JP2007106291A - 駐輪装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】力の弱い女性や子供等でも容易に上段のサイクルラック等の自転車受け部に自転車を載置することができる駐輪装置を提供すること。
【解決手段】自転車を載せる自転車受け部20と、自転車受け部を保持するための支柱部30と、を有し、支柱部は、支柱部に沿って移動可能であると共に、自転車受け台に接続されている台車部31と、モータ部32と、モータ部の駆動力を伝達する歯車部33と、歯車部と接続され、歯車部の回動によって支柱部に沿って移動する伝達部37と、を有し、伝達部には、その一端部が台車部に接続されていると共に、その他端部に支柱部に沿って移動可能な重り台車38が接続され、自転車受け台には、モータ部の駆動を制御する遠隔制御部40が配置されている駐輪装置10。
【選択図】図3
【解決手段】自転車を載せる自転車受け部20と、自転車受け部を保持するための支柱部30と、を有し、支柱部は、支柱部に沿って移動可能であると共に、自転車受け台に接続されている台車部31と、モータ部32と、モータ部の駆動力を伝達する歯車部33と、歯車部と接続され、歯車部の回動によって支柱部に沿って移動する伝達部37と、を有し、伝達部には、その一端部が台車部に接続されていると共に、その他端部に支柱部に沿って移動可能な重り台車38が接続され、自転車受け台には、モータ部の駆動を制御する遠隔制御部40が配置されている駐輪装置10。
【選択図】図3
Description
本発明は、自転車を駐車させるための駐輪装置に関するものである。
従来より、自転車を効率的に駐輪させるため、自転車を載置するサイクルラックを上下に二段に形成する駐輪装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003―72612号公報(図1等)
しかし、このような駐輪装置では、上段に配置されるサイクルラックに自転車を載せるときは、特許文献1に示すように、上段のサイクルラックを斜めに引き出し、その上に自転車を載せる構成となっている。
このため、力の弱い女性や子供等では、上段のサイクルラックに円滑に自転車を載置するのが困難であるという問題があった。
このため、力の弱い女性や子供等では、上段のサイクルラックに円滑に自転車を載置するのが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、力の弱い女性や子供等でも容易に上段のサイクルラック等の自転車受け部に自転車を載置することができる駐輪装置を提供することを目的とする。
前記課題は、請求項1の発明によれば、自転車を載せる自転車受け部と、前記自転車受け部を保持するための支柱部と、を有し、前記支柱部は、前記支柱部に沿って移動可能であると共に、前記自転車受け台に接続されている台車部と、モータ部と、前記モータ部の駆動力を伝達する歯車部と、前記歯車部と接続され、前記歯車部の回動によって前記支柱部に沿って移動する伝達部と、を有し、前記伝達部には、その一端部が前記台車部に接続されていると共に、その他端部に前記支柱部に沿って移動可能な重り台車が接続され、前記自転車受け台には、前記モータ部の駆動を制御する遠隔制御部が配置されていることを特徴とする駐輪装置により達成される。
前記構成によれば、自転車を載せる自転車受け部と、自転車受け部を保持するための支柱部と、を有し、支柱部は、支柱部に沿って移動可能であると共に、自転車受け部に接続されている台車部と、モータ部と、モータ部の駆動力を伝達する歯車部と、歯車部と接続され、歯車部の回動によって支柱部に沿って移動する伝達部と、を有し、伝達部には、その一端部が前記台車部に接続されていると共に、その他端部に前記支柱部に沿って移動可能な重り台車が接続されている。
すなわち、モータ部の駆動力が歯車部に伝わり、歯車の回動によって伝達部が支柱部に沿って移動する。そして、伝達部の移動により、この伝達部に接続されている自転車受け部も支柱部に沿って移動することになる。
したがって、上部側に配置される自転車受け部に自転車を載せる場合でも、自転車受け部を一旦、下部側まで支柱部に沿って移動させた後、自転車を載せ、再び上部側に移動っせることができる。
このため、従来のように、自転車受け部を斜めに配置した状態で自転車を載せる場合に比べ極めて容易に自転車を載せることができる。すなわち、力のない女性や子供等でも容易に自転車を自転車受け部に載せることができ、この自転車受け部を支柱部の上部側に配置させることができる。
