JP2007105237A - 超音波診断装置の送信回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】両極性の駆動信号によって振動子を駆動する送信回路を提供する。
【解決手段】各波形発生器12から、1本の信号線によって、各振動子30に対応した片極性の送信波形パルスと送信終了パルスとが出力される。ブースター22は、片極性の送信波形パルスとは極性が異なる逆片極性の送信波形パルスを生成する。逆片極性の送信波形パルスは、片極性の送信波形パルスの終了タイミングを開始タイミングとして送信終了パルスの開始タイミングを終了タイミングとするパルスである。ブースター22は、片極性の送信波形パルスと逆片極性の送信波形パルスとから両極性駆動信号を生成する。そして、その両極性駆動信号によって各振動子30が駆動される。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波診断装置の送信回路に関し、特に、両極性の駆動信号によって振動子を駆動する送信回路に関する。
被検体に対して超音波を送受波することにより被検体内の超音波画像を形成する超音波診断装置が知られている。超音波診断装置は、複数の振動子をプローブ内に備えており、これら複数の振動子を介して超音波の送受波を行っている。このため、例えば、超音波診断装置の装置本体内に設けられた送信回路から複数の振動子に対して駆動信号が供給され、各振動子が駆動信号に基づいて駆動して超音波が送波される。
超音波診断装置の送信回路の一例として、特許文献1には、制御器によって二つのスイッチが制御されることによって、トランスを介して振動子に駆動信号を供給する送信回路が開示されている(特許文献1第1図参照)。また、特許文献2には、各振動子ごとに設けられた駆動回路が、対応する振動子を駆動する構成を開示している。
特開2002−315748号公報 特開平9−304512号公報
振動子を駆動する駆動信号は、数十から数百ボルトの高電圧の信号である。このため、駆動信号を発生する駆動回路部分は、他の比較的低い電圧を取り扱う回路部分とは、回路的に隔離されているのが一般的である。例えば、駆動回路を構成するICと、駆動回路を制御するICが、別々のICパッケージで構成される形態である。この形態では、駆動回路とそれを制御する回路との間に信号線が存在することになる。
例えば、特許文献1に記載された送信回路(特許文献1第1図参照)は、制御器によって二つのスイッチが制御されている。このため、制御器から二つのスイッチを制御するための信号線が必要となる。二つのスイッチは、各々、振動子を正極側と負極側に振動させるために設けられている。つまり、両極性に振動子を駆動させるために、二つのスイッチを制御する二つの制御信号線が設けられている。
従来、駆動信号を発生する駆動回路と駆動回路を制御する制御回路が別々に設けられ、さらに、両極性に振動子を駆動するためには、特許文献1に記載された回路のように、各振動子ごとに、二つの制御信号線で駆動回路と制御回路(制御器)を接続する必要があった。ところが、超音波診断装置においては、数百個もの振動子を取り扱う装置もあり、上述の従来の回路のように、各振動子ごとに二つの制御信号線を必要とする構成は、回路規模を増大させる点などにおいて問題があった。
本発明は、このような背景において成されたものであり、その目的は、両極性の駆動信号によって振動子を駆動する改良された送信回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の好適な態様である超音波診断装置の送信回路は、超音波を送波する複数の振動子を駆動する送信回路であって、各振動子に対応した片極性の送信波形パルスを出力する波形発生部と、前記片極性の送信波形パルスに対応した両極性駆動信号によって各振動子を駆動する振動子駆動部と、を有し、前記波形発生部は、各振動子ごとに1本の信号線によって、片極性の送信波形パルスと送信終了パルスとを前記振動子駆動部へ供給し、前記振動子駆動部は、各振動子ごとに、前記片極性の送信波形パルスと前記送信終了パルスとに基づいて両極性駆動信号を出力する、ことを特徴とする。
また、望ましい態様の送信回路において、前記振動子駆動部は、前記片極性の送信波形パルスとは極性が異なる逆片極性の送信波形パルスであって、前記片極性の送信波形パルスの終了タイミングを開始タイミングとして前記送信終了パルスの開始タイミングを終了タイミングとする逆片極性の送信波形パルスを生成し、前記片極性の送信波形パルスと逆片極性の送信波形パルスとから前記両極性駆動信号を生成する、ことを特徴とする。
