JP2020167626A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 主被写体が記録領域外にはずれ、非常に明るい背景と被ることがあっても視認性のあるライブビュー表示を可能にした撮像装置の露出制御方法を提供すること。【解決手段】 メイン撮像部と、メイン撮像部の撮影範囲とその周辺領域を撮像するメイン撮像部とは異なる光学系及び撮像素子を備えたサブ撮像部と、ライブビュー中にサブ撮像部からの画像及びメイン撮像部の撮影範囲である記録領域を表示する表示部と、主被写体が記録領域内にある時、記録領域内の測光情報よりサブ撮像部の露出を制御し、主被写体が記録領域外からはずれ、記録領域外に所定値を超える明るさを含む領域が存在する時、サブ撮像部の露出を所定値だけ下げるよう制御し、該サブ撮像部から出力された画像でライブビュー表示することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に複数の撮像手段を有する撮像装置およびその制御方法に関するものである。
高倍率のズームレンズを備えた撮像装置では、望遠撮影時に撮影画角が狭くなるため、わずかな手振れによるカメラの傾きや主被写体の小さな動きによって、撮影前のライブビュー表示から主被写体がフレームアウトしてしまう。このため撮影者が画角から外れた主被写体を撮影画角内に捉え直す操作が発生する。
このような問題を解決するために特許文献1では、フレーミングアシスト機能を備えたカメラが開示されている。特許文献1では、撮影者が望遠時に主被写体をフレームから見失ってしまったとき、フレーミングアシストボタンを押して広角側にズームアウトすることで見失った主被写体の位置確認を実現している。
また、特許文献2では、異なる画角の撮像を行う、複数の撮像素子を備える撮像装置が提案されている。特許文献2に開示の撮像装置では、望遠側の撮像を行う撮像光学系の画角が変更された場合、広角側の撮像を行う撮像光学系の画角を制御することにより、ユーザーによる主被写体の把握を容易にすることで、フレーミングを支援することができる。
特開2016−59061号公報 特開2012−147082号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手法では、単一の撮影光学系制御によるフレーミング操作であり、撮影までのタイムラグが発生するので、シャッタチャンスを逃すおそれがある。また、特許文献2の構成において、それぞれの撮像手段で露出制御を行う場合、主被写体(追尾被写体)以外に非常に明るい背景が存在する場合には主被写体領域の画像レベルが飽和することがある。その場合、主被写体が明るい背景と被ると視認性が悪化し、追跡対象を見失ってしまう。
そこで本発明の目的は、複数の撮像手段を有する撮像装置において、主被写体領域(追尾被写体)の視認性のあるライブビュー表示を可能な手段を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、第1の画角で撮像する第1の撮像手段と、前記第1の画角を含む該第1の画角よりも広い第2の画角で撮像する第2の撮像手段と、前記第2の撮像手段により取得した画像を表示する表示手段と、前記第2の撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、を有し、前記露出制御手段は、主被写体が前記第1の画角の外にあり、かつ、前記第2の撮像手段により撮像された画像の明るさが所定より大きい場合には、前記第2の撮像手段の露出を下げるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、複数の撮像手段を有する撮像装置において、主被写体領域(追尾被写体)の視認性のあるライブビュー表示ができる。
本発明に係る撮像装置の構成例を示すブロック図 本発明に係る望遠サポート時のライブビュー表示例 本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の望遠サポート時の露出制御を説明するフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の望遠サポート時の露出制御を説明するフローチャート
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、撮像装置100は、システム制御部101、第1撮像部110、第2撮像部120、ズーム操作部130、表示部140、フレーミング支援指示部150を備えて構成されている。