すなわち、モータ部の駆動力が歯車部に伝わり、歯車の回動によって伝達部が支柱部に沿って移動する。そして、伝達部の移動により、この伝達部に接続されている自転車受け部も支柱部に沿って移動することになる。
したがって、上部側に配置される自転車受け部に自転車を載せる場合でも、自転車受け部を一旦、下部側まで支柱部に沿って移動させた後、自転車を載せ、再び上部側に移動っせることができる。
このため、従来のように、自転車受け部を斜めに配置した状態で自転車を載せる場合に比べ極めて容易に自転車を載せることができる。すなわち、力のない女性や子供等でも容易に自転車を自転車受け部に載せることができ、この自転車受け部を支柱部の上部側に配置させることができる。
また、この自転車受け部と接続されている伝達部の他方には、重り台車が接続されてい
るので、自転車受け部の移動が円滑に行われる構成となっている。すなわち、モータ等の駆動力が小さい場合でも効率的に自転車受け部を上下動させることができる。
また、自転車受け部には、モータ部の駆動を制御する遠隔制御部が配置されている。このため、この遠隔制御部を操作することで、自転車受け部を支柱部の任意の位置まで移動させることができると共に、任意の位置で停止させることができる。
るので、自転車受け部の移動が円滑に行われる構成となっている。すなわち、モータ等の駆動力が小さい場合でも効率的に自転車受け部を上下動させることができる。
また、自転車受け部には、モータ部の駆動を制御する遠隔制御部が配置されている。このため、この遠隔制御部を操作することで、自転車受け部を支柱部の任意の位置まで移動させることができると共に、任意の位置で停止させることができる。
好ましくは、請求項2の発明によれば、請求項1の構成において、前記支柱部には、前記自転車用受け部の下限位置と上限位置を検知すると共に、前記モータ部の駆動を停止させるモータ停止部が形成されていることを特徴とする駐輪装置である。
前記構成によれば、自転車用受け部の下限位置と上限位置を検知すると共に、モータ部の駆動を停止させるモータ停止部が形成されているので、自転車受け部が支柱部に沿って移動する際、上部に上がり過ぎたり、下部に下がり過ぎたりして、利用者が危険な状態で、駐輪装置を用いることを未然に防止することができる。
好ましくは、請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の構成において、前記遠隔制御部は、操作部と、前記操作部を支持すると共に前記自転車受け部に接続される操作部支持部と、を有し、前記操作部支持部は、前記自転車受け部に対する前記操作部の相対位置を変化させることができる構成となっていることを特徴とする駐輪装置である。
前記構成によれば、遠隔制御部は操作部を有し、操作部は操作部支持部に接続されている。そして、操作部支持部は、自転車受け部に対する操作部の相対位置を変化させることができる構成となっている。
すなわち、遠隔制御部は自転車受け部に配置されているので、自転車受け部が支柱部の下部側に配置され、遠隔操作部の操作部が例えば上側を向いているときは、利用者にとって操作し易い向きとなる。
しかし、自転車受け部が支柱部に沿って上部側へ移動したときに、操作部が上側を向いていると利用者にとって操作し難い。
そこで、前記構成では、この場合は、操作部支持部が自転車受け部に対する操作部の相対位置を変化させる。例えば、操作部の向きを、自転車受け部の長手方向に沿った方向、すなわち横向きに変えることができる構成となっている。
このように操作部の向きを変えることで、自転車受け台の位置に対応した適正な向きに操作部を配置することができ、利用者にとって操作し易い遠隔制御部となる。
すなわち、遠隔制御部は自転車受け部に配置されているので、自転車受け部が支柱部の下部側に配置され、遠隔操作部の操作部が例えば上側を向いているときは、利用者にとって操作し易い向きとなる。
しかし、自転車受け部が支柱部に沿って上部側へ移動したときに、操作部が上側を向いていると利用者にとって操作し難い。
そこで、前記構成では、この場合は、操作部支持部が自転車受け部に対する操作部の相対位置を変化させる。例えば、操作部の向きを、自転車受け部の長手方向に沿った方向、すなわち横向きに変えることができる構成となっている。
このように操作部の向きを変えることで、自転車受け台の位置に対応した適正な向きに操作部を配置することができ、利用者にとって操作し易い遠隔制御部となる。
