JP2007105818A - シリンダライナの内部機械加工を行う方法及び装置 - Google Patents

シリンダライナの内部機械加工を行う方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シリンダライナの内面にウェーブカットパターンを容易に形成する方法及び装置を提供する。
【解決手段】ライナ(1)の長手方向に沿って回転運動する内部燃焼エンジン(E)内でシリンダライナ(1)の内部を機械加工する方法において、ライナ(1)の一側開放端(1A)に取り外し可能な状態で連結された研磨/フライス器具(40)と、機械加工する間、研磨/フライス器具(40)をコントロールする駆動部(30)とを備えた装置(10)を使用する。
【選択図】図1

Description

技術範囲
本発明は、燃焼エンジン内におけるシリンダライナの内部にウェーブカットパターンを設ける方法及び装置に関する。
特に船舶を駆動するとともに、船舶内における電気及び/又は熱を作り出したり、備え付けの発電所に使用されたりする、オット及びディーゼルエンジンや、特に大きなエンジンである内部燃焼エンジンは、シリンダライナとピストン/ピストンリングとの間を剥離するために使用される間、使い古されていく。ある場合には、新しいエンジンや修復されたエンジンを起動したり、慣らし運転したりする間に、たいていの摩耗が起こる。
起動時や慣らし運転時と、操作時の両方における摩耗を減らすために、波形状のような、時には螺旋形状のようなパターン、いわゆるウェーブカットパターンが、シリンダライナの内部表面に設けられる。このウェーブカットパターンは、シリンダライナを慣習的に砥石で研ぐ間に設けられるネット/クロスパターンと比べてシリンダライナの内部をよりなめらかに維持することができる。シリンダライナは、エンジンの内部に取り付けるためのものであり、ウェーブカットパターンは、最初に、好ましくは回転させてシリンダライナの内部を機械加工し、深さよりも大きな幅を有するとともに、シリンダライナに沿った断面に見られる、尖った“波頂点/頂上”を有する波状やネジ状のパターンを設けることによって形成される。シリンダライナの内部は、次に、突起/頂点を“平らにする/平面にする”ために研磨処理される。研磨処理によって均一で平らな表面を得ることができ、この表面は、これらの表面とライナ内部を移動するピストンのピストンリングとの間に隣接する“波の谷”の間にある。
従来技術の例としては、“クリス−マリーンが出願した、最適解決:2−ストロークディーゼルエンジンのためのマシンセレクションガイド”によって発行されたパンフレットであり、このパンフレットには、例えば付加的な研磨によって工場研磨の後のネット/クロスパターンを再形成するだけでなく、例えば、入口及び排出バルブと、燃料バルブと、それらに結合するバルブシートとの間の異なる摩耗密封表面に対する密封交差を再形成したり、回転点におけるピストンによる摩耗エッジと表面の擦り傷を取り除いたりすることによって、燃焼エンジンを維持するために使用される異なるタイプの研磨装置が図示されている。
シリンダライナの摩耗は、ライナ内の構造的な変化(融着耗)が大きな原因となっており、いくつかのケースでは、摩耗の範囲と期間による所定の操作時間が経過すると、ウェーブカットパターンが完全に消えてしまう。シリンダライナの摩耗は均一ではなく、すなわち、例えばどの程度の摩耗が融着耗によるものであるかということによって、ライナ内部に沿って、その範囲や深さが変わる。
既知の技術を用いてライナを処理する、すなわち均一でない構造の変化/摩耗をゆるやかにし、及び/又はウェーブパターンを再形成するためには、ライナはメンテナンスの際、エンジンから取り外され、備え付けられた切断機械内でライナが機械加工される機械加工作業場に移動させられ、ライナ表面の大部分の材料を取り除くことによって、少なくともわずかにウェーブパターンを再形成し、及び/又は摩耗をゆるやかにし、その後、作業場から元の位置に移動させられ、エンジンに取り付けられる。この手順は、一又は数日から数週間までかかり、長い休止時間の原因となり、高いコストがかかってしまう。
本発明の主な目的は、上記の欠点を取り除くか、少なくとも緩和する新しい技術を提供することである。
ある特定の目的は、要求される仕事効率だけでなく、起動時間や機械加工時間を減らすことである。
これらの目的は、添付した独立項や、従属項で特定される好ましい実施の形態によって定義される本発明による方法や、装置によって達成される。
