JP4146609B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、経血やおりものなどを吸収するための生理用ナプキン、パンティライナー、おりものシート、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パンティライナー、生理用ナプキン、おりものシート、失禁パッドなどの吸収性物品として、例えば図1に示すような、ポリエチレンシートまたはポリエチレンラミネート不織布などからなる不透液性バックシート2と、不織布または透孔性プラスチックシートなどからなる透液性トップシート3との間に綿状パルプなどからなる吸収体4を介在させたものが知られている。
【0003】
この種の吸収性物品は、ズレ止めを図るために、非使用面側に該吸収性物品を下着に対して接着するための接着剤層を形成するようにしている。例えば生理用ナプキン1では図2に示すように、非使用面側に製品長手方向に沿って2条の接着剤層5、5を形成し、かつナプキン本体の長手方向中間の両側部に、外方に延在するウイングW、Wを一体的に設けるとともに、このウイングW,Wに接着剤層6、6を形成するようにしている。なお、製品状態では、これらの各接着剤層5…、6…はそれぞれ剥離紙7に対して剥離可能状態で仮着されている。
【0004】
前記生理用ナプキンを下着に固定する際には、先ず非使用面側に仮着されている剥離紙7を剥がすとともに、両ウイングW、Wに仮着されているそれぞれの剥離紙8を剥がし、図3に示すように、下着20の股間部内面側に生理用ナプキンをあてがうとともに、側方に突出するウイングW、Wを下着20の股間部の側縁を巻き込み、下着20の股間部外面にそれぞれ接着させるようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、下着への装着に際し、接着剤が塗布された部分同士が接着してしまい、これを剥離すると基材が伸びたり破れたりして、使用することができなくなってしまうことがあるという問題があった。殊に、ウイングWのように構造的に他の部分と接着し易くなっている部分においてはその傾向が顕著である。
【0006】
かかる事態の発生を防ぐために、非使用面側のウイングWと対面になる部分には、接着剤を塗布しないようにしたり、前記非使用面側のウイング対面部分に離型処理等を施し接着しないようにするなどの対策が採られている。しかし、この場合であっても、接着剤塗布部分が誤って接着してしまう虞は少なくなるものの、仮に接着してしまった場合に、再度装着できなくなってしまう点に変わりはなく十分でない。
【0007】
そこで、本発明の主たる課題は、下着への装着に際して、接着剤塗布部分同士が誤って接着してしまった場合であっても、基材の伸びや破れを伴うことなく、剥離可能とするとともに、装着時に下着に対して機能上十分なズレ止め効果を発揮し得る接着剤層を形成した吸収性物品を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明は、吸収性物品において、透液性トップシートと不透液性バックシートとの間に吸収体が介在する吸収性物品本体と、この吸収性物品本体の長手方向中間両側部に外方に延在するウイングとから構成されるとともに、前記吸収性物品本体の非使用面側及び前記ウイングの裏面側に、JIS G4305 に準拠した測定方法により、綿布に対して1.0N/25mm以上の初期接着力を有し、かつ接着剤同士間で接着した場合の接着力が1.5N/25mm以下であるスチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体を主成分とするエラストマーホットメルト接着剤からなる接着剤層を形成したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。図1は本発明に係る生理用ナプキンの展開図であり、図2はその背面図である。
【0010】
本発明が対象とする吸収性物品は、パンティライナー、生理用ナプキン、おりものシート、失禁パッド等であり、具体的には、不透液性バックシート2と透液性トップシート3との間に吸収体4を介在させてなる吸収性物品であって、図示の例では、ナプキン本体の非使用面側に接着剤層5が形成されるとともに、ナプキン本体の長手方向中間両側部に外方に延在するウイングW、Wの裏面側に接着剤層6、6が形成されている。なお、本発明は製品の非使用面側に接着剤層が形成されるものであれば、ウイングWの有無に拘わらずどのようなものであっても適用可能である。
【0011】
前記不透液性バックシート2としては、ポリエチレンシートなどの少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他にポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した不織布シート(この場合には防水フィルムと不織布とで不透液性バックシートを構成する。)などを用いることができ、通気性であっても非通気性であってもよい。
【0012】
次いで、透液性トップシート3としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。
【0013】
これら透液性トップシート3と不透液性バックシート2との間に介在される吸収体4は、たとえばフラッフ状パルプと吸水ポリマーとにより構成されている。前記吸収性ポリマーは吸水体を構成するパルプ中に例えば粒状粉として混入されている。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。