好ましくは、請求項4の発明によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかの構成において、前記支柱部の下部には、前記下部に配置される下部自転車受け部と、前記下部自転車受け部を前記支柱部の長さ方向に対して交差する方向に移動させるための移動案内部と、が形成されていることを特徴とする駐輪装置である。
前記構成によれば、支柱部の下部には、下部自転車受け部と、この下部自転車受け部を支柱部の長さ方向に対して交差する方向に移動させるための移動案内部と、が形成されている。
自転車を効率的に駐輪させるには、駐輪装置の支柱部の下部にも自転車を配置することが望ましい。しかし、前記構成では、自転車受け台が支柱に沿って上下動するため、下部に自転車を配置し難い構成となっている。
そこで、前記構成では、支柱の下部に配置される下部自転車受け部を支柱部の長さ方向に対して交差する方向、例えば直交する方向(横方向)に移動させるための移動案内部が形成されている。
このため、支柱の上部側に配置されている自転車受け部を下部側へ降ろすときは、予め下部自転車受け部を横方向等に移動させ、支柱部の下部側に空間を形成することができる
。したがって、自転車受け部を下部自転車受け部に妨げられることなく、下部側へ降ろすことできる。
以上のように、本構成によれば、自転車を支柱部の上部側及び下部側に配置することができるので、場所を効率的に利用できる駐輪装置となる。
自転車を効率的に駐輪させるには、駐輪装置の支柱部の下部にも自転車を配置することが望ましい。しかし、前記構成では、自転車受け台が支柱に沿って上下動するため、下部に自転車を配置し難い構成となっている。
そこで、前記構成では、支柱の下部に配置される下部自転車受け部を支柱部の長さ方向に対して交差する方向、例えば直交する方向(横方向)に移動させるための移動案内部が形成されている。
このため、支柱の上部側に配置されている自転車受け部を下部側へ降ろすときは、予め下部自転車受け部を横方向等に移動させ、支柱部の下部側に空間を形成することができる
。したがって、自転車受け部を下部自転車受け部に妨げられることなく、下部側へ降ろすことできる。
以上のように、本構成によれば、自転車を支柱部の上部側及び下部側に配置することができるので、場所を効率的に利用できる駐輪装置となる。
好ましくは、請求項5の発明によれば、請求項4の構成において、前記下部自転車受け部には、前記移動案内部に案内される受け部側案内部が備えられ、この受け部側案内部には、この受け部側案内部の移動を円滑にするための回転体が形成されていることを特徴とする駐輪装置である。
前記構成によれば、下部自転車受け部には、移動案内部に案内される受け部側案内部が備えられ、この受け部側案内部には、この受け部側案内部の移動を円滑にするための回転体が形成されている。このため、受け部側案内部は回転体の回転により、円滑に移動案内部に案内される。
したがって、下部自転車受け部を円滑に移動させることができる。
したがって、下部自転車受け部を円滑に移動させることができる。
本発明は、本発明は、力の弱い女性や子供等でも容易に上段のサイクルラック等の自転車受け部に自転車を載置することができる駐輪装置を提供できるという利点がある。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態にかかる駐輪装置10を示す概略図である。
図1に示すように、駐輪装置10は、自転車を載せる自転車受け部である例えば、サイクルラック20を有している。
図2は、図1のサイクルラック20の概略平面図である。
図2に示すように、サイクルラック20には、自転車を載せる溝21が形成されると共に、溝21に載せられた自転車が倒れないように、その前輪側を保持する保持部22、22が前輪側を挟み込むように形成されている。
また、サイクルラック20には、溝21に自転車を配置するときに使用する車輪案内23も配置されている。
図1に示すように、駐輪装置10は、自転車を載せる自転車受け部である例えば、サイクルラック20を有している。
図2は、図1のサイクルラック20の概略平面図である。
図2に示すように、サイクルラック20には、自転車を載せる溝21が形成されると共に、溝21に載せられた自転車が倒れないように、その前輪側を保持する保持部22、22が前輪側を挟み込むように形成されている。
また、サイクルラック20には、溝21に自転車を配置するときに使用する車輪案内23も配置されている。
駐輪装置10は、サイクルラック20を保持するための支柱部である例えば、支柱30を有している。
図3は、主に図1の支柱30の内部構成等を示す概略説明図である。
