JP2007091251A - 充填包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】酸素吸収層で内部の酸素を吸収し、剛性層で袋自体の剛性を維持することができるとともに、芳香バリア層で酸素吸収層で副生成物が発生しても発生臭の成分が内部の食品等の収納物に移行することがない充填包装体を提供する。
【解決手段】充填包装体1は、積層フィルムを筒状に湾曲してその両側縁部を重ね合わせ、この重ね合わせ部の先端側に帯状の非シール部5を残して形成された縦シール部2a、2bと、縦シール部2a、2bの長手方向両端部にそれぞれ交差するように形成された横シール部3、4とを有する三方シール袋に被充填物が充填されている。積層フィルム10は、水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の外側に剛性樹脂層を内側に芳香バリア層を有し、最内層にシーラント層を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、酸素吸収層と剛性樹脂層による積層フィルムからなり充填包装体であって、酸素吸収性に優れ、かつ剛性が維持されるとともに、酸素吸収層で副生成物が発生しても発生臭の成分が内部の食品等の収納物に移行することがない充填包装体に関するものである。
実開昭64−53075号公報には、積層フィルムを筒状に湾曲して両側縁部をオーバーラップさせて重ね合わせ部を形成し、外面側の側縁部につまみ片となる帯状の非シール部を残した状態で複数の易開封性シールによる縦シール部を略平行に形成し、ペースト状食品等の粘稠性液体を充填したのち、長手方向両端にそれぞれ易開封性シールによる横シール部を形成したものが記載されている。
また、特表2004−527395公報には、超高酸素バリアフィルムが記載されており、高い酸素バリア性を有する積層体については、特開平6−115569号公報に記載がある。
上記特表2004−527395公報または特開平6−115569号公報に開示されたフィルムは、酸素吸収層の記載はあるものの充填包装体の課題及びその課題を解決する着想についての記載はない。
実開昭64−53075号公報 特表2004−527395公報 特開平6−115569号公報
上記特許文献1に開示されている充填用の包装体にあっては、被充填物を充填した際、ヘッドスペースにどうしても数パーセントの空気が入ることは避けがたいが、気体を窒素置換させても酸素をすべて取り除くことは困難であるので、内部に残留する酸素による酸化劣敗を抑制する必要がある。
しかし、酸素バリア樹脂のみで酸化劣敗を防ごうとすると樹脂が厚くならざるを得ないので、フィルムが剛直化(ゴワゴワ)して製袋時フィルムがフォーマーに引っ掛かり安定した運転が困難となり、また、横シール時、縦シール部と横シール部の重なる部分でシールの熱が伝わり難くシール不良が発生する虞がある。
本発明は、上記従来の技術の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであって、充填包装体を水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の外側に剛性樹脂層を内側に芳香バリア層を有し、最内層にシーラント層を有する積層フィルムで構成することにより、酸素吸収層で内部の酸素を吸収することができ、かつ剛性層で袋自体の剛性を維持することができるとともに、芳香バリア層で酸素吸収層で副生成物が発生しても発生臭いの成分が内部の食品等の収納物に移行することがない充填包装体を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る充填包装体は、積層フィルムを筒状に湾曲して両側短部をオーバーラップさせて重ね合わせた縦シール部と、上記縦シール部の長手方向両端部のそれぞれ交差して形成された横シール部を有する三方シール袋に非充填物が充填された充填包装体において、上記積層フィルムは、水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の外側に剛性樹脂層を内側に芳香バリア層を有し、最内層にシーラント層を有することを特徴とするものである。
ここに積層フィルムは、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリアミド等の水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエン(例えば官能性のポリブタジエン)と金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の外側にポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、防湿セロファン、ポリアミド等の剛性樹脂層を内側にエチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリアミド等の芳香バリア層を有し、最内層にポリエチレン、ポリアミド等のシーラント層を有するものである。
