JP2007097160A - プログラマブルデジタル制御等化回路網および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】等化回路網において、的確にゲイン量を調整すること。
【解決手段】等化回路網(200)は、送信媒体によって生じるデータ信号の減衰を補償するために使用され得る。等化回路網用の制御回路網は、データ信号に提供されるゲイン量を制御する等化ステージ(202)用の制御入力を生成し得る。コンパレータ(212)は、等化回路網からのゲインが所望のゲイン量より多いか少ないかを決定し得る。プログラマブルアップダウンカウンタ(204)が、コンパレータの出力に基づきカウンタ値を調整し得る。カウンタ値は、1つ以上のデジタルアナログ変換器(208、210)を使用して1つ以上のアナログ電圧に変換され、これらアナログ電圧は、等化ステージに制御入力として提供され得る。制御回路網は、等化ステージによって生成されたゲインが所望のゲイン量に近いとき、カウンタ値が調整されないように、ヒステリシス回路網(214)を含み得る。
【選択図】図2
【解決手段】等化回路網(200)は、送信媒体によって生じるデータ信号の減衰を補償するために使用され得る。等化回路網用の制御回路網は、データ信号に提供されるゲイン量を制御する等化ステージ(202)用の制御入力を生成し得る。コンパレータ(212)は、等化回路網からのゲインが所望のゲイン量より多いか少ないかを決定し得る。プログラマブルアップダウンカウンタ(204)が、コンパレータの出力に基づきカウンタ値を調整し得る。カウンタ値は、1つ以上のデジタルアナログ変換器(208、210)を使用して1つ以上のアナログ電圧に変換され、これらアナログ電圧は、等化ステージに制御入力として提供され得る。制御回路網は、等化ステージによって生成されたゲインが所望のゲイン量に近いとき、カウンタ値が調整されないように、ヒステリシス回路網(214)を含み得る。
【選択図】図2
Description
(発明の背景)
本発明は、デジタルデータ通信に関する。より特定的には、等化回路網によって提供されるゲイン量を調整する制御入力を生成する回路網および方法に関する。
本発明は、デジタルデータ通信に関する。より特定的には、等化回路網によって提供されるゲイン量を調整する制御入力を生成する回路網および方法に関する。
等化回路網は、送信媒体(例えば、バックプレーン)上のドライバによって送信されたデータ信号を、受信するように構成された受信機のコンポーネントとなり得る。等化回路網は、送信媒体によって生じた減衰を補償するデータ信号にゲインを提供し得る。
等化回路網は、データ信号に提供されるゲイン量を決定するために、制御入力によって制御される等化ステージを含み得る。等化回路網およびステージは、Maangatらによる特許文献1(2005年7月14日出願)に非常に詳細に議論されており、本明細書において、その全体を参考として、援用する。
従来、等化ステージのための制御入力は、コンパレータ、チャージポンプおよびコンデンサのようなアナログ回路網を用いて生成されてきた。特に、コンパレータは、パルスを出力して、等化ステージが提供するゲインが多すぎないか、少なすぎないかを決定し得る。コンパレータからのパルス受信に応答して、等化ステージ用の制御入力を調整するために、チャージポンプがコンデンサの電圧を増加または減少し得る。
しかしながら、このアプローチには、幾つかの弱点がある。一つの弱点は、チャージポンプは、コンデンサの電圧レベルを維持するために、充電/放電を提供しなくてはならないことである。それゆえ、等化回路網において、的確なインクリメントでゲイン量を調整することは困難である。なぜなら、チャージポンプの充電/放電動作は、電流値およびコンパレータからの有効時間パルスの継続時間に依存し、この双方が制御困難だからである。もう一つの弱点は、コンデンサからの電流リークによってジッタが増加し、等化回路網に対する適切な制御入力が決定された後、制御入力がロックされないことである。このアナログアプローチでは、最適等化においては、コンデンサが充電に50%の時間を割き、放電に50%の時間を割くので、ヒステリシスは、ジッタ削減の一助となるように加えられ得ない。
米国特許出願第11/182,658号明細書
(発明の概要)
デジタル制御回路網は、等化ステージが減衰データ信号に適切なゲイン量を提供するように、等化ステージに対する制御入力を決定するために使用され得る。デジタル制御回路網は、コンパレータ、プログラマブルアップダウンカウンタ、1つ以上のデジタルアナログ(D/A)変換器、および、ヒステリシス回路網を含み得る。
デジタル制御回路網は、等化ステージが減衰データ信号に適切なゲイン量を提供するように、等化ステージに対する制御入力を決定するために使用され得る。デジタル制御回路網は、コンパレータ、プログラマブルアップダウンカウンタ、1つ以上のデジタルアナログ(D/A)変換器、および、ヒステリシス回路網を含み得る。
