JP2007105932A - 画像記録方法及び画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像記録の生産性を低下させること無くより効率的な待機電力抑制を可能とする画像記録方法及び画像記録装置を提供する。
【解決手段】 この画像記録方法は、ホスト装置から色分解された複数の画像データを順次受信し、それらの色分解画像データに基いてカラー画像を記録するものであり、回転可能なディスク状媒体に画像データを格納可能な複数のディスク型記憶装置を回転起動するステップS02と、ホスト装置から色分解画像データの受信を開始するステップS03と、受信に係わる色分解画像データの格納に関与しないディスク型記憶装置を回転停止するステップS05と、受信に係わる色分解画像データをディスク型記憶装置に格納するステップS06と、を含む。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ホスト装置から複数に色分解された画像データを受信し、色分解画像データに基いてカラー画像を記録する画像記録方法及び画像記録装置に関する。
一般にカラー印刷物を作成する際には、原稿フィルムの段階で色校正を行うことが要求される場合があり、このような場合には、C(シアン)版、M(マゼンタ)版、Y(イエロー)版、及びK(ブラック)版に色分解された各色分解網原稿フィルムを使って校正物(カラープルーフ)を作成し、本番の印刷版を作成する前に、原稿フィルムのレイアウトや色、更に、文字等に関する誤りの有無検査を含む最終印刷物の仕上がり品質を確認している。
近年においては、DTP(Desk Top Publishing)等の普及により、スキャナから入力した画像をコンピュータのソフトウェア上で画像編集、ページ面付けする作業が一般化し、フルデジタルでの編集も珍しくなくなってきている。このような工程では、更なる効率化を目指して、ページ編集済みの画像データをフィルムに直接出力するイメージセッタ出力や、印刷版に直接出力するCTP(Computer To Plate)出力、更には、印刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像出力するCTC(Computer To Cylinder)が行われる。
この場合、校正確認のためだけにフィルム出力や印刷版出力を行う必要があり、最終的な印刷物作成と同等またはそれ以上の手間や時間、更にフィルム、印刷版の無駄が発生する問題がある。
そのため、特に、このようなコンピュータによるフルデジタルの画像作成、編集を行う工程では、カラープルーフの作成は、DDCP(Direct Digital Color Proof)、乃至は、DCP(Digital Color Proof)と呼ばれるデジタル画像データを直接出力してカラー画像を得るシステムが求められている。
このようなDDCPは、コンピュータ上で加工されたデジタル画像データからイメージセッタなどで製版用フィルム上に記録したり、CTPで直接印刷版を作成する最終的な印刷作業を行ったり、CTCで印刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録を行ったり等する前に、コンピュータ上で加工されたデジタル画像を直接出力して印刷仕上がり品質を再現するカラープルーフを作成し、その給柄、色調、文章、文字等の確認作業を行えるようにしたものである。
また、このような製版・印刷工程における校正のプロセスでは、
1)作業現場内部のミスの確認用である内校
2)発注主、デザイナーへの仕上がり確認用に提出される外校
3)印刷機の機長に対して、最終印刷物の見本として提供される印刷見本
の主として3つの用途向けにプルーフが作成されて使用される。
校正プロセスの内、内校及び一部の外校用途においては、納期短縮、コスト削減等のニーズから、網点画像が再現できない校正材料を使用したDDCP、即ち、昇華転写方式やインクジェットや電子写真等の出力物を主として、体裁確認用のプルーフとして使用するケースがあるが、ハイライト部の再現性や、細かいディテール、更に、印刷時のモアレと呼ばれる網画像の不適切な干渉縞発生有無等の品質確認や、印刷見本として使用するプルーフ用途には、やはり印刷網点を忠実に再現するプルーフ出力が望まれているのが実状である。
