JP2007108473A - 標識 - Google Patents
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Abstract
【課題】 視認性に優れた蓄光材を含む標識を提供かること。
【解決手段】 表面に標識図形が付された、蓄光材を含有する樹脂基体である標識。
【選択図】 図1
【解決手段】 表面に標識図形が付された、蓄光材を含有する樹脂基体である標識。
【選択図】 図1
Description
本発明は蓄光材を含む標識に関し、より詳細には視認性に優れた蓄光材を含む標識に関する。
近年、蓄光材を利用した標識が、特に停電時の避難標識として有用性を認められ、その利用が図られている。しかし、その利用方法は、基体上に蓄光材を含む塗料を塗布するものか、または蓄光材を含むシートを基体に貼り付けるというものであった。
樹脂に蓄光材を配合したブレンド物を成形して得られる標識としては、特開2001−51632号があげられる。これは、蓄光材を重量比で10〜40%含有させた透明樹脂を成型して避難の方向場所を指示するサインプレートとし、このサインプレートを不透明着色樹脂プレートに嵌め込み固定したことを特徴とする避難誘導標識に関するものである。
しかし、蓄光材は電気照明を光源とする標識に比較して明るさが乏しく、従来の標識では横方向からの視認性に欠けるという課題があった。
これらの標識は壁面や床面に敷設され、停電時には一連のこれらの標識を次々と視認しつつ、非常口などに避難できることが必要である。この際、次の標識の場所が横方向から視認できないと、避難する者に不安を与えるとともに、速やかな避難がしがたくなる。
したがって、横方向からも容易に視認できる新たな標識の開発が望まれていた。
特開2001−51632号
樹脂に蓄光材を配合したブレンド物を成形して得られる標識としては、特開2001−51632号があげられる。これは、蓄光材を重量比で10〜40%含有させた透明樹脂を成型して避難の方向場所を指示するサインプレートとし、このサインプレートを不透明着色樹脂プレートに嵌め込み固定したことを特徴とする避難誘導標識に関するものである。
しかし、蓄光材は電気照明を光源とする標識に比較して明るさが乏しく、従来の標識では横方向からの視認性に欠けるという課題があった。
これらの標識は壁面や床面に敷設され、停電時には一連のこれらの標識を次々と視認しつつ、非常口などに避難できることが必要である。この際、次の標識の場所が横方向から視認できないと、避難する者に不安を与えるとともに、速やかな避難がしがたくなる。
したがって、横方向からも容易に視認できる新たな標識の開発が望まれていた。
本発明は、横方向からの視認性に優れた標識を提供することを目的とする。
本発明は、表面に標識図形が付された、蓄光材を含有する樹脂基体を含む標識に関する。
好ましい態様においては、標識図形の形状の成型物が樹脂基体にはめ込まれる。
さらなる態様においては、標識図形が印刷またはシールにより付される。
好ましい態様においては、標識図形の形状の成型物が樹脂基体にはめ込まれる。
さらなる態様においては、標識図形が印刷またはシールにより付される。
本発明の標識は、樹脂基体自体が蓄光材を含んでいるので、標識を横方向から見た場合でも蓄光材による発光を明瞭に視認することができる。したがって、避難する際には、近くの標識のみならず、遠くにある標識も見えるので、迅速な避難が可能となる。
また、樹脂基体自体に蓄光材をブレンドしてあるため、標識の明るさに優れるという効果がある。
また、樹脂基体自体に蓄光材をブレンドしてあるため、標識の明るさに優れるという効果がある。
本発明の標識の基体として使用される樹脂としては、蓄光材の分散性に優れ、成形が可能であり、耐光性、耐候性、透明性に優れることなどが望ましい。典型的には、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂、スチレン樹脂、ナイロン、ウレタン樹脂等が使用される。
蓄光材としては、公知のものが使用できる。好ましくは、硫化亜鉛タイプ、アルミン酸塩化合物が使用され、特に好ましくはアルミン酸塩化合物を主成分として希土類元素の賦活剤を添加して焼成したものが使用される。このような蓄光材の例としては、根本特殊化学製のN夜光(ルミノーバ(登録商標))があげられる。
樹脂基体中に含まれる蓄光材の量は、蓄光材の種類、粒径、樹脂の種類などにより変化するが、一般的には、2−50重量%、好ましくは5−30重量%、最も好ましくは5−15重量%である。
使用される蓄光材の粒径は、一般的には1ミクロンから100ミクロン程度である。
蓄光材としては、公知のものが使用できる。好ましくは、硫化亜鉛タイプ、アルミン酸塩化合物が使用され、特に好ましくはアルミン酸塩化合物を主成分として希土類元素の賦活剤を添加して焼成したものが使用される。このような蓄光材の例としては、根本特殊化学製のN夜光(ルミノーバ(登録商標))があげられる。
樹脂基体中に含まれる蓄光材の量は、蓄光材の種類、粒径、樹脂の種類などにより変化するが、一般的には、2−50重量%、好ましくは5−30重量%、最も好ましくは5−15重量%である。
使用される蓄光材の粒径は、一般的には1ミクロンから100ミクロン程度である。
本発明の標識では、標識の図形は、標識の図形に成形された成型物を基体にはめ込むことにより形成することができる。すなわち、基体に、標識の図形の形状に対応する凹部分を設け、その中に標識図形の形状に成形された成型物をはめ込み、固定することができる。標識の図形に成形された成型物は、蓄光材の発っする色とコントラストが高く、図形が認識しやすい色に着色することが好ましい。なお、蓄光材は通常黄色から緑色の発色をするが、この場合には標識図形の色は黒色が好ましい。
また、印刷またはシールにより表面に標識図形を付すことができる。表面に標識図形を付すとは、標識を正面から見た場合に標識の図形が視認できるように表示されていることを意味する。
病院などの頻繁に掃除を行う場所では、表面の標識図形が樹脂基体にはめ込まれた態様の方が、耐久性に優れるので好ましい。
