JP2007097375A - ブラシレスdcモータの回転数検出装置 - Google Patents

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Takashi Michii
隆 道井
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Abstract

【課題】
本発明は、ブラシレスDCモータで専用の1チップICを使用するもので、回転数検出パルス信号が出力しないものがある。
実装空間を増加させないで回転数検出パルス信号を発生させる装置の組み込みを実現することが課題である。
【解決手段】
本発明に成るブラシレスDCモータの回転数検装置は、ロータマグネットの磁極を検出しパルス信号を発生させるためのホールICを、固定子鉄心2個の磁極の間に、該ホールICの磁束受容面を、前記ロータマグネットの内周の接線と並行となるように配置する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ブラシレスDCモータの回転数検出装置に係り、特にモータ内の小さな空間に収納可能なものに関する。
従来から実施されているブラシレスDCモータを小形化するにあたり、モータ制御回路を専用の1チップICにまとめることにより電子部品の数を減らし、スペースの縮減と、故障発生率と、コストの低減ができるメリットがある。しかし、このような安価な専用の1チッップICにおいては、モータの回転数を検出するためのパルス信号を出力することができないものがある。
このような場合に、専用の1チッップICに備えてある磁極切替信号を得るためのホール素子の出力信号を利用するか、別の回転数検出用ホール素子を追加する手段もあるが、いずれも信号処理回路を追加する必要があり、実装空間が大きくなるという問題が生ずる。
特開平7−236297 特開平7−255161
上述のような従来技術に成る専用の1チップICを使用した制御回路において、追加できるモータの回転数を検出する手段は実装空間が大きくなるという問題がある。
そこで、回転数検出用のホールICを別に設けることにより、信号処理回路を設ける必要はなくなるが、このホールICの幅寸法が大きく通常の装着方向では固定子磁極の巻き線に抵触して所定寸法内に収まらないという課題がある。
本発明に成るブラシレスDCモータの回転数検装置は、ロータマグネットの磁極を検出しパルス信号を発生させるためのホールICを、固定子2個の磁極の間に、該ホールICの磁束受容面を、前記ロータマグネットの内周の接線と並行となるように配置する。
本発明のように構成することにより、固定子の、2個の巻き線の間にホールICを挿入することができるから、ホールICが固定子の巻き線と抵触しないので、固定子とP基盤との距離を最適な寸法に収めることができる。
以下図面により本発明の実施例を説明する。
図1は、第1の実施例である。この実施例ではアウタロータ型ブラシレスDCモータの、回転軸を含む断面図で、1は固定子鉄心、2は固定子巻き線、3は固定子のブラケット、4は軸受け、5は回転子軸、6はロータヨーク、7はロータマグネット、8はP基板、9は回路基板、10はロータカバーである。
そして、P基板とは、固定子の一方の軸方向エンドと対向し近接して設けられ、ホール素子(ホールIC)を固着し、固定子巻き線の端末を接続するピンが設けられたプリント配線基板である。
また、回路基板はモータ制御用の専用1チップIC他の電子部品を搭載したプリント配線基板である。
図2は、第1の実施例のアウタロータ型ブラシレスDCモータの、図1の断面図よりロータカバー10とロータヨーク6とロータマグネット7と、回転子軸5を除き、矢視方向から見た固定子の平面図で、固定子鉄心1と固定子巻き線2と固定子ブラケット3とが現われている。
図3は、図2を矢視方向から見た側面図で、固定子鉄心1と固定子巻き線2と、P基板8と、回路基板9の側面と、P基板8と、固定子巻き線2のコイルエンドとの間隔dが現われている。
図1、図2、図3に示すように、複数(図示では12個)の固定子鉄心1にそれぞれ固定子巻き線2を巻装し、放射状に配置してP基板8に固着して巻き線端をピンに接続し、図4に示すように固定子ブラケット3に、回路基板9と、固定子鉄心1を固着したP基板8とを固着してある。
そして、図2に示すように回転数検出用のホールIC11を、固定子の2個の磁極の間に、かつその磁束受容面をロータマグネット7の内周の接線と平行に、かつP基板8に垂直に固着してある。
この図では、ブラシレスDCモータに備えられた磁極切替信号用のホール素子(ホールIC)は煩雑を避けるため記載してない。
図2において、回転数検出用のホールIC11を取り付けた部分を小円で囲った拡大図を図5に示す。2個の磁極の間に、かつその磁束受容面をロータマグネット7の内周の接線と平行に、かつP基板8に垂直に固着してある。
このように配置することにより、ホールIC11を2個の磁極と巻き線の間に配置できるから、ホールIC11が巻き線と抵触することがなく、従って巻き線2とP基板8との間隔dを広げる必要なく、回転数検出用ホールIC11を固定子の巻き線の間に収容できる。また、ホールIC11はロジックレベルの出力が得られるので、直接モニターに信号を送ることができる。
前記の説明は、回転数検出用ホールIC11を、固定子の巻き線の間に、巻き線2とP基盤8との間隔dを広げることなく収容できることを述べているが、回転数検出用ホールIC11の磁束受容面をマグネットロータ7の内径の接線と平行に配置したので、動作のため十分な磁束が得られるかを検討する。
