JP2007105213A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗剤泡を生成して洗浄力に優れ、洗浄ムラをなくし、洗い時間が短縮できるドラム式洗濯機を提供する。
【解決手段】洗い行程において、第1の給水工程においては、洗い工程時の第2の所定水位よりも低い第1の所定水位まで第1の給水手段11、第2の給水手段12を制御し、第2の給水手段の動作を第1の給水手段の動作より先行して給水するとともに、洗剤泡生成工程においては、駆動モータ7を制御して回転ドラム5を洗い工程における第1の所定回転速度より早い第2の所定回転速度で所定時間回転させる回転制御動作を実行し、第2の給水工程においては、第2の給水手段12を制御して第1の所定水位まで給水し、その後洗い工程を実行するようにしたもので、回転ドラム5内の循環された洗濯液と水を素早く洗濯物に含ませ、早い段階で洗剤液を十分に含んだ洗濯物をたたき洗いすることができるので、洗浄力が向上し、洗い時間が短縮できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、水平方向もしくは斜め方向に回転軸を有する回転ドラム内で洗濯、すすぎ、脱水等の各行程を行うドラム式洗濯機に関するものである。
図9は、従来のドラム式洗濯機の構造を示す縦断面図であり、以下図9に従ってその構成を説明する。
洗濯機の本体101内に、サスペンションによって支持された外槽102と、外槽102内に回転自在に支持された回転ドラム103を配設している。回転ドラム103は、駆動モータ104によって回転駆動される。本体101の正面側に開閉自在に設けた扉体105を開くことにより、外槽102の開口部102a及び回転ドラム103にある開口部103aを通して洗濯物を回転ドラム103内から出し入れすることができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
このようなドラム式洗濯機における洗濯行程について説明する。扉体105が開かれて回転ドラム103内に洗濯物が投入され、さらに洗剤が投入されて運転が開始されると、まず、給水弁106を開き外槽102内に所定の水位まで給水する。その後、駆動モータ104により回転ドラム103を所定回転速度で回転駆動させると、回転ドラム103に収容された洗濯物は、回転ドラム103の内面に設けられた撹拌突起107に引っ掛けられて回転方向に持ち上げられて適当な高さから落下しその衝撃力で洗濯される、いわゆる叩き洗いを行う。
この洗濯行程の後、汚れた洗濯水を排水し、新たに供給した水を用いてすすぎ行程を実行し、すすぎ行程が終了すると回転ドラム103を高速回転させる遠心脱水行程を行う。
このような構成のドラム式洗濯機の特徴として、洗濯水量が少なくてすむという長所がある一方、洗濯物の自重落下による洗濯方式では撹拌力不足による事や、洗濯物が十分洗濯水を含まない状態で洗濯行程を行うので、洗浄力の不足や、洗浄ムラ、さらに一定の洗浄力を確保するには洗いに時間がかかるという課題があった。
これらの課題を解決するものとして、従来技術として外槽102内に溜まった洗濯水を循環ポンプで吸い上げ、回転ドラム内に戻すことにより洗濯物に洗濯水を十分に給水させて洗浄力を高める提案がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−215894号公報 特開平9−215893号公報
しかしながら、前記従来のドラム式洗濯機の構成では、循環ポンプにより循環することができる水量は循環ポンプの能力に影響される為、洗濯物に洗濯水を十分に給水させるには大型の循環ポンプが必要となるが、一方洗濯機本体をコンパクト化しなければならないという課題もあり、その結果循環ポンプも小さくせざるを得ず、そのため十分な循環流量を得ることができないという課題があった。また、循環ポンプという新たな構成が必要となるため、複雑な構成となり、生産性や製造コスト面に課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、洗剤泡を生成して洗浄力に優れ、洗い時間を短縮するとともに、循環ポンプ等の別部材を用いることなく外槽内の洗濯水を回転ドラム内に循環することにより、洗浄力を向上させ、洗浄ムラを減少させることができる製造コストを低く抑えたドラム式洗濯機を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明のドラム式洗濯機は、外槽内に回転自在に内包された回転ドラムと、洗剤ケースを介して給水する第1の給水手段と、前記回転ドラムの前面開口上部の注水口金より給水する第2の給水手段と、前記外槽内に回転ドラムの回転に伴う洗濯水の循環手段とを構成し、洗い、すすぎ、脱水等の各工程の動作を制御する制御手段は、前記洗いの動作前に、第1の給水工程、洗剤泡生成工程、第2の給水工程を順次実行し、洗濯物への給水と洗剤液の給水、高濃度洗剤液と洗剤泡の生成と洗濯物への浸透、の各動作を効果的に制御したものである。
