JP2007092640A - ディーゼル発電設備及びその運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
停電時にディーゼル発電設備を軸受部の焼付けを起こすことなく始動させる。
【解決手段】
ディーゼル機関1で駆動される発電機2と、圧縮空気13を用いてディーゼル機関1を始動させる起動装置と、ディーゼル機関1のクランク軸7や発電機2のロータ10の軸受9,11とを備えたディーゼル発電設備において、軸受9,11に潤滑油28を供給する潤滑油供給ポンプ39と、圧縮空気13で潤滑油供給ポンプ39を駆動するエアモータ
52とを備え、起動装置でディーゼル機関1を始動させてディーゼル機関1で発電機2を駆動すると共に、停電発生時に、圧縮空気13でエアモータを作動させ、エアモータで潤滑油供給ポンプ39を駆動し、潤滑油供給ポンプ39で軸受9,11に潤滑油28を供給するディーゼル発電設備。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電用プラントにおいて、外部電源が喪失した停電状態において、発電所内に電力を供給するために駆動されるディーゼル発電設備及びその運転方法に係わり、その非常用ディーゼル機関及び発電機を始動する際に軸受に潤滑油を供給するための技術を含んでいる。
発電プラントが装備されている発電所には、発電所外からの発電所への電力供給(外部電源)が途絶えた停電状態において非常用電源として用いる非常用ディーゼル発電設備が装備されている。
その停電時には、非常用ディーゼル発電設備を駆動して、発電所内で必要とする電力を発電所内の発電プラント等に給電している。非常用ディーゼル発電設備は、ディーゼル機関と、そのディーゼル機関で駆動される発電機と、ディーゼル機関のクランク軸や発電機の回転軸を受ける軸受へ潤滑油を供給する電動または機関駆動ポンプと、ディーゼル機関1を始動(起動ともいう。)させる始動系統として、空気始動方式の起動装置(非特許文献1及び非特許文献2参照)とを備えている。
発電用プラントが稼動し出力運転が行われている場合、非常用ディーゼル発電設備は待機状態にあり、発電用プラントによる電源からの電力が供給され電力駆動の電動ポンプである潤滑油プライミングポンプの常時または間欠運転により潤滑油はディーゼル機関の軸受及び発電機の軸受に循環され潤滑油膜が形成されている状態にある。
一方、発電用プラントの出力運転が行われてない状態では、非常用ディーゼル発電設備が停止し、潤滑油プライミングポンプが停止し非常用ディーゼル発電設備が待機除外状態にある場合、ディーゼル機関の軸受や発電機の軸受は潤滑油膜が十分に形成されない状態となっている。
平成12年7月社団法人火力原子力発電技術協会発行の火原協会講座26「火力発電所−全体計画と付属設備−(改訂版)」の第90頁中第6項に記載の始動系統の欄 昭和63年2月28日社団法人電機学会発行の「新版電気工学ハンドブック」の第1043頁中の図80
非常用ディーゼル発電設備が停止し、待機除外状態にあるディーゼル機関の軸受及び発電機の軸受には潤滑油膜が十分に形成されない状態となっている。その上で、発電所外からの外部電源も停電で喪失した停電状態となった場合に、外部電源による電力で潤滑油プライミングポンプを駆動することも出来ない。
そのため、停電状態発生時に発電所内に電力を供給すべく、非常用ディーゼル発電設備で電力を発電する際、その発電のために空気始動方式の起動装置でディーゼル機関を起動させて発電機で発電させるのであるが、その場合には、ディーゼル機関の軸受及び発電機の軸受が潤滑油膜のない状態で摺動し、軸受部で焼付けを起こす可能性があった。
したがって、本発明の目的は、停電状態発生時のディーゼル発電設備の運転を軸受部の焼付けを起こすことなく円滑に行えるようにすることにある。
