JP2007104185A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像装置の撮影方向や撮影画角の変化に対して撮影モード切り換え閾値を変化させ、常に最適な撮影モード切り換え動作を行う。
【解決手段】 ユーザーが注視したい撮影シーンの場所をプリセットポジションとして任意に設定し、プリセットポジションそれぞれの撮影シーンに特化した固有情報として撮影方向、撮影画角、輝度や色または撮影モード切り換え閾値等といった固有情報を持っている。そして、撮影モードの切り換え動作が行われた時、この固有情報の少なくとも1つを用いて閾値を設定していく。また、プリセットポジションの領域に含まれないような撮影シーンでは撮影モード切り換え閾値を補間して用いることでシーンの変更に対して常に最適な撮影を行う。
【選択図】 図7

Description

本発明は、撮影モードを切り換え可能な撮像装置に関するものである。
撮影モードを自動的に変える機能の代表的なものとしてオートデイナイト機能が従来から知られている。
このオートデイナイト機能とは、以下のデイモードとナイトモードとを自動的に切り換える機能である。デイモードは、光量が多い日中撮影する際、カラーでの撮影に余分な光である赤外光の光量を光学フィルタを用いて調整して撮影するモードである。ナイトモードは、夜間等光量が少ないときの撮影モードである。色彩情報が少なくカラーでの撮影が困難なときは、光学フィルタを撮像素子の前面から外すことにより、赤外光も取り込むことで撮像素子に入射する光量を増やし感度を上げる。これにより、モノクロ画像ではあるが被写体がはっきり映る撮影を可能としている。
従来、上記のようなモードの切り換えを行うための閾値は工場出荷時に予め設定され、固定されたある1つの値を使い、その閾値に従って撮影モードを変更し全ての撮影シーンで共通の閾値を用いるという動作を行っていた。
また、別な方法として閾値を動的に決めようとする方法(特許文献1)も考えられている。これは、工場出荷時に設定された閾値を常に使うのではなく、撮影環境の変化に応じて閾値を変化させる方法である。
特開2004−12020号公報
上述の第1の従来技術では、閾値は工場出荷時に決められた固定されたある1つのシーンのみで考えられており、撮影シーンが変化した場合その閾値が必ずしも最適なものではなく、誤動作を起こしてしまう場合があった。
また、特許文献1に記載の閾値を動的に決めようとする従来技術では、閾値決定後全ての撮影シーンで共通の閾値を用いていた。そのため、撮影シーンが変わった場合それぞれのシーンについては、最適な閾値となっていない可能性があるという問題があった。
本発明は、上述の従来技術における問題点を解消することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の撮像装置は、複数の撮影シーンを切り換えて撮影する際、前記撮影モードを切り換えるための閾値を少なくとも1つの撮影シーンについて変更する手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも1つの撮影シーンについて最適のモード切り換え閾値を設定することができ、誤動作等を防止することができる。また、撮影シーンに応じた最適な撮影が可能となる。
本発明の好ましい実施の形態に係る撮像装置は、撮像光学系と、前記撮像光学系の結像面に設けられた撮像素子と、前記撮像光学系の光路中に設けられ挿脱可能な特定波長除去手段とを備える。また、撮影画面の輝度を算出する画面輝度算出手段と、撮影画面内の少なくとも一部の領域の輝度、照度、色等の固有情報を使って撮影モードの切り換えを行う撮影モード切り換え手段を有する。この撮影モード切り換え手段は、撮影画面内の少なくとも一部の領域の輝度が第一の所定値以上である場合に波長調整手段を撮像光学系の光路中に挿入し撮影する第一のモードを設定する。また、撮影画面内の少なくとも一部の領域の輝度が第二の所定値以下である場合に波長調整手段を撮像光学系の光路中から離脱し撮影する第二のモードを設定する。さらに、撮像装置の移動機構としてパンチルト機能を有しており、プリセットポジションを設定する機能と、それぞれのプリセットポジションに対応した固有情報等を設定する設定手段と記録する記録手段を備える。そして、撮像装置に所定量以上の動きがあった場合現在の閾値をリセットし、プリセットされた閾値に変更する。