図3に示すように、支柱30には、支柱30に沿って移動可能であると共に、サイクルラック20に接続されている台車部である例えば、サイクルラック台車31を有している。
サイクルラック台車31は、図3に示すように車輪31a乃至31d等を有し、これらが支柱30の内側に当接し回動等することで、支柱30に沿って円滑に移動する構成となっている。
図3は、主に図1の支柱30の内部構成等を示す概略説明図である。
図3に示すように、支柱30には、支柱30に沿って移動可能であると共に、サイクルラック20に接続されている台車部である例えば、サイクルラック台車31を有している。
サイクルラック台車31は、図3に示すように車輪31a乃至31d等を有し、これらが支柱30の内側に当接し回動等することで、支柱30に沿って円滑に移動する構成となっている。
支柱30は、図3に示すように、モータ部である例えば、モータ32を有すると共に、このモータ32の駆動力を伝達する歯車部を有している。
具体的には、図3に示すように、歯車部は、第1歯車33、第2歯車34及び第3歯車35を有している。そして、第2歯車34及び第3歯車35は同軸上に配置され同期して
回動する構成となっている。
また、第1歯車33と第2歯車34とは、第1チェーン36によって接続されている。
具体的には、図3に示すように、歯車部は、第1歯車33、第2歯車34及び第3歯車35を有している。そして、第2歯車34及び第3歯車35は同軸上に配置され同期して
回動する構成となっている。
また、第1歯車33と第2歯車34とは、第1チェーン36によって接続されている。
さらに、支柱30には、第3歯車35と歯合し、第3歯車35の回動によって支柱30に沿って移動する伝達部である例えば、第2チェーン37が配置されている。
第2チェーン37は、その一端部がサイクルラック台車31に接続されていると共に、その他端部が支柱30に沿って移動可能な重り台車38と接続されている。
重り台車38は、車輪38a等を有し、この車輪38aが支柱30の内側に当接し、回動することで支柱30に沿って円滑に移動可能な構成となっている。
また、重りは例えば、3kgである。
第2チェーン37は、その一端部がサイクルラック台車31に接続されていると共に、その他端部が支柱30に沿って移動可能な重り台車38と接続されている。
重り台車38は、車輪38a等を有し、この車輪38aが支柱30の内側に当接し、回動することで支柱30に沿って円滑に移動可能な構成となっている。
また、重りは例えば、3kgである。
支柱30の内部構成は以上のようになっているため、モータ32が回転し、その回転が第1歯車33に伝わると、その回転は第1のチェーン36を介して第2歯車34に伝達される。この第2歯車34の回転は同軸で同期して回転する第3歯車35に伝わる。
すると、この第3歯車35の回転は第2チェーン37の伝わり、第2チェーン37は支柱30の上側に向かって移動する。
すると、第2チェーン37と接続されているサイクルラック台車31も上側に向かって移動し、サイクルラック20が上側に向かって移動することとなる。
モータ32を逆に回転させると、逆にサイクルラック台車31は、支柱30に沿って下側に向かって移動することになる。
すると、この第3歯車35の回転は第2チェーン37の伝わり、第2チェーン37は支柱30の上側に向かって移動する。
すると、第2チェーン37と接続されているサイクルラック台車31も上側に向かって移動し、サイクルラック20が上側に向かって移動することとなる。
モータ32を逆に回転させると、逆にサイクルラック台車31は、支柱30に沿って下側に向かって移動することになる。
このように、本実施の形態は、モータ32の駆動力でサイクルラック20を支柱30に沿って上下動させることができる構成となっている。
このため、図3のように支柱30の上側に配置されているサイクルラック20に自転車を載せる場合は、先ず、モータ32を回転させてサイクルラック20を下側へ移動させた後、サイクルラック20の車輪案内23を介して、自転車を溝21に配置させる。
その後、モータ32を回転させて、サイクルラック20を上側に移動させることが可能な構成となっている。
このため、図3のように支柱30の上側に配置されているサイクルラック20に自転車を載せる場合は、先ず、モータ32を回転させてサイクルラック20を下側へ移動させた後、サイクルラック20の車輪案内23を介して、自転車を溝21に配置させる。
その後、モータ32を回転させて、サイクルラック20を上側に移動させることが可能な構成となっている。