これによって、高濃度の洗剤液は、回転ドラムの回転方向の水流により激しく泡立ち、発生した泡は回転ドラム内の洗濯物に満遍なく付着するので、洗濯物には高濃度の洗剤液が浸透して洗浄力の高い状態になる。
また、循環手段により回転ドラムの回転に伴って循環する洗濯水を吐出口から回転ドラムに吐出することにより、洗濯水を洗濯物にふりかけて循環させる。これにより洗剤を含んだ洗濯水が洗濯物により含まれやすくなるため、洗浄力が向上し、洗浄ムラを減少させることができる。
本発明のドラム式洗濯機は、洗剤の溶解スピードを速めて、高濃度の泡洗浄を行い、循環ポンプ等を用いることなく外槽内の洗濯水を回転ドラム内に循環することにより、製造コストを低く抑えつつ洗浄力を向上させ、洗浄ムラを減少させることができる。
第1の発明に係るドラム式洗濯機は、略水平方向または傾斜方向に回転軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包した外槽と、前記回転ドラムを回転させる駆動モータと、洗剤を収納する洗剤ケースと、前記洗剤ケースを介して前記外槽内に給水する第1の給水手段と、前記回転ドラムの前面開口部の注水口金から前記回転ドラムの内部に向けて給水する第2の給水手段と、前記外槽内の洗濯水に回転水流を発生させ外槽に形成した循環水路を通して外槽前面の吐出口から前記回転ドラム内に吐出する循環手段と、前記駆動モータ及び第1、第2の給水手段等の一連の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、少なくとも第1の給水工程、洗剤泡生成工程、第2の給水工程および洗い工程を順次実行し、前記第1の給水工程においては、洗い工程時の第2の所定水位よりも低い第1の所定水位まで前記第1及び第2の給水手段にて給水制御し、第2の給水手段の動作を第1の給水手段の動作より先行するように給水制御するとともに、前記洗剤泡生成工程においては、前記駆動モータを制御して前記回転ドラムを洗い工程における第1の所定回転速度より早い第2の所定回転速度で所定時間回転させることをしたものである。
上記構成によれば、第1の給水工程では、第2の給水手段で回転ドラムの前面開口部の注水口金から内部に向けて給水するので、事前に洗濯物に水を含ませ、次工程の洗剤泡生成工程での洗剤液の浸透を高めることができるので、早い段階で洗剤液を十分に含んだ洗濯物をたたき洗いすることになり、洗浄力が向上し洗い時間が短縮できるものである。
また、第2の給水手段の動作を第1の給水手段の動作より先行して給水し、外槽内の水を外部に排水するの排水弁付近に水を充満させるため、第1の給水手段により給水される洗剤を含んだ水が排水弁まで流れずに外槽内にとどまり、溶けずに水に含まれていた粉末洗剤が排水されることなく、外槽内で洗剤を有効に使用することができる。
洗剤泡生成工程においては、外槽内に洗剤と水が投入された状態で、回転ドラムを通常の洗濯動作時の回転より高い第2の所定回転速度で回転させるように回転制御され、外槽内に給水された洗剤を含む水には回転ドラムの回転方向に水流が発生し、外槽内の水は、所定の水位より低い第1の水位までの給水量の為、少ない給水量の中に洗剤を含むため高濃度の洗剤液となる。高濃度の洗剤液は、回転ドラムの回転方向の水流により激しく泡立ち、発生した泡は外槽と回転ドラムの間から回転ドラムの開口部を通じて回転ドラム内に入り、回転ドラムの回転により攪拌されている洗濯物に満遍なく付着するので、付着した洗濯物には高濃度の洗剤液が浸透して洗浄力の高い状態になる。
第2の発明は、上記第1の発明において、制御手段は、第1の給水工程において第1及び第2の給水手段を制御して第1の水位まで給水するとともに、回転ドラムを第1の所定回転速度(例えば低速の35r/min)で回転することを特徴とする。
上記構成によれば、第1及び第2の給水手段の給水により洗濯物の一部分のみが洗濯水に浸ることを防止し、少ない水量で回転ドラムを低速回転させ全体的に洗濯水に浸るようにしたので、次工程の洗剤泡生成工程での第2の所定回転速度への立ち上げを円滑に行うことができる。