また、印刷またはシールにより表面に標識図形を付すことができる。表面に標識図形を付すとは、標識を正面から見た場合に標識の図形が視認できるように表示されていることを意味する。
病院などの頻繁に掃除を行う場所では、表面の標識図形が樹脂基体にはめ込まれた態様の方が、耐久性に優れるので好ましい。
標識の大きさは任意であるが、横方向の視認性を確保するため、高さは約3mm、好ましくは5mm、最も好ましくは約10mm以上であることが望ましい。同じく視認性を確保するため、幅は好ましくは約2cm、より好ましくは約3cm、最も好ましくは約5cm以上であることが望ましい。コストを最小にするためには、直径約2cm、好ましくは3cm、より好ましくは約5cm以上の円形の底面を有する部分球状、または円柱の台座の上に部分球形状を有するものが好ましい。
また、基体に蓄光材に加え、ガラスビーズ、金属フレークなどの反射性材料を加えることもできる。また、静電防止剤、難燃剤などの成分を加えることも望ましい。ただし、紫外線吸収剤は蓄光材の発色を妨げるので、含有しないことが望ましい。
また、基体に蓄光材に加え、ガラスビーズ、金属フレークなどの反射性材料を加えることもできる。また、静電防止剤、難燃剤などの成分を加えることも望ましい。ただし、紫外線吸収剤は蓄光材の発色を妨げるので、含有しないことが望ましい。
本発明の標識は、蓄光材と樹脂をあらかじめよく混合した後、これを公知の成型法、一般的には射出成形により成形し、その後必要に応じ、標識の図形に成形された成型物のはめ込みを行うか、または標識図形を印刷するかもしくは標識図形を有するシールを貼付することにより製造することができる。
標識の図形に成形された成型物は、適当な接着剤により、基体と結合されることが好ましい。
標識の図形は、図2に示される矢印を始めとするピクトサインが使用され、用途に応じて適宜選択することができる。
標識の図形に成形された成型物は、適当な接着剤により、基体と結合されることが好ましい。
標識の図形は、図2に示される矢印を始めとするピクトサインが使用され、用途に応じて適宜選択することができる。
本発明の標識は、公知の任意の方法により所望の場所に固定することができる。ねじなどの物理的手段および接着剤などの化学的手段で固定できる。好適には裏面に両面テープを貼付し、これにより固定される。なお、底面が白色である場合が残高輝度が最も大きいので、白色の下地を裏面に接着し、これに両面テープを貼付して固定することも好ましい。
図1および2に本発明の標識の例を示す。図1は側面図、図2は上面図である。
この例では、蓄光材を含有する基体1の凹部に、標識の図形に成形された成型物2がはめ込まれている。例示された基体1は上述の好ましい高さを有し、円柱状の台座部分の上に部分球の形状をした上部を有する形状をしている。標識は十分な高さ(厚さ)を有しているので、矢印で示した横方向からの視認性に優れている。
この例では、蓄光材を含有する基体1の凹部に、標識の図形に成形された成型物2がはめ込まれている。例示された基体1は上述の好ましい高さを有し、円柱状の台座部分の上に部分球の形状をした上部を有する形状をしている。標識は十分な高さ(厚さ)を有しているので、矢印で示した横方向からの視認性に優れている。
1:基体
2:標識の図形に成形された成型物
2:標識の図形に成形された成型物
Claims (3)
- 表面に標識図形が付された、蓄光材を含有する樹脂基体である標識。
- 標識図形の形状の成型物が樹脂基体にはめ込まれた、請求項1記載の標識。
- 表面の標識図形が印刷またはシールにより付される、請求項1記載の標識。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005299897A JP2007108473A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 標識 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005299897A JP2007108473A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 標識 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007108473A true JP2007108473A (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=38034370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005299897A Pending JP2007108473A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 標識 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007108473A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014124837A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Znet Corp | 発光板の製造方法及び同製造方法によって製造された発光板 |
-
2005
- 2005-10-14 JP JP2005299897A patent/JP2007108473A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014124837A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Znet Corp | 発光板の製造方法及び同製造方法によって製造された発光板 |
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