したがって、従来のような、支柱の上側のサイクルラックに自転車を配置する際、サイクルラックを引き出し、サイクルラックを斜めに配置した状態で自転車を載せる場合に比べ、極めて容易に自転車を上側のサイクルラックに載せることができる。
すなわち、本実施の形態では、力のない女性や子供等でも容易に自転車をサイクルラック20に載せることができ、このサイクルラック20を支柱30の上部側に配置させることができる。
すなわち、本実施の形態では、力のない女性や子供等でも容易に自転車をサイクルラック20に載せることができ、このサイクルラック20を支柱30の上部側に配置させることができる。
また、本実施の形態では、第2チェーン37の他端部に、重り台車38が接続されているので、モータ32がサイクルラック20等を上側へ持ち上げるときの負荷が軽減させられ、サイクルラック20の移動が円滑に行われる構成ともなっている。
このため、モータ32の駆動力が小さい場合でも効率的にサイクルラック20を上下動させることができる。
ところで、本実施の形態では、モータ32は、電源12Vで30kgを持ち上げることができる能力を有している。
これは従来の100Vと同等の能力であるが、12Vであるため危険性が小さく、安全性が高い高トルクなモータ32となっている。
このため、モータ32の駆動力が小さい場合でも効率的にサイクルラック20を上下動させることができる。
ところで、本実施の形態では、モータ32は、電源12Vで30kgを持ち上げることができる能力を有している。
これは従来の100Vと同等の能力であるが、12Vであるため危険性が小さく、安全性が高い高トルクなモータ32となっている。
本実施の形態では、図1等に示すように、サイクルラック20にモータ32の駆動を制御する遠隔制御部である例えば、リモコン装置40が配置されている。
リモコン装置40は、操作部である例えば、リモコン本体41と、リモコン本体41を支持すると共にサイクルラック20に接続される操作部支持部である例えば、リモコン支
持部42とを有している。
図4は、図1のリモコン本体41の上面に相当する操作面41aを示す概略図である。
図4に示すように、利用者が操作面41aの上昇ボタンを押せば、モータ32はサイクルラック20を支柱30に沿って上側へ移動させ、上昇ボタンを離せば、モータ32の駆動は停止し、サイクルラック20も停止する構成となっている。
また、利用者が下降ボタンを押せば、モータ32はサイクルラック20を下側へ移動させ、下降ボタンを離せば、サイクルラック20は停止する構成となっている。
したがって、利用者はリモコン装置40を操作することで、サイクルラック20を支柱30の任意の位置まで移動させることができると共に、任意の位置で停止させることができる構成となっている。
リモコン装置40は、操作部である例えば、リモコン本体41と、リモコン本体41を支持すると共にサイクルラック20に接続される操作部支持部である例えば、リモコン支
持部42とを有している。
図4は、図1のリモコン本体41の上面に相当する操作面41aを示す概略図である。
図4に示すように、利用者が操作面41aの上昇ボタンを押せば、モータ32はサイクルラック20を支柱30に沿って上側へ移動させ、上昇ボタンを離せば、モータ32の駆動は停止し、サイクルラック20も停止する構成となっている。
また、利用者が下降ボタンを押せば、モータ32はサイクルラック20を下側へ移動させ、下降ボタンを離せば、サイクルラック20は停止する構成となっている。
したがって、利用者はリモコン装置40を操作することで、サイクルラック20を支柱30の任意の位置まで移動させることができると共に、任意の位置で停止させることができる構成となっている。
図5は、リモコン装置40を示す概略図である。図5に示すようにリモコン支持部42は、図5のように略L字状と成っており、サイクルラック20に固定されているラック固定部42aと、サイクルラック30に固定されない可動部42bとを有している。
すなわち、可動部42bはラック固定部42aに対して例えば、90°(度)の範囲で揺動可能な構成となっている。
具体的には、図1の矢印Rの方向に90°(度)の範囲で揺動可能となっている。
したがって、リモコン支持部42は、図1に示すようにサイクルラック20に対するリモコン本体41の相対位置を変化させることができる構成となっている。
すなわち、可動部42bはラック固定部42aに対して例えば、90°(度)の範囲で揺動可能な構成となっている。
具体的には、図1の矢印Rの方向に90°(度)の範囲で揺動可能となっている。