コンパレータは、データ信号を等化ステージの出力と比較し、等化ステージがデータ信号に提供しているゲインが、多すぎないか、あるいは、少なすぎないかを示す出力を生成する。
カウンタは、コンパレータの出力に基づいて、そのカウンタ値を調整し得る。カウンタ値は、等化ステージによって生成されたゲイン量に直接影響を与える。例えば、コンパレータが、等化ステージが過度のゲインを提供していることを示す場合、カウンタは、等化ステージが、ゲインを減らして提供するようにカウンタ値を調整し得る。別の例として、コンパレータが、等化ステージが十分なゲインを提供していないことを示す場合、カウンタは、等化ステージが、ゲインを増して提供するようにカウンタ値を調整し得る。
D/A変換器は、リファレンス電圧内で固定インクリメントのアナログ電圧を生成するように、構成され得る。D/A変換器に入力されるカウンタ値は、生成されるアナログ出力を示す。アナログ電圧は、等化ステージの1つに、制御入力として印加され得る。個別のD/A変換器が、等化回路ステージに提供され得る。
カウンタは、等化ステージ用の制御入力を決定するシーケンスを決定するステートマシーンを含み得る。このアプローチにおいて、ステートマシーンは、一度に、D/A変換器にカウンタ値を提供し得る。
カウンタおよびD/A変換器の分解能は、プログラマブルであり得る。例えば、カウンタおよびD/A変換器の分解能を上げると、等化回路網が、データ信号の減衰に対し、より厳密に補償することが可能となる。一部の実施形態では、カウンタ内のステートマシーンは、等化ステージに対する、より厳密な制御入力を決定するために、カウンタおよび/またはD/A変換器の分解能を調整し得る。
ヒステリシス回路網は、クロック信号をカウンタに、選択的に提供し得る。クロック信号は、いかにすれば、素早く等化回路網がデータ信号の減衰を補償できるかを決定し得る。ヒステリシス回路網は、コンパレータの出力が安定な場合(すなわち、クロック信号の特定のサイクル数にわたって、出力が変化しない)、クロック信号をカウンタにルーティングし得る。ヒステリシス回路網は、コンパレータの出力が不安定な場合(すなわち、クロック信号の特定のサイクル数にわたって、出力が値を変化する)、クロック信号をカウンタから分離し得る。これが、通常、等化回路網が、データ信号に、データ信号の減衰を補償するために、ほぼ必要なゲイン量を提供する指示である。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
減衰したデータ信号に提供されるゲイン量を制御する回路網であって、
制御信号に応答するゲインをデータ信号に提供するように構成された等化ステージと、
該ゲイン量が、該データ信号の減衰を補償するのに必要な量より多いか少ないかを示す表示する出力を生成するように構成されたコンパレータと、
該コンパレータの出力に基づき、カウンタ値を調整するように構成されたカウンタと、
該カウンタ値に基づき、該制御信号を生成するように構成されたデジタルアナログ変換器と
を備える、回路網。
減衰したデータ信号に提供されるゲイン量を制御する回路網であって、
制御信号に応答するゲインをデータ信号に提供するように構成された等化ステージと、
該ゲイン量が、該データ信号の減衰を補償するのに必要な量より多いか少ないかを示す表示する出力を生成するように構成されたコンパレータと、
該コンパレータの出力に基づき、カウンタ値を調整するように構成されたカウンタと、
該カウンタ値に基づき、該制御信号を生成するように構成されたデジタルアナログ変換器と
を備える、回路網。
(項目2)
上記カウンタにクロック信号を選択的に提供するように構成されたヒステリシス回路網をさらに備え、該カウンタは該クロック信号の特定の変移で上記カウンタ値を調整する、項目1に記載の回路網。
上記カウンタにクロック信号を選択的に提供するように構成されたヒステリシス回路網をさらに備え、該カウンタは該クロック信号の特定の変移で上記カウンタ値を調整する、項目1に記載の回路網。
(項目3)
上記コンパレータの出力が、上記クロック信号の所定のサイクル数内に変化する場合、上記クロック信号は、上記カウンタに提供されない、項目2に記載の回路網。
上記コンパレータの出力が、上記クロック信号の所定のサイクル数内に変化する場合、上記クロック信号は、上記カウンタに提供されない、項目2に記載の回路網。
(項目4)
上記コンパレータの出力が、上記クロック信号の所定のサイクル数の間に変化しない場合、上記クロック信号は、上記カウンタに提供される、項目2に記載の回路網。
上記コンパレータの出力が、上記クロック信号の所定のサイクル数の間に変化しない場合、上記クロック信号は、上記カウンタに提供される、項目2に記載の回路網。
(項目5)
追加の制御信号に応答する追加のゲインを提供するため、上記等化ステージに直列に結合された追加の等化ステージと、