ここで、プリセットポジションはユーザーが任意に設定できるものである。例えば、ユーザーが注視したい撮影シーンの場所をプリセットポジションとして任意に設定できる。また、任意に定めたプリセットポジションごとに閾値、輝度、照度、色等の固有情報を登録(保持、記憶)する。そして、プリセットポジション近傍ではプリセットポジションにおける固有情報として登録された閾値に設定し直す。プリセットポジションにおける閾値は、モード切り換え動作が行われたときの色や輝度、照度等といった情報との比較により自動的に設定される。もしくは、ユーザーにより設定されたものである。また、プリセットポジション間の閾値は前後のプリセットポジションの閾値等といった固有情報により補間する。
以上のような構成にすることで、カメラの変位における閾値の変化に対しても常に最適な撮影が行え、従来技術では解決できなかった問題を改善することができる。
また、プリセットポジションは、プリセットポジションごとに所定範囲の領域を持たせるようにしてもよい。この領域は、プリセットポジションごとに優先順位を設け、その割合に応じて領域幅を変動させることができる。
プリセットポジション領域から外れた領域ではデフォルト値、もしくは補間閾値を用いることができる。
プリセットポジションの領域がオーバーラップしている場合は、隣接プリセットポジション領域と任意に領域を所定量変化させることができる。
前記プリセットポジションは、撮影モード切り換え切り換え動作を行った際、モードの切り換え動作を行った撮影シーンを、自動的にプリセットポジションとして指定するようにしてもよい。逆に、プリセットポジションでのみ切り換え動作を行うようにしてもよい。
前記プリセットポジションにおける撮影モード切り換え閾値は、以下のようにして設定することもできる。
例えば、時定数および輝度等の閾値を決定した所定の撮影シーンを撮影している時、パンニング、チルティング、ズーミング等の撮像装置の動きに所定量以上の変化が起きた場合、閾値を計算し直す。
または、撮影モード切り換え動作を行った撮影シーンと、任意に設定した他のプリセットポジションの輝度、照度、色等の固有情報のうち少なくとも一つを比較する。そして、その割合に応じて任意に設定した他のプリセットポジションの閾値を決定する。
この閾値決定動作において、プリセットポジションの閾値が設定されなかった場合は、デフォルト閾値、もしくは周囲のプリセットポジションとの補間閾値、もしくは前回採用していた閾値等を用いる。
前記閾値決定動作において、各プリセットポジションで閾値をユーザーが任意に設定した場合は、そのプリセットポジションでは閾値を自動的には設定しない。但し、任意に設定した閾値と自動的に導き出された閾値に所定量以上の差が生じた場合は、設定値を更新する。
前記閾値決定動作において、閾値決定動作中の所定時間内のプリセットポジション移動に関して、連続的にプリセットポジションにおける固有情報を獲得し、閾値を決定していく。ここで、巡回ルートを任意に設定できるようにしてもよい。
閾値決定動作において、プリセットポジションの固有情報のうち少なくとも比較するために用いられる情報は、切り換え動作をある一点で行った時から、所定時間内に取得されたもの、もしくは任意に定められたものとするとよい。
それぞれの撮影シーンにおいて、その撮影シーンがプリセットポジション領域で無い場合、もしくは比較すべき情報が無い場合、閾値を補間するようにするとよい。この閾値の補間について、周囲の複数のプリセットポジションの固有情報、もしくは閾値から補間値を算出するとよい。
以下、本発明の実施例について説明する。
[撮像装置の構成]
図1は本発明の一実施例に係る撮像装置のブロック構成を示す。図1において、撮像素子103は、光電変換部と電荷転送部を含み、撮影対象の撮像画像情報をアナログ信号として出力するものである。光電変換部の受光面には画素毎に所定の順序で配列された色フィルタが設けられ、出力されるアナログ信号には色情報が含まれる。アナログ信号処理部104は、撮像素子103から出力される信号に所定のアナログ処理を施すものであり、A/D変換部105は、アナログ信号処理部104からのアナログ撮像信号をデジタル信号に変換するものである。
画像信号処理部106は、DSPを含んで構成され、A/D変換部105からのデジタル撮像信号に所定の処理を施し、画素毎の輝度信号と色信号を出力するものである。また、ビデオ出力部107は、画像信号処理部106からの出力信号を利用して、カラービデオ信号または白黒ビデオ信号を生成し、出力するものである。カラービデオ信号を生成するか白黒ビデオ信号を生成するかは、モード決定の機能も有する撮像装置制御部109からの撮影モード信号による。