このようなニーズを満足するDDCPとしては、ハイパワーヒートモードレーザを用いて銀塩感光材料に画像露光を行い、印刷本紙に転写するタイプのものがある。しかし、このような高品質の網点を再現できるシステムでは、装置及び銀塩感光材料のコストが高くなる欠点があった。
これに対し、近年、低コストで更に網点画像の確認ができる銀塩カラー感光材料を利用したDDCPが普及し始めている。銀塩カラー感光材料(以下、「銀塩感光材料」ともいう。)を利用した方式は、例えば、R、G、Bの波長の異なる複数の光を組み合わせて合成された光点で例えば、C、M、Yの各発色層にて構成される銀塩感光材料を露光して、C、M、Yの各ドットを発色させて、網点カラー画像を形成するものである。
以上のような画像記録装置では、高生産性と低ランニングコストが要求され、この要求に応える機能として、消費電力の低減機能を有する画像記録装置が知られており、例えば、下記特許文献1に記載の画像記録装置がある。この画像記録装置は、画像データの受信・記録に供しないHDD装置を所定時間経過後、回転停止することで待機電力の低減を図るものである。
特開2004−166094号公報
本発明は、上述のような従来技術に鑑み、画像記録の生産性を低下させること無くより効率的な待機電力抑制を可能とする画像記録方法及び画像記録装置を提供することを目的とする。
本発明による第1の画像記録方法は、ホスト装置から色分解された複数の画像データを順次受信し、それらの色分解画像データに基いてカラー画像を記録する画像記録方法であって、回転可能なディスク状媒体に画像データを格納可能な複数のディスク型記憶装置を回転起動するステップと、前記ホスト装置から色分解画像データの受信を開始するステップと、前記受信に係わる色分解画像データの格納に関与しないディスク型記憶装置を回転停止するステップと、前記受信に係わる色分解画像データを前記ディスク型記憶装置に格納するステップと、を含むことを特徴とする。
第1の画像記録方法によれば、複数のディスク型記憶装置を回転起動してから、ホスト装置から色分解画像データの受信を開始すると、その色分解画像データの格納に関与しない他のディスク型記憶装置を回転停止するので、色分解画像データの格納を行わないディスク型記憶装置について待機電力を低減できる。このため、画像記録の生産性を低下させること無くより効率的な待機電力抑制が可能となり、省エネルギに寄与できる。
本発明による第2の画像記録方法は、ホスト装置から色分解された複数の画像データを順次受信し、前記色分解画像データに基いてカラー画像を記録する画像記録方法であって、前記ホスト装置から色分解画像データの受信を開始するステップと、回転可能なディスク状媒体に画像データを格納可能な複数のディスク型記憶装置の内の前記受信に係わる色分解画像データを格納するディスク型記憶装置を回転起動するステップと、前記受信に係わる色分解画像データを前記ディスク型記憶装置に格納するステップと、を含むことを特徴とする。
第2の画像記録方法によれば、ホスト装置から色分解画像データの受信を開始すると、その色分解画像データの格納に関与するディスク型記憶装置を回転起動し、関与しない他のディスク型記憶装置は回転停止したままであるので、色分解画像データの格納を行わないディスク型記憶装置について待機電力を低減できる。このため、画像記録の生産性を低下させること無くより効率的な待機電力抑制が可能となり、省エネルギに寄与できる。
上記第1,第2の画像記録方法において前記色分解画像データの格納を完了したディスク型記憶装置を回転停止することで、ディスク型記憶装置の待機電力を更に低減できる。
また、前記格納が完了した色分解画像データが前記複数の色分解画像データの内の最後の色分解画像データでありかつ前記色分解画像データの画像記録を即時に開始する場合、前記ディスク型記憶装置を回転停止しないことが好ましい。これにより、色分解画像データの画像記録を即時に開始する場合、ディスク型記憶装置からの出力を短時間で行うことができ、画像記録の生産性の向上に寄与できる。
また、前記格納が完了した色分解画像データが前記複数の色分解画像データの内の最後の色分解画像データでない場合、次の色分解画像データの受信を開始すると、その色分解画像データの格納に関与するディスク型記憶装置を回転起動することが好ましい。これにより、次の色分解画像データの受信を開始するまで、ディスク型記憶装置を回転停止にしておくことができ、ディスク型記憶装置の待機電力を更に低減できる。
