JP2007102032A - ステージ装置のロック機構 - Google Patents

ステージ装置のロック機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2007102032A
JP2007102032A JP2005294089A JP2005294089A JP2007102032A JP 2007102032 A JP2007102032 A JP 2007102032A JP 2005294089 A JP2005294089 A JP 2005294089A JP 2005294089 A JP2005294089 A JP 2005294089A JP 2007102032 A JP2007102032 A JP 2007102032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
locking mechanism
slide plate
engagement
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005294089A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4738125B2 (ja
Inventor
Ken Hirunuma
謙 蛭沼
Satoru Nemoto
悟 根元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentax Corp filed Critical Pentax Corp
Priority to JP2005294089A priority Critical patent/JP4738125B2/ja
Priority to US11/539,193 priority patent/US7583891B2/en
Publication of JP2007102032A publication Critical patent/JP2007102032A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4738125B2 publication Critical patent/JP4738125B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B5/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/08Bolts
    • Y10T292/096Sliding
    • Y10T292/1014Operating means
    • Y10T292/1022Rigid
    • Y10T292/1028Sliding catch

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】非作動状態にあるステージ板を所定位置に確実に保持できるステージ装置のロック機構を提供する。
【解決手段】ステージ板に突設された一対の係合部材90、91と、この一対の係合部材と係脱する係止溝147、148、149、150を両自由端部にそれぞれ有し共通の軸154に同軸に枢着された一対のアーム部材140、141を備えることを特徴とするステージ装置のロック機構。
【選択図】図9

Description

本発明は、特定の平面上を自由に移動できるステージ装置のステージ板が非作動状態にあるときに、ステージ板を非作動状態にロックするステージ装置のロック機構に関する。
特定のX方向とX方向に直交するY方向とに移動自在であり、その前面に撮像素子が固定されたステージ板のロック機構としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。
このロック機構は、ステージ板の後面に突設された円柱形状の一つのボスと、ステージ板の背後に設けられた、ボスを挟んで対峙する第1当接部材及び第2当接部材とを備えている。第1当接部材及び第2当接部材は共にステージ板と平行な方向に移動可能である。
ステージ板が手振れ補正を行わない非作動状態になると、第1当接部材及び第2当接部材が互いに接近するロック位置まで移動する。すると、第1当接部材及び第2当接部材の対向面に形成した略半円形の係合凹部が上記ボスを挟み込むので、第1当接部材及び第2当接部材によってステージ板がロックされる。
特許第3431020号公報
上記ロック機構は、一つの円柱形状のボスを第1当接部材及び第2当接部材の略半円形の係合凹部で挟み込む構造なので、第1当接部材と第2当接部材を強い力でボスに接触させないとステージ板を確実にロックできない。
しかしこのように強い力で接触させるためには、ロック機構の駆動手段を大型化させなければならないので、ロック機構及びステージ装置が大型してしまう。
さらに、いわゆる回転振れを補正できる手振補正装置に特許文献1のロック機構を適用した場合には別の問題が生じる。即ち、この種の手振補正装置ではステージ板が回転可能である。しかし、特許文献1ではボスが1本なので、ボスを第1当接部材及び第2当接部材で挟持しても、ステージ板の回転を規制した状態にロック出来ない。
本発明の目的は、大きな駆動力を要せずにステージ板を確実にロックでき、しかもステージ板の回転を規制できるステージ装置のロック機構を提供することにある。
本発明のステージ装置のロック機構は、固定支持基板と、該固定支持基板と平行な方向に相対移動可能に支持されたステージ板と、を備えるステージ装置の該ステージ板をロックするためのロック機構であって、上記ステージ板の一方の面に突設された一対の係合部材と、中間部が共通の回転軸に回転可能に枢着された一対のアーム部材を備え、両アーム部材が、互いに対向する自由端部の間で上記一対の係合部材をそれぞれ挟持する係合位置と、各自由端部が上記一対の係合部材から離間する非係合位置との間を回転する回転式ロック手段と、上記ステージ板が非作動状態になったとき、上記両アーム部材を上記係合位置に回転させるロック時駆動手段と、上記ステージ板が作動状態になったとき、上記両アーム部材を上記非係合位置に回転させるアンロック時駆動手段と、を備えることを特徴としている。
