JP2007098104A - トラス構造体とその製造方法。 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋内のタンス、戸棚などの家具が地震時に転倒するのを防止する耐震用転倒防止具とその製造方法を提供する。
【解決手段】天井部材と家具の上面の間に密着した状態で設置することにより家具の転倒を防止する耐震用転倒防止具で、上下一対として設けられる三面筒状体を形成することにより、その高さを容易に変更出来るとともに、充分な構造強度を備えたトラス構造体(a)を形成し、家具の上面を確実に保持して、地震時の転倒を防止する。
【選択図】図4

Description

本発明は家屋内などにおける、戸棚などの地震時転倒を防止する耐震用具とその製造方法に関するものである。
〔背景の技術〕
図1,図2に示される通り従来型の耐震用具として箱方式とジャッキ方式の二つが主なものである。前者は戸棚天板と天井面の間隔Hoに相当した高さ寸法Hの段ボール、ベニヤ板の箱を設けるとき強震時にも比較的有効であるが様々な間隔Hoへの寸法対応が現場での素人には困難をきわめ、結果として極めて高価なオーダーメイドの同用具を余儀なくされて来た。
後者は間隔Hoへの寸法対応が素人にも自在かつ容易ではあるが、残念乍ら強震時の横ゆれに弱いためジャッキ自体が早々に転倒するため、実質的にその耐震効果は疑問視されて来た。さらに両者に共通している難点は室内家具などのイメージバランスが全く欠けていて、目ざわりであることである。
上下に一対となる略三面筒状体において、該両筒状体の同軸となる各綾線部附近が相互に連結一体化され該両筒状体の各二面又は各一面もしくは、一方の該筒状体の二面又は一面が選択可能な部位の接着代により固定一体化されて設けられるトラス構造体をして戸棚天板と天井面の間隔Hoに挿入設置し、地震時における戸棚など家具の転倒防止に資する用具を発明した。
〔発明の課題〕
従来例にみられた耐震性能の欠如と寸法対応の困難と云う二つの重大な欠点を同時に解決するとともにコストの大巾なきりさげとインテリヤ品として適わしい形状、材質イメージの提供を可能とする耐震用具が本発明の課題である。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するためには、上下一対の三面筒状体が、その筒状体の同軸とする各綾線部附近において連結一体化されるとともにその両筒状体の各水平面又は各傾斜面において、前記間隔Hoに対応した高さ寸法Hを保證する水平面奥行き寸法Lを選択することが可能な部位に接着代が設けられ固定一体化されて形成されることであり、その様にして得られた本発明のトラス構造体をして耐震用具として提供することである。
発明の効果
本発明のトラス構造体は、上下一対となる三面筒状体からなり、その両筒状体がその上下各水平面の略面平行を保たれるかぎり構造的に極めて安定したものである。そのことから最小限の部品材料でありながら、上下方向に最大限の応力を発揮するとともに前記間隔Hoに対応した高さを保證する両筒状体の各水平面奥行き寸法Lについてその調整が現場の素人にも容易な可変接着代が設けられている。以上の特徴により耐震用具として本発明のトラス構造体を採用し、天井面と戸棚との間にそれを挿入設置した場合には、上下方向に高い形状剛性をもつため強震時においても、戸棚の対角線軸の回転開始を抑止してその転倒を防止するとともに、天井面、戸棚天板面との接触面を大とする本トラス構造体は自身の転倒も回避出来、さらにまた段ボール資材などが活用できるためまたその資材寸法の標準化が可能とされるため製品コストの大巾きりさげが実現した。
〔本発明を実施するための最適の形態〕
本発明を説明するために下記図1,2の従来例と図3〜24の本発明実施例がある。まづ従来例の図1は段ボール箱式耐震用具、図2はジャッキ式耐震用具である。次に本発明の実施例として図3,4には、図1,2と同等の条件下において2種の設置方法によるほぼ同一形態とした耐震用具の斜視姿図が示され、図5,6と図7,8には本発明の2種トラス構造体の斜視姿図が示され、図5,6又は図7,8にある本トラス構造体が組立てられる前の中間構造体2種とその部品の斜視姿図が示され、図12,13,14には図5,6にある本トラス構造体の中間構造体が組立られる前の各資材平板シート、部材平板ボード、部品、連結用手段の斜視姿図が示され、図15〜22には図5,6,7,8にある本トラス構造体以外の各種同構造体の斜視姿図が示され、図23,24には本トラス構造体の耐震作用とその効果を模式風に説明する断面図である。
