JP2007100380A - 屋根上架台装置及び架台瓦 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋根上架台装置の取り付け作業を容易にすることができ、しかも屋根上架台装置を取り付けた屋根上に落ち葉やごみ等が溜まる不都合を解消することのできる屋根上架台装置及び架台瓦を提供する。
【解決手段】他の瓦と共に下地材上に屋根葺きされて瓦屋根を構成し、瓦本体部9と、瓦屋根の横方向に延びるように瓦本体部9の上面に一体に設けられたアーチ部10とを有する複数の架台瓦1と、アーチ部10に基端側が固定された複数の支柱ボルト2と、支柱ボルト2の先端側に固定された複数のブラケット3と、ブラケット3に架け渡し保持され、屋根上設置部材が取り付けられる複数の縦桟4及び横桟とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光発電パネル等の屋根上設置部材を瓦屋根上に取り付けるための屋根上架台装置及びこの屋根上架台装置に用いられる架台瓦に関するものである。
従来、パネル等の屋根上設置部材を瓦屋根に取り付けるための屋根上架台装置として、基盤プレートを用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この屋根上架台装置は、瓦屋根の垂木間に架設された複数の基盤プレートと、下端部が基盤プレートに固定保持された支柱ボルト群と、瓦の頂部から突出した支柱ボルト群の各上端部に瓦から浮いた状態で固定された縦桟及び横桟よりなる井桁状ラックとから構成されている。
しかしながら、この従来の屋根上架台装置は、1個の基盤プレートを固定するのに通常5、6枚の瓦を取り外す必要があり、取り付け作業が面倒であった。
そこで、基盤プレートの代わりに支持瓦を用いた屋根上架台装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
この屋根上架台装置における支持瓦は、他の瓦と共に下地材上に屋根葺きされて瓦屋根を構成するもので、瓦本体部と、瓦本体部のほぼ中央上面に突設された支持台とを有している。そして、この支持瓦の支持台に、パネル等を支持するアタッチメントをボルト等により取り付けている。
このような支持瓦を利用すれば、基盤プレートを用いる場合と比較して、屋根上架台装置の取り付け作業が容易となる。しかし、上記従来の支持瓦は、瓦本体部のほぼ中央上面に支持台が突設されている。瓦本体部のほぼ中央上面は、通常、瓦本体部上で水が流れる主部位となる。このため、上記従来の支持瓦では、瓦本体部上における水の流れが支持台で阻害される。したがって、この屋根上架台装置を屋根に取り付けると、屋根上に落ち葉やごみ等が溜まり易いという、不都合があった。
特開平8−232413号公報 特開2000−345660号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、屋根上架台装置の取り付け作業を容易にすることができ、しかも屋根上架台装置を取り付けた屋根上に落ち葉やごみ等が溜まる不都合を解消することのできる屋根上架台装置及び架台瓦を提供することを解決すべき技術課題とするものである。
上記課題を解決する本発明の屋根上架台装置は、屋根上設置部材を瓦屋根上に取り付けるための屋根上架台装置であって、他の瓦と共に下地材上に屋根葺きされて前記瓦屋根を構成し、瓦本体部と、該瓦屋根の横方向に延びるように該瓦本体部の上面に一体に設けられたアーチ部とを有する複数の架台瓦と、前記アーチ部に基端側が固定された複数の支柱と、前記支柱の先端側に固定された複数のブラケットと、前記ブラケットに架け渡し保持され、屋根上設置部材が取り付けられる複数の縦桟及び横桟とを備えていることを特徴とするものである。
ここに、前記アーチ部とは、前記瓦本体部の上面に一体に設けられて該瓦本体部の上面との間に空洞部を形成するものであり、かかる空洞部を形成しうる形状であれば特に限定されず、弓状又は円弧状等のように、断面形状において曲線部のみからなる弧形状のものに限定する趣意ではない。例えば、断面形状においてアーチ部の頂面付近のみに直線部を有するものや、頂辺及び両側辺の3辺の直線部からなる断面コの字形状のものも前記アーチ部に含まれる。
この屋根上架台装置では、他の瓦と共に瓦屋根を構成する架台瓦のアーチ部に支柱が固定されている。このため、この架台瓦においては、屋根上架台装置の支柱を固定するための貫通孔等が瓦本体部に設けられていない。したがって、この屋根上架台装置によれば、支柱を固定するための貫通孔を瓦本体部に設けることにより発生する、雨漏れを確実に防ぐことができる。