本発明により、両極性の駆動信号によって振動子を駆動する改良された送信回路が提供される。これにより、例えば、送信回路の回路規模を小さくすることができる。また、例えば、送信回路の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明に係る超音波診断装置の送信回路の好適な実施形態が示されており、図1はその全体構成を示すブロック図である。
本実施形態の送信回路は、波形発生部10および振動子駆動部20を有しており、複数の振動子30を駆動する回路である。複数の振動子30は、例えば、一次元のアレイ振動子や二次元のアレイ振動子を構成する。振動子30の数は、例えば、数十個から数百個である。本実施形態の送信回路は、各振動子30を両極性駆動信号によって駆動する。つまり、電圧の正方向と負方向の両方に振動する駆動信号によって各振動子30を駆動する。
波形発生部10は、各振動子30に対応した波形発生器12を備えている。また、振動子駆動部20は、各振動子30に対応したブースター22を備えている。各波形発生器12は、対応する振動子30の送信波形パルスを出力し、各ブースター22は、対応する波形発生器12から供給された送信波形パルスに基づいて両極性駆動信号を生成して対応する振動子30を駆動する。これにより、各振動子30から両極性駆動信号に対応した超音波パルスが送波される。
波形発生部10は、デジタル信号を中心とした比較的低い電圧(例えば、数V)を扱うのに対し、振動子駆動部20は、振動子30を駆動するための比較的高い電圧(例えば、数十から数百V)を扱う。このように、取り扱う電圧(電力)の相違から、波形発生部10と振動子駆動部20は、回路的に隔離されることが望ましい。例えば、波形発生部10と振動子駆動部20は、別々のICパッケージで構成される。
本実施形態においては、各波形発生器12から各振動子30に対応した片極性の送信波形パルスが1本の信号線によって出力され、そして、その片極性の送信波形パルスに基づいて各ブースター22において両極性駆動信号が生成され、その両極性駆動信号によって各振動子30が駆動される。
図2は、各ブースターの内部構成図である。図2を利用して、片極性の送信波形パルスから両極性駆動信号が生成されて振動子に出力されるまでの処理を説明する。なお、図2におけるA〜Eの各位置に対応する信号A〜Eの波形が図3に示されている。図3を併用して、図2の回路の動作を説明する。
各ブースター(図1の符号22)には、対応する波形発生器(図1の符号12)から、1本の信号線を介して、片極性の送信波形パルスと送信終了パルスが供給される。つまり、図3に示すように、正極性矩形パルス(片極性の送信波形パルス)240と送信終了パルス250を含んだ信号Aが、図2のAの位置に供給される。正極性矩形パルス240と送信終了パルス250は、各々、0Vから5Vに立ち上がりそして5Vから0Vに立ち下がる信号である。また正極性矩形パルス240のパルス幅は、例えば、50〜200nsであり、送信終了パルス250のパルス幅は、例えば、10nsである。
信号Aの立ち上がりを入力トリガとすることにより、単安定マルチバイブレータ202の反転出力端子(図2のBの位置)から信号Bが出力される。なお、信号Bの各パルスのパルス幅は、信号Aの送信終了パルス250のパルス幅よりも広くする。信号Bの各パルスのパルス幅は、例えば、20nsである。
さらに、信号Aおよび信号BをANDゲート204に入力させて信号Cを形成する。そして、立ち上がり検出回路208(後述する図4(I)参照)で信号Aの立ち上がりを検出してセット・リセット・フリップフロップ210のリセット端子に入力する。また、立ち下がり検出回路206(後述する図4(II)参照)で信号Cの立ち下がりを検出してセット・リセット・フリップフロップ210のセット端子に入力する。これにより、セット・リセット・フリップフロップ210の反転出力端子から信号Dが出力される。
このようにして生成される信号Dは、信号Aの正極性矩形パルスとは逆極性の負極性矩形パルスとなる。
そして、信号AによってFET220,222のスイッチング動作が制御され、また、信号DによってFET230,232のスイッチング動作が制御されることにより、信号Eが出力される。FET230に接続される電源電圧VLは、デジタル回路の電源電圧5Vであり、FET222,232に接続される電源電圧HVは、送信用の高電圧であり、例えば50Vである。つまり、FET222に+50V程度の正電圧が供給され、FET232に−50V程度の負電圧が供給される。このため、+50V程度から−50V程度に振幅が変化する駆動信号として信号Eが出力される。