上記カウンタ値に基づき、該追加の制御信号を生成するように構成された追加のデジタルアナログ変換器と
をさらに備える、項目1に記載の回路網。
追加の制御信号に応答する追加のゲインを提供するため、上記等化ステージに直列に結合された追加の等化ステージと、
上記カウンタ値に基づき、該追加の制御信号を生成するように構成された追加のデジタルアナログ変換器と
をさらに備える、項目1に記載の回路網。
(項目6)
上記カウンタは、上記デジタルアナログ変換器および上記追加のデジタルアナログ変換器が、上記カウンタ値を受け取るシーケンスを決定するように構成されたステートマシンをさらに備える、項目5に記載の回路網。
上記カウンタは、上記デジタルアナログ変換器および上記追加のデジタルアナログ変換器が、上記カウンタ値を受け取るシーケンスを決定するように構成されたステートマシンをさらに備える、項目5に記載の回路網。
(項目7)
上記カウンタは、上記カウンタ値のビット数を制御するために、プログラマブルである、項目1に記載の回路網。
上記カウンタは、上記カウンタ値のビット数を制御するために、プログラマブルである、項目1に記載の回路網。
(項目8)
上記デジタルアナログ変換器は、上記制御信号の分解能を制御するために、プログラマブルである、項目1に記載の回路網。
上記デジタルアナログ変換器は、上記制御信号の分解能を制御するために、プログラマブルである、項目1に記載の回路網。
(項目9)
上記デジタルアナログ変換器は、上記制御信号の電圧範囲を規定するために、2つのリファレンス電圧を受け取るように構成される、項目1に記載の回路網。
上記デジタルアナログ変換器は、上記制御信号の電圧範囲を規定するために、2つのリファレンス電圧を受け取るように構成される、項目1に記載の回路網。
(項目10)
上記コンパレータは、上記制御信号の減衰を補償するのに十分なゲイン量を規定するために、プログラマブルである、項目1に記載の回路網。
上記コンパレータは、上記制御信号の減衰を補償するのに十分なゲイン量を規定するために、プログラマブルである、項目1に記載の回路網。
(項目11)
減衰したデータ信号に提供されるゲイン量を制御する方法であって、
制御信号に応答するゲイン量のゲインをデータ信号に提供することと、
該ゲイン量が、該データ信号の減衰を補償するのに必要なゲイン量より多いか少ないかを決定することと、
該必要なゲイン量より多いか少ないかに基づき、カウンタ用のカウンタ値を調整することと、
該カウンタ値に基づく該制御信号を生成するために、デジタルアナログ変換器を用いることと
を包含する、方法。
減衰したデータ信号に提供されるゲイン量を制御する方法であって、
制御信号に応答するゲイン量のゲインをデータ信号に提供することと、
該ゲイン量が、該データ信号の減衰を補償するのに必要なゲイン量より多いか少ないかを決定することと、
該必要なゲイン量より多いか少ないかに基づき、カウンタ用のカウンタ値を調整することと、
該カウンタ値に基づく該制御信号を生成するために、デジタルアナログ変換器を用いることと
を包含する、方法。
(項目12)
上記カウンタにクロック信号を選択的に提供することをさらに包含し、上記カウンタ値の調整は該クロック信号の特定の変移で発生する、項目11に記載の方法。
上記カウンタにクロック信号を選択的に提供することをさらに包含し、上記カウンタ値の調整は該クロック信号の特定の変移で発生する、項目11に記載の方法。
(項目13)
上記決定の結果が、上記クロック信号の所定のサイクル数内に変化する場合、上記クロック信号は、上記カウンタに提供されない、項目12に記載の方法。
上記決定の結果が、上記クロック信号の所定のサイクル数内に変化する場合、上記クロック信号は、上記カウンタに提供されない、項目12に記載の方法。
(項目14)
上記決定の結果が、上記クロック信号の所定のサイクル数内に変化しない場合、上記クロック信号は、上記カウンタに提供される、項目12に記載の方法。
上記決定の結果が、上記クロック信号の所定のサイクル数内に変化しない場合、上記クロック信号は、上記カウンタに提供される、項目12に記載の方法。
(項目15)
上記カウンタ値に基づき、追加の等化ステージ用の追加の制御信号を生成することをさらに包含する、項目11に記載の方法。
上記カウンタ値に基づき、追加の等化ステージ用の追加の制御信号を生成することをさらに包含する、項目11に記載の方法。
(項目16)
上記制御信号および上記追加の制御信号を生成するために、上記カウンタ値を使用するシーケンスを決定することをさらに包含する、項目15に記載の方法。
上記制御信号および上記追加の制御信号を生成するために、上記カウンタ値を使用するシーケンスを決定することをさらに包含する、項目15に記載の方法。
(項目17)
上記カウンタは、上記カウンタ値のビット数を制御するために、プログラマブルである、項目11に記載の方法。
上記カウンタは、上記カウンタ値のビット数を制御するために、プログラマブルである、項目11に記載の方法。