図6は固定子にホールICを装着するときにその磁束受容面の配置を変更して、出力電圧を検討するための実験装置の模式図で、配置1は磁束受容面をマグネットロータ7の内径の接線と垂直に、かつP基板8に直立した配置した場合、配置2は磁束受容面をP基板8に平行に配置した場合、配置3は磁束受容面をマグネットロータ7の内径の接線と平行に、かつP基板8に直立して配置した場合である。
そして、図6に示した実験装置の模式図において、マグネットロータ7を装着し、図示の試験回路によりホールICに適宜の駆動電圧を加え、出力をシンクロスコープに接続してマグネットロータ7を適宜回転数で回転させて、上記の各場合の出力電圧を比較した。
図7は配置1の場合で、出力電圧は300mvが得られ、図8は配置2の場合で、出力電圧は147mvが得られ、図9は配置3の場合で、出力電圧は210mvが得られた。
以上3種類の配置について、出力電圧を比較した結果、配置1の場合は、出力電圧は最高であるが、前記のようにホールICが巻き線に抵触するので、固定子鉄心1とP基盤8との間隔dを大きくしないと収容できないので、採用できず、配置2は出力電圧が低く採用できず、配置3は配置1より出力電圧は低いが配置2よりは高いので配置3を採用する。
配置3は、本発明に成るブラシレスDCモータの回転数検出装置に使用するホールIC11の配置を示すもので、実際にホールIC11を取り付けたブラシレスDCモータにおいて、ホールIC11の出力電圧の波形は、図10に示すように回転方向がCW、CCWのどの方向でもONデューテイがほぼ50%で、回転数検出用パルス出力として適当な出力が得られる。
実施例1はマグネットロータを固定子の外周に配置した所謂アウタロータ型モータにおける実施例であるが、マグネットロータを固定子の内周に配置した所謂インナロータ型モータにおいても、本発明を実施することができる。
マグネットロータを固定子の内周に配置した所謂インナロータ型モータにおける実施例2について説明する。
図11は、インナロータ型モータの軸に垂直な面に沿った断面図、図12は同じくインナロータ型モータの軸に並行な面に沿った断面図で、21は円環状ヨークの内径に放射状に複数の鉄心を配設した固定子鉄心、22は前記固定子の磁極に巻装した固定子巻き線、23はエンドカバー、24は軸受け、25は回転子軸、26は回転子ハブ、27は円環状のロータマグネット、28はP基板、29は回路基板、30は回転数検出用ホールICである。
そして、図13に示すように回転数検出用ホールIC30を、固定子の2個の磁極の間に、かつその磁束受容面をロータマグネット27の外周の接線と平行に、P基板8に対し垂直に固着する。
図13に示すように回転数検出用ホールIC30を取り付けることにより、固定子と、P基板28との間隔を大きくすることなく回転数検出用ホールIC30を固定子に装着できる。
そして回転数検出用ホールIC30から回転数に対応するパルスが発生し、直接モニターに信号を送ることができる。
本発明になるブラシレスDCモータの回転数検出装置は、磁極検出用ホールICを固定子に配置する場合、その磁束受容面を低感度となる位置に配置することにより、取り付け空間を縮減できる効果を利用する用途に広く応用できる。
本発明に成るブラシレスDCモータの第1実施例の断面図である。 本発明に成るブラシレスDCモータにおける第1実施例の固定子の平面図である。 本発明に成るブラシレスDCモータにおける第1実施例の側面図である。 本発明に成るブラシレスDCモータにおける第1実施例の固定子の展開図である。 本発明に成るブラシレスDCモータにおける第1実施例の固定子の部分拡大図である。 本発明に成るブラシレスDCモータの第1実施例で、ホールICの配置検討用実験装置の図である。 ホールICの配置が、第1の場合の出力電圧である。 ホールICの配置が、第2の場合の出力電圧である。 ホールICの配置が、第3の場合の出力電圧である。 ホールICの配置が、第3の場合の出力波形である。 本発明に成るブラシレスDCモータの第2実施例の軸を含む面の断面図である。 本発明に成るブラシレスDCモータの第2実施例の軸に垂直な面の断面図である。 本発明に成るブラシレスDCモータの第2実施例で、固定子の部分平面図である。
符号の説明
1 固定子鉄心
2 固定子巻き線
3 ブラケット
4 軸受け
5 回転子軸
6 ロータヨーク
7 ロータマグネット
8 P基板
9 回路基板
10 ロータカバー
11 回転数検出用ホールIC
21 固定子鉄心
22 固定子巻き線
23 エンドカバー
24 軸受け
25 回転子軸
26 回転子ハブ
27 ロータマグネット
28 P基板
29 回路基板
30 回転数検出用ホールIC

Claims (2)

  1. 円環状ヨークの外周に、巻き線を備える複数の磁極を放射状に配置した固定子と、該固定子の外周に空隙を介して回転自在に支持されたロータマグネットと、を有するアウタロータ型ブラシレスDCモータで、前記ロータマグネットの磁極を検出して回転数を検出する装置を備えるものにおいて、前記磁極を検出するためのホールICを、前記固定子の複数の磁極の間に、かつ該ホールICの磁束受容面を、前記ロータマグネットの内周の接線と平行に配置したこと、を特徴とするアウタロータ型ブラシレスDCモータの回転数検出装置。
  2. 円環状ヨークの内周に、巻き線を備える複数の磁極を放射状に配置した固定子と、該固定子の内周に空隙を介して回転自在に支持されたロータマグネットを有するインナロータ型ブラシレスDCモータで、前記ロータマグネットの磁極を検出し回転数を検出する装置を備えるものにおいて、前記磁極を検出するためのホールICを、前記固定子の複数の磁極の間に、かつ該ホールICの磁束受容面を、前記ロータマグネットの内周の接線と平行に配置したこと、を特徴とするインナロータ型ブラシレスDCモータの回転数検出装置。
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