JP2007105386A - 操作条件設定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】身体に関する身体情報に基づいて使用者に適した操作条件を被操作装置に設定する操作条件設定システムにおいて、身体情報の入力の操作を簡素化し、被操作機器を速やかに使用者に適した状態に設定できるようにする。
【解決手段】このスポーツジム内通信システム1において、管理用コンピュータ10の制御部11は、運動メニュー生成処理にて、個人情報データベース15に記憶された身体情報を設定テーブルデータベース17に記憶された設定テーブルと照合することにより被操作機器の運動メニューを決定し、この決定した運動メニューを運動メニューデータベース16に記憶する。また、運動用器具30aの運動処理部31は、運動処理にて、カード読書部22,32,42により識別情報が読み取られると、運動メニューデータベース16からこの識別情報に対応する操作条件を読み出し、この読み出した操作条件を被操作装置に対して設定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の使用者により操作される被操作機器に対して使用者に適した操作条件を設定する操作条件設定システムに関する。
従来より、使用者の体型を基準として運動負荷を設定するエアロビック運動器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このエアロビック運動器具においては、この器具において測定または入力された身体に関するデータに基づいて、使用者が目標の体型となるような運動負荷を設定し、この運動負荷をエアロビック運動器具に設定する。
特開2004−154589号公報
しかしながら、上記エアロビック運動器具では、運動器具を使用する度に身体に関するデータ(身体情報)を入力する必要があるため、多くの器具を使用する際にはその都度データを入力しなければならない。このため、このデータ入力操作が面倒であるとともに、この器具を使用者に適した状態に設定するまでに時間がかかるという問題点があった。
ここで、このような問題点は、身体に関する身体情報に基づいて使用者に適した操作条件を被操作装置に設定する操作条件設定システムであれば、同様に発生しうる問題点である。
そこで、このような問題点を鑑み、身体に関する身体情報に基づいて使用者に適した操作条件を被操作装置に設定する操作条件設定システムにおいて、身体情報の入力の操作を簡素化し、被操作機器を速やかに使用者に適した状態に設定できるようにすることを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するために成された請求項1に記載の操作条件設定システムは、
複数の使用者により順次操作される被操作装置に配置され、該被操作装置を使用する各使用者が各々所持し且つ各使用者を特定するための識別情報が記憶された識別媒体から使用者の識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
前記被操作装置を使用する各使用者の身体に関する身体情報を記憶した身体情報記憶手段と、
前記身体情報に基づいてこの使用者に適した被操作機器の操作条件を一義的に決定するための設定テーブルを記憶した設定テーブル記憶手段と、
前記各使用者が前記被操作装置を操作する際の操作条件、および前記各使用者の識別情報を各々対応させて記憶した操作条件記憶手段と、
前記身体情報記憶手段に記憶された身体情報を前記設定テーブル記憶手段に記憶された設定テーブルと照合することにより前記被操作機器の操作条件を決定し、該決定した操作条件を前記操作条件記憶手段に記憶する操作条件記憶制御手段と、
前記識別情報読取手段により前記識別情報が読み取られると、前記操作条件記憶手段から該識別情報に対応する操作条件を読み出し、該読み出した操作条件を前記被操作装置に対して設定する設定手段と、
を備えたことを特徴としている。
即ち、被操作機器は、他の使用者により設定が変更されていたとしても、設定手段は識別情報読取手段により識別情報が読み取られると、識別情報に対応して記憶された操作条件を被操作機器に設定する。このとき、被操作機器に設定される操作条件は各使用者の身体情報に基づいて決定される。
従って、このような操作条件設定システムによれば、使用者に対応する操作条件を被操作装置に設定することができる。このため使用者は自己が好む動作環境ですぐに被操作機器を使用することができる。よって、身体情報の入力を簡素化することができる。
また、被操作機器に対して各使用者の身体の状態に応じて設定を行うので、例えば、使用者の体格や体調に応じて、使用者に過度の負担を掛けないようにすることができる。
なお、本発明でいう身体情報とは、使用者の身体に関する情報であれば何でもよく、例えば、使用者の健康診断結果(身長、体重、血圧、脈拍、年齢等)や、体力検査結果(筋力、持久力等)が挙げられる。
ところで、請求項1に記載の操作条件設定システムにおいては、請求項2に記載のように、
前記識別情報読取手段により前記識別情報が読み取られてから、前記被操作装置の操作を終了するまでの間における前記被操作装置の作動状態を記憶する作動状態記憶手段と、
前記各使用者による前記被操作機器の使用履歴を記憶するための使用履歴記憶手段と、
前記識別情報読取手段により前記識別情報が再度読み取られると、前記作動状態記憶手段に記憶された作動状態、および前記識別情報読取手段により前記識別情報が再度読み取られた日を、前記識別情報に対応させて、前記使用履歴として前記使用履歴記憶手段に記憶させる使用履歴記憶制御手段と、
を備えていることが望ましい。
このような操作条件設定システムによれば、使用履歴記憶手段を確認するだけで容易に各使用者による被操作機器の使用履歴を把握することができる。
加えて、請求項2に記載の操作条件設定システムにおいては、請求項3に記載のように、