本発明によるシリンダライナを元の位置で機械加工するために使用する装置や方法は、後述する有利な点を必要とする。装置はコンパクトで、高さが低く、持ち運びでき、使用しやすく、自分でセンタリングするようになっている。さらに、エンジン成分をモータプラントから移動させたり、モータプラントへ移動させたりする必要がなくなり、機械加工を起動する時間を減らし、元の位置における機械加工、すなわち本発明による研磨/フライスは、数時間すなわち短い時間で実行され、ダメージを受けた材料及び/又は構造変化を受けた材料を半径方向に約0.1−0.2mm切断することによって取り除くことができる。装置は、エンジン内のシリンダライナを分解し再組み立てする必要がない。操作者は、本発明による装置を使用する前に簡単な導入/トレーニングをするだけでよく、また本発明による装置は、好ましくはエンジン内に取り付けられたライナを有するシリンダライナを機械加工し、しかし必要ならば、エンジンの外方に設けられたライナ、すなわちエンジンから取り外され/取り除かれたライナを機械加工することもできる。
本発明による装置は、異なる大きさのライナを機械加工するのに使用することもできる。
好ましい実施の形態によると、本発明による装置は、内部ウェーブカットパターンを設けるためにシリンダライナを機械加工するために配置された研磨/フライス器具と、ライナの一側開放端からライナの長手方向に研磨/フライス器具を移動させ、ライナの中心軸の周りで研磨/フライス器具を回転させる手段とを備え、研磨/フライス器具は、ライナ内のウェーブカットパターンを研磨/フライスするための独立した、回転可能な手段を有している。
さらに、軸シャフトは、突き合わせて結合して端部同士で相互に連結することによって次の軸シャフトと連結するため、折り畳んだり延長したりすることができ、装置の高さをケース毎に調整することができる。
本発明は、添付された図面を参照として、より詳細に記載される。
図1乃至図11は、本発明による研磨又はフライス装置10を形成する機械加工装置を示し、研磨又はフライス装置10は、船を駆動する及び/又は船内の熱及び/又は電気を生成する又は備え付けの発電所内の熱及び/又は電気を生成する内部燃焼エンジンE内で、シリンダライナ1の上部開口端1Aに連結している。研磨装置10は、大きなピストン直径を有する2ストロークディーゼルエンジン内で使用されることが好ましいが、小さな中型エンジンや、4ストロークディーゼルエンジン及びオットーエンジンで使用しても良い。
図1及び図10において、明確にするために取り除かれたシリンダライナ1の一部分と一緒に、研磨装置10が示されている。研磨装置10は、部分的に示されたライナ1上に、軸方向に対称で、円形のジグ20によって配置されており、ジグ20の下端は、平板ガイド表面21を介してライナ上の機械加工ガイド表面2に連結し、ライナの研磨/フライス前と研磨/フライス中に研磨装置10をライナの中心に配置する。このジグは図6に別途示されている。本実施の形態において、研磨装置10はジグ20と連結された装置の重荷によって所定の位置に保持されているが、研磨装置10はチャック装置型又はクランプ装置型や、例えば凹部等に係合する突出部のような係合型等によって、クランプされたり、ロックされたりすることもできる。
図1及び図2に示される研磨装置10の実施の形態としては、駆動部がエンジンEのライナ1内に配置していることが好ましいが、別の実施の形態としては、ライナの外方に配置されていても良い。駆動部30は、ライナの内部に隣接する駆動輪38を有する支持駆動アーム70の外方端70Aに取り付けられている。図2にジグ20なしで示されている研磨装置10は、結合部Rによって駆動アームの外方端70Aに連結し駆動輪38を回転させる駆動部30と、研磨ヘッド41を形成する研磨又はフライス器具によってライナ1を機械加工するための研磨アームに取り付けられ、シリンダの長手方向に延在するシャフト50を介して駆動部30に回転自在に連結される部分40とを有している。シャフト50は、ユニット状に延長可能なネジ軸シャフト50である。図8に示すように、駆動部30は、ライナを機械加工して、ライナ1の内部に、波の谷G及び/又はその間の基盤でない平面表面S又は平面基盤表面Sを有するウェーブカットパターンPを形成する間、研磨部40と軸シャフト50を回転させる。本発明による機械加工は、ライナ1がエンジンE内に配置された際に行われることが好ましいが、ライナがエンジンから取り外された状態で行われてもよい。さらに、他の部位がライナの外方に配置される際、駆動部30の所定の部位がライナ1の内部に配置されてもよい。
図1−図2及び図10に示される研磨部40は、軸シャフト50によって支持され、少なくとも二つの支持アーム、好ましくは研磨アーム60、駆動アーム70及び支持アーム80の3つの支持アームを有しており、3つの支持アームの各々は、端部60B,70B,80Bにおいて、軸シャフト50の下端部50Aに連結し、軸シャフトの下端部50Aから略垂直に延在し、すなわち、そこから互いにライナ1の縦軸/中心軸Cに半径方向に突出し、ライナ1に向かって突出する自由端60A、70A、80Aを有している。