【0014】
一方、前記接着剤層5、6を形成する接着剤としては、スチレン系ポリマー、粘着付与剤、可塑剤のいずれかが主成分であるものが使用される。前記スチレン系ポリマーとしては、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレン−スチレン共重合体等が挙げられるが、これらのうち一種のみを使用しても、二種以上のポリマーブレンドであってもよい。この中でも、熱安定性が良好であるという点で、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体が好ましい。また、前記粘着付与剤および可塑剤としては、常温で固体のものを好ましく用いることができ、粘着付与剤では、例えば、C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂、ロジン系石油樹脂、ポリテルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂等が挙げられ、前記可塑剤では、例えば、リン酸トリフレシル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル等モノマー可塑剤の他、ビニル重合体やポリエステルの様なポリマー可塑剤が挙げられる。
【0015】
前記接着剤は、綿布に対して1.0N/25mm以上の初期接着力を有し、かつ接着剤同士間で接着した場合の接着力が1.5N/25mm以下であるものが使用される。綿布に対する初期接着力が1.0N/25mm未満である場合には、下着に対して十分なズレ止め機能を発揮することができず、接着剤同士間で接着した場合の接着力が1.5N/25mm以上である場合には、剥離時に基材(不透液性バックシート2)の伸びや破れが生じてしまい使用不能となってしまう。
【0016】
【実施例】
本発明者による過去の実験等により、機能上十分なズレ止め機能を発揮し得る下着に対する必要接着力は1.0N/25mm以上であることが判明している。したがって、綿布に対して1.0N/25mm以上の接着力を有しつつ、接着剤同士が接着した場合に基材の伸びや破れが無く剥離できる接着剤間接着力の上限値を求めるために本実験を行った。
【0017】
実験は、接着剤を塗布した供試体を作成し、剥離力試験と剥離力官能評価を行った。前記供試体は、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体を主成分とするエラストマーホットメルト接着剤(塗布目付30g/m2、塗布幅25mm)を不透液性バックシートの裏面に塗布したものを使用した。剥離力試験は、JIS−G4305に準拠して行った。すなわち、この供試体の接着剤塗布面を重ね、1kgローラ1往復で圧着し、貼り合わせ後3分以内に速度300mm/minで引き剥がし、その抵抗力を測定して、接着剤の接着力(以下、メルト−メルト間接着強度という。)とした。また、初期接着強度についても同様に測定した。なお、測定には、テンシロン型万能試験機を使用し、3回の平均値を接着強度とした。
【0018】
剥離力官能評価は、供試体をパネラーに手で剥がしてもらい、その接着剤の剥がし易さを評価した。評価基準は下記4段階(◎、○、△、×)で行った。剥離力官能性評価基準は、供試体が伸びることなく抵抗無く剥がれる:◎、やや抵抗はあるが供試体が伸びることなく剥がれる:○、剥がす時に供試体が伸びる感じで抵抗がある:△、剥がす時に供試体が破れる:×とした。
【0019】
【表1】
【0020】
表1に示した通り、試験の結果、メルト−メルト間接着強度が1.5N/25mmを超えると、剥離時に抵抗があり、供試体も伸びたり破れたりして形状が損なわれてしまうため、再度使用することが困難となる。従って、メルト−メルト間接着強度は1.5N/25mm以下とするのが望ましいことが判明した。
【0021】
【発明の効果】
以上詳説のとおり本発明によれば、下着への装着に際して、接着剤塗布部分同士が誤って接着してしまった場合であっても、基材の伸びや破れを伴うことなく剥離可能になるとともに、装着時に下着に対して機能上十分なズレ止め効果を発揮し得る接着剤層とすることができ、すべての吸収性物品を無駄なく使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る生理用ナプキンの展開図である。
【図2】 その背面図である。
【図3】 その使用状態図である。
【符号の説明】
1…生理用ナプキン、2…不透液性バックシート、3…透液性トップシート、4…吸収体、5・6…接着剤層、20…下着、W…ウイング
Claims (1)
- 透液性トップシートと不透液性バックシートとの間に吸収体が介在する吸収性物品本体と、この吸収性物品本体の長手方向中間両側部に外方に延在するウイングとから構成されるとともに、前記吸収性物品本体の非使用面側及び前記ウイングの裏面側に、JIS G4305 に準拠した測定方法により、綿布に対して1.0N/25mm以上の初期接着力を有し、かつ接着剤同士間で接着した場合の接着力が1.5N/25mm以下であるスチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体を主成分とするエラストマーホットメルト接着剤からなる接着剤層を形成したことを特徴とする吸収性物品。
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