また、この屋根上架台装置によれば、支柱を固定するための基盤プレートが不要となる。したがって、部品点数が低減する。
また、基盤プレートを設置するための面倒な作業を省くことができるので、瓦屋根に対する屋根上架台装置の取り付け作業も簡単になる。すなわち、この屋根上架台装置では、屋根上設置部材を取り付けるのに必要な縦桟及び横桟の数に応じて、必要な数の支柱分だけ、本発明に係る架台瓦を準備する。そして、屋根上設置部材を設置する瓦屋根において、本発明に係る架台瓦1個につき、所定部位の瓦を1個又は2個程度取り外して、そのうちの1個を本発明に係る架台瓦と取り替えればよい。このため、この屋根上架台装置によれば、瓦屋根に取り付ける際に支柱1本当たり1個又は2個程度の瓦を取り外すだけでいいので、支柱1本当たり(すなわち、基盤プレート1個当たり)5、6枚の瓦を取り外す必要がある従来工法と比べて、極めて簡単に取り付けることができる。
さらに、この屋根上架台装置では、瓦屋根の横方向に延びるように瓦本体部に設けられたアーチ部と、瓦本体部の上面との間には、瓦屋根の縦方向に開口する空洞部が形成されているので、たとえ瓦本体部上の主に水が流れる部位にアーチ部を設けたとしても、空洞部により水の通り道を確保することができる。このため、この瓦本体部の上面では水がスムーズに流れる。したがって、この屋根上架台装置によれば、架台瓦の瓦本体部上で、水の流れが阻害されたり、落ち葉やごみ等が溜まったりする不都合を解消することができる。
本発明の屋根上架台装置の好適な態様において、前記アーチ部は、該アーチ部を厚さ方向に貫通して前記支柱の基端側が挿通される挿通孔を有し、かつ、該支柱は基端側に雄ねじ部を有し、前記挿通孔に挿通された前記支柱の雄ねじ部に雌ネジ部材が螺合することで、該支柱が前記アーチ部に固定されている。
この屋根上架台装置では、アーチ部に設けられた挿通孔に支柱の基端側を挿通した後、この基端側に設けられた雄ねじ部に雌ねじ部材を螺合するという、簡単な作業により、アーチ部に支柱の基端側を固定することができる。また、この作業は、瓦屋根として組み込まれていない状態の架台瓦に対して行うことができるので、極めて簡単かつ短時間で行うことができる。
本発明の屋根上架台装置の好適な態様において、前記架台瓦及び前記他の瓦は葺き重ねられることで前記下地材に対して斜めに配設され、前記挿通孔は、前記下地材に対して垂直に延びるように前記アーチ部を斜め方向に貫通し、前記挿通孔に挿通された前記支柱が前記下地材に対して垂直に延びた状態で前記アーチ部に固定されている。
この屋根上架台装置では、アーチ部に設けられた挿通孔が、下地材に対して垂直に延びるように該アーチ部を斜め方向に貫通している。このため、この挿通孔に挿通された支柱は、下地材に対して垂直に延びた状態で固定されている。したがって、下地材に対して垂直に延びた支柱に対して縦桟及び横桟が垂直に延びるように、該支柱の先端側に固定されたブラケットに該縦桟及び横桟を架け渡し保持させれば、該縦桟及び横桟は下地材に対して平行に延びることになる。よって、下地材に対して傾斜して配設された架台瓦及び他の瓦に該縦桟及び横桟が干渉することを回避できる。
本発明の屋根上架台装置は、好適な態様において、前記アーチ部の上面及び下面のうちの少なくとも一方を覆うように固定された少なくとも一つの補強板をさらに備えている。
この屋根上架台装置では、アーチ部に固定された支柱を介して、ブラケット、縦桟及び横桟並びに屋根上設置部材からの荷重を受けるアーチ部が、補強板により補強されている。このため、前記荷重によりアーチ部が破損することを抑えることができる。なお、アーチ部の破損をより確実に抑える観点より、少なくともアーチ部の下面に補強板を固定することがより好ましく、アーチ部の上面及び下面の双方に補強板を固定することが特に好ましい。
本発明の屋根上架台装置は、好適な態様において、一端が前記下地材に固定されるとともに他端が前記瓦本体部の端縁部に係止されることで、該下地材からの該瓦本体部の浮き上がりを防止する浮上防止具をさらに備えている。
この屋根上架台装置では、下地材に固定された浮上防止具が瓦本体部の端縁部に係止されているので、風等により架台瓦が下地材から浮き上がることを抑えることができる。