図2は、互いに約120°の角度でオフセットしている3つのアーム60,70,80を示している。駆動アームは、機械加工している間、軸シャフト50によってライナの中心軸Cの周りを駆動部30によって回転する。より多くの支持アームを使用することは可能であるが、この場合には、アーム間の雄セット角度は異なる必要がある。
図1乃至図5に示す研磨部40は、研磨アーム60の自由端60Aに取り付けられた研磨ヘッド41を有している。空圧モータ43によって回転し、機械加工をしている間ライナ1に接する研磨輪42を形成する部分的に示された研磨手段42を有している。二つのアーム70,80は研磨アーム60に対する橋台/金敷として機能し、このため研磨輪42は機械加工をしている間、ライナに接触し続けることができる。研磨アーム60上の研磨ヘッド41は、研磨輪42の両側方に配置された案内輪90を有している。支持アーム80は、一つの案内輪90を有し、駆動アーム70は、駆動機能と支持機能の両方を有し、機械加工をしている間、ライナに接触する駆動輪38を有している。その外方端70Aにおいて、駆動アーム70は、ライナ方向を向いたフォーク形状端73を有するピストン72に設けた圧縮空気シリンダ71を有している。圧縮空気シリンダ71は、ウェーブカットパターンPを機械加工する前や機械加工している間に、ピストン72によって圧力を供給して研磨部40を中心に配置し、かつ適当な力でライナの内部に駆動輪38を接触させる二つの機能を有している。
図2に示される研磨部40は、図1及び図10に示すように、研磨中、不動の、つまり固定されたジグ20上方に配置された定着/固定供給ナット31(図1参照)によってコントロールされて垂直方向に移動し、軸シャフト50はナットを通過して延在している。
図11に示される供給ナット31は、軸シャフト50を回転させると同時に垂直方向に移動させるよう、軸シャフトが通り抜けて係合するネジ通過穴を有するシリンダとなっている。本実施の形態において、供給ナット31は、ナットが回転しないようにジグ20の上側面上に固定ネジによって取り外し可能な状態で取り付けられている。供給ナット31は、取り付けられている間、軸シャフト50にネジ止めされており、固定ネジによって固定されている。
図2は、軸アーム74の配置を示しており、軸アーム74は、駆動アームの外方端70Aの結合部R周りを回転し、このため、中心シリンダ71は、軸シャフト50を回転させる軸結合部R周りのモーメントによる適度な力によって、駆動輪38をライナ1に接触させ、駆動輪38のない研磨部40と駆動部30をライナ1上でスリップさせることができる。駆動輪の接触は、中心シリンダのフォーク端73をライナ1へ押したり、ライナ1から離したりすることによって達成される。フォーク端がライナ方向へ押されると、軸駆動輪アーム74は、時計周りに回転し、駆動輪38をライナ1から離すよう移動させ、フォーク端がライナから引き離されると、軸駆動輪アーム74は、反時計回りに回転し、駆動輪をライナ1方向へ移動させ、駆動輪をライナ1に接触させる。駆動輪38は、ライナ1の内部を十分に“把持する”接触面を有している。
ライナ1の内部を機械加工している間、軸シャフト50と研磨部40とが、駆動部30の回転速度と、軸シャフト50と供給ナット31の対応するネジのピッチとに比例して、研磨部40に対して螺旋状の動きで、ライナの中心軸Cの周りを回転しながら、ライナ1の縦軸Cを下方に移動し、そのことにより、本実施の形態の螺旋形状のウェーブカットパターンを供給することが、図11に示される固定供給ナット31によりわかる。駆動部30は、モータ32によって研磨部40を回転させ、モータ32は、図1−図2に部分的に示される付随手段33,44,45,46と、図1及び図10のジグ20上に配置され、電気、圧縮空気及び研磨装置10を操作しコントロールするのに必要な装置を連結するコントロール部/コントロール盤34とによって、駆動輪38を回転させる。本実施の形態において、モータ32,43は、例えば水や油を使用する液圧式の液体駆動か、圧縮空気駆動であるが、電気的に駆動されるものでもよい。
図11に示すように、調整停止手段35も、供給ナット31上の軸シャフト50に取り付けられたスリーブ/シリンダ又はリングを形成している。停止リング35は、軸シャフト50と共に移動し、研磨部40が機械加工操作を完成すると、すなわち、ライナの縦軸Cを下方に十分移動し、停止リング35がセンサ36とは反対の最下位置に達すると、センサがコントロール部34に信号を送り、このことにより空気供給部39が閉じて機械加工処置を終了させて、ジグ20の頂点に立った状態で組み込まれたセンサ36を駆動させることにより、下方への動きを停止する。これらの停止手段は図11に明確に示されている。
図2は研磨部40と駆動部30を詳細に示している。従来からあるタイプであるため、モータ32,43と、センサ36等をコントロールし、モニタリングする図1及び図10に示されるコントロール部34のハードウェアとソフトウェアは、詳細な説明しない。