本発明による画像記録装置は、ホスト装置から色分解された複数の画像データを順次受信し、前記色分解画像データに基いてカラー画像を記録する画像記録装置であって、回転可能なディスク状媒体に少なくとも1ページ分の画像データをそれぞれ格納可能な複数のディスク型記憶装置と、前記複数のディスク型記憶装置をそれぞれ独立に制御する記憶装置制御手段と、前記色分解画像データを前記複数のディスク型記憶装置に分配する格納先選択手段と、を具備し、前記記憶装置制御手段は、前記色分解画像データの受信または前記受信を完了した色分解画像データの記録を実行していない場合、前記複数のディスク型記憶装置の内で所定の色分解画像データを格納するディスク型記憶装置以外のディスク型記憶装置を回転停止するように制御することを特徴とする。
この画像記録装置によれば、色分解画像データの受信を実行していないか、または、受信を完了した色分解画像データの記録を実行していないとき、複数のディスク型記憶装置の内で所定の色分解画像データを格納するディスク型記憶装置以外のディスク型記憶装置を回転停止するので、色分解画像データの格納を行わないディスク型記憶装置について待機電力を低減できる。このため、画像記録の生産性を低下させること無くより効率的な待機電力抑制が可能となり、省エネルギに寄与できる。
上記画像記録装置において前記記憶装置制御手段は、前記ホスト装置から色分解画像データの受信を開始すると、1色分の色分解画像データの格納に供する前記ディスク型記憶装置を回転起動するように制御することが好ましい。これにより、次の色分解画像データの受信を開始するまで、ディスク型記憶装置を回転停止にしておくことができ、ディスク型記憶装置の待機電力を更に低減できる。
また、前記記憶装置制御手段は、前記色分解画像データの格納を完了したディスク型記憶装置の回転を停止するように制御することが好ましい。これにより、ディスク型記憶装置の待機電力を更に低減できる。
また、前記記憶装置制御手段は、前記色分解画像データの格納を完了したディスク型記憶装置の回転を停止するように制御し、最後の前記色分解画像データの格納を完了し、かつ、前記色分解画像データの画像記録を即時に開始する場合は、前記ディスク型記憶装置の回転駆動を停止しないように制御することが好ましい。これにより、色分解画像データの記録を即時に開始する場合、ディスク型記憶装置からの出力を短時間で行うことができ、画像記録の生産性の向上に寄与できる。
また、前記記憶装置制御手段は、前記ディスク型記憶装置の回転を停止するとともに供給電源を遮断するように制御することで、待機電力を更に低減できる。
なお、本発明は、特に、RIP(ラスター・イメージ・プロセッサ)または網点変換処理装置で処理された網点画像データに基づいて波長の異なる複数光源によってカラー銀塩感光材料を感光させることで、印刷物の仕上がりを事前に確認するためのカラープルーフを作成する画像記録方法・画像記録装置に適用して好ましい。
本発明の画像記録方法及び画像記録装置によれば、画像記録の生産性を低下させること無くより効率的な待機電力抑制が可能となる。
以下、本発明による実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本実施の形態のカラープルーフ作成可能な画像記録装置を含む印刷システムの構成例を概略的に示す図である。
図1に示すように、印刷システムは、印刷工場のクライアント端末1AからPS(PostScript)データ等の画像データが画像処理装置であるRIP(Raster Image Processor)2Aに入力し、RIP2AはPSデータをラスター・イメージに変換処理し、RIP2Aでラスター・イメージ変換処理されたデータがデジタルで直接印刷用の原版を作成するための装置であるCTP(コンピュータツウプレート)3Aに送られる一方、PSデータ等の画像データがカラープルーフ作成のための画像処理機能を有するホスト装置100に送られ、YMCKの4色に色分解された2値網点画像データを生成し画像記録装置1に送信し、これら4色の網点画像データに基づいて画像記録装置1でカラープループを作成するように構成されている。
ホスト装置100は例えばパーソナルコンピュータから構成することができ、図1の破線のように、画像記録装置1とともに画像記録システム101を構成するが、この画像記録システム101は上述のようにカラープループ作成システムである。
