JP2007104218A - 情報処理装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 より効率的にキャリブレーション対象の機器を判別して、各機器に対するキャリブレーションを実行することができる情報処理装置及びその制御方法、プログラムを提供する。
【解決手段】 プリンタ毎に異なる配列パターンからなるカラーパッチを割り当て、そのカラーパッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を管理する。プリンタから出力されたカラーパッチの測色結果と関連付け情報とに基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する。測色結果を用いて、特定されたプリンタに対するキャリブレーションを実行するキャリブレーション。
【選択図】 図12

Description

本発明は、複数のプリンタそれぞれに対するキャリブレーションを実行する情報処理装置及びその制御方法、プログラムに関するものである。
カラープリンタでは、起動時あるいは所定の枚数を出力した場合に、キャリブレーションを行うことが一般的である。キャリブレーションにより色味や濃度の補正を行う。そして、キャリブレーションの実施に際しては、次のような手順を踏む。例えば、階調パターンや複数のCMYK値のパッチを紙等の記録媒体にパッチシートとして出力を行う。次に、出力されたパッチシートをスキャナあるいは分光測色機等の測色手段によって読み取ることで、カラープリンタの色味や濃度の変動状態を測定し、カラープリンタの画像出力パラメータあるいはICCプロファイルの補正を行う。
一方、近年のプリントシステムにおいては、ネットワークに複数台のカラープリンタが接続されているだけでなく、複数台のプリンタを仮想的に1台のプリンタとして取り扱い、同一画像の出力を行うクラスタリングが行われるようになってきている。このため、複数台のプリンタを同時にキャリブレーションを行う機会が増えてきている。
複数台のキャリブレーションを効率よく行うにあたっては、上述のようなパッチシートを複数のプリンタそれぞれから同時に出力し、それらのパッチシートを1つの測色手段で測色することが一般的に行われている。その際には、いずれのプリンタから出力されたパッチシートであるかを判断するために、いくつかの先行技術(特許文献1〜3)が開示されている。
特開2000−253252公報 特開2001−180090公報 特許第03524148号
上記特許文献1〜3に開示される技術は、いずれもパッチシート中の測色部分とは異なる箇所に機種を判別するための機種判別部分を設けている。そのため、分光測色機では、機種判別部分の読取を行う場合は、別途、測色動作とは別の読取動作を行う必要があり、作業効率が低下する。更には、機種判別部分に文字やバーコード等の形状により機種判別を行う方法は、分光測色機では機種判別を行うことができないという課題を有する。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものである。その目的は、より効率的にキャリブレーション対象の機器を判別して、各機器に対するキャリブレーションを実行することができる情報処理装置及びその制御方法、プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、
複数のプリンタそれぞれに対するキャリブレーションを実行する情報処理装置であって、
プリンタ毎に異なる配列パターンからなるカラーパッチを割り当て、そのカラーパッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を管理する管理手段と、
プリンタから出力されたカラーパッチの測色結果と前記関連付け情報とに基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する特定手段と、
前記測色結果を用いて、前記特定手段で特定されたプリンタに対するキャリブレーションを実行するキャリブレーション手段と
を備える。
また、好ましくは、前記プリンタから出力されたカラーパッチを測色する測色手段を更に備える。
また、好ましくは、前記管理手段は、前記カラーパッチの全体配列または部分配列と、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を管理し、
前記特定手段は、前記測色結果から得られるカラーパッチの全体配列または部分配列と、前記関連付け情報を比較し、その比較結果に基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する。
また、好ましくは、前記管理手段は、前記カラーパッチの先頭パッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を管理し、
前記特定手段は、前記測色結果から得られるカラーパッチの先頭パッチと、前記関連付け情報を比較し、その比較結果に基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する。
また、好ましくは、前記管理手段は、前記カラーパッチ上の特定色のパッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を管理し、
前記特定手段は、前記測色結果から得られるカラーパッチ上の特定色のパッチと、前記関連付け情報を比較し、その比較結果に基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する。
また、好ましくは、プリンタ毎に、特定色のパッチの出現位置を指定する指定手段を更に備え、
前記管理手段は、前記指定手段で指定された出現位置のパッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を管理する。
また、好ましくは、指定されたプリンタから出力されたカラーパッチの測色結果と、前記関連付け情報に基づいて、前記カラーパッチが、前記指定されたプリンタに対するものであるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定の結果、前記カラーパッチが、前記指定されたプリンタに対するものでない場合、エラー情報を出力する出力手段と
を更に備える。
また、好ましくは、前記判定手段の判定の結果、前記カラーパッチが、前記指定されたプリンタに対するものである場合、前記キャリブレーション手段は、前記測色結果を用いて、前記特定手段で特定されたプリンタに対するキャリブレーションを実行する。
上記の目的を達成するための本発明による情報処理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
複数のプリンタそれぞれに対するキャリブレーションを実行する情報処理装置の制御方法であって、
プリンタ毎に異なる配列パターンからなるカラーパッチを割り当て、そのカラーパッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を記憶媒体に管理する管理工程と、
プリンタから出力されたカラーパッチの測色結果と前記関連付け情報とに基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する特定工程と、
前記測色結果を用いて、前記特定工程で特定されたプリンタに対するキャリブレーションを実行するキャリブレーション工程と
を備える。
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
複数のプリンタそれぞれに対するキャリブレーションを実行する情報処理装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
プリンタ毎に異なる配列パターンからなるカラーパッチを割り当て、そのカラーパッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を記憶媒体に管理する管理工程と、