係合位置と非係合位置との間を、上記固定支持基板に対して一対の係合部材を結ぶ直線に対して直交する基準直線方向に往復移動可能なスライド板を備え、上記ロック時駆動手段が該スライド板を係合位置側に駆動するのが実際的である。
上記ロック時駆動手段は、上記固定支持基板に固定した磁力発生装置と、上記スライド板に固定した、該磁力発生装置の磁力を受けた状態で電流が流れると上記基準直線方向の駆動力を発生するコイルと、を備えることにより実現できる。
上記一対のアーム部材を上記非係合位置側に回転付勢する第1の付勢手段を備えるのが好ましい。
上記スライド板が上記係合位置に移動したとき、該スライド板を上記係合位置に保持する第1保持手段と、上記スライド板が上記非係合位置に移動したとき、該スライド板を非係合位置に保持する第2保持手段と、を備えるのが好ましい。
上記第2保持手段を、上記第1の付勢手段によって兼用できる。
本発明によると、ステージ板が非作動状態のときに一対のアーム部材によって一対の係合部材をロックするので、非作動状態にあるステージ板を従来より強固にロックできる。しかも、一対の係合部材を一対のロック部材で係止するので、回転可能なステージ板の回転を規制した状態にロックできる。
さらに、一対のアーム部材は固定支持基板と平行な方向に回転して挟み込むかたちで係合部材に係合する。従って、本ステージ装置を手振れ補正装置として実施した場合は、ロック時に係合部材に光軸方向の力が及ばず、そのためロック時に撮像素子のピントに影響が出ることがない。さらに、一対のアーム部材はロック時に係合部材を両側から均等な力で挟むので、係合部材を撓ますような力を及ぼさず、ロック時に撮像素子やステージ板に余計な力が加わらない。そのため撮像素子の撓みにより撮像に影響を及ぼすことがない。
さらに本ロック機構は構造が簡単なので、製造コストを低く抑えることが可能である。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。以下の説明では図1および図2の矢線で示すように、手振補正装置30の左右方向をX方向、上下方向をY方向、前後方向をZ方向と定義する。
まずは本発明であるロック機構100を装着する手振補正装置30について説明する。
図1に示すように、デジタルカメラ20内には、複数のレンズL1、L2、L3からなる光学系が配設されており、レンズL3の後方には手振補正装置30が配設されている。
手振補正装置30は図2から図6に示す構造である。
図2から図6に示すように手振補正装置30は、軟鉄等の磁性体からなる正面視横長方形の前側固定支持基板31と、正面形状が前側固定支持基板31と同一で軟鉄等の磁性体からなる後側固定支持基板(固定支持基板)32を備えている。前側固定支持基板31と後側固定支持基板32の対向面の四隅近傍同士は、前後方向に延びる4本の円柱形状の支柱36によって連結されており、前側固定支持基板31と後側固定支持基板32は互いに平行をなしている。前側固定支持基板31の中央部には方形の取付孔33が穿設されており、この取付孔33には取付孔33と同形状の透光性材料からなる赤外線カットフィルタ34が嵌合固定されている。図2に示すように、前側固定支持基板31の3カ所には貫通孔が穿設されており、各貫通孔には取付ねじ35が挿入されている。さらに、各取付ねじ35は、デジタルカメラ20のカメラボディ内面に形成された3つの雌ねじ孔(図示略)に螺合され、取付ねじ35の螺合量を調整することにより、前側固定支持基板31のカメラボディに対する傾斜角度が調整される。
前側固定支持基板31の後面4カ所には円柱形状をなす支持用突部38が後方に延びるように突設されている。各支持用突部38の後端面に凹設された半球状の凹部(図示略)には金属製のボール44の前半部が回転可能に支持されている。後側固定支持基板32の各支持用突部38と対向する位置には4つの支持用突部47が突設されており、各支持用突部47の前端面に凹設された半球状の凹部(図示略)には金属製のボール52の後部が回転可能に支持されている。
前側固定支持基板31の後面の左右両端部には、S極とN極がX方向に並ぶX用磁石MXがそれぞれ固定されている。これら左右のX用磁石MXは互いにX方向に並んでおり、両者のY方向位置は一致している。そして、前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32がX用磁石MXの磁束を通すことにより、左右のX用磁石MXと後側固定支持基板32の対向部の間にX用磁気回路が形成されている。即ち、前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32はヨークとして機能している。
一方、前側固定支持基板31の後面の下端部には、S極とN極がY方向に並ぶ一対のY用磁石MYが固定されている。これら左右のY用磁石MYは互いにX方向に並んでおり、両者のY方向位置は一致している。そして、図4から図6に示すように、前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32が左右のY用磁石MYの磁束を通すことにより、左右のY用磁石MYと後側固定支持基板32の対向部の間にY用磁気回路が形成されている。即ち、前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32はヨークとして機能している。
平板状の電気基板(ステージ板)60の後面には、正面形状が電気基板60と同一の補強板(ステージ板)61が固着され、電気基板60と補強板61が一体化している。図3から図6に示すように、電気基板60の前面の4カ所には4つのボール44が回転自在に接触しており、かつ、補強板61の後面の4カ所には4つのボール52が回転自在に接触している。即ち、電気基板60及び補強板61は4つのボール44と4つのボール52によって前後方向から挟持され、共にレンズL1からL3の光軸Oに対して直交している(前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32と平行をなしている)。