以下各図にもとずいて詳細に説明するが、図1の箱式耐震用具イと図2のジャッキ式耐震用具ロでは、各個有の利点とともに無視しがたい欠点をあわせもつ点が特徴的であり、まづ用具イは横ゆれをともなう強震度時においても、高い剛性とともに用具自体の転倒しにくさにより充分な耐震性を発揮するが残念ながら、天井板と戸棚天板の間隔Hoに対応する用具の高さHの現場調整が著しく困難であることから、段ボール製の割には著しい高価な特注を余儀なくされて来た。かたや用具ロは、そもそもジャッキ機能により間隔Hoに対する高さHの現場調整が当然容易であるものの残念ながら、細長手のポールと設置面積の大きなくない上下の受座ゆえに、縦ゆれはともかく横ゆれにより用具ロ自体がいとも簡単に転倒を余儀なくされて来た。さらにスクリュー機構をもつ機械装置としてそのコスト切り下げが困難であった。
従来例イ、ロに共通する難点があり、図1,2から明らかの様に大きすぎる箱のボリューム感や金属装置の機能イメージは家具調度のそれとのミスマッチ以外の何もでないと示摘されて来た。
本発明の図5,6,図7,8などに示された2種実施例は、上記従来例の利点をよりのばし欠点を解消するべくして実現、提供されたトラス構造体である。
図5のトラス構造体では、上下一対となる三面筒状体(a)が綾線部4附近で連結用手段(b)である片面粘着テープにより連結一体化された上で、その綾線部4から上下両方向に各傾斜面1が対向して設けられ、その先端の折曲部5を介して上下各水平面2が相互に面平行とされて設けられるとよい。
さらにその各水平面2では、本トラス構造体の所定の高さHを保證するべく、接着代の範囲を選択して、その斜線部13において両面粘着テープによる固定一体化を行うことにより、奥行き寸法Lを得ることである。
図6のトラス構造体は、図5のそれと同一のものでありほぼ1/2縮尺として示され、図5のトラス構造体の高さ寸法Hを減少させたH′とし、奥行寸法Lを増大させたL′とすべく水平面2における新らたな接着代13′が選択され固定一体化されて設けられることである。
図7のトラス構造体では、上下一対となる略三面筒状体(a)が2本の綾線部4にはさまれた連結部6で塗付された接着剤により連結一体化された上で、その綾線部4から上下両方向に各傾斜面1が対向して設けられ、その先端の折曲部5で区画される上下各水平面2が平板ボード部品(c)を介して相互に面平行として設けられるとよい。
さらにその各水平面2では、本トラス構造体の所定の高さ寸法Hを保證するべく接着代の範囲を選択して、その斜線部13において両面粘着テープによる固定一体化を行うことにより奥行寸法Lを得ることである。
図8のトラス構造体は、図7のそれと同一のものでありほぼ1/2縮尺として示され、図7のトラス構造体の高さ寸法Hを減少させたH′とし奥行寸法Lを増大させたL′とすべく、水平面2における新らたな接着代13′が選択され固定一体化されて設けられることである。
図9は、図5,6に示されるトラス構造体と組立てる直前の中間構造体(a)であり、この状態で段ボールケースなどに梱包され、工場在庫、工場からの搬送、店頭での陳列在庫そして宅配などにおいて便利である。この中間構造体は、2葉の平板ボード(a)が上、下向い合せとして、綾線部4の両脇部(b′)において片面粘着テープなどの連結用手段(b)により連結一体化されることである。図中小点線で囲まれた両脇部(b′)は、設置固定された連結用手段(b)の全体形状が平板ボード(a)を透視して説明図化されたものでもある。さらに平板ボード(a)の長端辺7は平板シートの単純折曲、短端辺8は折り返えし折曲され、いずれの端辺もボード内部の露出が避けられボードの材質強度の持続に好都合である。
図10,11は図7,8に示されたトラス構造体を組立てる直前の中間構造体(a)とその平板部品ボード(c)であり、その両者を組立てないままで段ボールケースなどに梱包され、工場内在庫、工場からの搬送、店頭での陳列在庫そして宅配などに便利である。その中間構造体(a)は2葉の平板ボード(a)が左右向い合せとして連結部6における接着剤などの連結用手段により連結一体化されることである。
上記各平板ボード(a)の端部7が平板シート(a′)の単純折曲、同7′が平板シート(a′)の折り返えし折曲とされ、端部12が平板シート(a′)の積層断面を見せて設けられる。