プリンタから出力されたカラーパッチの測色結果と前記関連付け情報とに基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する特定工程と、
前記測色結果を用いて、前記特定工程で特定されたプリンタに対するキャリブレーションを実行するキャリブレーション工程と
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、より効率的にキャリブレーション対象の機器を判別して、各機器に対するキャリブレーションを実行することができる情報処理装置及びその制御方法、プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
<実施形態1>
<システム構成及びシステム構成要素の説明>
まず、図1〜図4を用いて、実施形態1におけるシステム構成並びシステムを構成する各要素について説明する。
<システム構成の説明>
図1は本発明の実施形態1のネットワークシステムの構成を示す図である。
図1のネットワークシステムは、プリンタコントローラとなるフロントエンドサーバ1、プリンタエンジン2(フロントエンドサーバ1を介してネットワーク3に接続)、クライアントA及びクライアントB(PCとモニタを含む)で構成されている。フロントエンドサーバ1とクライアントA及びBは、ネットワーク3を介して相互に接続されている。
クライアントA及びクライアントBは、モニタ表示や画像処理に必要なCPU・VRAM、モニタ、入力デバイス(キーボード、マウス等)等の汎用コンピュータに搭載される各種構成要素、及びネットワーク上の通信に必要な通信機能を備えている。更には、クライアントAには、ICCプロファイル等の画像出力パラメータの補正を行う際に用いるパッチデータを測色するための測色機32が接続されている。測色機32は、例えば、公知の技術により構成される分光光度計が用いられる。尚、測色値を別途取得できる構成であれば、測色機32はクライアントAに直接接続されている必要はない。
また、プリンタエンジン2は、複数台接続することが可能であり、この複数台接続されたプリンタエンジンの任意の組み合わせによりクラスタを構成することが可能である。実施形態1においては、プリンタエンジン2−1〜2−3の合計3台が接続されているものとして説明を行う。
尚、以降の説明において、特に、プリンタエンジンの固体を指定しない場合やプリンタエンジン全体を指し示す場合は、プリンタエンジン2と呼称する。
<フロントエンドサーバ1及びプリンタエンジン2の構成の説明>
図2は本発明の実施形態1のフロントエンドサーバとプリンタエンジンの構成を示す図である。
図2において、フロントエンドサーバ1は、ネットワークに接続するためのネットワークI/F(インタフェース)部10、ジョブデータを制御するジョブ制御部11を備える。また、フロントエンドサーバ1は、PDL(ページ記述言語)データを解析して中間データを生成するPDLインタプリタ部12を備える。また、フロントエンドサーバ1は、PDLインタプリタ部12で生成された中間データが格納される中間データ格納部13、プリンタエンジン2とのデータのやり取りを行うための通信I/F部14を備える。
また、フロントエンドサーバ1は、フロントエンドサーバ1に接続されるプリンタエンジン2のクラスタリング構成を管理するプリンタ管理部15を備える。また、フロントエンドサーバ1は、ジョブに対して、ICCプロファイルを用いて指定されたカラーマッチング処理を行うカラーマネージメント処理部16を備える。
また、フロントエンドサーバ1は、カラー設定管理部17を備える。このカラー管理設定部17は、カラーマッチングに使用されるプロファイル、カラーマッチング処理を行うための各種パラメータ及び使用するプロファイル等のデータセット(以降、カラー設定と称する)を保有・管理する。そして、このカラー設定管理部17は、フロントサーバ1内の各種構成要素へカラーマッチング設定の提供を行う。
また、ジョブ制御部11は、ジョブ管理部11A、ジョブ解析部11B、ホットフォルダ管理部11C、ジョブチケット生成・編集部11D、設定情報管理部11E、カラー設定情報管理部11Fを備えている。
ジョブ管理部11Aは、ジョブデータをホールドする等のジョブ管理を行う。ジョブ解析部11Bは、ジョブデータ中のジョブチケットを解析する。ホットフォルダ管理部11Cは、クライアントからのジョブデータを受け付けるディレクトリの監視を行い、このディレクトリへ投入されたジョブデータファイルに対して事前に設定した内容に基づきジョブチケットを付与し、ジョブデータとする。
ジョブチケット生成・編集部11Dは、ジョブ管理部11Aによって管理されるジョブデータの編集、ジョブチケットの生成、編集を行う。設定情報管理部11Eは、ホットフォルダ管理部11Cに投入されるジョブデータファイルに対して生成、付与するジョブチケットの設定内容等の管理を行う。カラー設定情報管理部11Fは、設定情報管理部11Eにて管理を行う情報の内、特に、カラーマッチングに関する情報の管理を行う。カラー設定管理部17は、カラーマッチングに用いるプロファイル及びカラー設定を格納するカラー設定格納部17Aも保有する。
プリンタエンジン2は、通信I/F部20、出力部21、レンダリング部22、カラーマネージメント処理部23を備える。通信I/F部20は、フロントエンドサーバ1とデータをやりとりする。レンダリング部22は、フロントエンドサーバ1より送信された中間データをビットマップイメージデータに変換する。カラーマネージメント処理部23は、ジョブに対してICCプロファイルを用いて指定されたカラーマッチング処理を行う。
尚、実施形態1のICCプロファイル補正(以下、ソフトウェアキャリブレーションと称する)は、プロファイル作成時に用いるカラーパッチより少ない複数のCMYK混色カラーパッチの測色値を用いて、プリンタプロファイルの補正を行うものである。より具体的には、プリンタの出力枚数の蓄積あるいは、温度、湿度等のプリンタの稼働環境によるプリント出力の色味の変化を補正するべく作成済のプリンタプロファイルの補正を行うものである。ここで、実施形態1においては、プロファイル補正の詳細手順については公知の技術を用いるものとして特に記載は行わない。
また、カラーパッチのプリント出力結果であるパッチシートを出力する際には、カラーマネージメント処理部16、カラーマネージメント処理部23においてのカラーマッチング処理は行わない。
<クライアントAの構成の説明>
図3は本発明の実施形態1のクライアントAの構成を示す図である。
クライアントAは、ネットワークI/F部10、測色機制御部31、カラー設定編集部30、パッチ管理送信部30A、測色管理部30B及びプロファイル補正部30Cを備える。
ネットワークI/F部10は、フロントエンドサーバ1におけるネットワークI/F部10と等価なネットワークI/F部である。カラー設定編集部30は、フロントエンドサーバ1中のカラー設定格納部17A中に格納されるプロファイル及びカラー設定の新規登録、削除及び編集を行う。測色機制御部31は、クライアントAに接続される測色機32を制御する。また、カラー設定編集部30には、パッチ管理送信部30A、測色管理部30B、プロファイル補正部30Cが接続されている。
パッチ管理送信部30Aは、ソフトウェアキャリブレーションの際に測色機制御部31を介して測色機32で測色するためのパッチシートの出力用データを管理する。このパッチシートは、例えば、CMYK各色の混合値のカラーパッチを複数組み合わせて構成される。そして、補正対象となるプリンタプロファイルを適用するプリンタエンジン2に対するプリンタ出力用ジョブをフロントエンドサーバ1へ送信する。
測色管理部30Bは、パッチシートの測色値をプリンタエンジン2と関連付けて記憶する。プロファイル補正部30Cは、測色管理部30B、及び測色管理部30Bにおいて管理される測色値より、補正対象であるプリンタプロファイルの補正処理を行う。
<クライアントBの構成の説明>
図4は本発明の実施形態1のクライアントBの構成を示す図である。
クライアントBは、プリント出力用のPDLであるジョブデータファイルを生成し、フロントエンドサーバ1中のホットフォルダ管理部11Cの管理するホットフォルダへ投入を行う目的で存在する。
クライアントBは、ネットワークI/F部10、プリントデータ作成・編集部41、文書作成・編集部41A及びPDL生成部41Bを備える。
ネットワークI/F部10は、フロントエンドサーバ1及びクライアントAにおけるネットワークI/F部10と等価なネットワークI/F部である。プリントデータ作成・編集部41は、本システムの操作者がプリントデータの作成、編集を行い、PDLデータを作成し、このPDLデータをホットフォルダ管理部11Cが監視するディレクトリ(ホットフォルダ)への投入を行う。
プリントデータ作成・編集部41には、文書作成・編集部41及びPDL生成部41Bが接続されている。文書作成・編集部41は、作者が文書作成・編集を行う。PDL生成部41Bは、文書作成・編集部41Aによって作成された文書を解析し、その解析結果よりPDLの生成を行う。
尚、クライアントBは、ICCプロファイルを用いたカラーマッチングを行うプリントジョブをホットフォルダへ投入することで生成するため、本実施形態のプリントシステムでは必要となる構成であるが、本発明においては必須の構成ではない。
以上、図1〜図4を用いて、システム構成及び構成要素の説明を行った。ここで、実施形態1では、クライアントは2台接続されるものとして説明するが、クライアントA及びクライアントBと等価なクライアントがそれぞれ複数台接続されていても本発明は実現可能である。
更には、クラインアントAの構成は、フロントエンドサーバ1中に存在する構成であっても本発明は実現可能である。ここで、クライアントAは複数存在しても良いが、同時にカラー設定が編集可能なクライアントは1台に限定することが望ましい。
更には、1台のクライアント中に、クライアントA及びBの構成が混在していても本発明は実現可能である
<データの説明>
次に、図5〜図9を用いて、実施形態1で主に用いるデータの説明を行う。
<カラー設定情報>
図5は本発明の実施形態1のカラー設定情報の1レコードを説明する模式図である。
特に、図5に示すカラー設定情報は、フロントエンドサーバ1中のカラー設定格納部17A中に格納され、カラー設定管理部17にて管理される。
このカラー設定情報には、ジョブデータのカラーマッチング処理を行うにあたっての適用プロファイル、レンダリングインテントの他、カラーマッチング処理に関する記述がなされている。そして、フロントエンドサーバ1中のカラーマネージメント処理部16は、このカラー設定情報中の記述内容に沿ったカラーマッチング処理を行う。
図5のカラー設定情報は、データカテゴリ51、データ項目52のように階層化管理され、データ項目52には登録データ記述内容例53に記載する内容が登録される。登録データ記述内容例53中、斜体で記載された項目は、記述項目より択一選択される項目であり、カラー設定格納部17Aにデータカテゴリ51、データ項目52と関連して記憶される。
また、カラー設定情報は、カラー設定名称欄501、プリンタプロファイル欄502、テキストオブジェクト設定欄503、イメージオブジェクト設定欄504及びグラフィックオブジェクト設定欄505の5カテゴリにより構成される。
プリンタプロファイル欄502には、カラーマッチング処理に使用するプリンタプロファイル名称を記述する。尚、このプリンタプロファイルによって、出力先のプリンタのアドレス情報(例えば、IPアドレス)を特定することができ、これによって、クライアントは、意図する出力先のプリンタにジョブデータを出力することが可能となる。
テキストオブジェクト設定欄503には、テキストオブジェクトに対するカラーマッチング処理に使用するターゲットプロファイル、カラーマッチング時のレンダリングインテント、その他特殊処理設定等を記述する。そして、テキストオブジェクト設定欄503には、ジョブデータ中のPDLに記述されるテキストオブジェクトのカラーマッチング処理に適用される設定がカテゴライズされている。
イメージオブジェクト設定欄504には、テキストオブジェクト設定欄503と同様にジョブデータ中のPDLに記述されるイメージオブジェクトのカラーマッチング処理に適用される設定がカテゴライズされている。
グラフィックオブジェクト設定欄505には、ジョブデータ中のPDLに記述されるグラフィックオブジェクトのカラーマッチング処理に適用される設定がカテゴライズされている。これに加えて、カラー設定名称欄501には、プリンタプロファイル欄502〜グラフィックオブジェクト設定欄505の設定を1レコードとして該レコードを識別する名称を管理する。
以上、5つのカテゴリのデータ一式をもって、カラー設定情報の1レコードとして管理を行う。尚、実施形態1では、カラー設定格納部17A中には複数レコードのカラー設定情報が格納され、カラー設定管理部17によって管理される。
テキストオブジェクト設定欄503には、503A〜503Gの欄が構成されている。
RGBターゲットプロファイル欄503Aには、テキストオブジェクトがRGBデータである場合に適用されるプロファイル名称を記述する。RGBレンダリングインテント欄503Bには、RGBターゲットプロファイル欄503Aを適用する際のカラーマッチング方法を指定する。
CMYKターゲットプロファイル欄503Cには、テキストオブジェクトがCMYKデータである場合やCMYKシミュレーションを行う場合のシミュレーション対象のプロファイル名称を記述する。CMYKレンダリングインテント欄503Dには、CMYKターゲットプロファイル欄503Aを適用する際のカラーマッチング方法を指定する。
スポットカラー適用色設定欄503Eには、後述するスポットカラーセット名を記述する。CMYKシミュレーション設定欄503Fには、CMYKシミュレーションの適用、非適用の設定を記述する。墨版保証設定欄503Gには、墨版保証の適用、非適用の設定を記述する。
また、詳細説明は省略するが、イメージオブジェクト設定欄504、グラフィックオブジェクト設定欄505についても、テキストオブジェクト設定欄503と同様なデータ項目を有する。
<プロファイルの管理様式>
図6は本発明の実施形態1のカラープロファイルの管理様式を説明する模式図である。
このカラープロファイルは、フロントエンドサーバ1中のカラー設定格納部17A中に格納され、カラー設定管理部17にて管理される。カラープロファイルは、本システムに事前に準備されるほか、クライアントAのプロファイル補正部30Cにより作成され、カラー設定格納部17A中に登録される。
実施形態1においては、カラープロファイルは、RGBターゲット61、CMYKターゲット62、プリンタプロファイル63及びスポットカラー変換セット64に大別され、管理される。
RGBターゲット61及びCMYKターゲット62は、カラープロファイルの実体とプロファイル名称を一対として管理される。実施形態1におけるカラー設定情報中にはこのプロファイル名称が記述され、カラー設定管理部17において対となるカラープロファイル実体が特定される。
プリンタプロファイル63は、カラープロファイルの実体とプロファイル名称を一対として管理されるものをプリンタエンジン2毎に更にまとめて管理する。尚、プロファイル名称には用紙名称を用いるものとする。また、カラープロファイルの実体は、例えば、キャリブレーションにより補正されることを想定して、プロファイル作成直後の状態である初期プロファイルを管理する。これに加えて、カラープロファイルの実体は、補正実施直前の状態である直前プロファイルと、カラーマッチング処理に実際に使用されるカレント状態であるカレントプロファイルを管理する。つまり、カラープロファイルの実体は、3種類のプロファイルを管理する。
また、プリンタエンジン2−1、2−2及び2−3に対応するプロファイルとは別にクラスタリング時のカラーマッチングの基準となる基準プロファイルを用紙名称とプロファイルの実体を一対として管理を行う。
スポットカラー変換セット64の実体は、カラープロファイルとは異なり、特定のインク名称等のPDL中に記載されるカラー名称とプリンタ出力時のCMYKの各値を対としたデータ(以降、スポットカラーデータと呼称する)を1単位として管理を行う。
そして、スポットカラー変換セット64は、この複数のスポットカラーデータを1セット(以降、スポットカラーセットと呼称)として管理を行う。ここで、このスポットカラーセットに対して名称(以降、スポットカラーセット名称と呼称する)を付与する。実施形態1におけるカラー設定情報中には、このスポットカラーセット名称が記述され、カラー設定管理部17において対となるスポットカラーセットが特定される。
尚、実施形態1におけるカラーマッチングフローについては、フロントエンドサーバ1のカラーマネージメント処理部16によって、RGBターゲットあるいはCMYKターゲットを入力側、基準プロファイルを出力側としてカラーマッチングを行う。そして、プリントエンジン2中のカラーマネージメント処理部23により基準プロファイルを入力として、各プリンタエンジン2毎に管理されるプリンタプロファイルを出力としてカラーマッチングを行うものとする。
また、スポットカラーは、フロントエンドサーバ1において、入力、出力のプロファイルを用いたカラーマッチング処理に代わり、ジョブデータファイル中にカラー名称が記載されていた場合に適用される。また、カラーマッチング処理については公知の技術を用いるものとする。
<仮想プリンタ管理データ>
図7は本発明の実施形態1の仮想プリンタ管理データの模式図である。
仮想プリンタ管理データは、フロントエンドサーバ1中のプリンタ管理部15において管理される。
実施形態1における仮想プリンタとは、フロントエンドサーバ1に接続されるプリンタエンジン2を任意の組み合わせでクラスタリングを行う際の組み合わせを示すものであって、仮想的に1台のプリンタとして取り扱うことを可能とするものである。仮想プリンタ管理データには、仮想プリンタと実際にクラスタリングを行うプリンタエンジン2が関連付けられたプリンタ管理データ71と、各プリンタエンジン2での使用可能用紙を管理する用紙管理データ72が管理される。
プリンタ管理データ71は、仮想プリンタ毎に仮想プリンタを構成するプリンタエンジン2が関連付けられている。用紙管理データ72は、プリンタエンジン2毎に使用可能用紙が関連付けられている。
<ジョブチケット>
図8は本発明の実施形態1のジョブデータ及びジョブチケットデータの一例を示す図である。
ジョブデータ80は、処理を指示する内容が記述されているジョブチケットデータ81と、PDF、PS、TIFF、JPEG等の実際の出力データであるジョブデータファイル82から構成されている。
ジョブチケットデータ81は、出力先仮想プリンタ名、レイアウト情報、カラー設定情報等で構成されている。また、レイアウト情報には、用紙サイズ設定情報、用紙種類の情報、ページオリエンテーション情報等が含まれる。また、カラーマネージメントに関する情報として、通常のプリントジョブには、図5において説明するカラー設定情報の内、カラー設定名称501、あるいは各データ項目52が記述される。プロファイル作成用カラーパッチを出力する場合は、カラーマネージメント情報にはカラーマッチングをスキップするよう旨の情報が記載される。
<パッチ管理送信部30Aにおけるパッチ管理>
次に、クライアントA中のパッチ管理送信部30Aにおいて管理されるカラーパッチについて、図9を用いて説明する。
図9は本発明の実施形態1のカラーパッチの一例を示す図である。
図9中、91はパッチ管理送信部30Aにおいて管理されるカラーパッチデータである。実施形態1においては、カラーパッチデータ91は、CMYK各色が混合された複数のパッチを、プロファイル補正に必要な構成に組合わせて、これを1セットとして管理する。
また、パッチの配列は、隣り合うパッチのCMYKの混合比が明らかに異なるような配列パターンをとるように配慮する。例えば、第1のパッチは、C=10%、M=10%、Y=80%、K=10%とすると、その隣の第2のパッチは、C=10%、M=80%、Y=10%、K=10%とするというように、パッチ間の測色値が明らかに異なるように配置する。これは、プリンタエンジン2のプリント出力が変動しているため、パッチの測色値は必ずしも理想状態で得られることがないためである。つまり、理想状態のCMYK値あるいはL*a*b*値より許容範囲をもってパッチセットの認識を行うために、極力パッチ間の色差を設けておく。
また、パッチ色は各セットとも同一とするが、パッチの配列は、セット毎に異なるものを複数セット管理する。複数セット間のパッチの配列パターンは、配列パターンより明らかにセットが識別できるような配列とする必要がある。
92は、カラーパッチデータ91中の任意の1セットをプリント出力したパッチシート出力例である。カラーパッチデータの1セットは、補正対象であるプロファイルの適用先である用紙1枚に出力される。尚、パッチシート出力例92では、カラーパッチと共に操作者が機種認識可能となるように、プリンタエンジン2の識別名称を記載している。更には、用紙名称等をあわせて記載することで操作者の誤操作を低減することも可能であり、より好適なパッチシートとなる。
<カラー設定編集部30の画面表示例>
次に、クライアントAのカラー設定編集部30における画面表示例及びソフトキャリブレーションの起動方法について、図10を用いて説明する。
<カラー設定編集部30における初期画面表示例>
図10は本発明の実施形態1のカラー設定編集部の起動時の初期表示画面の表示例を示す図である。
カラー設定編集部30は、カラー設定部101とプロファイル管理部102の2画面を有するメイン画面100を生成して表示する。また、カラー設定部101とプロファイル管理部102の両画面とも機能選択により表示されるサブ画面を有する。尚、カラー設定部101とプロファイル管理部102の各画面は、マウス等のポインティングデバイスにより所望する表示画面を操作(例えば、クリック等)することで、切替が可能である。そして、起動直後のメイン画面は、カラー設定部101の表示(図10の上部)を行う。また、プロファイル管理部102の表示は、図10の下部となる。
カラー設定部101は、フロントエンドサーバ1のカラー設定管理部17において管理されるカラー設定名称のメンテナンス機能を有しており、プロファイル管理画面102においてプロファイルの登録、削除等の機能を有する。尚、これらの機能は、本発明の特徴を説明するに当たっては必須ではないので詳細説明は省略する。
カラー設定部101及びプロファイル管理部102には、共通のボタンとしてカラー設定編集部30の使用を終了するOKボタン104と、ソフトウェアキャリブレーション処理を起動するキャリブレーションボタン103を有する。
実施形態1においては、キャリブレーションボタン103によりソフトウェアキャリブレーション処理が起動されるものとする。
<ソフトウェアキャリブレーション処理の説明>
次に、図11〜図15を用いて、実施形態1におけるクラスタ構成を考慮したソフトウェアキャリブレーションの説明を行う。
まず、詳細を説明する前に本処理の概要を説明する。
メイン画面100(図10)において、キャリブレーションボタン103により作業指示を与えることでソフトウェアキャリブレーションの処理が開始される。
処理手順は、まず、作成対象であるプリンタを仮想プリンタにより選択を行う。次に、仮想プリンタを構成するプリンタエンジン2の特定を行い、プロファイル補正の対象となる用紙を選択する。
次に、選択された仮想プリンタに対応するプリンタエンジン2に対して、選択した用紙を用いてパッチシート出力用のプリントジョブをフロントエンドサーバ1に投入する。その際に、パッチシートは、出力先のプリンタエンジン2毎に異なるパッチセットを割り当て、割り当てたパッチセットとプリンタエンジン2を関連付けておく。
次に、プリントジョブの出力結果であるパッチシートを測色機32により測色を行う。測色に際しては、パッチセットとプリンタエンジン2との関連付けにより、測色結果が、いずれのプリンタエンジン2の出力であるかを特定して、補正対象のプロファイルに対して、正しい測色結果を適用してプロファイルを補正する。