第1の撮像部110は、第1撮像光学系111と第1撮像素子112とを備える。第1撮像光学系111は、光学素子を備え、光学的に被写体像のズーム倍率の変更、つまり、焦点距離を変更することが可能である。焦点距離の変更は、例えば、光軸方向におけるズームレンズの位置を変更することにより行うことができる。第1撮像光学系111は第1撮像素子112の動作状態(撮像または停止)に依らず、焦点距離の変更が可能である。
また、第1撮像素子112は、第1撮像光学系111を介して入力される被写体像を光電変換してデジタル映像信号に変換し、第1画像信号としてシステム制御部101が備える撮像制御部102へ出力する。本明細書では、光電変換から画像信号の出力までの動作を撮像動作と呼ぶ。第1撮像素子112による撮像動作は、撮像制御部102の撮像動作指示に基づいて実行される。
第2撮像部120は、第1撮像光学系111の広角端よりも広角を撮像可能な第2撮像光学系121と第2撮像素子122とを備える。第2撮像光学系は、光学素子を備えるが、本実施形態の第2撮像光学系121は単焦点光学系であり、第1撮像光学系の広角端の焦点距離よりも短い焦点距離を有する。
また、第2撮像素子122は、第2撮像光学系121を介して入力される被写体像を光電変換してデジタル映像信号に変換し、第2画像信号として撮像制御部102へ出力する。第2撮像素子122による撮像動作も、撮像制御部102の撮像動作指示に基づいて実行される。
尚、第1撮像光学系111の光軸と第2撮像光学系121の光軸の相対的な位置関係は固定されている。そのため、第1撮像部110で撮影される第1画像の領域の、第2撮像部120で撮像した第2画像中における位置と大きさは、第1撮像光学系111と第2撮像光学系112の光軸の相対位置と、焦点距離の関係から取得できる。
ズーム操作部130は、第1撮像光学系111の焦点距離を変更するための操作部材である。ズーム操作部130の操作を受けて、撮像制御部102が第1撮像光学系111を構成するズームレンズの位置を制御することで、第1撮像光学系111の焦点距離が変更される。撮影可能状態ではユーザーによりズーム操作部130が操作されると、被写体撮像準備のための焦点距離の変更が随時実行される。第1撮像部110が電子ズーム機能を有する場合、第1撮像光学系111の焦点距離は変わらないままズーム倍率が変更されるが、本願では電子ズームも焦点距離に変換して扱うものとする。例えば、焦点距離が100mmで電子ズーム倍率が2倍のときは、焦点距離が200mmであるとして扱う。
表示部140は、第1撮像部110及び第2撮像部120により取得された画像信号が、システム制御部101において所定の信号処理が行われることで生成される表示用映像信号を受信してモニタ表示を行う。表示部140は、撮影準備中(レリーズボタン押下前)にこのようなモニタ表示をすることにより、ユーザーがフレーミングを行うためのライブビュー機能を提供できる。また、静止画撮影直後の確認用画像、諸設定を行うためのユーザインターフェース情報などが表示される。
次に、システム制御部101の機能構成について説明する。図1に示すように、システム制御部101は、撮像制御部102、第1画像領域決定部103、画像処理部104、被写体検出部105、時間計測部106、表示制御部107を備えて構成される。
撮像制御部102は、第1撮像光学系111、第2撮像光学系121を構成する光学素子を制御し、第1撮像素子112、第2撮像素子122による撮像動作を制御することで、第1撮像部110、第2撮像部120による撮像処理を制御する。本実施形態においては、撮影指示に応じて第1撮像部110により撮像された画像が記録画像として記録される。
撮像制御部102は、第1撮像光学系111の焦点距離が、ズーム操作部130によって指示される焦点距離になるように、第1撮像光学系111を構成するズームレンズの位置を制御する。加えて、現在の第1撮像光学系111の現在の画角に関する情報を第1画像領域決定部103に出力する。尚、画角に関する情報とは、画角を一義的に取得することができる情報であればよく、画角そのものでもよいし、焦点距離、ズーム倍率や、ズームレンズの位置等の情報を用いることができる。焦点距離の変更と、画角に関する情報の出力は、ユーザーによるズーム操作部130の操作を受けて随時実行される。また、撮像制御部102は、画像処理部104からフィードバックされた画像の評価値に基づいて第1撮像部110の撮像パラメータを随時変更することができる。そして、第1撮像部110で撮像した第1画像信号及び第2撮像部120で撮像した第2画像信号を、画像処理部104へ出力する。
また、ユーザーが不図示の撮影実行指示部材(所謂レリーズボタン)を操作することにより撮影実行を指示した場合、撮像制御部102は、第1撮像部110に撮像動作を実行させ、撮像された静止画像や動画データが不図示の記録部に記録される。