前記設定テーブル記憶手段に記憶された設定テーブルは、前記身体情報記憶手段に記憶された身体情報と、前記使用履歴記憶手段に記憶された使用履歴と、の組み合わせに基づいて、この使用者に適した被操作機器の操作条件を決定可能に構成されており、
前記操作条件記憶制御手段は、前記身体情報記憶手段に記憶された身体情報と、前記使用履歴記憶手段に記憶された使用履歴と、を前記設定テーブル記憶手段に記憶された設定テーブルと照合することにより前記被操作機器の操作条件を決定し、該決定した操作条件を前記操作条件記憶手段に記憶し直すこと
が望ましい。
このような操作条件設定システムによれば、身体情報と使用履歴とに基づいて操作条件を決定することができるので、各使用者の体力や筋力の変化に対応した操作条件とすることができる。
また、請求項1〜請求項3の何れかに記載の操作条件設定システムにおいては、
前記操作条件記憶制御手段により操作条件が前記操作条件記憶手段に記憶されると、該操作条件を予め設定された使用者の連絡先に送信する送信手段を備えていること
が望ましい。
このような操作条件設定システムによれば、次回被操作装置に設定される操作条件を予め使用者に連絡することができるので、使用者は事前に操作条件を把握することができる。よって使用者は、次回被操作装置を使用する際により円滑に被操作装置を使用することができる。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の操作条件設定システムが適用されたスポーツジム内通信システム1(以下、通信システム1ともいう)の概略構成を示すブロック図である。
この通信システム1は、ICカードを所持した使用者が後述する各装置が配置された場所に移動しながら、入退場のための手続や、器具を用いた運動等を行うことができるよう構成されている。
即ち、図1に示すように、通信システム1は、管理用コンピュータ10と、身体情報測定用器具20と、運動用器具30a〜30f(身体情報測定用器具20とともに、本発明でいう被操作装置)と、受付用端末装置40とが、共通の通信線5に接続され、互いに通信可能にされている。なお、通信線5は、図示しない中継装置(例えばゲートウェイ等)を介してインターネット網等の広域ネットワーク網に接続されている。
管理用コンピュータ10は、この通信システム1を総合的に管理するために配置されており、制御部11と、使用者による外部操作を受け付ける操作部13と、各種データを記憶する各データベース(DB)15〜17と、通信線5を介して外部の装置と通信を行うための通信部19と、を備えている。
制御部11は、CPU、ROM、RAM等を備えた公知のマイクロコンピュータとして構成されている。また、制御部11は、操作部13や通信部19を介して入力された外部指令に基づいて、各データベース15〜17に記憶されたデータを読み書きする等の処理(例えば後述する管理処理等)を行う。
各データベース15〜17としては、個人情報データベース15(本発明でいう身体情報記憶手段および使用履歴記憶手段)、運動メニューデータベース16(本発明でいう設定条件記憶手段)、および設定テーブルデータベース17(本発明でいう設定テーブル記憶手段)を備えている。
個人情報データベース15には、個人情報として、個人名(氏名)、識別情報(ID)、登録コース(例えばジムを使用することができる時間帯によって識別されるもの)、メールアドレス等の連絡先、後述する測定処理にて測定された使用者の体格や健康状態を測定した測定情報がそれぞれ関連付けて記憶されている。
運動メニューデータベース16には、識別情報(ID)、および運動メニューのデータ(以下、単に運動メニューともいう)が関連付けて記憶されている。
設定テーブルデータベース17には、運動負荷や運動量を決定する際に参照される設定テーブルが記憶されており、より具体的には、肥満度と血圧データとに基づいて運動用器具30a〜30fに設定される運動負荷を一義的に決定するための設定テーブルと、使用者の年齢と1ヶ月間の総運動量とに基づいて、運動用器具に設定される運動量を決定するための設定テーブルとが記憶されている(詳しくは運動メニュー生成処理(図7)参照)。
次に、身体情報測定用器具20は、測定処理部21と、各使用者が所持するICカード(本発明でいう識別媒体)に対して読み書きを行うカード読書部22(本発明でいう識別情報読取手段)と、使用者による外部操作を受け付ける操作部23と、ディスプレイとして構成された表示部24と、使用者の身体情報の測定を行う複数の測定部25と、通信線5を介して外部の装置と通信を行うための通信部29と、を備えている。
測定処理部21は、CPU、ROM、RAM等を備えた公知のマイクロコンピュータとして構成されている。そして、測定処理部21は、操作部23や通信部29を介して入力された外部指令に基づいて、各測定部25を用いて使用者の身体情報(使用者の身体に関する情報:身長、体重、血圧、脈拍、年齢、体脂肪率、筋力、持久力等の健康状態の指標となる情報)を測定し、この測定結果を管理用コンピュータ10に送信する等の処理(例えば、後述する測定処理等)を実行する。
ここで、測定部25としては、例えば、体重計、体脂肪計、血圧計等の身体情報を測定するための器具が該当し、各測定部25は、制御部11からの指令に基づいて各種測定を行い、この測定結果を制御部11に送信するよう構成されている。
次に、運動用器具30aは、運動処理部31と、各使用者が所持するICカードに対して読み書きを行うカード読書部32(本発明でいう識別情報読取手段)と、使用者による外部操作を受け付ける操作部33と、ディスプレイとして構成された表示部34と、使用者がこの運動用器具30aを使用する際の負荷を設定するための負荷設定用アクチュエータ36と、通信線5を介して外部の装置と通信を行うための通信部39と、を備えている。
