JP2007105184A - 吸収性物品の裏面シート - Google Patents

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【課題】吸収性物品をショーツ等の衣類から引き剥がす際の音を低減することができる、吸収性物品の裏面シート及びそれを用いた吸収性物品等を提供すること。
【解決手段】本発明の吸収性物品の裏面シート3は、通気性を有する液不透過性シート31と坪量5〜100g/m2の不織布32とが積層され、これら両者が接着剤33を介して一体化された構造を有しており、前記不織布32側の面34に衣類に固定するための粘着剤層6が設けられるものであって、液不透過性シート31と不織布32との間を接合している接着剤33の塗布面積が、液不透過性シート31と不織布32との積層部分における、接着剤33が塗布されていない部分を含めた全面積の3〜60%である。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性物品の裏面シート及びそれを用いた吸収性物品等に関する。
従来、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等の吸収性物品においては、裏面シートに粘着剤層を設け、該粘着剤層を介して吸収性物品をショーツ等の衣類に固定することが広く行われている。粘着剤層を介したショーツ等への固定により、適切な位置に容易に固定することができ、また、着用中の位置ずれを防止することができる。しかし、その一方において、吸収性物品をショーツ等から剥離する際に音が発生し、他人に吸収性物品の使用や交換等を気付かれたくない使用者等を不安にさせることにもなる。
特許文献1には、裏面シートを不織布のみから構成して、通気性の裏面シートとすると共に剥離音を低減することが記載されている。
また、特許文献2,3には、吸収性物品を衣類から剥離する際の剥離音ではないが、おむつのファスナーテープ等に設けられた感圧性接着剤層を、それを圧着したターゲットテープ等の被着体から剥離する際の音を、該被着体上にシリコーン系処理剤(剥離剤)を施して低減することが記載されている。
特開平7−132961号公報 特開平5−17728号公報 特開平5−146467号公報
しかし、特許文献1には、裏面シートに液不透過性シートを使用することに関して記載されておらず、特許文献1の裏面シートでは、吸収性物品の使用中に液モレが発生しやすいという課題がある。また、不織布に液不透過性シートを貼り合わせ、それを裏面シートとして用いると、不織布のみからなる場合に比べて剥離音が大きくなることが判明しており、単に特許文献1で用いた不織布に液不透過性シートを貼り合わせても、衣類から剥離する際の剥離音の課題を解決できない。
また、特許文献2,3記載の発明は、感圧性接着剤層とそれを圧着する被着体とが一つの物品内に存在する場合に適用されるものであり、下着から吸収性物品を剥離する際の剥離音を低減するために、不特定の下着に対してシリコーン系処理剤(剥離剤)を施すことは実質的に不可能である。
従って、本発明の目的は、吸収性物品をショーツ等の衣類から引き剥がす際の音を低減することができる、吸収性物品の裏面シート及びそれを用いた吸収性物品等を提供することにある。
本発明は、通気性を有する液不透過性シートと坪量5〜100g/m2の不織布とが積層され、これら両者が接着剤を介して一体化された構造を有しており、前記不織布側の面に衣類に固定するための粘着剤層が設けられる、吸収性物品の裏面シートであって、前記液不透過性シートと前記不織布との間を接合している前記接着剤の塗布面積が、前記液不透過性シートと前記不織布との積層部分における、前記接着剤が塗布されていない部分を含めた全面積の3〜60%である、吸収性物品の裏面シートを提供することにより前記目的を達成したものである。
また、本発明は、吸収層及び請求項1〜4の何れかに記載の裏面シートを備え、該裏面シートにおける前記不織布からなる面に粘着剤層が設けられている吸収性物品であって、前記粘着剤層が、軟化剤を20〜45質量%含むホットメルト型の粘着剤を用いて形成されている吸収性物品を提供するものである。