本発明は、ディーゼル機関と、前記ディーゼル機関で駆動される発電機と、圧縮空気を用いて前記ディーゼル機関を始動させる起動装置と、前記ディーゼル機関1及び前記発電機の少なくとも一方に組み込まれた回転軸の軸受とを備えたディーゼル発電設備において、前記軸受に潤滑油を供給する潤滑油供給ポンプと、前記圧縮空気で作動して前記潤滑油供給ポンプを駆動するエアモータとを備えたディーゼル発電設備を用い、圧縮空気を動力源とする起動装置でディーゼル機関を始動させて前記ディーゼル機関で発電機を駆動すると共に、停電発生時に、前記圧縮空気でエアモータを作動させ、前記エアモータで潤滑油供給ポンプを駆動し、前記潤滑油供給ポンプで前記軸受に前記潤滑油を供給する運転を実施するディーゼル発電設備の運転方法を実施するものである。
本発明によれば、外部電源からの電力を受けられない停電状態にあっても、ディーゼル発電設備を軸受部の焼付けを起こすことなく円滑に始動させることが出来る。
発電所の発電用プラントには、非常用ディーゼル発電設備が装備されている。非常用ディーゼル発電設備は、発電用プラントが停止し、且つ発電所外からの外部電源による発電所内への電力の供給が停止した停電状態発生時に、非常用ディーゼル発電設備が始動されて、電力を発電所内に供給する電源として機能する。
非常用ディーゼル発電設備は、ディーゼル機関1と発電機2とディーゼル機関1へ燃焼を供給する燃料系統とディーゼル機関1や発電機2内に装備された軸受9,11に潤滑油28を供給する潤滑油系統とを有している。ディーゼル機関1のクランク軸7は発電機2の回転軸であるロータ10に接続され、ディーゼル機関1で発電機2を回転駆動することが出来るようにしてある。
ディーゼル機関1は次のような構成を有する。即ち、クランク軸7は軸受9で回転自在に支持され、そのクランク軸7には連接棒8を介してピストン4が接続され、ピストン4はシリンダ冷却室54で囲われたシリンダ3内に内装されている。そのシリンダ3には、燃焼用空気を供給する吸気配管18と燃焼後の排ガスを排気する排気配管19とが接続されている。
このシリンダ3には燃料タンク15との間で、燃料油16をシリンダ3に供給できるように燃料油配管17が接続された燃料系統を有する。シリンダ冷却室54には、シリンダ冷却室入口5に冷却水機関入口配管24が機関付清水ポンプ23の吐出口との間に接続され、機関付清水ポンプ23の吸込み口には冷却水冷却器20との間で冷却水吸込み配管が接続されて冷却系統を構成している。
潤滑油系統は次のような系統構成である。即ち、潤滑油28が貯留されている潤滑油タンク27には、潤滑油プライミングポンプ入口配管34の一端が接続され、その他端が電動式の潤滑油プライミングポンプ35の吸込み口に接続されている。その潤滑油プライミングポンプ35の吐出口には、潤滑油供給配管36の一端が接続され、その潤滑油供給配管36の他端は、各軸受9,11に潤滑油28が供給できるように各軸受側に接続されている。本実施例では、同様に、ディーゼル機関1の軸受9の他に、発電機2のロータ10を受ける軸受11にも潤滑油プライミングポンプ35で潤滑油28が供給されるようにされている。その潤滑油供給配管36の途中には、軸受9,11側から潤滑油プライミングポンプ35側への潤滑油28の逆流を止める逆止弁を備えている。
軸受9,11に供給された潤滑油28が潤滑に供せられて排出される個所には、その潤滑油28を受け入れる潤滑油期間出口配管29の一端が軸受9,11側に接続され、その他端が潤滑油タンク27に接続されている。潤滑油タンク27には、潤滑油出口配管の一端が接続され、その他端が機関付循環油ポンプの吸込み口に接続されている。その機関付循環油ポンプ26の吐出口には潤滑油冷却器入口配管32の一端が接続され、その他端は潤滑油冷却器31に接続されている。その潤滑油冷却器31には、潤滑油冷却器出口配管33の一端が接続され、その他端は潤滑油供給配管36の途中に接続されている。その潤滑油冷却器出口配管33にも逆止弁が軸受9,11側から潤滑油冷却器31側に逆流しないように設けられている。
機関付潤滑油ポンプ26と機関付清水ポンプ23とはクランク軸7に動力伝達機構を介して連動するように接続されている。そのため、ディーゼル機関1が始動されてしまえば、自動的にクランク軸7の回転と同時にポンプ作用を発揮することが出来る。
始動装置は、起動装置とも称せられ、以下の構成を有する。即ち、高圧な圧縮空気13が貯留された空気貯槽12には、始動空気配管14の一端が接続され、その他端はシリンダ3に接続されている。その空気貯槽12には、石油機関または電動で駆動される空気圧縮機を接続して空気貯槽12内に常に所定圧以上の高圧な圧縮空気13が存在するように構成してあっても良い。始動空気配管14又は始動空気配管14とシリンダ3の接続部には、シリンダ3へ吸気された空気や排気ガスや燃料油16が始動空気配管14側へ逆流して流入してシリンダ3の外に漏れないように弁などが装備されている。
空気貯槽12には、圧縮空気供給配管38の一端が接続され、その他端は、潤滑油供給ポンプ39の駆動用エアモータ52に圧縮空気供給弁37を介して接続されている。潤滑油供給ポンプ39は、図2のように、ポンプ53の部分と、エアモータ52の部分とに大別されている。エアモータ52は、軸受48で回転支持された軸47と、その軸47に装備された空気タービン43と、その空気タービン43を包囲するタービンケーシング44とを備え、圧縮空気供給配管38がタービンケーシング44の圧縮空気13入口に、空気排出配管42の一端がタービンケーシング44の排気口接続されている。
このようなエアモータ52は、圧縮空気供給配管38を通じて供給されてきた空気貯槽12の圧縮空気13が空気タービン43に当てられてその空気タービン43を回転駆動する。その後、空気タービン43を回転駆動した圧縮空気13は空気排出配管42を通じて外気へ排出されてゆく。このようにエアモータ52は空圧駆動方式のモータである。
軸47の他端には、ポンプ53としてターボポンプが接続されている。具体的には、図2のように、ターボポンプはの他端に装備されたポンプインペラ45と、そのポンプインペラ45を包囲するポンプケーシング46とを備える。
ポンプケーシング46とタービンケーシング44とは一体にされ、エアモータ52側とポンプ側とで流体の往来が発生しないように軸47の周りに沿ってシール49が施されている。これらのポンプケーシング46とタービンケーシング44は、支持脚50を介して架台51に据え付けられている。
ポンプ53の吸込み口には、潤滑油吸込配管40の一端が接続され、その他端は潤滑油プライミングポンプ入口配管34の途中に接続されている。ポンプ53の吐出口には、潤滑油吐出配管41の一端が接続され、その他端が潤滑油供給配管36に接続されている。その潤滑油吐出配管41の途中には、潤滑油28がポンプ53側に逆流しないように逆止弁が装備されている。
このような非常用ディーゼル発電設備は、発電用プラントが稼動し発電電力の出力運転が行われている場合、非常用ディーゼル発電設備は、電力を出力する必要が無いので、待機状態にあり、その発電用プラントの発電電力を電源として潤滑油プライミングポンプ
35の常時または間欠運転により潤滑油28を潤滑油タンク27から潤滑油プライミングポンプ入口配管34を通じて吸込んで潤滑油供給配管36を通じて軸受9,11に圧送することで軸受9,11に潤滑油28を供給し、軸受9,11から排出された潤滑油28は再度潤滑油タンク27内に潤滑油期間出口配管29を通じて戻されるという循環が成され、各軸受9,11に潤滑油膜の形成がなさる状態にある。
一方、発電用プラントが稼動を停止して発電電力の出力運転が行われていない場合、発電所外の外部電源からの電力の供給を受けて発電所内の電力消費機器側に供給する。しかし、その外部電源からの電力の供給も停止する停電状態発生時においては、潤滑油プライミングポンプ35を駆動するための電力の供給が受けられず、非常用ディーゼル発電設備が待機除外状態で且つ停電状態にある場合、軸受9,11は潤滑油膜が十分に形成されない状態となっている。
非常用ディーゼル発電設備が待機状態にある場合には、軸受9,11には潤滑油膜が焼付けが発生しないように形成されているので、圧縮空気供給弁37を閉じたまま空気貯槽12から圧縮空気13をディーゼル機関1のシリンダ3内に始動空気配管14を通じて供給し、その圧縮空気13の膨張力によりピストン4を動作することにより連接棒8を介してクランク軸7が回転され、各シリンダ3に着火が始まり燃料油16による始動に自動的に切替る。
燃料油16系は、燃料タンク15から燃料油配管17を通じて燃料油16を自重によりシリンダ3へ供給する。その燃料はシリンダ3内で吸気配管18を通じて吸込まれた空気と混合して高圧化で着火して爆発的に燃焼し、その際にピストン4を動作させてクランク軸7を回転させる。シリンダ3内に発生した燃焼ガスは排気配管19を通じて大気へ排気される。このような動作を繰り返してディーゼル機関1の運転が始まると、ディーゼル機関1のクランク軸7に接続された発電機2のロータ10も回転して発電機2が発電作用を起こし、発電機2から発電所内へ発電電力が供給されることになる。
ディーゼル機関1が運転されると、クランク軸7の回転と同期して機関付清水ポンプ
23と機関付潤滑油ポンプ26とが回転駆動する。そのため、冷却水冷却器20によって冷却された清水21が冷却水冷却器20から冷却水吸込配管22を通じて機関付清水ポンプ23によって吸込まれ、冷却水機関入口配管24を通じてシリンダ冷却室54のシリンダ3冷却器入口に圧送され、シリンダ冷却室54を流通してシリンダ3を冷却する。シリンダ3を冷却した清水21はシリンダ冷却室54内からシリンダ3冷却器出口から排出され冷却水機関出口配管25を通じて冷却水冷却器20に戻され、再度冷却しなおされてシリンダ3の冷却に再度用いられるという循環を繰り返す。
また、ディーゼル機関1が運転されるとクランク軸7の回転と同期して機関付潤滑油ポンプ26が駆動されるので、潤滑油タンク27内の潤滑油28が潤滑油タンク出口配管
30を通じて機関付潤滑油ポンプ26に吸込まれて潤滑油冷却器入口配管32を通じて潤滑油冷却器31へ吐出される。潤滑油冷却器31内で冷却された潤滑油28は潤滑油冷却器出口配管を通じて潤滑油供給配管36に入り、ついには各軸受9,11へ潤滑油28が供給される。各軸受9,11で潤滑に用いられた潤滑油28は潤滑油期間出口配管29を通じて潤滑油タンク27内に戻し入れられるという循環を繰り返す。
このようにして、ディーゼル機関1が始動した後には、潤滑油プライミングポンプ35を駆動しなくとも潤滑油28の軸受9,11への供給が可能となる。
発電プラントの発電出力運転が行われてない状態で非常用ディーゼル発電設備が停止し、待機除外状態にある場合に、発電所外からの給電が止まるような外部電源喪失(停電状態)が発生した状況下で、発電のために非常用ディーゼル発電設備を始動する場合には、以下により行う。
即ち、圧縮空気供給弁37を開くことにより、空気貯槽12からの圧縮空気13を圧縮空気供給配管38を介して潤滑油供給ポンプ39のエアモータ52へ供給する。このようにすると、圧縮空気13が空気タービン43を回転駆動するので、エアモータ52の軸
47と同軸のポンプインペラ45が同期して回転駆動される。そのため、潤滑油供給ポンプ39が潤滑油吸込配管40を通じて潤滑油タンク27内の潤滑油28を吸込み、潤滑油吐出配管41と潤滑油供給配管36とを順次通って各軸受9,11へ吐出される。
そのため、ディーゼル機関1の始動前に軸受9,11に供給されて潤滑油膜を軸受9,11に形成する。軸受9,11から排出された潤滑油28は潤滑油期間出口配管29を通じて潤滑油タンク27に戻される。このようにして、非常用ディーゼル発電設備が待機除外状態であって、且つ外部電源喪失(停電状態)という状況下でも各軸受9,11に潤滑油28を循環させて各軸受9,11における潤滑油膜の形成状態を維持する。
次に、記述の非常用ディーゼル発電設備の待機状態の場合と同様に、シリンダ3に空気貯槽12の圧縮空気13を供給してピストン4を駆動してディーゼル機関1の始動を開始させる。始動開始後には、ディーゼル機関1の各シリンダ3に着火が始まり燃料油16による始動に自動的に切替る。ディーゼル機関1が燃料油16による運転となった時点で圧縮空気供給弁37を閉じて潤滑油供給ポンプ39を止め、同じくシリンダ3への空気貯層からの圧縮空気13の供給も止める。
ディーゼル機関1が燃料油16による運転となった後には、記述の非常用ディーゼル発電設備の待機状態の場合と同様に、機関付潤滑油ポンプ26が軸受9,11への潤滑油
28の供給を司るので、潤滑油供給ポンプ39は停止させても差し支えない。
潤滑油供給ポンプ39による潤滑油28の軸受9,11への供給開始はディーゼル機関1の始動前が好ましいが、その始動と同時であっても、軸受9,11が焼付くことが無い程度に若干遅延しても良い。
ディーゼル機関1が燃料油16による運転となった後には、クランク軸7の回転と同期して発電機2のロータ10が回転駆動されるので、発電機2は発電作用を成して発電所内の電力消費機器へ給電することが出来る。
本発明は、発電所に装備される非常用ディーゼル発電設備に用いることが出来る。
本発明の一実施例による非常用ディーゼル発電設備の各系統の系統図である。 図1の潤滑油供給ポンプ部の詳細断面図である。
符号の説明
1…ディーゼル機関、2…発電機、3…シリンダ、4…ピストン、5…シリンダ冷却室入口、6…シリンダ冷却室出口、7…クランク軸、8…連接棒、9,11,48…軸受、10…ロータ、12…空気貯槽、13…圧縮空気、14…始動空気配管、15…燃料タンク、16…燃料油、17…燃料油配管、18…吸気配管、19…排気配管、20…冷却水冷却器、21…清水、22…冷却水吸込配管、23…機関付清水ポンプ、24…冷却水機関入口配管、25…冷却水機関出口配管、26…機関付潤滑油ポンプ、27…潤滑油タンク、28…潤滑油、29…潤滑油期間出口配管、30…潤滑油タンク出口配管、31…潤滑油冷却器、32…潤滑油冷却器入口配管、33…潤滑油冷却器出口配管、34…潤滑油プライミングポンプ入口配管、35…潤滑油プライミングポンプ、36…潤滑油供給配管、37…圧縮空気供給弁、38…圧縮空気供給配管、39…潤滑油供給ポンプ、40…潤滑油吸込配管、41…潤滑油吐出配管、42…空気排出配管、43…空気タービン、44…タービンケーシング、45…ポンプインペラ、46…ポンプケーシング、47…軸、
49…シール、50…支持脚、51…架台。

Claims (5)

  1. ディーゼル機関と、前記ディーゼル機関で駆動される発電機と、圧縮空気を用いて前記ディーゼル機関を始動させる起動装置と、前記ディーゼル機関及び前記発電機の少なくとも一方に組み込まれた回転軸の軸受とを備えたディーゼル発電設備において、
    前記軸受に潤滑油を供給する潤滑油供給ポンプと、前記圧縮空気で作動して前記潤滑油供給ポンプを駆動するエアモータとを備えたディーゼル発電設備。
  2. 請求項1において、前記潤滑油供給ポンプは、前記圧縮空気によって駆動されるターボポンプであるディーゼル発電設備。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記圧縮空気を蓄える空気貯槽を備え、前記空気貯層から前記エアモータと前記起動装置とに前記圧縮空気を供給可能としてあるディーゼル発電設備。
  4. 圧縮空気を動力源とする起動装置でディーゼル機関を始動させ、前記ディーゼル機関で発電機を駆動すると共に、前記ディーゼル機関及び前記発電機の少なくとも一方に組み込まれた回転軸の軸受へ潤滑油を供給するディーゼル発電設備の運転方法において、
    停電発生時に、前記圧縮空気でエアモータを作動させ、前記エアモータで潤滑油供給ポンプを駆動し、前記潤滑油供給ポンプで前記軸受に前記潤滑油を供給する運転を実施するディーゼル発電設備の運転方法。
  5. 請求項4において、停電発生時に前記圧縮空気を貯留する空気貯槽から前記起動装置と前記エアモータへ供給することを特徴としたディーゼル発電設備の運転方法。
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