運動処理部31は、CPU、ROM、RAM(本発明でいう使用履歴記憶手段)等を備えた公知のマイクロコンピュータとして構成されている。そして、運動処理部31は、操作部33や通信部39を介して入力された外部指令に基づいて、負荷設定用アクチュエータ26を駆動し、使用者に適した負荷を設定する処理を実行すると共に、使用者が器具の使用を終了すると、その運動量のデータを管理用コンピュータ10に送信する等の処理(例えば、後述する運動処理等)を実行する。
なお、運動用器具30b〜30fについては、運動用器具の種類(例えば、自転車タイプや、ベルトの上を歩行または走行するタイプ等)によって負荷設定用アクチュエータ36等の構成は異なるものの、運動処理部31が実行する処理は同様のものであるので、ここでは説明を省略する。
次に、受付用端末装置40は、受付処理部41と、各使用者が所持するICカードに対して読み書きを行うカード読書部42(本発明でいう識別情報読取手段)と、使用者による外部操作を受け付ける操作部43と、ディスプレイとして構成された表示部44と、通信線5を介して外部の装置と通信を行うための通信部49と、を備えている。
受付処理部41は、CPU、ROM、RAM等を備えた公知のマイクロコンピュータとして構成されている。そして、受付処理部41は、操作部43や通信部49を介して入力された外部指令に基づいて、使用者がこの施設に入退場する際の受付手続を行うとともに、使用者に適した運動メニューを提示する等の処理(例えば、後述する受付処理等)を実行する。
ここで、使用者は、スポーツジムにおいて、入退場の手続(つまり受付)を行う際には、受付用端末装置40の場所に行き、カード読書部42にこの使用者が所持するICカードを読み取らせる等の操作を行うことになる。このときの処理について、図2および図3を用いて説明する。図2は受付用端末装置40の受付処理部41(CPU)が実行する受付処理を示すフローチャート、図3は受付処理におけるデータ取得処理を示すフローチャートである。
図2に示す受付処理は、受付用端末装置40の電源が投入されているときに定期的に実行される処理であって、まず、カード読書部42に使用者のICカードがあるか否か(セットされているか否か)を判定する(S10)。カード読書部42にICカードがなければ(S10:No)、S10の処理を繰り返す。また、カード読書部42にICカードがあれば(S10:Yes)、データ取得処理(S20)を実行する。
ここで、データ取得処理は、ICカードに記載された識別情報を認識し、管理用コンピュータからこの識別情報に対応したデータを取得するための処理である。
具体的には、このデータ取得処理は、図3に示すように、まず、カード読書部42にセットされているICカードから使用者を特定するための識別情報を読み取る(S310)。そして、読み取った情報にエラーがあるか否かを判定する(S320)。読み取りエラーがあれば(S320:Yes)、受付処理部41のRAM内の所定の記憶領域にエラーフラグをセットし(S370)、データ取得処理を終了する。
また、読み取りエラーがなければ(S320:No)、通信部49を介して管理用コンピュータ10に読み取った識別情報を送信する(S330)。
ところで、管理用コンピュータ10においては、図6に示す管理処理を実行している。この管理処理は、管理用コンピュータ10の制御部11により常時繰り返し実行される処理であって、主に通信部19を介して入力される外部指令に基づいて、様々な処理を実行するものである。
即ち、管理処理においては、受付用端末装置40からのアクセスがあったか否かの判定(S810)、身体情報測定用器具20からのアクセスがあったか否かの判定(S950)、および運動用器具30a〜30fの何れかからのアクセスがあったか否かの判定(S1020)を繰り返し実行する。そして、何れかの装置からのアクセスがあった場合には、受信したデータの内容を判定し、この判定結果に応じた処理を実行する。
ここで、管理用コンピュータ10は、前述のデータ取得処理(図3)にて、受付用端末装置40から識別情報を受信している(S330)。このため、管理用コンピュータ10は、管理処理にて、受付用端末装置40からのアクセスありと判定され(S810:Yes)、S820における識別情報のみを受信したか否かを判定する処理では、識別情報のみを受信したと判定される(S820:Yes)。
この場合において制御部11は、個人情報、測定情報、使用者が運動中であることを表す運動中フラグを個人情報データベース15から読み出すと共に、この使用者に推奨する運動メニューを運動メニューデータベース16から読み出す(S830)。なお、この運動メニューについては、後述する運動メニュー生成処理にて生成されることになるが、ここではその処理についての説明は省略する。
そして、各データベース15,16から読み出したデータを受付用端末装置40に送信し(S840)、S850以下の処理を実行する。なお、S850以下の処理については追って説明することとし、一旦データ取得処理(図3)に戻る。
データ取得処理において、通信部49を介して管理用コンピュータ10に読み取った識別情報を送信した(S330)後には、所定時間内(例えば1秒程度)に管理用コンピュータ10からのデータ(ここでは個人情報、測定情報、および運動メニュー)を受信したか否かを判定する(S340)。所定時間内に管理用コンピュータ10からのデータを受信していれば(S340:Yes)、受信したデータが正常であるか否かを判定する(S350)。
受信したデータが正常であれば(S350:Yes)、受付処理部41のRAM内の所定の記憶領域にエラーフラグをクリアし(S360)、データ取得処理を終了する。
一方、所定時間内に管理用コンピュータ10からのデータを受信できていない場合(S340:No)や、受信したデータに異常がある場合には(S350:No)、受付処理部41のRAM内の所定の記憶領域にエラーフラグをセットし(S370)、データ取得処理を終了する。