したがって、リモコン支持部42は、図1に示すようにサイクルラック20に対するリモコン本体41の相対位置を変化させることができる構成となっている。
つまり、サイクルラック20が支柱30の下部側に配置されているときは、サイクルラック20は利用者の足元に配置されているため、リモコン本体41の操作面41aが上側(図1の位置)を向いてに配置されると、利用者にとって操作し易い位置となる。
しかし、サイクルラック20が支柱30の上部側に配置されたときは、サイクルラック20は利用者の頭部等まで達することがあり、操作面41aが上側を向いていると、利用者にとって操作し難い。
そこで、本実施の形態では、サイクルラック20が上部側へ配置されたときは、図5の可動部42bを90°(度)揺動させることができる。すなわち、図1のリモコン本体41を、矢印R方向に沿って下方向に90°(度)移動させることができる。
すると、リモコン本体41の操作面41aは、サイクルラック20の長手方向に沿った横向き、すなわち、図1の左側を向くため、利用者が操作面41aを操作し易い構成となっている。
しかし、サイクルラック20が支柱30の上部側に配置されたときは、サイクルラック20は利用者の頭部等まで達することがあり、操作面41aが上側を向いていると、利用者にとって操作し難い。
そこで、本実施の形態では、サイクルラック20が上部側へ配置されたときは、図5の可動部42bを90°(度)揺動させることができる。すなわち、図1のリモコン本体41を、矢印R方向に沿って下方向に90°(度)移動させることができる。
すると、リモコン本体41の操作面41aは、サイクルラック20の長手方向に沿った横向き、すなわち、図1の左側を向くため、利用者が操作面41aを操作し易い構成となっている。
図1に示すように支柱30には、サイクルラック20の上限位置と下限位置を検知すると共に、モータ32の駆動を停止させるモータ停止部である例えば、上部リミットスイッチ50及び下部リミットスイッチ51が形成されている。
図6は、図1の上部リミットスイッチ50を示す概略図である。下部リミットスイッチ51も同様の構成であるため、以下、上部リミットスイッチ50のみ説明する。
図6に示すように、上部リミットスイッチ50は、スイッチ本体50aと検知レバー50bとを有している。
検知レバー50bは、その先端側に突部である係止部59baを有している。
図6は、図1の上部リミットスイッチ50を示す概略図である。下部リミットスイッチ51も同様の構成であるため、以下、上部リミットスイッチ50のみ説明する。
図6に示すように、上部リミットスイッチ50は、スイッチ本体50aと検知レバー50bとを有している。
検知レバー50bは、その先端側に突部である係止部59baを有している。
図1のサイクルラック20が支柱30に沿って上昇し、サイクルラック20の端部が図6の係止部50baと係止すると、検知レバー50bが動き、サイクルラック20が上限に達したことを検知する。
すると、スイッチ本体50aからモータ32へ駆動停止の信号が送られ、サイクルラック20の上昇が停止する構成となっている。
同様に、下部リミットスイッチ51も下限位置でモータ32を停止する構成となっている。
したがって、サイクルラック20が支柱30の上部に上がり過ぎたり、下部へ下がり過
ぎたりして、利用者が危険な状態で駐輪装置10を使用することを未然に防止することができる。
すると、スイッチ本体50aからモータ32へ駆動停止の信号が送られ、サイクルラック20の上昇が停止する構成となっている。
同様に、下部リミットスイッチ51も下限位置でモータ32を停止する構成となっている。
したがって、サイクルラック20が支柱30の上部に上がり過ぎたり、下部へ下がり過
ぎたりして、利用者が危険な状態で駐輪装置10を使用することを未然に防止することができる。
ところで、本実施の形態では、図1に示すように、支柱30の下部には、下部自転車受け部である例えば、下部サイクルラック60が配置されている。下部サイクルラック60も、サイクルラック20と同様に保持部61を有し、サイクルラック20の溝21も有している。
また、図1では、支柱30は、図1に示すように基台70上に形成されている。しかし、本実施の形態の支柱30は、基台70と着脱可能の構成となっている。すなわち、支柱30が基台70と接続しない状態、つまり、サイクルラック20の下方に下部サイクルラック60を配置しない状態でも単独で(基台70なしで)使用可能な構成となっている。
基台70には、下部サイクルラック60を支柱30の長さ方向に対して交差する方向、例えば直交方向(図1の矢印X方向(横方向))に移動させるための移動案内部が形成されている。