本発明の屋根上架台装置は、好適な態様において、前記瓦本体部は上方に隆起した隆起部を有し、該隆起部には該瓦本体部を厚さ方向に貫通する釘孔が貫設され、前記釘孔に挿通されるとともに前記下地材に固定されることで、該下地材からの前記瓦本体部の浮き上がりを防止する浮上防止釘をさらに備えている。
ここに、前記浮上防止釘とは、前記隆起部に貫設された釘孔に挿通されるとともに前記下地材に固定されることで、該下地材からの前記瓦本体部の浮き上がりを抑えることができるものであれば特に限定されない。例えば、所謂釘の他にねじ釘やボルトも前記浮上防止釘に含まれる。
この屋根上架台装置では、隆起部の釘孔に挿通されて下地材に固定された浮上防止釘により、風等により架台瓦が下地材から浮き上がることを抑えることができる。また、釘孔が貫設された隆起部は水が流れる主な部位とはならないため、この釘孔からの雨漏れを抑えることができる。
本発明の屋根上架台装置の好適な態様において、前記架台瓦は、前記アーチ部となる雪止め部を有する輪形雪止め瓦の該雪止め部に、前記挿通孔を貫設してなるものである。
この屋根上架台装置では、既製品としての輪形雪止め瓦に所定の挿通孔を貫設するだけで、本発明に係る架台瓦とすることができるので、極めて簡単かつ安価に架台瓦を準備することが可能となる。
上記課題を解決する本発明の架台瓦は、屋根上設置部材を瓦屋根上に取り付けるための屋根上架台装置に用いられ、他の瓦と共に葺き重ねられることで下地材に対して斜めに配設されつつ該下地材上に屋根葺きされて該瓦屋根を構成する架台瓦であって、瓦本体部と、前記瓦屋根の横方向に延びるように前記瓦本体部の上面に一体に設けられたアーチ部とを有し、前記アーチ部は、前記下地材に対して垂直に延びるように該アーチ部を斜め方向に貫通するとともに、前記屋根上架台装置の支柱の基端側が挿通される挿通孔を有していることを特徴とするものである。
この架台瓦では、屋根上架台装置の支柱の基端側が挿通される挿通孔がアーチ部に設けられている。このため、この架台瓦においては、屋根上架台装置の支柱を固定するための貫通孔等が瓦本体部に設けられていない。したがって、この架台瓦によれば、支柱を固定するための貫通孔を瓦本体部に設けることにより発生する、雨漏れを確実に防ぐことができる。
また、この架台瓦によれば、屋根上架台装置において、支柱を固定するための基盤プレートが不要となる。したがって、屋根上架台装置の部品点数を低減させることができる。
また、瓦屋根に対する屋根上架台装置の取り付け作業も簡単になる。すなわち、屋根上設置部材を取り付けるのに必要な縦桟及び横桟の数に応じて、必要な数の支柱分だけ、本発明に係る架台瓦を準備する。そして、屋根上設置部材を設置する瓦屋根において、本発明に係る架台瓦1個につき、所定部位の瓦を1個又は2個程度取り外して、そのうちの1個を本発明に係る架台瓦と取り替えればよい。このため、この架台瓦によれば、屋根上架台装置を瓦屋根に取り付ける際に、支柱1本当たり1個又は2個程度の瓦を取り外すだけでいいので、支柱1本当たり(すなわち、基盤プレート1個当たり)5、6枚の瓦を取り外す必要がある従来工法と比べて、極めて簡単に屋根上架台装置を取り付けることができる。
さらに、この架台瓦では、瓦屋根の横方向に延びるように瓦本体部に設けられたアーチ部と、瓦本体部の上面との間には、瓦屋根の縦方向に開口する空洞部が形成されているので、たとえ瓦本体部上の主に水が流れる部位にアーチ部を設けたとしても、空洞部により水の通り道を確保することができる。このため、この瓦本体部の上面では水がスムーズに流れる。したがって、この架台瓦によれば、瓦本体部上で、水の流れが阻害されたり、落ち葉やごみ等が溜まったりする不都合を解消することができる。
また、この架台瓦では、アーチ部に設けられた挿通孔に屋根上架台装置の支柱の基端側を挿通した後、この基端側に設けられた雄ねじ部に雌ねじ部材を螺合するという、簡単な作業により、アーチ部に支柱の基端側を固定することができる。また、この作業は、瓦屋根として組み込まれていない状態の架台瓦に対して行うことができるので、極めて簡単かつ短時間で行うことができる。
さらに、この架台瓦では、アーチ部に設けられた挿通孔が、下地材に対して垂直に延びるように該アーチ部を斜め方向に貫通している。このため、この挿通孔に挿通させた支柱を下地材に対して垂直に延びた状態で固定することができる。したがって、下地材に対して垂直に延びた支柱に対して縦桟及び横桟が垂直に延びるように、該支柱の先端側に固定されたブラケットに該縦桟及び横桟を架け渡し保持させれば、該縦桟及び横桟は下地材に対して平行に延びることになる。よって、下地材に対して傾斜して配設された架台瓦及び他の瓦に該縦桟及び横桟が干渉することを回避できる。