このようにデータ取得処理(受付処理(図2)のS20)を終了すると、受付処理部41のRAM内のエラーフラグを参照することにより、データ取得処理が正常に実行されたか否かを判定する(S30)。データ取得処理が正常に実行されていなければ(S30:No、つまりエラーフラグがセットされていれば)、受付処理を初め(S10)から再実行する。また、データ取得処理が正常に実行されていれば(S30:Yes、つまりエラーフラグがクリアされていれば)、表示部44に使用者の氏名、識別情報、登録コース等の個人情報を表示させる(S40)。
そして、取得した運動中フラグがセットされている状態であるか否かを判定する(S50)。ここで、運動中フラグがセットされている状態は、既に使用者がスポーツジムに入場済みであって、これから退場するための手続や、追加の運動をするための手続をするために受付用端末装置40を操作しているものと考えられる。また、運動中フラグがクリアされている状態は、使用者がこれからスポーツジムに入場するための手続を行うために受付用端末装置40を操作しているものと考えられる。
従って、運動中フラグがクリアされていれば(S50:No)、使用者に適した運動メニューを設定する処理(S120以下の処理)を実行するためにS120に移行する。
一方、運動中フラグがセットされていれば(S50:Yes)、表示部44に運動を終了するか(つまりスポーツジムから退場するか)否かを使用者に問い合わせるための画像を表示させる(S60)。
そして、何らかの指令が操作部43を介して使用者により入力されたか否かを判定する(S70)。使用者により何も入力されていなければ(S70:No)、S70の処理を繰り返す。また、使用者により終了するとの指令が入力されれば(S70:終了する)、運動中フラグをクリアするよう管理用コンピュータ10に対して要求する(S80)。
そして、カード読書部42を介してICカードに記録されている運動メニューをクリアし(S85)、受付処理を終了する。
また、使用者により終了しないとの指令が入力されれば(S70:終了しない)、追加メニュー(運動メニュー)を生成するよう管理用コンピュータ10に対して要求する(S90)。
ここで、管理用コンピュータ10は、管理処理(図6)において、追加メニューの生成要求を受けた場合には、受付用端末装置40からのアクセスがあったか否かの判定で肯定判定され(S810:Yes)、次いで、受信したデータが識別情報であるか否かの判定で否定判定されることにより(S820:No)、S850の処理に移行する。
そしてこの処理では、追加メニューの生成要求を受信したか否かを判定し(S850)、この場合には肯定判定される(S850:Yes)。
すると、追加メニューを生成する際にセットされる追加フラグを制御部11のRAM内にセットし(S860)、運動メニュー生成処理(S870)を実行する。この運動メニュー生成処理は、使用者の個人情報や測定情報に基づいて、使用者に適した運動メニューを複数生成する処理である。なお、この処理については後に詳述する(図7参照)。
この運動メニュー生成処理(S870)が終了すると、生成した運動メニューを追加メニューとして受付用端末装置40に送信し(S880)、S890以下の処理を実行する。
また、受付処理(図2)のS80にて運動中フラグをクリアするよう要求を受けた場合には、管理用コンピュータ10は、管理処理(図6)のS920〜S930の処理を実行する。
即ち、管理処理(図6)において、受付用端末装置40からのアクセスがあったか否かの判定で肯定判定され(S810:Yes)、次いで、受信したデータが識別情報であるか否かの判定(S820:No)、追加メニューの生成要求を受信したか否かの判定(S850:No)、および運動中フラグをセットする旨の要求を受けたか否かの判定(S890:No)で否定判定されることによりS910の処理に移行する。
そしてこの処理では、運動中フラグをクリアするよう要求を受けたか否かを判定し(S910)、この場合には肯定判定される(S910:Yes)。
すると、RAM内において、この識別情報に対応する運動中フラグをクリアし(S920)、運動メニュー生成処理(S930、図7参照)を実行し、S950以下の処理を実行する。
再び、図2に示す受付処理に戻り、追加メニューの生成要求後(S90)、所定時間内(例えば1秒程度)に管理用コンピュータ10からの追加メニューのデータを受信したか否かを判定する(S100)。所定時間内に管理用コンピュータ10からのデータを受信していれば(S100:Yes)、受信したデータが正常であるか否かを判定する(S110)。
受信したデータが正常であれば(S110:Yes)、S120に移行し、所定時間内に管理用コンピュータ10からのデータを受信できていない場合(S100:No)や、受信したデータに異常がある場合には(S110:No)、S90に戻り再び追加メニューの生成要求を行う。
次に、S120の処理では、S20の処理、またはS90とS100との間の処理にて受信した推奨する運動メニューを表示部44に表示させる(S120)。なお、このとき、表示する運動メニューのデータが存在しない場合には、身体情報測定用器具20を用いて身体情報を測定するためのメニュー(予め受付処理部41のROM等に格納)を運動メニューとして表示部44に表示させる。
また、この表示と共に、管理用メニューも表示させる(S130)。なお、この管理用メニューとは、運動メニューを手動で修正する場合や、個人情報を変更する場合等に選択される。
そして、表示部44に表示させたメニューのうちの何れかが操作部43を介して選択されたか否かを判定する(S140)。何れのメニューも選択されていなければ(S140:No)S140の処理を繰り返す。
また、何れかのメニューが選択されていれば(S140:Yes)、管理用メニューが選択されたか否かを判定する(S150)。管理用メニューが選択されていれば(S150:Yes)、さらに詳細なメニューを表示させるなどし、最終的に選択された内容に応じた処理を行い(S160)、受付処理を終了する。