図3−図5は、ジグ20,軸シャフト50,研磨アーム60,駆動及び支持アーム70,80並びに駆動部のない研磨部40を示している。研磨輪42は、ライナ1の長手方向に延在し、圧縮空気を供給することにより別途駆動されるモータ43によって回転させられるモータ軸に、中心で取り付けられている。空気は、螺旋状に軸シャフト50の周りに巻き付けられた空気ホース44を通して供給され、空気ホース44は、その上端(図示せず)において、当業者の知っている密封方法で静止成分から、例えばコンプレッサなどの圧縮空気供給源(図示せず)に連結された手段39に接続された回転成分に空気を送る図1及び図10に示された回り継手に連結され、下端部において、駆動部32のための手段33と、手動で操作できるバルブ46とに設けられ、研磨輪42を駆動する駆動モータ43の上端部の空気入口に下端部で繋がったホース又はチューブに連結されている(図1及び図10参照)。研磨輪は適度な速度で独立して回転され、研磨が、例えば切断、抵抗及び表面平滑性に関して、期待された要求に合致する。
図3−図5は、研磨ヘッド41、研磨輪42、研磨前に各々研磨深さとスタート位置をセットする二つの部分100,110、ライナ1の縦軸Cに略平行な中心軸を有する同軸輪である案内輪90とを示している。研磨部40は、研磨深さを微調整する部分100と、研磨前のスタート位置を手動で大雑把に調整する部分110とを有している。研磨部40は、図3−図5によって異なる角度から示されている。
図3−図5は、分割可能なモータ支持部内に取り付けられるとともに、研磨ヘッド41の上端に取り外し可能なように取り付けられた研磨モータ43を有する研磨ヘッド41を示している。空気で駆動される研磨モータ43からの騒音を抑えるために、サイレンサ47がモータ支持部を介して研磨モータに連結されている。更に、研磨ヘッド41は、研磨ヘッドの上端部のホルダ部120上に冷却剤供給部48を設けている。冷却剤は連続的に供給することができ、研磨粉が循環して回転することを防ぐために研磨ダストを洗い流すことと、より強力に研磨/切断できるようにより冷却することの両方の目的を達成するよう機能する。
図3−図4は、研磨輪42の両側方における、研磨深さセッティング部100と開始位置セッティング部110を示している。図3の右側の開始位置セッティング部110は、図5でより詳細に示されており、回転するとともに、ライナ1の内側に面するよう取り付けられた案内輪90が設けられた第一端部を有する可動部111と、ホルダ部120の下側に固定手段によって取り付けられた固定部112と、クイックロック113と、調整ネジ114とを有している。調整ネジ114は、回転するよう内蔵され、固定粗調整部112の長手方向に固定されており、可動粗調整部111に係合するようライナの内側に向かって半径方向にそこから突出している。クイックロック113は、ホルダ部120の上端部に配置され、手動で十分堅く締められ、粗調整部111に調整可能/柔軟に係合するために、ホルダ部を通って垂直に延在するトルクアームを有している。研磨部40がライナ1内まで降ろされる前に、クイックロック113を完全に締めないで研磨前の開始位置の粗調整が行われ、研磨部が降ろされると、開始位置セッティング部の可動部111が、ライナ1の内側に接触するよう外方へ移動し、次にライナの方向の調整ネジ114を締め/回して、研磨輪が適度な力でライナの内側に隣接し、最終的に、可動調整部111を固定するためにクイックロックを締める。
図3は、研磨深さセッティング部100と開始位置セッティング部110の斜視図である。研磨深さを微調整する調整部100は、案内輪90を有するライナ1方向を向いた第一端部と、電気モータ102を有する調整装置に柔軟/調整可能に係合するために、ライナ1から遠ざかる第二端部とを有するアーム101を有している。アーム101は結合部Gを介してホルダ部120に回転するよう取り付けられている。軸アーム101の第二端部は、モータホルダ103に取り付けられた電気モータ102のモータ軸と、目盛り付き供給指示輪104とに柔軟/調整可能に係合している。図5は、研磨部40の下方端において、研磨アームの外方端60Aに取り外し可能で、回転するよう研磨ヘッド41を取り付けるための軸130を示している。取り付けた後、ライナ1を研磨している間、可能な限り研磨ヘッド41の動き/働きを減らすため、軸130は支持される。
図3に示された軸アーム101は、軸アームの第二端部が研磨輪42から離れたり、代わりに研磨輪42に近づいたりするよう、電気モータ102によって回転させられ、軸アームの第一端部は、軸アームの第二端部の動きに従うが、研磨輪42に相対的に逆の方向に動く。電気モータ102が時計回りに回転すると、指示輪104はそれと一緒に動き、軸アームの第二端部は、研磨輪に向かって内側に移動し、ライナ1に最も近い軸アームの第一端部は研磨輪から離れて外方へ移動し、研磨深さは浅くなる。電気モータ102が反時計回りに回転すると、代わりに研磨深さは深くなる。
