到達予測処理による予測結果に基づいて報知設定テーブル13の報知設定情報に関して、特に報知タイミングの設定を変更する。なお、このステップS31では、報知部11が、報知設定テーブル13の報知設定情報に含まれる報知方法を予約者の現在地に応じて変更する形態としてもよい。
具体的には、例えば報知部11が、予約者が自宅内にいる場合には、その予約者の部屋の表示機や目覚まし時計を用いるが、自宅から外出した場合には、車載のテレビジョン受像機1bや携帯テレビジョン受像機1cを用いるようにしてもよい。
また、このステップS31では、報知部11が、予約者の現在地に応じて報知するか否かを判断し、報知する場合には、報知設定テーブル13の報知設定情報に含まれる報知要否フラグを「ON」に設定する一方、報知しない場合には、「OFF」に設定する。
この報知部11は、このような設定変更にあたり、例えば予測された所定時間以内に予約者の自宅や車に戻れる場所にいるか又は所定距離以内にいるか否かで判断をしている。この報知部11は、報知しないと判断した場合、報知設定テーブル13の報知設定情報の報知要否フラグを「OFF」に変更するようにしてもよい。つまり、報知部11は、このように報知しないと判断した場合、所望の視聴番組の放送開始時刻から録画するように制御部7を制御する。
次にステップS33では、報知部11が、報知設定テーブル13から取得した報知設定情報に含まれる報知タイミングとなったか否かを判断する。報知部11は、報知タイミングとなっていないと判断した場合、この再報知処理を終了する一方、報知部11は、報知タイミングとなった場合、位置確認部5によって予約者位置取得処理を実行させる(ステップS34)。この予約者位置取得処理は、上述した図6に示すステップS23と同様の処理を行う。
次にステップS35では、位置確認部5が、予約者が近傍に存在しているか否かを判断する。このステップS35は、上述した図6のステップS24とほぼ同様の手順を実行する。予約者が近傍に存在しない場合、報知部11は、この再報知処理を終了する一方、予約者が近傍に存在する場合、再報知を行う(ステップS36)。この再報知は、上述した最初の報知方法とほぼ同様の内容としても良いし、さらに付け加えた内容としても良い。
図8は、図5に示す再生処理の手順の一例を示すフローチャートである。なおこの再生処理は、主として、上述した制御部7の制御によって実行される手順を表している。
まず、ステップS41では、制御部7が、上述したセンターテレビジョン受像機1などから予約情報を常に共有するか又は定期的に取得する。このようにすると各テレビジョン受像機1などが、いずれか1台のセンターテレビジョン受像機において予約された予約情報を共有したり、常に同一の予約情報を取得しておくことができる。
ステップS42では、位置確認部5が、そのように取得した予約情報に含まれる放送開始時刻の所定時間前になったか否かを判断する。制御部7は、現在時刻が放送時刻の所定時間前になってない場合には再生処理を終了する一方、現在時刻が放送開始時刻の所定時間前となった場合には予約者位置取得処理を実行する(ステップS43)。なお、この予約者位置取得処理は、上述した図6のステップS23に示す予約者位置取得処理とほぼ同様の手順である。この予約位置取得処理では、例えば、上述のように常時又は定期的に予約情報のある予約者の位置を取得し、さらには各予約情報に基づく所定時間前になったら、その予約情報に関する予約者の位置を取得する。
次にステップS44では、位置確認部5が、予約者が近傍に存在しているか否かを判断し、予約者が近傍に存在しないと判断した場合には、不在時対応処理を実行する一方(ステップS45)、予約者が近傍に存在していると判断した場合には所望の視聴番組の再生を行う(ステップS46)。
つまりステップS46(制御ステップに相当)では、予約者がいずれかのテレビジョン受像機1の近傍に配置していた場合、予約情報に関する所望の視聴番組の開始時刻になったことを契機として、そのテレビジョン受像機1を用いて所望の視聴番組を放送開始時刻から再生する(請求項1)。
図9は、図8に示す不在時対応処理の手順の一例を示すフローチャートである。なお、この不在時対応処理は、上述した予約者がテレビジョン受像機1などのいずれの近傍にも存在しなかった場合に、その予約者がそれらテレビジョン受像機1などを用いて所望の視聴番組を放送開始時刻から視聴する代わりに対応しておくべき手順の一例を示している。
まず、ステップS50では、制御部7が、再生設定テーブル9の再生設定情報に含まれる録画フラグが「ON」であるか否かを確認する。この制御部7は、録画フラグが「ON」である場合、ステップS51を実行する。このステップS51では、制御部7が所望の視聴番組を放送開始時刻から録画を開始させる。一方、制御部7は、録画フラグが「ON」でない場合、上述したステップS51に示す録画処理を実行せず、ステップS52を実行する。
このステップS52は、制御部7が、再生設定テーブル9の再生設定情報に含まれる誘導経路フラグが「ON」であるか否かを判断する。制御部7は、誘導経路フラグが「ON」である場合には、誘導経路通知処理を実行する。
すなわち制御部7は、予約者がいずれのテレビジョン受像機1などの近傍にも存在していなかった場合、これらテレビジョン受像機1などのいずれかのうち所望の視聴番組を視聴するのに適したテレビジョン受像機へ誘導するための経路の探索を行うとともに探索された経路に従って誘導するよう予約者の携帯端末に通知する(ステップS53)。