また、管理用メニューが選択されていなければ(S150:No、つまり運動メニューが選択されていれば)、選択された運動メニューを、カード読書部42を介してICカードに書き込む(S170)。
そして、使用者に初めに使用させる器具の位置を表示部44に表示させる(S180)。特に、身体情報を測定させるためのメニュー(運動メニュー)が表示された場合には、ここでは身体情報測定用器具20の位置が表示される。
次いで、運動中フラグをセットするよう管理用コンピュータ10に対して要求し(S190)、受付処理を終了する。
ここで、管理用コンピュータ10は、管理処理(図6)において、運動中フラグをセットするよう要求を受けた場合には、受付用端末装置40からのアクセスがあったか否かの判定で肯定判定され(S810:Yes)、次いで、受信したデータが識別情報であるか否かの判定(S820:No)、および追加メニューの生成要求を受信したか否かの判定(S850:No)で否定判定されることによりS890の処理に移行する。
そしてこの処理では、運動中フラグをセットする旨の要求を受けたか否かを判定し(S890)、この場合には肯定判定される(S890:Yes)。
すると、識別情報に対応する運動中フラグを制御部11のRAM内にセットし(S9000)、S910以下の処理を実行する。
次に、前述の受付処理において身体情報測定用器具20に行くよう案内された場合には、使用者は身体情報測定用器具20が配置された場所に向かうことになる。そして、使用者は、身体情報測定用器具20のカード読書部22に自己のICカードをセットし、身体情報の測定を開始することになる。そして、この身体情報は、各測定部25によりそれぞれ測定されることになる。
ここで、測定処理部21では、図4に示すような処理が実行される。図4は測定処理部21が実行する測定処理を示すフローチャートである。
図4に示す測定処理では、身体情報測定用器具20の電源が投入されているときに定期的に実行される処理であって、まず、S410〜S430にて、図2に示す受付処理と同等の処理を実行する。つまり、カード読書部22にセットされたICカードに記録された識別情報に基づいて、管理用コンピュータ10からデータを取得する処理を行う。このとき、身体情報測定用器具20のカード読書部22、操作部23、表示部24、通信部29は、受付処理(図2)のS10〜S30における受付用端末装置40の各部と同様に機能する。
ここで、データ取得処理(S420)のS330の処理が実行されると、管理用コンピュータ10は、管理処理(図6)において、受付用端末装置40からのアクセスがあったか否かの判定で否定判定され(S810:No)、身体情報測定用器具20からのアクセスがあったか否かの判定で肯定判定されることにより(S950:Yes)、S960の処理に移行する。
そしてこの処理では、識別情報のみを受信したか否かを判定し(S960)、この場合には肯定判定される(S960:Yes)。
すると、制御部11は、個人情報を個人情報データベース15から読み出す(S970)。
そして、個人情報データベース15から読み出したデータを受付用端末装置40に送信し(S980)、その後S990以下の処理を実行する。
測定処理(図4)に戻り、受付用端末装置40から送信されたデータの取得処理が正常に実行されていれば(S430:Yes)、以後、複数の測定部25を用いて複数項目に渡る身体情報の測定を行うことになる。このため、まず、1つ目の測定を行うために、1つ目の測定部25(体重計等)を選択する(S440)。
そして、測定部25の準備を行い、準備ができ次第、測定の開始を選択するよう表示部24に表示させ、(S450)この測定に対する測定開始指令が操作部23を介して入力されたか否かを判定する(S460)。測定開始指令が入力されていなければ(S460:No)、S460の処理を繰り返す。一方、測定開始指令が入力されていれば(S460:Yes)、この測定部25を用いた測定を行い(S470)、この測定結果を測定処理部21のRAMに記憶させる(S480)。
次いで、全ての測定部25による測定が終了したか否かを判定する(S490)。
全ての測定部25による測定が終了していなければ(S490:No)、次の測定部25を選択し(S500)、S450からの処理を繰り返す。
一方、全ての測定部25による測定を終了していれば(S490:Yes)、全ての測定部25による測定結果を表示部24に表示させる(S510)。
そして、この測定結果を識別情報と共に管理用コンピュータ10に送信し(S520)、使用者に受付用端末装置40の場所に行くよう指示する画像を表示させ(S530)、測定処理を終了する。
ここで、測定処理のSS520の処理が実行されると、管理用コンピュータ10は、管理処理(図6)において、受付用端末装置40からのアクセスがあったか否かの判定で否定判定され(S810:No)、身体情報測定用器具20からのアクセスがあったか否かの判定で肯定判定され(S950:Yes)、識別情報のみを受信したか否かの判定で否定判定されることにより(S960:No)、S990の処理に移行する。
そしてこの処理では、測定結果を受信したか否かを判定し(S990)、この場合には肯定判定される(S990:Yes)。
すると、制御部11は、測定結果と共に受診した識別情報に対応させて、測定結果を個人情報データベース15に記憶させる(S1000)。
そして、後述する運動メニュー生成処理を実行し(S1010)、その後S1020以下の処理を実行する。
次に、前述の受付処理において運動用器具30aに行くよう案内された場合には、使用者は運動用器具30aが配置された場所に向かうことになる。そして、使用者は、運動用器具30aのカード読書部32に自己のICカードをセットし、所望の運動を開始することになる。
ここで、運動用器具30aの運動処理部31では、図5に示すような処理が実行される。図5は運動処理部31が実行する運動処理を示すフローチャートである。
