JP2007094100A - 光変調器 - Google Patents

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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

【課題】
主マッハツェンダ型導波路の2つの各主分岐導波路に副マッハツェンダ型導波路を組み込む構成を有する光変調器においても、バイアス自動制御回路を用いて高精度なバイアス設定が可能であり、スプリアスの劣化を防止した光変調器を提供すること。
【解決手段】
電気光学効果を有する基板1と、該基板上に形成された導波路であり、主マッハツェンダ型導波路MMZの2つの各主分岐導波路に副マッハツェンダ型導波路SMZ1,2を組み込む構造を有する導波路と、該導波路を伝搬する光波を制御する制御用電極とを有する光変調器において、各副マッハツェンダ型導波路における光波の位相条件をπ/2とし、2つの主分岐導波路の合波部における光波の位相条件をπ又は0となるように制御することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、光変調器に関し、特に、主マッハツェンダ型導波路の2つの各主分岐導波路に副マッハツェンダ型導波路を組み込む構成を有する光変調器に関する。
光通信分野や光計測分野において、光周波数を数Hz〜数十GHzのシフト量で任意に、かつ高精度・高速に切り替える技術が求められている。
光周波数の切り替えは、光源の発振周波数を制御することで実現可能であるが、内部の基準エタロンを温度制御する方法やエタロンフィルタの回転を厳密制御する方法(非特許文献1参照)など、極めて高精度な技術が要求されると同時に、応答性が悪いという課題がある。
A.FRENKEL et al.,"INLINE TUNABLE ETALON FILTER",ELECTRON LETTERS,4th Feb.1988,Vol.24,No.3
他方、任意・高精度・高速な光周波数切り替え手段として、光SSB変調器を用いた光周波数切り替え法が提案され、検討が進められている。具体的には、CPFSK信号(Continuous Phase Frequency Shift Keying。デジタルFM変調(FSK)は、位相の連続性を無視して周波数変調する。すなわち周波数f1から周波数f2へ周波数変調すると、周波数の切り替わる瞬間に位相不連続点が発生する。連続位相FSK(CPFSK)は、周波数f1から周波数f2へ切り替わる瞬間でも位相が連続になるようにした信号である。)の生成(非特許文献2参照)、光ファイバ無線システムの信号チャネル切り替え(非特許文献3参照)、及び光スペクトル計測(非特許文献4参照)など多岐にわたる。
T.Sakamono et al.,"Novel modulation scheme for optical continuous-phase frequency-shift keying",OFG2,Optical Fiber Communication & Exposition 2005 橋本他,"ミリ波自己ヘテロダイン伝送方式を用いるRoFリンクにおけるRFチャネル切り替えに関する一検討",C-14-1,電子情報通信学会,2004年総合大会 日隈他,"光SSB変調器を利用した高精度光スペクトル測定",C-14-14,電子情報通信学会,2003年総合大会
また、局発光と信号光とをヘテロダイン検波して電波に変換する光ファイバ無線システムが提案されている(非特許文献5参照)。これは、局発光と信号光との光周波数差から容易に高周波数の無線信号が生成できるシステムである。アンテナ局で生成される電波は、周波数利用効率や送信電力、マルチパス耐性の観点からLSB(Lower Side Band)又はUSB(Upper Side Band)の一方を抑圧した信号が望ましい。もし、光変調信号が予めLSBもしくはUSB成分を抑圧したものであれば、光信号を光/電気変換するだけで、LSB(又はUSB)抑圧型の電波を簡単に得ることができるため、システムを簡素化することが可能なる。
橋本他,"光ミリ波ビート信号生成法を用いた自己ヘテロダイン方式によるリモートアンテナシステムに関する検討",MWP03-6,電子情報通信学会第二種時限研究会,第1回MWP研究会,2003年
さらに、LSB(USB)を抑圧した光変調信号は、光ファイバ伝送中の色分散による生じる伝送電力のペナルティを抑圧することが知られており(非特許文献6又は7参照)、長距離ファイバ伝送の観点からも優れている。