本発明の架台瓦の好適な態様において、前記瓦本体部は上方に隆起した隆起部を有し、該隆起部には該瓦本体部を厚さ方向に貫通する釘孔が貫設されている。
この架台瓦では、隆起部の釘孔に浮上防止釘を挿通して下地材に固定することで、風等により架台瓦が下地材から浮き上がることを抑えることができる。また、釘孔が貫設された隆起部は水が流れる主な部位とはならないため、この釘孔からの雨漏れを抑えることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
本実施形態は、屋根上設置部材としての太陽光発電パネルを瓦屋根上に取り付けるための屋根上架台装置に本発明を適用したものである。
この屋根上架台装置は、複数の架台瓦1と、複数の支柱としての支柱ボルト2と、複数のブラケット3と、複数の縦桟4及び横桟5とを備えている。
架台瓦1は、図3及び図8に示されるように、他の瓦6と共に葺き重ねられることで下地材としての野地板7に対して斜めに配設されつつ、野地板7上に屋根葺きされて瓦屋根8を構成している。すなわち、図3に示されるように、各架台瓦1及び各瓦6は、瓦屋根8の縦方向(図1及び図8の上下方向で、図3の左右方向)において、野地板7に対して、それぞれ傾斜角θの角度で傾斜して配設されている。また、図8に示されるように、架台瓦1は、瓦屋根8の縦方向に所定の間隔を隔てるとともに、瓦屋根8の横方向(図1及び図8の左右方向)にも所定の間隔を隔てて、所定の数だけ配設されている。なお、図8において、斜線を付した瓦が架台瓦1であり、それ以外の瓦が他の瓦6である。
この架台瓦1は、粘土の焼き物よりなる既製品としての輪形雪止め瓦に所定の挿通孔等を貫設してなるもので、図1及び図2に示されるように、瓦本体部9と、瓦屋根8の横方向(図1及び図8の左右方向)に延びるように瓦本体部9の上面に一体に設けられたアーチ部10とを有している。アーチ部10は、弓状をなす断面弧形状を有している。このアーチ部10により、アーチ部10と瓦本体部9の上面との間には、瓦屋根8の縦方向に両端が開口する空洞部11が形成されている。また、アーチ部10は、瓦本体部9の厚さと同程度又はそれ以上の厚さとされている。
アーチ部10は、野地板7に対して垂直に延びるようにアーチ部7を斜め方向に貫通するとともに、支柱ボルト2の下端側(基端側)が挿通される挿通孔12を有している。すなわち、図3に示されるように、挿通孔12及び挿通孔12に挿通された支柱ボルト2の中心軸Aは、野地板7に対して垂直にのびており、かつ、野地板7に対して傾斜角θの角度で傾斜して配設された瓦本体1の法線Bに対して傾斜角θの角度で斜めに延びている。
架台瓦1の瓦本体部9は、所謂和形をなし、瓦本体部9が上方に隆起するように湾曲した隆起部としての湾曲隆起部13を有している。そして、この湾曲隆起部13の頂部に、瓦本体部9を厚さ方向に貫通する釘孔14が貫設されている。この釘孔14には、野地板7に固定されることで、野地板7からの瓦本体部9の浮き上がりを防止する浮上防止ねじ釘15が挿通されている。本実施形態では、釘孔14と浮上防止ねじ釘15との間には、ブチルゴム系のシール付きパッキン16が介装されており、釘孔17からの雨漏れを防止している。
また、架台瓦1の瓦本体部9は、瓦本体部9の側端縁が上方に突出した突出端縁部17を有している。この突出端縁部17には、一端が野地板7に釘(図示せず)で固定された浮上防止具18の他端が係止されている。この浮上防止具18は、金属板を屈曲成形したしたもので、釘穴19が貫設された基端部20と、突出端縁部17の頂面形状に対応して略コの字状に屈曲形成された屈曲係止端部21とを有している。こうして浮上防止具18の基端部19が野地板7に釘打ちされるとともに、浮上防止具18の屈曲係止端部21が瓦本体部9の突出端縁部17に係合することで、野地板7からの瓦本体部9の浮き上がりが防止されている。
支柱ボルト2は、頭部を有しない単純な棒形状をなし、軸方向の全体にわたって外周面に雄ねじ部22が形成されている。そして、支柱ボルト2の下端側がアーチ部10の挿通孔12に挿通されるとともに、支柱ボルト2の下端部に雌ねじ部材としてのナット状駒部材23が螺合されている。このナット状駒部材23の雌ねじ孔24は、アーチ部10に貫設された挿通孔12と同様、ナット状駒部材23を斜め方向に貫通している。これにより、支柱ボルト2は、野地板7に対して垂直に延びた状態で、アーチ部10に固定可能とされている。