具体的には、図1の案内溝71が、移動案内部の一例となっている。
また、図1では、支柱30は、図1に示すように基台70上に形成されている。しかし、本実施の形態の支柱30は、基台70と着脱可能の構成となっている。すなわち、支柱30が基台70と接続しない状態、つまり、サイクルラック20の下方に下部サイクルラック60を配置しない状態でも単独で(基台70なしで)使用可能な構成となっている。
基台70には、下部サイクルラック60を支柱30の長さ方向に対して交差する方向、例えば直交方向(図1の矢印X方向(横方向))に移動させるための移動案内部が形成されている。
具体的には、図1の案内溝71が、移動案内部の一例となっている。
自転車を効率良く駐輪させるには、駐輪装置10の支柱30の上部側にサイクルラック20が配置されているときの下部にも自転車を配置することが望ましい。
しかし、本実施の形態では、サイクルラック20が支柱30に沿って上下動するため、下部に自転車を配置し難い構成となっている。
そこで、本実施の形態では、図1に示すように、下部サイクルラック60を図1の矢印X方向に移動させる案内溝71が基台70に形成されている。
このため、支柱30の上部側へ配置されているサイクルラック20を下側へ降ろすときは、予め下部サイクルラック60を移動させ退避させることができる。
したがって、サイクルラック20を下部サイクルラック60に妨げられることなく、下部側へ降ろすことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、サイクルラック20の下に下部サイクルラック60を配置することができるので、場所を効率的に利用できる駐輪装置10となる。
しかし、本実施の形態では、サイクルラック20が支柱30に沿って上下動するため、下部に自転車を配置し難い構成となっている。
そこで、本実施の形態では、図1に示すように、下部サイクルラック60を図1の矢印X方向に移動させる案内溝71が基台70に形成されている。
このため、支柱30の上部側へ配置されているサイクルラック20を下側へ降ろすときは、予め下部サイクルラック60を移動させ退避させることができる。
したがって、サイクルラック20を下部サイクルラック60に妨げられることなく、下部側へ降ろすことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、サイクルラック20の下に下部サイクルラック60を配置することができるので、場所を効率的に利用できる駐輪装置10となる。
本実施の形態では、図1に示すように、下部サイクルラック60には、基台70の案内溝71に内に挿入され、案内溝71内を移動する受け部側案内部である例えば、案内突部62が形成されている。
図7は、図1の案内突部62を示す概略図である。図7に示すように、案内突部62には、この案内突部62の案内溝71内における移動を円滑にするための回転体62a等が形成されている。
具体的には、案内突部61の下面及び側面に回転体62a等が形成されている。
したがって、図1の基台70における下部サイクルラック60の移動が円滑に行われることになる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されない。
図7は、図1の案内突部62を示す概略図である。図7に示すように、案内突部62には、この案内突部62の案内溝71内における移動を円滑にするための回転体62a等が形成されている。
具体的には、案内突部61の下面及び側面に回転体62a等が形成されている。
したがって、図1の基台70における下部サイクルラック60の移動が円滑に行われることになる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されない。
100・・・駐輪装置、20・・・サイクルラック、30・・・支柱、31・・・サイクルラック台車、32・・・モータ、37・・・第2チェーン、38・・・重り台車、40・・・リモコン装置、41・・・リモコン本体、42・・・リモコン支持部、42a・・・ラック固定部、42b・・・可動部、50・・・上部リミットスイッチ、50a・・・スイッチ本体、50b・・・検知レバー、50ba・・・係止部、60・・・下部サイクルラック、62・・・案内突部、70・・・基台、71・・・案内溝
Claims (5)
- 自転車を載せる自転車受け部と、
前記自転車受け部を保持するための支柱部と、を有し、
前記支柱部は、