次にステップS54では、制御部7が、上述した誘導経路通知処理において実行された演算結果に基づいて、予約者がテレビジョン受像機1などのいずれかの近傍に近寄るまでの時間を演算し、この演算結果としての一定時間が経過したか否かを判断する。なお、ここでいう一定時間(上述した所定時間に相当)は、例えば移動時間を考慮した報知用の所定時間と、再生予定時にテレビジョン受像機1などの近傍にいるかどうかを確認するための(再生予定地に近い)所定時間の2つがあって良い。その際、両所定時間は、それぞれ予約者の現在地を確認し、テレビジョン受像機1などまでの到着時間を考慮して算出されるようにしてもよい。
制御部7は、このような一定時間が経過すると、ステップS55を実行する。この制御部7は、予約者認識部3を用いてその予約者を認識するとともに、予約者が認識されると位置確認部5がその予約者の位置を確認する。
制御部7は、その後、予約者が近傍に存在するに至らなかった場合には、この不在時対応処理を終了する一方、予約者が近傍に存在するに至った場合には、上述した予約情報に関する所望の視聴番組を放送開始時刻から再生する。
このようにすると、制御部7は、上述した報知のタイミングに従って、予約者に報知し、近くないしは見るのに適したテレビジョン受像機1などへ誘導する。従って、この視聴番組再生システム100によれば、予約者がたまたまいずれかのテレビジョン受像機1などの近傍に配置していた場合、その予約者による予約情報に含まれる所望の視聴番組を放送開始時刻から、その近傍のテレビジョン受像機1などにおいて再生を開始する。
なお、上述したステップS56では、制御部7が、予約者が放送開始時刻までにいずれかのテレビジョン受像機1などに戻ることができない場合、この予約者の指示により所望の視聴番組の録画を開始するようにしてもよい。この予約者による指示は、例えば、各部屋の表示機や携帯端末を用いて行うことを例示することができる。
なお、制御部7は、予約者が所望の視聴番組の録画中にこのテレビジョン受像機1などの近傍に到着した場合、この予約者を上述のように認識するか予約者による操作によって、いわゆる追っ掛け再生するようにしてもよい。
このような実施形態によれば、予約者の現在地に応じて、最も近くのテレビジョン受像機1などを選択し、そのテレビジョン受像機1などまでの距離に基づいて所定の報知を行っている。なお、この報知内容としては、予約者が再生を希望する所望の視聴番組の情報を含めておいてもよい。
図10は、視聴番組再生システム100aの構成例を示す概念図である。なお、この図10に示す視聴番組再生システム100aは、上述した図3に示す視聴番組再生システム100とほぼ同様の構成であることから、以下の説明では主として異なる点を中心として説明する。
この視聴番組再生システム100aにおいては、訪問先のテレビジョン受像機1dがネットワーク7に接続されている点が異なっている。この訪問先のテレビジョン受像機1dは、上述した家庭テレビジョン受像機1などとほぼ同様の構成となっている。この訪問先のテレビジョン受像機1dは、上述した家庭テレビジョン受像機1などと同様に予約者識別部3及び位置確認部5を備えている。
この訪問先のテレビジョン受像機1dは、予約者が所持する携帯端末10から予約者のIDを取得し、予約を行ったセンターテレビジョン受像機1において照合処理を実行させる。予約したセンターテレビジョン受像機1は、予約受付部15が、訪問先のテレビジョン受像機1dから予約情報の紹介を受け付け、この予約情報に含まれる予約者のIDを予約情報管理テーブル19において実行し、この予約者ID(IDentification)に該当する予約情報がヒットした場合、上述した訪問先のテレビジョン受像機1dに対しこの予約情報を提供する。
訪問先のテレビジョン受像機1dは、上記予約者が所持する携帯端末10(ID端末とも呼ぶ)に対して、この予約情報に含まれる所望の視聴番組を放送開始時刻から再生する機能を有する。なお、訪問先のテレビジョン受像機1dは、このような再生の代わりにあるいは合わせて、上述した放送開始時刻から所望の視聴番組の放送か開始される旨の報知を行うようにしてもよい。
ここで、上述した視聴番組再生システム100,100aにおいては、それぞれ、予約者が位置確認部15によって放送開始時刻に複数のテレビジョン受像機1,1a,1c,1dのいずれか複数のテレビジョン受像機1などの近接していた場合、次のようにテレビジョン受像機の制御部7、を選択して視聴番組を再生するようにしても良い。
すなわち、この制御部7は、これら複数のテレビジョン受像機1,1a,1b,1c,1dのうち最も表示領域の大きなテレビジョン受像機の制御部7が、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するようにしてもよい。なお、上述した再生設定テーブル9には、これら複数のテレビジョン受像機1,1a,1b,1c,1dの表示領域の大きさに関する情報を有しており、各テレビジョン受像機1などの制御部7は、この再生設定テーブル9から、この情報を読み出して表示領域の最も大きなテレビジョン受像機を選択することができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1,1a,1b,1c,1d(上述したテレビジョン受像機に相当)は、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別手段3(予約者識別部に相当)と、前記予約者の位置を確認する位置確認手段5(位置確認部に相当)と、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認手段5によって前記予約者が近傍に存在していることが確認された場合、前記所望の視聴番組の再生を開始する制御手段7(制御部に相当)を有する。なお、以下では、視聴番組再生装置1,1a,1b,1c,1dを視聴番組再生装置1などともいう。