図12は本発明のトラス構造体の形成した不可欠な一対の平板ボード(a)を製作するための資材としての平板シート(a′)であり、紙面の都合上二つ目の平板シート(a′)は省略されている。その平板シート(a′)がすでにブラントとして加工されており、平板ボード(a)の端部相当罫線7,8と連結部相当罫線4と折曲部相当罫線5によりそれぞれ区画される傾斜面相当部1と水平面相当部2と折り返し相当部9が設けられるとよい。
図13は本発明のトラス構造体を形成する一対の平板ボード(a)であり、前記平板シート(a′)を封筒状に複層化し各接触面を接着剤などにより固定一体化して設けられるとよい。本平板ボード(a)には、トラス構造体の要といえる上下一対の三面筒状体を一体化するための連結部4附近において、図14に示される片面粘着テープなどの連結用手段(b)が貼付されるべき部位(b′)が設けられることである。よりくわしくは両手段(b)を背中合せに二つ折りした上で片方の平板ボードの両部位(b′)に置き、もう片方の平板ボードを鏡像状に重ねることにより両平板ボードが連結部4を中心軸として連結一体化されて得られるとよい。
図15〜32には図5,6及び図7,8に示されなかった本発明のトラス構造体として多様な変化タイプが示されそのおおまかな特徴を説明するが、まづ図15は図5,6の実施例に準ずるものであり、その連結部4がハトメ、鉄などの連結用手段(b)により一体化されるものであり、個々に単独の座部品、相互に共通の横長手状座部品を介して上記連結用手段がほどこされるとさらによい。
図16は本発明の実施例図5,6に準ずるものであり、接近する2連結部4の間の帯状部が接着剤などを用いて連結一体化されるものである。
図17は図7,8の実施例に準ずるものであり、上下に独立した三面筒状体が、片面粘着テープなどの連結用手段を介して連結一体化されている。
図18は図5,6の実施例に準ずるものであり、水平面2のない平板ボード(a)と傾斜面1′をあわせもつ平板ボード部品(c)とが各傾斜面1,1′において両面粘着テープなど固定用手段により固定一体化されて設けられている。
図19は図5,6と図7,8の両実施例の組合された様なものであり、上下一対の三面筒状体を構成する各傾斜面1が連結部を境にしその半面が延長され相手の筒状体の傾斜面を形成し、他の半面が折り返しされて当方の筒状体の傾斜面を形成して設けられ、2重とされた各傾斜面は接着剤などの固定用手段により一体化されるとよい。
図20は図5,6の実施例に準ずるものであり、各水平面が外側からの平板ボード部品(c)とその固定用手段により一体化されて設けられている。
図21は、図5,6と図20の実施例に準ずるものであり各水平面が2本のトラス構造体に共通の長尺状平板ボード部品(c)とその接着代により固定一体化されている。
図21は図7,8の実施例に準じ、水平面が三面筒状体の外部により折曲されて設けられ、平板ボード部品(c)により固定一体化されるものである。
この他に図示されていないが上下に一対となる略三面筒状体において、該両筒状体の同軸とした各綾線部が相互に連結一体化されるとともに上下いずれかの該筒状体の水平面が選択可能な部位の接着代により、固定一体化されて形成されるトラス構造体つまり上下一方の水平面がその奥行寸法Loを固定されもう一方の水平面のみがその奥行寸法Lを可変とされ所定の高さ寸法Hを任意に選択可能とするトラス構造も本発明に有効である。また上記各実施例を適ギ組合せても又上部と下部の三面筒状体にそれぞれ用いわけても有効である。
この他に様さな変化形が着想し得て容易であるが本発明が原理的なものであるが故に、いずれも本発明に含まれて有効である。
なお図3,4、図23,24において戸棚天板と天井面の間隔Hoが示されているが、本発明のトラス構造体自身の高さ寸法Hとの関係を説明すれば、HはHoに近似するが微視的にはH<Hoとされ(Ho−H)の値は数mm程度が通常である。したがいジャッキ式従来例のように(Ho−H)値を限りなく小さくする必要はない。また戸棚と本トラス構造体とのすきまに新聞用紙の束を飼物とすれば上記mm単位に何んら拘わる必要もない。
上記条件を少しかえ戸棚の前面底部(図23の15)に軟質プラスチックなどのくさび状飼物を用いるとすれば、その戸棚天板の傾斜角に準じて、トラス構造体の底部水平面にしかるべき飼物を設置するか、それともあらかじめトラス構造体の上下両略水平面を相互に、しかるべき傾斜面として設けてもよい。