従って電気基板60及び補強板61は、図2に示す初期位置から、前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32に対してX方向及びY方向と平行な(光軸Oに直交する)XY平面上を移動可能である。さらに、電気基板60と前側固定支持基板31の間には、図示を省略した移動範囲規制手段が設けられている。この移動範囲規制手段の働きによって、電気基板60及び補強板61の前側固定支持基板31に対する相対移動可能な範囲は一定の範囲に制限されている。
電気基板60の前面中央部には、CCD(撮像素子)65が固着されている。図2に示すようにCCD65は正面視で長方形をなし、かつ、図2において(電気基板60が初期位置にあるとき)X方向と平行な上下一対のX方向側辺65Xと、図2において(電気基板60が初期位置にあるとき)Y方向と平行な左右一対のY方向側辺65Yとを具備している。
電気基板60の前面には、CCD65を囲むCCDホルダ67が気密状態で固着されている。CCDホルダ67の前壁には窓孔68が穿設されている。そして、CCDホルダ67の前壁とCCD65の間には光学ローパスフィルタ69が嵌合固定されており、光学ローパスフィルタ69とCCDホルダ67の前壁の間は気密状態が保たれている。そして、CCD65の撮像面66は、光学ローパスフィルタ69、窓孔68、及び赤外線カットフィルタ34と常に前後方向に対向する。CCD65の撮像面66はレンズL1〜L3、赤外線カットフィルタ34及び光学ローパスフィルタ69を透過した像が結像する結像面である。さらに、電気基板60が初期位置にあるとき(図2の状態のとき)、CCD65の撮像面66の中心が光軸O上に位置する。
電気基板60の左右2カ所及び下端部には3つの舌片71、舌片72、舌片73が突設されている。
図2に示すように、舌片71と舌片72は左右の上記X用磁気回路とそれぞれ対応する位置に位置している(左右のX用磁石MXとそれぞれ前後方向に対向している)。
舌片71と舌片72の前面には同一仕様のX方向駆動用コイルCXが固着されている。X方向駆動用コイルCXはコイル線が百回以上渦巻き状に巻かれた(電気基板60と平行な方向にも電気基板60の板厚方向にも巻かれている)XY平面と平行なコイルであり、左右のX方向駆動用コイルCX同士はX方向側辺65Xと平行な方向に並んでいる(図2においてX方向に並んでいる)。別言すると、左右のX方向駆動用コイルCX同士のY方向側辺65Yと平行な方向の位置(図2においてはY方向の位置)は一致している。
そして、このX方向駆動用コイルCXと、前側固定支持基板31、後側固定支持基板32、及びX用磁石MXによってX方向駆動手段が構成されている。
図4から図6に示すように、舌片73は左右のY用磁気回路と前後方向に対向する位置に位置している。
舌片73の前面には互いに同一仕様のY方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBが固着されている。Y方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBは共にコイル線が百回以上渦巻き状に巻かれた(電気基板60と平行な方向にも電気基板60の板厚方向にも巻かれている)XY平面と平行なコイルであり、Y方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBは下側のX方向側辺65Xに沿って並んでいる(図2においてはX方向に並んでいる)。別言すると、Y方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBのY方向側辺65Yと平行な方向の位置(図2におけるY方向位置)は一致している。
そして、このY方向駆動用コイルCYA及びY方向駆動用コイルCYBと、前側固定支持基板31、後側固定支持基板32、及びY用磁石MYによってY方向駆動手段が構成されている。
X方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA、及びY方向駆動用コイルCYBは、カメラに内蔵されたCPU等によって構成される制御手段に電気的に接続されている。
上記構成の手振補正装置30は、上記制御手段からX方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA、及びY方向駆動用コイルCYBに電流を流すことにより手振れ補正動作を行う。
即ち、X方向駆動用コイルCXに電流を流すとX方向駆動用コイルCXには図2の矢印FX1方向またはFX2方向の駆動力が生じる。また、Y方向駆動用コイルCYA、CYBに電流を流すとY方向駆動用コイルCYA、CYBには図2の矢印FY1方向またはFY2方向の駆動力が生じる。
周知のように、手振れによってカメラボディがX方向またはY方向に振動したときに、カメラボディのX方向とY方向の移動距離(手振れ量)を検出し、CCD65をカメラボディに対して手振れ方向と反対方向にこの手振れ量と同じ距離だけ直線移動させれば、CCD65の手振れ(像振れ)が補正される。従って、CCD65がこのような直線移動を行うように、上記制御手段から各X方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA、CYBに電流を流せば、CCD65のX方向とY方向の手振れが補正される。
