JP2007099167A - エアバッグ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エアバッグモジュールをボルトで締結固定する際の連れ回りを簡単・確実に防止し得るようにする。
【解決手段】 車体側メンバ2とエアバッグモジュール1との間をボルト3で締結固定するようにしたエアバッグ取付構造であって、車体側メンバ2とエアバッグモジュール1との間に、連れ回り防止用歯部4を有する座金クリップ5を介在させるようにしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エアバッグ取付構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルが設けられている。このインストルメントパネルの助手席側の部分の内部には、助手席用のエアバッグ装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
この助手席用のエアバッグ装置の本体(エアバッグモジュール)は、車体側メンバに対してボルトで締結固定されている。この車体側メンバは、車幅方向へ延びて左右の車体パネル間を連結するステアリングサポートメンバなどの強度部材である。
特開平7−267034号公報
しかしながら、上記エアバッグ取付構造では、エアバッグ装置の本体を車体側メンバに対してボルトで締結固定する際に、エアバッグ装置の本体(エアバッグモジュール)が連れ回りしてしまうことがあり、作業性が悪かった。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、車体側メンバとエアバッグモジュールとの間をボルトで締結固定するようにしたエアバッグ取付構造において、車体側メンバとエアバッグモジュールとの間に、連れ回り防止用歯部を有する座金クリップを介在させたエアバッグ取付構造を特徴としている。
請求項1の発明によれば、車体側メンバとエアバッグモジュールとの間をボルトで締結固定する際に、車体側メンバとエアバッグモジュールとの間に、連れ回り防止用歯部を有する座金クリップを介在させることにより、ボルトで締結固定する際の連れ回りを簡単・確実に防止することができる。
エアバッグモジュールをボルトで締結固定する際の連れ回りを簡単・確実に防止し得るようにするという目的を、車体側メンバとエアバッグモジュールとの間に、連れ回り防止用歯部を有する座金クリップを介在させる、という手段で実現した。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1〜図8は、この発明の実施例を示すものである。
まず、構成を説明すると、自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルが設けられている。このインストルメントパネルの助手席側の部分の内部には、緊急時の安全手段として助手席用のエアバッグ装置が設けられている。この助手席用のエアバッグ装置は、車体に所定値以上の衝撃荷重が加わったときに、インストルメントパネルの内部に配設されたエアバッグモジュール1に折り畳んで収納されているエアバッグ本体が、インフレータ13からの高圧気体の供給によって展開され、インストルメントパネルに設けられたエアバッグリッド部材を開成して車室内乗員側へ膨出し、助手席乗員を受け止めてインストルメントパネル等に二次衝突しないように拘束保護するものである。
即ち、図1に示すように、このような助手席用のエアバッグ装置のエアバッグモジュール1は、車体側メンバ2に対してボルト3およびナット6で締結固定されている。
そして、この実施例のものでは、車体側メンバ2とエアバッグモジュール1との間に、連れ回り防止用歯部4を有する座金クリップ5を介在させるようにする。
ここで、上記エアバッグモジュール1は、図2に示すように、エアバッグ本体を折り畳んだ状態で収納可能な容器状のエアバッグ本体収納部11を備えている。このエアバッグ本体収納部11の上端部には、エアバッグ本体を膨出させるエアバッグ本体膨出開口部12が設けられている。また、エアバッグ本体収納部11の下部には、エアバッグ本体を展開させるための高圧気体を発生するインフレータ13が取付けられている。このエアバッグモジュール1の下部には、取付ブラケット14が設けられている。この取付ブラケット14は、車両後方から見てハット型を上下逆転させた形状(即ち、逆ハット型)を呈している。そして、この取付ブラケット14の両端のフランジ部がエアバッグモジュール1の下部に溶接固定やボルト固定などにより取付けられている。取付ブラケット14は、逆ハット型の中間部に取付面部17を有し、この取付面部17にボルト穴18が形成されている。このボルト穴18は1つとされている。