(項目18)
上記デジタルアナログ変換器は、上記制御信号の分解能を制御するために、プログラマブルである、項目11に記載の方法。
上記デジタルアナログ変換器は、上記制御信号の分解能を制御するために、プログラマブルである、項目11に記載の方法。
(項目19)
上記制御信号の電圧範囲を規定するために、上記デジタルアナログ変換器を用いて2つのリファレンス電圧を受け取ることをさらに包含する、項目11に記載の方法。
上記制御信号の電圧範囲を規定するために、上記デジタルアナログ変換器を用いて2つのリファレンス電圧を受け取ることをさらに包含する、項目11に記載の方法。
(項目20)
上記コンパレータは、上記制御信号の減衰を補償するのに十分なゲイン量を規定するために、プログラマブルである、項目11に記載の方法。
上記コンパレータは、上記制御信号の減衰を補償するのに十分なゲイン量を規定するために、プログラマブルである、項目11に記載の方法。
(摘要)
等化回路網は、送信媒体によって生じるデータ信号の減衰を補償するために使用され得る。等化回路網用の制御回路網は、データ信号に提供されるゲイン量を制御する等化ステージ用の制御入力を生成し得る。コンパレータは、等化回路網からのゲインが所望のゲイン量より多いか少ないかを決定し得る。プログラマブルアップダウンカウンタが、コンパレータの出力に基づきカウンタ値を調整し得る。カウンタ値は、1つ以上のデジタルアナログ変換器を使用して1つ以上のアナログ電圧に変換され得る。これらアナログ電圧は、等化ステージに制御入力として提供され得る。制御回路網は、等化ステージによって生成されたゲインが所望のゲイン量に近いとき、カウンタ値が調整されないように、ヒステリシス回路網を含み得る。
等化回路網は、送信媒体によって生じるデータ信号の減衰を補償するために使用され得る。等化回路網用の制御回路網は、データ信号に提供されるゲイン量を制御する等化ステージ用の制御入力を生成し得る。コンパレータは、等化回路網からのゲインが所望のゲイン量より多いか少ないかを決定し得る。プログラマブルアップダウンカウンタが、コンパレータの出力に基づきカウンタ値を調整し得る。カウンタ値は、1つ以上のデジタルアナログ変換器を使用して1つ以上のアナログ電圧に変換され得る。これらアナログ電圧は、等化ステージに制御入力として提供され得る。制御回路網は、等化ステージによって生成されたゲインが所望のゲイン量に近いとき、カウンタ値が調整されないように、ヒステリシス回路網を含み得る。
本発明のさらなる特徴、その性質および様々な優位性は、添付図面および以下の好ましい実施形態の詳細な説明から、より明確になる。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
図1は、従来技術に従うアナログ制御の等化回路網100の例示的な回路図である。等化回路網100は、等化ステージ102、アナログ制御回路網104、および、コンパレータ112を含み得る。
図1は、従来技術に従うアナログ制御の等化回路網100の例示的な回路図である。等化回路網100は、等化ステージ102、アナログ制御回路網104、および、コンパレータ112を含み得る。
等化ステージ102は、任意の適切な数のステージを含み得る。これらステージは直列に接続され得る。等化ステージ102については、本明細書では、以下に、単一のステージを有するものとして議論される。等化ステージ102は、データ信号を生成し、データ信号にゲインを提供し得る。等化ステージ102は、その伝達関数に、ゼロを入れることで、ゲインを生成し得る。また、ゲイン量は、ゼロが位置されるべき場所を指示する制御入力によって、制御され得る。制御入力は、アナログ制御回路網104を備えたフィードバックループ内のコンパレータ112を用いて決定され得る。
コンパレータ112は、等化ステージ102の出力と、入ってくるデータ信号を比較して、等化ステージ102が、入ってくるデータ信号に、データ信号の減衰を補償するのに
十分なゲインを提供しているかどうかを決定する。例えば、等化ステージ112の出力エネルギが、入ってくるデータ信号のエネルギに、データ信号の期待される減衰に等しいオフセットを加えたものに等しいかどうかを、コンパレータ112は決定し得る。コンパレータ112は、入ってくるデータ信号におけるゲインが、過大な提供であるか、不十分な提供であるかを表示する出力信号を生成し得る。一部の実施形態では、コンパレータ112の出力は、パルスであり得る。
十分なゲインを提供しているかどうかを決定する。例えば、等化ステージ112の出力エネルギが、入ってくるデータ信号のエネルギに、データ信号の期待される減衰に等しいオフセットを加えたものに等しいかどうかを、コンパレータ112は決定し得る。コンパレータ112は、入ってくるデータ信号におけるゲインが、過大な提供であるか、不十分な提供であるかを表示する出力信号を生成し得る。一部の実施形態では、コンパレータ112の出力は、パルスであり得る。
