JP2007107885A - 配管検査装置及び配管検査方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンピュータ5は、第一の超音波探触子1a〜1dと第二の超音波探触子2a〜2dの各々に個別に送信信号を印加して配管7にガイド波6を発生させ、その反射波のデータに基づいて送受信振幅補正係数を算出する。次に配管の軸方向に隣接する第一の超音波探触子1aと第二の超音波探触子2aの組を選択して、その組の各超音波探触子に送受信振幅補正係数により電圧を補正した送信信号を検査方向へ同位相に、逆検査方向へ互いに逆位相となる時間遅延を与えて印加して反射波を各超音波探触子で受信して、受信信号をデータとして格納する。これを全ての超音波探触子の組に対して行う。次に、各超音波探触子の受信信号データの振幅を送受信振幅補正係数で補正し、第二の超音波探触子の受信信号データに位相が合う方向となるように時間遅延を与え、補正後の全ての受信信号を合成する。
【選択図】図1
Description
121は検査対象の配管、122は励振アセンブリであって、複数の励振デバイス3A,3B,3Cからなる。これらの励振デバイス3A,3B,3Cは、配管の周方向に配置された複数の超音波探触子からなる。
138は制御部、9a,9bは配管131の傷である。
3a,3bは信号発生器であり、送信波形の周波数を任意に設定できるシンセサイザ、もしくは任意波形発生器で構成できる。3c,3dはそれらからの送信信号を増幅するパワーアンプ、3e,3fはパワーアンプからの送信信号をどの超音波探触子に送るかを決める送信側の素子切替器であって、3gはどの超音波探触子からの受信信号を受け入れるかを決める受信側の素子切替器である。3hは素子切替器3gから受けた受信信号を増幅する受信アンプである。
1aを接続する。同様に、ガイド波送受信器3が素子切替器3gを切り替えて、受信アンプ3hと超音波探触子1aを接続する。
YESであればステップS103に進み、NOであればステップS101に進む(ステップS102)。この繰り返し動作により、コンピュータ5は、全ての超音波探触子、すなわち超音波探触子1a,1b,1c,1dと、超音波探触子2a,2b,2c,2dに対して、同じ反射源(この場合、配管7の止端部7a)からの受信信号をデジタル化された受信信号データとして得る。
3fを切り替えて、パワーアンプ3dと超音波探触子1aに隣接する超音波探触子2aを接続する。同様に、素子切替器3gを切り替えて、受信アンプ3hと超音波探触子1aを接続する。
(ステップS106)。図7は、送信用超音波探触子と受信用超音波探触子の組合せを示した表である。この表の組合せ32通りを全て実施してステップS107に進む。なお、本実施例においては、受信用超音波探触子を一度に1つしか選択できないように、素子切替器3gが構成されているが、一度に複数の受信用超音波探触子の信号を収録できるように、素子切替器3gとA/D変換器4のチャンネル数を増やせば、より早い時間で検査を終了することができる。
+a2d′)+(b1a′+b1b′+b1c′+b1d′+b2a′+b2b′ +b2c′+b2d′)+(c1a′+c1b′+c1c′+c1d′+c2a′ +c2b′+c2c′+c2d′)+(d1a′+d1b′+d1c′+d1d′ +d2a′+d2b′+d2c′+d2d′)}/4 …式1
受信信号を合成する方法は、図9に示す方法もある。図8と異なり、超音波探触子2bの受信信号データに対して、送受信振幅補正係数1/√r2bを乗算して振幅を補正した後に、振幅を補正した後の受信信号データを4分の1周期進ませる。この処理による受信信号データ(振幅・時間遅延補正後)a2b′が、図9(d)の信号である。このときの基本モードT(0,1)は、式2で表せる。
−a2d′)+(b1a′+b1b′+b1c′+b1d′−b2a′−b2b′ −b2c′−b2d′)+(c1a′+c1b′+c1c′+c1d′−c2a′ −c2b′−c2c′−c2d′)+(d1a′+d1b′+d1c′+d1d′ −d2a′−d2b′−d2c′−d2d′)}/4 …式2