一方、上記車体側メンバ2は、図3に示すように、車幅方向へ延びて左右の車体パネル間を連結するステアリングサポートメンバなどの強度部材である。この車体側メンバ2は、通常、エアバッグモジュール1の下方に配設される。車体側メンバ2には、エアバッグモジュール1に対する取付面部22が形成される。一般に、車体側メンバ2は金属パイプによって構成され、この金属パイプに取付面部22として取付ブラケットが溶接などにより設けられるが、この実施例の車体側メンバ2は、アルミやマグネシウムなどの軽合金の鋳物で構成されている。そのために、この車体側メンバ2は車両前方に開くほぼ横向きU字状の開断面を有している。そして、車体側メンバ2には、取付面部22が一体鋳造によって直接形成されている。この取付面部22の部分は、車両後方へ開くほぼ横向きV字状の開断面、即ち、他の部分とは逆向きの開断面を有している。この取付面部22には、上記ボルト穴18と対応する位置にボルト穴23が形成されている。このボルト穴23は1つとされている。そして、この取付面部22の下方には、ボルト3の締結作業を行うための作業穴24(図1参照)が形成されている。
そして、上記座金クリップ5は、図4に示すように、取付ブラケット14の取付面部17に挟着可能な構造を備えている。この座金クリップ5は、図5〜図8(主に図5参照)に示すような中折れ形状を有している。そして、この座金クリップ5の一側が支持面31とされ、他側がバネ片32とされている。支持面31には、ボルト穴18,23と対応する位置にボルト穴33が形成されており、このボルト穴33の周縁部に上記連れ回り防止用歯部4が形成されている。この連れ回り防止用歯部4は、ひねりや曲げなどによって、外面側(車体側メンバ2の側)へ所要量突出されるようになっている。また、バネ片32はボルト穴33と対応する部分にナット6を収容可能な切欠34が形成された二又形状を呈している。なお、このナット6は、取付ブラケット14の取付面部17に溶接固定されたものであっても良い。バネ片32は、先端部の近傍が支持面31に圧接されるよう、所要の曲げを与えられている。
この座金クリップ5は、一枚の金属片を中間部で折り返すことによって形成される。折り返し部分には、取付面部17の厚みにほぼ相当する分の余裕代35が形成される。また、支持面31の先端部に、余裕代35との間で取付面部17の両側縁部を係止・保持可能な係止段部36を設けるようにしても良い。この係止段部36は、取付面部17の厚み分の段差量とする。なお、座金クリップ5を取付面部17に取付けた時に、支持面31は、取付面部17と取付面部22との間に介在されることとなる。
次に、この実施例の作用について説明する。
車体側メンバ2に対してエアバッグモジュール1を取付ける場合、先ず、エアバッグモジュール1の下部に取付けられた取付ブラケット14の取付面部17に座金クリップ5を挟着する。このとき、座金クリップ5は、支持面31を、車体側メンバ2の側(即ち、下側)へ向けて、ボルト穴18とボルト穴33とが合致するように取付ける。この状態にすると、座金クリップ5の余裕代35と係止段部36とによって、取付面部17の両側縁部が確実に係止・保持される。
次に、座金クリップ5を取付けた取付ブラケット14の取付面部17を車体側メンバ2の取付面部22に着座させ、ボルト穴18およびボルト穴33をボルト穴23と合致させる。
最後に、車体側メンバ2における取付面部22の下方に形成された作業穴24を利用して、取付ブラケット14と車体側メンバ2との間をボルト3で締結する。
この際、座金クリップ5に形成された連れ回り防止用歯部4が、車体側メンバ2に引っ掛かることにより、エアバッグモジュール1の連れ回りが防止され、容易に、ボルト3の締結作業を行うことができる。これにより、作業性を向上することが可能となる。特に、車体側メンバ2が軽合金製の場合には、連れ回り防止用歯部4の食い込みが大きくなるので、一層効果的である。
このように、この実施例によれば、車体側メンバ2とエアバッグモジュール1との間をボルト3で締結固定する際に、車体側メンバ2とエアバッグモジュール1との間に、連れ回り防止用歯部4を有する座金クリップ5を介在させることにより、ボルト3で締結固定する際の連れ回りを簡単・確実に防止することができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
本発明の実施例にかかるエアバッグ取付構造の側面図である。 図1のエアバッグモジュールの斜視図である。 図1の車体側メンバを斜め前方から見た斜視図である。 図1のエアバッグ取付構造を前方から見た部分拡大図である。 図1の座金クリップの斜視図である。 図5の座金クリップの平面図である。 図6の座金クリップの側面図である。 図6の座金クリップの連れ回り防止用歯部の部分拡大図である。
符号の説明
1 エアバッグモジュール
2 車体側メンバ
3 ボルト
4 連れ回り防止用歯部
5 座金クリップ

Claims (1)

  1. 車体側メンバとエアバッグモジュールとの間をボルトで締結固定するようにしたエアバッグ取付構造において、
    車体側メンバとエアバッグモジュールとの間に、連れ回り防止用歯部を有する座金クリップを介在させたことを特徴とするエアバッグ取付構造。
JP2005294083A 2005-10-06 2005-10-06 エアバッグ取付構造 Pending JP2007099167A (ja)

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