また、本発明は、吸収層及び請求項1〜4の何れかに記載の裏面シートを備え、該裏面シートにおける前記不織布からなる面に粘着剤層が設けられている吸収性物品を、クロッチ部が天竺編の布からなるショーツと組み合わせて使用することを推奨する表示を有する包装材に収納してなる、吸収性物品の包装体、及び、吸収層及び請求項1〜4の何れかに記載の裏面シートを備え、該裏面シートにおける前記不織布からなる面に粘着剤層が設けられている吸収性物品と、クロッチ部が天竺編の布からなるショーツとを組み合わせてなる、吸収性物品セットを提供するものである。
本発明の吸収性物品の裏面シートによれば、吸収性物品をショーツ等の衣類から引き剥がす際の音を低減することができる。
本発明の吸収性物品によれば、吸収性物品をショーツ等の衣類から引き剥がす際の音を一層低減することができる。
本発明の吸収性物品の包装体及び吸収性物品セットによれば、吸収性物品をショーツから引き剥がす際の音の低減効果に一層優れた、吸収性物品及びショーツの組み合わせを提供することができる。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づいて詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る吸収性物品の裏面シート3は、図1に示すように、通気性を有する液不透過性シート31と坪量5〜100g/m2の不織布32とが積層され、これら両者が接着剤33を介して一体化された構造を有している。裏面シート3は、生理用ナプキン等の吸収性物品に組み込まれた状態においては、図1に示すように、裏面シート3の不織布側の面34にショーツ等の衣類に固定するための粘着剤層6が設けられる。
裏面シートに用いる液不透過性シートとして31は、通気性で且つ液不透過性の各種公知のシート材を用いることができるが、液漏れ防止性、通気性及び成形加工性の観点から、熱可塑性ポリマー中に無機及び/又は有機フィラーを添加した混合物を溶融成形(製膜)してシート状物とした後、該シート状物を少なくとも一軸方向に延伸させてなるものが好ましい。延伸は、少なくとも一軸方向に1.1倍以上延伸させることが好ましい。
前記熱可塑性ポリマーとしては、エチレン、プロピレンをベースとしたポリオレフィン、脂肪族、芳香族のポリエステル、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン12等のポリアミド、ポリカーボネート、ポリウレタン、アクリル樹脂などが挙げられる。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
前記熱可塑性ポリマーは、剥離音の低減効果、良好な通気性及び感触を得る観点から、ポリオレフィン又は脂肪族ポリエステルを含むことが好ましく、より好ましくは密度が0.80〜0.95のポリオレフィン、更に好ましくは密度が0.85〜0.91のポリオレフィンを含むことが好ましい。なお、ポリオレフィンの密度は、JIS K7112B法に従い測定した。
前記無機フィラーとしては、酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化バリウム、酸化アルミニウム、酸化ホウ素、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化ジルコニウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸アルミニウム、ヒドロキシアパタイト、シリカ、珪酸白土などが挙げられる。前記有機フィラーとしては、木粉、パルプ粉、各種架橋ポリマービーズなどが挙げられる。無機及び/又は有機フィラーは、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
これらのフィラーの中でも、取扱い性、成形性、価格から、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム及び炭酸バリウムから選択される少なくとも1種を用いることが好ましく、炭酸カルシウムを用いることがより好ましい。