第3の発明は、上記第1または2の発明において、制御手段は、洗剤泡生成工程において回転ドラムを第1の給水工程における第1の所定回転速度より回転数が高く、循環手段により洗濯水が循環可能になる第2の所定回転速度(例えば80r/min)で回転させたものである。
上記構成によれば、循環手段により外槽に設けた取水口に取り込み、その取水口から取り込んだ循環水である洗濯水を吐出口から回転ドラム内に吐出することにより、洗濯水を洗濯物にふりかけて洗濯物に浸透させる洗浄力を向上させるとともに洗浄ムラをなくすことができるものである。
第4の発明は、上記第1〜3の発明において、制御手段は、第2の給水工程において第2の給水手段を制御して第1の水位より高水位の第2の所定水位まで給水するとともに、回転ドラムを第1の所定回転速度で正逆回転させるものである。
上記構成によれば、洗剤泡を洗濯物に全体的に浸透させるとともに、回転の遠心力により、洗剤泡を洗濯物にさらに強く素早く浸透させることができるので、さらに洗浄力が向上し、洗い時間が短縮できるものである。
第5の発明は、上記第1〜4の発明において、循環手段は、外槽に形成した循環水路を通じて外槽前面の吐出口から回転ドラム内に吐出する構成で、第2の給水手段の注水口金の高さ位置は前記吐出口よりも高い位置に設定したものである。
上記構成によれば、洗剤を含んだ洗濯水を循環により外槽前面から噴射することで、回転ドラムが傾斜しているために洗濯水に浸りにくいドラム前面付近の洗濯物に効果的にふりかけるとともに、洗剤成分を含まない水を供給する第2の給水手段の水を噴射する注水口金は、循環水路の吐出口よりも高い位置に構成し、上方から広く水を噴射させることで、前面の洗濯物だけでなく全体に水をふりかけ洗剤液の浸透を早くするとともに、すすぎ時の性能も向上させることができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の縦断面図を示すものである。図1において、ドラム式洗濯機の本体1内には、有底円筒状の外槽6がサスペンション構造(図示せず)によって本体1の正面側から背面側に向かって下向きに傾斜した状態で支持されている。外槽6は駆動モータ7の取付側である外槽本体2と扉体8側の外槽カバー3とで構成され、その接続部分で第1のパッキング部材4を介して水密的に接続固定されている。外槽6はその内側に有底円筒型に形成された回転ドラム5を、その回転軸が本体1の正面側から背面側に向かって下向きに傾斜するように回転自在に支持している。
本体1の正面側には、洗濯物を出し入れするための本体開口部1aが設けられており、さらにその本体開口部1aを開閉自在に覆う扉体8が設けられている。
外槽カバー3には、本体開口部1aの対応位置に外槽カバー開口部(第1開口部)3aが設けられており、回転ドラム5には、本体開口部1a及び外槽カバー開口部3aの対応位置に、回転ドラム開口部5a(第2開口部)が設けられている。この本体開口部1a、外槽カバー開口部3a及び回転ドラム開口部5aを介して、本体1の外から回転ドラム5内への洗濯物の出し入れを行う。
回転ドラム5は、回転ドラム開口部5aが設けられた回転ドラム前面部5b、円筒状でかつ多数の水抜き用小孔5g及び衣類撹拌用の突起5eを複数個有した回転ドラム胴部5c、及び底部を構成する回転ドラム底部5dより構成され、外槽本体2の外槽本体底部2cの外方に取り付けられた駆動モータ7によって回転駆動され、その回転速度や回転方向は可変である。
第1の給水弁(第1の給水手段)11には、第1給水ホース43の一端が接続され、該第1給水ホース43の他端は洗剤9bを収納する洗剤ケース9aに接続され、さらに洗剤ケース9aの下部に注水管路9が接続され、水道等からの給水は洗剤ケース9a、注水管路9を通過して外槽6内へ給水される。
洗剤ケース9aの上面には、第1給水ホース43に連通し水をシャワー状に出す複数の注水穴43aが設けられ、注水穴43aより出たシャワー状の水は洗剤9bの上にふりそそぐように落下し、洗剤9bとともに外槽6内に流れ落ちる。
第2の給水弁(第2の給水手段)12には、第3の給水ホース44の一端が接続され、該第3給水ホース44の他端は、注水口金45に接続されている。前記注水口金45は、回転ドラム5の上方から内部方向へ横方向に広がったスリット状に開口しており、前記注水口金45からの注水は、回転ドラム5内に薄い膜状に全体的に広がるように注水される。また、外槽6内部の洗濯水を機外に排水する場合は、外槽6の底部に接続した排水管路10の途中に設けられた排水弁13を開放することにより排水される。
後述する循環水路28等の吐出口34は、外槽6の外槽カバー開口部3a下方近傍に構成され、循環水を回転ドラム5内に吐出するように配されている。