上記実施形態における視聴番組再生方法は、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別ステップと、前記予約者の位置を確認する位置確認ステップと、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認ステップにおいて前記予約者が視聴番組再生装置の近傍に存在していることが確認された場合、前記視聴番組再生装置1などにおいて前記所望の視聴番組の再生を開始する制御ステップと、を有する。
上記実施形態における視聴番組再生プログラムは、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別ステップと、前記予約者の位置を確認する位置確認ステップと、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認ステップにおいて前記予約者が視聴番組再生装置1などの近傍に存在していることが確認された場合、前記視聴番組再生装置1などにおいて前記所望の視聴番組の再生を開始する制御ステップと、をコンピュータにおいて実行させる。
以上のようにすると、予約者は、自らが予約者であるとともにいずれかの視聴番組再生装置1などのいずれかの視聴番組再生装置の近傍にいることが確認されれば、その近傍の視聴番組再生装置で放送開始時刻から放送される所望の視聴番組を確実に視聴することができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などにおいては、上述した構成に加えてさらに、前記制御手段7は、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認手段5によって前記予約者が近傍に存在していないと確認された場合、前記所望の視聴番組の再生を開始しない。
このようにすると、テレビジョン受像機1などは、放送開始時刻となった際にその近傍に予約者が存在しないにもかかわらず、所望の視聴番組を再生してしまうことを防止することができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などは、上述した構成に加えてさらに、前記制御手段7は、前記放送開始時刻後に、前記位置確認手段5によって前記予約者が近傍に存在するに至ったと確認された場合、途中から、前記所望の視聴番組の再生を開始する。
このようにすると、予約者は、途中から、所望の視聴番組を視聴して楽しむことができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などにおいては、上述した構成に加えてさらに、前記制御手段7は、前記放送開始時刻となった際に前記所望の視聴番組の再生を開始しない場合、前記所望の視聴番組を録画する。
このようにすると、予約者は、所望の視聴番組を放送開始時刻から視聴することはできないものの、その後、録音しておいた所望の視聴番組を視聴して楽しむことができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などにおいては、上述した構成に加えてさらに、所望の視聴番組の放送開始時刻から再生するための予約を受け付ける予約受付手段15(予約受付部に相当)と、前記予約受付手段15によって受け付けられた予約内容を、前記予約者ごとに予約情報として管理する予約情報管理手段19(予約情報管理テーブルに相当)と、前記予約者ごとに、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約内容に関する問い合わせを受け付けるとともに、前記予約情報管理手段19で管理する予約情報のうち前記問い合わせに対応する予約内容を提供する予約情報提供手段17(予約情報提供部に相当)を有する。
このようにすると、予約情報提供手段17は、例えば別のテレビジョン受像装置1aなどから、ある予約者に関する予約内容の問い合わせを受け付けると、予約情報管理手段19によって予約者ごとに管理する予約内容を探し出させ、その予約者に関する予約内容をその別のテレビジョン受像機1aなどに対して提供する。すると、そのあるテレビジョン受像機1と別のテレビジョン受像機1aとの間で、ある予約者がした予約内容を共用することができる。
従って、この別のテレビジョン受像機1aは、視聴番組の予約がある予約者によってテレビジョン受像機1において行われた場合でも、この予約者に対してその所望の視聴番組を放送開始時刻から再生することができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などは、上述した構成に加えてさらに、制御手段7は、前記位置確認手段5によって前記予約者が近傍に存在してないと確認された場合、前記予約者の携帯端末の位置からの経路を探索し、前記携帯端末に対して通知する経路通知手段を備える。