非特許文献6又は7には、マッハツェンダ型(MZ)変調器を2電極駆動してLSB(USB)のみ抑圧した光信号の生成方法について開示されている。しかしながら、当該文献に提案されている光変調方式では、長距離ファイバ伝送させると不要な高調波成分(偶数次)が抑圧できないため、生成された電波は高スプリアス(不要な変調成分が高い電力レベルで生成されていること。「スプリアスの劣化」ともいう。)なものとなる。
このため、すなわちLSB(USB)と高調波成分(偶数次)とを同時に抑圧した光変調方式を実現するため、非特許文献8にトリプル・マッハツェンダ型のLN変調器が提案されている。
W.H.Chen et al.,"Multichannel Single-Sideband SCM/DWDM Transmission Systems",Journal of Lightwave Tech.,Vol.22,No.7,July 2004 G.H.Smith et al.,"Technique for optical SSB generation",Electron Lett.,Vol33,No1,2nd January 1997 橋本他,"ミリ波自己ヘテロダイン/光ヘテロダイン検波方式デジタル地上波配信システム",CS-11-7,電子情報通信学会,2005年総合大会
光周波数シフタに使用される光SSB変調器や、光ファイバ無線システムに使用される光変調器には、LiNbO3(LN)などの電気光学効果を有する基板を使用した光変調器が使用されており、このような光変調器では、外部からDC電圧を印加して適切なバイアス点を設定する必要がある。
LN変調器などの多くの光変調器には、このバイアス電圧を自動的に設定するため、バイアス自動制御回路(ABC)が設けられている。
マッハツェンダ型(MZ)導波路を有する光変調器において、バイアス電圧に対する光出力強度は、図1に示すように変化する。ABCからDC及びパイロット信号を光変調器に供給し、パイロット信号に対応して、光変調器から出力される光出力強度の位相状態をモニタし、図1に示す光出力強度の最大値(点A,理論上の導波路間位相差0)、最小値(点C,同位相差π)、最大値の0.5倍(点B,同位相差π/2)のいずれかでバイアス点を設定することが可能である。
点Bにおけるバイアス調整では、バイアス電圧の変動(パイロット信号の振幅値に相当)に対する光出力強度の変化量が大きいため、バイアス点の設定を高精度に行うことが可能となる。これに対し、点A又は点Bにおけるバイアス調整では、バイアス電圧の変動に対する光出力強度の変化量が少ないため、高精度なバイアス調整は困難となる。
他方、図2に示すように、従来の光SSB変調器を用いた光周波数シフタでは、各副マッハツェンダ型導波路(SMZ1,SMZ2)における導波路間の位相差をπに設定し、主マッハツェンダ型導波路(MMZ)の導波路間位相差をπ/2に設定することが行われている。各位相条件は厳密に設定されない場合には、スプリアスの劣化を招き、光周波数シフタとしての機能を発揮することができない。
また、図6に示すように、非特許文献8のようなトリプル・マッハツェンダ型のLN変調器を用いた場合には、各副マッハツェンダ型導波路(SMZ)の導波路間位相差をπに設定し、主マッハツェンダ型導波路(MMZ)の導波路間位相差をπ/2に設定することが行われている。この場合も、各位相条件は厳密に設定されない場合には、スプリアスの劣化を招き、生成された電波は無線システムにおいて有効に使用することができないものとなる。
図2及び図6の場合においては、SMZの位相条件として、πを与える光導波路が二箇所存在し、上述したように導波路間位相差がπとなるバイアス調整は高精度な設定が難しいため、ABCを利用したバイアス設定を行った場合には、スプリアスの劣化を招くこととなる。
また、SMZの位相条件がπである場合には、SMZからの光出力強度が最小となるため、MMZの位相条件であるπ/2を調整するための十分な光強度が確保できず、MMZのバイアス設定も困難となるという問題を生じていた。
本発明が解決しようとする課題は、上述した問題を解決し、主マッハツェンダ型導波路の2つの各主分岐導波路に副マッハツェンダ型導波路を組み込む構成を有する光変調器においても、バイアス自動制御回路を用いて高精度なバイアス設定が可能であり、スプリアスの劣化を防止した光変調器を提供することである。
請求項1に係る発明では、電気光学効果を有する基板と、該基板上に形成された導波路であり、主マッハツェンダ型導波路の2つの各主分岐導波路に副マッハツェンダ型導波路を組み込む構造を有する導波路と、該導波路を伝搬する光波を制御する制御用電極とを有する光変調器において、各副マッハツェンダ型導波路における光波の位相条件をπ/2とし、2つの主分岐導波路の合波部における光波の位相条件をπとなるように制御することを特徴とする。