さらに、電気基板60及び補強板61(CCD65)は前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32に対して相対回転可能なので、上記制御手段からY方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBに流す電流の向きを互いに逆にし、Y方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBに互いに逆向きの駆動力を発生させれば、電気基板60及び補強板61(CCD65)が回転する。従って、電気基板60及び補強板61(CCD65)が回転振れ方向と逆向きに回転するように、上記制御手段からY方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBに電流を流せば、いわゆる回転振れが補正される。
次に、以上説明した手振補正装置30に装着される本発明を適用したロック機構100について主に図7から図11を用いて説明する。
図2から図4に示すように、補強板61の後面には図2の状態において電気基板60、補強板61、及びこれらと一体をなす構成要素(CCD65、CCDホルダ67、係合ピン90、係合ピン91等)からなる一体的移動体の重心を通るX方向直線LX上に並ぶとともに、この重心を通るY方向直線LYに関して左右対称をなす一対の係合ピン(係合部材)90と係合ピン(係合部材)91が後方に向けて突設されている。さらに後側固定支持基板32には左右一対の挿通孔92が貫通孔として穿設されており、係合ピン90と係合ピン91の後端部は左右の挿通孔92をそれぞれ貫通して後側固定支持基板32の後方に突出している。
後側固定支持基板32の後面中央部には軟鉄等の磁性体からなる前側ヨーク101が固定ねじ102によって固定されている。前側ヨーク101には上下に並ぶ2つのねじ孔103とねじ孔104が左右一対として穿設されており、さらに前側ヨーク101の略中央部にはねじ孔105が穿設されている。前側ヨーク101の下縁部には方形切欠106が形成されている。さらに、前側ヨーク101の後面の4カ所には後方に延出する4本の支柱108が突設されている。
正面視略T字形のY方向スライド板(スライド板)110は前側ヨーク101と平行な平面上をY方向にスライド自在な部材である。Y方向スライド板110にはY方向に延びる案内長孔111が左右一対として穿設されている。案内長孔111には固定ねじ112と固定ねじ116が挿入されており、左側の固定ねじ112と固定ねじ116は前側ヨーク101の上下のねじ孔103にそれぞれ螺合され、右側の固定ねじ112と固定ねじ116は前側ヨーク101の上下のねじ孔104にそれぞれ螺合されている。
固定ねじ112は案内長孔111のX方向幅より径が大きい円形の円盤部113を有し、固定ねじ116は案内長孔111のX方向幅より径が大きい円形の頭部117を有している。円盤部113と頭部117はY方向スライド板110の後面に接触しており、Y方向スライド板110を前側ヨーク101に常に当接させる役割を果たしている。
Y方向スライド板110は固定ねじ112及び固定ねじ116と案内長孔111の係合関係により前側ヨーク101に対してY方向に相対摺動自在であり、図8に示す非係合位置と図9に示す係合位置の間を移動できる。さらに、円盤部113の後面からは係止突部114が後方に突出している。
Y方向スライド板110には後方に向かって延びる左右一対の折返片118が突設されている。右側の折返片118の下面には合成樹脂からなる直方体形状の当接部材120が2本の固定ねじ121によって固着されている。左側の折返片118の2つの貫通孔には2本の固定ねじ122が挿入されている。左側の折返片118の直下には金属からなる直方体形状の当接部材123が位置しており、その上面に設けられた2つのねじ孔124に固定ねじ122のねじ部が螺合されている。さらに、左側の折返片118の下面と当接部材123の上面の間には、左右の固定ねじ122の周囲に位置する圧縮ばねS1が縮設されている。この圧縮ばねS1の付勢力によって、当接部材123は下方に付勢され、固定ねじ122の頭部は折返片118の上面に圧接している。
Y方向スライド板110の後面にはY方向駆動用コイルCYCが固着されている。Y方向駆動用コイルCYCはコイル線が百回以上渦巻き状に巻かれた(Y方向スライド板110と平行な方向にもY方向スライド板110の板厚方向にも巻かれている)XY平面と平行なコイルである。Y方向スライド板110の垂下片125はY方向を向いており、垂下片125の中央部には略楕円形状の貫通孔126が穿設されている。
前側ヨーク101の下端部には方形切欠106を跨ぐ態様で、2本の固定ねじ131によって取付板130が固着されている。取付板130には内部に電磁石(コイルと鉄芯)が設けられた公知のプランジャ(第1保持手段)135が固着されている。有底筒状をなすプランジャ本体136の内部には磁性体からなるスライド板137がY方向に出没自在に挿入されている。プランジャ本体136の内部には上記電磁石の他に永久磁石が設けられており、上記コイルに電流が流れていないときは、この永久磁石の磁力によってスライド板137の大部分はプランジャ本体136の内部に没入している(図9参照)。一方、上記コイルに電流が流れると、上記電磁石が上記永久磁石の磁力を打ち消す磁力を発生し、スライド板137の大部分がプランジャ本体136から突出可能となる(図8参照)。スライド板137の上端部は連結ピン139によって垂下片125の下端部に結合しており、この連結ピン139によってスライド板137と垂下片125が一体化している。
回転式ロック手段RRは対をなすアーム部材140とアーム部材141を具備している。
略対称形状をなすアーム部材140とアーム部材141の中央部には円形部142と円形部143が設けられており、円形部142と円形部143の中央部には同寸法の円形孔144が穿設されている。アーム部材140は左右一対の挟持片145を具備しており、アーム部材141は左右一対の挟持片146を具備している。アーム部材140の左側の挟持片145の下面端部と右側の挟持片145の上面端部には共にV字形の係止溝147と係止溝148が凹設されている。また、アーム部材141の左側の挟持片146の上面端部と右側の挟持片146の下面端部には共にV字形の係止溝149と係止溝150が凹設されている。