このようにすると、予約者は、自ら処理する携帯端末10へ通知された経路に従って放送開始時刻までにそのテレビジョン受像機1の近傍に到着することができることから、このテレビジョン受像機1などが再生する所望の視聴番組を確実に視聴することができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などは、上述した構成に加えてさらに、前記制御手段7は前記放送開始時刻となった際に、その他の番組を再生していた場合、当該その他の番組に替えて、前記所望の視聴番組の再生を開始する。なお、前記制御手段7は、前記放送開始時刻となった際に、その他の番組の代わりにある機能が作動していた場合、当該機能に替えて、前記所望の視聴番組の再生を開始する。
このようにすると、予約者は、放送開始時刻になると、逃すことなく所望の視聴番組を優先的に視聴することができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などは、上記実施形態における構成に加えてさらに、前記予約者が近傍に存在していることが確認された場合、前記所望の視聴番組の放送が開始されるまでを報知する報知手段11(報知部に相当)を有する。
このようにすると、予約者は、テレビジョン受像機1などの近傍にいれば、所望の視聴番組を逃さないように準備をしておくことができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などは、上述した構成に加えてさらに、前記報知手段11は、前記放送開始時刻となった際に、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する。
このようにすると、予約者は、テレビジョン受像機1などの近傍にいれば、放送開始時刻となると、所望の視聴番組を放送開始時刻から逃さずに視聴することができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などは、上述した構成に加えてさらに、前記報知手段11は、前記放送開始時刻の規定時間前となったことを契機として、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する。
このようにすると、予約者は、放送開始時刻となる前に所望の視聴番組の再生するための準備を行うことができるため、その放送開始時刻から確実に所望の視聴番組を視聴するようにできるようになる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などにおいては、上述した構成に加えてさらに、前記規定時間に関して設定された報知設定情報を管理する報知設定管理手段13(報知設定テーブルに相当)を有し、前記報知手段11は、前記報知設定管理手段19において設定された規定時間に従って、放送開始時刻の規定時間前になったことを契機として、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する。
このようにすると、予約者は、放送開始時刻から自ら設定した規定時間前にこのような報知を受け取ることができるため、このような報知タイミングを基準として所望の視聴番組の再生準備を行うことができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などにおいては、上述した構成に加えてさらに、前記報知手段11は、自らの現在地を前記予約者との位置関係(距離など)に応じて前記規定時間を予測し、前記放送開始時刻の規定時間前となったことを契機として、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する。
このようにすると、予約者が放送開始時刻よりもテレビジョン受像機1などとの位置関係に応じて予測した規定時間分だけ前に、このような報知を受け取ることができる。このため予測した予約者が、このような報知を受け取ったことを契機としてテレビジョン受像機1などに向かえば、放送開始時刻までに、このテレビジョン受像機1などの近傍に到着することができる。従って、この予約者は、この放送開始時刻から確実に所望の視聴番組を視聴することができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などにおいては、上述した構成に加えてさらに、前記報知手段11は、前記放送開始時刻から前記予測した規定時間前となったことを契機として、前記位置確認手段5によって、再度、前記予約者の位置を確認し、その前記予約者の携帯端末10に対して、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を再報知する。
このようにすると、予約者は、最初の報知を受けたにもかかわらずテレビジョン受像機1の近傍に到着していない場合、テレビジョン受像機1などを視聴しようがないため、報知手段11は、このように到着できていない予約者に向けた無駄な報知を省略することができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などにおいては、上述した構成に加えてさらに、前記報知手段11は、自らの現在地と前記予約者との位置関係に応じて、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知するか否かを選択する。
このようにすると、移動速度及び放送開始時刻を考慮した場合に、予約者があまりにもテレビジョン受像機1などから離れているとき、報知手段11が、予約者に対して無駄な報知を行わないようにすることができる。