図3に示すように、信号Eは、信号Aの正極性矩形パルス240と信号Dの負極性矩形パルスに対応した両極性駆動信号(両極性矩形波信号)260に加えて、信号Aの送信終了パルス250に対応した残存パルス270を含んでいる。両極性駆動信号260によって振動子(図1の符号30)が駆動されて振動子から超音波パルスが送波される。一方、残存パルス270はそのパルス幅が、送信終了パルス250のパルス幅に対応して10ns程度と小さいため、残存パルス270のエネルギーは小さい。このため、残存パルス270による超音波パルスへの影響は無視できる程度となる。
図4は、立ち上がり検出回路および立ち下がり検出回路を説明するための図である。図4(I)には、立ち上がり検出回路(図2の符号208)の回路構成とa〜dの各位置における信号a〜dの波形が示されている。つまり、信号aがインバータによって反転されて信号bとなり、ディレイ素子によって遅延された結果として信号cが形成され、さらに、信号aと信号cがANDゲートに入力されて信号dが出力される。こうして、信号aの立ち上がり検出結果として信号dが出力される。ちなみに、図2の回路においては、信号Aが信号aとして立ち上がり検出回路に入力される。
一方、図4(II)には、立ち下がり検出回路(図2の符号206)の回路構成とa〜dの各位置における信号a〜dの波形が示されている。つまり、信号aがインバータによって反転されて信号bとなり、信号aがディレイ素子によって遅延された結果として信号cが形成される。さらに、信号bと信号cがANDゲートに入力されて信号dが出力される。こうして、信号aの立ち下がり検出結果として信号dが出力される。ちなみに、図2の回路においては、信号Cが信号aとして立ち下がり検出回路に入力される。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、図1の送信回路では、各波形発生器12から各振動子30に対応した片極性の送信波形パルスが1本の信号線によって出力され、そして、各ブースター22において両極性駆動信号が生成されている。このため、各波形発生器12から2本の信号線によって各ブースター22へ送信波形パルスや制御信号を供給する場合に比べて、送信回路の回路規模を小さくすることができる。特に、振動子30の個数が数百個にも及ぶアレイ振動子では、各振動子30ごとの信号線の減少が、送信回路全体の回路規模を大幅に縮小させることになる。
また例えば、波形発生部10と振動子駆動部20が、別々のICパッケージで構成されている場合、波形発生部10と振動子駆動部20とを結ぶ信号線の数が減ることにより、信号線のはんだ不良などの可能性も低減されて信頼性が向上する。
本実施形態の送信回路は、例えば、超音波診断装置の装置本体内に形成されるが、送信回路の回路規模が縮小されることに伴い送信回路が小型化されるため、例えば、プローブ内に本実施形態の送信回路を形成してもよい。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上述した実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明に係る送信回路の全体構成を示すブロック図である。 各ブースターの内部構成図である。 信号A〜Eの波形を示す図である。 立ち上がり検出回路および立ち下がり検出回路を説明するための図である。
符号の説明
10 波形発生部、12 波形発生器、20 振動子駆動部、22 ブースター、30 振動子。

Claims (2)

  1. 超音波を送波する複数の振動子を駆動する送信回路であって、
    各振動子に対応した片極性の送信波形パルスを出力する波形発生部と、
    前記片極性の送信波形パルスに対応した両極性駆動信号によって各振動子を駆動する振動子駆動部と、
    を有し、
    前記波形発生部は、各振動子ごとに1本の信号線によって、片極性の送信波形パルスと送信終了パルスとを前記振動子駆動部へ供給し、
    前記振動子駆動部は、各振動子ごとに、前記片極性の送信波形パルスと前記送信終了パルスとに基づいて両極性駆動信号を出力する、
    ことを特徴とする超音波診断装置の送信回路。
  2. 請求項1に記載の送信回路において、
    前記振動子駆動部は、前記片極性の送信波形パルスとは極性が異なる逆片極性の送信波形パルスであって、前記片極性の送信波形パルスの終了タイミングを開始タイミングとして前記送信終了パルスの開始タイミングを終了タイミングとする逆片極性の送信波形パルスを生成し、前記片極性の送信波形パルスと逆片極性の送信波形パルスとから前記両極性駆動信号を生成する、
    ことを特徴とする超音波診断装置の送信回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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