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の制御装置15の構成を示すブロック図である。制御装置15は、制御手段16、設定手段17、記憶手段18、及びパワースイッチング手段19等から構成される。マイクロコンピュータにより構成される制御手段16は、設定手段17から入力される運転コースの選択などの設定入力に応じて、記憶手段18に記憶された制御プログラムを用いてパワースイッチング手段19に制御指令を出力し、洗い、すすぎ、脱水等の一連の工程を制御する。
パワースイッチング手段19はSCR(サイリスタ)等のスイッチング素子を用いて構成されており、制御手段16からの制御指令に応じて駆動モータ7、第1の給水弁11、第2の給水弁12、排水弁13などの動作を制御する。
駆動モータ7は例えば直流ブラシレスモータ等で構成され、前記制御手段16、およびパワースイッチング手段19により正逆回転、回転速度可変に制御される。
また、制御手段16は、駆動モータ7を制御することにより、回転ドラム5を回転させて布量検知手段46で洗濯物の量を検知する。布量検知手段46は、洗濯物の量に応じて駆動モータ7が受ける負荷の変化から洗濯物の量を検知するもので、検知された洗濯物の量は制御手段16に入力され、記憶手段18に記憶される。洗い工程での水量は、布量検知手段46で検知された洗濯物の量に応じて決定される第1の所定水位まで外槽6内に給水するようになっている。
図3は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の外槽本体2の斜視図である。図4は、同ドラム式洗濯機の外槽カバー3の斜視図である。
図3に従って、外槽本体2の循環水路構成を説明する。
外槽本体2は、外槽本体開口部2a、外槽本体胴部2bおよび外槽本体底部2cを有する有底円筒型である。
外槽本体底部2cと外槽本体胴部2bの境界部の近傍であって外槽本体底部2c内面には、略凹状に形成された外槽本体底溝部2dを、外槽本体胴部2bと略同心円の円弧状に設けている。外槽本体底溝部2dには、内面側より外槽本体底溝部2dに対応した形状の外槽本体溝蓋23が、その外周近傍に設けられた第2のパッキング部材24を介して外周部をねじ25にてねじ止め固定されており、この外槽本体底溝部2dと外槽本体溝蓋23とにより第1の循環水路22が形成されている。
第1の循環水路22の一端である取水口20は、底面が外槽本体底溝部2dの底面から外槽本体底部2cの内面まで徐々に変化する案内凹部21に連通している。また、外槽本体2には、その外槽本体胴部2bの外側に、外槽本体開口部2aから外槽本体底部2cまで連通するパイプ状の第2の循環水路26が一体に形成されており、この第2の循環水路26の外槽本体底部2c側の端が第1の循環水路22の他端に連通している。
図4に従って外槽カバー3の循環水路構成を説明する。
外槽カバー3は、外槽カバー開口部3aが設けられた外槽カバー前面部3bと、外槽カバー胴部3cと、外槽カバー後方開口部3dを有する略円筒状に形成されている。
外槽カバー3には、その外槽カバー胴部3cの外側で、第2の循環水路26に対応する位置に外槽カバー後方開口部3dから外槽カバー前面部3bまで連通する第3の循環水路27が一体に形成されている。
外槽カバー前面部3b内面には、略凹状に形成された外槽カバー前面溝部3eを、外槽カバー前面部3bの外周側から外槽カバー開口部3aに近づくにつれ、途中で二股に分かれるような略Y字状に設けられている。この外槽カバー前面溝部3eには、内面側より外槽カバー前面溝部3eの形状に対応した形状の外槽カバー溝蓋29が、その外周近傍に設けられた第3のパッキング部材30を介して、外周部をねじ31にてねじ止め固定されている。この外槽カバー前面溝部3eと外槽カバー溝蓋29とにより、略Y字状の第4の循環水路28が形成されている。
第4の循環水路28の略Y字状の下側端である一端は、第3の循環水路27の外槽カバー前面部3b側の端と連通している。外槽カバー溝蓋29には、二股に分かれた先端部分の近傍に、洗濯水を吐出するための吐出口34がそれぞれ設けられている。
この構成により、図1に示すように上記吐出口34は、外槽カバー開口部3aの外周近傍で、回転ドラム開口部5a内に面するように配設されている。
また、外槽本体2と外槽カバー3が接続固定され外槽6として本体1に支持された状態において、吐出口34は、外槽カバー前面部3bの下半分の部分に位置し、取水口20より低い位置になるように設けられている。
また、外槽本体2と外槽カバー3が接続固定された時において、第2の循環水路26と第3の循環水路27は、前述した外槽本体2と外槽カバー3を接続固定する方法と同様にして第1のパッキング部材4を介して水密的に接続固定されている。