請求項2に係る発明では、請求項1に記載の光変調器において、該基板はZカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、各副マッハツェンダ型導波路における一方の副分岐導波路の一部に分極反転領域が形成され、変調信号の位相差を0°及び90°となるように調整し、各副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を印加すると共に、該分極反転領域が形成された2つの副分岐導波路に設けられた変調電極には0°と90°の異なる変調信号を印加することを特徴とする。
請求項3に係る発明では、請求項1に記載の光変調器において、該基板はZカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、変調信号の位相差を0°,90°,180°及び270°となるように調整し、一方の副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と270°の変調信号を、他方の副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に90°と180°の変調信号を、各々印加することを特徴とする。
請求項4に係る発明では、請求項1に記載の光変調器において、該基板はXカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、各副マッハツェンダ型導波路における2つの副分岐導波路に対する変調電極による電界の印加方向が異なるように変調電極を配置し、変調信号の位相差を0°及び90°となるように調整し、各副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を印加することを特徴とする。
請求項5に係る発明では、請求項4に記載の光変調器において、各副マッハツェンダ型導波路における位相差0°又は90°の変調信号が印加される変調電極を共用することを特徴とする。
請求項6に係る発明では、請求項1乃至5のいずれかに記載の光変調器において、該光変調器は光周波数シフタを構成することを特徴とする。
請求項7に係る発明では、電気光学効果を有する基板と、該基板上に形成された導波路であり、主マッハツェンダ型導波路の2つの各主分岐導波路に副マッハツェンダ型導波路を組み込む構造を有する導波路と、該導波路を伝搬する光波を制御する制御用電極とを有する光変調器において、各副マッハツェンダ型導波路における光波の位相条件をπ/2とし、2つの主分岐導波路の合波部における光波の位相条件を0となるように制御することを特徴とする。
請求項8に係る発明では、請求項7に記載の光変調器において、該基板はZカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、一方の副マッハツェンダ型導波路における一つの副分岐導波路の一部に分極反転領域が形成され、変調信号の位相差を0°及び90°となるように調整し、各副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を印加することを特徴とする。
請求項9に係る発明では、請求項7に記載の光変調器において、該基板はZカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、変調信号の位相差を0°,90°及び270°となるように調整し、一方の副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と270°の変調信号を、他方の副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を、各々印加することを特徴とする。
請求項10に係る発明では、請求項7に記載の光変調器において、該基板はXカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、一方の副マッハツェンダ型導波路における2つの副分岐導波路に対する変調電極による電界の印加方向が異なるように変調電極を配置し、変調信号の位相差を0°及び90°となるように調整し、各副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を印加することを特徴とする。
請求項11に係る発明では、請求項10に記載の光変調器において、各副マッハツェンダ型導波路における位相差0°又は90°の変調信号が印加される変調電極を共用することを特徴とする。
請求項12に係る発明では、請求項7乃至11のいずれかに記載の光変調器において、該光変調器は、光ファイバ無線システムに使用されることを特徴とする。
請求項1に係る発明により、電気光学効果を有する基板と、該基板上に形成された導波路であり、主マッハツェンダ型導波路の2つの各主分岐導波路に副マッハツェンダ型導波路を組み込む構造を有する導波路と、該導波路を伝搬する光波を制御する制御用電極とを有する光変調器において、各副マッハツェンダ型導波路における光波の位相条件をπ/2とし、2つの主分岐導波路の合波部における光波の位相条件をπとなるように制御するため、副マッハツェンダ型導波路における位相条件がπ/2となり、最も高精度のバイアス設定を行うことが可能となる。しかも、副マッハツェンダ型導波路から出力される光強度を十分に確保することが可能となり、主マッハツェンダ型導波路におけるバイアス調整をより正確に行うことが可能となる。これにより、光変調器のスプリアスの劣化を抑制できる。
請求項2に係る発明により、基板はZカット基板であり、制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、各副マッハツェンダ型導波路における一方の副分岐導波路の一部に分極反転領域が形成され、変調信号の位相差を0°及び90°となるように調整し、各副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を印加すると共に、該分極反転領域が形成された2つの副分岐導波路に設けられた変調電極には0°と90°の異なる変調信号を印加するため、副マッハツェンダ型導波路における位相条件をπ/2としても、従来の副マッハツェンダ型導波路における位相条件がπの場合と同様に、光周波数の切り替え可能な光変調器を提供することができる。
請求項3に係る発明により、基板はZカット基板であり、制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、変調信号の位相差を0°,90°,180°及び270°となるように調整し、一方の副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と270°の変調信号を、他方の副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に90°と180°の変調信号を、各々印加するため、副マッハツェンダ型導波路における位相条件をπ/2としても、従来の副マッハツェンダ型導波路における位相条件がπの場合と同様に、光周波数の切り替え可能な光変調器を提供することができる。
請求項4に係る発明により、基板はXカット基板であり、制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、各副マッハツェンダ型導波路における2つの副分岐導波路に対する変調電極による電界の印加方向が異なるように変調電極を配置し、変調信号の位相差を0°及び90°となるように調整し、各副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を印加するため、副マッハツェンダ型導波路における位相条件をπ/2としても、従来の副マッハツェンダ型導波路における位相条件がπの場合と同様に、光周波数の切り替え可能な光変調器を提供することができる。
請求項5に係る発明により、各副マッハツェンダ型導波路における位相差0°又は90°の変調信号が印加される変調電極を共用するため、変調電極の数を削減した光変調器を提供することが可能となる。
請求項6に係る発明により、光変調器は光周波数シフタを構成するため、副マッハツェンダ型導波路及び主マッハツェンダ型導波路において高精度なバイアス設定が可能となり、スプリアスの劣化を抑制した光周波数シフタを提供することが可能なる。
請求項7に係る発明により、電気光学効果を有する基板と、該基板上に形成された導波路であり、主マッハツェンダ型導波路の2つの各主分岐導波路に副マッハツェンダ型導波路を組み込む構造を有する導波路と、該導波路を伝搬する光波を制御する制御用電極とを有する光変調器において、各副マッハツェンダ型導波路における光波の位相条件をπ/2とし、2つの主分岐導波路の合波部における光波の位相条件を0となるように制御するため、副マッハツェンダ型導波路における位相条件がπ/2となり、最も高精度のバイアス設定を行うことが可能となる。しかも、副マッハツェンダ型導波路から出力される光強度を十分に確保することが可能となり、主マッハツェンダ型導波路におけるバイアス調整をより正確に行うことが可能となる。これにより、光変調器のスプリアスの劣化を抑制できる。
請求項8に係る発明により、基板はZカット基板であり、制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、一方の副マッハツェンダ型導波路における一つの副分岐導波路の一部に分極反転領域が形成され、変調信号の位相差を0°及び90°となるように調整し、各副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を印加するため、副マッハツェンダ型導波路における位相条件をπ/2としても、従来の副マッハツェンダ型導波路における位相条件がπの場合と同様に、LSB(USB)と高調波成分を同時に抑圧した光変調器を提供することができる。
請求項9に係る発明により、基板はZカット基板であり、制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、変調信号の位相差を0°,90°及び270°となるように調整し、一方の副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と270°の変調信号を、他方の副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を、各々印加するため、副マッハツェンダ型導波路における位相条件をπ/2としても、従来の副マッハツェンダ型導波路における位相条件がπの場合と同様に、LSB(USB)と高調波成分を同時に抑圧した光変調器を提供することができる。
請求項10に係る発明により、基板はXカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、一方の副マッハツェンダ型導波路における2つの副分岐導波路に対する変調電極による電界の印加方向が異なるように変調電極を配置し、変調信号の位相差を0°及び90°となるように調整し、各副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を印加するため、副マッハツェンダ型導波路における位相条件をπ/2としても、従来の副マッハツェンダ型導波路における位相条件がπの場合と同様に、LSB(USB)と高調波成分を同時に抑圧した光変調器を提供することができる。
請求項11に係る発明により、各副マッハツェンダ型導波路における位相差0°又は90°の変調信号が印加される変調電極を共用するため、変調電極の数を削減した光変調器を提供することが可能となる。
請求項12に係る発明により、光変調器は、光ファイバ無線システムに使用されるため、副マッハツェンダ型導波路及び主マッハツェンダ型導波路において高精度なバイアス設定が可能となり、スプリアスの劣化を抑制した光ファイバ無線システムを提供することが可能なる。
本発明に係る光変調器について、以下に詳細に説明する。
本発明に係る光変調器は、電気光学効果を有する基板と、該基板上に形成された導波路であり、主マッハツェンダ型導波路(MMZ)の2つの各主分岐導波路に副マッハツェンダ型導波路(SMZ)を組み込む構造を有する導波路と、該導波路を伝搬する光波を制御する制御用電極とを有する光変調器において、各副マッハツェンダ型導波路における光波の位相条件をπ/2とし、2つの主分岐導波路の合波部における光波の位相条件をπ又は0となるように制御することを特徴とする。
特に、合波部における位相条件がπの場合には、光周波数シフタに好適に利用可能な光変調器が提供でき、該位相条件が0の場合には、ヘテロダイン検波を用いる光ファイバ無線システムに好適に使用可能な光変調器を提供することができる。
図3乃至5に、光周波数シフタに使用される光変調器の実施例を示す。
図3は、本発明に係る光変調器の第1の実施例であり、図3(a)のように、LNなどの電気光学効果を有する基板上に、MMZ及びMMZの主分岐導波路に形成されたSMZを有する光導波路が形成されている。基板としてZカット基板を用いる場合には、SMZの各副分岐導波路の一部には、変調電極EL1〜EL4が形成されている。
各SMZ1,2における導波路間位相差はπ/2に設定され、MMZの導波路間位相差である、2つの主分岐導波路の合波部における光波の位相条件をπとなるように設定する。
また、図3の網掛けで表示した基板領域には、分極反転領域が形成され、各SMZにおける一方の副分岐導波路の一部(変調電極EL2及びEL3により電界が作用する部分)が、分極反転領域に含まれるように設定されている。
図3(b)は、図3(a)の一点鎖線bにおける光変調器の断面図を示すものであり、図の網掛け部分は上述した分極反転領域10を示している。図楕円部分は基板に形成された光導波路3を示し、変調電極と基板1との間にはバッファ層2が形成されている。なお、説明を簡略化するため、制御用電極を構成する変調電極と接地電極とのうち、接地電極の記載は省略して図示されている。また、DCバイアスを印加するバイアス電極を光変調器に別途組み込むことも可能である。