上記実施形態における視聴番組再生装置1などにおいては、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するため予約を行った予約者を識別する予約者識別手段3(予約者識別部に相当)と、前記予約者の位置を確認する位置確認手段5(位置確認部に相当)と、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認手段5によって前記予約者が近傍に存在していることが確認された場合、前記予約者に対して前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する報知手段11(報知部に相当)等を有する。
上記実施形態における視聴番組再生方法は、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別ステップと、前記予約者の位置を確認する位置確認ステップと、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認ステップにおいて前記予約者が視聴番組再生装置1などの近傍に存在していることが確認された場合、前記予約者に対して前記視聴番組再生装置1などにおいて前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する報知ステップと、を有する。
上記実施形態における視聴番組再生プログラムは、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別ステップと、前記予約者の位置を確認する位置確認ステップと、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認ステップにおいて前記予約者が視聴番組再生装置1などの近傍に存在していることが確認された場合、前記予約者に対して前記視聴番組再生装置1などにおいて前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する報知ステップと、をコンピュータに実行させている。
以上のようにすると、予約者は、このような報知によって所望の視聴番組を視聴すべきことを知り、所望の再生操作を行えば、放送開始時刻から確実に所望の視聴番組を視聴することができる。
上記実施形態における視聴番組再生システム100においては、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別手段3(予約者識別部に相当)と、前記予約者の位置を確認する位置確認手段(位置確認部に相当)と、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認手段15によって前記予約者が近傍に存在していることが確認された場合、前記所望の視聴番組の再生を開始する制御手段7(制御部に相当)を備える複数のテレビジョン受像機1,1a,1b,1c,1dと、前記複数のテレビジョン受像機1a,1b,1c,1dを互い接続するネットワーク7等を有する。
このようにすると、予約者は、自らが予約者であることが認識されるとともにいずれかのテレビジョン受像機1などのいずれかのテレビジョン受像機の近傍にいることが確認されれば、その近傍のテレビジョン受像機で放送開始時刻から再生される所望の視聴番組を確実に視聴することができる。
上述した上記実施形態における視聴番組再生システム100においては、上述した構成に加えてさらに、前記複数のテレビジョン受像機1,1b,1c,1dのいずれかが、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を受け付ける予約受付手段15(予約受付部に相当)と、前記予約受付手段15によって受け付けられた予約内容を、前記予約者ごとに予約情報として管理する予約情報管理手段19(予約手段管理テーブルに相当)と、前記予約者ごとに、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約内容に関する問い合わせを受け付けるとともに、前記予約情報管理手段19で管理する予約情報のうち前記問い合わせに対応する予約内容を提供する予約情報提供手段17(予約情報提供部に相当)を備える。
このようにすると、予約情報提供手段17は、例えば別のテレビジョン受像装置1aなどから、ある予約者に関する予約内容の問い合わせを受け付けると、予約情報管理手段19が予約者ごとに管理する予約内容を探し出させ、その予約者に関する予約内容をその別のテレビジョン受像機1aなどに対して提供する。すると、そのあるテレビジョン受像機1と別のテレビジョン受像機1aとの間で、ある予約者がした予約内容を共用することができる。このようにすると、予約者は、自らが予約者であることが認識されるとともにいずれかのテレビジョン受像機1aなどの近傍にいることが確認されれば、その近傍のテレビジョン受像機1aなどで放送開始時刻から再生される所望の視聴番組を確実に視聴することができる。
上記実施形態における視聴番組再生システム100においては、上述した構成に加えてさらに、前記位置確認手段15によって前記予約者が前記放送開始時刻に前記複数のテレビジョン受像機1,1a,1c,1dに各々近接していた場合、前記複数のテレビジョン受像機1,1a,1b,1c,1dのうち最も表示領域の大きなテレビジョン受像機における前記制御手段7(制御部に相当)が、前記所望の視聴番組を前記放送開始時刻から再生する。