図5(a)は本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の吐出口34の正面図、図5(b)は同吐出口34の平面図、図5(c)は同吐出口34の側断面図である。
吐出口34は、一端が第4の循環水路28と連通し、他端が回転ドラム5の内面側へ突出した略円筒状のノズル34aと、下半分がノズル34aの突出した端の下半分と一体に形成され、上半分が回転ドラム5の内面側へ向かうにつれてノズル34aの先端部からから離れるようにかつ上方に傾斜し、その上端の高さがノズル34aの上端と略同じ高さになるように形成された略円盤状の調節板33とで構成されている。この調節板33の上半分をノズル34aと離すことにより吐出小口32を形成している。また、調節板33の傾斜角度を調節することにより、第1〜4の循環水路を通ってきた洗濯水の吐出角度を調節することができる。
図6は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の回転ドラム5の平面図(図1の右方Aから矢視)であり、図7は、同回転ドラム5の要部縦断面図である。
以下図6、図7に従い、循環水路に洗濯水を循環させるポンプ機能をはたす回転ドラムの構成を説明する。
回転ドラム底部5dは、その外周に外側へ突出するフランジ部5fを設けることで、略凹状に形成され、回転ドラム胴部5cの後端部分と、フランジ部5fとを加締または溶接等により連接している。
該回転ドラム底部5dの外面側のフランジ部5f内方には、3本の延設部35aを略放射状に有するアルミダイキャスト製のドラム固定部材35が設けられるとともに、3本の延設部35a間に、それぞれ回転ドラム底部5dの外周に沿うように形成された略円弧状のリブ取付部材37が3個設けられている。また、ドラム固定部材35は、駆動モータ7から延出したシャフト7aとその中央部分で連結され、駆動モータ7の回転を回転ドラム5に伝達している。
リブ取付部材37は、外周に後方へ凸の外壁40および内壁41を設けることで、略凹状に形成し、その内部に外壁40と内壁41とを連結する複数本のリブ38を外壁40と内壁41とほぼ同じ高さで、外周側に放射状に形成している。また、その円周方向の両端には、リブ取付部材37をドラム固定部材35の延設部35aに取り付けるための延設リブ38aをそれぞれ設けて、ねじ39aにて締結固定される。
以上のように構成された循環手段で水を循環させる動作について以下説明する。
制御手段16は、第1の給水弁11、第2の給水弁12を動作させ、外槽6内に水道水等を給水する。給水された洗濯水は、外槽6と回転ドラム5とが本体1の正面側から背面側に向かって傾斜して配設されているため、外槽本体胴部2b内面と外槽本体底部2c内面との境界近傍でかつ下方に溜まった状態となる。
その後、洗濯行程に移行する。駆動モータ7により回転ドラム5を回転させると、回転ドラム5に取り付けられたリブ取付部材37のリブ38の回転のポンプ羽根の働きにより洗濯水はかきまわされ、回転ドラム5の回転速度が、所定の回転速度以上、すなわち洗濯物が回転ドラム5の内面に張り付く程度の回転速度(例えば80r/min)になると、洗濯水は、遠心力の影響で外槽本体胴部2bと外槽本体底部2cの境界近傍に集まって回転し始める。
ここで、外壁40を設けたことにより、リブ38に掻きあげられて遠心力により外槽本体胴部2b側へ向かおうとする洗濯水は、リブ取付部材37に設けた外壁40によって図7のリブ38矢印Bのように外壁40に沿って取水口20が設けられた外槽本体底部2c側に流れ出ることになる。
このように洗濯水は、外槽本体底部2c側に流れ出るとともに、外槽本体胴部2bと外槽本体底部2cの境界近傍を回転する。このとき、外槽本体底部2cには案内凹部21が設けられているので、洗濯水はリブ取付部材37から流れ出た勢いと重力とによって案内凹部21に案内され、取水口20を介して第1の循環水路22に流れ込む。
その後、流れ込んだ洗濯水は、第2の循環水路26、第3の循環水路27および第4の循環水路28を通り、吐出口34に達する。
吐出口34に達した洗濯水は、調節板33により、所定の角度で所定の広がりをもって吐出口34から回転ドラム5内へ吐出される。以上のようにして吐出された洗濯水は、回転ドラム5内で回転ドラム5とともに回転している洗濯物にふりかかることになる。
図8は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の給水制御及び回転制御の手順を示すフローチャートである。