撮像装置制御部109は、撮影モードの決定処理を含む撮像装置全体の動作を制御するもので、所定のプログラムによって動作するプロセッサを主体に構成される。輝度判定部108は、画像信号処理部106から出力されるAGC、シャッタースピード、絞り、輝度、照度、色情報等のうち少なくとも一つを用いて撮影画面内の輝度情報を算出する。駆動部110は、撮像装置制御部109の制御信号によって、光学LPF(Low Pass Filter)および赤外カットフィルタ等の光学フィルタ102を駆動するものである。光学LPFおよび赤外カットフィルタは、カラーモード時に、撮像素子103の前面に配置される。なお、光学LPFは、撮影画像の特定の高周波数域をカットして偽色やモアレ等の除去を行うためのものであり、赤外カットフィルタは、撮像素子1への入射光の赤外成分をカットするためのものである。レンズ101は、被写体からの入射した光を撮像素子上に集光する光学系である。
情報比較部113は記憶装置114に記憶されている各プリセットポジションで得られた固有情報と、モード切り換え動作を行ったプリセットポジションとの固有情報を比較し、閾値を設定する。撮像装置駆動制御部111は、例えばパンニング、チルティング、ズーミング等といったカメラの動きを制御する。そして、位置検出部115で現在の撮像装置の位置を検出する。
以上のように構成された撮像装置において、以降は、例としてデイモードとナイトモードの切り換えを行うオートデイナイト機能、および閾値の決定動作について主に説明する。
[実施例1]
ここでは上記のような構成の撮像装置において、本発明の実施例1の基本的な内容を図2、図3、図4を用いて説明する。なお、図3は横軸に撮影シーンの変化を表す座標を、縦軸には閾値のレベルを示している。
例えば図2のように撮像装置201がPTZ(パン、チルト、ズーム)などの動きにより位置情報が異なり、それによって映される撮影シーンA(202)、B(203)、C(204)の3点があるとする。シーンA(202)に特化した閾値を定めた場合、他のシーンB(203)、C(204)で必ずしも最適な閾値とはなっていない。
そこで図3、図4に示すようにシーンA(202)から所定量以上の変化が生じた場合(S401)、シーンA(202)に特化した閾値レベル3ではなく、あらかじめ設定した任意の閾値レベル2に設定し直す(S402)。ここで、再度シーンA(202)の所定範囲内に再び撮影シーンが戻ってきた場合は、(S402)の特別なケースとして再度シーンA(202)に特化した閾値レベル3を再設定することが望ましい。また、所定量以上の動きが生じない場合は、現在の閾値を保持する(S4−3)。
ここでは、デイ・ナイトモードの切り換えを例としているので、図3のレベル1はデイからナイトモードへの切り換え閾値、レベル2はナイトからデイモードへの切り換えデフォルト閾値、レベル3はナイトからデイモードへの切り換え特化閾値で、レベル3の閾値は図3の場合シーンA(202)に特化した閾値である。
[実施例2]
ここでは、実施例1での動作をさらに改良した方法を示す。
実施例1の方法では、
(1) 閾値を決めた特定の1シーン以外での閾値に信頼性が持ちにくいため、常に最適な閾値を得ることが難しい。
(2) カメラの動作に所定量以上の変化が生じた場合閾値が急激に変わるため、見苦しい画像となってしまう可能性がある。
といった問題が生じてしまう。
ここでは、実施例2として、以上のような問題を解決するための方法を図5、図6を用いて示す。
まず、図6には示していないが、撮影ポイントとしてプリセットポジションを決定しそれぞれのポジションの閾値を決定する(ここでは、図5のA、B、C)。閾値の決定方法は後述する。ここで、設定するプリセットポジションが多ければそれだけ、信頼性が高く滑らかな閾値変化を得ることができる。記憶容量に合わせて自由に任意の個所を指定できるものであり、特に注視したい個所を設定すると有効である。
そして、図6に示すように撮像装置が移動している間(S601)は以下の処理を行う。
まず、現在位置情報を取得(S602)し、撮像装置に所定量以上の変化が生じた場合(S6−3)、現在位置がプリセットポジションかの判定を行う(S604)。プリセットポジションであった場合は、それに対応した閾値に設定する(S605)。プリセットポジションまたはその領域で無かった場合は、任意に定めたデフォルトの閾値に設定する(S606)。また、撮像装置に所定量以上の変化が生じ無い場合(S603)、現在地の閾値を保持する(S607)。
この動作を図5に示す。なお、図5は横軸に撮影シーンの変化を表す座標を、縦軸には閾値のレベルを示している。