アナログ制御回路網104は、等化ステージ102の制御入力を調整するために、コンパレータ112からの出力を受信する。アナログ制御回路網104は、プログラマブル電流ソース106および108、ならびに、積分コンデンサ110を含み得る。一部の実施形態において、プログラマブル電流ソース106および108、ならびに、積分コンデンサ110は、チャージポンプとして一緒にインプリメントされ得る。コンパレータ112の出力に基づいて、アナログ制御回路網104は、制御入力を増加または減少し得る。順に、制御入力は、等化ステージ102によってデータ信号に提供されたゲイン量に影響を与える。コンパレータ112の出力がパルスの場合、アナログ制御回路網104は、パルス継続時間にわたって、等化ステージ102によって提供されたゲインを調整し得る。
制御入力は、等化ステージ102のゲインとともに、単調に増加、あるいは、単調に減少し得る。例えば、コンパレータ112が、等化ステージ102のゲインを増加すべきと指示した場合において、制御入力が等化ステージ102のゲインとともに単調に増加する場合、アナログ制御回路網104は、制御入力を増加し得る。別の例として、コンパレータ112が、等化ステージ102のゲインを増加すべきと表示した場合において、制御入力が等化ステージ102のゲインとともに単調に減少する場合、アナログ制御回路網104は、制御入力を減少し得る。
制御入力を増加することは、プログラマブル電流ソース108の電流出力に対してプログラマブル電流ソース106の電流出力を増加することで達成され得る。制御入力を減少することは、プログラマブル電流ソース106の電流出力に対してプログラマブル電流ソース108の電流出力を増加することで達成され得る。
等化回路網100は、インプリメントするのが比較的シンプルであるが、等化ステージ102を制御するために、アナログ回路網を使用することには、弱点がある。第一に、プログラマブル電流ソース106および108の一方が、積分コンデンサ110上で電荷を維持するために、電流を継続的に提供しなくてはならない。データ信号に提供されるゲイン量は、的確に制御され得ない。なぜなら、ゲイン量は、コンパレータ112によって生成されたパルスの電流値と継続時間に依存し、この双方が制御困難だからである。第二に、コンデンサ110からの電流リークによってジッタが増加し、アナログ制御回路網104は、適切な制御入力が決定された後ですら、制御入力がロックするように構成され得ないからである。このアナログアプローチにおいては、ヒステリシスは、ジッタ削減の一助となるように加えられ得ない。なぜなら、最適等化において、コンデンサが50%の時間を充電に割き、50%の時間を放電に割くからである。等化ステージを有するアナログ回路網は、以下に記載されるように、等化ステージを有するデジタル制御回路網をインプリメントすることによって、克服され得る。
図2は、本発明に従うデジタル制御の等化回路網200の例示的な回路図である。等化回路網200は、等化ステージ202、カウンタ204、デジタルアナログ(D/A)変換器208および210、コンパレータ212、ならびに、ヒステリシス回路網214を含み得る。
等化回路網202は、等化ステージ102(図1)と同様に、伝達関数に、1つ以上のゼロを挿入することで、ゲインを生成し得る。ゲイン量は、データ信号の減衰を補償するために、入ってくるデータ信号に提供され得る。以下、本明細書において、限定を目的とするのではなく、例示を目的として、等化ステージは、2つのステージを有するものとして、議論される。本発明の範囲を逸脱することなく、等化ステージ202は任意の数のステージを含み得ることは、当業者なら理解されるべきである。
各等化ステージ202は、そのステージにおけるゼロの位置を制御するアナログ制御入力を受け得る。一部の実施形態では、幅広い周波数範囲にわたって、ゼロがスタガされるように、ゼロの位置は、異なる範囲から選択され得る。データ信号を等化するための制御入力は、フィードバックループに、コンパレータ212をカウンタ204、ならびに、D/A変換器208および210とともにインプリメントすることで決定され得る。
コンパレータ112(図1)と同様に、コンパレータ212は、等化ステージ202がデータ信号の減衰を補償するのに、十分なゲインを提供しているかどうかを決定し得る。一部の実施形態において、コンパレータ212は、データ信号の予測される減衰量に等しいオフセットを格納するために、ユーザによって構成され得るコンフィギュラブルRAMを含み得る。オフセットは、等化ステージ202がデータ信号に十分なゲインを提供しているかどうかを決定するために、使用され得る。例えば、ユーザは、1Gbpsのデータ信号に対してオフセットを15dBに等しくなるように設定し得る。コンパレータ212が、等化ステージ202がデータ信号に十分なゲインを提供していないと決定した場合、コンパレータ212は、等化ステージ202がゲインをより多く生成するべきか、あるいは、より少なく生成するべきかを示す信号を出力し得る。