また、本発明の請求項2に係る充填包装体は、請求項1記載の充填包装体において、酸素吸収層の水分感受性酸素バリア樹脂がポリアミド、剛性樹脂層がポリアミド及び/またはエチレンービニルアルコール共重合体、芳香バリア層がエチレンービニルアルコール共重合体、シーラント層がポリエチレンまたはポリプロピレンであり、上記の積層構造を共押出しインフレーション法により一体に成形したことを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係る充填包装体は、請求項1記載の充填包装体において、酸素吸収層の水分感受性酸素バリア樹脂がポリアミド、剛性樹脂層がポリエチレンテレフタレート及び/またはポリブチレンテレフタレート、芳香バリア層がエチレンービニルアルコール共重合体、シーラント層がポリプロピレンであり、上記の積層構造を共押出しインフレーション法により一体に成形したことを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係る充填包装体は、請求項1記載の充填包装体において、水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の外側に剛性樹脂層を内側に芳香バリア層を有する延伸された基材フィルムを共押出しのキャスチングにて構成し、上記基材フィルムの裏面に印刷を付した後、基材フィルムとシーラントフィルムとをドライラミネーションにて接着したことを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る充填包装体は、請求項1記載の充填包装体において、水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の両側にエチレンービニルアルコール共重合体を配置したフィルムを共押出しのキャスチングにて構成し、上記フィルムと剛性樹脂層であるポリエチレンテレフタレート及び/またはポリブチレンテレフタレートをドライラミネーションにて接着し、さらに上記フィルムとシーラントフィルムとをドライラミネーションにて接着したことを特徴とするものである。
本発明の請求項6に係る充填包装体は、請求項1記載の充填包装体において、水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の両側にエチレンービニルアルコール共重合体を配置したフィルムを共押出しのキャスチングにて構成し、上記フィルムと剛性樹脂層である芳香族ポリアミドをドライラミネーションにて接着することを特徴とするものである。
本発明の請求項7に係る充填包装体は、請求項1記載の充填包装体において、水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の両側にエチレンービニルアルコール共重合体を配置したフィルムを共押出しのキャスチングにて構成し、上記フィルムと剛性樹脂層である防湿性に優れた延伸ポリエチレンをドライラミネーションにて接着することを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る充填包装体によれば、酸素吸収層で内部の酸素を吸収することができ、かつ剛性層で袋自体の剛性を維持することができるとともに、酸素吸収層で副生成物が発生しても発生臭いの成分が内部の食品等の収納物に移行することがない。
本発明の請求項2に係る充填包装体によれば、収納物の酸化劣敗を防ぎ、収納物の臭いの移行もなく袋としての剛性も維持できるので運搬時また使用時、破袋やピンホールのおそれもない。このため、本発明に係る充填包装体は、この形態が最も好適である。
本発明の請求項3に係る充填包装体によれば、剛性層は剛性とともに酸素バリア性、耐熱性、非水分透過性に優れる。従って、レトルト130度以上のレトルト殺菌に耐える包装体を得ることができる。
本発明の請求項4に係る充填包装体によれば、美麗な印刷性を達成でき、さらに延伸した基材フィルムを使用することにより、剛性その他の機械的強度を向上し、運搬時また使用時の破袋やピンホールを防ぐことができる。
本発明の請求項5に係る充填包装体によれば、剛性層は剛性とともに酸素バリア性、耐熱性、非水分透過性に優れ、さらに美麗な印刷性を達成することができる。
本発明の請求項6に係る充填包装体によれば、剛性とともに酸素バリア性、耐熱性のバランスに優れる。
本発明の請求項7に係る充填包装体によれば、外側に防湿層を有するので、水分の影響を受けやすい乾燥食品、電子部品、フィッシング用餌等の収納包装体として好適である。
図1は本発明に係る充填包装体の斜視図、図2は本発明に係る充填包装体の製造装置の一例を示す説明図である。
図1に示すように、充填包装体1は、ピロー包装機を用いて積層フィルム10より製造されたものである。積層フィルム10は、水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の外側に剛性樹脂層を内側に芳香バリア層を有し、最内層にシーラント層を有しており、110〜180℃望ましくは120〜130℃の比較的低温で熱溶着ができ、熱溶着部のシール強度を所定の値に安定して調整することができる。
充填包装体1は、積層フィルム10を筒状に湾曲させてその両側端部をオーバーラップさせた重ね合わせ部を形成し、この重ね合わせ部における外面側になっている一方の側縁部の先端側に指で摘める程度の幅(10〜20mm)の帯状の非シール部5を残した状態で第1の縦シール部2aを略平行に形成するとともに、第1の縦シール部2aの内側(反非シール部側)に略平行に第2の縦シール部2bを所定の間隔をおいて形成して筒状体にする。
ついで、前記筒状体に所定量の被充填物を充填し、両横シール部3、4を縦シール部2a、2bと交差するようにそれぞれ形成して密封する。
縦シール部2a、2bおよび両横シール3、4は、充填包装体1から被充填物を取り出すために開封する前には、縦シール部2a、2bおよび両横シール部3、4が剥離することがなく、開封する際には帯状の非シール部5を指で摘んで引っ張るだけで容易に縦シール部2a、2bおよび両横シール部3、4が剥離するような凝集剥離易開封性シールからなる。なお、縦シール部2a、2bのシール幅は15mm未満にするとよい。
凝集剥離易開封性シールは、シール層自体が破壊されて剥離するものであって、剥離時に糸引きが生じない。よって、被充填物に混入のおそれがない。また、滑らかな剥離感でシール強度が安定しており、温度依存性が非常に少ない。さらに、剥離面は真っ白な剥離痕が生じる。この真っ白な剥離痕は、シールが適性にできているかどうか剥離により目視確認ができることから、包装工程上でのシール状況の確認にも役立てることができる。その結果、被充填物の信頼性が保たれる。
被充填物は、ケチャップ、マヨネーズ、フラワーペーストなどの粘性物、清涼飲料水などの液体、冷凍餃子などの固形物などである。特に充填時は流動性を有し、包装後の常温または冷蔵時の使用形態においては保形性を維持できる粘性物が充填包装適正に優れる。
積層フィルム10を構成する酸素吸収層の水分感受性酸素バリア樹脂が、ポリアミド、剛性樹脂層がポリアミド及び/またはエチレンービニルアルコール共重合体、芳香バリア層がエチレンービニルアルコール共重合体、シーラント層はポリエチレンまたはポリプロピレンであり、上記の積層構造を共押出しインフレーション法により一体に成形すると、収納物の酸化劣敗を防ぎ、収納物の臭いの移行もなく袋としての剛性も維持できるので運搬時また使用時、破袋やピンホールのおそれがない。
また、酸素吸収層の水分感受性酸素バリア樹脂がポリアミド、剛性樹脂層がポリエチレンテレフタレート及び/またはポリブチレンテレフタレート、芳香バリア層がエチレンービニルアルコール共重合体、シーラント層がポリプロピレンであり、上記の積層構造を共押出しインフレーション法により一体に成形することにより、剛性層は剛性とともに酸素バリア性、耐熱性、非水分透過性に優れる。従って、レトルト130度以上のレトルト殺菌に耐える包装体を得ることができる。
また、水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の外側に剛性樹脂層を内側に芳香バリア層を有する延伸された基材フィルムを共押出しのキャスチングにて構成し、上記基材フィルムの裏面に印刷を付した後、基材フィルムとシーラントフィルムとをドライラミネーションにて接着することにより、剛性その他の機械的強度を向上し、運搬時また使用時の破袋やピンホールを防ぐことができる。
また、水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の両側にエチレンービニルアルコール共重合体を配置したフィルムを共押出しのキャスチングにて構成し、上記フィルムと剛性樹脂層であるポリエチレンテレフタレート及び/またはポリブチレンテレフタレートをドライラミネーションにて接着し、さらに上記フィルムとシーラントフィルムとをドライラミネーションにて接着することにより、剛性層は剛性とともに酸素バリア性、耐熱性、非水分透過性に優れ、さらに美麗な印刷性を達成することができる。
また、水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の両側にエチレンービニルアルコール共重合体を配置したフィルムを共押出しのキャスチングにて構成し、上記フィルムと剛性樹脂層である芳香族ポリアミドをドライラミネーションにて接着することにより、剛性とともに酸素バリア性、耐熱性のバランスに優れたものが得られる。
また、水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の両側にエチレンービニルアルコール共重合体を配置したフィルムを共押出しのキャスチングにて構成し、上記フィルムと剛性樹脂層である防湿性に優れた延伸ポリエチレンをドライラミネーションにて接着することにより、外側に防湿層を有するので、水分の影響を受けやすい乾燥食品、電子部品、フィッシング用餌等の収納包装体として好適なものが得られる。
次に、本発明に係る充填包装体の製造方法について、本実施例の充填包装体を図2に示すようなピロー包装機110を用いて製造する場合を例に挙げて説明する。
(1)図2は、定常運転時における積層フィルム10の繰り出し完了時を示す。開閉自在なしごきロール115を閉じて分離前の充填包装体1aの上方開放部側をしごいて偏平化したしごき部8に、開閉自在な第1横シール機116および第2横シール機117からなる横シール機を閉じて上流側から下流側に順次、下方の横シール部4となる領域と上方の横シール部3となる領域の易開封性シール強度の溶着部を形成し、開閉自在なプレス兼カッタ118を開いて、製造された充填包装体1をコンベア130上に落下させている。