このようにすると、予約者が、放送開始時刻に複数のテレビジョン受像機1などの近傍に位置していた場合、最も大きな表示領域を有するテレビジョン受像機により視聴番組を視聴することができるため、より迫力のある態様で視聴番組を見ることができる。
なお、本実施形態は、上記に限られず、種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
上記実施形態では、予約者がテレビジョン受像機1から離れている場合に、この予約者がテレビジョン受像機1の近傍に到着する所要時間を次のように算出してもよい。すなわち、制御部7は、テレビジョン受像機1の現在地と予約者の現在地との間の距離を算出し、所定の迂回指数をかけて、徒歩速度で割る。この徒歩速度は、一般的な平均値でもよいし、予約者などユーザの特有の値を入力しておいてもよい。また、制御部7は、予約者が車に乗車している場合には、上述した徒歩速度の代わりに車速を用いるようにしても良い。
また制御部7は、テレビジョン受像機1の現在地と予約者の現在地との間の距離については、上述した迂回指数を掛ける代わりに、ナビゲーション装置などの道路地図データを用いて道路に即した距離や旅行距離を算出してもよい。
また、制御部7は、このような距離や旅行時間の算出に当たり渋滞情報を加味にして演算を行ってもよい。また、制御部7は、道路地図データから、テレビジョン受像機1などの位置と予約者の現在地との間に電車、バスなどの公共交通機関がある場合には、時刻表データを利用し、それを利用した場合の所要時間としてもよい。
また、上記実施形態においては、予約者が近傍のテレビジョン受像機1などで視聴番組を見ることができない状況でも、報知方法として、次のような手法を採用することもできる。なおこの報知方法は、予約者がその自宅に誘導されるようにするためのものである。
具体的には、この報知方法では、車両テレビジョン受像機1bについて予約者が運転者である場合の報知を例示している。この報知方法では、上記実施形態と同様に予約者認識部3によって予約者の認識を行うとともに認識された予約者の位置を位置確認部5によって測位する。
さらにこの報知方法は、予約者が現在、車両の運転者であることを検知した場合は、たとえ車にテレビがあっても、例えば運転中は見ることができないので、制御部7は、車両テレビジョン受像機1bでの視聴番組の再生は行わず、自宅に行き着くまでの時間を勘案して報知し、自宅までの経路を探索して誘導するようにしてもよい。なお、予約者が運転者であることの判定は、コンソール又はダッシュボードに設置したテレビジョンシステムのカメラやセンサーによって運転席の位置に存在している人間が、上述の予約者認識処理により予約者であるか否かを判定することにて実現することができる。また、予約者が運転者であることの判定は、ハンドルセンサーなどを用いて運転中であることを検知し、その運転者を上述の予約者認識処理にて行うこともできる。
また、この報知方法では、設定した立ち寄り地や近隣のパーキングエリアなど、車両を止めて車両テレビジョン受像機1bを視聴することができる場所に行き着くまでの時間を勘案して所定時間前に報知するようにしてもよい。このとき合わせて、制御部7がそこまでの経路を誘導するようにしてもよい。
またその他の報知方法としては、例えば携帯テレビジョン受像機1cについて受信状態が良くない場合の報知を例にすることができる。すなわち、電波受信状況によっては携帯テレビジョン受像機1cでは所望の視聴番組を放送開始時間から見ることができない場合もあるので、この報知方法では、家庭テレビジョン受像機1,1aや他のテレビジョン受像機1b,1cへの移動にかかる所要時間を換算した報知タイミングを設定し、その報知タイミングで再度、電波受信状況を計るようにしてもよい。
この報知方法では、この携帯テレビジョン受像機1cの電波受信状況が所定の状況以上であれば、この報知タイミングでの報知は見送り、その携帯テレビジョン受像機1cで所望の視聴番組を見る場合の報知タイミングでの報知としてもよい。
また、この携帯テレビジョン受像機1cが例えば建物内や地下などに配置しており、この携帯テレビジョン受像機1cの電波受信状況が所定の状況以下の場合、この報知方法では、上述した報知タイミングで報知するようにしても良い。このとき併せて制御部7が所定の経路を誘導するようにしてもよい。
本実施形態における視聴番組再生装置のハードウェア構成例を示すブロック図 本実施形態における視聴番組再生装置の機能構成例を示すブロック図である。 図2に示すテレビジョン受像機を含む視聴番組再生システムの構成例を示す概念図である。 本実施形態における予約処理の手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における視聴番組再生処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図5に示す報知処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図6に示す再報知処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図5に示す再生処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8に示す不在時対応処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示すテレビジョン受像機を含む視聴番組再生システムの構成例を示す概念図である。