デジタル制御回路網は、等化ステージ202がコンパレータ212の出力に従って、ゲインをより多く、あるいは、より少なく生成するように、等化ステージ202に対する制御入力を調整し得る。カウンタ204ならびにD/A変換器208および210は、等化ステージ202に対する制御入力を調整するために、提供され得る。
デジタル制御回路網は、等化ステージ202がコンパレータ212の出力に従って、ゲインをより多く、あるいは、より少なく生成するように、等化ステージ202に対する制御入力を調整し得る。カウンタ204ならびにD/A変換器208および210は、等化ステージ202に対する制御入力を調整するために、提供され得る。
カウンタ204は、2^nの値の範囲にわたって、nビットカウンタ値を選択的に、インクリメントまたはデクリメントできるアップダウンカウンタであり得る。カウンタ204は、コンパレータ212の出力に基づいて、カウンタ値をインクリメントまたはデクリメントし得る。一部の実施形態において、カウンタ値は、データ信号のゲインとともに、単調にインクリメントし得る。本アプローチにおいて、カウンタ204は、アップ制御信号を受信したとき、カウンタ値を増加し得る。一部の実施形態において、カウンタ値は、データ信号のゲインとともに、単調に減少し得る。本アプローチにおいて、カウンタ204は、ダウン制御信号を受信したとき、カウンタ値をデクリメントし得る。
カウンタ204は、また、等化回路網200がデータ信号の減衰を補償する速度を決定するクロック信号も受信し得る。例えば、カウンタ値を2ミリ秒に1回ずつ調整するカウンタ204は、カウンタ値を1ミリ秒に1回ずつ調整するカウンタ204のように速く、データ信号の減衰を補償できない。一部の実施形態において、カウンタ204は、立ち上がりに合致(align)され得る。このアプローチにおいて、カウンタ204は、クロック信号の立ち上がりで、カウンタ値のインクリメントまたはデクリメントが有効とされる。一部の実施形態において、カウンタ204は、立ち下がりに合致される。このアプローチにおいて、カウンタ204は、クロック信号の立ち下がりで、カウンタ値のインクリメントまたはデクリメントが有効とされる。
一部の実施形態において、カウンタ204は、プログラマブルであり得る。カウンタ204は、任意の適切なビット長のカウンタ値でインクリメントまたはデクリメントするようにプログラムされ得る。例えば、ユーザは、カウンタ204が3ビットカウンタ値または8ビットカウンタ値をインクリメントまたはデクリメントするようにプログラムし得る。カウンタ204は、追加された最上位(most significant)ビットをゼロに設定することで、カウンタ値のビット数を増加し得る。カウンタ204は、最下位(least significant)ビットの必要数を除去することで、カウンタ値のビット数を減少し得る。一部の実施形態において、カウンタ204は、カウンタ値のビット数を設定する値を格納するように構成されるコンフィギュラブルRAMを含み得る。
カウンタ204は、ステートマシーン206を含み得る。一部の実施形態において、ステートマシーン206は、カウンタ204を初期化するカウンタ値を決定し得る。カウンタ204は、0〜2^n−1の範囲の任意の適切なカウンタ値で初期化され得る。一部の実施形態において、ステートマシーン206は、データ信号の減衰を結果として補償することになるカウンタ値に近いカウンタ値を選択し得る。例えば、カウンタ値[0100111]が、データ信号の減衰を補償する制御入力を生成する場合、ステートマシン206は、カウンタ値を[1111111]と初期化し得る。なぜなら、こうすると、カウンタ値を[0000000]で初期化する場合に比べ、結果として、正しい制御入力をより速く決定できるからである。
ステートマシーン206は、また、カウンタ204がD/A変換器208および210にカウンタ値を提供するシーケンスも制御し得る。例えば、ステートマシン206は、まず、D/A変換器208が、D/A変換器208に結合された等化ステージ用の制御入力を決定できるようにし得て、次いで、D/A変換器210が、D/A変換器210に結合された等化ステージ用の制御入力を決定できるようにし得る。他の例として、ステートマシーン206は、D/A変換器208および210に対するカウンタ値を、他のD/A変換器に切り替わる前に、特定の回数、インクリメントまたはデクリメントできるようにし得る。カウンタ204は、カウンタ値の追跡を見失うことなく、ステートマシーン206にD/A変換器208および210間においてスイッチさせるために、D/A変換器208および210の一方または双方に対する最後のカウンタ値を格納するためのメモリを含み得る。本アプローチにおいて、D/A変換器208および210の一方の現在のカウンタ値は、メモリ内に格納され得る。それに対し、D/A変換器208および210の他方は、メモリから取り出され得る。