本発明のトラス構造体が耐震用具として働くその作用効果を説明すれば図23において天井面線C.L.と戸棚(d)の天板線13の間隔Hoに挿入設置された本トラス構造体(a)が示されており、また地震時の外力により回転軌跡11にそい戸棚の対角線12が12′へと微小回転したとすれば戸棚天板隅部14が14′へと移動する。その隅部14の移動により長点線で示される当初のトラス構造体(a)はその安定した三面形状ゆえに短点線で示された事後のトラス構造体(a″)へと上下両三面筒状体の連結部を水平方向に大きく移動させ、さらに上部筒状体の水平面を傾斜させる結果、天井面が脆弱であれば傾斜する水平面の片方折曲部5が天井面を突き抜けて5′の位置まで本トラス構造体は変形を余儀なくされるはづである。
図24においては、図23とことなり天井面が頑丈に設けられるとき、トラス構造体(a″)の上部三面筒状体の折曲部5′はその突出を抑えられる結果、上下両三面筒状体(a″)の片側傾斜面1′が湾曲もしくは屈曲さられて対応せざるを得ない過程を、図23の局部を拡大して示している。
上記図23,24はともに戸棚の小さくない回転角とその転倒開始状態を便ギ上例示しているが、現実の地震時には本トラス構造体を構成する傾斜面が充分な面内外の剛性強度を持つ様に設計されるため、ごくわずかの回転角間で戸棚の転倒開始が完全に抑止されのが本発明の耐震用具の特徴である。なお本トラス構造体の底面2と戸棚天板間におきる滑りを防止するために底面2もしくは底面2に近い傾斜面1と戸棚天板もしくは戸棚背板との間に両面粘着テープなどの連結、固定用手段を設けることにより本トラス構造体の耐震効果はより確実なものとなり、またさらに床面F.Lと棚底面のすべり防止のために戸棚底面手前部15附近に軟質プラスチックのくさび状敷物を設けると本トラス構造体の働きはさらに向上する。
本発明のトラス構造体に用いられる平板ボード(a)、平板ボード部品(c)には様々な素材、資材とその各種構成方法がある。まづ主構造材として耐水型段ボールシートとその複層とされたものがあり、その段ボールのライナーと芯材には紙シート、紙を基材とした各種シートとしたものが用いられ、その他にプラスチック段ボールシート、発泡スチロールのサンドウィッチシート、ハニカムシートがあり、そのライナーをプラスチックシート、紙シート、紙シートを基材とする各種シートとしたものが用いられ、それらが単板としてもしくは適宜複層化されて本平板ボード(a)、平板ボード部品(c)に加工されるとよい。
これらとはちがい多層紙シート、プラスチックシート、ベニヤシート、金層シートなど比較的罫線加工が容易でないやや厚手の素材が、折曲加工された状態された状態もしくはそれらが面部位1,2毎に切断された部品材が何らかの手段で連結一体化され平板ボード(a)として用いられてもよい。
次にその表面材として通常の化粧耐水紙シート、エンボスプラシート、メタリック蒸着プラシート、木、目模様、柄模様などの印刷シート、織物シートなどが本発明の平板ボード(a),(c)に用いられるとよい。上記各構造材、各表面材が適宜選択組合されて得られる平板ボード(a),(c)もまた切断された各種素材の各部品1,2の構造シートが部位1,2又は1′,2′に相当する位置に設けられた後、平板ボード(a),(c)の略寸法に対応した2葉の各種素材の表面材などによりサンドウィッチ状に、接着固化し連結一体化されて得る平板ボード(a),(c)も本発明に有効である。
本発明のトラス構造体に採用される平板ボード(a),(c)の折曲加工方法として様々なものがあり、段ボール製ボードでは罫線折曲、プラスチックボードでは局部加熱折曲、金属ボードでは機械折曲、木質などのボードでは局部切込み又は同切除後の折曲などの方法があり、場合によってはそれら平板ボード(a)が複数の部品材1,2に切断後、粘着テープやヒンジ状プラスチックなどの連結用手断を介した折曲部形成などの方法がありいずれも本発明に有効である。
また本発明のトラス構造体における連結一体化とは、同軸とした上下両筒状体の各綾線部を一体化する方法の総称であり、その一体化された部分を連結部(ピン構造部)と呼びその連結用手段として片、両面粘着テープによる接着や複数のハトメ、鋲、ビス、ホチキスマックなどによる線状緊結や接近した両折曲可能部間の接着剤の塗付、固化などが適宜選択されるとよい。
また本発明のトラス構造体における固定一体化とは、実質的に同一面上の接着代を介して両単位ボードを一体化する方法の総称であり、その一体化された部分を固定部(剛構造部)と呼びその固定用手段として両面粘着テープによる接着、接着剤による塗付、固化、複数のハトメ、鋲、ビス、ホチキスマックなどによる面状緊結などが適宜選択されるとよい。
