JP2007104736A - 電動機の回転子 - Google Patents
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Abstract
【課題】鉄心の穴に挿入する永久磁石の固着が堅固にできて、永久磁石に腐食防止用の表面処理を施す必要をなくし得るようにする。
【解決手段】永久磁石9がその構成材料を表面に露出させていて、この永久磁石9を鉄心8の穴14に挿入した状態で熱可塑性の樹脂(合成樹脂)20により鉄心8に固着している。その熱可塑性の樹脂20は、従来使用された接着剤に比して、流動性が良く、鉄心8との密着度、及び永久磁石9との密着度も良くて、鉄心8に対する永久磁石9の固着の堅固さに優れる。このため、鉄心8の穴14における永久磁石9の位置が安定し、永久磁石9が鉄心8に擦れるようなことがなくなって、永久磁石9表面の腐食が促進されることが避けられる。よって、永久磁石9には、腐食防止用の表面処理を施す必要がなくなり、その分、製造工程が減じられ、コストの低減ができる。
【選択図】図1
【解決手段】永久磁石9がその構成材料を表面に露出させていて、この永久磁石9を鉄心8の穴14に挿入した状態で熱可塑性の樹脂(合成樹脂)20により鉄心8に固着している。その熱可塑性の樹脂20は、従来使用された接着剤に比して、流動性が良く、鉄心8との密着度、及び永久磁石9との密着度も良くて、鉄心8に対する永久磁石9の固着の堅固さに優れる。このため、鉄心8の穴14における永久磁石9の位置が安定し、永久磁石9が鉄心8に擦れるようなことがなくなって、永久磁石9表面の腐食が促進されることが避けられる。よって、永久磁石9には、腐食防止用の表面処理を施す必要がなくなり、その分、製造工程が減じられ、コストの低減ができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、鉄心の磁極を形成する部分に有する穴に永久磁石を挿入して構成する電動機の回転子に関する。
従来より、電動機の回転子においては、鉄心の磁極を形成する部分に有する穴に永久磁石を挿入して構成するものが供されている(例えば特許文献1参照)。このものの場合、永久磁石には腐食防止用にメッキ等の表面処理があらかじめ施されており、この永久磁石が上記鉄心の穴に挿入され、接着剤によって鉄心に固着されている。
特開2000−278896号公報
上記従来のものにおいて、鉄心の穴に挿入した永久磁石を鉄心に固着するのに使用される接着剤は、流動性が悪く、そのために鉄心との密着度、及び永久磁石との密着度も悪くて、鉄心に対する永久磁石の固着の堅固さに劣る。このため、鉄心の穴における永久磁石の位置が安定せず、永久磁石が鉄心に擦れるなどして、永久磁石表面の腐食が促進される。よって、永久磁石には、腐食防止用にメッキ等の表面処理をあらかじめ施す必要があるのであり、その分、製造工程が増えてコスト高となる欠点を有していた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、鉄心の穴に挿入する永久磁石の固着が堅固にできて、永久磁石に腐食防止用の表面処理を施す必要をなくし得、製造コストの低減ができる電動機の回転子を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の電動機の回転子においては、磁極を形成する部分に穴を有する鉄心を具え、この鉄心の穴に永久磁石を挿入して構成するものにおいて、前記永久磁石がその構成材料を表面に露出させているものであって、この永久磁石を、前記鉄心の穴に挿入し熱可塑性の樹脂により鉄心に固着したことを特徴とする(請求項1の発明)。
上記手段によれば、鉄心の穴に挿入した永久磁石は、熱可塑性の樹脂により鉄心に固着される。その熱可塑性の樹脂は、従来使用された接着剤に比して、流動性が良く、しかも、それの温度によるコントロールが容易であり、従って、鉄心との密着度、及び永久磁石との密着度も良くて、鉄心に対する永久磁石の固着の堅固さに優れる。このため、鉄心の穴における永久磁石の位置が安定し、永久磁石が鉄心に擦れるようなことがなくなって、永久磁石表面の腐食が促進されることが避けられる。よって、永久磁石には、腐食防止用の表面処理を施す必要がなくなり、その分、製造工程が減じられて、コストの低減ができるようになる。