図2は図1の画像記録装置全体の外観を示す斜視図である。図3は図2の画像記録装置の内部を正面側から見た図である。図4は図3の画像記録装置のドラム及び光学ユニットを上部から見た要部平面図である。
図2に示すように、画像記録装置1は、銀塩感光材料に露光し画像を形成する露光ユニット11と、露光された銀塩感光材料を現像する現像ユニット21と、を備える。
露光ユニット11は、前面からメンテナンスできるように開閉可能な前面パネル5と、各種情報の表示とタッチパネルからなり装置全体の操作のために各種情報を入力可能な入力表示部2と、内部にロール状に巻かれたシート状銀塩感光材料である感光紙(以下、「感材」ともいう。)を収容したカートリッジ13を給紙カバー3,4の開放後に装填可能な第1及び第2の装填部12,12’と、を備える。図2には、第1の装填部12にカートリッジ13を装填する前の状態を示し、第2の装填部12’にカートリッジ13を装填した後の状態を示す。
現像ユニット21は、メンテナンスのために開閉可能な上面パネル6と、前面には、現像処理液等の補充等のために開閉可能に設けられた補給パネル7と、を備える。
図3のように、画像記録装置1の露光ユニット11は、第1及び第2の装填部12,12’に装填されたカートリッジ13から感材を給送する搬送ローラ対40,41,42等からなる給送部14と、給送部14から給送された感材Sを外周面に真空吸引し保持しながら主走査のために回転方向(主走査方向)Rに回転するドラム10と、ドラム10上の感材に対しLED光やレーザ光等の光ビームを露光し感材に潜像を形成する光学ユニット16と、光学ユニット16を副走査のために副走査方向(図3の紙面垂直方向)に搬送する副走査部17と、画像記録後のドラム10上の感材を剥離する剥離部材15と、を備える。露光後の感材は出口19及び接続部19aを通して現像ユニット21へと搬送される。
図3の画像記録装置1は、更に、搬送ローラ対42の下流側に配置されドラム10に向けて送られる感材の搬送に従い従動回転する従動ローラ43と、感材をドラム10との間で搬送する従動ローラ31と、ドラム10上から剥離部材15で剥離された感材をドラム10と従動ローラ31とで搬送するときに感材をガイドするガイド部材18と、ガイド部材18を通して送られてきた感材を出口19へと更に搬送する搬送ローラ対32と、搬送ローラ対32に達した感材をアキュームするためのアキュームレート部30と、搬送ローラ対32の下流側近傍に配置された感材の先端を検出する光反射型の検出センサ33と、を備える。
搬送ローラ対42の下流側近傍に配置された比較的幅狭の従動ローラ43は感材の移動とともに従動回転し、この従動ローラ43と同軸にロータリエンコーダ58が連結されている。このロータリエンコーダ58が従動ローラ43とともに回転し回転量を測定することで搬送ローラ対42を通過してドラム10に巻き付けられた感材の長さを求めることができる。また、下流側の搬送ローラ対32は、ワンウェイクラッチ構造を有し、感材の下流側への送り出し方向への回転が自在となっている。
また、図3の搬送ローラ対40,41の下流側近傍には感材を切断するカット部10aがそれぞれ配置されており、各カット部10aはモータ(図示省略)により回転駆動されるロータリカッタを有し、上述の感材の長さ測定に基づいて感材を所定長さに切断する。
図3の現像ユニット21は、露光ユニット11から送られた露光済みの感材について湿式現像を行い感材の潜像を可視化するもので、感材の現像処理を行う現像部23と、定着処理を行う定着部24と、安定処理を行う安定部25と、乾燥処理を行う乾燥部26と、乾燥された感材を搬送ローラ対27a等で外部に排出する排出部27と、画像が可視化され排出された感材を集積する集積部28と、を備える。
図4のように、画像記録装置1のドラム10は、回転軸部14’の回転軸14a及び回転軸部18’の回転軸15aが軸受33a、33bを介して支持台34a、34bに回転可能に軸支されている。ドラム10の一方の回転軸15aには、駆動プーリ35aが設けられ、この駆動プーリ35aはドラム駆動用パルスモータM6の出力プーリ35bとベルト36により連結され、ドラム駆動用パルスモータM6の駆動によりドラム10が回転する。また、ドラム10の回転軸15aには、ロータリーエンコーダ37が設けられ、回転のためのパルス信号を出力してドラムの回転に同期した画素クロック制御に用いる。