図5に示す運動処理では、運動用器具30aの電源が投入されているときに定期的に実行される処理であって、まず、S610〜S630にて、図2に示す受付処理と同等の処理を実行する。つまり、カード読書部22にセットされたICカードに記録された識別情報に基づいて、管理用コンピュータ10からデータを取得する処理を行う。このとき、運動用器具30aのカード読書部32、操作部33、表示部34、通信部39は、受付処理(図2)のS10〜S30における受付用端末装置40の各部と同様に機能する。
ここで、データ取得処理のS330の処理が実行されると、管理用コンピュータ10は、管理処理(図6)において、受付用端末装置40からのアクセスがあったか否かの判定で否定判定され(S810:No)、身体情報測定用器具20からのアクセスがあったか否かの判定で否定判定され(S950:No)、さらに運動用器具30aからのアクセスがあったか否かの判定で肯定判定されることにより(S1020:Yes)、S1030の処理に移行する。
そしてこの処理では、識別情報のみを受信したか否かを判定し(S1030)、この場合には肯定判定される(S1030:Yes)。
すると、制御部11は、個人情報を個人情報データベース15から読み出すと共に、この使用者に推奨する運動メニューを運動メニューデータベース16から読み出す(S1040)。
そして、各データベース15,16から読み出したデータを受付用端末装置40に送信し(S1050)、その後S1060以下の処理を実行する。
運動処理(図5)に戻り、受付用端末装置40から送信されたデータの取得処理が正常に実行されていれば(S630:Yes)、取得した運動メニューに基づいて、所定の運動負荷になるよう負荷設定用アクチュエータ36を駆動・設定すると共に、目標とする運動量を設定する(S640)。
そして、続くS650〜S670の処理が繰り返し実行され、これらの処理が実行されている間に、使用者によりこの運動用器具30aを用いて運動が行われることになる。
使用者による運動中には、使用者が操作部33を介して終了する旨を入力したか否かを監視する共に(S650)、運動量がS640の処理にて設定した運動量に到達した否かを監視する(S660,S670)。より具体的には、各運動用器具30a〜30fには、運動量を測定するためのセンサ(器具の種類により回転センサや位置センサ等の異なるセンサ)が装着されており、このセンサから送信される信号を監視する。
使用者により操作部33を介して終了指令が入力されるか(S650:Yes)、使用者による運動量が設定した運動量に到達したと判定すると(S670:Yes)、運動を終了するよう表示部34に表示させる(S680)。
そして、使用者が行った運動における運動負荷および運動量の情報を識別情報と共に管理用コンピュータ10に送信する(S690)。
次いで、カード読書部32を介してICカードにこの運動用器具30aを使用した運動が終了したことを記録し(S700)、ICカードに記録された運動メニューに基づいて、使用者が次に使用すべき器具およびその位置を表示し(S710)、運動処理を終了する。
ここで、管理用コンピュータ10は、管理処理(図6)において、運動負荷および運動量の情報を受信した場合には、受付用端末装置40からのアクセスがあったか否かの判定(S810:No)、および身体情報測定用器具20からのアクセスがあったか否かの判定で否定判定される(S950:No)。次いで、運動用器具30aからのアクセスがあったか否かの判定で肯定判定され(S950:Yes)、受信したデータが識別情報であるか否かの判定で否定判定されることにより(S1030:No)、S1060の処理に移行する。
そしてこの処理では、運動負荷および運動量の情報を受信したか否かを判定し(S1060)、この場合には肯定判定される(S1060:Yes)。
すると、受信した識別情報に対応させて運動負荷および運動量の情報を現在時刻(年月日および時刻の情報)と共に個人情報データベース15に記憶させる(S1070)。つまり、この処理では、運動の履歴を個人情報データベース15に記憶させる。
そして、個人情報データベース15に記憶された運動の履歴に基づいて、この使用者の1ヶ月間における総運動量を算出し、この算出結果を個人情報データベース15に記憶させ(S1080)、管理処理を終了する。
なお、この管理処理において、S1060〜S1070の処理は、本発明でいう使用履歴記憶制御手段に相当する。
次に、管理処理(図6)のS870,S930,S1010における運動メニュー生成処理について図7および図8を用いて説明する。図7は運動メニュー生成処理を示すフローチャート、図8は運動負荷や運動量を決定する際に参照される設定テーブルを示す説明図である。
なお、運動メニュー生成処理は、本発明でいう設定条件記憶制御手段に相当し、特にS1410〜S1420の処理は、送信手段に相当する。
この運動メニュー生成処理は、個人情報データベース15に記憶された身体情報に基づいて、使用者に適した運動メニューを生成する処理である。
即ち、この運動メニュー生成処理は、まず、個人情報データベース15に記憶された使用者の身長および体重のデータに基づいて肥満度を算出する(S1310)。
そして、算出した肥満度と、個人情報データベース15に記憶された血圧データとを読み出し(S1320)、これらから運動負荷を設定する(S1330)。このとき、図8(a)に示すような設定テーブルを参照することにより、肥満度と血圧データとにより一義的に運動負荷の大きさ(A〜Eの5段階:ただし、A>B>C>D>E)が設定される。
次に、追加フラグがセットされているか否かを判定する(S1340)。