さらに、左側の挟持片145には前後方向に延びる円柱形状の当接部151が一体的に形成されており、右側の挟持片146には当接部151と同形状の当接部152が一体的に形成されている。当接部151は当接部材123の下面との当接関係を常に維持し、当接部152は当接部材120の下面との当接関係を常に維持する。アーム部材140とアーム部材141は円形部142の直後に円形部143が位置する態様で重っており、両者の円形孔144を前後方向に貫通する固定ねじ154(回転軸)がY方向スライド板110の貫通孔126を通って前側ヨーク101のねじ孔105に螺合している。
さらに、アーム部材140の左端部と左側の係止突部114には引張ばね(アンロック時駆動手段)(第1の付勢手段)(第2保持手段)S2の両端部が係止されており、アーム部材141の右端部と右側の係止突部114にも引張ばね(第1の付勢手段)(第2保持手段)S2の両端部が係止されている。
アーム部材140とアーム部材141は前側ヨーク101に対して固定ねじ154回りに回転可能である。即ち、各係止溝147、148、149、150が係合ピン90及び係合ピン91から上下方向に離間する図8に示す非係合位置と、各係止溝147、148、149、150が係合ピン90と係合ピン91に上下方向から挟み込む態様で係合する図9に示す係合位置との間を回転可能である。アーム部材140とアーム部材141は、左右の案内長孔111の中間位置(固定ねじ154の位置)を通るY方向の直線である基準直線SL(図8及び図9参照)に関して常に左右対称形状を維持しつつ回転する。
そして、Y方向スライド板110が非係合位置から係合位置に移動すると、左右の引張ばねS2の付勢力(引張力)に抗して、当接部材120と当接部材123が当接部151と当接部152を下向きに押圧するので、アーム部材140とアーム部材141は図9の係合位置に移動する。一方、Y方向スライド板110が係合位置から非係合位置に移動すると、引張ばねS2の付勢力(引張力)によって当接部材120と当接部材123は当接部151と当接部152との接触状態を維持したまま、アーム部材140及びアーム部材141は図8の非係合位置に移動する。
図7及び図10に示すように、前側ヨーク101の各支柱108には、軟鉄等の磁性体からなる後側ヨーク160の前面が当接しており、後側ヨーク160の4カ所を貫通する4本の固定ねじ161によって後側ヨーク160が各支柱108に固定されている。
後側ヨーク160の前面にはY方向駆動用コイルCYCと光軸Oと平行な前後方向(Z方向。図1の矢印参照)に対向する永久磁石162が固着されている。図7及び図11に示すように、永久磁石162はN極とS極がY方向に並ぶ磁石である。前側ヨーク101と後側ヨーク160が永久磁石162の磁束を通すことにより、永久磁石162と前側ヨーク101の対向部の間に磁気回路が形成されている。そして、Y方向駆動用コイルCYCはこの磁気回路内に位置しており、図11に示すようにY方向駆動用コイルCYCの上辺CY3と永久磁石162のN極は前後方向に重なり、かつ、Y方向駆動用コイルCYCの下辺CY4と永久磁石162のS極は前後方向に重なり、これらの重なり関係をY方向スライド板110の位置に拘わらず常に維持する。
前側ヨーク101、後側ヨーク160、永久磁石162、及びY方向駆動用コイルCYCはロック時駆動手段の構成要素である。さらに、前側ヨーク101、後側ヨーク160、及び永久磁石162は磁力発生装置の構成要素である。
次に以上の構成のロック機構100の動作について説明する。
Y方向駆動用コイルCYC及びプランジャ135の上記コイルはカメラに内蔵された上記制御手段に電気的に接続されている。
手振補正スイッチSWがOFFのとき、電気基板60及び補強板61は図2の初期位置にあり、上記制御手段からY方向駆動用コイルCYCへは電力は供給されない。そして、図9に示すようにアーム部材140の係止溝147及び係止溝148とアーム部材141の係止溝149及び係止溝150が係合ピン90と係合ピン91を上下方向から挟む態様でロックし、電気基板60及び補強板61を初期位置に保持する。さらに、プランジャ135内の上記永久磁石の磁力が引張ばねS2の引っ張り力より強いので、この磁力によってスライド板137は図9の位置に位置し、スライド板137がY方向スライド板110、アーム部材140、及びアーム部材141を係合位置に保持する。
この状態で手振補正スイッチSWをONにすると、上記制御手段からプランジャ135の上記コイルに電流が瞬間的に流れる。すると該コイルと上記鉄芯が一時的に電磁石となり、プランジャ135内の永久磁石の磁力が一時的に打ち消される。従って、スライド板137がプランジャ本体136から突出方向に移動可能となる。この状態で左右の引張ばねS2の付勢力がY方向スライド板110に及ぶので、Y方向スライド板110が上方に移動し、係合位置にあったY方向スライド板110、アーム部材140、及びアーム部材141が非係合位置に移動する。そして、各係止溝147、148、149、150が係合ピン90と係合ピン91から上下方向に離間するので、係合ピン90と係合ピン91のロックが解除される。そしてこの非係合状態を左右の引張ばねS2が保持する。従って、電気基板60、補強板61、及びCCD65は上述の手振補正動作を行ないうる状態となる。
手振補正動作の終了後に手振補正スイッチSWをOFFにすると、上記制御手段からX方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA、Y方向駆動用コイルCYBに電流が流れ、電気基板60及び補強板61が図2の初期位置に復帰する。さらに制御手段からY方向駆動用コイルCYCに図11の矢印方向の電流が流れる。すると、Y方向駆動用コイルCYCには図11の矢印FY3方向の駆動力(引張ばねS2の付勢力より大きい)が生じるので、Y方向スライド板110が下方に移動し、非係合位置にあったY方向スライド板110、アーム部材140、アーム部材141が係合位置に移動し、各係止溝147、148、149、150が係合ピン90と係合ピン91に再度係合し、係合ピン90と係合ピン91をロックする。