ドラム10の他方の回転軸14aは吸引ブロアP1に連結されている。ドラム10の表面には吸着孔31cが回転軸方向に直線状に延びて多数形成されており、吸引ブロアP1の駆動によりドラム10の内部が減圧されて感材がドラム10の表面に吸着される。
光学ユニット16は、副走査部17によりドラム軸と平行に移動可能に構成され、デジタル画像信号を受けてドラム10に吸着された感材に光ビームで露光して画像の書き込みを行う。図4に示すように、光学ユニット16には、3波長の光源、例えばB、G、R用の光源としてLEDユニット320、LEDユニット321、LEDユニット322が配置されている。各LEDユニット320,321,322からの光ビームは、ミラー325、326、327を介して、集光レンズ331からドラム10上の感材に画像を露光する。露光シャッタ332は露光ソレノイド333により開閉することで、露光開始/終了時に光路の開閉を行なう。
副走査部17は、移動ベルト340と、一対のガイドレール341、342と、一対のプーリ343、344と、副走査モータM7と、を備える。光学ユニット16は、移動ベルト340に固定され、一対のガイドレール341、342に案内されてドラム軸と平行方向に移動可能に設けられている。移動ベルト340は一対のプーリ343、344に掛け渡され、一方のプーリ344は副走査モータM7の出力軸345に連結され、副走査モータM7の駆動により光学ユニット16がドラム軸と平行に移動する。
図4に示すように、吸引ブロアP1は空気吸引ポンプにより吸引連結管51を通してドラム10内を吸引し、露光ユニット11による露光開始前にドラム10内を負圧にし感材を外周面に吸着する。また、感材をドラム10の周囲に巻き付けて搬送するときに吸引ブロアP1を作動させ感材を吸引する。
次に、図1〜図4の画像記録装置1の制御系について図5を参照して説明する。図5に図1〜図4の画像記録装置1の露光ユニット11における画像データの流れ及び画像記録装置1の制御系の要部ブロック図を示す。
図5に示すように、図1〜図4の画像記録装置1は、図1のホスト装置100から送信された複数(YMCKに色分解された)の2値網点画像データを露光ユニット11で受信し、その受信した網点画像データに基づいてカラープルーフを作成するようになっている。
露光ユニット11は、図5のように、外部の図1のホスト装置100から網点画像データが入力する画像データI/F部52と、画像データI/F部52からの複数の網点画像データをそれぞれいったん記憶し随時読み出されて出力する第1〜第4のデータバッファ53a,53b,53c,53dと、各データバッファ53a〜53dから読み出されたYMCKの網点画像データに対する光源駆動値を対応づけて感材に対する露光のための露光量を設定する露光ルックアップテーブル(露光LUT)54と、露光ルックアップテーブル54からの露光データのデジタル信号をアナログ信号に変換するB、G、Rの各LEDユニット320〜322に対応した複数のD/A変換部55a,55b,55cと、D/A変換部55a〜55cからの各アナログ信号により各LEDユニット320〜322の各LEDを直接にアナログ変調しドライブする複数のドライバ56a,56b,56cと、を備える。
第1〜第4のデータバッファ53a〜53dは、それぞれモータにより回転駆動されるディスク状媒体であるハードディスク(HD)に画像データを記憶し格納するハードディスク記憶装置(HDD)からなり、画像データを少なくとも1ページ分格納できる容量を有する。HDDは、金属製のハードディスクをモータで比較的高速に回転させて磁気ヘッドで画像データを記憶し、また、読み出すようになっている。
画像記録装置1の制御系は、図5のように、中央演算処理装置(CPU)から構成される制御部50を備え、制御部50は、画像データI/F部52、第1〜第4のデータバッファ(HDD)53a〜53dの動作をそれぞれ独立して制御するHDD制御部57、画像データI/F部52で受信した網点画像データを格納するために第1〜第4のデータバッファ53a〜53dのいずれかに分配する格納先選択部60、露光ルックアップテーブル54、及び他の装置部分を制御する。