また、本実施形態に係る屋根上架台装置は、アーチ部10の上面及び下面の双方を覆うように固定された2つの補強板25、26をさらに備えている。補強板25、26は、厚さが4mm程度の鉄板よりなり、支柱ボルト2を挿通させる通孔が所定部位に貫設されている。なお、補強板の厚さとしては、3〜4mm程度とすることが好ましい。これらの補強板25、26は、アーチ部10の上面、下面に配置された状態で、支柱ボルト2の下端側を補強板25の上方から補強板25の通孔、アーチ部10の挿通孔12及び補強板26の通孔に通した後、支柱ボルト2の下端部にナット状駒部材23を螺合するとともに、支柱ボルト2の上端側から平ワッシャー27、スプリングワッシャー28及びナット29をこの順で取り付け、ナット29及びナット状駒部材23で補強板25、26及びアーチ部10の三者を締め付け挟持することにより、アーチ部10に固定することができる。また、補強板25、26は、アーチ部10の上面及び下面と略対応した外形状を有しており、アーチ部10の上面及び下面のほぼ全体を覆っている。こうして、アーチ部10に下端側が固定された支柱ボルト2は、野地板7に対して垂直に延びている(図3参照)。
ブラケット3は、支柱ボルト2の上端側に、上下一対のナット30、31により所定の高さ位置で固定されている。すなわち、ブラケット3は、支柱ボルト2の所定の高さ位置で螺合、保持された、レベルナットとして機能する下ナット31により、高さ位置が調整されて保持されている。
このブラケット3は、アルミニウム合金板を曲げ加工して一体に形成したもので、図4に示されるように、支柱ボルト2を挿通させる通孔32が頂面に貫設された断面コの字状の中央部33と、中央部33の両端から連続して延びる断面L字状の側部34、34とから構成されている。この構成により、ブラケット3は、2本の長尺状ラック35、35を間隔を隔てて平行に、かつ、ラック35が延びる方向にそれぞれスライド可能に保持しうる2個の保持部36、36を有している。
すなわち、本実施形態では、各縦桟4が、間隔を隔てて平行に延びる2本のラック35、35で構成されている。このラック35、35、アルミニウム合金よりなる押出成形品で、断面が長方形の筒状をなしている。各ラック35、35は、瓦本体部9の法線方向に縦長となるように保持部36、36に保持されるとともに、ラック35、35の頂面に当接して押圧可能な押さえ板37を介して、上ナット30により締め付け固定されている。
各横桟5は、アルミニウム合金よりなる押出成形品である。各横桟5は、図5〜図7に示されるように、複数の縦桟4の上面の所定位置に架け渡された状態で、横桟用ブラケット38により固定保持されている。また、横桟5の底面には、後述する固定ボルト42が挿通する通孔44が貫設されている(図7参照)。
なお、図6は、図5のC−C線矢視断面図であり、図7は、図6のD−D線矢視断面図である。
横桟用ブラケット38は、ブラケット3と同様、アルミニウム合金板を曲げ加工して一体に形成したもので、図6に示されるように、断面コの字状の中央部39と、中央部39の両端から連続して延びる断面L字状の側部40、40とから構成されている。この構成により、横桟用ブラケット38は、2本の長尺状ラック35、35を間隔を隔てて平行に保持しうる2個の保持部41、41を有している。また、横桟用ブラケット38の中央部39には、頂面から上方に突出する固定ボルト42が溶接により固定されるとともに、保持部41、41の上方を覆う金属薄板(図6及び図7において、黒く塗った薄板部材)43が接着により固定されている。この薄板42は、後述するように、取り付け作業時に、縦桟4を構成する各ラック35、35に対して、横桟用ブラケット38を、ラック35が延びる方向にスライド可能に保持するためのものである。
上記構成を有する本実施形態に係る屋根上架台装置を、瓦屋根8に取り付ける方法について、以下説明する。
予め、ナット状駒部材23、平ワッシャー27、スプリングワッシャー28及びナット29により、アーチ部10の上面、下面に補強板25、26を配設、固定するとともに、アーチ部10に支柱ボルト2の下端部を固定した複数の架台瓦1を準備しておく、そして、瓦屋根8の所定部位の瓦6を1〜2個取り外し、そのうちの1個の代わりに架台瓦1を野地板7上に配置する。このとき、浮上防止具18を瓦本体部9の突出端縁部17に係止させるとともに、浮上防止具18を野地板7上に釘打ちする。また、浮上防止ねじ釘15を瓦本外部9の釘孔14に挿通させて野地板7上に固定する。この作業を各架台瓦1について繰り返して、架台瓦1を他の瓦5と共に野地板7に葺き重ねて、瓦屋根8とする。