Y方向スライド板110、アーム部材140、アーム部材141が係合位置に達すると、上記制御手段からY方向駆動用コイルCYCへの電流の供給が遮断される。そしてこの係合状態を、プランジャ135が引張ばねS2の付勢力に抗して保持する。従って、電気基板60、補強板61、及びCCD65は再び初期位置において手振補正動作が不能な状態となる。
以上説明した本実施形態によれば、一対のアーム部材140とアーム部材141が、一対の係合ピン90と係合ピン91を短時間のうちにロックするので、非作動状態にあるCCD65(電気基板60及び補強板61)を短時間で確実にロックできる。しかも、一つのボス(係合ピン)を当接部材(ロック部材)で挟んでロックする従来技術と比べると、同じ駆動力でより強固なロック状態が得られる。
さらに、電気基板60及び補強板61(CCD65)は前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32に対して相対回転可能なので、仮に従来技術のようにロックピンを一つのみとすると、ロックピンをロック部材でロックしても電気基板60及び補強板61(CCD65)の回転を規制することは出来ない。しかし、本実施形態のように一対の係合ピン90、91を一対のアーム部材140、141でロックする構造ならば、電気基板60及び補強板61(CCD65)の回転を規制できるので、本実施形態のロック機構100は回転振補正が可能な手振補正装置に適用することにより特別な有用性を発揮する。
また、ロック時とアンロック時におけるアーム部材140及びアーム部材141の係合位置と非係合位置への保持を、電力を利用せずプランジャ135の磁力と引張ばねS2の付勢力によって行っている。さらに、引張ばねS2の付勢力を利用してアーム部材140及びアーム部材141を係合位置から非係合位置側に移動させているので、これらの保持及び移動を電力を利用して行う場合に比べて消費電力を極力抑えることが可能である。
さらに、アーム部材140及びアーム部材141は上下方向から同じ力で係合ピン90と係合ピン91に挟む込む態様で係合するので、ロック時に係合ピン90と係合ピン91に光軸O方向の力を及ぼさない。従って、ロック時にCCD65のピントに影響が出なることがない。
さらに、アーム部材140及びアーム部材141はロック時に係合ピン90と係合ピン91にこれらを撓ますような力を及ぼさないので、ロック時にCCD65(電気基板60及び補強板61)を撓ませることなく、光軸O方向に少しも移動しない。従って、CCD65による撮像に影響を及ぼすことがない。
さらにアーム部材140及びアーム部材141を利用した上記ロック機構は構造が簡単なので製造コストを低く抑えることが可能であり、さらに耐久性に優れるという利点がある。
さらに、固定ねじ122がY方向スライド板110の折返片118に対してY方向に相対移動可能で、かつ折返片118と当接部材123の間に圧縮ばねS1が縮設されているので、当接部材123と当接部151の相対位置に関して設計値からの誤差があってもこの誤差を吸収できる。従って上記誤差があっても、係合ピン90と係合ピン91を各係止溝147、148、149、150によって確実にロックできる。
さらに各係止溝147、148、149、150が断面V字状なので、各係止溝147、148、149、150が係合ピン90と係合ピン91に係合すると、係合ピン90と係合ピン91は各係止溝147、148、149、150の底部側に自動的に移動する。従って、ロック時に係合ピン90と係合ピン91を各係止溝147、148、149、150に確実に係合させることができる。
以上、上記実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な変形を施して実施可能である。
例えば、引張ばねS2によってY方向スライド板110を非係合位置に向けて移動付勢しているが、引張ばねS2以外の付勢手段、例えば圧縮ばねによってY方向スライド板110を非係合位置に向けて移動付勢してもよい。
また、Y方向スライド板110を移動させるための駆動手段を、例えばモータや圧電素子によって構成してもよい。
さらに、係合部材として利用できるのは上記係合ピン90、91に限られず、各係止溝147、148、149、150と係合可能であれば、断面方形の角柱形状や他の断面形状の突部材であってもよい。また、係止溝147、148、149、150をV字形以外の形状、例えば半円形状としてもよい。
さらに、CCD以外の撮像素子、例えばCMOSイメージセンサーを利用できるのは勿論である。
また、本発明のロック機構を電気基板60及び補強板61がX方向とY方向にのみ直線移動する従来から公知の手振補正装置に適用することや、手振補正装置とは用途が異なるステージ装置(特定の部材がX方向やY方向への直線移動や回転が可能な装置)に適用することが可能なのは勿論である。
本発明の一実施形態である手振補正装置を内蔵したデジタルカメラの縦断側面図である。 手振補正装置を、その後板を省略して示す背面図である。 図2のIII矢線方向に見た平面図である。 図2のIV−IV矢線に沿う断面図である。 図2のV−V矢線に沿う断面図である。 図2のVI−VI矢線に沿う断面図である。 ロック機構の一部部材を省略した分解斜視図である。 後側ヨークを省略して示すロック機構の非係合状態における背面図である。 後側ヨークを省略して示すロック機構の係合状態における背面図である。 図9のX-X矢線に沿う断面図である。 ロック機構の駆動装置の主要部を模式的に示す後方から視た拡大図である。
符号の説明
20 デジタルカメラ(カメラ)
30 手振補正装置
31 前側固定支持基板(固定支持基板)
32 後側固定支持基板(固定支持基板)
33 取付孔
34 赤外線カットフィルタ
35 取付ねじ
36 支柱