さらにまたすでに固定されていた旧部位を他の部位に移す場合には接着代などに剥離再接着が可能な両面粘着テープ又は部位選択の可能な複数ホックなどのトメ金、又はマジックテープなどを設ける方法も本発明に有効である。
本発明のトラス構造体は、地震時において室内の食器戸棚、衣装ダンス、本棚飾り棚など大型家具類の耐震用具として有用であるばかりでなく食器戸棚でのこわれやすい食器類の転倒、重ねくずれや本棚から書籍類の落下や、オーディオラックからのテレビ、ビデオ、各種チューナーの転落などを防止、抑止するために有用かつ見てくれも悪くないローコスト用具として最適である。
また大型倉庫内において、多少の地震時においても積みあげられた商品の荷くずれを是が非でも回避したい場合などは天井や梁材を利用するかそれにかわるものとして所定の高さと平面位置に臨機応変に設けられた頭おさえ材を利用した上で本トラス構造体を採用すればローコストにして迅速なセキュリティー機能を発揮出来る。
また、オフィス内において背の高いラック類や通信情報機器などの転倒落下を防止する手段として本トラス構造体は用いられて効果的である。
さらに災害時にかきらず、各種貨物を輪送するトラック、列車、輪出用コンテナーの荷くずれ防止のために、段ボールなどで製作すればその廃棄処分にも好都合である。
従来例の耐震用具の室内設置姿図。 従来例の耐震用具の室内設置姿図。 本発明の耐震用具の室内設置姿図。 本発明の耐震用具の室内設置姿図。 本発明のトラス構造体斜視姿図。 本発明のトラス構造体斜視姿図。 本発明のトラス構造体斜視姿図。 本発明のトラス構造体斜視姿図。 本発明の組立て前の中間構造体の斜視姿図。 本発明の組立て前の中間構造体の斜視姿図。 本発明の組立て前の平板部品ボードの斜視姿図。 本発明の中間構造体の資材平板シートの斜視姿図。 本発明の中間構造体の部材・平板ボードの斜視姿図。 木発明の中間構造体の部品・連結用手段の斜視姿図。 本発明のトラス構造体斜視姿図。 本発明のトラス構造体斜視姿図。 本発明のトラス構造体斜視姿図。 本発明のトラス構造体斜視姿図。 本発明のトラス構造体斜視姿図。 本発明のトラス構造体斜視姿図。 本発明のトラス構造体斜視姿図。 本発明のトラス構造体斜視姿図。 本発明のトラス構造体の耐震作用説明断面図。 本発明のトラス構造体の耐震作用説明・部分拡大断面図。
符号の説明
イ. 従来例の耐震用具。
ロ. 従来例の耐震用具。
(a),(a′),(a″) 本発明のトラス構造体、平板ボード、平板シート。
(b),(b′) 連結用手段、同手段設置部位。
(c) 平板ボード部品。
(d),(d′) 戸棚。
1,1′ 平板ボード上傾斜面相当部、三面筒状体の傾斜面。
2,2′ 平板ボード上水平面相当部、三面筒状体の水平面。
4、 平板ボード上稜線相当罫線、三面筒状体の稜線部。
5,5′ 平板ボード上折曲線相当罫線、三面筒状体の折曲部。
6 平板ボード上連結部相当面、三面筒状体の連結部。
7 平板ボード上長辺端部相当罫線。
8 平板ボード上短辺端部相当罫線。
9 平板ボード上折り返えし端部。
11 戸棚回転軌跡。
12 戸棚対角線。
13,13′ 接着代、新接着代。
14,14′ 戸棚天板の奧隅線。
H,H′ トラス構造体高さ寸法。
Ho 戸棚天板と天井面との間隔。
L,L′ トラス構造体奥行き寸法。
W、 トラス構造体巾寸法。

Claims (2)

  1. 上下に一対となる略三面筒状体におけいて、該両筒状体の同軸となる各綾線部附近が相互に連結一体化され、該両筒状体の各二面又は各一面もしくは一方の該筒状体の二面又は一面が選択可能な部位の接着代により固定一体化されて得られるトラス構造体。
  2. 中央部の綾線部相当罫線4をはさみその両脇に傾斜面相当部1が設けられ、さらにそれを区画する折曲部相当罫線5を介してその外縁部に水平面相当部2が設けられるとともに該罫線4附近において連結用手段(b)により相互に連結一体化されてなる2葉の平板ボード(a)をして該罫線4,5において折曲することにより設けられる上下に一対となる三面筒状体の各水平面2を選択可能な部位の接着代により固定一体化することにより形成されることを特徴とした第一項記載のトラス構造体の製造方法。
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