その後、各支柱ボルト2に対して各下ナット31をレベル調整しつつ所定の高さに螺合、保持させる。そして、各支柱ボルト2の上端から各ブラケット3を挿通して下ナット31上に保持させる。
一方、2本のラック35、35に複数の横桟用ブラケット38を仮保持させたものを複数準備しておく。すなわち、横桟用ブラケット38の保持部41、41と、金属薄板43との間の空間にラック35、35を端部から挿入させる作業を繰り返すことで、2本のラック35、35に対して、複数の横桟用ブラケット38をスライド可能に保持させておく。
そして、横桟用ブラケット38を仮保持した2本のラック35、35を、各ブラケット3の保持部36、36上でスライドさせながら所定位置に架け渡し、保持させる。なお、この保持状態で、ラック35の頂面はブラケット3の中央部32の頂面よりも高い位置にある。このとき、2本のラック35、35を各ブラケット3の保持部36、36上に架け渡した後、各支持ボルト2の上端から押さえ板37を挿通させるとともに上ナット30を仮締めした状態で、ラック35を保持部36上でスライドさせて所定位置に位置させてもよい。そして、上ナット30を締め付けることで、ブラケット3の中央部32の頂面よりも高いラック35、35の頂面に押さえ板37を押圧し、この押さえ板37とブラケット3の保持部36、36の底面との間でラック35、35を挟持するように、ブラケット3にラック35、35を固定する。
その後、ラック35、53に仮保持させた横桟用ブラケット38をスライドさせて所定位置に位置させる。そして、各横桟用ブラケット38の固定ボルト42に横桟5の通孔44を挿通させて、各横桟5を縦桟4上に架け渡し、保持させ、固定ボルト42にナット45を螺合することで横桟用ブラケット38に横桟5を固定する。
こうして、瓦屋根8に対して、本実施形態の屋根上架台装置を取り付けことができる。そして、図8に示されるように、この屋根上架台装置に対して、太陽光発電パネル45を取り付けることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る屋根上架台装置では、他の瓦5と共に瓦屋根8を構成する架台瓦1のアーチ部10に支柱ボルト2が固定されている。このため、この架台瓦1においては、屋根上架台装置の支柱を固定するための貫通孔等が瓦本体部9に設けられていない。したがって、この屋根上架台装置によれば、支柱を固定するための貫通孔を瓦本体部9に設けることにより発生する、雨漏れを確実に防ぐことができる。
また、この屋根上架台装置によれば、支柱を固定するための基盤プレートが不要となる。したがって、部品点数が低減する。
また、基盤プレートを設置するための面倒な作業を省くことができるので、瓦屋根8に対する屋根上架台装置の取り付け作業も簡単になる。すなわち、この屋根上架台装置では、太陽光発電パネル45を取り付けるのに必要な縦桟4及び横桟5の数に応じて、必要な数の支柱ボルト2分だけ、架台瓦1を準備する。そして、太陽光発電パネル45を設置する瓦屋根8において、1個の架台瓦1につき、所定部位の瓦6を1個又は2個程度取り外して、そのうちの1個を架台瓦1と取り替えればよい。このため、この屋根上架台装置によれば、瓦屋根8に取り付ける際に1本の支柱ボルト2当たり1個又は2個程度の瓦6を取り外すだけでいいので、極めて簡単に取り付けることができる。
さらに、この屋根上架台装置では、瓦屋根8の横方向に延びるように瓦本体部9に設けられたアーチ部10と、瓦本体部9の上面との間には、瓦屋根8の縦方向に開口する空洞部11が形成されているので、たとえ瓦本体部9上の主に水が流れる部位にアーチ部10を設けたとしても、空洞部11により水の通り道を確保することができる。このため、この瓦本体部9の上面では水がスムーズに流れる。したがって、この屋根上架台装置によれば、架台瓦1の瓦本体部9上で、水の流れが阻害されたり、落ち葉やごみ等が溜まったりする不都合を解消することができる。