前記支柱部に沿って移動可能であると共に、前記自転車受け台に接続されている台車部と、
モータ部と、
前記モータ部の駆動力を伝達する歯車部と、
前記歯車部と接続され、前記歯車部の回動によって前記支柱部に沿って移動する伝達部と、を有し、
前記伝達部には、その一端部が前記台車部に接続されていると共に、その他端部に前記支柱部に沿って移動可能な重り台車が接続され、
前記自転車受け台には、前記モータ部の駆動を制御する遠隔制御部が配置されていることを特徴とする駐輪装置。 - 前記支柱部には、前記自転車用受け部の下限位置と上限位置を検知すると共に、前記モータ部の駆動を停止させるモータ停止部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の駐輪装置。
- 前記遠隔制御部は、
操作部と、
前記操作部を支持すると共に前記自転車受け部に接続される操作部支持部と、を有し、
前記操作部支持部は、前記自転車受け部に対する前記操作部の相対位置を変化させることができる構成となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駐輪装置。 - 前記支柱部の下部には、
前記下部に配置される下部自転車受け部と、
前記下部自転車受け部を前記支柱部の長さ方向に対して交差する方向に移動させるための移動案内部と、が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の駐輪装置。 - 前記下部自転車受け部には、前記移動案内部に案内される受け部側案内部が備えられ、この受け部側案内部には、この受け部側案内部の移動を円滑にするための回転体が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の駐輪装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005299900A JP2007106291A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 駐輪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005299900A JP2007106291A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 駐輪装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007106291A true JP2007106291A (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=38032494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005299900A Pending JP2007106291A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 駐輪装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007106291A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4634531B1 (ja) * | 2010-02-23 | 2011-02-23 | 株式会社ニチプレ | 二段式駐輪装置 |
JP2011174362A (ja) * | 2010-10-14 | 2011-09-08 | Nichipure:Kk | 二段式駐輪装置 |
-
2005
- 2005-10-14 JP JP2005299900A patent/JP2007106291A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4634531B1 (ja) * | 2010-02-23 | 2011-02-23 | 株式会社ニチプレ | 二段式駐輪装置 |
JP2011173476A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Nichipure:Kk | 二段式駐輪装置 |
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A02 | Decision of refusal |
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