図3−図4に示された電気モータ102は、ラジオコントロール、好ましくは干渉ラジオ周波数を除去するか、少なくとも最小にするワイヤコントロールによって操作される研磨深さをセッティングするための電気モータ102によって達成される細かな供給は、固定された工程、又は固定されたコントロールパネル34及び/又は携帯部(図示せず)上でボタンを押すか又は輪を回転させることにより得られる連続的な供給によって実行される。
図3−図4において、研磨輪42の左方と右方に設けられた保護カバー121は、研磨中に粒子/研磨材料が侵入することを防ぐ。所定の長さのクリーニングブラシが、支持アームの外方端80Aに取り付けられており、図1−図2に示されている。クリーニングブラシは、ライナ1の内部を研磨輪42によって研磨された表面を、ブラシの長さに対応した幅を有する研磨輪とだいたい同じ高さに磨く/擦るように作動し、機械加工している間の駆動輪38と案内輪90の汚れを最小にする。
図1−図2,図7及び図10に示される本発明の軸シャフト50は、複数のネジが切られた板と、向き合って連結される手段、すなわち、図1における停止リング35のちょうど上の上端部50Bに設けられ、軸シャフト50の縦軸に延在するキー又は突起部52を形成するキージョイントによって、取り外し可能な状態で連結された下方板を形成し、軸シャフト50は、上方板50の下方端50Aに設けられたキー溝51にはめ込まれている。上方板50は別々に図7に示されており、図1に示す下方板と上方板50との相違点は、図7に示すように、下方板が、上端部50Bだけで上方板にはめ込まれるキージョイントを形成する取り外し可能な係合手段によって設けられているのに対して、上方板は、2つの取り外し可能な係合手段、すなわち上端部50Aにおけるキージョイントと、下端部50Bにおけるキージョイントとを有しているという点だけである。図2には下方板50だけが示されている。
図7に示すように、軸シャフト50の設計は、端部がこのような方法で形成された板50が、別の同型の板の端部と、端部で連結するができるようになっている。本実施の形態において、板50は、互いの端部50A,50Bで、軸シャフトの大きさ/重さによって決まる適当な型/大きさのネジ結合によって固定されている。
図7は、上方板50を示しており、上方板50は、板50のユニットとなる延長板としても使用され、それらは、分解できるとともに、ウェーブカットパターンPが研磨されるライナ1内での距離や、研磨されるライナの距離に従って長くなったり、短くなったりすることができる。このため、1つ以上の板50を使用することができ、研磨装置を使用しないときは、全体ジグ20,駆動部30及び研磨部40をたった一つのネジ板に集めて、容易に収納及び/又は運搬することができ、機械加工ライナ1として使用するときには、1つ以上のネジ板50が、既に取り付けられている下方板50の端部と、端部で容易かつ迅速に連結されるため、その高さや重さを減らすことができ、研磨装置10をコンパクトな移動式にすることができる。
研磨装置10が、例えば備え付けの複合火力発電や、暖房設備等の設備でより永続的に収納されて使用されるならば、別の実施の形態として、研磨装置10内において、全ての研磨工程を実施することのできる長さを有するたった1つの長くて一体となった軸シャフト50を有するものを用いることができる。しかしながら、研磨装置をモータプラント内だけでなく、モータプラント内に入れたり、出したりするとき、分割でき延長できる型の軸シャフト50が好ましい。
エンジンの外方に配置されてもよいが、好ましくもライナがエンジンE内に設けられているとき、内部のウェーブカットパターンPを提供するために、ライナ1の内部を研磨する前、研磨中、研磨後に、研磨装置10を操作することについて、図1−図2と図10−図11を参照として、後述する。
本実施の形態において、ライナ1の内部の摩耗した表面層を取り除く、及び/又はウェーブカットパターンPを提供するライナ1の研磨は、研磨装置10内の研磨部40を軸シャフト50のネジ切られたピッチ毎に一回転するよう回転させることによって達成され、それと同時に、研磨モータ43によって研磨輪42を中心軸周りで回転させ、ライナの内部を研磨する。図8は研磨後のウェーブカットパターンの大きさではない拡大された部分図であり、ウェーブカットパターンPや基盤表面S内の溝Gを図示している。
研磨装置10と本発明による装置の使用方法は、ウェーブカット研磨に広く適用して使用できるが、水平研磨、表面除去及びピストンリング回転ポイントの摩耗エッジを除去すること又は少なくとも回転ポイントの摩耗エッジをなだらかにすることにも適用して使用することができる。
ライナ1を機械加工する前と機械加工する間、本発明によって後述する工程が実行される。