無機及び/又は有機フィラーの平均粒径(粉体比表面積測定装置SS−100型、島津製作所製にて測定)は、0.1〜10μmであることが好ましく、成形性、通液性、液モレ防止性の観点から、より好ましくは0.3〜7μm、更に好ましくは0.5〜4μmである。
液不透過性シート31中(液不透過性シートの原料中も同様)の無機及び/又は有機フィラーの含有量は、20〜80質量%であることが好ましく、成形性、開孔性、フィルム強度の観点から、より好ましくは30〜70質量%であり、更に好ましくは50〜65質量%である。
液不透過性シート31の厚みは1〜100μmであることが好ましく、強度と感触の観点から、好ましくは3〜75μmであり、更に好ましくは5〜35μmである。また、液不透過性シートの通気性の程度は、JIS Z 0208に従い測定した透湿度が0.2〜4.0g/100cm2・hrであることが好ましく、強度との兼ね合いから、好ましくは1.0〜3.0g/100cm2・hrであり、更に好ましくは1.5〜2.7g/100cm2・hrである。
裏面シートに用いる不織布32としては、坪量が5〜100g/m2の各種の不織布を用いることができ、素材、製造法などは特に限定されないが、感触の観点から有機系繊維を用いた不織布が好ましい。前記有機系繊維としては、木綿、麻、羊毛などの天然繊維、レーヨン、キュプラの再生繊維、アセテート、プロミックスの半合成繊維、ナイロン、ポリエステル、アクリル系、ビニロン、ポリ塩化ビニル、ビニリデン、ポリオレフィン系、ポリウレタン、ポリクラール、フルオロカーボン系、ノボイド系などの合成繊維等が挙げられる。これらの中でも、感触、成形性、価格の観点からエチレン、プロピレン、ブテンをベースとしたポリオレフィンを含む繊維、または脂肪族ポリエステルを含む繊維が好ましく、ポリオレフィンを含む繊維が更に好ましい。
また不織布の感触と強度のバランスから、2種類以上の繊維の混紡、また芯/鞘、サイドバイサイド、海島、分割といった複合繊維も好ましく用いられる。
また、不織布は、感触の観点から、その製造方法が、サーマルボンド法、フエルト法、スティッチ法、ニードルパンチ法、スパンレース法、スパンボンド法、網状法、メルトブロー法であることが好ましい。
不織布の構成繊維は、その繊維径が、感触の観点から30μm以下であることが好ましく、より好ましくは15μm以下、更に好ましくは8μm以下である。不織布の構成繊維の繊維径の下限値は、特に制限されないが、生産性、入手性の観点から、例えば0.5μmである。
不織布32の坪量は、剥離音の低減の観点から5〜100g/m2であるが、感触、強度及び価格の観点から、好ましくは10〜70g/m2、更に好ましくは15〜50g/m2である。
また不織布32の厚みは、剥離音の一層の低減の観点から30〜1000μmであることが好ましく、剥離音低減効果と装着時のフィット性とのバランスの観点から、より好ましくは70〜900μm、更に好ましくは100〜800μm、特に好ましくは150〜700μmである。
なお、不織布32の厚みは、不織布に0.5g/cm2の荷重をかけて、その時の厚みをレーザー変位計(キーエンス(株)製 LK−2110)等によって求めた値である。
液不透過性シート31と不織布32とを接着する前記接着剤33としては、各種公知の接着剤を用いることができるが、塗工作業性の観点からホットメルト型の接着剤を用いることが好ましい。
好ましいホットメルト型の接着剤33の一例として、スチレン系ブロックポリマー、粘着付与剤及び軟化剤を主成分とするものが挙げられる。
前記スチレン系ブロックポリマーとしては、スチレン−ブタジエンジブロック共重合体及びその水添物、スチレン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体及びその水添物、スチレン−イソプレンジブロック共重合体及びその水添物、スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合体及びその水添物などが挙げられる。これらのスチレン系ブロックポリマーは、接着力の観点から、好ましくはスチレン部分の分子量が5000〜20000、ゴム部分の分子量が好ましくは25000〜70000である。
前記粘着付与剤としては、軟化点が10℃以下で数平均分子量が400〜2000であるC5系石油樹脂、C9系石油樹脂、C5/C9系石油樹脂、αピネン、βピネン又はジペンテンの共重合体であるポリテルペン樹脂、ロジン系樹脂、若しくはこれらの水添物などが挙げられる。
前記軟化剤としては軟化点が10℃以下で数平均分子量が150〜700のプロセスオイル、各種可塑剤、ポリブテン、液状樹脂などが挙げられる。
前記スチレン系ブロックポリマー、前記粘着付与剤及び前記軟化剤としては、それぞれ1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
スチレン系ブロックポリマー、粘着付与剤及び軟化剤を主成分とするホットメルト型の接着剤の組成は、スチレン系ブロックポリマー100質量部、粘着付与剤としての樹脂150〜200質量部及び軟化剤30〜90質量部(粘着剤中の軟化剤の含有量としては9.1〜26.5質量%)を含むものが好ましい。また、スチレン系ブロックポリマー、粘着付与剤樹脂及び軟化剤以外に、安定剤等を配合することもできる。
本発明においては、液不透過性シート31と不織布32との間を接合している前記接着剤33の塗布面積が、液不透過性シート31と不織布32との積層部分における、該接着剤33が塗布されていない部分を含めた全面積の3〜60%であり、好ましくは5〜30%、更に好ましくは5〜20%である。
接着剤33の塗布面積の前記全面積に対する割合(以下、塗布面積の割合ともいう)がこの範囲であると、優れた剥離音低減効果が得られる。また、充分な強度及び通気性を有する裏面シートが得られる。
接着剤33の塗布面積の割合が、3%未満であると、液不透過性シート31と不織布32との接着力が不充分となり、裏面シートが、当該吸収性物品を使用後にショーツなどから剥がす際、ショーツに不織布32が残りやすい、60%超であると、剥離音の低減効果が充分に得られない。
本発明において、優れた剥離音低減効果が得られる理由は、以下の通りであると考えられる。即ち、従来の生理用ナプキンを用いて、ショーツの衣類から引き剥がす際における、裏面シートに設けられた粘着剤層とショーツとの界面の状態を観察したところ、裏面シートとショーツとの間の距離が拡大するに連れて、裏面シートとショーツとの間で粘着剤の一部が引き伸ばされ、その引き伸ばされた粘着剤の一部がショーツから剥がれて元の状態に戻る際に裏面シートに打ち付けられて音を発生させていることが観察された。
本発明においては、粘着剤層と接触する裏面シートの面が不織布からなるため、粘着剤層がショーツ等の衣類から剥がれて裏面シートを打ち付ける際の相手の実質的な面積が減少しており、不織布に生じる振動が少ない上に、液不透過性シートと不織布との間が少ない面積において部分的に接合され、不織布に生じた振動が液不透過性シートに伝達されにくいことにより、液不透過性シートの振動による音発生が抑制され優れた剥離音低減効果が得られるものと推測される。
接着剤33の塗布面積の割合が前記範囲内であれば、接着剤33の塗布パターンによらずに、優れた剥離音低減効果が得られる。接着剤33の塗布形状としては、例えばスパイラル状、ドット状、棒状、格子状等とすることができ、これらを組み合わせた形状とすることもできる。ドット状(散点模様状)に塗布する場合の各ドットの形状は、円形、菱形、正方形、五角形、六角形等の任意の形状とすることができる。また、棒状に塗布する場合、その棒状の塗布部が延びる方向は、ナプキンの長手方向(着用者の前後方向と同じ)及び幅方向の何れの方向であっても良く、これら両方向に対して傾斜する方向であっても良い。接着剤33の塗布は、各種公知の塗布装置を用いて行うことができるが、ノズル塗布、コーティング、スプレー塗布装置を用いることが好ましい。
接着剤33の塗布面積の割合は、以下のようにして求めた。
接着剤33を、液不透過性シート又は不織布に塗布して、両者を一旦貼り合わせた後、両者を引き剥がし、その液不透過性シート上にトナーを散布した。液不透過性シート上の接着剤に接着しなかった過剰の未接着トナーを除去する。
まず目視にて、接着剤が塗布されている領域Cと、接着剤が塗布されていない領域Nとに区分する(図3(a)〜(c))。
接着剤が塗布されている領域C中の接着剤の塗布パターンが、図3(a)に示すように、いわゆるベタ塗りであり、その塗布形状が、長方形状や正方形状等、その面積を定規等で容易に測定できる形状である場合には、接着剤が塗布されている領域Cの、縦横の長さ等の寸法を定規等で測定して面積を算出し、接着剤の塗布面積とする。そして、その塗布面積を、液不透過性シート31と不織布32とが積層されている領域Tの全面積で除して、塗布面積の割合とする。
接着剤が塗布されている領域の接着剤の塗布パターンが、図3(b)に示すように、散点状や不定型の場合等、その面積を定規等で測定しにくい場合は、画像処理機によって、塗布面積を測定する。そして、その塗布面積(接着剤33が塗布された部分の面積の総和)を、液不透過性シート31と不織布32とが積層されている領域Tの全面積で除して塗布面積の割合とする。
接着剤が塗布されている領域の接着剤の塗布パターンが、図3(c)に示すように、スパイラル状に塗布されていたり、スプレーにより散点状に塗布されていたりする場合等には、そのようなパターンで、接着剤が塗布されている領域Cについて、画像処理機能を有する顕微鏡下で単位面積あたりのトナー接着部分の面積割合を下記式(1)より求めた。
接着剤の塗布面積の割合(%)=トナーにより着色された面積/単位面積×領域Cの面積/領域Tの全面積・・式(1)
前記全面積とは、液不透過性シート31と不織布32とが積層されている領域Tのトナーで着色されていない部分も含めた面積(トナーにより着色された部分の面積とトナーで着色されていない部分の面積の合計)を意味する。
また、トナーで着色されている部分の顕微鏡を用いた観察は、25mm2の面積を5点任意に抽出し、観察と画像処理によりトナーで着色されている部分の割合を詳細に算出する。
本発明に係る裏面シートは、液不透過性シートと不織布との積層部分の全域において、前記塗布面積の割合が上記範囲内にあり、特に粘着剤層6が設けられる領域において、接着剤33の塗布面積の割合が上記範囲内であることがより好ましい。
本実施形態の吸収性物品の裏面シート3は、例えば図2に示す生理用ナプキンにおけるように、不織布32からなる面(以下、衣類当接面ともいう)34に粘着剤層6が設けられて、吸収性物品の裏面シート3として好ましく用いられる。
図2に示す生理用ナプキン1は、液透過性の表面シート2及び液保持性の吸収体4からなる吸収層5と、液不透過性の裏面シート3とが積層状態で一体化された構造を有しており、その裏面シート3の衣類当接面に粘着剤が塗工されて、ナプキン1をショーツ等の衣類(装着具)に固定するための粘着剤層6が形成されている。図2に示す生理用ナプキン1は、着用時における着用者の前後方向と同じ方向に長い形状を有しており、その粘着剤層6は、ナプキン1の長手方向を長辺とする長方形状に形成されており且つナプキン長手方向の全長に対して50〜95%程度の長さに亘って連続的に形成されている。
粘着剤層6を形成する粘着剤としては、従来公知の各種の粘着剤を用いることができるが、塗工作業性の観点からホットメルト型の粘着剤を用いることが好ましい。
ホットメルト型の粘着剤としては、接着剤33として用いる組成物として上述した、スチレン系ブロックポリマー、粘着付与剤及び軟化剤を主成分とするホットメルト型のもの等が好ましく用いられる。但し、剥離音低減とショーツ等の衣類との粘着力の兼ね合いから、前記軟化剤の含有量は、剥離音の低減と粘着性の兼ね合いから、粘着剤全量に対して20〜45質量%であることが好ましく、より好ましくは24〜38質量%、さらに好ましくは28〜32質量%である。軟化剤の含有量が28〜32質量%であると、装着時のズレ難さと剥離音低減のバランスが特に良い。尚、粘着剤層の坪量は、例えば10〜100g/m2とすることができ、好ましくは30〜60g/m2である。
本発明の裏面シートを用いた吸収性物品又は本発明に係る吸収性物品は、通常、裏面シートの衣類当接面に設けられる粘着剤層又は設けられた粘着剤層を介してショーツ等の衣類に固定され、その状態で着用者に装着される。本発明の裏面シート及び吸収性物品は、衣類の素材を選ばずに剥離音の低減効果があり、例えば天竺編、フライス編、スムース編、トリコット編等の素材からなる衣類に固定して用いることができるが、クロッチ部が天竺編の布、特に綿の天竺編の布からなるショーツと組み合わせて用いた場合に一層剥離音が低減される。
生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等の吸収性物品は、一般に、ショーツとは別個に流通(市販等)されているため、消費者が、クロッチ部が天竺編の布からなるショーツとの組み合わせで使用できるようにする観点から、本発明の裏面シートを用いた吸収性物品又は本発明に係る吸収性物品は、クロッチ部が天竺編の布からなるショーツと組み合わせて使用することを推奨する表示を付した包装材(樹脂フィルム材からなる包装袋や、紙等からなる箱等)に収納し、吸収性物品の包装体として流通(市販等)させることが好ましい。クロッチ部が天竺編の布からなるショーツと組み合わせて使用することを推奨する表示は、そのようなショーツを商品名や品番等で特定し、該商品名や品番等のショーツの使用を勧める表示であっても良い。
また、これに代えて、本発明の裏面シートを用いた吸収性物品又は本発明に係る吸収性物品と、クロッチ部が天竺編の布からなるショーツとを組み合わせて、吸収性物品セットとして流通(市販等)させることもできる。
本発明における吸収性物品は、生理用ナプキンの他、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等であっても良い。吸収性物品の裏面シート以外の構成は、特に制限されず、公知のものと同様とすることができる。例えば、表面シートとしては、各種製法による不織布や開孔フィルム等を用いることができ、吸収体としては、親水性繊維の繊維集合体又はこれと高分子吸水ポリマーとを併用したもの等を用いることができる。また、吸収性物品は、いわゆるウイングを有するものであっても有しないものであっても良く、また、表面シートの両側部が吸収体4と裏面シート3との間に巻き下げられておらずに、吸収体4の周縁部外方で裏面シート3に接合されていても良い。
粘着剤層の平面視形状も、適宜の形態とすることができ、従来公知の各種形態のものと同様の形態とすることもできる。例えば、上述した矩形状の粘着剤層に代えて、楕円形、円形、菱形、正方形、五角形、六角形等の形状の粘着剤層を設けることもできる。また、ナプキンの幅方向及び/又は長手方向に離間させて複数の粘着剤層を形成しても良く、例えば、ナプキンの幅方向に延びる帯状の粘着剤層及び/又は長手方向に延びる帯状の粘着剤層を多数設けても良いし、粘着剤層をドット状(散点模様状)あるいは市松模様状に分散配置することもできる。
以下、実施例に基づき本発明を具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例により何ら制限されるものではない。
〔裏面シート及び粘着剤層の構成材料等〕
1.通気性を有する液不透過性シート(微細孔を有する樹脂フィルム)
樹脂としてのポリ乳酸(三井化学(株)製、商品名;レイシアH400)、ポリエチレンA(三井化学(株)製、商品名;ウルトゼックス2520F、密度=0.92)又はポリエチレンB(三井化学(株)製、商品名;SP0540、密度=0.90)と、無機フィラーとしての炭酸カルシウム(三共精粉(株)、商品名;エスカロン#2000)とを、表1に示す配合割合でドライブレンドし、得られた樹脂組成物を、それぞれ押し出し成形してシート状物を作製した後、70℃下で約2倍に一軸延伸した。得られた4種類の液不透過性シート(1A、1B、1C、1D)の透湿度(JIS Z 0208)を測定して、結果を表1に示した。
Figure 2007105184
2.不織布
表2に示す3種類の不織布(2A、2B、2C)を試験に供した。
Figure 2007105184
3.粘着剤層形成用の粘着剤組成物
樹脂としてスチレン−ブタジエン共重合体(Firestone社製、商品名;Stereon840)、粘着付与剤として芳香族テルペン系粘着剤(Arizona Chemical社製、商品名;Zonatac105)、軟化剤として白鉱油(試薬)を用い、それらを表3に示す2種類の配合割合で配合し、表3に示す粘着剤組成物(3A、3B)を作製した。
Figure 2007105184
4.液不透過性シートと不織布との間を接着する接着剤
表3に示す粘着剤組成物3Aを、液不透過性シートと不織布との間を接着する接着剤として用いた。
〔実施例1〕
表1中の液不透過性シート1Aに、表3中の粘着剤組成物3Aを接着剤として、その塗布面積の割合が15%となるようにスパイラル状に塗布し、その塗布面に、表2中の不織布2Aを積層して接着させ、裏面シートを得た。
得られた裏面シートを用いて、生理用ナプキンを製造した。裏面シートは、液不透過性シート側の面が吸収体側を向き、不織布側の面が吸収体とは反対側に向くように配置し、該不織布からなる面に、表3中の粘着剤組成物3Bを全面にスパイラル状に30g/m2塗布して粘着剤層を形成した。
尚、表面シートには、芯がポリエチレンテレフタレート、鞘がポリエチレンの芯鞘構造の複合繊維からなるエアレイド不織布(坪量25g/m2)を用い、吸収体にフラッフパルプと高吸収性ポリマーとの積層体をティッシュペーパーで包んだものを用いた。ティッシュペーパーの坪量は15g/m2、吸収体全体の坪量は700g/m2とした。フラッフパルプと高吸収性ポリマーとの質量比は3.5:1とした。
〔実施例2〜10〕
液不透過性シート、不織布、粘着剤層形成用の粘着剤の種類、液不透過性シートと不織布との接合用の接着剤の塗布面積の割合を、表4に示すように変更した以外は、実施例1と同様にして、生理用ナプキンを製造した。
〔比較例1〕
裏面シートとして、表1中の液不透過性シート(ポリエチレンシート)1Cのみを用いる以外は、実施例1と同様にして生理用ナプキンを製造した。
〔比較例2〕
実施例1において、液不透過性シート1Aと不織布2Aとを、両者間に粘着剤組成物3Aを介在させずに、150℃でヒートシール(ダイレクトラミネーション)することにより接合し、得られた複合シートを裏面シートとした以外は、実施例1と同様にして生理用ナプキンを製造した。比較例で裏面シートとして用いた複合シートの通気性(透湿度)を、粘着剤層なしの状態で、JIS Z 0208に準じて測定したところ、0.20g/100cm2h未満と通気性が大幅に低下していることが分かった。これは延伸により開孔していた(a)シートが熱により再溶融・孔再融着したためと推測している。また剥離音を評価したところ、不織布を貼り付けているにも拘らず、剥離音低減の効果は小さいものであった。
〔比較例3〕
実施例1において、粘着剤組成物3Aをその塗布面積が70%となるようにスパイラル状に塗布した以外は、実施例1と同様にして生理用ナプキンを製造した。
〔比較例4〕
実施例1において、粘着剤組成物3Aをその塗布面積が2%となるようにスパイラル状に塗布した以外は、実施例1と同様にして生理用ナプキンを製造した。この場合は、以下の(1)剥離音低減効果の評価において、ナプキンをショーツから剥がした際、粘着剤組成物3Aの使用量が少なかったため、液不透過性シート1Aと不織布2Aの層間で剥離が生じ、ショーツ側に不織布2Aが残存し、音圧の測定が不可能であった。また不織布がショーツ側に残ることは、商品として使用不可と判断した。
<評価方法>
(1)剥離音低減効果
実施例及び比較例で得られたナプキンを、天竺編又はトリコット編(表4参照)のショーツに固定し、次いでナプキンを引き剥がしたときの剥離音を次の手順で測定した。先ず、質量2kgのローラー(直径60mm、幅65mm)を用い、該ローラーを1往復させてナプキンをショーツの股布に圧着した。次に無音室において、ナプキンをショーツから手で速やかに引き剥がした時に発生する音の大小を10人のパネラーに評価させた。パネラー全員が、比較例1に対して剥離音が低減したと答えた場合を「◎」、8〜9人が剥離音が低減したと答えた場合を「○」、5〜7人が剥離音が低減したと答えた場合を「△」、4人以下が剥離音が低減したと答えた場合を「×」と評価した。本評価では、「△」以上で効果があると判断した。
(2)感触
実施例及び比較例で生理用ナプキンの製造に用いた裏面シートについて、それぞれ粘着剤層を設けていない状態において、手で触ったときの感触を10人のパネラーに評価させた。
パネラー全員が、比較例1に対して肌触りが良いと答えた場合を「◎」、8〜9人が肌触りが良いと答えた場合を「○」、5〜7人が肌触りが良いと答えた場合を「△」、4人以下が肌触りがよいと答えた場合を「×」と評価した。本評価では、「△」以上で効果があると判断した。
(3)通気性
実施例及び比較例で生理用ナプキンの製造に用いた裏面シートについて、それぞれ粘着剤層を設けていない状態において、通気性(透湿度)を評価した。
通気性(透湿度)はJIS Z 0208に準じて測定した。1.5〜4.0g/100cm2・hの透湿度を示した場合を「◎」、0.8〜1.5g/100cm2・hの透湿度を示した場合を「○」、0.2〜0.80g/100cm2・hの透湿度を示した場合を「△」、0.20g/100cm2・h未満を「×」とした。なお、上記透湿度の範囲は、「以上〜未満」の数字である。
Figure 2007105184
表4に示す結果から、実施例の生理用ナプキン(裏面シート)においては、裏面シートが液不透過性シートのみからなる比較例1に対して剥離音が低減しており、また、感触及び通気性(透湿度)も良好であることが判る。これに対して、比較例2の液不透過性シートと不織布とをヒートシールで接合したものは、剥離音が低減効果が認められず、また、通気性も劣るものであった。また、液不透過性シートと不織布との間を接着する接着剤の塗布面積の割合が70%と高い比較例3は、剥離音の低減効果が認められず、該接着剤の塗布面積の割合が2%と低い比較例4は、上述したように、液不透過性シートと不織布との間が剥離し、ショーツに不織布が残った。
図1は、本発明に係る裏面シートの一部を、不織布側の面に粘着剤層を設けた状態として示す部分拡大断面図である。 図2は、本発明に係る吸収性物品の一例である生理用ナプキンの幅方向断面を示す概略断面図である。 接着剤の塗布面積の割合の算出方法の説明図である。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 表面シート
3 裏面シート
31 液不透過性シート
32 不織布
33 接着剤
34 不織布側の面
4 吸収体
5 吸収層
6 粘着剤層

Claims (7)

  1. 通気性を有する液不透過性シートと坪量5〜100g/m2の不織布とが積層され、これら両者が接着剤を介して一体化された構造を有しており、前記不織布側の面に衣類に固定するための粘着剤層が設けられる、吸収性物品の裏面シートであって、
    前記液不透過性シートと前記不織布との間を接合している前記接着剤の塗布面積が、前記液不透過性シートと前記不織布との積層部分における、前記接着剤が塗布されていない部分を含めた全面積の3〜60%である、吸収性物品の裏面シート。
  2. 前記接着剤の塗布面積が、前記全面積の5〜20%である請求項1記載の吸収性物品の裏面シート。
  3. 前記液不透過性シートは、密度0.80〜0.95のポリオレフィンと炭酸カルシウムとを混合し溶融成形して得たシート状物を延伸させて得られたものであり、前記炭酸カルシウムの含有率が、前記液不透過性シートの全質量に対して20〜80質量%である請求項1又は2記載の吸収性物品の裏面シート。
  4. 前記不織布の厚みが150〜700μmである請求項1〜3の何れか記載の吸収性物品の裏面シート。
  5. 吸収層及び請求項1〜4の何れかに記載の裏面シートを備え、該裏面シートにおける前記不織布からなる面に粘着剤層が設けられている吸収性物品であって、
    前記粘着剤層が、軟化剤を20〜45質量%含むホットメルト型の粘着剤を用いて形成されている吸収性物品。
  6. 吸収層及び請求項1〜4の何れかに記載の裏面シートを備え、該裏面シートにおける前記不織布からなる面に粘着剤層が設けられている吸収性物品を、クロッチ部が天竺編の布からなるショーツと組み合わせて使用することを推奨する表示を有する包装材に収納してなる、吸収性物品の包装体。
  7. 吸収層及び請求項1〜4の何れかに記載の裏面シートを備え、該裏面シートにおける前記不織布からなる面に粘着剤層が設けられている吸収性物品と、クロッチ部が天竺編の布からなるショーツとを組み合わせてなる、吸収性物品セット。

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