第1画像領域決定部103は、第2画像における、第1画像に対応する領域(単に第1画像領域と呼ぶことがある)の位置と大きさを決定する。第1画像に対応する領域の大きさは、現在の第1撮像光学系111と第2撮像光学系121の焦点距離の関係から取得できる。例えば、焦点距離以外の条件が同じであれば、第1撮像光学系111の焦点距離が、第2撮像光学系112の焦点距離の10倍のとき、第2画像における第1画像に対応する領域の大きさは、縦横ともに第2画像全体の1/10になる。第1画像に対応する領域の中心位置は、第1撮像光学系111と第2撮像光学系112との相対位置によって決定される。本実施例の場合は、この相対位置は固定であるため、第2画像における第1画像に対応する領域の中心位置は一定である。中心位置と第2撮像光学系121の焦点距離に関する情報とを不図示の記録部に記録しておくこともできる。この場合、第1画像領域決定部103が、記録部から中心位置情報と第2撮像光学系121の画角に関する情報を読み出す。そして、読み出したこれらの情報と、撮像制御部102から受信した第1撮像光学系111の画角に関する情報とに基づいて、第2画像における、第1画像に対応する領域を決定することができる。尚、第2撮像光学系121の画角に関する情報も、第1撮像光学系111の画角に関する情報と同様に撮像制御部102から取得してもよい。
第1画像領域決定部103は決定した第1画角の位置と大きさに関する情報を、画像処理部104へ出力する。
画像処理部104は、第1撮像素子112から出力された第1画像および第2撮像素子122から出力された第2画像に対してガンマ/ニー処理、フィルタ処理、ハードウエアなどの画像処理を実行する。画像処理が施された画像信号は、被写体検出部105へ出力される。
また、画像処理104は、第1撮像部110および第2撮像部120により取得した画像に対して所定の信号処理を行うことで、表示用映像信号を生成する。例えば、第2撮像素子122から出力された画像に対して第1撮像素子112の撮影領域(記録領域)を記録領域枠として重畳した表示用映像信号を生成する。また、例えば、第2撮像素子122から出力された画像信号の一部に第1撮像素子112から出力した画像を合成して表示用映像信号として生成する。このときに生成される表示用映像信号に基づく画像については図2を用いて後述する。生成された表示用映像信号は表示制御部107に出力され、表示制御部107を介して表示部140に表示される。
また、画像処理部104は、第1撮像部110および第2撮像部120から取得された画像データに基づき撮影範囲内の明るさの強度、分布などから測光評価を行う。例えば、露出評価値を算出して撮像制御部102へフィードバックし、その結果に基づいて、撮像制御部102が第1撮像部110および第2撮像部120の露出制御を行う。露出評価値としては、例えば、階調情報が失われた画素(白飛び、黒つぶれ)の数もしくは割合、画像の輝度(明度)ヒストグラムの最頻値、平均値、もしくは中央値などを利用することができる。画像処理部104は、第2の画像全体の露出評価値と、第1画像に対応する領域の露出評価値とを取得することができる。また、例えば、コントラストAFや、撮像素子の画素をそれぞれ2分割し、それぞれに独立した光路を形成するマイクロレンズを構成して実施される位相差方式によるフォーカス評価を行う構成としてもよい。そのほか、第1画像および第2画像の種々の評価値を算出して、撮像制御部102へフィードバックする。これらの評価値に基づいて、撮像制御部102は、第1撮像部110および第2撮像部120の露出制御やAF(オートフォーカス)制御などの撮像パラメータを設定して撮像制御を行う。
被写体検出部105は、画像処理部104により処理された第1画像および第2画像のデータに基づいて、主被写体(追尾被写体)のそれぞれの画角内の移動状態、被写体種別を検出する。これは、第1撮像素子112または第2撮像素子122からの画像出力を基に、例えば人物の顔認識機能や、測距による被写体位置・速度検出、またライブビュー中の表示部140に対するユーザー操作に応じた被写体の特徴抽出機能などにより検出される。この被写体検出部105により捕捉した主被写体を追跡し、追跡対象の主被写体の存在位置が記録領域(第1撮像部110による撮像領域)の内か外の判断や、主被写体の移動先の予測を行う。
時間計測部106は、撮像制御部102が第1撮像部110の撮像動作状態を開始させたタイミングを起点として、第1撮像部110の撮像動作状態の継続時間を計測する。また、計測の結果、撮像動作状態の継続時間が所定の時間以上になったことを検出した場合、撮像動作の継続時間経過信号を撮像制御部102に出力する。
次に図2を参照して、本実施形態に係る望遠サポート(フレーミング支援)制御動作について説明する。図2は、本発明に係る望遠サポート時の第1撮像部110および第2撮像部120により撮像された画像のライブビュー表示の例である。主被写体91を追尾している場合の表示例であり、記録領域枠92を表示することで記録領域内に主被写体91をフレーミングできるように撮影サポートをする。図2(a)は、撮像装置100における通常撮影時の表示例であり、メイン撮像部(第1撮像素子112)から出力された画像を表示面全体に表示している。このとき、第2撮像部120による撮像は不要である。
望遠サポート(フレーミング支援)状態になると、まず、第2撮像部120を起動し、第2撮像光学系121および第2撮像素子122を制御して、望遠サポートのためのライブビュー表示用画像を生成する。その例が図2(b)〜(c)である。第2撮像部120から入力された画像信号に対して、第1画像領域決定部103が第1撮像部110の画角の位置を算出する。第2撮像素子122の出力画像に、算出された領域の位置と大きさを示す枠である記録領域枠92を合成して表示部140に表示される。
図2(b)では、第2撮像素子122から取得された画像が表示面全体に参照領域として表示され、メイン撮像部(第1撮像部110)の撮影範囲であるところの記録領域を示す記録領域枠92が表示されている。また、図2(c)では、第2撮像素子122から出力された全体画像に、第1撮像素子112から出力される画像が合成され、表示画面上の所定の表示領域である記録領域93に表示されている。
図2(d)は、図2(b)(c)と同様にサブ画像(第2撮像素子122から出力された画像)を全体に表示し、メイン撮像部(第1撮像部110)による記録領域は記録領域枠92で示されている。しかし、この例においては、メイン撮像部(第1撮像部110)では、主被写体91が捉えられておらず、この場合、主被写体を撮影(記録)することはできない。ユーザーは、記録領域枠92内に主被写体91が入るように、カメラの向きやズーム操作を行うことで、主被写体91をメイン撮像部(第1撮像部110)の撮影範囲に捉えて撮影を行う。
通常の撮影状態から望遠サポート状態へ遷移する条件として、本実施形態では、第1撮像光学系111の焦点距離が所定値を超えたときを例に説明する。撮影制御部102は、例えば、ユーザーがズーム操作部130を操作することで、第1撮像光学系111の焦点距離を所定値以上に設定したときに、第2撮像部を起動して望遠サポート状態となる。また。表示部140は、望遠サポート状態である時は第2撮像素子122の出力より取得した画像をライブビュー表示し、第1撮像光学系111の焦点距離が所定値より短い時は第1撮像素子112の出力より取得した画像をライブビュー表示する。
なお、望遠サポートを開始する条件はこの限りではなく、ユーザーの操作により望遠サポートの有効/無効の切換えを可能とし、望遠サポートを有効にした場合に限り第1撮像光学系111の焦点距離に応じて遷移してもよい。また、望遠サポートへ遷移する第1撮像光学系111の焦点距離の切替点を固定された所定値にしてもよいし、主被写体の移動速度や撮影者の撮像装置の追跡速度により可変としてもよい。また、ユーザー操作に応じて、例えば、フレーミングアシストボタンなど、フレーミング支援指示部150の操作を継続している間に限り、望遠サポート状態にするような構成としてもよい。
ここで、記録領域内に主被写体91が収まっているとき、第2撮像部120(サブ撮像部)は記録領域内が適正露出となるよう露出制御され、第2撮像素子122から出力された画像がライブビュー画像として表示される。第1撮像部110より広角である第2撮像部120の撮像範囲全域で露出制御を行うと、記録領域枠92外が記録領域枠92内に比べ非常に明るい又は暗い状態にあるとき、記録領域枠92外の測光値の影響度が高くなる。その結果、記録領域枠92内が最適な露出とならず視認性が悪くなってしまうため、メイン撮像部(第1撮像部110)の記録領域に相当する記録領域枠92に合わせた露出制御が望ましい。
しかしながら、第2撮像素子122上の記録領域枠92に相当する領域が適正露出となるよう制御されているため、例えば図2(d)のように、記録領域枠92外に非常に明るい背景が存在する場合には、この記録領域外の画像レベルが飽和することがある。そのため、主被写体91が記録領域枠92から外にはずれて非常に明るい背景と被った場合であっても、視認性を悪化させることなく追跡対象を追尾できるように適切な露出制御を行う必要がある。
そこで、本実施形態においては、主被写体が記録領域に捉えられているか否かに応じて、露出制御の評価枠を切り替える。まず、第2撮像素子122からの出力に基づき、図2(b)、(c)のように主被写体91が記録領域92内にあるときは、記録領域枠92に相当する領域内での明るさの状態を画像処理104で評価する。その評価値に基づいて、記録領域枠92の領域が適正な明るさとなるよう露出条件を決定することで、記録領域枠92内に捉えられている主被写体91が適正な明るさとなるように露出制御を行う。一方、図2(d)の主被写体91が記録領域枠92外に存在する時は、記録領域枠92外の明るさの状態を画像処理部103で評価し、ユーザーがライブビュー表示上で主被写体91の明るさが適正となるよう露出条件を決定する。
次に、本発明の第1の実施形態に係る望遠サポートにおける露出制御について、図3のフローチャートを用いて説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の望遠サポート(フレーミング支援)時の露出制御を説明するフローチャートであり、撮像装置100が通常の撮影状態から望遠サポート状態に遷移した後の動作を説明する。図3に示す各処理は、システム制御部101によって、各処理ブロックを制御し実行され、システム制御部101が有するメモリ(不図示)に格納されているプログラムを展開して実行することにより実現される。また、撮影指示が入力されると、各工程を停止し、第1撮像素子111による本撮影動作を開始する。本撮影動作では、AE処理により決定された露光時間で撮像し、得られた画像信号を記録媒体へ記録する処理を行う。撮影指示は、不図示のシャッタボタンの押下によりユーザから入力されてもよいし、自動撮影モードの際などにシステム制御部101が自動で撮影指示を発生させ、撮像制御部102へ入力してもよい。
尚、本第1の実施形態においては、主被写体91の画角内の移動状態を、主被写体91の動き方向、スピードに加え、撮影者が主被写体を追跡した時の撮像装置の動き方向、スピードを加味したものとする。撮像装置100の動き方向、スピードは、例えば角速度センサ(不図示)により取得することができる。撮像装置100が望遠サポート状態に遷移すると、本フローチャートは開始される。
まず、ステップS201で第2撮像部120による撮像が行われ、システム制御部101は第2撮像素子122より画像を取得する。この受け取った画像に基づいて、画像処理部104、撮像制御部102による望遠サポート状態に対応した露出制御を開始する。
ステップS202へ進み、第1撮像素子112および第2撮像素子122から出力された画像から、望遠サポート状態に対応したライブビュー表示用画像を生成し、生成した表示用画像を表示部140へ表示する。
ステップS203では、被写体検出部105により主被写体91が記録領域内に存在するか否かを判定する。主被写体が記録領域外に外れた場合にはステップS204へ進み、主被写体が記録領域内に存在する場合にはステップS210へ進む。なお、主被写体91が記録領域内に存在するかの判断は、第1撮像素子112又は第2撮像素子122のどちらの出力を用いて検出することも可能である。また、例えば、ユーザーがフレーミングアシストボタンなどのフレーミング支援指示部150の操作があった場合に、主被写体が記録領域外に外れたものと判断する構成としてもよい。
主被写体が記録領域外に存在するとき、ステップS204で、被写体検出部105は、主被写体91が記録領域枠92から離脱した方向を検出する。このとき主被写体の動き方向の検出が出来ればどのような手段を用いてもよく、第1撮像素子112により出力された過去の画像からの予測に基づいて検出してもよいし、第2撮像素子122により出力された第2画像の全体から検出する構成であってもよい。外部センサにより検出する構成であっても構わない。
ステップS205では、S204の検出結果に基づいて、画像処理部104は、評価領域を主被写体91の離脱方向に該当する領域に変更して測光を行う。又は、評価領域を広げて測光するようにしてもよい。
ステップS206では、S205の測光の評価値に基づいて、画像輝度が所定値より大きいか否かの明るさの判定を行う。所定値より大きい場合(Yes)はステップS207へ進み、所定値以下の場合(No)はステップS210へ進む。ここで、輝度の所定値は、例えば、ライブビュー表示上の背景レベルが飽和レベル付近であり、ライブビュー表示の輝度がこの所定値を超えた場合に、主被写体の視認性が保証できないような輝度レベルである。実測などにより算出された設計値であってもよい。
ステップS207において撮像制御部102は、第2撮像部120の露出パラメータを、現在の露出レベルより低露出となるよう変更する。変更値は、実験により求められた値や、ステップS205の測光結果に基づき算出された値であり、ライブビュー表示上の主被写体の視認性が保証されるものであれば構わない。その後、ステップS208へ進む。
一方、ステップS203において主被写体が記録領域内に存在する(Yes)と判断されたとき、またはステップS206において画像の輝度が所定値以下のときには、ステップS210へ進む。ステップS210では、画像処理部104は、第2撮像素子122により出力された画像のうち記録領域(第1撮像部110による撮影範囲)に相当する領域の測光を行う。主被写体が記録領域内に存在する場合(ステップS203でYes)は、記録領域に相当する領域で測光することで主被写体に適正な露出制御ができる。また、主被写体が記録領域外にあっても画像輝度が所定値以下の場合(ステップS207でNo)には、ライブビュー表示上の背景レベルが飽和レベルになく主被写体の視認性が保証できると判断できる。その場合も、画像処理部104は測光領域を変更することなく記録領域に相当する領域の測光を行う。その後、ステップS208へ進み、撮影者のレリーズ待機状態となる。
ステップS208では、撮影者のレリーズ操作待機状態であり、レリーズ操作(撮影指示)があったかどうかを判定する。撮影者がレリーズ操作を行う(ON)とステップS209へ進み、撮影者がレリーズ操作を行わなかったとき(OFF)は、ステップS202の動作に戻る。
ステップS209では、撮影者のレリーズ操作に応答して、システム制御部101は第1撮像部110(メイン撮像部)での撮影動作を実行し、不図示の記録メディアに取得画像が記録されて本フローは終了する。このとき、表示部140には、取得した画像が確認画像として表示される。なお、撮影・記録が実行されたあとも、望遠サポート状態が継続している間は本フローチャートの露出制御が繰り返し継続される。
以上説明したように、第1の実施形態の撮像装置では、望遠サポート時における主被写体が記録領域から外れたときには、記録領域外の測光結果に基づき露出制御を実行する。また、ライブビュー画像の明るさが所定値を超えた場合には、第2撮像素子122の露出を下げ、ライブビュー表示に反映するようにした。そうすることで、明るい背景被写体と主被写体が重なる場合であっても、画像全体の露出を下げることで、主被写体の視認性が保証され、撮影者が主被写体を見失うことなく追跡を継続することが可能となる。
尚、上記ステップS205では、記録領域外のうち主被写体の離脱方向に該当する領域を測光するようにしていたが、上記測光動作はこれに限らず、上記離脱した方向の検出(ステップS204)を省略し、記録領域外全体を測光し、明るさ判定に移行してもよい。
また、主被写体が記録領域外にあっても、被写体検出部105により主被写体の画角内での移動状態を予測し、この予測結果が短期間に主被写体が頻繁に記録領域内外を行き来しているような場合は、記録領域内を測光した結果に基づいて露出制御してもよい。これにより主被写体が記録領域内外の行き来する度に、露出値が切り替わることでライブビューがちらつき、視認性が悪化することを抑制できる。
また、本実施形態においては、主被写体が記録領域から離脱した時の記録領域外のどの領域を測光するかの決定は、主被写体が記録領域から離脱した方向としていたが、測光する領域の決定手段はこれに限らない。例えば、被写体検出部105により、ライブビュー表示画面内の主被写体の移動方向・速度に基づき、ライブビューの次フレーム表示画面内に主被写体が存在する位置を予測し、この位置を含む領域を測光対象とし露出制御してもよい。これにより適切に露出制御された画像をライブビュー表示に同期させることが可能となる。
(第2の実施形態)
望遠サポート時に、記録領域外からはずれた主被写体が所定値よりも明るい背景と被るような場合においてもライブビュー表示上での視認性を向上させるために、第1の実施形態では第2撮像素子122の露出を下げるようにしていた。しかしながら、この場合、この背景の本来の明るさを知ることはできないため、ライブビュー表示上の視認性は保証されるが最適な露出条件でない場合がある。また、本来第1撮像素子112は大判サイズであっても、撮像装置100の外形を最適サイズにするには、サブの第2撮像素子122はメインセンサよりも外形を小さくすることが望ましく、画素サイズもより小サイズとなってしまう。この結果、サブセンサである第2撮像素子122は、第1撮像素子112に比べダイナミックレンジが狭く、より飽和しやすくなる可能性がある。
そこで、第2の実施形態では、よりダイナミックレンジの広いメインの第1撮像部110を制御することで、望遠サポート時におけるライブビュー表示上の主被写体の視認性を向上させる露出制御を実現する。
以下、図4のフローチャートを参照して、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の動作について説明する。図4は、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の望遠サポート(フレーミング支援)時の露出制御を説明するフローチャートである。図4に示す各処理は、システム制御部101によって各処理ブロックを制御して実行され、システム制御部101が有するメモリ(不図示)に格納されているプログラムを展開して実行することにより実現される。図4における動作は、図3の動作に基づいて変形したものであるため、図中の共通動作については、同一の符号を付しその説明は省略する。撮像装置100が望遠サポート状態に遷移すると、本フローチャートは開始される。ステップS201からS206までの処理は、図3と同様である。第1の実施形態で説明した図3のフローチャートとの違いは、ステップS206の明るさ判定において、明るさが所定値を超えたと判定されたあとの制御の部分である。
ステップS206において画像の輝度が所定値より大きいと判断されると、すなわち、主被写体が記録領域内から外れ、記録領域外の輝度が所定値を超える場合に、ステップS301へ進み、第1撮像部110の焦点距離を広角へ移動する。つまり、第1撮像部110の撮影範囲(記録領域)と第2撮像部120と同じになるように画角を制御する。この状態においては、主被写体は記録領域からはずれていて、メインである第1撮像部110による撮影・記録は実行されないため、焦点距離を広角側に移動することは撮影に支障がない。なお、本実施形態では、第1撮像部110の焦点距離を第2撮像部120と同じになるよう移動させるようにしたがこの限りではなく、主被写体が画面内に収まっていれば第2撮像部120の焦点距離と同じでなくても構わない。
次にステップS302では、測光を行うための第1撮像素子112より画像を取得する。
その後、ステップS303へ進み、すぐに第1撮像部110の焦点距離を元の位置(ステップS301実行前の位置)に戻す。ここで、画像取得時の第1撮像素子112の露出は、画像処理部104および撮像制御部102において、撮像範囲内に飽和する箇所がないような露出条件を算出して制御される。
ステップS304で、ステップS302で取得した画像に基づいて、画像処理部104は記録領域に相当する領域と主被写体とその周辺領域の測光値を求め、これらの比を算出する。この算出値より、第2撮像素子122の露出条件を決定し露出を変更する(ステップS207)。
以上のように第2の実施形態の撮像装置では、第1撮像部110の焦点距離を広角にしたときの測光値に基づいて、第2撮像素子122の露出を制御する。こうすることで、望遠サポート時における主被写体が記録領域枠から外れ、記録領域枠外に所定値を超える明るい背景がある場合でも、主被写体が適正露出になるように制御することができる。特に、明るい背景である領域が第2撮像素子122では飽和してしまうような場合には、よりダイナミックレンジの広い第1撮像素子112を用いて測光することでより正確な露出値を算出することができる。結果、ライブビュー表示上の主被写体の視認性を最適な露出条件でかつ短時間に実現することが可能となる。
以上が本発明の好ましい実施形態の説明であるが、本発明は、本発明の技術思想の範囲内において、上記実施形態に限定されるものではなく、対象となる回路形態により適時変更されて適応するべきものである。例えば、上述した実施形態で説明した撮像装置は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラに適用することができる。
また、本発明は、例えばシステム、装置、方法、コンピュータプログラムもしくは記録媒体などとしての実施形態も可能であり、具体的には、1つの装置で実現しても、複数の装置からなるシステムに適用してもよい。本実施形態に係る撮像装置を構成する各手段および撮像装置の制御方法の各ステップは、コンピュータのメモリなどに記憶されたプログラムが動作することによっても実現できる。このコンピュータプログラムおよびこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 撮像装置
110 第1撮像部
111 第1撮像光学系(メイン光学系)
112 第1撮像素子(メインセンサ)
120 第2撮像部
121 第2撮像光学系(サブ光学系)
122 第2撮像素子(サブセンサ)
140 表示部
101 システム制御部
102 撮像制御部
104 画像処理部
105 被写体検出部

Claims (16)

  1. 第1の画角で撮像する第1の撮像手段と、
    前記第1の画角を含む該第1の画角よりも広い第2の画角で撮像する第2の撮像手段と、
    前記第2の撮像手段により取得した画像を表示する表示手段と、
    前記第2の撮像手段の露出を制御する露出制御手段と、を有し、
    前記露出制御手段は、主被写体が前記第1の画角の外にあり、かつ、前記第2の撮像手段により撮像された画像の明るさが所定より大きい場合には、前記第2の撮像手段の露出を下げるように制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の撮像手段により取得した画像を記録画像として記録する記録手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示手段は、ライブビュー中に前記第2の撮像手段により取得した画像に前記第1の画角を示す枠を重畳して表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記露出制御手段は、前記主被写体が前記第1の画角内にあるときは、該第1の画角に相当する領域の輝度が適正になるように前記第2の撮像手段の露出を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記主被写体の位置および動きを検出できる検出手段と、を有し、
    前記検出手段は、前記主被写体が前記第1の画角から外れた方向を検出し、
    前記露出制御手段は、前記第1の画角の外の領域のうち、前記検出手段により検出された方向に所定より明るい領域が存在する場合に、前記第2の撮像手段の露出を下げるように露出を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記検出手段は、前記主被写体が前記第1の画角から外れた方向と速度から次のフレームを表示するときの該主被写体の位置を予測し、
    前記露出制御手段は、前記予測された位置を含む領域が所定より明るいときに前記第2の撮像手段の露出を下げるように露出を制御することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記検出手段による検出に基づいて、前記主被写体が前記第1の画角の内と外への移動を繰り返す場合は、
    前記露出制御手段は、前記第1の画角の外の明るさを前記第2の撮像手段の露出制御に反映しないことを特徴とする請求項5又は6に記載の撮像装置。
  8. 前記露出制御手段は、自装置が望遠サポート状態であるときに前記第2の撮像手段の露出制御を実行することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記第1の撮像手段の焦点距離が所定より広角になったとき、ユーザーによる該望遠サポートへの切り替え指示があったとき、望遠サポートの指示が継続して発されている場合、のいずれかの場合に前記望遠サポート状態となるように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記所定の明るさは、前記第1の撮像手段の焦点距離を前記所定より広角へ移動したときの測光値に基づいて算出することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記主被写体が前記第2の画角に含まれるように前記第2の撮像手段の焦点距離を制御するズーム制御手段と、をさらに有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 第1の画角で撮像する第1の撮像手段と、
    前記第1の画角を含む該第1の画角よりも広い第2の画角で撮像する第2の撮像手段と、
    前記第2の撮像手段により取得した画像を表示する表示手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    主被写体が前記第1の画角の外にあり、かつ、前記第2の撮像手段により撮像された画像の明るさが所定より大きい場合には、前記第2の撮像手段の露出を下げるように制御するステップ
    を有することを特徴とする。
  13. 前記第1の撮像手段により取得した画像を記録画像として記録するステップと、をさらに有することを特徴とする請求項12に記載の撮像装置の制御方法。
  14. 前記第1又は第2の撮像手段により取得した画像を表示するステップと、
    ライブビュー中に前記第2の撮像手段により取得した画像に前記第1の画角を示す枠を重畳して表示するステップと
    を有することを特徴とする請求項12又は13に記載の撮像装置の制御方法。
  15. 請求項12乃至14のいずれか1項に記載の各ステップをコンピュータによって実行させるためのコンピュータプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムを記載したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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