また、この屋根上架台装置では、アーチ部10に設けられた挿通孔12に支柱ボルト2の下端側を挿通した後、雄ねじ部22にナット状駒部材23を螺合するという、簡単な作業により、アーチ部10に支柱ボルト2の下端側を固定することができる。また、この作業は、瓦屋根8として組み込まれていない状態の架台瓦1に対して行うことができるので、極めて簡単かつ短時間で行うことができる。
この屋根上架台装置では、アーチ部10に設けられた挿通孔12が、野地板7に対して垂直に延びるようにアーチ部10を斜め方向に貫通している。このため、この挿通孔12に挿通させた支柱ボルト2を野地板7に対して垂直に延びた状態で固定することができる。したがって、野地板井7に対して垂直に延びた支柱ボルト2に対して縦桟4及び横桟5が垂直に延びるように、該支柱ボルト2の上端側に固定されたブラケット3に該縦桟4及び横桟5を架け渡し保持させれば、該縦桟4及び横桟5は野地板7に対して平行に延びることになる。よって、野地板7に対して傾斜して配設された架台瓦1及び他の瓦6に該縦桟4及び横桟5が干渉することを回避できる。
また、この屋根上架台装置では、アーチ部10に固定された支柱ボルト2を介して、ブラケット3、縦桟4及び横桟5並びに太陽光発電パネル45からの荷重を受けるアーチ部10が、2枚の補強板25、26により補強されている。このため、前記荷重によりアーチ部10が破損することを効果的に抑えることができる。
ここに、本発明者は、荷重試験により、アーチ部10を2枚の補強板25、26で補強することで、3700Nの荷重をアーチ部10の上面からかけても、アーチ部10や瓦本体部9が破損しなかったことを確認している。
また、この屋根上架台装置では、浮上防止具18及び浮上防止ねじ釘15により、野地板7から瓦本体部9が浮き上がることを防止しているので、風等により架台瓦1が野地板7から浮き上がることを効果的に抑えることができる。さらに、釘孔14が貫設された湾曲隆起部13は水が流れる主な部位とはならないため、この釘孔14からの雨漏れを抑えることができる。
また、この屋根上架台装置では、アーチ部10となる雪止め部を有する輪形雪止め瓦の雪止め部に、挿通孔12等を貫設してなるものであるため、既製品としての輪形雪止め瓦に所定の挿通孔を貫設するだけで、架台瓦1とすることができ、極めて簡単かつ安価に架台瓦1を準備することが可能となる。
また、この屋根上架台装置では、各縦桟4が2本のラック35、35よりなるとともに、各ラック35がアルミニウム合金よりなり筒状の長方形断面を有している。そして、各ラック35は、瓦本体部9の法線方向に縦長となるように保持部36に保持されている。これらの構成により、ラック35、35よりなる縦桟4は、瓦屋根8の形状に応じて、例えば長手方向における中央付近が上方に湾曲するように変形させつつ、取り付けることが可能になる。
(その他の実施形態)
なお、前述の実施形態では、架台瓦1として、粘土の焼き物よりなるものを採用したが、架台瓦1の材料は特に限定されず、例えば、アルミニウム合金等の金属としてもよい。また、架台瓦1における瓦本体部8の形状も特に限定されず、例えば、平板形状としたり、S形状としたりしてもよい。
また、本発明に係る架台瓦、支柱、ブラケット、縦桟及び横桟等の材料、形状や構成要素等は、前述した実施形態のもに限られず、本発明を逸脱しない範囲内で、適宜変更することが可能である。
本実施形態に係る屋根上架台装置の構成を示す部分斜視図である。 本実施形態に係る屋根上架台装置の要部構成を示す部分断面図である。 本実施形態に係る屋根上架台装置を下地材に対して取り付けた状態を部分的に示す断面図である。 本実施形態の屋根上架台装置の支柱、ブラケット及び縦桟等を示す分解斜視図である。 本実施形態の屋根上架台装置の支柱、ブラケット、縦桟及び横桟等を示し、縦桟上に横桟が架け渡された状態を示す部分斜視図である。 本実施形態の屋根上架台装置の縦桟及び横桟等を示し、縦桟上に横桟が架け渡された状態を示す、図5のC−C線矢視断面図である。 本実施形態の屋根上架台装置の縦桟及び横桟等を示し、縦桟上に横桟が架け渡された状態を示す、図6のD−D線矢視断面図である。 本実施形態に係る屋根上架台装置が瓦屋根上に取り付けられた状態を示す部分斜視図である。
符号の説明
1…架台瓦 2…支柱ボルト(支柱)
3…ブラケット 4…縦桟
5…横桟 6…他の瓦
7…野地板(下地材) 8…瓦屋根
9…瓦本体部 10…アーチ部
11…空洞部 12…挿通孔
13…湾曲隆起部(隆起部) 14…釘孔
15…浮上防止ねじ釘 17…突出端縁部
18…浮上防止具 22…雄ねじ部
23…ナット状駒部材(雌ねじ部材) 25…補強板
