JP2007101820A - 投射型映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の色分離ユニットを改善することで、色度値を改善した投射型映像表示装置を提供する。
【解決手段】 ロッドインテグレータ24の入射開口板22内側の開口部221以外の領域に、反射面222を設ける。さらに、ロッドインテグレータ24の出射側に、例えば第1の偏光方向の光を反射し、第2の偏光方向の光を透過するという同じ偏光特性を有する第1、第2の偏光分離プリズム211、212を縦方向に並べ、第1、第2の偏光分離プリズム211、212のロッドインテグレータ側の側面に、1/4波長板23を設ける。第2の偏光分離プリズム212については、1/4波長板23の外側にさらに全反射板213を設け、ロッドインテグレータ24と反対側の側面には、ダイクロイックミラー26を配設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像表示素子を使用して、スクリーン上に映像を投影する投射装置、例えば、液晶プロジェクタ装置や、反射式映像表示プロジェクタ装置、投射型リアプロジェクションテレビ等の光学ユニット、投射型映像表示装置に係わり、色分離光学系により分離した色光を、映像表示素子上にスクロールする技術に関するものである。
従来、白色光源からの光をインテグレータ手段、偏光ビームスプリッタ(Polarization Beam Splitter:以下「PBS」という)、コリメータレンズを通過させた後、複数の色分離面(以下、「ダイクロイックミラー」という)を使用して赤色光(以下「R光」という)、青色光(以下「B光」という)及び緑色光(以下「G光」という)に分離し、分離された各色光をそれぞれ回転多面体を用いて光路方向を変えて、各色光が映像表示素子のそれぞれ異なった場所に、矩形状(帯状)に同時に照射し、かつ、各色光の照射された場所を順次映像表示素子上で一定方向に移動(以下、「スクロ−ル」という)させるようにした単板式の投射型映像表示装置が知られている。この種の投射型映像表示装置は例えば特開2004−170549号公報や特開2003−149738号公報に記載されている。
特開2004−170549号公報では、その図1、図3に示されるように、3色に分離した光のそれぞれの光路に回転多面体を配置し、前記回転多面体の回転により、映像表示素子上の各色の矩形状の照射領域をスクロールさせている。また、特開2003−149738号公報では、その図1に示されるように、ダイクロイックミラーを備えたカラープリズムを用いて短冊状の3つ色光を隣接して形成し、1つのレンズアレイホイールを回転駆動することで映像表示素子上に照射された各色の矩形状の照射領域をスクロールさせている。
特開2004−170549号公報 特開2003−149738号公報
特開2004−170549号公報の技術では、色分離した各色ごとに回転多面体を複数配置しているため、部品点数が多く、かつ小型・軽量化が困難という問題がある。また、映像表示素子上で3色の矩形状の照明領域が、それぞれ異なる位置になるように3つの回転多面体を高精度に回転制御する必要がある。
特開2003−149738号公報の技術では、その図1から推測されるように、レンズアレイホイールを構成する個々のレンズの大きさが液晶表示素子に匹敵する大きさなので、レンズアレイホイール自体が大きく、かつ重くなり、小型・軽量化が困難という問題がある。
また、特開2003−149738号公報の技術においては、ロッドインテグレータ(文献中ではロッドプリズム)の光束が出射する面(以下、出射側面という)に設けられた色分離ユニット(文献中では色分離器)が設けられている。この色分離ユニットにおいては、その色分離ユニットの光束が入射する面(以下、入射側面という)に対して45度傾斜して配置されたダイクロイックミラーにて、特定波長帯域の光(文献中はB光)を透過させ、その他の波長帯域の光(R光およびG光)を90度方向を変換して反射させることにより色分離を行っている。
ところで一般的に、照明光学系において、有効に扱うことができる光束が存在する空間的な広がりを、面積と立体角との積(エテンデュー:Geometrical Extent)として表すことができる。そして、この面積と立体角との積は、光学系において保存される。
ここで、光源からロッドインテグレータに入射する光束について考えると、ロッドインテグレータに入射する略白色の光束はリフレクタの第2焦点位置近傍に配置されているロッドインテグレータの入射側面に集光される。入射光束の集光面積が小さいので、前記入射光束の立体角は大きくなる。つまり光軸に対する入射光線の角度が大きくなる。この入射光線の角度はロッドインテグレータでほぼ保存されるので、ロッドインテグレータから色分離ユニット内のダイクロイックミラーに入射する光束は、大きな立体角を持つことになる。
図3(1)に、色分離ユニット内のダイクロイックミラーと光束を模式的に示す。図3(1)に示すように、光軸の入射角度は45度であるが、入射光束には立体角もある。この立体角をθとした場合、入射光束の入射角度は45度±θの範囲となる。すなわちダイクロイックミラーへの入射角度が(45度−θ)から(45度+θ)となり、角度範囲2θの光束が入射する。ダイクロイックミラーは入射角度特性を持っているため、ダイクロイックミラーの光束全体に対する総合的な波長分離特性は、図3(2)のようになり、波長に対する透過率の変化(傾き)が急峻にならず、波長分離特性が劣化してしまう。例えば、青色光透過ダイクロイックミラーで考えると、指定波長でB光とG光の分離特性が劣化し、B光の一部がG光に混色し、逆に、G光の一部がB光に混色する問題が発生する。
なお、特開2004−170549号公報でも色分離手段としてダイクロイックミラーを使用し、光軸に対して45度に配置している。しかしながら、その図1で示されるように、光量分布の一様化を行うインテグレータ手段としてレンズアレイを用いているので、ダイクロイックミラーに入射する光束の面積が大きく、先に説明したエテンデューで立体角が小さくなる。従って、ダイクロイックミラーへの光束の入射角度の範囲が小さいので、波長分離特性の劣化がほとんどない。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、ロッドインテグレータを用いる投射型映像表示装置において、小型・軽量化を図ること、または、色分離特性を改善すること、または、混色を低減することを目的とする。
本発明の一実施の形態では、ロッドインテグレータの入射開口板内側の開口部以外の領域に、反射面を設ける。さらに、ロッドインテグレータの出射側に、例えば第1の偏光方向の光を反射し、第2の偏光方向の光を透過するという同じ偏光特性を有する第1、第2の偏光分離プリズムを縦方向に並べ、第1、第2の偏光分離プリズムのロッドインテグレータ側の側面に、1/4波長板を設ける。第2の偏光分離プリズムについては、1/4波長板の外側にさらに全反射板を設け、ロッドインテグレータと反対側の側面には、ダイクロイックミラーを配設する。
このような構成によって、第1の偏光分離プリズムに接するダイクロイックミラーで反射した光は、入射開口板内面の反射面で反射して、第1の偏光分離プリズムとロッドインテグレータの間の1/4波長板によって、偏光が変換される。また、第1の偏光分離プリズムで反射した第1の偏光方向の光は、第2の偏光分離プリズムに入射し、第2の偏光分離プリズムで反射した第1の偏光方向の光をさらに反射させ、全反射板で反射する。従って、第1の偏光方向の光は、1/4波長板を2度通過して、偏光が変換される。
小型・軽量化を図り、かつ色分離性能に優れ混色の少ない投射型映像表示装置を提供できる。
以下、本発明の最良の形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、各図において、共通な機能を有する要素には同一な符号を付して示し、一度説明したものについてはその説明を省略する。
以下、図1、図2を用いて、実施例1による色分離ユニットと、前記色分離ユニットを備え、1個の回転多面体を用いた投射型映像表示装置について説明する。なお、以下の図示を容易とするため、図2に右手直角座標系を導入する。すなわち、光源ユニット1の光軸方向をZ軸、図2紙面に直交し、紙面裏から紙面表に向かう方向をY軸、YZ軸で形成されるYZ平面に直交する軸をX軸とする。
図1は実施例1の要部である色分離ユニットの構成図、図2は実施例1に係わる投射型映像表示装置の構成図である。
まず最初に、図2を用いて、実施例1を搭載した投射型映像表示装置について説明する。図2において、光源11とリフレクタ12(この図では楕円リフレクタ)を有する光源ユニット1から出射した略白色の光束は、リフレクタ12の第2焦点位置近傍に配置されている色分離ユニット2aの入射側面に集光し、色分離ユニット2aに入射する。色分離ユニット2aは、入射側から順に、入射開口板22とロッドインテグレータ24、1/4波長板23、偏光変換素子21、ダイクロイックミラー26からなり、光源ユニット11からの光の偏光方向を所定方向に揃える。また、色分離ユニット2aは3つ短冊状の色光(カラーバー)に色分離するが、詳細は後述する。
色分離ユニット2aを出射した光束(カラーバー)は、縮小光学系31、光路折り曲げミラー32を介して、所定方向の偏光を透過する偏光板81で偏光状態の純度が改善されて、第1PBS51に入射する。ここで、第1PBS51に入射する光束の偏光方向は、入射面(入射光線と反射光線とで形成される面:ZX面)に対して垂直な方向(S偏光)とする。したがって、偏光板81が透過する偏光方向はS偏光とする。第1PBS51に入射したS偏光の光束(カラーバー)は、偏光分離面S51で反射し、回転多面体4に向かう。第1PBS51を出射したS偏光の光束は、1/4波長板82を通過することで、円偏光に変換され、拡大・縮小光学系33(ここでは縮小光学系として機能する)を介して回転多面体4に入射する。その過程で、色分離ユニット2aのから出射されたカラーバーは、回転多面体4の手前の空間に縮小光学系31および拡大・縮小光学系33によって写像され、空間像(図示せず)が形成される。
前記空間像は、回転多面体4の表面の反射面41で反射し、光路を折り返す。1/4波長板82を再び通過することで、円偏光はP偏光に変換されるので、今度は第1PBS51の偏光分離面S51を透過する。第1PBS51を透過した光束は、1/2波長板83によりS偏光に変換される。そして、第2PBS52に入射したS偏光の光束は、偏光分離面S52で反射し、映像表示素子6に入射する。この過程で、回転多面体4の手前の空間に形成された空間像は、回転多面体4の反射面41で鏡面像(図示せず)が形成され、前記鏡面像が縮小・拡大光学系33(ここでは拡大光学系として機能する)で拡大されて映像表示素子6上に写像される。
なお、ここで回転多面体4に入射する光学系を縮小光学系とし、回転多面体4を出射する光学系を拡大光学系と説明したが、それぞれ逆にして、回転多面体4に入射する光学系を拡大光学系、回転多面体4から出射する光学系を縮小光学系としても写像関係上は問題ない。しかし、この場合、回転多面体4の反射面41の近傍にできる空間像が大きくなってしまい、その結果、回転多面体4が大きくなってしまう。したがって、回転多面体4に入射する光学系を縮小光学系とし、回転多面体4を出射する光学系を拡大光学系とした方が、小型・軽量化の点で有利である。
映像表示素子6の各画素で反射する光線は、各画素がONの場合は、偏光状態がP偏光に変換されるので、今度は、第2PBS52を透過し投射レンズ7でスクリーン(図示せず)等に拡大投射される。また、各画素がOFFの場合は、偏光状態がS偏光のままなので、再び、第2PBS52の偏光面で反射し、光束はスクリーン等に拡大投射されない。なお、84はP偏光を透過させる偏光板である。
ここで、回転多面体4によるスクロール作用の概要について以下説明する。反射面41の手前に、物体(空間像)を置くと、反射面41から物体までの距離と同じ距離で反射面41の裏側に鏡面像(図示せず)が形成される。ところで、反射面41は回転多面体4の表面に配置しているので、回転多面体4の回転によって反射面41の角度が変化する。例えば、反射面41が角度θだけ回転すると、反射光はその倍で角度2θ分変化する。このとき、反射光は鏡面像の異なる位置から、あたかも出射した光線に重なる。従って、反射面41の角度を連続して変えれば、鏡面像の異なる位置から連続した光線が出射することとなる。即ち、反射面41の角度を変えることで、光のスクロールが実現できる。
次に、色分離ユニット2aについて、図1を用いて詳細に説明する。
色分離ユニット2aは、図1に示すように、入射側から順に、光学的な入射開口221を有する入射開口221以外の内面領域に全反射面222を備えた入射開口板22と、断面が略四角形の光学的に透明な部材(例えば硝子部材)で構成された角柱構造をなし、光量分布の一様化を行うロッドインテグレータ24と、1/4波長板23と、全反射ミラー213と、ロッドインテグレータ24からの光束の偏光方向を所定偏光方向に揃える偏光変換素子21と、色分離素子であるダイクロイックミラー26とで構成される。なお、1/4波長板23は、第1偏光分離プリズム211と第2偏光分離プリズム212で1枚とする構成でもよいし、各々のプリズムに一枚ずつ1/4波長板を有する構成でもよい。ここで、色分離ユニット2aにおいては、偏光変換素子21の入射面(入射光線と反射光線とで形成される面)がYZ面であるため、偏光方向がYZ面に垂直な光がS偏光、平行な光がP偏光となる。すなわち、図2におけるP偏光(XZ面に平行)は図1においてはS偏光となる。光源ユニット1から入射開口板22の光学的な入射開口221に入射した略白色の自然光である光束は、ロッドインテグレータ24に入射する。入射した光は、ロッドインテグレータ24の側面で反射を繰り返すことで光量分布の一様化がなされる。ロッドインテグレータ24を透過した光は、1/4波長板23を透過するが、自然光であるため透過した後でも自然光のままである。1/4波長板23を透過した光束は、偏光変換素子21に入射し、その偏光状態が所定偏光状態(ここではP偏光)に揃えられる。以下、この偏光変換素子21について詳細に説明する。
偏光変換素子21は、Y軸方向に配列された第1偏光分離プリズム211および第2偏光分離プリズム212を有する。第1偏光分離プリズム211はロッドインテグレータ24から光束が出射する側に配置され、第2偏光分離プリズム212は第1偏光分離プリズム211の−Y側(図1紙面では下側)に配置されている。また、それぞれの偏光分離面S211、S212は直交するように配置されている。
ダイクロイックミラー26は、偏光変換素子の出射側面S21に接して配設され、前記出射側面S21をY軸方向で略3分割した中央領域にB光のみを透過しその他の色光を反射する青色透過ダイクロイックミラー262が配置され、その+Y側にR光のみを透過しその他の色光を反射する赤色透過ダイクロイックミラー261が配置され、−Y側にG光のみを透過しその他の色光を反射する緑色透過ダイクロイックミラー263が配置されている。ここで、ダイクロイックミラー26において、第1偏光分離プリズム211に接している領域を第1ダイクロ一クミラー領域264、第2偏光分離プリズム211に接している領域を第2ダイクロ一クミラー領域265とする。
ロッドインテグレータ24から偏光変換素子21に入射した白色光のうち、P偏光の光束は第1偏光分離面S211を透過し、その出射側面に接して配設された第1ダイクロイックミラー領域264に到達する。ここで、赤色透過ダイクロイックミラー261に到達したR光と、青色透過ダイクロイックミラー262に到達したB光は透過する。
一方、偏光変換素子21に入射した白色光のうち、S偏光の光束は第1偏光分離面S211を反射し、第2偏光分離プリズム212に入射し、第2偏光分離面S212で反射し、進行方向を−Z方向に変え、1/4波長板23を透過し、全反射ミラー213で反射し、再度1/4波長板23を透過することで、S偏光はP偏光に変換され、第2偏光分離面S212を透過し、第2ダイクロイックミラー領域265に到達する。ここで、青色透過ダイクロイックミラー262に到達したB光と、緑色透過ダイクロイックミラー263に到達したG光は透過する。
次に、ダイクロイックミラー26において透過しない光束について説明する。第1ダイクロイックミラー領域を透過しない赤色透過ダイクロイックミラー261に到達したR光以外の光束(G光とB光)と、青色透過ダイクロイックミラー262に到達したB光以外の光束(R光とG光)は反射し、反射した光束はP偏光であるため、第1偏光分離面S211を透過し、さらに1/4波長板23を透過し、ロッドインテグレータ24を経て、入射開口板22に到達する。入射開口板22の全反射面222に到達した光束は反射し、再度ロッドインテグレータ24を経て、1/4波長板23を透過し偏光変換素子21に入射する。このとき、1/4波長板23を往復で2回透過するため、P偏光だった光束ははS偏光となり、その後は、上記した偏光変換素子21に入射した白色光のS偏光と同じ経路を進行し、第2ダイクロイックミラー領域265に到達する。
一方、第2ダイクロイックミラー領域265を透過しない、青色透過ダイクロイックミラー262に到達したB光以外の光束(R光とG光)と、緑色透過ダイクロイックミラー263に到達したG光以外の光束(R光とB光)は反射し、反射した光束は、P偏光であるため、第2偏光分離面S212を透過し、1/4波長板23を透過し、全反射ミラー213で反射し、再度1/4波長板23を透過し、第2偏光分離プリズム212に入射する。このとき、1/4波長板23を2回透過しているためP偏光はS偏光に変換され、第2偏光分離面S212を反射し、第1偏光分離プリズム211に入射し、第1偏光分離面S211で再び反射し、1/4波長板23を透過し、ロッドインテグレータ24を経て、入射開口板22に到達する。入射開口板22の全反射面222に到達した光束は反射し、再度ロッドインテグレータ24を経て、1/4波長板23を透過し、偏光変換素子21に入射する。このとき、1/4波長板23を2回透過しているので、S偏光だった光束はP偏光となり、その後は、上記した偏光変換素子21に入射したP偏光と同じ経路を進行し、第1ダイクロイックミラー領域264に到達する。
即ち、ダイクロイックミラー26を透過しなかった光束は、入射開口板22に戻り、入射開口板22の全反射面222において反射し、再度ダイクロイックミラー26に入射する。この時、1/4波長板23を2回透過することにより、偏光状態がP偏光とS偏光とで入替わり、先に説明したP偏光、S偏光に対する色分離作用が繰り返される。つまり、第1ダイクロイックミラー領域264で反射した光束は、入射開口板22まで戻り、全反射面222により反射し、第2ダイクロイックミラー領域265に入射する。また、逆に第2ダイクロイックミラー領域265で反射した光束は、入射開口板22まで戻り、全反射面222にて反射し第1ダイクロイックミラー領域264に入射する。このように、再入射するダイクロイックミラー領域264、265が交互に反転し、この間に所定のダイクロイックミラーを透過して色分離されることになる。
具体的には、第1ダイクロイックミラー領域264の赤色透過ダイクロイックミラー261で反射したG光とB光、および、青色透過ダイクロイックミラー262で反射したR光とG光は、入射開口板22まで戻り、全反射面222にて反射し、第2ダイクロイックミラー領域265側に到達する。ここで、青色透過ダイクロイックミラー262においては、B光が透過しR光、G光が反射し、緑色透過ダイクロイックミラー263においては、G光が透過し、R光、B光が反射する。ここで、反射した光束は、再度入射開口板22まで戻り、全反射面222にて反射し、今度は第1ダイクロイックミラー領域264に到達する。ここで、赤色透過ダイクロイックミラー261においてはR光が透過しG光、B光が反射し、青色透過ダイクロイックミラー262においてはB光が透過しR光、G光は反射する。このように、2往復で同じ第1ダイクロイックミラー領域264に戻ってくるが、ダイクロイックミラー26に入射する光束にはある所定角度をもっているため、最初入射した点と、2往復後に入射する点が一致することはほとんど無く、往復を数回繰り返す間に、ほとんどの光束はダイクロイックミラー26を出射する。
なお、入射開口板22に戻った光束のうちの一部は、入射開口221から光源ユニット1側に抜けてしまう。
また、色分離ユニット2aを出射する光束はP偏光であるが、これは、前記したように図2においてはS偏光である。以上の構成にすることにより、小型・軽量化を図ることができる。
また、ロッドインテグレータ24は、図1に示すように内部が全て透明部材で構成された構造とせず、中空構造をなし、ロッドインテグレータ24の内側の面には、反射ミラーが形成された構成でも良い。図5にロッドインテグレータをミラーで構成した図を示す。ロッドインテグレータ500の内側の面に、反射ミラー509が配置されており、ロッドインテグレータ500に入射した光は、反射ミラー509で全反射を繰り返しながらロッドインテグレータ500内を進行し、光量分布の一様化を行う。その他の動作に関しては、図1の動作と同様であることは言うまでもない。
次に、本実施例による色分離ユニットの具体的な効果について説明する。
図4は実施例1のダイクロイックミラーに対する入射光線角度と波長分離特性の関係図である。
図4(1)に示すように、垂直に配置したダイクロイックミラーに対して入射角度θの光束が入射する場合、光線は色分離面の法線に対して±θの範囲から入射する。従って、ダイクロイックミラーへの入射角度は、0度からθとなり、角度範囲θの光束が入射する。よって、ダイクロイックミラーの光束全体に対する総合的な波長分離特性は、図4(2)のようになり、波長に対する透過率の変化(傾き)を急峻にでき、波長分離特性が良好となり、分離後の単色の色純度が良くなる。
また、赤色光透過ダイクロイックミラー261、青色光透過ダイクロイックミラー262、緑色光透過ダイクロイックミラー263のそれぞれの面積は略同一としているが、少なくとも1つの色光透過ダイクロイックミラーの面積を異なるような構成としても良い。
例えば、図6に示すように、赤色光透過ダイクロイックミラー301、緑色光透過ダイクロイックミラー303に対して、青色光透過ダイクロイックミラー302の面積を大きくしている。このように、少なくとも1つの色光透過ダイクロイックミラーの面積を異ならせることにより、明るさの調整や、色の調整が可能となる。
また、図7に示すように、赤色光透過ダイクロイックミラー401、青色光透過ダイクロイックミラー402、緑色光透過ダイクロイックミラー403に加えて、白色光を透過させる白色光透過ダイクロイックミラー404を設けても良い。このように白色光透過ダイクロイックミラー404を設けることで、白色光透過ダイクロイックミラー404を透過した白色光により、明るい投射像を得ることができる。また、ダイクロイックミラーの各領域の配置は、図示するものに限らない。
以上により、小型・軽量化が図れ、かつ良好な色分離特性をもった投射型映像表示装置を実現できる。
図8は、本発明による第2の実施例を示す色分離ユニット2dの構成図である。
図に示すように、ロッドインテグレータ600は、入射側面S1の面積が、出射側面S2の面積よりも小さい構成をなす角柱形状からなっている。上記した第1の実施例と同様に、ロッドインテグレータ600により光量分布の一様化を行い、偏光変換素子により偏光はP偏光に揃えられ、ダイクロイックミラー26により色分離される。ここで、ロッドインテグレータ600は入射側面S1の面積が出射側面S2よりも小さいような形状を有する角柱形状であるため、入射側面S1から入射した光は、反射を繰り返すことにより、角度が小さくって、出射側面S2から射出される。これにより、ダイクロイックミラー26に入射する光束の角度を小さくすることができ、色分離性能が向上すると共に、後段に配置されるPBSや映像表示素子などでの偏光変換特性が向上して高コントラスト化を実現できる。
図9は、本発明による第3の実施例を示す照明装置の構成図である。
上述説明した実施例では、偏光変換素子21とダイクロイックミラー26が接して固定配置された場合であった。
しかし、本発明はこれに限るものではなく、図9に示すように偏光変換素子21とダイクロイックミラー26との間に空気層700を設ける場合においても、同等の効果を得ることができる。
また、上記構成とすることにより、例えば明るさを重視する機種の場合には、図7に示すように、白色透過ダイクロイックミラーを設けたダイクロイックミラー400を装着し、特定の波長領域の光を効率よく利用し、色再現性を重視する機種の場合には、図6に示すように少なくとも1つの色光透過ダイクロイックミラーの面積を異ならせたダイクロイックミラー300を装着する。このように、ダイクロイックミラーのみを交換することにより、いろいろな性能の投射型映像表示装置に対応することが可能となる。
尚、空気層の厚みが広いと、ダイクロイックミラー26に取り込めない光が発生する為、空気層の厚みは薄いほうが良い。
尚、上記実施例においては、RGBを各1個づつ配置する方式のみを示したが、例えばX軸に対して、上下対称に各色2個づつ配置しても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
第1の実施例における色分離ユニットの構成図である。 第1の実施例を示す投射型映像表示装置の構成図である。 従来の装置におけるダイクロイックミラーへの入射角度と色分離特性を説明する図である。 本実施例におけるダイクロイックミラーへの入射角度と色分離特性を説明する図である。 中空のロッドインテグレータを用いた色分離ユニットの構成図である。 ダイクロイックミラーの別の構成例を示す図である。 ダイクロイックミラーの別の構成例を示す図である。 第2の実施例における色分離ユニットの構成図である。 第3の実施例における色分離ユニットの構成図である。
符号の説明
1…光源ユニット、11…光源、12…リフレクタ、2a、2b、2c、2d…色分離ユニット、21…偏光変換素子、211…第1偏光分離プリズム、212…第2偏光分離プリズム、213…全反射ミラー、22…入射開口板、221…入射開口、222…全反射面、23…1/4波長板、24…ロッドインテグレータ、26…ダイクロイックミラー、261…赤色透過ダイクロイックミラー、262…青色透過ダイクロイックミラー、263…緑色透過ダイクロイックミラー、264…第1ダイクロイックミラー領域、265…第2ダイクロイックミラー領域、31…縮小光学系、32…光路折り曲げミラー、33…拡大・縮小光学系、4…回転多面体、51…第1PBS、52…第2PBS、6…映像表示素子、7…投射レンズ、81…偏光板、82…1/4波長板、83…1/2波長板、84…偏光板。300…ダイクロイックミラー、301…赤色透過ダイクロイックミラー、302…青色透過ダイクロイックミラー、303…緑色透過ダイクロイックミラー、400…ダイクロイックミラー、401…赤色透過ダイクロイックミラー、402…青色透過ダイクロイックミラー、403…緑色透過ダイクロイックミラー、404…白色透過ダイクロイックミラー、500…ロッドインテグレータ、501…反射ミラー面、600…ロッドインテグレータ、700…空気層

Claims (8)

  1. 白色光源と、
    前記白色光源の出射光から映像信号に応じた光学像を形成する映像表示素子と、
    前記白色光源から放射される可視光束を複数色のカラーバーに分離する色分離ユニットと、
    前記色分離ユニットから出射された前記複数色のカラーバーの各々を前記映像表示素子上で移動させるスクロール手段と、
    前記複数色のカラーバーを前記スクロール手段の近傍に写像する第1の写像光学系と、
    前記スクロール手段によりスクロールされた前記複数色のカラーバーを前記映像表示素子に写像する第2の写像光学系と、
    前記映像表示素子から出射された光をカラー映像として投射する投射装置を備え、
    前記色分離ユニットは、
    前記白色光源からの光を入射する開口部が形成され、内面の前記開口部以外の領域に反射面が形成された入射開口板と、
    光量分布を一様化するロッドインテグレータと、
    前記ロッドインテグレータが出射する光の中の第1の偏光方向の光を透過し第1の側面から出射させ、第2の偏光方向の光を第2の側面方向に反射する第1の偏光分離面を有する第1偏光分離プリズムと、
    前記ロッドインテグレータと前記第1偏光分離プリズムの間に設けられる第1の1/4波長板と、
    前記第1偏光分離プリズムの前記第2の側面と隣接し、前記第1偏光分離プリズムで反射された第2の偏光方向の光を入射し第3の側面方向に反射させ、前記第1の偏光方向の光を透過し、前記第1の側面と併設する第4の側面から出射させる第2の偏光分離面を有する第2偏光分離プリズムと、
    前記第3の側面に隣接する第2の1/4波長板と、
    前記第2の1/4波長板の前記第2偏光分離プリズムと接する面の反対側の面に隣接する全反射板と、
    前記第1の側面と前記第4の側面と隣接するダイクロイックミラーを有することを特徴とする投射型映像表示装置。
  2. 請求項1に記載の投射型映像表示装置において、
    前記ロッドインテグレータは、入射端面の面積が出射端面の面積よりも小さいことを特徴とする投射型映像表示装置。
  3. 請求項1乃至2いずれか一に記載の投射型映像表示装置において、
    前記ロッドインテグレータは、
    反射ミラーを内周面に有することを特徴とする投射型映像表示装置。
  4. 請求項1乃至3いずれか一に記載の投射型映像表示装置において、
    前記ダイクロイックミラーは、
    特定波長成分として少なくとも赤色光、緑色光、青色光の各色光成分を透過する、異なる複数の領域から構成されることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の投射型映像表示装置。
  5. 前記ダイクロイックミラーは、
    特定波長成分として赤色光、緑色光、青色光、白色光の各色光を透過する、
    異なる複数の領域を有することを特徴とする投射型映像表示装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか一に記載の投射型映像表示装置において、
    前記異なる複数の領域のうち、
    少なくとも1つの領域の面積を他の領域の面積と異なることを特徴とする投射型映像表示装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一に記載の投射型映像表示装置において、
    前記ダイクロイックミラーは、着脱可能な構成とすることを特徴とする投射型映像表示装置。
  8. 請求項7に記載の投射型映像表示装置において、
    前記第1偏光分離プリズムおよび前記第2偏光分離プリズムと前記ダイクロイックミラーとを離間配置することを特徴とする投射型映像表示装置。
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