38 支持用突部
44 ボール
47 支持用突部
52 ボール
60 電気基板(ステージ板)
61 補強板(ステージ板)
65 CCD(撮像素子)
66 撮像面
65X X方向側辺
65Y Y方向側辺
67 CCDホルダ
68 窓孔
69 光学ローパスフィルタ
71 72 73 舌片
90 91 係合ピン(係合部材)
92 挿通孔
100 ロック機構
101 前側ヨーク(ロック時駆動手段)
102 固定ねじ
103 104 105 ねじ孔
106 方形切欠
108 支柱
110 Y方向スライド板(スライド板)
111 案内長孔
112 固定ねじ
113 円盤部
114 係止突部
116 固定ねじ
117 頭部
118 折返片
120 当接部材
121 固定ねじ
122 固定ねじ
123 当接部材
124 ねじ孔
125 垂下片
126 貫通孔
130 取付板
131 固定ねじ
135 プランジャ(第1保持手段)
136 プランジャ本体
137 スライド板
139 連結ピン
140 141 アーム部材(回転式ロック手段)
142 143 円形部
144 円形孔
145 146 挟持片
147 148 149 150 係止溝
151 152 当接部
154 固定ねじ(回転軸)
160 後側ヨーク(ロック時駆動手段)
161 固定ねじ
162 永久磁石(ロック時駆動手段)
CX X方向駆動用コイル
CYA CYB Y方向駆動用コイル
CYC Y方向駆動用コイル(ロック時駆動手段)
CY1 右辺
CY2 左辺
CY3 上辺
CY4 下辺
MX X用磁石(X方向駆動手段)
MY Y用磁石(Y方向駆動手段)
O 光軸
RR 回転式ロック手段
S1 圧縮ばね
S2 引張ばね(第1の付勢手段)(第2保持手段)(アンロック時駆動手段)

Claims (6)

  1. 固定支持基板と、
    該固定支持基板と平行な方向に相対移動可能に支持されたステージ板と、を備えるステージ装置の該ステージ板をロックするためのロック機構であって、
    上記ステージ板の一方の面に突設された一対の係合部材と、
    中間部が共通の回転軸に回転可能に枢着された一対のアーム部材を備え、両アーム部材が、互いに対向する自由端部の間で上記一対の係合部材をそれぞれ挟持する係合位置と、各自由端部が上記一対の係合部材から離間する非係合位置との間を回転する回転式ロック手段と、
    上記ステージ板が非作動状態になったとき、上記両アーム部材を上記係合位置に回転させるロック時駆動手段と、
    上記ステージ板が作動状態になったとき、上記両アーム部材を上記非係合位置に回転させるアンロック時駆動手段と、を備えることを特徴とするステージ装置のロック機構。
  2. 請求項1記載のステージ装置のロック機構において、
    係合位置と非係合位置との間を、上記固定支持基板に対して一対の係合部材を結ぶ直線に対して直交する基準直線方向に往復移動可能なスライド板を備え、
    上記ロック時駆動手段が該スライド板を係合位置側に駆動するステージ装置のロック機構。
  3. 請求項2記載のステージ装置のロック機構において、
    上記ロック時駆動手段が、
    上記固定支持基板に固定した磁力発生装置と、
    上記スライド板に固定した、該磁力発生装置の磁力を受けた状態で電流が流れると上記基準直線方向の駆動力を発生するコイルと、を備えるステージ装置のロック機構。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のステージ装置のロック機構において、
    上記一対のアーム部材を上記非係合位置側に回転付勢する第1の付勢手段を備えるステージ装置のロック機構。
  5. 請求項2から4のいずれか1項記載のステージ装置のロック機構において、
    上記スライド板が上記係合位置に移動したとき、該スライド板を上記係合位置に保持する第1保持手段と、
    上記スライド板が上記非係合位置に移動したとき、該スライド板を非係合位置に保持する第2保持手段と、を備えるステージ装置のロック機構。
  6. 請求項4及び5記載のステージ装置のロック機構において、
    上記第2保持手段が上記第1の付勢手段であるステージ装置のロック機構。

JP2005294089A 2005-10-06 2005-10-06 ステージ装置のロック機構 Expired - Fee Related JP4738125B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005294089A JP4738125B2 (ja) 2005-10-06 2005-10-06 ステージ装置のロック機構
US11/539,193 US7583891B2 (en) 2005-10-06 2006-10-06 Lock mechanism for stage apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005294089A JP4738125B2 (ja) 2005-10-06 2005-10-06 ステージ装置のロック機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007102032A true JP2007102032A (ja) 2007-04-19
JP4738125B2 JP4738125B2 (ja) 2011-08-03

Family

ID=37995394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005294089A Expired - Fee Related JP4738125B2 (ja) 2005-10-06 2005-10-06 ステージ装置のロック機構

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7583891B2 (ja)