ステートマシン206は、また、カウンタ204、ならびに、D/A変換器208および210の分解能も調整し得る。一部の実施形態において、この調整は、等化ステージ202をキャリブレーションするのに必要とされるカウンタ値調整の回数を減らすことによってなされ得る。例えば、ステートマシン206は、一度にビット値を決定するために、カウンタ値にビットを加え得る。ステートマシーン206は、まず、出力電圧範囲のどちらの半分に、等化ステージ202に対する正しい制御入力が常駐するか(例えば、前半)を決定するために、カウンタ値サイズを1に設定する。ステートマシーン206は、次いで、出力電圧範囲のどちらの四分の一の区域に、等化ステージ202に対する理想的な制御入力が常駐するか(例えば、前半の後半)を決定するために、カウンタ値サイズを2に増やし得る。ステートマシーン206は、正しい制御入力が決定されるまで、カウンタ値サイズを増やし続け得る。本アプローチは、正しいカウンタ値が決定されるまで、カウンタ値の範囲を端から端まで当たることに比べ、カウンタ値の調整回数を大幅に減らす。
一部の実施形態において、ステートマシーン206は、カウンタ値が下端までデクリメントした場合(例えば、[000]または[0000])、あるいは、カウンタ値が上端までインクリメントした場合(例えば、[111]または[1111])、カウンタ値を保持するように構成され得る。本アプローチにおいて、ステートマシーン206は、カウンタ204が反対の端でリセットされること、および、同じ端に達するためだけにのみ、カウンタ値の全範囲を再度端から端まで当たることを避けることができる。
D/A変換器208および210は、カウンタ204のカウンタ値を、2つのリファレンス電圧の範囲内にあるアナログ電圧に、それぞれ変換し得る。等化ステージ202が3ステージ以上ある場合、各等化ステージに対する制御入力を生成するために、追加のD/A変換器が設けられ得る。
一部の実施形態において、D/A変換器208および210は、同じリファレンス電圧を供給され得る。一部の実施形態において、D/A変換器208および210は、異なる周波数範囲でゼロを挿入する等化ステージを可能とするために、異なるリファレンス電圧を供給され得る。
D/A変換器208および210は、カウンタ204が生成するビットと同じだけ、ビットを受信するように構成され得る、一部の実施形態において、D/A変換器208および210は、カウンタ204の任意のビット長カウンタ値をアナログ電圧に変換するようにプログラマブルであり得る。一部の実施形態において、D/A変換器208および210は、D/A変換器の分解能を設定する値を格納するコンフィギュラブルRAMを含み得る。
D/A変換器208および210は、そのそれぞれのリファレンス電圧内で、固定インクリメントのアナログ電圧を生成するように構成され得る。D/A変換器に入力されるカウンタ値は、生成されるアナログ出力を示す。例えば、3ビットカウンタ値が、D/A変換器208に入力される場合、D/A変換器208は、リファレンス電圧内で、8つの等間隔にあるアナログ出力を生成する。カウンタ値が[010]なら、アナログ出力は、どのようにD/A変換器208が構成されるかに依存し、リファレンス電圧のうちの1つからの第三の電圧である。D/A変換器は、カウンタ値に基づき、アナログ出力を一貫して正確に再生可能であり得る。
ヒステリシス回路214は、等化回路200の適応速度を制御するために設けられ得る。ヒステリシス回路214は、クロック信号と、コンパレータ212からの出力を受信し得る。コンパレータ212からの出力は、カウンタ204にルーティングされ得る。
コンパレータ212からの出力と異なり、ヒステリシス回路網214は、クロック信号をカウンタ204に選択的に提供し得る。特に、コンパレータ212の出力が不安定である(すなわち、出力の値が頻繁に値を変化する)場合、それは、制御入力が、データ信号の減衰を補償するのに、正しい制御入力に近いことの指示である。コンパレータの出力が不安定性を示す場合、正しい制御入力は、D/A変換器208および210によって提供されるディスクリートなアナログ電圧出力とともに、得られない。この場合、ヒステリシス回路214は、カウンタ204が等化ステージ202用の制御入力を不必要に変化させることを妨ぐために、カウンタ204にクロック信号を提供し得ない。コンパレータ212が安定である(すなわち、所定のクロックサイクル数にわたって、出力が変化しない)場合、ヒステリシス回路は、カウンタ204にクロック信号を提供し得る。
一部の実施形態において、ヒステリシス回路214は、また、不安定性が検出されるとき、カウンタ204の分解能を高めるように、ステートマシーン206に指示し得る。こうして、D/A変換器208および210が、制御入力の調整が途切れるまで、より緻密な制御入力を生成することが可能となり得る。
上記の記述は、本発明の原理を例示的に示したに過ぎず、また、当業者によって、本発明の範囲と精神から逸脱することなく、様々な変更がなされ得る。
200 デジタル制御等化回路網
202 等化ステージ
204 アップダウンカウンタ
206 ステートマシン
208、210 デジタルアナログ(D/A)変換器
212 コンパレータ
214 ヒステリシス回路網
202 等化ステージ
204 アップダウンカウンタ
206 ステートマシン
208、210 デジタルアナログ(D/A)変換器
212 コンパレータ
214 ヒステリシス回路網
Claims (20)
- 減衰したデータ信号に提供されるゲイン量を制御する回路網であって、
制御信号に応答するゲインをデータ信号に提供するように構成された等化ステージと、
該ゲイン量が、該データ信号の減衰を補償するのに必要な量より多いか少ないかを示す表示する出力を生成するように構成されたコンパレータと、
該コンパレータの出力に基づき、カウンタ値を調整するように構成されたカウンタと、
該カウンタ値に基づき、該制御信号を生成するように構成されたデジタルアナログ変換器と
を備える、回路網。 - 前記カウンタにクロック信号を選択的に提供するように構成されたヒステリシス回路網をさらに備え、該カウンタは該クロック信号の特定の変移で前記カウンタ値を調整する、請求項1に記載の回路網。
- 前記コンパレータの出力が、前記クロック信号の所定のサイクル数内に変化する場合、前記クロック信号は、前記カウンタに提供されない、請求項2に記載の回路網。
- 前記コンパレータの出力が、前記クロック信号の所定のサイクル数の間に変化しない場合、前記クロック信号は、前記カウンタに提供される、請求項2に記載の回路網。
- 追加の制御信号に応答する追加のゲインを提供するため、前記等化ステージに直列に結合された追加の等化ステージと、
前記カウンタ値に基づき、該追加の制御信号を生成するように構成された追加のデジタルアナログ変換器と
をさらに備える、請求項1に記載の回路網。 - 前記カウンタは、前記デジタルアナログ変換器および前記追加のデジタルアナログ変換器が、前記カウンタ値を受け取るシーケンスを決定するように構成されたステートマシンをさらに備える、請求項5に記載の回路網。
- 前記カウンタは、前記カウンタ値のビット数を制御するために、プログラマブルである、請求項1に記載の回路網。
- 前記デジタルアナログ変換器は、前記制御信号の分解能を制御するために、プログラマブルである、請求項1に記載の回路網。
- 前記デジタルアナログ変換器は、前記制御信号の電圧範囲を規定するために、2つのリファレンス電圧を受け取るように構成される、請求項1に記載の回路網。
- 前記コンパレータは、前記制御信号の減衰を補償するのに十分なゲイン量を規定するために、プログラマブルである、請求項1に記載の回路網。
- 減衰したデータ信号に提供されるゲイン量を制御する方法であって、
制御信号に応答するゲイン量のゲインをデータ信号に提供することと、
該ゲイン量が、該データ信号の減衰を補償するのに必要なゲイン量より多いか少ないかを決定することと、
該必要なゲイン量より多いか少ないかに基づき、カウンタ用のカウンタ値を調整することと、
該カウンタ値に基づく該制御信号を生成するために、デジタルアナログ変換器を用いることと
を包含する、方法。 - 前記カウンタにクロック信号を選択的に提供することをさらに包含し、前記カウンタ値の調整は該クロック信号の特定の変移で発生する、請求項11に記載の方法。
- 前記決定の結果が、前記クロック信号の所定のサイクル数内に変化する場合、前記クロック信号は、前記カウンタに提供されない、請求項12に記載の方法。
- 前記決定の結果が、前記クロック信号の所定のサイクル数内に変化しない場合、前記クロック信号は、前記カウンタに提供される、請求項12に記載の方法。
- 前記カウンタ値に基づき、追加の等化ステージ用の追加の制御信号を生成することをさらに包含する、請求項11に記載の方法。
- 前記制御信号および前記追加の制御信号を生成するために、前記カウンタ値を使用するシーケンスを決定することをさらに包含する、請求項15に記載の方法。
- 前記カウンタは、前記カウンタ値のビット数を制御するために、プログラマブルである、請求項11に記載の方法。
- 前記デジタルアナログ変換器は、前記制御信号の分解能を制御するために、プログラマブルである、請求項11に記載の方法。
- 前記制御信号の電圧範囲を規定するために、前記デジタルアナログ変換器を用いて2つのリファレンス電圧を受け取ることをさらに包含する、請求項11に記載の方法。
- 前記コンパレータは、前記制御信号の減衰を補償するのに十分なゲイン量を規定するために、プログラマブルである、請求項11に記載の方法。
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