以下、図11の画面表示例、及び図12のフローチャートを用いて、ソフトウェアキャリブレーションについて説明する。
図11は本発明の実施形態1のカラー設定編集部のソフトウェアキャリブレーション時に表示を行う画面表示例を示す図である。また、以下、図11は、図12によるフローチャートによる説明の補助として適宜用いていく。
図12は本発明の実施形態1のソフトウェアキャリブレーション処理を示すフローチャートである。図12のフローチャートは、キャリブレーションボタン103(図10)により開始指示を与えられることで開始される。
ステップS1201で、カラー設定編集部30がネットワークI/F10を介して、フロントエンドサーバ1中のプリンタ管理部15より、プリンタ管理データ71の取得を行う。次に、取得したプリンタ管理データ71より仮想プリンタのリストを作成する。
ステップS1202で、取得したプリント管理データ71で規定される仮想プリンタ群を選択対象として、図11の仮想プリンタ選択画面1101を生成して表示し、プロファイル作成対象の仮想プリンタ(処理対象仮想プリンタ)の選択を受け付ける。
仮想プリンタの選択を受け付けたならば、ステップS1203で、取得したプリンタ管理データに基づいて、選択した仮想プリンタを構成するプリンタエンジン2を特定する。ステップS1204で、ネットワークI/F10を介してプリンタ管理部15より、特定されたプリンタエンジン2の用紙管理データ72(補正対象用紙(使用可能用紙))を取得する。
本処理は、仮想プリンタを構成するプリンタエンジン2で共通に登録される用紙名称をカラー設定格納部17A中のプリンタプロファイル63を検索することで特定が可能である。そして、検索結果をカラー設定編集部30は受信し、この受信結果に基づき補正対象用紙リストを作成する。
ステップS1205で、作成した補正対象用紙リストを選択対象として、図11中の用紙選択画面1102を生成して表示し、プロファイル補正対象である用紙の選択を受け付ける。
用紙の選択を受け付けたならば、ステップS1206で、パッチ管理送信部30Aに対してプロファイルを作成するためのパッチデータの出力依頼を行う。この際、パッチ管理送信部30Aでは、カラーパッチデータ91中のカラーパッチセットのいずれかとその出力先であるプリンタエンジン2とを関連付けて記憶する。カラーパッチセットを選択する際には、出力先のプリンタエンジン2毎に個別のカラーパッチセットを割り当てるようにする。
ステップS1207で、仮想プリンタを構成するプリンタエンジン2を出力先として、更に、選択された用紙を出力用紙とする旨の記載をジョブチケットに行う。更に、このジョブチケットにおいて、カラー設定として、カラーマッチングをスキップする旨の記載を行う。
そして、パッチ管理送信部30Aでは、出力先のプリンタエンジン2に関連付けられたカラーパッチセットをジョブデータファイルとして、そのプリンタエンジン2を出力対象としたジョブチケットとして組み合わせる。そして、この組合わされたジョブデータファイルとジョブチケットとをジョブデータとしてフロントエンドサーバ1へ投入する。
尚、実施形態1においては、フロントエンドサーバ1中のパッチシート出力専用のホットフォルダ(ホットフォルダ管理部11cによって管理される)にてジョブの受け付けを行うものとする。
ステップS1208で、測色管理部30Bで、フロントエンドサーバ1へ送信したジョブデータのプリント出力結果であるパッチシートのパッチに対する測色値(測色データ)を測色機制御部31より取得する。尚、測色機制御部31は、測色機32を制御して測色値を取得する。測色値の取得にあたっては、図11中の測色状況の進捗を確認可能な測色画面1103を表示する。そして、仮想プリンタを構成するすべてのプリンタエンジン2からプリント出力されたパッチシートの測色値を取得したならば、その測色値をプリンタエンジン2と関連付けて測色管理部30Bに記憶する。
尚、ステップS1208の処理の詳細は、図15のフローチャートを用いて後述する。
ステップS1209で、補正対象となるプロファイルを、フロントエンドサーバ1のカラー設定管理部17に対して取得要求を行い、要求結果であるプロファイルを取得する。ステップS1210で、プロファイル補正部30Cが、測色管理部30Bに記憶される測色値を用いて、フロントエンドサーバ1から取得したプリンタプロファイルの補正を行う。
ステップS1211で、ステップS1210において補正されたプロファイルをネットワークI/F10を介してフロントエンドサーバ1中のカラー設定管理部17に対して更新要求を行う。
フロントエンドサーバ1中のカラー設定管理部17は、この更新要求を受け付けると、カラー設定格納部17Aに更新されたプロファイルの格納を行う。一方、クライアントAのカラー設定編集部30は、カラー設定管理部17より更新要求の処理結果を受信すると、ソフトウェアキャリブレーション処理を終了する。
<ジョブデータ(パッチシート)出力>
次に、図12のステップS1207においてフロンエンドサーバ1へ投入したパッチシートの出力処理について、図13及び図14のフローチャートを用いて説明する。
図13は本発明の実施形態1のパッチシートのプリント出力処理を示すフローチャートである。図13のフローチャートは、フロントエンドサーバ1中のホットフォルダ管理部11Cにて管理されるパッチシート出力用のホットフォルダにプリントジョブが投入され、ジョブ管理部11Aによってホールドされた状態から開始される。
尚、実施形態1におけるパッチシートの出力は、仮想プリンタによる出力先の指定ではなく、プリンタエンジン2を個別に指定したジョブが投入される。従って、クラスタを構成するプリンタエンジン2の台数分ジョブを処理するが、1ジョブの処理の繰り返しによって複数ジョブの処理が可能である。そのため、以下の説明は、1ジョブに限定して説明する。
ステップS1301で、ジョブデータ中のジョブチケットデータのみを抽出する。ステップS1302で、ジョブチケットデータをジョブ解析部11Bで解析する。ステップ1303で、ジョブチケットデータ(図8)中の出力する用紙種類の情報をInfo_mediaにセットする。ステップS1304で、ジョブデータを対応する出力先のプリンタエンジンに出力し、処理を終了する。
<ジョブデータ出力詳細>
次に、図14を用いて、ステップS1304のジョブデータ出力の詳細を説明する。
図14は本発明の実施形態1のジョブデータ出力の詳細を示すフローチャートである。
ステップS1401で、ジョブチケットの解析結果より、パッチシートの出力であるか否かを判定する。ここで、パッチシートの出力である場合、カラーマッチング処理をスキップすることになる。パッチシートの出力でない場合(ステップS1401でNO)、処理対象のジョブデータは、通常のジョブデータの出力であるので、ステップS1408へ進む。
一方、パッチシートの出力である場合(ステップS1401でYES)、カラーマッチング処理をスキップし、ステップS1402で、PDLインタプリタ部12でジョブファイルのデータを解析して、中間データを生成する。ステップS1403で、生成された中間データを中間データ格納部13に格納する。ここで、通常出力の場合は、カラーマネージメント処理部16にてカラーマッチング処理を行うが、パッチシート出力の場合は、カラーマッチング処理を行わない。
ステップS1404で、中間データ格納部13に格納された中間データをジョブチケットに記載されたプリンタエンジン2に転送する。
以下、ステップS1405〜ステップS1407の処理は、プリンタエンジン2で実行される。
ステップS1405で、プリンタエンジン2中のレンダリング部22でビットマップイメージデータに展開する。ここで、通常出力の場合は、カラーマネージメント処理部16にてカラーマッチング処理を行うが、パッチシート出力の場合は、カラーマッチング処理を行わない。
ステップS1406で、ジョブチケットデータ中のInfo_media情報に基づいて用紙を選択する。ステップS1407で、選択された用紙に、パッチデータを印刷することでパッチシートが得られる。そして、このパッチシートをクライアントAに接続される測色機32において測色を行い、当該測色結果に基づきプロファイルが補正される。
<測色データの取得詳細>
次に、図12のステップS1208の処理の詳細説明について、図15を用いて説明する。このステップS1208の処理は、カラー設定編集部30中の測色管理部30Bが、測色機制御部31を介して測色機32で測色した測色値をプリンタエンジン2と関連付けて記憶する処理である。
図15は本発明の実施形態1の測色データの取得の詳細を示すフローチャートである。図15のフローチャートは、図11中の測色画面1103が表示された時点より開始される。
ステップS1501で、測色管理部30Bより測色機制御部31に測色要求を行うことで測色が開始する。ここで、測定を開始するパッチシートは、ステップS1207でフロントエンドサーバ1に投入されたジョブのプリント出力の結果である任意のパッチシートを測定対象対象として良い。
測定に際しては、測色機32を用いて1パッチ毎、あるいは複数パッチで構成される1ライン毎の測色を行うが、実施形態1においては、1ライン毎の測色を行うこととする。測色機32による測色値は、測色機32を制御する測色機制御部31に転送される。
ステップS1502で、測色管理部30Bは、測色機32での測色値を測色機制御部31より取得する。ステップS1503で、測色管理部30Bは、取得した測色値を記憶する。その後、パッチシート上のパッチ1列分の測色が終了したことを告知するべく、測色画面1103の更新を行う。
ステップS1504で、測定対象である1台分のプリンタエンジン2に対応するパッチシートの測色が完了したか否かを判定する。測色が未完了である場合(ステップS1504でNO)、パッチシートの次列のパッチの測色を行うべく、ステップS1501へ戻り、測色を引き続き行う。
一方、測色が完了である場合(ステップS1504でYES)、ステップS1505で、測色管理部30Bに記憶された測色値の配列パターンより、パッチ管理送信部30Aで管理するパッチセットを特定する。そして、ステップS1206で記憶したプリンタエンジン2とパッチセットの関連付けより、パッチシートをプリント出力したプリンタエンジン2を特定する。ステップS1506で、特定されたプリンタエンジン2と測色管理部30Bで管理する測色値とを関連付ける。
ステップS1507で、すべてのプリンタエンジン2よりプリント出力されたパッチシートに対する測色が完了しているか否かを判定する。測色が未完了である場合(ステップS1507でNO)、つまり、未測定のプリンタエンジン2が存在する場合は、次のパッチシートの測定を開始するべく測色画面1103の測色結果の表示部をリセットする。それと共に、ステップS1501へ戻り、次なるパッチシートの測色を開始する。
一方、測色が完了している場合(ステップS1507でYES)、すべてのプリンタエンジン2に対応するパッチシートの測色が完了し、その測色値とプリンタエンジン2とが関連付けられた状態で測色管理部30Bに記憶されたので、処理を終了する。
そして、前述のとおり、ステップS1209以降の処理でプロファイルが補正される。 以上説明したように、実施形態1によれば、プリンタエンジン2から出力させるパッチシートのパッチセットと、そのプリンタエンジンとを関連付けて管理しておく。そして、この関連付けと、クラスタを構成する複数台のプリンタエンジン2からプリント出力されたパッチシートのパッチ部の測色結果とを比較することで、そのパッチシートを出力したプリンタエンジン2を自動的に識別することが可能となる。これにより、測色結果を取り違えることなく、補正対象のプリンタエンジンのプロファイル補正を行うことが可能となる。
尚、実施形態1では、プリンタエンジン2を識別するために、パッチセット全体の配列パターンを用いたが、これに限定されない。例えば、実施形態2で説明する先頭1パッチや、パッチセット中の特定の1列等のパッチセットの所定部分(部分配列、あるいは一部の組み合わせ配列)を用いて、プリンタエンジンを識別することも可能である。
<実施形態2>
実施形態2では、パッチセット全体の配列パターンを用いずに、先頭の1パッチによりパッチセットを識別し、この識別結果よりプリンタエンジン2を特定する処理について説明する。尚、実施形態2の説明においては、実施形態1との差分についてのみ説明を行う。
<パッチ管理>
実施形態2においても、複数のパッチセットを用いるが、先頭のパッチ色のみパッチセット間において明確な色差を設けておく。
<測色データの取得詳細>
次に、実施形態2における、図12のステップS1208の処理の詳細について、図16を用いて説明する。このステップS1208の処理は、カラー設定編集部30中の測色管理部30Bが、測色機制御部31を介して測色機32で測色した測色値をプリンタエンジン2と関連付けて記憶する処理である。
図16は本発明の実施形態2の測色データの取得の詳細を示すフローチャートである。図16のフローチャートは、図11中の測色画面1103が表示された時点より開始される。
ステップS1601で、測色管理部30Bより測色機制御部31に測色要求を行うことで測色が開始する。ここで、測定を開始するパッチシートは、ステップS1207でフロントエンドサーバ1に投入されたジョブのプリント出力の結果である任意のパッチシートを測定対象対象として良い。
測定に際しては、測色機32を用いて1パッチ毎あるいは複数パッチで構成される1ライン毎の測色を行うが、実施形態2においては、実施形態1との差を明確にするために、1パッチ毎の測色を行うこととする。測色機32による測色値は、測色機32を制御する測色機制御部31に転送される。
ステップS1602で、測色管理部30Bは、測色機32での測色値を測色機制御部31より取得する。
ステップS1603で、取得した測色値が先頭のパッチであるか否かを判定する。実施形態2においては、先頭パッチであるか否かの判定は、測定対象であるパッチシートの最初の入力値であるかにより判定する。先頭パッチである場合(ステップS1603でYES)、ステップS1604へ進む。一方、先頭パッチ以外である場合(ステップS1603でNO)、ステップS1606へ進む。
ステップS1604で、先頭パッチの測色結果よりパッチ管理送信部30Aで管理するパッチセットを特定する。更に、ステップS1206で記憶したプリンタエンジン2とパッチセットの関連付けより、パッチシートをプリント出力したプリンタエンジン2を特定する。
ステップS1605で、現在測色中であるパッチシートの測色値と、特定されたプリンタエンジン2とを関連付ける。本処理は、例えば、パッチシートの測色値セットに代替値(例えば、インデックス等)を設け、この代替値とプリンタエンジン2を関連付けることで実現する。
ステップS1606で、測色管理部30Bは、先頭パッチの測色値、ステップS1603より分岐された先頭パッチ以外の測色値を記憶する。記憶後は、1パッチ分の測色が終了したことを告知するべく、測色画面1103の更新を行う。
ステップS1607で、測定対象である1台分のプリンタエンジン2に対応するパッチシートの測色が完了したか否かを判定する。測色が未完了である場合(ステップS1607でNO)、パッチシートの次パッチの測色を行うべくステップS1601へ戻り、測色を引き続き行う。
一方、1シートの測色が完了している場合(ステップS1607でYES)、ステップS1608で、すべてのプリンタエンジン2よりプリント出力されたパッチシートに対する測色が完了しているか否かを判定する。
測色が未完了である場合(ステップS1608でNO)、つまり、未測定のプリンタエンジン2が存在する場合、次のパッチシートの測定を開始するべく測色画面1103の測色結果の表示部をリセットする。それと共に、ステップS1601へと戻り、次なるパッチシートの測色を開始する。
一方、測色が完了している場合(ステップS1608でYES)、すべてのプリンタエンジン2に対応するパッチシートの測色が完了し、その測色値とプリンタエンジン2とが関連付けられた状態で測色管理部30Bに記憶されたので、処理を終了する。