JP (1) JP4738125B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4412393B2 (ja) * 2007-11-20 2010-02-10 船井電機株式会社 撮像装置
TWI409498B (zh) * 2008-07-02 2013-09-21 Asia Optical Co Inc Anti-vibration device for optical equipment

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62195252A (ja) * 1985-12-16 1987-08-28 デイツタ・チペレツチ・アルベルト 生クリ−ム、ソフトクリ−ム製造分注機
JPH06339050A (ja) * 1993-05-31 1994-12-06 Mitsubishi Electric Corp 鏡筒ロック機構
JPH08160486A (ja) * 1994-12-12 1996-06-21 Sony Corp 光軸補正用レンズの駆動機構
JP2005184122A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Nikon Corp 手ぶれ補正機能付きカメラ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3431020B2 (ja) 2001-03-28 2003-07-28 ミノルタ株式会社 固定装置及びそれを用いた手振れ補正可能な撮像装置
JP2005250400A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Pentax Corp ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62195252A (ja) * 1985-12-16 1987-08-28 デイツタ・チペレツチ・アルベルト 生クリ−ム、ソフトクリ−ム製造分注機
JPH06339050A (ja) * 1993-05-31 1994-12-06 Mitsubishi Electric Corp 鏡筒ロック機構
JPH08160486A (ja) * 1994-12-12 1996-06-21 Sony Corp 光軸補正用レンズの駆動機構
JP2005184122A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Nikon Corp 手ぶれ補正機能付きカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
US20070096677A1 (en) 2007-05-03
JP4738125B2 (ja) 2011-08-03
US7583891B2 (en) 2009-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4921818B2 (ja) ステージ装置のロック機構
JP4627640B2 (ja) ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置
JP4587810B2 (ja) ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置
JP4495564B2 (ja) ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置
JP5117359B2 (ja) 像振れ補正装置、撮像レンズユニット、及びカメラユニット
JP2008160947A (ja) ステージ装置及びカメラの手振れ補正装置
JP2007025180A (ja) ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振補正装置
JP2005210319A (ja) ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置
JP4783611B2 (ja) ステージ装置のロック機構
JP2005250400A (ja) ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置
JP2008281660A (ja) ステージ装置及びカメラの手振補正装置
JP2005241751A (ja) ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置
US7475484B2 (en) Lock mechanism for stage apparatus
JP4714594B2 (ja) ステージ装置
JP4764695B2 (ja) ステージ装置のロック機構
JP4738125B2 (ja) ステージ装置のロック機構
JP4682034B2 (ja) ステージ装置のロック機構
JP2008170838A (ja) カメラの手振れ補正装置
JP4810216B2 (ja) ステージ装置のロック機構
JP2007164001A (ja) カム機構
JP4738160B2 (ja) ステージ装置のロック機構
JP2007163999A (ja) ステージ装置のロック機構
JP5309417B2 (ja) ステージ装置のロック機構
JP4751712B2 (ja) ステージ装置のロック機構
JP4751618B2 (ja) ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070612

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080501

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4738125

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees