JP2007092680A - 往復動圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 反射した冷却風の吸込みや冷却風の流速低下を防止し、圧縮機本体の冷却効率を向上させる。
【解決手段】 外側保護カバー13は、電動モータ2の駆動プーリ5、圧縮機本体6の従動プーリ10、ベルト12を外側から覆う。このとき、外側保護カバー13は、従動プーリ10等の背面側に位置する背面板14と、背面板14の外周縁に位置して従動プーリ10等の外周側を覆う外周面板15とによって構成する。また、背面板14のうち従動プーリ10と対面した部位は冷却風の流通を許す開口部14Aによって構成し、残余の部位は冷却風を遮断する遮断部14Bによって構成する。これにより、遮断部14Bを用いて圧縮機本体6等から反射した冷却風が従動プーリの背面側に廻り込むのを防止できると共に、乱流の発生を抑制して冷却風の流速を高めることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば電動モータを用いて圧縮機本体を駆動することにより、空気等の気体を圧縮するのに用いて好適な往復動圧縮機に関する。
一般に、空気等の気体を圧縮する往復動圧縮機として、電動モータによって圧縮機本体を駆動する構成としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、電動モータの駆動軸には駆動プーリを取付け、圧縮機本体のクランク軸には冷却ファン付の従動プーリを取付けると共に、これらの駆動プーリと従動プーリとの間にはベルトが巻装されている。これにより、圧縮機本体は、クランク軸に連結されたピストンがシリンダ内で往復動し、空気等を圧縮する構成となっている。
特開平10−89256号公報
また、従来技術による往復動圧縮機では、従動プーリの背面側には従動プーリ、ベルト等を覆う外側保護カバーを設けると共に、従動プーリの正面側には該外側保護カバーとの間に従動プーリ、ベルト等を挟む内側保護カバーを設けている。そして、外側保護カバーには、略全面に亘って網目状等の通気口が形成されている。これにより、従動プーリの冷却ファンは、該通気口を通じて従動プーリの背面側から冷却風を吸込むと共に、従動プーリの正面側に位置する圧縮機本体に向けて冷却風を供給する構成となっていた。
ところで、上述した従来技術による往復動圧縮機では、外側保護カバーの略全面に亘って通気口が設けられている。このため、内側保護カバー、シリンダ等で反射した冷却風が外側保護カバーを通じて従動プーリの背面側に流出することがある。このとき、シリンダ等で反射した冷却風は、シリンダ等の放熱に伴ってその温度が上昇している。これに対し、冷却ファンは、外側保護カバーの背面側に流出した暖かい冷却風を再度吸込むから、圧縮機本体に供給する冷却風の温度が外気温よりも上昇し、圧縮機本体の冷却効率が低下するという問題がある。
また、内側保護カバー等で反射した冷却風は、圧縮機本体に供給する冷却風と逆向きに流通するから、従動プーリの周囲に乱流や渦流が生じ易い。この結果、乱流や渦流によって圧縮機本体に供給する冷却風の流量、流速が低下するから、これによっても圧縮機本体の冷却効率が低下するという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、反射した冷却風の吸込みや冷却風の流速低下を防止し、圧縮機本体の冷却効率を向上できるようにした往復動圧縮機を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明は、電動モータと、該電動モータの駆動軸に取付けられた駆動プーリと、前記電動モータから離間して配置されクランク軸に連結されたピストンがシリンダ内を往復動する間に流体を圧縮する往復動型の圧縮機本体と、前記クランク軸に取付けられ回転時に冷却風を発生させる冷却ファン付きの従動プーリと、該従動プーリと駆動プーリとの間に巻装されたベルトと、該ベルトを挟んで前記圧縮機本体と電動モータの反対側が設けられ該ベルト、駆動プーリおよび従動プーリを外側から覆う外側保護カバーと、前記ベルトを挟んで該外側保護カバーの反対側に設けられ前記ベルト、駆動プーリおよび従動プーリを内側から覆う内側保護カバーとを備えてなる往復動圧縮機に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記外側保護カバーは、前記従動プーリと対向した部位を外部から前記圧縮機本体に向けて冷却ファンによる冷却風の流通を許す開口部とし、該開口部以外の残余の部位を冷却風の流通を遮断する遮断部とする構成としたことにある。
請求項2の発明では、前記外側保護カバーには、前記開口部の周縁から前記従動プーリに向けて突出し前記冷却ファンに向けて冷却風を導くガイド部を設ける構成としている。
請求項3の発明では、前記内側保護カバーは、前記圧縮機本体のシリンダと対向した部位を該シリンダに向けて冷却ファンによる冷却風の流通を許す流通部によって構成している。
請求項1の発明によれば、外側保護カバーは、従動プーリと対向した部位を開口部とし、残余の部位を遮断部としたから、内側保護カバー、圧縮機本体等で反射した冷却風を、外側保護カバーの遮断部によって遮断することができ、冷却風が圧縮機本体の反対側となる従動プーリの背面側に流出することがなくなる。この結果、冷却ファンは暖かい冷却風を再度吸込むことがなくなるから、圧縮機本体に向けて外気温と同温程度の冷却風を供給することができ、圧縮機本体の冷却効率を高めることができる。
また、外側保護カバーの開口部は従動プーリと対向した位置にのみ設けたから、開口部は、従動プーリの背面側から正面側に向う冷却風だけを流通させることができ、逆方向に向う冷却風は遮断部によって遮断することができる。この結果、従動プーリの周囲に乱流等が生じるのを抑制することができるから、冷却風の流量、流速を高め、冷却効率を向上することができる。
請求項2の発明によれば、外側保護カバーには開口部の周縁から従動プーリに向けて突出したガイド部を設けたから、該ガイド部によって、冷却風の漏洩を防止しつつ、冷却風を冷却ファンに向けて導くことができる。このため、冷却風の逆流を確実に防ぐことができるから、冷却風の流量、流速をさらに高め、冷却効率を向上することができる。
請求項3の発明によれば、内側保護カバーは圧縮機本体のシリンダと対向した部位を流通部としたから、冷却ファンによる冷却風を流通部からのみ流出させることができる。これにより、過熱し易いシリンダに集中的に冷却風を供給できるから、シリンダに供給する冷却風の流量、流速を高めることができ、シリンダの冷却効率をさらに向上することができる。
以下、本発明の実施の形態による往復動圧縮機として、空気圧縮機を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
まず、図1ないし図6は第1の実施の形態を示している。そして、図において、1は圧縮空気を貯蔵するエアタンクで、該エアタンク1は、両端側が閉塞された略円筒形状に形成され、その上側には後述の電動モータ2と圧縮機本体6とが載置されている。
2はエアタンク1上の長さ方向の一側に搭載された電動モータで、該電動モータ2は、圧縮機本体6を駆動する駆動源を構成している。また、電動モータ2は、固定子、回転子(いずれも図示せず)を内蔵したモータケース3と、該モータケース3の軸中心に回転可能に支持され、前記回転子が取付けられた駆動軸4とによって大略構成されている。そして、電動モータ2は、駆動軸4がエアタンク1の長さ方向に対して直交するように該エアタンク1上に配置されると共に、駆動軸4はモータケース3から突出している。また、電動モータ2のモータケース3内には、駆動軸4に連結されたファン(図示せず)が取付けられている。これにより、駆動軸4の回転駆動に伴ってファンによる冷却風が電動モータ2内を流通するから、電動モータ2は、ファンを用いて自己冷却される構成となっている。
5は駆動軸4の突出端に取付けられた駆動プーリで、該駆動プーリ5は、略円環状に形成され、その外周側には後述のベルト12を挿入するための溝が設けられている。
6はエアタンク1上の長さ方向の他側に搭載された圧縮機本体で、該圧縮機本体6は、クランク軸7Aを回転可能に支持するクランクケース7と、該クランクケース7の上側に設けられ内部にピストン(図示せず)を収容した2つのシリンダ8とによって大略構成されている。このとき、シリンダ8は、クランクケース7を中心にして略V字状をなすように斜めに傾斜した状態で配置されている。そして、ピストンは連接棒を介してクランク軸7Aに接続され、クランク軸7Aの回転に伴ってシリンダ8内を往復動する。また、圧縮機本体6は、クランク軸7Aがエアタンク1の長さ方向に対して直交するように該エアタンク1上に配置されると共に、クランク軸7Aはクランクケース7の背面側から突出している。
そして、圧縮機本体6は、後述のベルト12等を介してクランク軸7Aが回転すると、ピストンの往復動に伴って各シリンダ8内に吸込んだ空気を圧縮し、この圧縮空気を吐出配管9を介してエアタンク1に吐出する。
10はクランク軸7Aの突出端に取付けられた従動プーリで、該従動プーリ10は、駆動プーリ5とほぼ同様に略円環状に形成され、その外周側には後述のベルト12を挿入するための溝が設けられている。
また、従動プーリ10の内周側には、冷却ファン11が一体的に設けられている。これにより、従動プーリ10は、その回転時に冷却ファン11によって従動プーリ10の背面側から正面側に向けて冷却風を発生させることができ、従動プーリ10の正面に位置する圧縮機本体6に向け冷却風を供給することができる。
12は電動モータ2の駆動プーリ5と圧縮機本体6の従動プーリ10とに亘って巻装されたベルトで、該ベルト12は、電動モータ2の駆動軸4の回転力を圧縮機本体6に伝達し、クランク軸7Aを回転させるものである。
13はベルト12を挟んで電動モータ2、圧縮機本体6等の反対側に設けられた外側保護カバーで、該外側保護カバー13は、例えばブラケット(図示せず)等を介してエアタンク1に固定されている。また、外側保護カバー13は、図3ないし図5に示す如く、駆動プーリ5、従動プーリ10の背面側に対面して設けられた背面板14と、該背面板14の下端縁を除いて背面板14の外周縁から各プーリ5,10側に向けて延びた略コ字状の外周面板15とにより大略構成されている。これにより、外側保護カバー13は、各プーリ5,10、ベルト12を外側(背面側および外周側)から覆っている。
ここで、背面板14のうち従動プーリ10と対面する部位は、通気性を有する網状板等からなる開口部14Aによって形成されている。一方、背面板14のうち開口部14A以外の残余の部位は、冷却風の通気を遮断する金属板、樹脂板等からなる遮断部14Bによって形成されている。また、外周面板15も、背面板14の遮断部14Bと同様に、金属板、樹脂板等からなり、冷却風の通気が遮断されている。これにより、外側保護カバー13は、開口部14Aを通じて外部の冷却風を従動プーリ10の冷却ファン11に向けて流通させる構成となっている。
16はベルト12を挟んで外側保護カバー13の反対側に設けられた内側保護カバーで、該内側保護カバー16は、例えばエアタンク1、外側保護カバー13にボルト等を用いて固定されている。また、内側保護カバー16は、図2および図3に示すように、駆動プーリ5、従動プーリ10およびベルト12を内側(電動モータ2、圧縮機本体6側)から覆っている。
ここで、内側保護カバー16の下部側には、図6に示すように、電動モータ2の駆動軸4および圧縮機本体6のクランク軸7Aに対応した位置に切欠き部17,18がそれぞれ形成されている。これにより、内側保護カバー16は、切欠き部17,18よりも長さ方向の両側に位置する一側面部19、他側面部20と、切欠き部17,18間に位置する中間面部21とによって構成され、全体として略E字状に形成されている。
そして、他側面部20の上側と中間面部21の上側は、V字状に配置された2つのシリンダ8がそれぞれ対向した状態で配置される。このため、内側保護カバー16のうち他側面部20の上側と中間面部21の上側には、複数の貫通孔からなる流通部16Aがそれぞれ設けられている。一方、内側保護カバー16のうち流通部16A以外の残余の部位は、冷却風の通気を遮断する金属板、樹脂板等からなる流通遮断部16Bをなしている。これにより、内側保護カバー16は、流通部16Aを通じて冷却ファン11による冷却風をシリンダ8に向けて流通させる構成となっている。
本実施の形態による空気圧縮機は、上述の如き構成を有するもので、次に、その作動について説明する。
まず、電動モータ2の駆動軸4を回転駆動すると、この回転力は駆動プーリ5、ベルト12、従動プーリ10を介して圧縮機本体6のクランク軸7Aに伝達される。これにより、圧縮機本体6は、クランク軸7Aの回転によって各シリンダ8内でピストンを往復動させる。これにより、圧縮機本体6は、吸込んだ空気を圧縮すると共に、吐出配管9を通じてエアタンク1に向けて吐出し、エアタンク1内に圧縮空気を貯留する。
また、従動プーリ10が回転駆動したときには、冷却ファン11によって圧縮機本体6に向け冷却風が供給されるから、該圧縮機本体6の各シリンダ8等を冷却することができる。これにより、シリンダ8内に吸込んだ空気の熱膨張を抑制することができ、圧縮効率を高めることができる。
ここで、冷却ファン11は、内側保護カバー16の流通部16Aを介して圧縮機本体6のシリンダ8に向けて冷却風を供給する。このとき、冷却風の一部は、内側保護カバー16の流通遮断部16Bによって反射されると共に、圧縮機本体6(シリンダ8等)によっても反射される。
然るに、本実施の形態では、外側保護カバー13のうち従動プーリ10と対向した部位には開口部14Aを設けるものの、残余の部位には遮断部14Bを設けている。このため、内側保護カバー16によって反射した冷却風は、遮断部14Bによってクランク軸7Aの軸方向への流通が遮断され、従動プーリ10の背面側に向うことができないから、内側保護カバー16の切欠き部17,18等を通じて電動モータ2、圧縮機本体6側に向けて排出される。また、圧縮機本体6によって反射した冷却風も、内側保護カバー16の流通遮断部16Bや外側保護カバー13の遮断部14Bによってクランク軸7Aの軸方向への流通が遮断され、従動プーリ10の背面側に向うことができない。このため、圧縮機本体6によって反射した冷却風は、圧縮機本体6の周囲に拡散する。
従って、内側保護カバー16、圧縮機本体6等で反射した冷却風が、圧縮機本体6の反対側となる従動プーリ10の背面側に流出することがなくなる。この結果、冷却ファン11は暖かい冷却風を再度吸込むことがなくなるから、圧縮機本体6に向けて外気温と同温程度の新鮮な冷却風を供給することができ、圧縮機本体6の冷却効率を高めることができる。
また、外側保護カバー13の開口部14Aは従動プーリ10と対向した位置にのみ設けたから、開口部14Aは、従動プーリ10の背面側から正面側に向う冷却風だけを流通させることができ、逆方向に向う冷却風は遮断部14Bによって遮断することができる。この結果、従動プーリ10の周囲に乱流等が生じるのを抑制することができるから、冷却風の流量、流速を高め、冷却効率を向上することができる。
さらに、内側保護カバー16には圧縮機本体6のシリンダ8と対向した部位に流通部16Aを設けると共に、残余の部位に流通遮断部16Bを設けたから、冷却ファン11による冷却風を流通部16Aからのみ流出させることができる。これにより、過熱し易いシリンダ8に集中的に冷却風を供給できるから、外側保護カバー13の開口部14Aとの相乗効果によってシリンダ8に供給する冷却風の流量、流速をさらに高めることができ、シリンダ8の冷却効率をさらに向上させることができる。
次に、図7ないし図9は本発明の第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、外側保護カバーには開口部の周縁から従動プーリに向けて突出したガイド部を設けたことにある。なお、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
31は本実施の形態による外側保護カバーで、該外側保護カバー31は、第1の実施の形態による外側保護カバー13とほぼ同様に、駆動プーリ5、従動プーリ10の背面側に対面して設けられた背面板32と、該背面板32の下端縁を除いて背面板32の外周縁から各プーリ5,10側に向けて延びた略コ字状の外周面板33とによって構成されている。そして、外側保護カバー31は、ベルト12を挟んで電動モータ2、圧縮機本体6等と反対側に設けられ、駆動プーリ5、従動プーリ10およびベルト12を外側から覆っている。また、外側保護カバー31の正面側には、ベルト12等を挟んだ状態で内側保護カバー16が取付けられている。
ここで、背面板32のうち従動プーリ10と対面する部位は、通気性を有する網状板等からなる開口部32Aによって形成されている。一方、背面板32のうち開口部32A以外の残余の部位は、冷却風の通気を遮断する金属板、樹脂板等からなる遮断部32Bとなっている。また、外周面板33も、背面板32の遮断部32Bと同様に、冷却風の通気が遮断されている。これにより、外側保護カバー31は、開口部32Aを通じて外部の冷却風を従動プーリ10の冷却ファン11に向けて流通させる構成となっている。
34は外側保護カバー31に設けられたガイド部で、該ガイド部34は、背面板32のうち開口部32Aの周縁から従動プーリ10に向けて突出した円筒状に形成されている。そして、ガイド部34の突出端は従動プーリ10の外周端近傍に配置されている。これにより、ガイド部34は、外部から外側保護カバー31の開口部32A内に流入した冷却風を冷却ファン11に向けて導いている。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、本実施の形態では、外側保護カバー31には開口部32Aの周縁から従動プーリ10に向けて突出したガイド部34を設けたから、ガイド部34によって、冷却風の漏洩を防止しつつ、冷却風を冷却ファン11に向けて導くことができる。このため、冷却風の逆流を確実に防ぐことができるから、冷却風の流量、流速をさらに高め、冷却効率を向上することができる。
なお、前記各実施の形態では、2つのシリンダを有する2気筒の圧縮機本体6を備えた空気圧縮機を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば単気筒または3気筒以上の多気筒の圧縮機本体を備えた空気圧縮機にも適用してもよい。また、空気圧縮機の他に、真空ポンプ、冷媒圧縮機等にも広く適用できるものである。
第1の実施の形態による空気圧縮機を電動モータ側から示す正面図である。 図1中の空気圧縮機を外側保護カバーの一部を破断した状態で示す左側面図である。 図1中の電動モータ、圧縮機本体、従動プーリ、外側保護カバー、内側保護カバー等を分解した状態で示す分解斜視図である。 図1の外側保護カバーを単体で示す斜視図である。 図1の外側保護カバーを単体で示す背面図である。 図1の内側保護カバーを単体で示す正面図である。 第2の実施の形態による空気圧縮機を外側保護カバーの一部を破断した状態で示す左側面図である。 図7中の電動モータ、圧縮機本体、従動プーリ、外側保護カバー、内側保護カバー等を分解した状態で示す分解斜視図である。 図7の外側保護カバーを単体で示す斜視図である。
符号の説明
2 電動モータ
4 駆動軸
5 駆動プーリ
6 圧縮機本体
7A クランク軸
8 シリンダ
10 従動プーリ
11 冷却ファン
12 ベルト
13,31 外側保護カバー
14,32 背面板
14A,32A 開口部
14B,32B 遮断部
15,33 外周面板
16 内側保護カバー
16A 流通部
16B 流通遮断部
17,18 切欠き部
19 一側面部
20 他側面部
21 中間面部
34 ガイド部

Claims (3)

  1. 電動モータと、該電動モータの駆動軸に取付けられた駆動プーリと、前記電動モータから離間して配置されクランク軸に連結されたピストンがシリンダ内を往復動する間に流体を圧縮する往復動型の圧縮機本体と、前記クランク軸に取付けられ回転時に冷却風を発生させる冷却ファン付きの従動プーリと、該従動プーリと駆動プーリとの間に巻装されたベルトと、該ベルトを挟んで前記圧縮機本体と電動モータの反対側が設けられ該ベルト、駆動プーリおよび従動プーリを外側から覆う外側保護カバーと、前記ベルトを挟んで該外側保護カバーの反対側に設けられ前記ベルト、駆動プーリおよび従動プーリを内側から覆う内側保護カバーとを備えてなる往復動圧縮機において、
    前記外側保護カバーは、前記従動プーリと対向した部位を外部から前記圧縮機本体に向けて冷却ファンによる冷却風の流通を許す開口部とし、該開口部以外の残余の部位を冷却風の流通を遮断する遮断部とする構成としたことを特徴とする往復動圧縮機。
  2. 前記外側保護カバーには、前記開口部の周縁から前記従動プーリに向けて突出し前記冷却ファンに向けて冷却風を導くガイド部を設けてなる請求項1に記載の往復動圧縮機。
  3. 前記内側保護カバーは、前記圧縮機本体のシリンダと対向した部位を該シリンダに向けて冷却ファンによる冷却風の流通を許す流通部によって構成してなる請求項1または2に記載の往復動圧縮機。
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