以上説明したように、実施形態2によれば、実施形態1で説明した効果に加えて、プリンタエンジンの識別を、先頭パッチによってのみ特定することができるので、その処理効率をより向上させることができる。
<実施形態3>
実施形態3では、パッチセット全体のパターンを用いずに、特定色のパッチの出現位置によりパッチセットを識別し、この識別結果よりプリンタエンジン2を特定する処理について説明する。尚、実施形態3の説明においても、実施形態1との差分についてのみ説明を行う。
<パッチ管理送信部30Aにおけるパッチ管理>
実施形態3においては、パッチ管理送信部30Aでは、パッチの出力色の管理を行う。
尚、実施形態3では、ステップS1206において、記憶するパッチ出力色より、動的にパッチ配列を生成し、当該パッチ配列とプリンタエンジン2を関連付けて記憶する。
<特定色の出現位置指定>
実施形態3においては、ステップS1206の処理において特定色出現位置をオペレータが指定する。特定色出現位置の指定は、図17の特定色出現位置指定画面を用いるものとする。特定色出現位置指定画面1801は、操作者がプロファイルの補正対象となるクラスタを構成するプリンタエンジン2に出力するパッチシート中の特定色の出現位置をプリンタエンジン2毎に指定値の入力を行うための画面である。
例えば、プリンタエンジン2−1については、フィールド1802に所望の値を入力し、同様に、他のプリンタエンジンに対応するフィールドに所望の値を入力する。そして、入力が完了した後に、設定ボタン1803を操作すると、特定色のパッチの出現位置が確定する。
ステップS1206の処理は、特定色出現位置指定画面1801による入力値に基づき、パッチシートを特定するパッチ色を指定位置に配置したパッチシートを動的に作成する。パッチシート作成に際しては、他のプリンタエンジン2の出現指定位置に近似色を配置しないように配慮する。これは、実施形態1でも説明したように特定色との誤認識を防止するためである。
<ステップS1206 プリンタエンジン2とパターンマッチの関連付け>
上述のように、実施形態3においては、パッチ管理送信部30Aは、入力指定された特定色の出現位置に従い、パッチシートに出力するパッチ配列を動的に生成する。そして、この生成したパッチ配列をパッチセットとして出力先プリンタエンジン2と関連付けて測色管理部30Bに記憶する。
<測色データの取得詳細>
次に、実施形態3における、図12のステップS1208の処理の詳細について、における処理であるカラー設定編集部30中の測色管理部30Bが測色機制御部31を介して測色機32で測色した測色値を取得する測色データの取得について詳細説明を行う。
図18は本発明の実施形態3の測色データの取得の詳細を示すフローチャートである。図18のフローチャートは、図11中の測色画面1103が表示された時点より開始される。
ステップS1701で、測色管理部30Bより測色機制御部31に測色要求を行うことで測色が開始する。ここで、測定を開始するパッチシートは、ステップS1207でフロントエンドサーバ1に投入されたジョブのプリント出力の結果である任意のパッチシートを測定対象対象として良い。
測定に際しては、測色機32を用いて1パッチ毎あるいは複数パッチで構成される1ライン毎の測色を行うが、実施形態3においては、実施形態1との差を明確にするため1パッチ毎の測色を行うこととする。測色機32による測色値は、測色機32を制御する測色機制御部31に転送される。
ステップS1702で、測色管理部30Bは、測色機32での測色値を測色機制御部31より取得する。ステップS1703で、取得した測色値がパッチ配列を特定する特定色であるか否かを判定する。特定色である場合(ステップS1703でYES)、ステップS1704へ進む。一方、特定色以外の場合は、ステップS1706へ進む。
ステップS1704で、特定色の出現位置よりパッチ管理送信部30Aで管理するプリンタエンジン2を特定する。ステップS1705で、現在測色中であるパッチシートの測色値と、特定されたプリンタエンジン2とを関連付ける。本処理は、例えば、パッチシートの測色値セットに代替値(インデックス等)を設け、この代替値とプリンタエンジン2を関連付けることで実現する。
ステップS1706で、測色管理部30Bは、特定色の測色値、ステップS1703より分岐された特定色以外の測色値を記憶する。記憶後は、1パッチ分の測色が終了したことを告知するべく、測色画面1103の更新を行う。
ステップS1707で、測定対象である1台分のプリンタエンジン2に対応するパッチシートの測色が完了したか否かを判定する。測色が未完了である場合(ステップS1707でNO)、パッチシートの次パッチの測色を行うべくステップS1701へ戻り、測色を引き続き行う。
一方、1シートの測色が完了している場合(ステップS1707でYES)、ステップS1708で、すべてのプリンタエンジン2よりプリント出力されたパッチシートに対する測色が完了しているか否かを判定する。測色が未完了である場合(ステップS1708でNO)、つまり、未測定のプリンタエンジン2が存在する場合は、次のパッチシートの測定を開始するべく測色画面1103の測色結果の表示部をリセットする。それと共に、ステップS1701へと戻り、次なるパッチシートの測色を開始する。
一方、測色が完了している場合(ステップS1708でYES)、すべてのプリンタエンジン2に対応するパッチシートの測色が完了し、その測色値とプリンタエンジン2とが関連付けられた状態で測色管理部30Bに記憶されたので、処理を終了する。
以上説明したように、実施形態3によれば、実施形態1で説明した効果に加えて、パッチシート上の特定色の出現位置よりプリンタエンジン2を特定する。これにより、測色結果を取り違えることなく、補正対象のプリンタエンジンのプロファイル補正を行うことが可能となる。
以上、パッチシート上にプリンタ固体判別部を設けず、測色用パッチからプリンタの固体判別を行う実施形態について説明した。
尚、実施形態1〜3においては、プリンタエンジン2を自動識別する処理にて説明したが、これに限定されない。その他の実施形態として、測定時に所定のプリンタエンジン2で出力したパッチシートを指定し、当該プリンタエンジン2のパッチシートでない場合は、エラー情報(例えば、警告表示)を出力する構成とすることも可能である。また、この警告表示には、例えば、再測色を促す内容が含まれる。
更には、実施形態1及び2においては、プリンタエンジン2とパッチパターンの組み合わせは自動的に行っているが、これに限定されない。例えば、実施形態3のように、操作者に組み合わせを指定するよう構成することや動的にパッチパターンを生成することも可能である。また、実施形態3において、事前に特定色の出現位置を変えた複数のパッチセットを管理することや、当該パッチセットとプリンタエンジン2とを自動的に組み合わせることも可能である。