HDD制御部57は、第1〜第4のデータバッファ53a〜53dの各供給電源のON・OFFを制御し、各ハードディスク(HD)を回転駆動する各モータの回転を制御する。格納先選択部60は、第1〜第4のデータバッファ53a〜53dにおける画像データの格納の空き状態や空き容量等を考慮することで受信した網点画像データの格納先を選択する。
次に、図1〜図5の画像記録装置1の第1及び第2の動作についてそれぞれ図6,図7の各フローチャートを参照して説明する。
〈第1の動作〉
図1〜図5の画像記録装置1の第1の動作について図6を参照して説明する。まず、図5の装置電源スイッチ(SW)59をオンにすることで(S01)、画像記録装置1を作動させると、HDD制御部57が第1〜第4のデータバッファ(HDD)53a〜53dをそれぞれ回転起動させる(S02)。
次に、図1のホスト装置100から、例えばYの網点画像データについて画像データI/F部52で受信を開始すると(S03)、その網点画像データを格納するデータバッファ(例えば、データバッファ53a)を格納先選択部60で選択し(S04)、HDD制御部57が、選択されずに格納に関与しないデータバッファ53b〜53dを回転停止する(S05)。そして、Yの網点画像データをデータバッファ53aに記憶し格納する(S06)。
次に、上述のようにデータバッファ53aに格納した網点画像データが最後の網点画像データか否かを判断し(S07)、未受信の網点画像データがあり(この段階では、MCKの各網点画像データを受信していない)、最後の網点画像データでない場合、Yの網点画像データを格納したデータバッファ53aを回転停止する(S08)。
次に、次の例えばMの網点画像データついて受信を開始すると(S09)、格納先選択部60で選択された別の例えばデータバッファ53bを回転起動する(S10)。そして、上記ステップS06に戻り、Mの網点画像データをデータバッファ53bに記憶し格納する。
上述のようにしてステップS06〜S10を繰り返すことで、YMCKの各網点画像データを各データバッファ53a〜53dにそれぞれ記憶し、各網点画像データの格納が完了すると、上記ステップS07で例えばKの網点画像データが最後の網点画像データと判断される。
次に、上記YMCKの網点画像データについて直ちに画像記録を行う場合(S11)、上記格納したデータバッファのHDを停止せずに回転継続し(S12)、また、直ちに画像記録を行わずに所定の期間をおく場合(S11)、上記格納したデータバッファのHDを回転停止する(S13)。
上述の画像記録を直ちに行うとき、装填部12または12’に装填されたカートリッジ13から感材Sを給送部14を通してドラム10に搬送し、感材Sをドラム10の外周面に真空吸引し保持させる。そして、各データバッファ53a〜53dから順次に各網点画像データを出力させ(S14)、これらの画像データに基づいて光学ユニット16上の各LEDユニット320〜322からの光ビームでドラム10上の感材に対し露光を行う(S15)。
次に、上記露光済みの感材をドラム10から剥離部材15で剥離し、ガイド部材18を通して搬送し、搬送ローラ対32により出口19から接続部19aを通して現像ユニット21に搬送し、現像部23,定着部24,安定部25、乾燥部26で現像処理及び乾燥を順々に行ってから(S16)、現像された感材を排出部27を通して外部へ排出し集積部28へ出力する(S17)。
上述のように、画像記録装置1の第1の動作によれば、装置電源を投入し、複数のデータバッファ53a〜53dを回転起動してから、ホスト装置100から網点画像データの受信を開始すると、その網点画像データの格納に関与しない他のデータバッファ53b〜53dを回転停止するので、網点画像データの格納を行わないデータバッファ53b〜53dにおいて各ハードディスク(HD)を回転駆動する各モータを回転停止できるので、それらの待機電力を低減できる。
〈第2の動作〉
次に、画像記録装置1の第2の動作について図7を参照して説明する。第2の動作は、図7の第1の動作のステップS01,S03,S06〜S17と同じステップを実行し、第1の動作と基本的には同じであるが、画像記録装置1の装置電源SW59をONにしても(S01)、各データバッファ53a〜53dが回転起動せず、ホスト装置100から網点画像データの受信を開始すると、格納に関与する所定のデータバッファを回転起動させるように制御するものである。
即ち、図1のホスト装置100から画像データI/F部52で例えばYの網点画像データの受信を開始すると(S03)、その網点画像データを格納するデータバッファ(例えば、データバッファ53a)を格納先選択部60で選択し(S20)、HDD制御部57の制御によりデータバッファ53aを回転起動する(S21)。以下、図6と同様のステップS06乃至S17を実行する。
上述のように、画像記録装置1の第2の動作によれば、装置電源を投入しても、各データバッファ53a〜53dが回転起動しないが、ホスト装置100から網点画像データの受信を開始すると、その網点画像データの格納に関与するデータバッファ53aだけを回転起動し、関与しない他のデータバッファ53b〜53dは回転停止したままである。従って、網点画像データの格納を行わないデータバッファ53b〜53dにおいて各ハードディスク(HD)を回転駆動する各モータを回転停止できるので、それらの待機電力を低減できる。
上述の第1及び第2の動作において、図6,図7のステップS08やS13のように、網点画像データの格納を完了したデータバッファを回転停止するので、待機電力を更に低減できる。
また、データバッファに最後の網点画像データを格納し、それらの網点画像データの画像記録を即時に開始する場合、ステップS12のようにデータバッファを回転停止せずに回転継続することにより、データバッファからの出力を短時間で行うことができ、画像記録の生産性の向上に寄与できる。
以上のように、図6,図7の第1及び第2の動作によれば、画像記録の生産性を低下させること無くより効率的な待機電力抑制が可能となり、省エネルギに寄与できる。
なお、図5のHDD制御部57は、図6,図7のステップS05,S08,S13における各データバッファ(HDD)の回転停止制御に加えて各データバッファ(HDD)の各供給電源をOFFするように制御してもよく、更に待機電力を低減できる。
また、図6,図7では、各データバッファ53a〜53dにおいてYMCKの各網点画像データの格納が全て完了してから、順次に各網点画像データを出力するように制御したが、例えば、Y→M→C→Kの順序で各網点画像データを受信する場合、YMやYMCの各網点画像データの格納が完了した段階で、画像記録を直ちに行う場合、それらの網点画像データを各データバッファから出力し露光を行うとともに、その露光動作の間に未受信・未格納のCKやKの画像データを受信し格納するようにしてもよい。これにより、YMCKの各網点画像データの受信、データバッファでの格納・出力、露光のサイクル時間を短縮することができ、装置のプリント生産性の向上に寄与できる。
以上のように本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、図1のホスト装置100に入力する画像データは、各種のフォーマットの画像データであってよく、例えば、ベクトル系としては、PS(PostScript)データ以外に、PDF、EPS等であってもよく、また、ラスター系としてはTIFF,TIFF/IT、その他専用フォーマット等であってよく、更に、2値データとしては、TIFFbitmap、その他専用フォーマット等であってもよい。更に、図1の破線の矢印のようにRIP2Aでラスター・イメージ変換処理されたデータを入力するようにしてもよい。
また、ホスト装置100で複数に色分解される網点画像データは、YMCKに限られず、例えば、YMCであってもよい。また、ディスク型記憶装置として第1〜第4のデータバッファ53a〜53dを設けたが、データバッファの数は増減してもよい。
本実施の形態のカラープルーフ作成可能な画像記録装置を含む印刷システムの構成例を概略的に示す図である。 本実施の形態による図1の画像記録装置全体の外観を示す斜視図である。 図1,図2の画像記録装置の内部を正面側から見た図である。 図2の画像記録装置のドラム及び光学ユニットを上部から見た要部平面図である。 図1〜図4の画像記録装置1の露光ユニット11における画像データの流れ及び画像記録装置1の制御系のブロック図である。 図1〜図5の画像記録装置1の第1の動作を説明するためのフローチャートである。 図1〜図5の画像記録装置1の第2の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 画像記録装置
11 露光ユニット
21 現像ユニット
50 制御部
52 画像データI/F