なお、上記においては、第二の超音波探触子2a,2b,2c,2dで受信した受信信号データに対して、時間遅延をかけるようにしているが、第一の超音波探触子1a,1b,1c,1dで受信した受信信号データに対して、逆の時間遅延をかけるようにしても同じ効果が得られる。
Claims (4)
- 配管の周方向に配列される複数の第一の超音波探触子を有した第一の超音波探触子環状群と、
前記第一の超音波探触子環状群から前記配管の軸方向に離れた位置にて、前記配管の円周方向に配列される複数の第二の超音波探触子を有した第二の超音波探触子環状群と、
前記配管の検査領域の方向へ伝播するガイド波の振幅を増幅させ、前記方向と反対方向へ伝播するガイド波の振幅を減幅させるように、前記第一の超音波探触子に送信信号を印加する印加時期と、前記第二の超音波探触子に送信信号を印加する印加時期とを相対的にずらす手段と、前記第一と第二の各超音波探触子で前記ガイド波の反射波を受けて得られた電気的な受信信号を信号処理手段へ伝送する手段とを備え、
前記受信信号に基づいて前記配管の傷または減肉を検出する配管検査装置において、
前記各超音波探触子の個々にガイド波を送受信させる手段と、
前記個々に送受信して得られた送信信号の振幅と受信信号の振幅に基づいて求めた送受信振幅補正係数によって前記発信信号を補正する送信信号の補正手段と、
前記送受信振幅補正係数によって前記第一と前記第二の超音波探触子の受信信号の振幅を、前記第一と第二の超音波探触子の受信信号の合成によって振幅が増幅される遅延時間を前記第一と第二の超音波探触子の受信信号の少なくともいずれか一方に与える受信信号の補正手段と、
前記補正後の前記受信信号を合成する信号処理手段とを備えた配管検査装置。 - 請求項1において、前記第一の超音波探触子と前記第二の超音波探触子の各々に対して、前記送受信振幅補正係数に基づいて補正した値の送信電圧を生成して前記第一の超音波探触子と前記第二の超音波探触子の各々に印加する発信信号とする手段を備えていることを特徴とする配管検査装置。
- 請求項2において、前記第一の超音波探触子と前記第二の超音波探触子が超音波を受けて生成した受信信号に基づいて前記送受信振幅補正係数を算出し、前記送受信振幅補正係数に基づいて前記送信電圧の値を算出する演算手段を備えていることを特徴とする配管検査装置。
- 複数の第一の超音波探触子を環状に配置して有する第一の超音波探触子環状群と、複数の第二の超音波探触子を環状に配置して有する第二の超音波探触子環状群とを、検査対象の配管の周囲に前記配管の軸方向に間隔を開けて配置し、
次に、前記第一の超音波探触子と前記第二の超音波探触子とに相互に発信信号の印加時期をずらすことで前記配管内にガイド波を検査領域方向に振幅を増強して伝播させ、反検査領域方向へのガイド波の振幅を抑制し、
次に、配管の傷もしくは減肉個所で反射した前記ガイド波に基づく超音波を前記第一の超音波探触子と前記第二の超音波探触子で受信する配管検査方法において、
前記第一と第二の各超音波探触子から超音波を前記配管に対して送受信し、その際の受信信号の振幅によって、前記第一と第二の各超音波探触子の前記配管への接触状態を測定し、
前記接触状態に基づいて、前記第一と第二の各超音波探触子の個々に関する送受信振幅補正係数を算出し、
前記第一と第二の各超音波探触子から前記配管への超音波の送信信号の振幅を、前記送受信振幅係数に基づき各々補正した送信信号の振幅とし、
前記補正後の送信信号の振幅による前記超音波を前記第一と第二の各超音波探触子から前記配管へ送信して前記ガイド波を前記配管に伝播させ、
次に、全ての前記第一の超音波探触子と全ての前記第二の超音波探触子で前記ガイド波の反射波の基づく超音波を受信し、
前記第一と前記第二の超音波探触子の受信信号について、振幅を前記送受信振幅補正係数によって補正すると共に、前記第一と第二の超音波探触子の受信信号の合成によって振幅が増幅される遅延時間を前記第一と第二の超音波探触子の受信信号の少なくともいずれか一方に与えて受信信号の補正を施し、
次に、補正を施した前記受信信号を合成することを特徴とする配管検査方法。
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