洗い工程の初めに給水工程が開始される。給水工程は、第1の給水工程、洗剤泡生成工程、第2の給水工程の3工程からなり、それぞれ給水制御と回転ドラム5の回転制御とが実行され、以下、図8を用いて上記3工程のフローを説明する。
(第1の給水工程)
まず、給水工程が開始されると(ステップ100)、第1の給水工程が実行される。第1の給水工程において、制御手段16は第2の給水弁12を開いて外槽6内に給水する制御指令をパワースイッチング手段19に出力する。この制御動作により第2の給水弁12が開かれて第2の給水弁12に接続された第3の給水ホース44を通り、回転ドラム5の内部方向へ横方向に広がったスリット状に開口した注水口金45から、回転ドラム5内に薄い膜状に全体的に広がるように注水され、洗濯物全体に水を浸透させる(ステップ108)。
第2の給水弁12からの注水が所定時間を経過すると、制御手段16は次に第1の給水弁11を開いて外槽6内に給水する制御指令を出力する。この制御動作により第1の給水弁11が開かれて第1の給水弁11に接続された第1給水ホース43を通り、洗剤ケース9aに流れ込み、洗剤ケース9aの上面に設けた複数の注水穴43aを通り、シャワー状になって洗剤ケース9a内部の洗剤9bに注がれ、洗剤9bはこのシャワー状の水とともに流れ落ち、洗剤ケース9aの下部に接続した注水管路9を通り、外槽6内に流れ出る(ステップ110)。
この第1及び第2の給水手段による給水(ステップ108、110)と同時に、制御手段16は、駆動モータ7に第1の所定回転速度で回転ドラム5を回転駆動する制御指令を出力するので、回転ドラム5は、第1の所定回転速度で正転方向に連続回転駆動される(ステップ120)。
上記の第1の所定回転速度とは、回転ドラム5内に収容された洗濯物が、回転ドラム5の回転により回転方向に持ち上げられ、回転に伴う慣性や遠心力よりも自重が勝る高さ位置に移動したとき回転ドラム5の下方内周面上に落下する回転速度である。この第1の所定回転速度は、回転ドラム5の直径が500±50mm程度であるとき、35±5r/min程度の回転速度で、この回転速度になるように駆動モータ7を回転制御することにより、上記のような洗濯物のたたき洗いの動作が得られる。
そして、水位検知手段14で、洗い工程時の第2の所定水位より低い第1の所定水位まで水が供給されたことを検知する(ステップ111)と、制御指令をパワースイッチング手段19に出力し、第1の給水弁11が閉じられ給水は停止し(ステップ112)、それと同時に、回転ドラム5の正転方向への連続回転駆動も停止する(ステップ121)。
以上の第1の給水工程においては、回転ドラム5が停止した状態で給水した場合に洗濯物の底部分の一部分のみが濡れることを防止でき、回転しながら第2の給水弁12で水を薄い膜状に全体に広がるように上方から注水するので、洗濯物が全体的に水分を含有した状態になる。そうすることで、次工程の洗剤泡生成工程での第2の所定回転速度への立ち上げ時に、洗濯物の一部分だけが水分を含んでいると、その部分の重量が増しアンバランスになり、第2の所定回転速度への立ち上がりに伴って、外槽6が大きく振れてしまうといった問題を防止することができ、回転ドラム5の洗剤泡生成工程での第2の所定回転速度への立ち上げを円滑に行うことができる。
また、第2の給水弁12の動作を第1の給水弁11の動作より先行するように外槽6に給水し、外槽6内の水を外部に排水する排水弁13付近の排水管路10に水を充満させるため、第1の給水弁11により給水される洗剤を含んだ水が排水管路10まで流れずに外槽6内にとどまり、溶けずに水に含まれていた粉末洗剤がそのまま排水されることなくなるので、外槽6内で洗剤を有効に使用することができる。
(洗剤泡生成工程)
次に、洗剤泡生成工程が実行される。洗剤泡生成工程において、制御手段16は、駆動モータ7に第2の所定回転速度で回転ドラム5を回転駆動するように制御指令を出力するので、回転ドラム5は、第1の所定回転速度より早い第2の所定回転速度で正転方向に連続回転駆動される(ステップ122)。
ここで、第2の所定回転速度は、回転ドラム5の回転に伴う遠心力により洗濯物が回転ドラム5の内周面に張り付く程度の回転速度であり、回転ドラム5の直径が500±50mm程度であるとき、80〜140r/min程度の回転速度となる。この第2の所定回転速度で回転ドラム5が回転駆動されることにより、少ない給水量中に洗剤が溶解した高濃度の洗剤液は回転ドラム5の回転に伴って水流が発生し泡が発生しやすい状態となる。