第1横シール機116および第2横シール機117は、それぞれ独立して溶着条件を設定することができる。第1横シール機116および第2横シール機117をほぼ同一の溶着圧力とし、第1横シール機116の溶着温度と第2横シール機117の溶着温度は凝集剥離易開封性シールが得られる温度に設定することにより、易開封性を有する上方の横シール部3となる領域および下方の横シール部4となる領域を同時に形成する。
(2)上記(1)ののち、ホッパ111より所定量の被充填物Wを投入して筒状体7内に逐次充填する。
(3)しごきロール115、第1横シール機116および第2横シール機117を開いたのち、送りロール114を回転させることにより、分離前の充填包装体1aとともに筒状体7およびこれに続く積層フィルム10を所定の長さだけ繰り出す。
繰り出された積層フィルム10は、複数の繰り出しロール120、121を経てフォーマ112に導かれ、フォーマ112を通過する間に筒状に湾曲されて両側縁部がオーバーラップされた重ね合わせ部6(図2参照)が形成される。ついで、この重ね合わせ部6が縦シール機113を通る間に熱溶着されて、易開封性シール強度を有する縦シール部2a、2bが、つまみ片となる帯状の非シール部5を残した内側部位に略平行に形成されて連続した筒状体7が形成される。
一方、筒状体7の被充填物Wが充填された部分がしごきロール115を通過した時点において、しごきロール115を閉じて筒状体7における充填された被充填物Wの上流側をしごいて偏平化させ、しごき部8を形成する。
(4)第1横シール機116および第2横シール機117を閉じて、しごき部8を熱溶着することにより、上方の横シール部3となる領域と下方の横シール部4となる領域とからなる溶着部を形成して分離前の充填包装体1aを製造する。
(5)プレス兼カッタ118を閉じて分離前の充填包装体1aが接続されている溶着部である下方の横シール部4となる領域および上方の横シール部3となる領域とを挟圧するとともに両者の境界を二分割して充填包装体1をコンベア130上へ落下させる。
本発明に係る充填包装体の斜視図である。 本発明に係る充填包装体の製造装置の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 充填包装体
2a、2b 縦シール部
3、4 横シール部
5 帯状の非シール部

Claims (7)

  1. 積層フィルムを筒状に湾曲して両側短部をオーバーラップさせて重ね合わせた縦シール部と、上記縦シール部の長手方向両端部のそれぞれ交差して形成された横シール部を有する三方シール袋に非充填物が充填された充填包装体において、上記積層フィルムは、水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の外側に剛性樹脂層を内側に芳香バリア層を有し、最内層にシーラント層を有することを特徴とする充填包装体。
  2. 酸素吸収層の水分感受性酸素バリア樹脂がポリアミド、剛性樹脂層がポリアミド及び/またはエチレンービニルアルコール共重合体、芳香バリア層がエチレンービニルアルコール共重合体、シーラント層がポリエチレンまたはポリプロピレンであり、上記の積層構造を共押出しインフレーション法により一体に成形したことを特徴とする請求項1記載の充填包装体。
  3. 酸素吸収層の水分感受性酸素バリア樹脂がポリアミド、剛性樹脂層がポリエチレンテレフタレート及び/またはポリブチレンテレフタレート、芳香バリア層がエチレンービニルアルコール共重合体、シーラント層がポリプロピレンであり、上記の積層構造を共押出しインフレーション法により一体に成形したことを特徴とする請求項1記載の充填包装体。
  4. 水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の外側に剛性樹脂層を内側に芳香バリア層を有する延伸された基材フィルムを共押出しのキャスチングにて構成し、上記基材フィルムの裏面に印刷を付した後、基材フィルムとシーラントフィルムとをドライラミネーションにて接着したことを特徴とする請求項1記載の充填包装体。
  5. 水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の両側にエチレンービニルアルコール共重合体を配置したフィルムを共押出しのキャスチングにて構成し、上記フィルムと剛性樹脂層であるポリエチレンテレフタレート及び/またはポリブチレンテレフタレートをドライラミネーションにて接着し、さらに上記フィルムとシーラントフィルムとをドライラミネーションにて接着したことを特徴とする請求項1記載の充填包装体。
  6. 水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の両側にエチレンービニルアルコール共重合体を配置したフィルムを共押出しのキャスチングにて構成し、上記フィルムと剛性樹脂層である芳香族ポリアミドをドライラミネーションにて接着することを特徴とする請求項1記載の充填包装体。
  7. 水分感受性酸素バリア樹脂に酸化可能なポリジエンと金属塩触媒を含む酸素吸収層、及び上記酸素吸収層の両側にエチレンービニルアルコール共重合体を配置したフィルムを共押出しのキャスチングにて構成し、上記フィルムと剛性樹脂層である防湿性に優れた延伸ポリエチレンをドライラミネーションにて接着することを特徴とする請求項1記載の充填包装体。
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