以下、本発明の第1実施例(第1の実施形態)につき、図1ないし図7を参照して説明する。
まず、図2には、電動機、中でも外転形永久磁石電動機の固定子1と回転子2とを示している。
まず、図2には、電動機、中でも外転形永久磁石電動機の固定子1と回転子2とを示している。
そのうち、固定子1は、主に鉄心3とコイル4とから成っており、更に、そのうちの鉄心3は、磁性体であるけい素鋼板を多数枚積層して構成したもので、環状を成すヨーク部3aと、これの外周部から放射状に突出する多数のティース部3bとを有しており、そのほゞ全体の外面に電気絶縁材である樹脂、特には合成樹脂から成る被覆部材5を型成形して設けている。
又、被覆部材5には、内周部に複数個の取付部6を形成しており、これによって固定子1を洗濯機など必要機器のモータ取付部に取付けるようにしている。そして、各ティース部3bには、被覆部材5の各外周にコイル4を巻装し、以上によって固定子1を構成している。
これに対して、回転子2は、主にフレーム7と鉄心8及び永久磁石9から成っている。そのうち、フレーム7は、磁性体である例えば鉄板をプレス加工することにより形成したもので、円形の主板部7aと、この主板部7aの外周部から外開き状の段部7bを経て起立する環状の周側壁7cとを有する、扁平な有底円筒状を成している。
鉄心8は、フレーム7の内周部に設けているが、詳細には、この場合、図1に示すように、周側壁7cの内周部に配置している。又、鉄心8は、フレーム7の段部7bからは軸方向(図で上方)に少し離間して、周側壁7cよりも更に軸方向に少し突出するようにしている。そして段部7bには、樹脂通孔10を全周にわたって複数形成しており、一方、主板部7aには、図2に示すように、中心部に軸支体挿着孔11を形成し、この軸支体挿着孔11と段部7bとの間の部分に通風孔12を放射状に多数形成している。
又、鉄心8は、この場合、図3に示すように、ほゞ弧状に打ち抜いた磁性体である例えばけい素鋼板を多数枚積層することで構成した単位鉄心8aを、複数個(例えば6個)継ぎ合わせることにより、1つの円環状に構成したものであり、この鉄心8の、磁極(例えば計48極)を形成する部分13には、それぞれ穴14を形成している。この穴14は、この場合、図1に示すように、鉄心8の軸方向片側の端面部である下端面から反対側の端面部である上端面まで達して開通する深さのもので、図4に示すように、鉄心8の接線方向に長い矩形状を成し、それぞれ外側部のほゞ中央に外方への凹欠部15を有している。
なお、磁極を形成する部分13は、内周部を中高の曲面状に形成しており、磁極を形成する部分13の各間には谷部16が存在している。
なお、磁極を形成する部分13は、内周部を中高の曲面状に形成しており、磁極を形成する部分13の各間には谷部16が存在している。
以上に対して、永久磁石9は上記鉄心8の穴14に隙間を有して挿入可能な大きさの矩形の平板状を成すもので、磁石材料であるフェライトなど構成材料を表面に露出させていて、メッキなど腐食防止用の表面処理を施していないものであり、この永久磁石9を上記鉄心8の穴14にそれぞれ挿入している。
しかして、図5には、上記回転子2の製造に用いる成形型17を示しており、この成形型17は、下型17aと、これに被さる上型17bとから成っている。上述の永久磁石9を穴14に挿入した鉄心8は、下型17aの凸部18の外周に置き、その上からフレーム7を被せ、更に上型17bを被せて、図6に示すように型締めする。そして、その後、上型17b及び下型17a間のキャビティ19に、熱可塑性の樹脂、特には合成樹脂20を溶融状態で注入し充填する。
上記合成樹脂20の注入方向は、図6に矢印Aで示すように、上型17b側から下型17a側に向かってであり、すなわち、図6でフレーム7の鉄心8を組み込んだ側とは反対側の上部にゲートが存在している(図示省略)。
この結果、合成樹脂20が、図1に示すように、フレーム7の段部7bの樹脂通孔10を通って、鉄心8とフレーム7の段部7bとの間から、鉄心8の穴14と永久磁石9との間の隙間及び凹欠部15に充填されて、永久磁石9の全部を包み込む(永久磁石9を露出させないようにする)と共に、鉄心8とフレーム7の段部7bとの間、並びに鉄心8の谷部16に図7に示すように充填され、そして、フレーム7の段部7bの樹脂通孔10より鉄心8側とは反対の段部7b外面にも充填されて成形される。
又、そのとき、合成樹脂20は、別のゲート(図示省略)から、図2に示すように、フレーム7の軸支体挿着孔11の部分に至ってインサート部品である軸支体21を包み込んで保持するように成形されると共に、その周囲に放射状に延びる複数のリブ22を形成する。かくして、フレーム7と、鉄心8、及び永久磁石9が合成樹脂20によって一体に固着され、軸支体21の保持、並びに複数のリブ22の成形もなされて、回転子2が製造される。
なお、成形型17は、合成樹脂20が硬化した時点で、上型17bを取り除き、下型17aから回転子2の全体を取り上げる。
又、回転子2は、その後、上記軸支体21に図示しない回転軸を取付け、この回転軸を同じく図示しない軸受を介して軸受ホルダ(これも図示せず)に回転自在に支持させることにより、前記鉄心8の穴14に永久磁石9を挿入して構成した複数の磁極が固定子1の外周に位置して回転されるようになっている。
又、回転子2は、その後、上記軸支体21に図示しない回転軸を取付け、この回転軸を同じく図示しない軸受を介して軸受ホルダ(これも図示せず)に回転自在に支持させることにより、前記鉄心8の穴14に永久磁石9を挿入して構成した複数の磁極が固定子1の外周に位置して回転されるようになっている。
このように本構成の電動機の回転子2においては、永久磁石9がその構成材料を表面に露出させていて、この永久磁石9を鉄心8の穴14に挿入した状態で熱可塑性の樹脂(合成樹脂)20により鉄心8に固着している。その熱可塑性の樹脂20は、従来使用された接着剤に比して、流動性が良く、しかも、それの温度によるコントロールが容易であり、従って、鉄心8との密着度、及び永久磁石9との密着度も良くて、鉄心8に対する永久磁石9の固着の堅固さに優れる。このため、鉄心8の穴14における永久磁石9の位置が安定し、永久磁石9が鉄心8に擦れるようなことがなくなって、永久磁石9には、腐食防止用の表面処理を施さなくても表面の腐食が促進されることが避けられる。よって、その分、製造工程が減じられ、コストの低減ができる。
加えて、本構成のものの場合、永久磁石9は、その全部が合成樹脂20により包み込まれて覆われ露出しないようにもしている。これにより、永久磁石9の外気との接触がより確実に避けられて、腐食防止用の表面処理を施さない永久磁石9の腐食が一段とされないようにできる。
以上に対して、図8ないし図11は本発明の第2ないし第5実施例(第2ないし第5の実施形態)を示すもので、それぞれ、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
[第2実施例]
図8に示す第2実施例においては、合成樹脂20を、鉄心8の穴14と永久磁石9との間の隙間に充填させず、鉄心8とフレーム7の段部7bとの間に充填させた分の合成樹脂20で、永久磁石9を鉄心8に固着するようにしている。
合成樹脂20による、鉄心8に対する永久磁石9の固着は、このようにしてもできる。
図8に示す第2実施例においては、合成樹脂20を、鉄心8の穴14と永久磁石9との間の隙間に充填させず、鉄心8とフレーム7の段部7bとの間に充填させた分の合成樹脂20で、永久磁石9を鉄心8に固着するようにしている。
合成樹脂20による、鉄心8に対する永久磁石9の固着は、このようにしてもできる。
[第3実施例]
図9に示す第3実施例においては、永久磁石9の全部が合成樹脂20により包み込まれて覆われ露出しないようにすると共に、フレーム7の段部7b側とは反対側における鉄心8の軸方向の片側端面部をも合成樹脂20により覆って露出しないようにしている。
合成樹脂20による、永久磁石9の固着と覆いは、このようにしてもできる。
図9に示す第3実施例においては、永久磁石9の全部が合成樹脂20により包み込まれて覆われ露出しないようにすると共に、フレーム7の段部7b側とは反対側における鉄心8の軸方向の片側端面部をも合成樹脂20により覆って露出しないようにしている。
合成樹脂20による、永久磁石9の固着と覆いは、このようにしてもできる。
[第4実施例]
図10に示す第4実施例においては、合成樹脂20を、鉄心8の穴14と永久磁石9との間の隙間に充填させず、鉄心8とフレーム7の段部7bとの間に充填させると共に、フレーム7の段部7b側とは反対側における鉄心8の軸方向の片側端面部を、鉄心8の谷部16に充填された上で回り込んだ合成樹脂20により覆って露出しないようにしている。
合成樹脂20による、鉄心8に対する永久磁石9の固着と覆いは、このようにしてもできる。
図10に示す第4実施例においては、合成樹脂20を、鉄心8の穴14と永久磁石9との間の隙間に充填させず、鉄心8とフレーム7の段部7bとの間に充填させると共に、フレーム7の段部7b側とは反対側における鉄心8の軸方向の片側端面部を、鉄心8の谷部16に充填された上で回り込んだ合成樹脂20により覆って露出しないようにしている。
合成樹脂20による、鉄心8に対する永久磁石9の固着と覆いは、このようにしてもできる。
[第5実施例]
図11に示す第5実施例においては、合成樹脂20を、鉄心8の穴14と永久磁石9との間の隙間に充填させず、フレーム7の段部7b側とは反対側における鉄心8の穴14の軸方向片側の端部14aを、鉄心8の板材の一層8b分、永久磁石9の同片側の端面部より小さくしていて、そこの鉄心8の層8bと、鉄心8の谷部16に充填された上で回り込んだ合成樹脂20の層20aとで、永久磁石9の端面部を覆っている。又、この場合、合成樹脂20の層20aよりも内側(図では左側)及び外側(同右側)でも、フレーム7の段部7b側とは反対側における鉄心8の軸方向の片側端面部を、鉄心8の谷部16に充填された上で回り込んだ合成樹脂20で覆っている。
図11に示す第5実施例においては、合成樹脂20を、鉄心8の穴14と永久磁石9との間の隙間に充填させず、フレーム7の段部7b側とは反対側における鉄心8の穴14の軸方向片側の端部14aを、鉄心8の板材の一層8b分、永久磁石9の同片側の端面部より小さくしていて、そこの鉄心8の層8bと、鉄心8の谷部16に充填された上で回り込んだ合成樹脂20の層20aとで、永久磁石9の端面部を覆っている。又、この場合、合成樹脂20の層20aよりも内側(図では左側)及び外側(同右側)でも、フレーム7の段部7b側とは反対側における鉄心8の軸方向の片側端面部を、鉄心8の谷部16に充填された上で回り込んだ合成樹脂20で覆っている。
このようにすることで、鉄心8の穴14における永久磁石9の位置決め(抜け止め)が穴14の軸方向片側の端部を小さくした鉄心8の層8bででき、且つ、永久磁石9の覆いが鉄心8の層8bと合成樹脂20の層20aとでできる。
又、この場合、永久磁石9の端面部より小さくなった鉄心8の穴14の軸方向片側の端部は、前述の合成樹脂20の注入方向(矢印A参照)元とは反対側で、要するに、永久磁石9の端面部より小さくなった鉄心8の穴14の軸方向片側の端部とは反対の側から合成樹脂20が注入されるようにしている。
これにより、合成樹脂20の流動が一層スムーズになって、成形しやすく、又、その流動が一層スムーズになる分、合成樹脂20の、鉄心8との密着度及び永久磁石9との密着度も一層良くできて、鉄心8に対する永久磁石9の固着の堅固さに一段と優れるようにできる。更に、永久磁石9の端面部より小さくなった鉄心8の穴14の軸方向片側の端部とは反対の側から注入される合成樹脂20で永久磁石9を鉄心8の層8bに押し付けて、より堅固に固着できるので、永久磁石9が鉄心8に擦れることの一層ないようにできて、永久磁石9表面の腐食が促進されることを一段と確実に回避できると共に、永久磁石9の固着の不確実さを因とした振動騒音の発生をより少なくすることができる。
なお、上記第2、第4、第5実施例における鉄心8の穴14と永久磁石9との間には、隙間の全部に合成樹脂20を完全に充填させないものに限られず、隙間の一部に合成樹脂20を充填させる構成があり、かかる構成でもかまわない。又、第5実施例では、鉄心8の穴14と永久磁石9との間の隙間の全部に合成樹脂20を完全に充填させるようにしても良い。
そして、図示しないが、永久磁石9は、その構成材料を表面に露出させるのに代えて、表面に、水ガラスや防錆材の塗布など、簡易コーティングを施すようにしても良く、このものでは、永久磁石表面の腐食促進を回避するのにより高い効果が得られ、それでいて、従来の腐食防止用のメッキ等の高レベルの表面処理よりも製造コストを低く済ませることができる。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、特に電動機全体としては、回転子が固定子の外周に位置して回転する外転形に限られず、回転子が固定子の内部に位置して回転する内転形であっても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
図面中、2は回転子、8は鉄心、8bは鉄心の層、9は永久磁石、13は磁極を形成する部分、14は穴、14aは鉄心の穴の軸方向片側の端部、20は合成樹脂(熱可塑性の樹脂)、20aは合成樹脂の層を示す。
Claims (5)
- 磁極を形成する部分に穴を有する鉄心を具え、この鉄心の穴に永久磁石を挿入して構成するものにおいて、
前記永久磁石がその構成材料を表面に露出させているものであって、この永久磁石を、前記鉄心の穴に挿入し熱可塑性の樹脂により鉄心に固着したことを特徴とする電動機の回転子。 - 鉄心の穴に挿入し熱可塑性の樹脂により鉄心に固着した永久磁石が、熱可塑性の樹脂により覆われて露出していないことを特徴とする請求項1記載の電動機の回転子。
- 鉄心の穴の軸方向片側の端部が永久磁石の端面部より小さくなっていて、そこの鉄心の層と熱可塑性の樹脂の層とで永久磁石の端面部を覆っていることを特徴とする請求項2記載の電動機の回転子。
- 永久磁石の端面部より小さくなった鉄心の穴の軸方向片側の端部とは反対の側から熱可塑性の樹脂が注入されていることを特徴とする請求項3記載の電動機の回転子。
- 永久磁石がその構成材料を表面に露出させるのに代えて、表面に簡易コーティングを施していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電動機の回転子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005287270A JP2007104736A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 電動機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005287270A JP2007104736A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 電動機の回転子 |
Publications (1)
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JP2007104736A true JP2007104736A (ja) | 2007-04-19 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112166540A (zh) * | 2018-06-05 | 2021-01-01 | Bsh家用电器有限公司 | 电驱动马达、湿转子泵和家用器具 |
-
2005
- 2005-09-30 JP JP2005287270A patent/JP2007104736A/ja active Pending
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