大量に発生した洗剤泡は外槽6と回転ドラム5の間に充満して上昇し、開放されている回転ドラム開口部5aからから回転ドラム5内部に次々と侵入して洗濯物に付着する。第2の所定回転速度で回転する回転ドラム5の内周面には遠心力により洗濯物が張り付いた状態にあり、回転ドラム5の中央に空いた空間に洗剤泡が侵入しやすく、洗濯物には洗剤泡が付着する。
また、回転ドラム5の回転速度が、所定の回転速度以上、すなわち洗濯物が回転ドラム5の内面に張り付く程度の回転速度(例えば80r/min)になると、洗濯水は、遠心力の影響で外槽本体胴部2bと外槽本体底部2cの境界近傍に集まって回転し始め、取水口20を介して第1の循環水路22に流れ込むいわゆる循環水流が動作する。吐出口34に達した洗濯水は、調節板33により、所定の角度で所定の広がりをもって吐出口34から吐出される。このようにして吐出された洗濯水は、回転ドラム5内で回転ドラム5とともに回転している洗濯物にふりかかることになる。
洗剤泡を汚れた洗濯物の表面あるいは内部に浸透させると、洗剤泡の親油基が油汚れ及び油に付着した粒子汚れに結合して持ち去ることになる。また、洗剤泡が洗濯物を通過する際に破泡すると、洗濯物に高濃度の洗剤液が染み込むことになり、汚れが落ちやすい状態になるため、洗剤泡による洗濯物の洗浄が可能となる。このように洗剤液を体積の大きい洗剤泡に発泡させて回転ドラム5内の洗濯物に付着浸透させることにより、汚れに洗剤成分が作用しやすくなり、吐出口34からの洗濯水とあいまって高濃度の洗剤液が染み込みやすくなり、洗いむらが抑制され、洗浄力が向上すると同時に洗濯時間を短縮させることができる。
充分な量に発生させた洗剤泡が回転ドラム5内に侵入して洗濯物が洗剤泡にまみれた状態になる所定時間が経過した後(ステップ123)、制御手段16は、駆動モータ7に回転ドラム5を停止する制御指令を出力し、回転ドラム5は停止する(ステップ124)。
(第2の給水工程)
次に、第2の給水工程が実行される。第2の給水工程において、制御手段16は、第2の給水弁12を開いて外槽6内に給水する制御指令をパワースイッチング手段19に出力すると同時に、回転ドラム5が第1の所定回転速度で正回転・休止・反回転・休止の動作を行う制御指令をパワースイッチング手段19に出力する。この制御動作により第2の給水弁12が開かれて、第3給水ホース44を通り、注水口金45から回転ドラム5の内部に向けて上方から給水される(ステップ113)。そして、この給水と併行して、回転ドラム5は、第1の所定回転速度で正回転・休止・反回転・休止の動作を行う(ステップ125)。
回転ドラム5の内周面には複数個の撹拌突起5eが設けられており、回転ドラム5が第1の所定速度で回転すると、撹拌突起5eは回転ドラム5の内周面に接する洗濯物を引っ掛けて回転方向に持ち上げる。洗濯物はその自重が回転に伴う慣性や遠心力に勝る高さ位置まで持ち上げられたとき落下するので、回転ドラム5内に堆積する洗濯物も次々と持ち上げられて移動し、上方から落下しながら洗濯物の位置が次々と入れ替わる。そして、注水口金45から、回転ドラム5の内部の洗濯物に向けて薄い膜状に全体的に広がって給水される水分が、全ての洗濯物にすばやく供給されることとなる。このとき、洗濯物は泡にまみれているため、泡は給水される水分によって洗濯物内部にまで浸透される。また、洗濯物に泡と水を素早く染み込ませることで、以降の洗い工程にて早い段階でたたき洗いの効果を発揮することができる。
給水された外槽6内の水位は、水位検知手段14によって検出され、水位が第2の所定水位になったとき(ステップ114)、水位検知手段14は検知出力を制御手段16に入力され、制御手段16は、第2の給水弁12を閉じて給水を停止する制御指令をパワースイッチング手段19に出力し、給水は停止される(ステップ115)。これにより、第2の給水工程は終了する。このとき、回転ドラム5は、第1の所定回転速度で正回転・休止・反回転・休止の動作を行っており、この動作を続けたまま、次工程の洗い工程に進む(ステップ101)。
以降の洗い工程、すすぎ工程および脱水工程は従来技術と同様に実施することができるので、その説明は省略する。
なお、上記実施の形態では、洗い工程時に、外槽6内に水を供給する際の第2の所定水位を、布量検知手段46で検知された洗濯物の量に応じて決定するようにしたが、一定水位であっても、複数の水位を洗濯物の量、例えば、多め、少なめで使用者が選択する水位であっても良い。