追加フラグがセットされていなければ(S1340:No)、年齢と過去1ヶ月間の総運動量とを個人情報データベース15から読み出し(S1350)、これらから限界運動量を設定する(S1360)。このとき、図8(b)に示すような設定テーブルを参照することにより、年齢と総運動量とにより一義的に設定運動量および限界運動量(a〜eの5段階)が設定される。なお、限界運動量とは、使用者にとって推奨する運動量の上限値を示し、例えば、一般的な基礎代謝量に設定テーブルの値(a〜eの5段階:ただし、a>b>c>d>e)に応じた所定の係数を乗算することにより算出される。また、設定運動量とは、限界運動量よりも常に少ない値(例えば半分程度)に設定され、この設定運動量と一致する運動量の運動コースが設定される。
その後、設定テーブルの値に基づいて、推奨する運動コースを複数選択する(S1390)。なお、これらの運動コースは、設定テーブルの値に基づいて予め複数のコースが設定されている。例えば、自転車タイプの運動用器具と、ベルトの上を歩行または走行するタイプの運動用器具とがあるスポーツジムにおいては、自転車タイプの運動用器具、またはベルトの上を歩行または走行するタイプの運動用器具のみにより設定運動量を消費する運動コース、或いはこれらの運動用器具を組み合わせて設定運動量を消費する運動コース等が推奨の運動コースとして提案される。
そして、これらの推奨する運動コースを、運動メニューデータベース16に識別情報と共に記憶し(S1400)、これらの推奨コースを本文とするメールデータを生成する(S1410)。
そして、生成したメールデータを個人情報データベース15に記憶された連絡先(ここではメールアドレス)に送信し(S1420)、運動メニュー生成処理を終了する。
一方、S1340の処理にて、追加フラグがセットされていれば(S1340:Yes)、限界運動量から前回決定した設定運動量を減算した運動量を新たに設定運動量として決定し(S1380)、追加フラグをクリアし(S1390)、S1390以下の処理を実行する。
以上のように詳述したスポーツジム内通信システム1においては、複数の使用者により順次操作される被操作装置(身体情報測定用器具20、運動用器具30a〜30f、および受付用端末装置40)に配置され、この被操作装置を使用する各使用者が各々所持し且つ各使用者を特定するための識別情報が記憶されたICカードから使用者の識別情報を読み取るカード読書部22,32,42を備えている。また、被操作装置を使用する各使用者の身体に関する身体情報を記憶した個人情報データベース15と、身体情報に基づいてこの使用者に適した被操作機器の運動メニュー(操作条件)を一義的に決定するための設定テーブルを記憶した設定テーブルデータベース17と、各使用者が被操作装置を操作する際の運動メニューを表す操作条件、および各使用者の識別情報を各々対応させて記憶した運動メニューデータベース16とを備えている。
このスポーツジム内通信システム1において、管理用コンピュータ10の制御部11は、運動メニュー生成処理にて、個人情報データベース15に記憶された身体情報を設定テーブルデータベース17に記憶された設定テーブルと照合することにより被操作機器の運動メニューを決定し、この決定した運動メニューを運動メニューデータベース16に記憶する。
また、運動用器具30aの運動処理部31は、運動処理にて、カード読書部22,32,42により識別情報が読み取られると、運動メニューデータベース16からこの識別情報に対応する操作条件を読み出し、この読み出した操作条件を被操作装置に対して設定する。
即ち、被操作機器は、他の使用者により設定が変更されていたとしても、運動処理S610〜S640はカード読書部22,32,42により識別情報が読み取られると、識別情報に対応して記憶された操作条件を被操作機器に設定する。このとき、被操作機器に設定される操作条件は各使用者の身体情報に基づいて決定される。
従って、このようなスポーツジム内通信システム1によれば、使用者に対応する操作条件を被操作装置に設定することができる。このため使用者は自己が好む動作環境ですぐに被操作機器を使用することができる。
また、被操作機器に対して各使用者の身体の状態に応じて設定を行うので、例えば、使用者の体格や体調に応じて、使用者に過度の負担を掛けないようにすることができる。
また本実施例のスポーツジム内通信システム1においては、カード読書部22,32,42により識別情報が読み取られてから、被操作装置の操作を終了するまでの間における被操作装置の作動状態を記憶する運動処理部31のRAMを備えており、個人情報データベース15には、各使用者による被操作機器の使用履歴を記憶するよう構成されている。
また、管理用コンピュータ10の制御部11は、管理処理にて、カード読書部22,32,42により識別情報が再度読み取られると、運動処理部31のRAMに記憶された作動状態、およびカード読書部22,32,42により識別情報が再度読み取られた日時を、識別情報に対応させて、使用履歴として個人情報データベース15に記憶させる。
従って、このようなスポーツジム内通信システム1によれば、個人情報データベース15を確認するだけで容易に各使用者による被操作機器の使用履歴を把握することができる。
加えて、本実施例のスポーツジム内通信システム1においては、設定テーブルデータベース17に記憶された設定テーブルは、個人情報データベース15に記憶された身体情報と、個人情報データベース15に記憶された使用履歴と、の組み合わせに基づいて、この使用者に適した被操作機器の運動メニューを決定可能に構成されている。
そして、管理用コンピュータ10の制御部11は、運動メニュー生成処理において、個人情報データベース15に記憶された身体情報と、個人情報データベース15に記憶された使用履歴と、を設定テーブルデータベース17に記憶された設定テーブルと照合することにより被操作機器の運動メニューを決定し、この決定した運動メニューを運動メニューデータベース16に記憶し直す。
従って、このようなスポーツジム内通信システム1によれば、身体情報と使用履歴とに基づいて運動メニューを決定することができるので、各使用者の体力や筋力の変化に対応した運動メニューとすることができる。