以上のように、本発明によれば、キャリブレーション用測色パッチを用いて機種判別を行うため、分光測色機であっても機種判別を行うことが可能となる。更には、機種判別を目的とした測色が不要なため、より効率的なキャリブレーション作業が可能となる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスクがある。また、更に、記録媒体としては、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、その接続先のホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。また、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態1のネットワークシステムの構成を示す図である。 本発明の実施形態1のフロントエンドサーバとプリンタエンジンの構成を示す図である。 本発明の実施形態1のクライアントAの構成を示す図である。 本発明の実施形態1のクライアントBの構成を示す図である。 本発明の実施形態1のカラー設定情報の1レコードを説明する模式図である。 本発明の実施形態1カラープロファイルの管理様式を説明する模式図である。 本発明の実施形態1の仮想プリンタ管理データの模式図である。 本発明の実施形態1のジョブデータ及びジョブチケットデータの一例を説明する図である。 本発明の実施形態1のカラーパッチの一例を示す図である。 本発明の実施形態1のカラー設定編集部の起動時の初期表示画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態1のカラー設定編集部のソフトウェアキャリブレーション時に表示を行う画面表示例である。 本発明の実施形態1のソフトウェアキャリブレーション処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1のパッチシートのプリント出力処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1のジョブデータ出力の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1の測色データの取得の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2の測色データの取得の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3の特定色出現位置指定画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態3の測色データの取得の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1 フロントエンドサーバ
2、2−1、2−2、2−3 プリンタエンジン
3 ネットワーク
10 ネットワークI/F(インタフェース)部10
11 ジョブ制御部
11A ジョブ管理部
11B ジョブ解析部
11C ホットフォルダ管理部
11D ジョブチケット生成・編集部
11E 設定情報管理部
11F カラー設定情報管理部
12 PDLインタプリタ部
13 中間データ格納部
14 通信I/F部
15 プリンタ管理部
16 カラーマネージメント処理部
17 カラー設定管理部
17A カラー設定格納部
20 通信I/F部
21 出力部
22 レンダリング部
23 カラーマネージメント処理部
30 カラー設定編集部
30A パッチ管理送信部
30B 測色管理部
30C プロファイル補正部
31 測色機制御部
32 測色機
41 プリントデータ作成・編集部
41A 文書作成・編集部
41B PDL生成部

Claims (10)

  1. 複数のプリンタそれぞれに対するキャリブレーションを実行する情報処理装置であって、
    プリンタ毎に異なる配列パターンからなるカラーパッチを割り当て、そのカラーパッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を管理する管理手段と、
    プリンタから出力されたカラーパッチの測色結果と前記関連付け情報とに基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する特定手段と、
    前記測色結果を用いて、前記特定手段で特定されたプリンタに対するキャリブレーションを実行するキャリブレーション手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記プリンタから出力されたカラーパッチを測色する測色手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記管理手段は、前記カラーパッチの全体配列または部分配列と、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を管理し、
    前記特定手段は、前記測色結果から得られるカラーパッチの全体配列または部分配列と、前記関連付け情報を比較し、その比較結果に基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記管理手段は、前記カラーパッチの先頭パッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を管理し、
    前記特定手段は、前記測色結果から得られるカラーパッチの先頭パッチと、前記関連付け情報を比較し、その比較結果に基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記管理手段は、前記カラーパッチ上の特定色のパッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を管理し、
    前記特定手段は、前記測色結果から得られるカラーパッチ上の特定色のパッチと、前記関連付け情報を比較し、その比較結果に基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. プリンタ毎に、特定色のパッチの出現位置を指定する指定手段を更に備え、
    前記管理手段は、前記指定手段で指定された出現位置のパッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を管理する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 指定されたプリンタから出力されたカラーパッチの測色結果と、前記関連付け情報に基づいて、前記カラーパッチが、前記指定されたプリンタに対するものであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定の結果、前記カラーパッチが、前記指定されたプリンタに対するものでない場合、エラー情報を出力する出力手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記判定手段の判定の結果、前記カラーパッチが、前記指定されたプリンタに対するものである場合、前記キャリブレーション手段は、前記測色結果を用いて、前記特定手段で特定されたプリンタに対するキャリブレーションを実行する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 複数のプリンタそれぞれに対するキャリブレーションを実行する情報処理装置の制御方法であって、
    プリンタ毎に異なる配列パターンからなるカラーパッチを割り当て、そのカラーパッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を記憶媒体に管理する管理工程と、
    プリンタから出力されたカラーパッチの測色結果と前記関連付け情報とに基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する特定工程と、
    前記測色結果を用いて、前記特定工程で特定されたプリンタに対するキャリブレーションを実行するキャリブレーション工程と
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. 複数のプリンタそれぞれに対するキャリブレーションを実行する情報処理装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    プリンタ毎に異なる配列パターンからなるカラーパッチを割り当て、そのカラーパッチと、その出力先とするプリンタとの関連付けを示す関連付け情報を記憶媒体に管理する管理工程と、
    プリンタから出力されたカラーパッチの測色結果と前記関連付け情報とに基づいて、前記カラーパッチを出力したプリンタを特定する特定工程と、
    前記測色結果を用いて、前記特定工程で特定されたプリンタに対するキャリブレーションを実行するキャリブレーション工程と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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