また、上記実施の形態では、注水口金45は、回転ドラム5の内部方向へ横方向に広がったスリット状に開口しており、回転ドラム5内に薄い膜状に広がるように注水されるよう構成したが、注水口金45からの注水が、回転ドラム5内にシャワー状で広がるように注水されるよう構成しても、同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態では、回転ドラム5を傾斜配置した構成を示したが、回転ドラム5を水平方向に配置した場合においても、回転ドラム5の回転速度を変更することにより同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、給水制御及び回転ドラムの回転制御を行って生成する洗剤泡を洗濯物に浸透させることができる。また、ドラムの前面開口部から回転ドラムの内部に向けた給水と、ドラム内の洗濯水を循環手段により、洗濯水を素早く洗濯物に含ませ、早い段階で洗剤液を十分に含んだ洗濯物をたたき洗いすることができるため、洗浄ムラが少なく洗濯時間を短縮してランニングコストを削減したドラム式洗濯機を提供することができ、乾燥機能を有するドラム式洗濯乾燥機においても有効な構成となる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の縦断面図 同ドラム式洗濯機の制御装置の構成を示すブロック図 同ドラム式洗濯機の外槽本体の斜視図 同ドラム式洗濯機の外槽カバーの斜視図 (a)同ドラム式洗濯機の吐出口の正面図(b)同吐出口の平面図(c)同吐出口の側断面図 同ドラム式洗濯機の回転ドラムの底部の平面図(図1の右方Aから矢視) 同ドラム式洗濯機の回転ドラムの要部縦断面図 同ドラム式洗濯機の制給水制御及び回転制御の手順を示すフローチャート 従来のドラム式洗濯機の構造を示す縦断面図
符号の説明
1 本体
5 回転ドラム
6 外槽
7 駆動モータ
9a 洗剤ケース
11 第1の給水弁(第1の給水手段)
12 第2の給水弁(第2の給水手段)
16 制御手段
28 循環水路
34 吐出口
45 注水口金

Claims (5)

  1. 略水平方向または傾斜方向に回転軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包した外槽と、前記回転ドラムを回転させる駆動モータと、洗剤を収納する洗剤ケースと、前記洗剤ケースを介して前記外槽内に給水する第1の給水手段と、前記回転ドラムの前面開口部の注水口金から前記回転ドラムの内部に向けて給水する第2の給水手段と、前記外槽内の洗濯水に回転水流を発生させ外槽に形成した循環水路を通じて外槽前面の吐出口から前記回転ドラム内に吐出する循環手段と、前記駆動モータ及び第1、第2の給水手段等の一連の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、少なくとも第1の給水工程、洗剤泡生成工程、第2の給水工程および洗い工程を順次実行し、前記第1の給水工程においては、洗い工程時の第2の所定水位よりも低い第1の所定水位まで前記第1及び第2の給水手段にて給水制御し、第2の給水手段の動作を第1の給水手段の動作より先行するように給水制御するとともに、前記洗剤泡生成工程においては、前記駆動モータを制御して前記回転ドラムを洗い工程における第1の所定回転速度より早い第2の所定回転速度で所定時間回転させることを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 制御手段は、第1の給水工程において第1及び第2の給水手段を制御して第1の水位まで給水するとともに、回転ドラムを第1の所定回転速度で回転することを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 制御手段は、洗剤泡生成工程において回転ドラムを第1の給水工程における第1の所定回転速度より回転数が高く、循環手段により洗濯水が循環可能になる第2の所定回転速度で回転することを特徴とする請求項1または2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 制御手段は、第2の給水工程において、第2の給水手段を制御して第1の水位より高水位の第2の水位まで給水するとともに、回転ドラムを第1の所定回転速度で正逆回転することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
  5. 循環手段は、外槽に形成した循環水路を通じて外槽前面の吐出口から回転ドラム内に吐出する構成で、第2の給水手段の注水口金の高さ位置は前記吐出口よりも高い位置に形成したことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
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