意図した機械加工操作に適するよう形成された研磨輪42とともに取り付けられた研磨装置10は、ジグ20に取り付けられたアイボルト22を持ち上げ、ガイド表面21を異なるデザインと大きさを有するライナ上のライナガイド表面2に合わせることにより、ライナ上の適所に持ち上げられる。適所に持ち上げられる前に、必要ならばジグの最下位置より上方に配置されるまで研磨ヘッド40を半時計回り/時計回りに回転させて、研磨ヘッド40全体が、ジグの最下位置より上方にあり、かつモータバルブが閉じていることを確実にするためにチェックする。
次に、空気、電気及び冷水供給部が連結手段33,34,39を介して研磨装置10に連結される。
ウェーブカットパターンPの研磨を開始しようとする高さにおける研磨輪42の位置まで、研磨装置10は下げられ、つまり手動で回転される。
研磨深さ微調整部100が、スタート位置にあり、作動範囲の中心にあることを確実にするためにチェックする。
研磨モータバルブ46は閉じられている。コントロール部34のバルブを開けることにより空気が供給され、駆動輪38は空気シリンダ71によってライナ壁に押しつけられる。
必要ならば、スタート位置調整部110を保持するクイックロック113がわずかに緩められ、研磨スタート位置が手動でセッティングされ、研磨輪42がほぼライナ壁に接触し、案内輪90はライナに隣接する。その後、クイックロック113は締められる。
研磨深さ微調整部100は、研磨輪42がライナに接触することなく自由に回転するまで、電気モータコントロール102によって操作される。
冷却水ノズルは正確な位置まで調整される。
冷却ブラシ140がライナ1に確実に接触するようチェックする。
研磨装置10内の空気は、コントロール部34のバルブによって開放され、空気シリンダ71によってライナ壁から駆動輪38を引っ込める。
所望の最終研磨深さに達するのに必要なネジ板50の数だけ取り付けられる。
ストップリング35は、軸シャフト50上であって、供給ナット31に隣接するセンサ36からライナの総合研磨距離と同じ距離だけ離れた位置に取り付けられている。
冷水供給部の電源が切られる。
ライナが損傷していない場合には、下記の内容が実行される。コントロール部34のバルブによって駆動部モータ32が始動し、空気バルブ46を開けることによって研磨モータ43が始動する。基盤溝Gの幅がエンジニアデザイナからの仕様書による要求にあうように、溝深さがセットされる。損傷していないライナを研磨し、材料が取り除かれた損傷したライナのピーク/エッジを平らにしている間、基盤溝Gと基盤表面Sとの間の正しい割合を確実に維持するためチェックする。
駆動部30と研磨モータ43は、ライナの機械加工が完成するとセンサ36によって自動的に止まる。
ライナ1の機械加工が完成すると、研磨装置10は後述のようにリセットされる。
ジグ20の供給ナット31を保持するネジ37が、ジグから緩められる。
供給ナット31とストップリング35とを有する軸シャフト50は、スタート地点まで持ち上げられる。
供給ナット31は、軸シャフト50上をジグ20まで手動で回転され下げられる。
供給ナット31は、ネジ止めすることによってジグ20上に再び固定される。
研磨装置10全体が次のライナ1まで持ち上げて運ばれ、上述した手順が繰り返される。
図8は最終的なライナ1を示している。
本発明による研磨装置10は、軸シャフト50を、例えば供給ナット31の代わりにライナの内部/外部に配置されたギア輪に係合するギアラックに取り替えることによって、ライナ1の内周の同じ平面における別の溝Gを研磨することもできる。独立した最初の水平な溝が研磨された後、ギア輪は最初にギアラックを下方に移動させ、期待された研磨長さが得られるまで、独立した次の溝毎に別途段階的にこれを繰り返す。
図9は、断面図A,B及びCにおいて、同時に溝を研磨し、突起を平らにするための異なる研磨表面型を有する研磨輪42を示しており、例えば、図Aにおいて、少なくとも表面の一部又は全表面が丸く、例えば上方に湾曲しており、図Bにおいて、少なくとも部分的に平らな又は全体的に平らな表面になっており、図Cにおいて、少なくとも部分的に丸く、例えば上方に湾曲した表面が、少なくとも部分的に平らな表面に結合している。研磨輪42は、立方窒化ホウ素によってコーティングすることができるが、例えば産業ダイヤモンドのような他の耐摩耗性の材料によってコーティングすることもでき、凸状又は丸い表面の代わりに、例えば少なくとも部分的に尖った表面といった、別の溝形状を提供することもできる。
燃焼エンジン内のシリンダに取り付けられた本発明の第1の実施の形態による研磨/フライス装置の斜視図。 図1によるシリンダライナを機械加工する間回転する回転可能な研磨/フライス部を有する研磨/フライス装置の詳細な斜視図。 図1及び図2における研磨/フライス装置における研磨/フライスヘッドの異なる角度からの図。 図1及び図2における研磨/フライス装置における研磨/フライスヘッドの異なる角度からの図。 図1及び図2における研磨/フライス装置における研磨/フライスヘッドの異なる角度からの図。 研磨/フライス装置をシリンダに連結し、それを中心に配置するために適用される部分の図。 延長可能な軸シャフトを示す図。 左側のシリンダライナ内部におけるウェーブパターンと、右側のライナの断面図。 本発明による研磨/フライス装置に使用される研磨/フライス輪の異なる実施形態を示した図。 シリンダライナの機械加工が始まる前における研磨/フライス装置の斜視図。 本発明による研磨/フライス装置の部分図。

Claims (32)

  1. 内部燃焼エンジン(E)内でシリンダライナ(1)内部を機械加工する方法において、
    機械加工している間、ライナの一側開放端(1A)からライナの長手方向に研磨又はフライス器具(40)を移動させるとともに、ライナの中心軸(C)の周りを回転させることによって、ライナ(1)の内部にウェーブカットパターンが機械加工し、
    研磨/フライス器具の研磨又はフライス手段(42)は、ウェーブカットパターンを形成するために、独立して回転されることを特徴とする方法。
  2. 機械加工している間、研磨/フライス器具(40)は、螺旋状に移動し、ライナ(1)をライナの一側開放端(1A)から長手方向に移動するとともに、機械加工している間、ライナの長手方向への移動に比例して、ライナが中心軸(C)の周りを回転することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. ライナ(1)の長手方向における研磨/フライス器具(40)の螺旋運動は、機械加工している間、手段(30)によって固定ナット(31)を介してネジシャフト(50)を回転させ、螺合することによってコントロールされることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 機械加工している間、研磨/フライス器具(40)は、シャフト(50)のネジのピッチ毎にライナ(1)内で一回転することを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. ライナ(1)内で研磨/フライス器具(40)の機械加工している間の動きは、
    最初に、ライナの長手方向に延在するシャフト(50)をこの方向に移動させる工程と、
    次に、研磨/フライス器具をライナの中心軸(C)の周りで回転させる工程と、
    によってコントロールされることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. ライナ(1)の長手方向における研磨/フライス器具(40)の動きは、ギア輪を有する手段(30)によって、ギアシャフト(50)をライナの長手方向に移動させることによってコントロールされることを特徴とする請求項1,2又は5に記載の方法。
  7. 機械加工する前、シャフト(50)は、ユニット状に延長されることを特徴とする請求項3−6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 機械加工している間、研磨/フライス器具(42)は、独立した駆動装置(43)によって回転することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 内部ウェーブカットパターンPは、内部燃焼エンジン(E)内部に取り付けられたライナを用いて、ライナ(1)内で機械加工されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 内部ウェーブカットパターンPは、内部燃焼エンジン(E)外部に配置されたライナを用いて、ライナ(1)内で機械加工されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  11. 内部燃焼エンジン(E)内のシリンダライナ(1)内部を機械加工する装置(10)において、
    内部ウェーブカットパターンPを設けるライナ(1)を機械加工するために配置された研磨又はフライス器具(40)と、
    ライナの一側開放端(1A)からライナ(1)の長手方向に研磨/フライス器具(40)を移動させ、ライナの中心軸(C)の周りで研磨/フライス器具を回転させる手段(30)とを備え、
    研磨/フライス器具は、ライナ(1)内のウェーブカットパターンPを研磨/フライスするため、独立して回転可能な手段(42)を有することを特徴とする装置。
  12. 研磨/フライス器具(40)は、シャフト(50)の一端(50A)に連結され、
    このシャフト(50)は、ライナ(1)の長手方向に延在し、前記手段(30)によって回転することを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. シャフト(50)は、ネジが切られるとともに、ジグ(20)に取り外し可能な状態で連結されている固定ナット(31)に係合し、
    当該ジグ(20)は、研磨/フライス器具(40)をライナ(1)の開放端(1A)に取り外し可能な状態で連結していることを特徴とする請求項12記載の装置。
  14. シャフト(50)のネジピッチは、機械加工している間、手段(30)が研磨/フライス器具(40)をシャフト(50)のネジピッチ毎にライナ(1)内で一回転させるようになっていることを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. シャフト(50)はギアラックからなり、手段(30)においてギア輪と係合し、
    手段(30)は、取り外し可能な状態で、ライナ(1)の開放端(1A)に研磨/フライス器具(40)を連結させるジグ(20)に配置されていることを特徴とする請求項12記載の装置。
  16. シャフト(50)は、機械加工する前にユニット状に延長されることを特徴とする請求項12−15のいずれかに記載の装置。
  17. シャフト(50)は、次のシャフト(50)に嵌め込まれる連結部(51,52)を有する第二端部(50B)において折り畳め、かつ延長でき、これにより端部同士で相互に連結することを特徴とする請求項16記載の装置。
  18. 研磨/フライス器具(40)は、回転可能な研磨/フライス手段(42)を有する研磨ヘッド(41)を支持するアーム(60)と、
    機械加工している間、ライナ(1)の内部に対して研磨ヘッドを支持する支持アーム(60)に対して所定の角度オフセットしている少なくとも一つのアーム(70,80)と、
    を備えたことを特徴とする請求項11乃至17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 研磨/フライス器具(40)を移動させる手段(30)は、ライナ(1)内部の支持アーム(60)に対して所定の角度オフセットしているアーム(70,80)に配置されていることを特徴とする請求項18記載の装置。
  20. 研磨/フライス器具(40)を移動する手段(30)は、ライナ(1)の外方に配置されていることを特徴とする請求項11乃至18のいずれか1項に記載の装置。
  21. 研磨/フライス器具(40)を移動する手段部分(30)は、ライナ(1)の外方であって、ライナ内部で支持アーム(60)に対して所定の角度オフセットしているアーム(70,80)上に配置されていることを特徴とする請求項18記載の装置。
  22. 研磨/フライス器具(42)は、独立した駆動装置(43)に回転可能な状態で連結していることを特徴とする請求項11−21のいずれか1項に記載の装置。
  23. 研磨/フライス器具(42)は、ライナ(1)の機械加工に適するよう形成された研磨表面を有する研磨輪からなることを特徴とする請求項11−22のいずれか1項に記載の装置。
  24. 研磨/フライス器具(42)の研磨表面の少なくとも一部は、円形であることを特徴とする請求項11−23のいずれか1項に記載の装置。
  25. 研磨/フライス手段(42)の研磨表面全体は、上方に湾曲していることを特徴とする請求項24記載の装置。
  26. 研磨/フライス手段(42)の研磨表面の少なくとも一部は、平板となっていることを特徴とする請求項1−23のいずれか1項に記載の装置。
  27. 研磨/フライス手段(42)の研磨表面全体は、平板になっていることを特徴とする請求項26記載の装置。
  28. 研磨/フライス手段(42)の研磨表面の少なくとも一部は、平板となっており、研磨/フライス手段の研磨表面の少なくとも他の部分は、円形となっていることを特徴とする請求項1−23のいずれか1項に記載の装置。
  29. 研磨/フライス手段(42)の研磨表面の少なくとも部分的に円形の部分は、少なくとも部分的に上方に湾曲していることを特徴とする請求項28記載の装置。
  30. 研磨/フライス手段(42)の研磨表面の少なくとも一部は、尖っていることを特徴とする請求項1−23のいずれか1項に記載の装置。
  31. 内部燃焼エンジン(E)内部に取り付けられたライナを用いて、ライナ(1)内部に内部ウェーブカットパターンPを機械加工するのに適用されることを特徴とする請求項11−30のいずれか1項に記載の装置。
  32. 内部燃焼エンジン(E)外部に取り付けられたライナを用いて、ライナ(1)内部に内部ウェーブカットパターンPを機械加工するのに適用されることを特徴とする請求項11−30のいずれか1項に記載の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104308686A (zh) * 2014-10-22 2015-01-28 黄河科技学院 一种用于环形内角焊缝的磨整设备
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