また、本実施例のスポーツジム内通信システム1において、管理用コンピュータ10の制御部11は、運動メニュー生成処理にて、運動メニューが運動メニューデータベース16に記憶されると、この運動メニューを予め設定された使用者の連絡先に送信する。
従って、このようなスポーツジム内通信システム1によれば、次回被操作装置に設定される運動メニューを予め使用者に連絡することができるので、使用者は次回被操作装置を使用する際により円滑に被操作装置を使用することができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
例えば、本実施例においては、スポーツジム内通信システム1に本発明を適用したが、特にこの構成に限らず、身体に関する身体情報に基づいて使用者に適した操作条件を被操作装置に設定する操作条件設定システムであれば、同様に適用することができる。
また、本発明は、複数の装置が通信可能に接続されたシステムとしてのみに適用することができるわけでなく、単一の装置にも適用することができる。
スポーツジム内通信システムの概略構成を示すブロック図である。 受付処理を示すフローチャートである。 受付処理におけるデータ取得処理を示すフローチャートである。 測定処理を示すフローチャートである。 運動処理を示すフローチャートである。 管理処理を示すフローチャートである。 管理処理における運動メニュー生成処理を示すフローチャートである。 運動負荷や運動量を決定する際に参照される設定テーブルを示す説明図である。
符号の説明
1…スポーツジム内通信システム、5…通信線、10…管理用コンピュータ、11…制御部、13…操作部、15…個人情報データベース、16…運動メニューデータベース、17…設定テーブルデータベース、19…通信部、20…身体情報測定用器具、21…測定処理部、22…カード読書部、23…操作部、24…表示部、25…測定部、26…負荷設定用アクチュエータ、29…通信部、30a〜30f…運動用器具、31…運動処理部、32…カード読書部、33…操作部、34…表示部、36…負荷設定用アクチュエータ、39…通信部、40…受付用端末装置、41…受付処理部、42…カード読書部、43…操作部、44…表示部、49…通信部。

Claims (4)

  1. 複数の使用者により順次操作される被操作装置に配置され、該被操作装置を使用する各使用者が各々所持し且つ各使用者を特定するための識別情報が記憶された識別媒体から使用者の識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
    前記被操作装置を使用する各使用者の身体に関する身体情報を記憶した身体情報記憶手段と、
    前記身体情報に基づいてこの使用者に適した被操作機器を操作する際の操作条件を一義的に決定するための設定テーブルを記憶した設定テーブル記憶手段と、
    前記各使用者が前記被操作装置を操作する際の操作条件、および前記各使用者の識別情報を各々対応させて記憶した操作条件記憶手段と、
    前記身体情報記憶手段に記憶された身体情報を前記設定テーブル記憶手段に記憶された設定テーブルと照合することにより前記被操作機器の操作条件を決定し、該決定した操作条件を前記操作条件記憶手段に記憶させる操作条件記憶制御手段と、
    前記識別情報読取手段により前記識別情報が読み取られると、前記操作条件記憶手段から該識別情報に対応する操作条件を読み出し、該読み出した操作条件を前記被操作装置に対して設定する設定手段と、
    を備えたことを特徴とする操作条件設定システム。
  2. 前記識別情報読取手段により前記識別情報が読み取られてから、前記被操作装置の操作を終了するまでの間における前記被操作装置の作動状態を記憶する作動状態記憶手段と、
    前記各使用者による前記被操作機器の使用履歴を記憶するための使用履歴記憶手段と、
    前記識別情報読取手段により前記識別情報が再度読み取られると、前記作動状態記憶手段に記憶された作動状態、および前記識別情報読取手段により前記識別情報が再度読み取られた日を、前記識別情報に対応させて、前記使用履歴として前記使用履歴記憶手段に記憶させる使用履歴記憶制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の操作条件設定システム。
  3. 前記設定テーブル記憶手段に記憶された設定テーブルは、前記身体情報記憶手段に記憶された身体情報と、前記使用履歴記憶手段に記憶された使用履歴と、の組み合わせに基づいて、この使用者に適した被操作機器の操作条件を決定可能に構成されており、
    前記操作条件記憶制御手段は、前記身体情報記憶手段に記憶された身体情報と、前記使用履歴記憶手段に記憶された使用履歴と、を前記設定テーブル記憶手段に記憶された設定テーブルと照合することにより前記被操作機器の操作条件を決定し、該決定した操作条件を前記操作条件記憶手段に記憶し直すこと
    を特徴とする請求項2に記載の操作条件設定システム。
  4. 前記操作条件記憶制御手段により操作条件が前記操作条件記憶手段に記憶されると、該操作条件を予め設定された使用者の連絡先に送信する送信手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の操作条件設定システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011067319A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 System Instruments Kk 筋力トレーニング機械の運動状況検出装置
JP2013252418A (ja) * 2012-02-17 2013-12-19 Konami Sports & Life Co Ltd 体力判定装置、運動処方装置、体力判定方法、及びプログラム

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