符号の説明
1 テレビジョン受像機(視聴番組再生装置)
1a 家庭テレビジョン受像機(視聴番組再生装置)
1b 車載テレビジョン受像機(視聴番組再生装置)
1c 携帯テレビジョン受像機(視聴番組再生装置)
1d 訪問先のテレビジョン受像機(視聴番組再生装置)
3 予約者識別部(予約者識別手段に相当)
5 位置確認部(位置確認手段に相当)
7 制御部(制御手段に相当)
11 報知部(報知手段に相当)
10 携帯端末
13 報知設定テーブル(報知設定管理手段に相当)
15 予約受付部(予約受付手段に相当)
17 予約情報提供部(予約情報提供手段に相当)
19 予約情報管理テーブル(予約情報管理手段に相当)
100 視聴番組再生システム
100a 視聴番組再生システム

Claims (22)

  1. 所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別手段と、
    前記予約者の位置を確認する位置確認手段と、
    前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認手段によって前記予約者が近傍に存在していることが確認された場合、前記所望の視聴番組の再生を開始する制御手段と、
    を有することを特徴とする視聴番組再生装置。
  2. 請求項1に記載の視聴番組再生装置において、
    前記制御手段は、
    前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認手段によって前記予約者が近傍に存在していないと確認された場合、前記所望の視聴番組の再生を開始しないことを特徴とする視聴番組再生装置。
  3. 請求項2に記載の視聴番組再生装置において、
    前記制御手段は、
    前記放送開始時刻後に、前記位置確認手段によって前記予約者が近傍に存在するに至ったと確認された場合、途中から、前記所望の視聴番組の再生を開始することを特徴とする視聴番組再生装置。
  4. 請求項2に記載の視聴番組再生装置において、
    前記制御手段は、
    前記放送開始時刻となった際に前記所望の視聴番組の再生を開始しない場合、前記所望の視聴番組を録画することを特徴とする視聴番組再生装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の視聴番組再生装置において、
    所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を受け付ける予約受付手段と、
    前記予約受付手段によって受け付けられた予約内容を、前記予約者ごとに予約情報として管理する予約情報管理手段と、
    前記予約者ごとに、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約内容に関する問い合わせを受け付けるとともに、前記予約情報管理手段で管理する予約情報のうち前記問い合わせに対応する予約内容を提供する予約情報提供手段と、
    を有することを特徴とする視聴番組再生装置。
  6. 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の視聴番組再生装置において、
    前記制御手段は、
    前記位置確認手段によって前記予約者が近傍に存在していないと確認された場合、前記予約者の携帯端末の位置からの経路を探索し、前記携帯端末に対して通知する経路通知手段
    を備えることを特徴とする視聴番組再生装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の視聴番組再生装置において、
    前記制御手段は、
    前記放送開始時刻となった際に、その他の番組を再生していた場合、当該その他の番組に代えて、前記所望の視聴番組の再生を開始することを特徴とする視聴番組再生装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の視聴番組再生装置において、
    前記予約者が近傍に存在していることが確認された場合、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する報知手段を有することを特徴とする視聴番組再生装置。
  9. 請求項8に記載の視聴番組再生装置において、
    前記報知手段は、
    前記放送開始時刻となった際に、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知することを特徴とする視聴番組再生装置。
  10. 請求項8または請求項9に記載の視聴番組再生装置において、
    前記報知手段は、
    前記放送開始時刻の規定時間前となったことを契機として、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知することを特徴とする視聴番組再生装置。
  11. 請求項10に記載の視聴番組再生装置において、
    前記規定時間に関して設定された報知設定情報を管理するための報知設定管理手段を有し、
    前記報知手段は、
    前記報知設定管理手段において設定された規定時間に従って、前記放送開始時刻の規定時間前になったことを契機として、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知することを特徴とする視聴番組再生装置。