図3(c)は、4つの変調電極EL1〜EL4に印加される変調信号を発生する回路を示す概略図である。変調信号4は、90°ハイブリッド位相器5により0°と90°の位相差を有する信号に変換され、分配器6,6’により各々2つの同相の変調信号に分配される。そして、変調電極EL1には位相差0°の変調信号、変調電極EL2には位相差90°の変調信号、変調電極EL3には位相差0°の変調信号、及び変調電極EL4には位相差90°の変調信号が、各々印加されることとなる。
光変調器に入射する光波の光強度スペクトルを、数1で表す場合、光変調器から出力される光強度スペクトルは数2で示すことができる。
ただし、Einは入力光の光強度、ωは入力光の周波数、mは光の誘導位相量(あるいは光変調度)、ωは変調信号の周波数、Jはn次のベッセル関数を各々意味する。
Figure 2007094100
Figure 2007094100
図3に示す第1の実施例により、SMZの位相条件をπ/2としても、従来のSMZの位相条件がπの場合と同様に、光周波数の切り替え可能な光変調器を提供することができる。しかも、SMZから出力される光強度を従来のSMZと比較して十分に確保することが可能となり、MMZにおけるバイアス調整をより正確に行うことが可能となる。結果として、バイアス自動制御回路による高精度なバイアス調整が可能となると共に、光変調器のスプリアスの劣化も抑制できる。
図4は、本発明に係る光変調器の第2の実施例を示したものであり、第1の実施例との違いは、図3のような分極反転領域を形成せずに、変調信号の位相を調整することにより同様の光変調を実現したことである。
図4(a)は光変調器の平面図、図4(b)は図4(a)の一点鎖線cにおける断面図、そして図4(c)は、変調電極EL1〜EL4に印加する変調信号を発生する回路を示す概略図である。変調信号4は、90°ハイブリッド位相器5により0°と90°の位相差を有する信号に変換され、180°ハイブリッド位相器7,7’により0°と90°の各変調信号は、さらに0°と180°の位相差を有する信号に変換される。その結果、変調電極EL1には位相差0°の変調信号、変調電極EL2には位相差270°の変調信号、変調電極EL3には位相差180°の変調信号、及び変調電極EL4には位相差90°の変調信号が、各々印加されることとなる。
図5は、本発明に係る光変調器の第3の実施例を示したものであり、電気光学効果を有する基板にXカット基板を用いたものを示している。また変調電極の一部を共用し、変調電極EL2を構成している。なお、変調電極EL2に替えて、各副分岐導波路に対応して4つの変調電極で構成することも可能であることは言うまでもない。
図5(a)は光変調器の平面図、図5(b)は図5(a)の一点鎖線dにおける断面図、そして図5(c)は、変調電極EL1〜EL3に印加する変調信号を発生する回路を示す概略図である。
変調信号4は、90°ハイブリッド位相器5により0°と90°の位相差を有する信号に変換され、0°の変調信号は分配器6により2つの同相の変調信号に分けられる。また、90°の変調信号は、アッテネータ(3dB)8により信号強度が調整される。その結果、変調電極EL1には位相差0°の変調信号、変調電極EL2には信号強度が調整された位相差90°の変調信号、及び変調電極EL3には位相差0°の変調信号が、各々印加されることとなる。
図7乃至9に、例えば、ヘテロダイン検波を用いる光ファイバ無線システム等に使用される光変調器の実施例を示す。
図7は、本発明に係る光変調器の第4の実施例であり、図7(a)のように、LNなどの電気光学効果を有する基板上に、MMZ及びMMZの主分岐導波路に形成されたSMZを有する光導波路が形成されている。基板としてZカット基板を用いる場合には、SMZの各副分岐導波路の一部には、変調電極EL1〜EL4が形成されている。
各SMZ1,2における導波路間位相差はπ/2に設定され、MMZの導波路間位相差である、2つの主分岐導波路の合波部における光波の位相条件を0となるように設定する。
また、図7の網掛けで表示した基板領域には、分極反転領域11が形成され、SMZ1における一方の副分岐導波路の一部(変調電極EL2により電界が作用する部分)が、分極反転領域に含まれるように設定されている。
図7(b)は、図7(a)の一点鎖線eにおける光変調器の断面図を示すものであり、図の網掛け部分は上述した分極反転領域を示している。
図7(c)は、4つの変調電極EL1〜EL4に印加される変調信号を発生する回路を示す概略図である。変調信号4は、90°ハイブリッド位相器5により0°と90°の位相差を有する信号に変換され、分配器6,6’により各々2つの同相の変調信号に分配される。そして、変調電極EL1には位相差0°の変調信号、変調電極EL2には位相差90°の変調信号、変調電極EL3には位相差0°の変調信号、及び変調電極EL4には位相差90°の変調信号が、各々印加されることとなる。
光変調器に入射する光波の光強度スペクトルを、上述した数1で表す場合、光変調器から出力される光強度スペクトルは数3で示すことができる。
Figure 2007094100
図7に示す第4の実施例により、SMZの位相条件をπ/2としても、従来のSMZの位相条件がπの場合と同様に、LSB(USB)と高調波成分を同時に抑圧した光変調器を提供することができる。しかも、SMZから出力される光強度を従来のSMZと比較して十分に確保することが可能となり、MMZにおけるバイアス調整をより正確に行うことが可能となる。結果として、バイアス自動制御回路による高精度なバイアス調整が可能となると共に、光変調器のスプリアスの劣化も抑制できる。
図8は、本発明に係る光変調器の第5の実施例を示したものであり、第4の実施例との違いは、図7のような分極反転領域を形成せずに、変調信号の位相を調整することにより同様の光変調を実現したことである。
図8(a)は光変調器の平面図、図8(b)は図8(a)の一点鎖線fにおける断面図、そして図8(c)は、変調電極EL1〜EL4に印加する変調信号を発生する回路を示す概略図である。変調信号4は、90°ハイブリッド位相器5により0°と90°の位相差を有する信号に変換され、分配器6により位相差0°の変調信号は、同相の2つの変調信号に分配される。また、位相差90°の変調信号は、180°ハイブリッド位相器7により、さらに0°と180°の位相差を有する信号に変換される。その結果、変調電極EL1には位相差0°の変調信号、変調電極EL2には位相差270°の変調信号、変調電極EL3には位相差0°の変調信号、及び変調電極EL4には位相差90°の変調信号が、各々印加されることとなる。
図9は、本発明に係る光変調器の第6の実施例を示したものであり、電気光学効果を有する基板にXカット基板を用いたものを示している。また変調電極の一部を共用し、変調電極EL2を構成している。なお、変調電極EL2に替えて、各副分岐導波路に対応して4つの変調電極で構成することも可能であることは言うまでもない。さらに、変調電極EL2を共用した関係から、変調電極EL3の配置がSMZ2の内部側に位置するように配置されている。
図9(a)は光変調器の平面図、図9(b)は図9(a)の一点鎖線gにおける断面図、そして図9(c)は、変調電極EL1〜EL3に印加する変調信号を発生する回路を示す概略図である。
変調信号4は、90°ハイブリッド位相器5により0°と90°の位相差を有する信号に変換され、0°の変調信号は分配器6により2つの同相の変調信号に分けられる。また、90°の変調信号は、アッテネータ(3dB)8により信号強度が調整される。その結果、変調電極EL1には位相差0°の変調信号、変調電極EL2には信号強度が調整された位相差90°の変調信号、及び変調電極EL3には位相差0°の変調信号が、各々印加されることとなる。
以上のように、本発明によれば、主マッハツェンダ型導波路の2つの各主分岐導波路に副マッハツェンダ型導波路を組み込む構成を有する光変調器においても、バイアス自動制御回路を用いて高精度なバイアス設定が可能であり、スプリアスの劣化を防止した光変調器を提供することが可能となる。そして、本発明に係る光変調器を用いることにより、これらの優れた特性を有する光周波数シフタや光ファイバ無線システムを構成することが可能となる。
光変調器の変調曲線を示す図である。 従来の光周波数シフタに用いられる光変調器の概略図である。 本発明に係る光変調器の第1の実施例を示す図である。 本発明に係る光変調器の第2の実施例を示す図である。 本発明に係る光変調器の第3の実施例を示す図である。 従来の光ファイバ無線システムに用いられる光変調器の概略図である。 本発明に係る光変調器の第4の実施例を示す図である。 本発明に係る光変調器の第5の実施例を示す図である。 本発明に係る光変調器の第6の実施例を示す図である。
符号の説明
1 基板
2 バッファ層
3 光導波路
4 変調信号源
5 90°ハイブリッド位相器
6 分配器
7 180°ハイブリッド位相器
8 アッテネータ
10,11 分極反転領域

Claims (12)

  1. 電気光学効果を有する基板と、該基板上に形成された導波路であり、主マッハツェンダ型導波路の2つの各主分岐導波路に副マッハツェンダ型導波路を組み込む構造を有する導波路と、該導波路を伝搬する光波を制御する制御用電極とを有する光変調器において、
    各副マッハツェンダ型導波路における光波の位相条件をπ/2とし、
    2つの主分岐導波路の合波部における光波の位相条件をπとなるように制御することを特徴とする光変調器。
  2. 請求項1に記載の光変調器において、該基板はZカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、各副マッハツェンダ型導波路における一方の副分岐導波路の一部に分極反転領域が形成され、変調信号の位相差を0°及び90°となるように調整し、各副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を印加すると共に、該分極反転領域が形成された2つの副分岐導波路に設けられた変調電極には0°と90°の異なる変調信号を印加することを特徴とする光変調器。
  3. 請求項1に記載の光変調器において、該基板はZカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、変調信号の位相差を0°,90°,180°及び270°となるように調整し、一方の副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と270°の変調信号を、他方の副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に90°と180°の変調信号を、各々印加することを特徴とする光変調器。
  4. 請求項1に記載の光変調器において、該基板はXカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、各副マッハツェンダ型導波路における2つの副分岐導波路に対する変調電極による電界の印加方向が異なるように変調電極を配置し、変調信号の位相差を0°及び90°となるように調整し、各副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を印加することを特徴とする光変調器。
  5. 請求項4に記載の光変調器において、各副マッハツェンダ型導波路における位相差0°又は90°の変調信号が印加される変調電極を共用することを特徴とする光変調器。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の光変調器において、該光変調器は光周波数シフタを構成することを特徴とする光変調器。
  7. 電気光学効果を有する基板と、該基板上に形成された導波路であり、主マッハツェンダ型導波路の2つの各主分岐導波路に副マッハツェンダ型導波路を組み込む構造を有する導波路と、該導波路を伝搬する光波を制御する制御用電極とを有する光変調器において、
    各副マッハツェンダ型導波路における光波の位相条件をπ/2とし、
    2つの主分岐導波路の合波部における光波の位相条件を0となるように制御することを特徴とする光変調器。
  8. 請求項7に記載の光変調器において、該基板はZカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、一方の副マッハツェンダ型導波路における一つの副分岐導波路の一部に分極反転領域が形成され、変調信号の位相差を0°及び90°となるように調整し、各副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を印加することを特徴とする光変調器。
  9. 請求項7に記載の光変調器において、該基板はZカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、変調信号の位相差を0°,90°及び270°となるように調整し、一方の副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と270°の変調信号を、他方の副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を、各々印加することを特徴とする光変調器。
  10. 請求項7に記載の光変調器において、該基板はXカット基板であり、該制御用電極のうち変調電極を副マッハツェンダ型導波路の副分岐導波路毎に設け、一方の副マッハツェンダ型導波路における2つの副分岐導波路に対する変調電極による電界の印加方向が異なるように変調電極を配置し、変調信号の位相差を0°及び90°となるように調整し、各副マッハツェンダ型導波路の2つの変調電極に0°と90°の変調信号を印加することを特徴とする光変調器。
  11. 請求項10に記載の光変調器において、各副マッハツェンダ型導波路における位相差0°又は90°の変調信号が印加される変調電極を共用することを特徴とする光変調器。
  12. 請求項7乃至11のいずれかに記載の光変調器において、該光変調器は、光ファイバ無線システムに使用されることを特徴とする光変調器。
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