26…補強板

Claims (9)

  1. 屋根上設置部材を瓦屋根上に取り付けるための屋根上架台装置であって、
    他の瓦と共に下地材上に屋根葺きされて前記瓦屋根を構成し、瓦本体部と、該瓦屋根の横方向に延びるように該瓦本体部の上面に一体に設けられたアーチ部とを有する複数の架台瓦と、
    前記アーチ部に基端側が固定された複数の支柱と、
    前記支柱の先端側に固定された複数のブラケットと、
    前記ブラケットに架け渡し保持され、屋根上設置部材が取り付けられる複数の縦桟及び横桟とを備えていることを特徴とする屋根上架台装置。
  2. 前記アーチ部は、該アーチ部を厚さ方向に貫通して前記支柱の基端側が挿通される挿通孔を有し、かつ、該支柱は基端側に雄ねじ部を有し、
    前記挿通孔に挿通された前記支柱の雄ねじ部に雌ネジ部材が螺合することで、該支柱が前記アーチ部に固定されていることを特徴とする請求項1記載の屋根上架台装置。
  3. 前記架台瓦及び前記他の瓦は葺き重ねられることで前記下地材に対して斜めに配設され、
    前記挿通孔は、前記下地材に対して垂直に延びるように前記アーチ部を斜め方向に貫通し、
    前記挿通孔に挿通された前記支柱が前記下地材に対して垂直に延びた状態で前記アーチ部に固定されていることを特徴とする請求項2記載の屋根上架台装置。
  4. 前記アーチ部の上面及び下面のうちの少なくとも一方を覆うように固定された少なくとも一つの補強板をさらに備えていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の屋根上架台装置。
  5. 一端が前記下地材に固定されるとともに他端が前記瓦本体部の端縁部に係止されることで、該下地材からの該瓦本体部の浮き上がりを防止する浮上防止具をさらに備えていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の屋根上架台装置。
  6. 前記瓦本体部は上方に隆起した隆起部を有し、該隆起部には該瓦本体部を厚さ方向に貫通する釘孔が貫設され、
    前記釘孔に挿通されるとともに前記下地材に固定されることで、該下地材からの前記瓦本体部の浮き上がりを防止する浮上防止釘をさらに備えていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の屋根上架台装置。
  7. 前記架台瓦は、前記アーチ部となる雪止め部を有する輪形雪止め瓦の該雪止め部に、前記挿通孔を貫設してなるものであることを特徴とする請求項2、3、4、5又は6記載の屋根上架台装置。
  8. 屋根上設置部材を瓦屋根上に取り付けるための屋根上架台装置に用いられ、他の瓦と共に葺き重ねられることで下地材に対して斜めに配設されつつ該下地材上に屋根葺きされて該瓦屋根を構成する架台瓦であって、
    瓦本体部と、
    前記瓦屋根の横方向に延びるように前記瓦本体部の上面に一体に設けられたアーチ部とを有し、
    前記アーチ部は、前記下地材に対して垂直に延びるように該アーチ部を斜め方向に貫通するとともに、前記屋根上架台装置の支柱の基端側が挿通される挿通孔を有していることを特徴とする架台瓦。
  9. 前記瓦本体部は上方に隆起した隆起部を有し、該隆起部には該瓦本体部を厚さ方向に貫通する釘孔が貫設されていることを特徴とする請求項8記載の架台瓦。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149168A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Gantan Beauty Ind Co Ltd 外設部材の取付構造、及び取付方法
JP2012092629A (ja) * 2010-10-29 2012-05-17 Lonseal Corp 設置物支持架台および設置物支持架台の取り付け構造
EP2017554A3 (de) * 2007-07-16 2013-05-22 Fath Solar Group Holding GmbH Befestigungseinrichtung für an einem Gestellaufbau anzuordnende flächige Bauteile, insbesondere Solarmodule

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