  12. 請求項10に記載の視聴番組再生装置において、
    前記報知手段は、
    自らの現在地と前記予約者との位置関係に応じて前記規定時間を予測し、前記放送開始時刻の規定時間前となったことを契機として、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知することを特徴とする視聴番組再生装置。
  13. 請求項12に記載の視聴番組再生装置において、
    前記報知手段は、
    前記放送開始時刻から前記予測した規定時間前となったことを契機として、前記位置確認手段によって、再度、前記予約者の位置を確認し、その前記予約者が近傍に存在していることが確認された場合、その前記予約者の携帯端末に対して、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を再報知することを特徴とする視聴番組再生装置。
  14. 請求項8乃至請求項13のいずれかに記載の視聴番組再生装置において、
    前記報知手段は、
    自らの現在地と前記予約者との位置関係に応じて、前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知するか否かを選択することを特徴とする視聴番組再生装置。
  15. 所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別手段と、
    前記予約者の位置を確認する位置確認手段と、
    前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認手段によって前記予約者が近傍に存在していることが確認された場合、前記予約者に対して前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する報知手段と、
    を有することを特徴とする視聴番組再生装置。
  16. 所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別手段と、前記予約者の位置を確認する位置確認手段と、前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認手段によって前記予約者が近傍に存在していることが確認された場合、前記所望の視聴番組の再生を開始する制御手段と、を備える複数の視聴番組再生装置と、
    前記複数の視聴番組再生装置を互いに接続するネットワークと、
    を有することを特徴とする視聴番組再生システム。
  17. 請求項16に記載の視聴番組再生システムにおいて、
    前記複数の視聴番組再生装置のいずれかが、
    所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を受け付ける予約受付手段と、
    前記予約受付手段によって受け付けられた予約内容を、前記予約者ごとに予約情報として管理する予約情報管理手段と、
    前記予約者ごとに、所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約内容に関する問い合わせを受け付け、前記予約情報管理手段で管理する予約情報のうち前記問い合わせに対応する予約内容を提供する予約情報提供手段と、
    を備えることを特徴とする視聴番組再生システム。
  18. 請求項16又は請求項17に記載の視聴番組再生システムにおいて、
    前記位置確認手段によって前記予約者が前記放送開始時刻に前記複数の視聴番組再生装置に近接していた場合、前記複数の視聴番組再生装置のうち最も表示領域の大きな視聴番組再生装置における前記制御手段が、前記所望の視聴番組を前記放送開始時刻から再生することを特徴とする視聴番組再生システム。
  19. 所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別ステップと、
    前記予約者の位置を確認する位置確認ステップと、
    前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認ステップにおいて前記予約者が視聴番組再生装置の近傍に存在していることが確認された場合、前記視聴番組再生装置において前記所望の視聴番組の再生を開始する制御ステップと、
    を有することを特徴とする視聴番組再生方法。
  20. 請求項19に記載の視聴番組再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とする視聴番組再生プログラム。
  21. 所望の視聴番組を放送開始時刻から再生するための予約を行った予約者を識別する予約者識別ステップと、
    前記予約者の位置を確認する位置確認ステップと、
    前記放送開始時刻となった際に、前記位置確認ステップにおいて前記予約者が視聴番組再生装置の近傍に存在していることが確認された場合、前記予約者に対して前記視聴番組再生装置において前記所望の視聴番組の放送が開始される旨を報知する報知ステップと、
    を有することを特徴とする視聴番組再生方法。
  22. 請求項21に記載の視聴番組再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とする視聴番組再生プログラム。
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