閾値レベルそれぞれに関して、レベル1はデイからナイトモードへの切り換え閾値、レベル2はナイトからデイモードへの切り換えデフォルト閾値である。レベル3はナイトからデイモードへの切り換え特化閾値で、レベル3の閾値はプリセットポジション各点に特化した閾値である。レベル3−1はプリセットポジションA、レベル3−2はプリセットポジションC、レベル3−3はプリセットポジションBにそれぞれ特化した閾値である。
プリセットポジションの領域以外はデフォルト値レベル2を採用し、これらの組み合わせで閾値を随時変更させる。
このような構成にすることでより撮影シーンに適した撮影が可能となる。
[実施例3]
実施例2において、指定したプリセットポジションでは最適な閾値を取ることができるため、その領域では最適な撮影が出来る。しかし、プリセットポジションが少ない場合は、閾値を最適に設定していない領域が発生してしまい、その領域は任意のデフォルト閾値に設定する。そのため前記(1)、(2)の問題に対応仕切れない事態が起こってしまう。
そこで、ここでは実施例1、2を踏まえた本発明のさらなる実施例の詳細な内容を図7、図8を用いて示す。
なお、図7は横軸に撮影シーンの変化を表す座標を、縦軸には閾値のレベルを示している。
まず、図8には示していないが、撮影ポイントとしてプリセットポジションを決定しそれぞれのポジションの閾値を決定する(ここでは、図7のA、B、C)。閾値の決定方法は後述する。ここで、設定するプリセットポジションが多ければそれだけ、信頼性の高い切り換え動作が可能であるが、記憶容量に合わせて自由に任意の個所を指定できるものであり、特に注視したい個所を設定すると有効である。
今回はプリセットポジション領域間の補間を意識的に表現するため図7のような配置としている。
図8に示すように撮像装置が移動している間(S801)は以下の処理を行う。
まず、現在位置情報を取得(S802)し、撮像装置に所定量以上の変化が生じたか判定し(S803)、所定量以上の変化があった場合は、次に現在位置がプリセットポジションかの判定を行う(S804)。プリセットポジションであった場合は、それに対応した閾値に設定する(S805)。プリセットポジションの領域で無かった場合は、補間閾値に設定する(S806)。補間閾値の取り方は後述する。
また、撮像装置に所定量以上の変化が生じたか判定した(S803)が、撮像装置に所定量以上の変化が生じていない場合、現在地の閾値を保持する(S807)。
この動作により得られる閾値の構成例を図7に示す。閾値レベルそれぞれに関して、レベル1はデイからナイトモードへの切り換え閾値、レベル2はナイトからデイモードへの切り換えデフォルト閾値である。また、レベル3はナイトからデイモードへの切り換え特化閾値で、レベル3の閾値はプリセットポジション各点に特化した閾値である。レベル3−1はプリセットポジションA、レベル3−2はプリセットポジションC、レベル3−3はプリセットポジションBにそれぞれ特化した閾値である。また、BA間、AC間における斜めの部分が補間閾値を表している。
これらの構成で閾値を決定することで記憶容量等の問題から、複数のプリセットポジションを取れない場合でも(1)、(2)の問題を改善することができ、常に最適な撮影が行えるようになる。
[補間閾値設定方法]
閾値の決まったプリセットポジションがB、A、Cとあった場合、それぞれのプリセットポジション間の閾値を前後の閾値により補間する。このことにより、閾値の急激な変化を抑えることができ、常により最適な撮影が可能となる。
図7では例としてBA間、AC間はそれぞれB点での閾値とA点での閾値、A点での閾値とC点での閾値の差を直線的に補間している。しかし、この例のような補間の方法に限られるものではない。例えば、重み付けをして閾値の補間をする方法等撮影環境や、ユーザーの要望を取り入れた形で補間することも可能である。
[閾値の決定方法]
閾値の決定方法を、例として図9に示す。しかし必ずしもこの方法に限定されるものではない。
まず、ある一点での最適な閾値を決める。そしてその閾値を決めた撮影シーンにおいて、切り換え動作が起きた場合(S901)、そのシーンでの輝度、照度、色情報、位置情報等といった固有情報を取得し記憶する(S902)。その後所定時間内もしくは、全てのプリセットポジションを設定する(S903)までは以下の動作を行う。
つまり、所定時間内に他のプリセットポジションに移動し(S904)、そのプリセットポジションごとに輝度、照度、色情報、位置情報等といった固有情報を取得、記憶し(S905)、この固有情報と前記した切り換え動作を行った時に得られた同情報(S902)のうち少なくとも1つを比較し(S906)、その値に基づいて自動的に各プリセットポジションでの閾値を決定(S907)していく。
基本的には、上記の繰り返し作業で閾値を全て決めてしまうことが望ましいが、例外的な事象として所定時間内に閾値設定が全てのプリセットポジションで完結されなかった場合(S908)は、設定されていないプリセットポジションでは任意の閾値(S909)を設定することで補う。
任意の閾値の決定方法は、図9のフローには明記されていないが、デフォルト閾値、もしくは次のプリセットポジションとの補間閾値、前回採用していた閾値を用いる等がある。
また、各プリセットポジションにおいて閾値をユーザーが任意に設定した場合は、その地点は自動的には設定しないようにする。もしくは任意に設定した閾値と自動的に導き出された閾値に所定量以上の差が生じた場合は設定値を更新するとしてもよい。
[プリセットポジションに関して]
プリセットポジション領域に関して、プリセットポジションが密な場合等、任意に所定量プリセットポジション領域を変化させることができる。例えばオーバーラップしている場合などである。
さらに、プリセットポジションごとに優先順位をつけて、そのレベルに応じてプリセットポジションの領域を変更できるとしても良い。
また、所定時間内のプリセットポジション移動に関して、連続的にプリセットポジションにおける固有情報を獲得していくことが望ましいが、特に正確な値を得たい場合などは、巡回ルートを任意に設定できるものとしても良い。
また、プリセットポジション設定に関して、撮影モード切り換え動作が行われた撮影シーンを、自動的にプリセットポジションとして指定してもよい。または、プリセットポジションでのみ撮影モード切り換え動作を行うことを可能にしてもよい。
以上説明してきたように、本発明を用いることで撮影シーンごとに特化した閾値を設けることができ、最適な撮影が可能となる。
また、用途によってはこれまで説明してきた実施例を使い分けることで、それぞれの用途に適した使用が可能である。
そして、閾値を補間することでより撮影環境に適した撮影をすることが可能となり、見易い画像を提供することが可能となる。
本発明の一実施例に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 撮像装置により撮影される撮影シーン例を示す図である。 本発明の実施例1における閾値変化と座標との関係を示す図である。 本発明の実施例1を実現するためのフローチャートである。 本発明の実施例2における閾値変化と座標との関係を示す図である。 本発明の実施例2を実現するためのフローチャートである。 本発明の実施例3における閾値変化と座標との関係を示す図である。 本発明の実施例3を実現するためのフローチャートである。 本発明における閾値決定方法の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
101:レンズ
102:光学フィルタ
103:撮像素子
104:アナログ信号処理部
105:A/D変換部
106:画像信号処理部
107:ビデオ出力部
108:輝度判定部
109:撮像装置制御部
110:駆動部
111:撮像装置駆動制御部
112:操作部
113:情報比較部
114:記憶装置
115:位置検出部
201:撮像装置
202:撮像装置で撮影される撮影シーンA
203:撮像装置で撮影されるある撮影シーンB
204:撮像装置で撮影されるある撮影シーンC

Claims (19)

  1. 撮影モードを自動で切り換え可能な撮像装置であって、
    複数の撮影シーンを切り換えて撮影する際、前記撮影モードを切り換えるための閾値を少なくとも1つの撮影シーンについて変更する手段を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の撮影シーンを、パンニング、チルティングまたはズーミングによって切り換えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記変更する手段は、前記パンニング、チルティングまたはズーミングが所定量以上変化した場合、前記閾値を設定し直すことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記変更する手段は、所望の撮影シーンをプリセットポジションとして任意に設定する手段と、該プリセットポジションにおける閾値、輝度、照度、色等の固有情報を保持、記憶する手段とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の撮像装置。
  5. 前記撮影モードの切り換えを、前記プリセットポジションでのみ行うようにしたことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記変更する手段は、撮影モード切り換え動作が行われた撮影シーンを、自動的にプリセットポジションとして設定する手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の撮像装置。
  7. 前記プリセットポジションは、プリセットポジションごとに所定範囲の領域を持っていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1つに記載の撮像装置。
  8. 前記設定する手段は、前記プリセットポジションの領域がオーバーラップしている場合は、隣接プリセットポジション領域と任意に領域を所定量変化させることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記設定する手段は、前記プリセットポジションごとに優先順位を設け、前記プリセットポジションの優先レベルに応じて領域幅を変動させることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  10. 前記変更する手段は、前記プリセットポジション領域から外れた領域ではデフォルト値、もしくは補間閾値を用いることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1つに記載の撮像装置。
  11. 前記変更する手段は、撮影モード切り換え動作が行われた撮影シーンと、任意に設定した他のプリセットポジションの輝度、照度、色等の固有情報のうち少なくとも一つを使って比較し、その割合に応じて任意に設定した他のプリセットポジションの閾値を決定する手段を有することを特徴とする請求項4〜10のいずれか1つに記載の撮像装置。
  12. 前記変更する手段は、前記閾値を決定する手段の最新の閾値決定動作によって閾値が決定されなかったプリセットポジションについて、デフォルト閾値、もしくは周囲のプリセットポジションとの補間閾値、もしくは前回採用していた閾値等を該プリセットポジションの閾値として用いることを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記閾値をユーザーが任意に設定したプリセットポジションでは、前記閾値を決定する手段による自動的な閾値の決定または設定を行わないことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  14. 前記ユーザーが任意に設定した閾値と前記閾値を決定する手段により自動的に導き出された閾値に所定量以上の差が生じた場合は、設定値を更新することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記閾値を決定する手段は、閾値決定動作中の所定時間内のプリセットポジション移動に関して、連続的にプリセットポジションにおける固有情報を獲得し、閾値を決定していくことを特徴とする請求項11〜14のいずれか1つに記載の撮像装置。
  16. 前記プリセットポジション移動の巡回ルートを任意に設定する手段を有することを特徴とする請求項11〜15のいずれか1つに記載の撮像装置。
  17. 前記閾値決定動作において、プリセットポジションの固有情報のうち少なくとも比較するために用いられる情報は、切り換え動作をある一点で行った時から、所定時間内に取得されたもの、もしくは任意に定められたものであることを特徴とする請求項11〜16のいずれか1つに記載の撮像装置。
  18. それぞれの撮影シーンにおいて、その撮影シーンがプリセットポジション領域のものでない場合、もしくは比較すべき情報が無い場合、閾値を補間することを特徴とする請求項11〜17のいずれか1つに記載の撮像装置。
  19. 前記閾値の補間について、周囲の複数のプリセットポジションの固有情報、もしくは閾値から補間値を算出することを特徴とする請求項18に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111010515A (zh) * 2019-12-26 2020-04-14 杭州涂鸦信息技术有限公司 摄像机日夜切换方法及装置

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