53a〜53d 複数のデータバッファ(ディスク型記憶装置)
57 HDD制御部
60 格納先選択部
100 ホスト装置
101 画像記録システム
S 感材、感光紙、シート状銀塩感光材料(記録材料)

Claims (10)

  1. ホスト装置から色分解された複数の画像データを順次受信し、それらの色分解画像データに基いてカラー画像を記録する画像記録方法であって、
    回転可能なディスク状媒体に画像データを格納可能な複数のディスク型記憶装置を回転起動するステップと、
    前記ホスト装置から色分解画像データの受信を開始するステップと、
    前記受信に係わる色分解画像データの格納に関与しないディスク型記憶装置を回転停止するステップと、
    前記受信に係わる色分解画像データを前記ディスク型記憶装置に格納するステップと、を含むことを特徴とする画像記録方法。
  2. ホスト装置から色分解された複数の画像データを順次受信し、前記色分解画像データに基いてカラー画像を記録する画像記録方法であって、
    前記ホスト装置から色分解画像データの受信を開始するステップと、
    回転可能なディスク状媒体に画像データを格納可能な複数のディスク型記憶装置の内の前記受信に係わる色分解画像データを格納するディスク型記憶装置を回転起動するステップと、
    前記受信に係わる色分解画像データを前記ディスク型記憶装置に格納するステップと、を含むことを特徴とする画像記録方法。
  3. 前記色分解画像データの格納を完了したディスク型記憶装置を回転停止する請求項1または2に記載の画像記録方法。
  4. 前記格納が完了した色分解画像データが前記複数の色分解画像データの内の最後の色分解画像データでありかつ前記色分解画像データの画像記録を即時に開始する場合、前記ディスク型記憶装置を回転停止しない請求項1,2または3に記載の画像記録方法。
  5. 前記格納が完了した色分解画像データが前記複数の色分解画像データの内の最後の色分解画像データでない場合、次の色分解画像データの受信を開始すると、その色分解画像データの格納に関与するディスク型記憶装置を回転起動する請求項1,2または3に記載の画像記録方法。
  6. ホスト装置から色分解された複数の画像データを順次受信し、前記色分解画像データに基いてカラー画像を記録する画像記録装置であって、
    回転可能なディスク状媒体に少なくとも1ページ分の画像データをそれぞれ格納可能な複数のディスク型記憶装置と、前記複数のディスク型記憶装置をそれぞれ独立に制御する記憶装置制御手段と、前記色分解画像データを前記複数のディスク型記憶装置に分配する格納先選択手段と、を具備し、
    前記記憶装置制御手段は、前記色分解画像データの受信または前記受信を完了した色分解画像データの記録を実行していない場合、前記複数のディスク型記憶装置の内で所定の色分解画像データを格納するディスク型記憶装置以外のディスク型記憶装置を回転停止するように制御することを特徴とする画像記録装置。
  7. 前記記憶装置制御手段は、前記ホスト装置から色分解画像データの受信を開始すると、1色分の色分解画像データの格納に供する前記ディスク型記憶装置を回転起動するように制御する請求項6に記載の画像記録装置。
  8. 前記記憶装置制御手段は、前記色分解画像データの格納を完了したディスク型記憶装置の回転を停止するように制御する請求項6または7に記載の画像記録装置。
  9. 前記記憶装置制御手段は、前記色分解画像データの格納を完了したディスク型記憶装置の回転を停止するように制御し、最後の前記色分解画像データの格納を完了し、かつ、前記色分解画像データの画像記録を即時に開始する場合は、前記ディスク型記憶装置の回転駆動を停止しないように制御する請求項6または7に記載の画像記録装置。
  10. 前記記憶装置制御手段は、前記ディスク型記憶装置の回転を停止するとともに供給電源を遮断するように制御する請求項6乃至9のいずれか1項に記載の画像記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009006570A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Murata Mach Ltd 印刷装置

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